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西町区地名調査報告書 完成
伊那市西町区に残る地名の由来などについて調べた西町区地名調査報告書がこのほど完成しました。 報告書は伊那市教育委員会がすすめる地名調査事業を受け西町区地名調査委員会が作成したものです。 報告書には常会名の由来や、現在も残っている古い時代からの地名のほか、後世に残したい地名などが記されています。 19日は西町公民館で西町区地名調査委員会の会合が開かれ区内の各種団体に報告書が贈呈されました。 委員会では去年6月から古文書の読み取りや地域住民からの聞き取り、現地調査などを行い報告書を作成してきました。 報告書は200部作られ地区の関係者などに配られるほか公民館や集会所などに置かれ自由に見ることができます。
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信州ブレイブウォリアーズが伊那市の敬愛幼稚園を訪問
2月27日と28日に伊那市で公式戦があるプロバスケットボールチーム信州ブレイブウォリアーズの選手が22日、伊那市の緑ヶ丘敬愛幼稚園を訪れ園児と交流しました。 園児は小さなバスケットボールを持ち5つのチームに分かれてリレーを行いました。 緑ヶ丘敬愛幼稚園を訪問したのは、キャプテンの齊藤洋介選手とジョー・ウォルフィンガー選手、棟方公寿ヘッドコーチなどです。 伊那大会を前に小さな子どもにもバスケットボールに親しんでもらおうと初めて企画しました。 子ども達は身長2m13センチのウォルフィンガー選手の回りを駆け足で回っていました。 信州ブレイブウォリアーズが福島ファイヤーボンズと対戦する伊那大会は27日(土)と28日(日)に伊那市の市民体育館で開かれます。 伊那ケーブルテレビではその観戦チケット引換券を6人の方にプレゼントします。 ウォリアーズは、来シーズンから、全国の統一リーグ「Bリーグ」の所属になります。 それに伴いホームの千曲市での試合開催が中心となる事から伊那での公式戦は今回が最後になるという事です。 <チケットのプレゼントは先着順で申し込みは伊那ケーブルテレビ放送部まで 電話0265-73-2022>
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西箕輪小 年長児と小学生が交流
小学校への入学を前に保育園児と小学生の交流会が22日、伊那市の西箕輪小学校で開かれました。 22日は、西箕輪小学校の5年生と入学予定の年長園児51人がペアを組み学校内でスタンプラリーをしました。 スタンプラリーは、入学を前に学校の施設を知ってもらおうと行うもので、1年生のトイレや保健室など13か所を回りました。 移動の途中では、児童が園児に次に向かう場所の説明をしていました。 西箕輪小学校では、4月から6年生になる児童と入学を控えた年長児が交流する事で学年を超えた繋がりを体験してもらい、学校生活に早く慣れてもらおうと毎年この時期に交流会を開いています。 スタンプラリーは、30分ほどで終了となりましたが、中には13か所すべて回ったペアもいました。 西箕輪小学校の入学式は、4月6日に行われる予定です。
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伊那市新年度一般会計当初予算案 325億円
伊那市は、総額325億3千万円の平成28年度の一般会計当初予算案を、22日発表しました。今年度の当初予算と比べ5億1千万円、率にして1.6%増で、予算額は合併後2番目の規模となっています。 平成28年度の一般会計当初予算案の総額は325億3千万円で、今年度の当初予算と比べ5億1千万円、率にして1.6%増となっています。 主な新規事業は、新山地区でICTを活用した買い物や路線バスで商品を配送する買い物弱者支援事業に90万円。 新伊那市発足10周を記念の式典の開催など記念事業の実施に3,100万円。 高校生の入院に対して、市が独自に医療費を給付する事業に200万円となっています。 他に、小黒川パーキングエリアスマートトインターチェンジ設置に向けた工事委託や接続する市道の改良に1億3,900百万円。 環状南線の建設に向けた用地買収などに2億500万円などとなっています。 伊那市の平成28年度の一般会計当初予算案は、3月議会に提出されます。
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南箕輪村平成28年度当初予算案 過去最大の65億7千万円
南箕輪村は総額65億7千万円の平成28年度一般会計当初予算案を、22日発表しました。 今年度の当初予算と比べ4億5千万円、率にして7.4%増で、予算額は過去最大となっています。 平成28年度の一般会計当初予算案の総額は、過去最大の65億7千万円で、今年度の当初予算と比べ4億5千万円、率にして7.4%増となっています。 人口増加に伴う施設不足への対応としての主な新規事業は、南箕輪小学校の児童数増に伴い建設される、仮称「こども館」の建設に5億3千万円。 園児数増に伴う北部保育園の増改築に1億5,100万円。 南箕輪中学校特別教室棟の生涯学習施設建設に2億1,500万円となっています。 他に、空き家の把握や区の業務を支援する集落支援員事業に260万円。 味工房で活動する地域おこし協力隊事業に800万円。 セラピーロード10周年となる大芝高原の自然を活かしたイベントに160万円などとなっています。 村では、来年度で人口増加に伴う施設不足の解消に一定の目途が立つ見通しだとしています。 唐木村長は「村は人口が増えているが時代は人口減少の時代なので、新年度は地域づくり推進課を設置し移住・定住にも取り組んでいく体制も整えている」と話しました。 南箕輪村の平成28年度の一般会計当初予算案は、3月議会に提出されます。
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南小ドラゴンズ卒団式
南箕輪村の少年野球チーム南小ドラゴンズの卒団式が20日、行われました。 20日は、伊那市の信州INAセミナーハウスで卒団式が行われ、卒団する7人が拍手の中入場しました。 式では、岩波秀幸前監督が選手一人一人にはなむけの言葉を添えて卒団アルバムを手渡しました。 新キャプテンの福澤奏多君は「南小ドラゴンズでの経験を活かし中学校でも頑張って下さい」とエールを送りました。 卒団生を代表して根津祐基くんは「南小ドラゴンズでの経験はこれから、それぞれの道で活かされると思います。中学校でも頑張りたいです。」と話していました。
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間伐材の効率的な搬出作業学ぶ
伊那市ますみヶ丘の住民有志グループ「西地区環境整備隊」と、組立式の木製キットづくりに取り組んでいるキーズプロジェクトは、ますみヶ丘マレットゴルフ場で木材の搬出についての講習会を21日開きました。 講習会は、現在はほぼ薪として利用されている間伐材について、状態の良いものは販売し森林整備活動の資金を得ていこうと初めて開かれました。 伊那市の「森の技」共育研究所の藤原祥雄さんが講師を務め、グループのメンバーおよそ20人が参加しました。 参加者は搬出専用の機械を使った効率的な作業の進め方を教わりました。 藤原さんは、木材にワイヤーをかけるときは、金具よりも太い木の枝を使った方が作業時間の短縮につながる事や、トラックへの効率的な木の並べ方を紹介しました。 また、材として価値をあげるためには、枝をすべて切り落とす事や、根本はまっすぐに切り落とす事が大切とアドバイスしていました。 今回搬出したアカマツは、キーズプロジェクトに販売することになっています。
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病院から市へ 虐待の通報時に提出するシートの作成始まる
伊那市は、高齢者や障害者、子どもなどの虐待を医療機関が市に通報する際に使用する共通の記入シートの作成を始めました。 来年4月からのシートの運用を目指します。 シート作成のためのワーキングチームが発足し、17日、1回目の会議が開かれました。 医師会や、弁護士会、子ども相談室、行政の担当者などで構成されています。 会議では、医療機関が虐待を発見した場合、市に通報する際に提出するシートの案が示されました。 身体的虐待、心理的虐待、介護の放棄など虐待の種類を記入する欄や、アザや傷などの箇所を記入する欄など、虐待を受けている高齢者や障害者、子どもの情報を記入するものです。 ワーキングチームのメンバーからは「虐待によって医療機関に運ばれてくるのは診療時間外の救急搬送がほとんどだ。シートを作る事自体はとても良いが、緊急時に電話でいつでも通報できるしくみづくりが必要だと思う」などの意見が出ていました。 ワーキングチームは、高齢者や障害者の権利を守る「伊那市権利擁護ネットワーク連絡会」の下部組織で、シートはそこでの情報共有を図るため作成されます。 1年かけて検討し、来年4月からの運用を目指します。
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フルートアンサンブルコンサート
春をよぶフルートアンサンブルコンサートが伊那市のいなっせで21日、開かれました。 コンサートは、フルート愛好家などでつくる伊那フルートアンサンブルが開いたもので、今年で13回目です。 21日は、クラシックや歌謡曲、アニメソングなど13曲が披露され訪れた人たちはフルートが奏でる音色に聞き入っていました。
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地震に強い家づくりを考える勉強会
大規模地震に備え、地震に強い家づくりを考える勉強会が20日、伊那市高遠町の高遠町図書館で開かれました。 勉強会では、伊那市美原の建築士丸山幸弘さんが「地震災害から考える家づくり」について話しました。 丸山さんは、「地震災害に備えるためには家を建てる地盤の選び方が最も重要だ」と説明しました。 伊那市の市街地にも活断層が通っているほか、河岸段丘の上は特にリスクが高いということです。 丸山さんは、「山間地や傾斜地など、盛り土や切り土をした場所は地滑りが起こりやすい。どういう地盤なのか調べてから土地を選び家を建てたほうが良いです」と話していました。 勉強会は、市内の建築設計事務所7社で作る信州伊那谷スタイルの建築を創る会が開きました。
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竜東九条の会 安全保障関連法学習会
伊那市の住民有志でつくる竜東九条の会は、安全保障関連法の学習会を20日福島公民館で開き、元長野県校長会会長で手良九条の会会長の北原明さんが講演しました。 北原さんは、太平洋戦争と平和憲法と題して講演しました。 北原さんは、「太平洋戦争のように、軍人が権力を握って政治を支配していく世の中を二度と生み出してはならない」と訴えていました。 また表現の自由を定める憲法21条についての自民党改正草案をあげ、「表現の自由を保障するという文がある一方、公益および公の秩序を害する活動は認められないといった項目がある。公益や公の秩序が何かを判断するのは時の権力となり、とても怖いことだ」と話していました。 学習会は竜東地域の13地区の住民有志で作る竜東九条の会が開いたもので、会員や一般など38人が参加しました。 竜東九条の会では、安保関連法廃止を求める全国2000万人の統一署名に賛同していて、署名運動に広く取り組んでいくとしています。
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不折に続け 子どもたちの書初め書道展
第3回「伊那谷で育った中村不折に続け!子どもたちの書初め書道展」が20日から伊那市の伊那文化会館で始まりました。 会場には上伊那地域と松川町の小学校5、6年生から応募のあった作品およそ450点が展示されています。 展示に先駆けオープニングセレモニーが行われ、全展示作品の中から選ばれた90人が表彰されました。 最高賞の中村不折賞には2年連続赤穂南小学校6年の中嶋珠久さんが選ばれました。 中村不折は、江戸時代の終わりに東京で生まれ、明治時代になってから母のふるさとの高遠で少年時代を過ごした伊那にゆかりのある書家、画家です。 この書道展は、郷土の偉人について子どもたちに知ってもらいたいと2014年から始まりました。 上伊那書道協会の池上信子会長は、「子どもたちが書を続けていくことで伝統を受け継いでいくことができる。これからもずっと筆に親しんでもらいたい。」と話していました。 なお、会場には中村不折の書なども展示されています。 子どもたちの書き初め書道展は28日日曜日まで伊那文化会館に展示された後、アルプス中央信用金庫各支店に順次展示されます。
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箕輪町出身プロレスラー征矢学さん 握手会
箕輪町木下出身のプロレスラー征矢学選手の握手会が、20日、伊那市と箕輪町で開かれました。 このうち地元箕輪町のながたの湯には、色紙を持って訪れたファンや入浴客などが征矢選手と握手をしていました。 征矢選手は、プロレスラーの武藤敬司さんが代表を務めるWRESTLE-1に所属するプロレスラーです。 3月11日に伊那市の市民体育館で行われる試合をPRしようと、今回のサイン会が企画されました。 地元での試合開催は平成23年にながたドームで開いて以来で、WRESTLE-1所属後は初めてです。 征矢選手は、「地元の人の応援が力になる」と話し、多くの来場を呼び掛けています。 WRESTLE-1伊那大会は、3月11日金曜日午後6時30分から、伊那市民体育館で開かれます。 前売り券は、チケットぴあや地元のスポーツ用品店などで販売されています。
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震災から間もなく5年 二胡チャリティーコンサート
東日本大震災から間もなく5年が経ちます。 伊那市など県内各地で教室をもつ二胡奏者劉鉄鋼さんは、復興支援チャリティーコンサートを20日、伊那市の創造館で開きました。 中国出身で諏訪市在住の劉さんは、県内5か所でおよそ200人の生徒に二胡の演奏を指導しています。 二胡を通して被災地のために何かできないかと考えた劉さんは、震災以降教室の生徒とともに2度にわたり現地を訪れ、ボランティアコンサートを開いています。 震災から5年を迎えるにあたり、被災地への思いを新たにするとともに支援の輪を広げていこうと、今回チャリティーコンサートを企画しました。 親交のある富士見町在住のジャズピアニスト越智健二さんのピアノ演奏に合わせサザンオールスターズのTSUNAMIや劉さんのオリジナル曲などおよそ10曲を披露しました。 演奏の合間には、地震発生直後や復興が進んでいる被災地の様子が映像で紹介されました。 コンサートの最後には、東日本大震災の復興支援ソング「花は咲く」を演奏しました。 入場料の他、CDの売り上げの一部は、被災地に義援金として送るということです。
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箕輪町富田 温室ガーデン和らぎで洋らん展示会
上伊那を中心に中南信地方の愛好者でつくる洋らんの花を咲かせる会の展示会が、20日と21の2日間、箕輪町富田の温室ガーデン和らぎで開かれています。 会場には、会員およそ30人が丹精こめて育てた洋ラン290点ほどが展示されています。 カトレアやシンビジウムなどおよそ50種類です。 洋らん展は毎年開かれていて、今回で15回を数えます。 去年の夏雨が続き気温が低かったことから大型の花が早く咲いてしまったということですが、例年より多くの種類がそろっているということです。 期間中は、花の販売も行っている他、花が当たる抽選会などもあります。 展示会は、21日まで、箕輪町富田の温室ガーデン和らぎで開かれています。
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山村地域活性化をテーマにセミナー
伊那市の山村地域の活性化をテーマにしたセミナーが19日、伊那市高遠町の総合福祉センターで開かれました。 セミナーでは東京農業大学の上原巌教授が「信州・伊那谷の身近で新たなバイオマスの発信」というテーマで話をしました。 上原教授は高遠町の山林に多くあるカラマツは空気を浄化する作用があるほかカラマツの木炭を使った挿し木苗は根付きがよいと説明しました。 またバイオマスとは燃料だけでなく医薬品としての用途もあるとしたうえで、「樹木のもつ香りや薬用成分を生かした新たなバイオマスとして活用できるのではないか」と話していました。 セミナーは国の山村活性化支援交付金を活用して開かれたもので会場にはおよそ70人が集まりました。 高遠町の藤沢地区が山村活性化のモデル地区となっていて伊那市では地元と行政、大学などが連携して地域資源をいかした活性化策を模索していくことにしています。
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伊那市の公用車に初の電気自動車を導入
伊那市は、公用車に電気自動車を初めて導入しました。 電気自動車の普及を進める日産自動車の事業で、市に3年間無料で貸し出されます。 18日、市役所で長野日産自動車㈱の茶谷昭二事業推進部長から白鳥孝市長に記念のレプリカキーが手渡されました。 市に貸与されたのは2人乗り用バンの電気自動車です。 これまで電気とガソリン両方で動くハイブリット車はありましたが、電気のみの車は初めての導入です。 日産自動車では、電気自動車の活用事例を集め普及を図ろうと全国の自治体を対象に貸し出しを行っています。 長野県内では10の自治体が対象となっていて、伊那市が初めての貸し出しとなりました。 排気ガスが出ない事から、長谷総合支所に配置し南アルプス林道のパトロールなどに使用するほか、災害時の非常用電源として活用する予定です。 白鳥市長は「ユネスコエコパークに登録されている南アルプスで、エコに取り組んでいる事を登山者などにPRしていきたい」と話していました。 専用の200Vのコンセントを設置すれば家庭用電源でも充電できます。 8時間で満充電となり、一般道で約180㎞走行できるという事です。
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シニア大学伊那学部 97人が卒業
高齢者の社会参加をすすめる長野県シニア大学伊那学部の卒業式が、19日伊那市のいなっせで行われました。 今年度、伊那学部を卒業するのは、2年間の課程を修了した97人です。 シニア大学は、県内在住の60歳以上の男女を対象に、高齢者の社会参加や生きがいづくりを図ろうと長野県長寿社会開発センターが行っているものです。 伊那学部では、医療・健康に関する教養講座や、趣味の活動を広げる実技講座など、2年間でおよそ60時間学んできました。 在校生を代表して、小松寛さんは「これからは体力、気力を持って仲間づくり・健康づくりなど人生を謳歌してください」と述べました。 卒業生を代表して守屋武夫さんは「小さなことでも社会のためにやるということを学んだ。今後は、学んだことを地域で活かし自主自立の思いを持ち続けることを誓います」と述べました。 今年度の卒業生の平均年齢は69.2歳で、最高齢は男女共に81歳です。
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箕輪町平成28年度当初予算案 12.4%増の98億円
箕輪町は、総額98億9,800万円の平成28年度の一般会計当初予算案を、19日に発表しました。 今年度の当初予算と比べ10億9,100万円、率にして12.4%増で、予算額は過去最大となっています。 平成28年度の一般会計当初予算案の総額は、過去最大の98億9,800万円で、今年度の当初予算と比べ10億9,100万円、率にして12.4%増となっています。 主な新規事業は、沢保育園の建設事業費に7億2,400万円。 図書館の耐震補強工事事業に6,100万円。 松くい虫による松枯れの被害拡大を防ぐための松林保護樹林造成事業に2,900万円となっています。 他に、町内の大型商業施設内で子育て世代や障がい者、高齢者など幅広い世代の人が交流する場を設けるための新設費用に、4,000万円。 企業間の技術面からのマッチングを支援する人材の配置に400万円などとなっています。 白鳥町長は「町外に出た若者や女性に戻ってきてもらえるような町づくりや魅力の発信が重要だ」と述べました。 箕輪町の平成28年度の一般会計当初予算案は、3月議会に提出されます。
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伊那まつり テーマは「つなぐ」
今年の第44回伊那まつりの実行委員会が19日、伊那市役所で開かれ、テーマは「つなぐ」に決まりました。 今年伊那市が合併して10周年にあたることからテーマを「つなぐ」としました。 伊那、高遠、長谷をつなぎ、未来へつなげるとともに、勘太郎まつりと合わせて通算60回に向け新しい時代の魅力ある伊那まつりを目指すとしています。 基本コンセプトは「みんなが主役、誰もが参加できる市民総参加の魅力ある市民まつり」としています。 これらは伊那まつり委員会に報告され正式に決定されることになっています。 今年は8月6日に市民おどり、7日に花火大会が行われます。
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伊那市行政改革大綱案を市長に答申
伊那市行政改革審議会はリニア開通後のまちづくりなどを盛り込んだ第3次伊那市行政改革大綱案をまとめ20日、白鳥孝市長に答申しました。 20日は上野山登会長らが市役所を訪れ白鳥市長に行政改革大綱案を答申しました。 大綱案は来年度から平成32年度までの行政改革の指針となるもので行政組織の効率化や協働の推進によるまちづくりなど67項目をあげています。 リニア開通後のまちづくりについては、広域的な連携を進め、具体的な拠点づくりを進めていくとしています。 保育事業については地域住民や民間事業者が参入する機会を作り出すことにより地域の実情にあった多様な保育ニーズに対応するとしています。 職員数については平成36年度を目標に平成26年度の1割減となる588人にするとしています。 白鳥市長は「行政改革は避けて通れない。答申に沿って改革を進めていきたい。」と話していました。 伊那市では行政改革大綱を今年度中に策定し来年度から実施していきたいとしています。
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伊那小6年秋組が新「いいとこ百選」提案
民話について学習してきた伊那市の伊那小学校6年秋組は、新たないいとこ百選の選定や市の公式HPでの民話の紹介などを、18日、白鳥孝市長に提案しました。 この日は、白鳥市長が伊那小学校を訪れました。 秋組の児童は、4年生の時から人形劇に取り組んでいます。 その題材として長谷に伝わる民話「孝行猿」を選んだことから、民話について調べ始めました。 市民に聞き取りやアンケート調査を行ったり、民話が残る高遠小や長谷小、伊那西小の児童と交流するなどの活動も行ってきました。 活動の中で23年前の旧伊那市時代に選定されたまほらいないいとこ百選を参考にしました。 検討を重ね、民話を守り語り継いでいくための提案を市長に行うことにしました。 子どもたちの提案は、●高遠・長谷地域を含めた新たないいとこ百選を選定すること、●いいとこ百選について伊那市のHPに掲載すること●いいとこ百選を市報で紹介することの3つです。 はじめに白鳥市長は、新たないいとこ百選の選定は難しいとの回答を示しましたが、その後の意見交換で、「新しい百選については、合併10年を迎える今年考えてみたい。まずは、民話・伝説に絞って調べ冊子などにまとめてみるのはどうか」と提案しました。 子どもたちは、ジャンルごとにまとまっているのは調べやすいと賛成していました。 伊那小6年秋組は、卒業前の集大成としての民話人形劇の発表を、3月8日(火)午後7時から伊那文化会館で行います。
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南ア防護柵設置から7年 開花植物増加
南アルプスのニホンジカの食害対策として防護柵を設置したエリアで、開花する高山植物の種類が増え始めていることが、18日伊那市役所で開かれた会議で報告されました。 この日は、南アルプス食害対策協議会が開かれました。 協議会は、南信森林管理署や信州大学農学部、長野県、伊那市など関係市町村で構成されています。 今年度の取り組みや研究の成果が報告されました。 信州大学農学部の渡邉修准教授は、「防護柵を設置してから7年経ち、去年から、ミヤマシシウドやミネウスユキソウなど開花する植物が増えた。」と報告しました。 また、柵内で、1年後から急激に回復したマルバダケブキについて、他の植物を生長させるため除去管理する実験の結果を報告しました。 それによると、マルバダケブキを除去した場所では、種類が増加したほか、群落の指標となるシナノキンバイも徐々に増加したということです。 協議会では、今後も引き続き対策や研究を行い、南アルプスの高山植物を保護していきたいとしています。
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X線天文衛星「ひとみ」の打ち上げ パブリックビューイング
宇宙の成り立ちを解明するためのX線天文衛星「ひとみ」を搭載したロケットの打ち上げを大画面で見ようと17日、伊那市創造館でパブリックビューイングが行われました。 17日午後5時45分、X線天文衛星「ひとみ」を搭載したロケットが、鹿児島県の種子島宇宙センターから打ち上げられました。 伊那市創造館には親子連れなど約40人が集まり、現地からインターネット回線でライブ中継されている打ち上げの様子を見守りました。 「ひとみ」と名づけられた天文衛星「ASTRO-H(アストロ エイチ)」は、目には見えない高温の光、X線を観測する望遠鏡を備えています。 X線を観測する事で、巨大ブラックホールはどのように成長したのかなど宇宙の成り立ちを調べるのが主な目的です。 発射から約14分後、ロケットから「ひとみ」が切り離されたとの情報が入ると会場から拍手が起きていました。 伊那市創造館でのパブリックビューイングは一昨年12月のはやぶさ2の打ち上げに続いて2回目です。
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高遠城址公園の開花予想は4月5日、満開は4月10日
気象予報会社ウェザーニューズは、18日、全国の桜の名所の開花予想を発表しました。 それによりますと、高遠城址公園は、4月5日開花、満開は4月10日と予想しています。 18日の高遠城址公園です。 陽のあたる公園南側でも、まだ固いつぼみです。 ウェザーニューズでは、開花は去年と同じ日で平年より3日早い、4月5日と予想しています。 五分咲きは8日、満開が10日、散り始めが13日と予想しています。 ウェザーニューズによりますと、去年の12月から年明けにかけ記録的な暖かさとなりましたが、1月中旬から気温が下がったため全国的に開花時期に大きな影響はないという事です。
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南箕輪の日 記念給食
今日2月18日は南箕輪村の日です。 村の日を記念して村内の保育園や小中学校、福祉施設などで昼食に統一の特別メニューが出されました。 このうち「南箕輪老人ホーム」では、唐木一直村長と村のイメージキャラクターまっくんが訪問し、施設の利用者と一緒に昼食を楽しみました。 村の日記念給食は今年で3年目です。 今年のメニューは、南箕輪小学校に伝わるレシピで作った「まっくんカレー」と村内で取れたほうれん草を使った「大豆と野菜のごまみそ和え」、村のりんごを使った「りんご煮」です。 南箕輪村が誕生したのは明治8年2月18日です。 村の日は、村民に郷土についての関心を高めてもらおうと、平成26年に制定されました。 村では、来年以降も記念給食を通して村のことを考えてもらいたいとしています。
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カフェタイズ 福祉施設で出張カフェ
伊那市西町のカフェタイズは、福祉施設の利用者にワッフルやコーヒーを味わってもらおうと、14日、出張カフェを行いました。 14日は、カフェタイズのスタッフが伊那市東春近の特別養護老人ホームみのりの杜を訪れ、利用者とその家族にコーヒーやワッフルを提供しました。 施設で暮らすお年寄りにいつもとは違う雰囲気の中で食事を楽しんでもらおうと、初めて企画しました。 ワッフルは、利用者には無料で、家族には300円ほどで提供しました。 利用者は、家族との会話を楽しみながらカフェの雰囲気を満喫していました。 みのりの杜の髙坂達博施設長は、「普段外出できない方にも地域を感じてもらえるいい機会になったと思う」と話していました。
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箕輪町教育大綱策定
箕輪町の教育や、学術・文化の振興に関する総合的な施策の基本方針となる町の教育大綱が策定されました。 17日は、箕輪町文化センターで総合教育会議が開かれ、教育大綱が承認されました。 町では、今年2月策定した箕輪町第5次振興計画に基づき、教育目標を追加した「町教育大綱」を定めました。 基本目標は「ふるさと箕輪を愛し、自ら人生を切り拓いていく人づくり」です。 目標達成に向け、●地域への愛着と誇りを育てる教育の推進●自己肯定感を持ち、創造的に生きていく教育の推進●社会とつながりをもち、学び続ける教育の推進の3つの基本方針に沿った施策を進めます。 白鳥政徳町長は、「教育のまちでありたいという思いは昔も今も変わらない。その中で事業を展開していきたい」と話していました。
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箕輪町観光協会フォトコン 唐澤大助さん推薦
箕輪町観光協会のフォトコンテストの審査会が、17日、町役場で開かれ、最優秀賞の推薦には、箕輪町沢の唐澤大助さんの作品が選ばれました。 最優秀賞の推薦に選ばれた箕輪町沢の唐澤大助さんの作品「おさんぽ日和」です。 唐澤さんの作品は、南小河内の上の平城跡を撮影したもので園児が散歩するところをとらえたのどかさが評価されました。 フォトコンテストには、県内外の48人から129点の応募がありました。 この日は、箕輪町観光協会会長の白鳥政徳町長など9人が審査にあたりました。 今年は去年より作品点数は減りましたが、完成度が高く、光の使い方を工夫したものが多かったということです。 今年は、推薦を含む14点が入賞しました。 入賞作品はイベントやパンフレットなどで活用されます。
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400人の受験生に春
県内の公立高校 前期選抜の合格発表が県内一斉に17日行なわれ上伊那の高校では400人の受験生に一足早い春が訪れました。 このうち南箕輪村の上伊那農業高校では午後1時に合格者の受験番号が張り出されると保護者が番号を確認していました。 多くの受験生は、それぞれの中学校で合否を確認したということです。 上伊那農業高校の前期選抜には、4学科合わせて155人が受験し募集人員ちょうどの80人が合格しました。 県内では68の高校で前期選抜が実施され6,934人が受験し4,216人が合格しました。 このうち上伊那では、7校で実施され639人が受験し400人が合格しました。 一般入試にあたる後期選抜は3月9日に行われることになっています。