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ヤマトイワナの在来種を確認
三峰川で在来種のヤマトイワナが生息していることが、22日に伊那市役所で開かれた、三峰川のヤマトイワナを守る会で報告されました。 22日は、国立研究開発法人 水産総合研究センターの中村(なかむら)智(とも)幸(ゆき)さんが調査結果を発表しました。 調査は三峰川の本流と支流とで行なわれ、調査地点毎におよそ30匹を捕獲し、遺伝子解析を行ったという事です。 その結果、サンプルで釣ったイワナ全てが、在来種のヤマトイワナである地点が、三峰川の本流と支流で確認されたということです。 守る会では、今後ヤマトイワナの保護と利活用について検討を進め、来年度中に漁業権を持つ天竜川漁業組合に提言していくとしています。 在来種のヤマトイワナの調査は、南アルプスがユネスコエコパークの登録を受け、生態系の保全の視点から伊那市が平成26年の夏から行ってきました。
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伊那北高校ジョイントコンサート
伊那北高校の音楽部と吹奏楽部合同の「第37回ジョイントコンサート」が3月24日に伊那市の伊那文化会館で開かれました。 コンサートは第1部と第2部に分かれ、音楽部と吹奏楽部がそれぞれ演奏を披露しました。 第2部の最後には、全員で演奏が行われました。 「JOYラジ」と題したラジオ番組風の演出で曲紹介がされ、「アンパンマンのマーチ」などが演奏されました。 ジョイントコンサートは部活動の発表の場として毎年開かれていて、今年は76人の部員が出演しました。 会場に集まった人達は演奏に聴き入っていました。
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高遠城址公園でカラーライトアップ 5分咲きまで
さくら祭りが始まった、伊那市高遠町の高遠城址公園。 2日から五分咲きまでの間、夜桜のカラーライトアップと映像投影が行われます。 1日は公園内でライトアップのテストが行われました。 問屋門の上にプロジェクターを設置し、本丸入口付近に桜の映像を投影します。 桜雲橋付近には、20基のLEDライトが設置されました。 舞台用の自由に色が変えられるもので、時間がたつと徐々に色が変わっていきます。 本丸では、通常の照明にカラーフィルターを取り付けました。 カラーライトアップと映像投影は、桜が少ない時期にも公園の雰囲気を楽しんでもらい、夜間の誘客につなげようと今年初めて行われます。 ライトアップは、日没から午後10時まで行われます。 カラーライトアップと映像投影は五分咲きまで、通常のライトアップは散り終わりまでです。
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箕輪マレットゴルフ同好会初打ち
箕輪マレットゴルフ同好会は、2日ながた自然公園マレットゴルフ場で今シーズンの初打ちを楽しみました。 2日は会員66人が参加し、今シーズンの初打ちをしました。 始球式は、白鳥政徳町長が行いました。 箕輪マレットゴルフ同好会は、町内の愛好家78人が所属していて、週に1度集まりプレーを楽しんでいます。 2日は上級者向けの「ながたコース」の36ホールを回りました。 新たに、初心者向けの「自然公園コース」が設置され9日からオープンします。 同好会では、練習で使っていくということです。 鳥山國臣会長は、「新しいコースも利用しながら、さらに力を入れて、ルールを守ってプレーしていきましょう」と話していました。
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みはらしファーム「やってみらっし」無料体験キャンペーン
伊那市のみはらしファーム内に1日オープンした体験交流の家「やってみらっし」で、無料でそば打ちなどができるキャンペーンが3日まで行われています。 オープンを記念したキャンペーンで、1日から3日までの3日間で、定員いっぱいの約500人の予約が入っているという事です。 訪れた人たちは、そば打ち、草木染め、五平餅作りなどを体験していました。 2日は、施設内の全ての駐車場が満車になるほど多くの人が訪れていました。無料体験は3日までで、そばがきや季節の大福作りなど当日の予約で体験できるメニューもあります。
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伊那市地域おこし協力隊 新たに1人増員
伊那市の地域おこし協力隊の委嘱式が1日、伊那市役所で行われ、今年度から新たに、高遠町地区の活性化に取り組む協力隊1人が加わります。 この日は伊那市役所で委嘱式が行われ、地域おこし協力隊7人と集落支援員2人に白鳥孝市長から委嘱状が手渡されました。 今年度から新たに協力隊として活動するのは、杉山祐樹さんです。 杉山さんは埼玉県出身の44歳。 これまで食品や化粧品の販売促進事業などを行い、現在は広告代理店の代表取締役社長を務めています。 協力隊としては、高遠町地区の活性化に関する活動に取り組むということです。 杉山さんはすでに高遠町に住んでいて、観光客だけでなく地元の人同士で交流し楽しめる街づくりをしていきたいということです。 伊那市の地域おこし協力隊の任期は1年で、最長3年まで延長することができます。
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西春近諏訪形の御柱祭に向けて木遣り班が結団式
7年に1度の伊那市西春近諏訪形の御柱祭が秋に行われます。 31日は、諏訪形集落センターで木遣り班の結団式が行われました。 西春近諏訪形では、諏訪市の御柱祭と同じ年の秋に御柱祭を行っています。 今年の木遣り班は、39歳から75歳の17人で、ほとんどのメンバーが経験者だということです。 この日は、1人ずつ木遣りを披露して士気を高めました。 木遣り班は御柱祭に限らず練習を月に1回行っていて、毎年地区の行事などで木遣りを披露しています。 木遣りは、6月12日の斧入れ式、9月4日の山出し、10月1日の里引き・建て御柱で披露することになっています。
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南箕輪村で景観講演会
景観行政団体に移行して1年を迎えた南箕輪村は、より多くの人に関心を持ってもらおうとこのほど村民センターで景観講演会を開きました。 講師は、南箕輪村の景観審議会委員長で信州大学農学研究科・環境共生ユニットの上原三知准教授が務めました。 上原准教授は、「総合的な街づくりを計画することで、将来的にその地域の価値も上がり、次世代に引き継ぐことができる。」と話しました。 講演会には地元住民など25人が参加しときおりメモをとりながら話を聞いていました。
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水彩画教室作品展 「山水会展」
伊那市で活動する2つの水彩画教室でつくる「山水会」の作品展が1日から伊那市のかんてんぱぱホールで始まりました。 会場にはメンバー33人の作品66点が展示されています。 テーマは自由で風景や人物、花などが描かれています。 展示は年に1回の作品発表の場として毎年開かれていて今年で6回目です。 「山水会展」は7日木曜日までかんてんぱぱホールで開かれています。 それでは天気予報です。
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高遠町藤沢台殿で火災
1日に伊那市高遠町藤沢台殿で物置と下草およそ4400平方メートルを焼く火事がありました。 この火事によるケガ人はいませんでした。 上伊那広域消防本部によりますと午前11時13分に消防に通報があり、午後0時36分に消し止められました。 この火事により物置を全焼、下草およそ4400平方メートルが焼けました。 原因は現在調査中です。 この火事によるケガ人はいませんでした。
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南信森林管理署の桜咲き始め
伊那市山寺の南信森林管理署では、タカトオコヒガンザクラが咲き始めています。 南信森林管理署には7本のタカトオコヒガンザクラと4本のコヒガンザクラがあります。 去年より1日早い3月30日に開花しました。 4月1日は通りがかった人たちが早咲きの桜を楽しんでいました。 このタカトオコヒガンザクラは、平成11年に、当時の署長が旧高遠町から譲り受けたものだということです。 南信森林管理署では、4日頃に満開になると予想していて、見ごろは10日頃までだということです。
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高遠城址公園 公園開き
天下第一の桜として知られる高遠城址公園で1日、公園開きが行われ、さくら祭りが始まりました。 1日は桜雲橋前で公園開き式が行われました。 高遠保育園と高遠第2・第3保育園の園児が歌を披露しました。 伊那市観光協会会長の白鳥孝伊那市長と園児が一緒に橋を渡り、開門を宣言しました。 公園南側では、桜のつぼみが膨らんでいます。 桜守の西村一樹さんによりますと、開花は3日頃、満開は9日頃と予想しています。 高遠城址公園内にはおよそ1500本のタカトオコヒガンザクラが植えられています。 2日から5分咲きまでの間、夜桜のカラーライトアップが行われます。 9日から17日までは、伊那のご当地グルメが楽しめる「伊那のうまいもん大集合」が行われます。 高遠城址公園のさくら祭りは30日までとなっています。
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新入社員対象 ビジネスマナーを学ぶ研修会
4月から新入社員として企業に務める人を対象にした研修会が22日、伊那市の伊那商工会館で開かれました。 研修会は伊那商工会議所が開いたもので、今年で5年目です。 研修会には、11企業に入社が決まっている46人が参加しました。 講師は、東京のDANZ人材教育研究所の渕野広喜所長が務めました。 この日は、ビジネスマナーとして挨拶の練習をしました。 6人のグループに分かれ、リーダーの合図で声や姿勢を合わせて挨拶をしました。 渕野さんは「周りの音が大きい時でも声が通るように意識して自分から挨拶をしましょう」とアドバイスしていました。 研修は2日間の日程で行われ、参加者は経営シュミレーションゲームなどをしてビジネスマナーを学びました。
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新年度スタートKOA㈱入社式 33人が新たな一歩踏み出す
新年度が始まり、多くの企業で入社式が1日に行われました。 箕輪町に本社を置く電子部品メーカーKOA株式会社では、33人の新入社員が社会人としての一歩を踏み出しました。 今年度、KOA㈱に入社したのは、男性28人女性5人の合わせて33人で、このうち上下伊那出身は24人です。 花形忠男社長は「日々の生活の仕方で未来の自分は創れます。会社のルールを守ること、自分の仕事を好きになること、失敗を恐れずに挑戦することが成長の糧になります」と話しました。 向山孝一会長は「学ぶ機会は失敗から得ることが多い。悩んだり困ったりしたら上司や友人に相談し助け合うことが、成長のための大事なステップアップに繋がります」と話しました。 新入社員は自己紹介と社会人としての目標を1人ずつ話し、「一流の技術者になれるようにたくさんのことに挑戦したい」 「いち早く戦力となれるように頑張りたい」などと決意を新たにしました。 KOAの新入社員は、ビジネスマナーなどの研修を受け、6月1日から正社員登用となります。
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上伊那未来を考える若者の会
20代から30代の若者が安全保障関連法や戦争について考える「上伊那未来を考える若者の会」が23日、伊那市西春近で会合を開きました。 会合には、伊那市を中心とする20代から30代の若者と、新聞報道を見て会場を訪れた50代や60代も加わり14人が参加しました。 呼びかけをした伊那市西春近のパティシエ・北原 三根子さんは、92歳になる祖母の戦争体験を聞いたことや、アメリカの9.11同時多発テロ事件などを通して、戦争について関心を持つようになりました。 去年9月に安保関連法が可決されたことを受け、友人や身近な人たちに声をかけ去年10月から月に1度集っています。 この日は「アメリカから独立するために」というテーマで、アメリカとの関係をどのように築いていけばよいと思うか、参加者が意見を交わしました。 北原さんは、政党や団体にとらわれることなく若者が未来について考える機会にしたいと話し、20代から30代の若者に、会合への参加を呼び掛けています。
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JA上伊那で入組式 新規採用職員は26人
一般企業の入社式にあたるJA上伊那の入組式が31日、JA上伊那本所で行われました。 新年度からJA上伊那に採用されるのは、男性14人、女性12人の合わせて26人です。 全員上伊那出身で、今年度定年を迎えた職員が多かったため例年の2倍近い人数を採用したということです。 はじめに、全員で声を合わせてJA綱領を唱和しました。 御子柴茂樹組合長は「新たな発想やパワーを活かして、地域において『JA上伊那があって良かった』と思ってもらえる組織を皆さんと創り上げていきたい」と話しました。 新規採用職員を代表して、箕輪町の小林大さんが誓いの言葉を述べました。 職員は、4月1日から各支所に配属されるということです。
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平成18年3月31日の伊那市合併から10年
平成18年、2006年3月31日に、旧伊那市、高遠町、長谷村が合併し新伊那市が誕生して、31日で10年となりました。 平成18年、2006年3月31日、旧伊那市、高遠町、長谷村が合併し、新伊那市が誕生しました。 10年前、伊那市役所で開市式が行われました。 旧合併特例法に基づく県内最後の合併で、上伊那で唯一の合併です。 新伊那市の面積は667平方キロメートルで、県内の市町村では松本市、長野市に次いで3番目に広い面積となりました。 新伊那市の人口は、合併当時、2万6,522世帯、7万3,824人、高齢化率は23.9%、現在は2万7,132世帯、6万9,424人で高齢化率は29.2%となっています。 伊那市ではこの10年、財政の健全化に取り組んできたほか、合併特例債を活用し、保育園や公民館の建て替え、小中学校の耐震化、高遠消防署の整備などを進めてきました。 伊那市では合併10年で、市民の郷土愛を高めさらなる一体感の醸成を目指し、31日に「伊那市民憲章」を制定しました。 合併10年の記念式典は11月3日に行われる予定です。
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年度末 各自治体では退職者辞令交付式
年度末、各自治体では31日付けで退職する職員に辞令が交付されました。 伊那市役所では31日、退職者42人、ひとりひとりに人事通知書と感謝状が白鳥孝市長から手渡されました。 退職者の内訳は、定年退職が28人、早期退職が14人です。 白鳥孝市長は、「市町村合併を経た激動の時代だったと思う。これからもそれぞれの地域や立場で活躍し、一緒になって行動しながら支えて欲しい」と話しました。 退職者を代表して御子柴泰人市民生活部長は「市民のために働かせて頂いた事は生きがいでもあった。引き続き伊那市の発展のために精一杯努力していきたい」と挨拶しました。 なお箕輪町では、12人、南箕輪村では5人が退職となっています。
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地域自治区の設置期限 各総合支所で地域自治区長退任式
合併から10年が経過し、高遠町と長谷地域自治区の設置期限となった31日、各総合支所で地域自治区長の退任式が行われました。 高遠町総合支所では午後3時の年度納め式に続き、地域自治区長の退任式が行われました。 広瀬源司地域自治区長は職員を前に「当たり前に行っていることも先人達の努力があってのことだということを忘れないで欲しい。業務に無駄なことはないのでしっかり取り組んでいってほしい。」と話しました。 長谷総合支所でも午後3時すぎに退任式が行われました。 池上直彦地域自治区長は「長谷には南アルプスと三峰川という大きな財産がある事に誇りをもって欲しい。人口減少対策については、田舎暮らしモデル地域の溝口を手本に住民と協力して進めて欲しい」と話しました。 合併特例法に基づき平成18年3月31日に設置された高遠町と長谷の地域自治区は、31日、設置期限の10年となりました。 これにより市長が任命する、特別職の地域自治区長で総合支所長は廃止となり、新年度からは部長級の市の職員が支所長を務めることになっています。
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【信越花便り】上田城跡公園・飯田市大宮通りで桜開花
信越各地の花の情報をお伝えする信越花便り。 29日上田市は上田城跡公園のシダレザクラの開花を発表しました。 東櫓門(ひがしやぐらもん)の前にあるシダレザクラです。 このシダレザクラは早咲きで、もう少しで満開を迎えます。 また、お城下広場のヤマザクラも現在が見ごろです。 30日、日本気象協会が発表した予想によりますと、 上田城跡公園のソメイヨシノの開花は4月1日となりました。 満開は4月4日の予想です。
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伊那ダイヤモンドツインズ 初の全国優勝
全国大会に出場し決勝トーナメントに進出したミニバスケットボールチーム伊那ダイヤモンドツインズの女子チームは、30日、初の全国優勝を果たしました。 決勝戦は、栃木県代表の宮の原ミニバスケットボール部と対戦し、49対47で、チームとして初、長野県のチームとしても初めての全国優勝を果たしました。 決勝トーナメントの模様は、3月31日のケーブルニュースでお伝えします。
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井上井月の句 短冊など新たに見つかる
伊那市にゆかりのある俳人井上井月の句を書いた短冊などが新たに見つかり、井上井月顕彰会が30日に記者会見を開きました。 新たに見つかったのは、井月が伊那谷に定着することを決意した句が書かれた短冊など9点です。 短冊の他に、扇子や柱掛けに句が書かれています。 これらは、中川村の旧家に所蔵されていたもので、持ち主の岐阜県に住む男性から連絡があり、顕彰会が譲り受けたということです。 井上井月の句は全部でおよそ1800句あると言われ、毎年少しずつ見つかっていますが、保存状態が悪かったり紛失していることも多く、貴重な遺産を守るため顕彰会では、今後句の収集を事業として取り組むことを発表しました。 井上井月顕彰会では今後基金を集めるなど広く市民や行政に働きかけ収集活動を行っていくということです。
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伊那中央ロータリークラブ 野鳥の看板寄贈
伊那中央ロータリークラブが南箕輪村に野鳥の看板を寄贈しました。 29日に看板が設置されている大芝高原で除幕式が行われ関係者などおよそ20人が出席しました。 この看板は、野鳥を通して自然をより身近に感じてもらおうと伊那中央ロータリークラブが寄贈したもので大芝高原内に生息する野鳥24種類が紹介されています。 写真の下には見られる時期や食べ物、鳴き声についても書かれています。 伊那中央ロータリークラブでは、看板設置が野生動物が生息する豊かな自然について考えるきっかけになってもらいたいとしています。
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新築移転 伊那緑ヶ丘幼稚園竣工
認定こども園として新築移転が進められていた私立の伊那緑ヶ丘幼稚園が伊那市西町の小黒川パーキングエリア近くに完成し、30日、竣工式が行われました。 この日は宮原(みやはら)光生(みつお)理事長など関係者がテープカットをして、園舎の竣工を祝いました。 伊那緑ヶ丘幼稚園は、これまでは山寺にありましたが、西町に園舎を移転・新築しました。 もともとあった雑木林を一部残し、スパイダーネットや、トンネルなど、自然の中で遊べる環境を整備しました。 建物は、1160平方メートルです。 幼稚園では、3歳未満の子どもを預かることはできませんが、今回、認定こども園に県から認可され、未満児保育も行います。 定員は117人で、4月からは、年少・年中・年長園児が58人、未満児20人の、合わせて78人を受け入れます。 また、山や川、草花などとふれあう自然型保育クラスを新たに設けました。 このクラスには、現在、年少の4人が通う予定です。 竣工式では、年長と年中の園児が、歌を歌い、風船を飛ばして完成を祝いました。 総事業費は、約3億6000万円で、県や市から合わせて2億2千万円の補助を受けています。
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伊那谷名物珍味弁当 試食会
ザザムシやイナゴなど伊那谷の珍味を盛り込んだ「伊那谷名物珍味弁当」が、今年も伊那公園の桜まつりに合わせて販売されます。 9種類の味が入った伊那谷珍味弁当です。 今年から、蚕のさなぎが加わりました。 そのほか、ザザムシ、イナゴ、蜂の子、寒ぶなの他、イノシシ、鹿、クマ肉を使った料理、そしてローメンが入っています。 30日は、伊那商工会館で試食会が開かれ、参加者が、その味を確かめました。 「信州人 虫を食べる」の著者で、松本むしの会代表の丸山 潔さんも特別ゲストとして招かれました。丸山さんは、「虫も食べ比べができる。世界でここでしか味わえない弁当」と絶賛していました。 伊那谷名物珍味弁当は、平成23年から、伊那公園の桜まつりで毎年販売されています。 毎年グレードアップしていて、試食会後、2~3日で予約分が完売となる人気ぶりです。 珍味弁当は、4月10日の伊那公園桜まつりで限定100食1食1500円で販売されます。予約分が80食で、20食分は当日販売します。(問い合わせ竜門 電話78-7151)
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旬な野菜を使った体験型食育事業
親子が旬な野菜を味わい学ぶ体験型食育事業、ナチュラルレシピフォーキッズワークショップが伊那市の伊那食品工業㈱で29日、開かれました。 長野市で予防医学や薬膳レシピの開発を行っている㈱アンバーラボと伊那食品工業の共同企画として初めて開かれたもので伊那市内の親子を中心に34人が参加しました。 ワークショップでは、自然や季節の変化による体調への影響、食べ物にまつわる歴史などを学びます。 アンバーラボ代表の久保田あすかさんが講師を務め、初めに腸に見立てたホースを綺麗にする実験が行われました。 久保田さんは、「寒天には食物繊維が多く含まれていて腸を綺麗にしてくれる」と説明していました。 この後、キャベツやカブ、菜の花など、旬の野菜を使った調理実習が行われ5品を作りました。 ゼリーよせサラダは、トマトやパプリカキャベツなどをカップに入れ最後に粉寒天を溶かしたものを入れ冷やして完成です。 春野菜のスープには糸寒天を使いました。 出来上がると料理を囲み全員で味わいました。 このワークショップは7月にも計画しています。
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合唱フェスティバル 田中眞郎とうたう仲間たち
伊那市の田中眞郎さんが指導する合唱団が出演する「田中眞郎とうたう仲間たち」が27日、伊那文化会館で開かれました。 フェスティバルには、田中さんが指揮者を務める合唱団や高校時代に指導を受けたOBなど、7団体が出演しました。 田中さんは、昭和35年から50年以上にわたり伊那混声合唱団をはじめとする市内の合唱団で指揮者を務めています。 平成26年には、長年にわたり合唱活動に尽力したとして、伊那市教育文化功労を受章しました。 合唱フェスティバルは、田中さんの功績をたたえ、地域の合唱の輪を広めようと有志でつくる実行委員会が開きました。 楽器を交えた演奏やミュージカルもあり、観客を楽しませていました。 最後には、参加者全員で「ふるさと」を歌いました。 この合唱フェスティバルの模様は、5月に伊那ケーブルテレビで放送します。
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南箕輪村地域おこし協力隊任命へ
南箕輪村は、4月1日付けで味工房を拠点に活動する、地域おこし協力隊2人を任命します。 協力隊として任命するのは東京都出身の楠好延さんと、宮崎県出身の内山祐輔さんで、村では、初めての協力隊の任命となります。 2人は、大芝高原味工房を拠点に活動します。 さいたま市に建設された鉄道博物館の開発設計を担当した楠さんは農産物加工所での商品開発やイベント企画などを行います。 大学時代、地方のブランド化について研究していた内山さんは農作物直売所の運営や農業体験事業の企画を行います。 地域おこし協力隊の任期は最大3年間で、村では4月1日に任命することになっています。
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伊那ダイヤモンドツインズ 全国大会で初の決勝トーナメント進出
ミニバスケットボールの全国大会に出場している伊那市の伊那ダイヤモンドツインズの女子チームは、予選リーグを突破しチームとしては初となる決勝トーナメント進出を、29日決めました。 伊那市の伊那ダイヤモンドツインズの女子チームは29日、決勝トーナメント進出をかけ鳥取県代表のチームと対戦しました。 白のユニホームの伊那は鳥取に対し積極的に攻め序盤からシュートを決めリードを奪いました。 前半を終え16対9と、7点をリードし、保護者の応援も力が入ります。 後半に入っても攻撃の手を緩めない伊那は、相手にリードを許さず44対24で勝利し、チームとして初、長野県の女子としても10年ぶりとなる決勝トーナメントへの進出を決めました 決勝トーナメントには16チームが出場し、伊那は30日に熊本県代表と対戦します。
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自主放送番組について番組審議委員会
伊那ケーブルテレビの自主放送について地域の人から意見を聞く番組審議委員会が29日、伊那ケーブルテレビで開かれました。 審議委員会には、放送エリア内の伊那市・箕輪町・南箕輪村から8人が出席しました。 この日は、自主放送の計画内容などについて審議しました。 委員からは「情報の記録として映像に残していくことがケーブルテレビの強みだと思うのでこれからも続けていってもらいたい」といった意見や、「できるだけ均等にいろいろな地域の話題を掘り下げて、ニュースなどで取り上げてもらいたい」といった意見が出されていました。 向山賢悟社長は「初心に戻って地域目線・視聴者目線を取り戻す機会にしたい」と話していました。 伊那ケーブルテレビでは、今年、諏訪地域の御柱祭の模様を122チャンネルで生中継します。 また、観光客誘致に向けて伊那谷のグルメや歴史を発信する番組「観光イナベーション」を4月から放送する予定です。