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伊那市御園の陶芸家、伊藤真一さんが陶展
伊那市御園の陶芸家、伊藤真一さんの陶展が、伊那市西春近のかんてんぱぱホールで開かれています。 会場には、皿や花入れなど日常使いができる作品500点が展示されています。 今回は、伊藤さんが3年前に与地に作った薪窯で焼き上げた作品を展示しています。 作品は窯に置く位置を変える事で様々な色や模様を表現しています。 釉(うわぐすり)を使わず、窯の中で降り注いだ灰が溶けたものを釉薬(ゆうやく)の変わりに使っています。 陶芸の他にも環境問題や森林の保全にも関心があるという伊藤さんは、与地に自分の土地を買い間伐をして、そこで出たスギやヒノキ、アカマツなどを作品を作る時の薪に利用しているという事です。 伊藤さんは、「焼き上げる時の作品の置き方で何万通りもの表現ができる。手に取って重さや質感を感じながら楽しんでもらいたい」と話していました。 伊藤真一さんの陶展は24日(火)までかんてんぱぱホールで開かれています。
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伊那市中小沢 ミツバチが分蜂
分蜂したミツバチが、伊那市中小沢で大きな塊をつくり、地域住民を驚かせました。 ミツバチは、21日午前11時45頃から大群で飛び回り、午後0時15分ごろ、中小沢にある唐澤忠彦さんの畑の生垣で、塊になったということです。 近くに住む、田畑勝美さんです。 日本ミツバチを飼育している下小沢の唐澤 勇さんによると分蜂したのはセイヨウミツバチで「これほど大きな塊になるのは珍しい」ということです。 近所の人たちも集まり、写真を撮るなどして珍しがっていました。
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長谷地区で6月に地域住民と花づくりイベント
伊那市長谷地区では、地域全体で子育てを行う「信州型コミュニティスクール」の組織作りに向けた取り組みが進められています。 その第1段のイベントとして、6月に地域住民との花づくりイベントを行うことが決まりました。 19日は、組織作りに向けたプランニングチームの会議が伊那市長谷の長谷中学校で開かれました。 信州型コミュニティスクールは、地域と学校が連携して開かれた学校づくりを目指そうと県教育委員会が行っている事業です。 長谷地区では、保育園、小中学校、伊那市社会福祉協議会が協力して取り組んでいることが特徴です。 子どもを中心に、世代間交流をはかり、少子高齢化や過疎化にも対応していきたいとしています。 会議には地域住民や教育関係者17人が出席し、今年度の取り組みについて意見を交わしました。 出された意見の中から地区の花壇を使った地域住民との花づくりイベントを6月に実施することが決まりました。 またその際、中学校の一部を社協が実施している縁側カフェとして開放する計画です。 プランニングチームでは組織の体制を作り、正式な信州型コミュニティスクールの発足を目指すということです。
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羽柴さん宅の九輪草が見頃
伊那市手良の羽柴晴雄さん宅の九輪草が見頃を迎えています。 羽柴さん宅には、3千株の九輪草が植えられています。 20年前にみどりの日のイベントでもらった2株の九輪草を植えたのが始まりで、それから少しずつ種を蒔き育ててきました。 九輪草は今月いっぱいまで見頃だということです。
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箕輪西小で選書会
学校の図書館に置く本の一部を児童に選んでもらう「選書会」が16日に箕輪町の箕輪西小学校で開かれました。 この日は全校児童99人が高学年と低学年に分かれ、体育館に並んだ1,000冊の本からそれぞれ図書館に置く1冊を選びました。 箕輪町では、本や図書館に関心をもってもらい、選ぶことへの責任感を身につけてもらおうと平成26年から「選書会」を開いています。 児童は何冊も本を見比べ、先生や司書に相談しながらお気に入りの1冊を選んでいました。 この日の選書会は箕輪北小、箕輪東小も合同で開かれました。 選んだ本は6月中旬に図書館に並べられるということです。 選書会は、町内全ての小中学校で順次開かれます。
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美篶小学校資料館運営員会が文化財保護功労者表彰
伊那市の美篶小学校資料館の管理運営や保全活動を行っている運営委員会は、長野県文化財保護協会が表彰する文化財保護功労者に選ばれました。 20日は、美篶小学校資料館運営委員会の松下始委員長らが伊那市役所を訪れ、白鳥孝市長に受賞の報告をしました。 今回は、南信地域で唯一の受賞となりました。 美篶小学校資料館は、昭和41年に旧美篶中学校の校舎1棟を活用して設立されました。 当時は建物の取り壊しも検討されましたが、地域住民の「残したい」という強い思いが形になり、資料館として残すことが決まりました。 館内には、地域住民から寄せられた昔の農具や生活用品があり、資料館設立当時は500点程ありましたが、現在はその倍以上になるということです。 運営委員会は、資料館の管理運営や保全活動を目的に、平成10年に設立しました。 委員は12人で、学校の授業の一環で児童に展示品の説明をしたり、開校記念行事で催しを開いています。 白鳥市長は「昔の生活には無駄がなく全て今の生活に繋がっている。こういった活動を大事にしている地域を伊那市でも残していきたい」と話していました。
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建石繁明さんが伊那西小学校で自然について講座
伊那市の伊那西小学校で林間と親しむ日の行事が20日行われ、虫の生態に詳しい建石繁明さんから話を聞きました。 伊那西小学校では、毎年この時期に「林間と親しむ日」を設けて自然について勉強しています。 この日は、元信州大学農学部教授で虫の生態に詳しい建石繁明さんが小学校を訪れ、虫や植物についての講座を開きました。 建石さんは「ここの林の木々は戦後に植えられたもの。70年も経っていないが、中には松枯れが確認されている木もあり、被害が増えている」と説明し、「小学校があるこの地域は、虫や動物を研究するのにとても適しています。この環境を守りながら勉強に励んでください」と話しました。 伊那西小学校では「自然を通して子どもが感じる“子ども目線”を大切にしていきたい」と話していました。
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有害鳥獣による農作物被害3,100万円
伊那市有害鳥獣対策協議会総会が20日、伊那市役所で開かれ、有害鳥獣による昨年度の市内の農作物被害額は3,100万円となることが報告されました。 昨年度の被害額は前の年度とほぼ同じの3,100万円で、このうちニホンジカによるものが1,900万円、ニホンザルが400万円などとなっています。 捕獲数はニホンジカが1466頭で前の年度と比べて635頭の減、ニホンザルは176匹で17匹の増となっています。 総会には猟友会や農業関係者などおよそ15人が出席し昨年度の取り組みや今年度の事業計画などについて協議しました。 昨年度はニホンジカの皮を使った製品開発に取り組みバッグやポーチなどの試作品が作られました。 今年度はジビエ製品の活用の検討や生息数が増えている西山地区でのニホンジカの調査捕獲また、捕獲した野生鳥獣を埋める場所の確保などを進めていく計画です。
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消防署員自殺が公務災害認定で議論
上伊那広域連合議会 一般質問が20日伊那市役所で行われ、元伊那消防組合署員の自殺が公務災害に認定されたことについての議論が交わされました。 飯島光豊議員は当時高遠消防署に勤務していた39歳の男性署員が2年前に自殺し、それが地方公務員災害補償基金県支部から今年3月に公務災害に認定されたことについて白鳥孝上伊那広域連合長と田畑公徳消防長の考えを聞きました。 飯島議員は「自殺は上司からの不適切な指導で精神疾患を負ったことが原因でそれが公務災害の認定に至った」と述べました。 白鳥連合長と田畑消防長は「調査の結果では因果関係は分からない。指導した上司の謝罪についてはその署員の気持ち、考え方に任せたい。」と答弁しました。 傍聴に訪れ答弁を聞いた遺族は取材に「誠意は感じられなかった。指導した上司の謝罪と処分を申し入れていたが、あきらめざるを得ないと思った。」と話していました。 上伊那広域消防本部では今後このようなことがおこらないよう、風通しの良い職場環境をつくりたいとしています。
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リニア活かした地域づくりを協議
阿部知事と上下伊那の代表者らがリニアを活かした地域づくりついて協議する会議が18日飯田市で開かれました。 会議では、県と上下伊那の市長などがリニア長野県駅を活かした地域づくりについて協議しました。 白鳥孝伊那市長は、リニア長野県駅と接続するJR飯田線新駅の設置について県にリーダーシップを取るよう求めました。 JR東海は、飯田線新駅の設置費用を負担しない考えのため、県や地元自治体などが事業主体となる見込みです。 新駅設置の事業主体について会議終了後の会見で「飯田市と調整していきたい」と話し、今後のリニア活用への取組みについて、「全力で駆け抜けていく」と話しました。 なお、この会議では、広域観光、2次交通、まちづくりについて検討する、有識者部会の設置を決め、今年度中に方向をまとめることとしています。
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国道153号伊那バイパス期成同盟会
国道153号伊那バイパス促進期成同盟会の総会が、19日に開かれ、青島から福島までの工事の事業促進などを、国や県の関係者に要望しました。 この日は、伊那市役所で総会が開かれました。 期成同盟会会長の白鳥孝伊那市長は、「中央道の代替道路として重要であり、現在は日常的に渋滞していて早期に開通させなければならない。リニア開通に向けてしっかりと進めたい」と挨拶しました。 総会では、青島から福島までの伊那バイパス工事の事業を促進すること、リニア中央新幹線開通までに国道153号バイパスを全線開通させることなどを決議しました。 その後、決議文が国や県の関係者に手渡されました。
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60歳ソフトボール連盟リーグ戦開会式
伊那60歳ソフトボール連盟の今年度のリーグ戦の開会式が12日に伊那市の美篶六道原運動場で行われました。 開会式には、参加9チームが集まり、健闘を誓いました。 伊那60歳ソフトボール連盟にはおよそ180人の会員がいて、リーグ戦は今年で14回目です。 伊那市ソフトボール協会の伊藤易明会長は「健康第一にこれからも長くプレーを続けて伊那市のソフトボールを盛り上げてほしい。」と挨拶しました。 リーグ戦は手良、美篶、高遠町の3会場で8月中旬まで毎週木曜に行われるということです。
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サン工業 熊本被災地へ100万円
伊那市西箕輪に本社がある金属表面処理加工業のサン工業株式会社は、熊本地震の被災地に100万円を送りました。 19日は、サン工業の川上健夫社長が伊那市役所を訪れ、白鳥孝伊那市長に100万円を渡しました。 川上社長は、最初の揺れがあった4月14日に、出張で熊本県を訪れていました。 熊本県の同業の企業を視察する予定でしたがキャンセルし、伊那に戻りました。 川上社長も地震に遭遇し、同業者もいることから他人(ひと)ごとではないと感じたということで、今回、100万円を送ることにしました。 伊那市では、日本ジオパークネットワークに加盟し、互いに交流のある熊本県の阿蘇市に、今回のサン工業の寄付金を送りたいとしています。
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ローメンズクラブ ローメンの本 学校に寄贈
ローメンを提供する店舗などで作る伊那ローメンズクラブは、歴史などをまとめた本、「信州伊那ローメン物語」を伊那市内の学校に寄贈しました。 19日は、伊那ローメンズクラブの唐澤 正也(まさなり)会長らが、市役所を訪れ、白鳥孝市長に「信州伊那ローメン物語」を手渡しました。 ローメン物語は、先月21日に発行されました。 ローメン誕生の軌跡や、全国に広めまちを元気にしようと奮闘する市民の姿を描いたノンフィクションです。 この本を、市内の全小中学校の図書館用に2冊ずつと、中学校には各クラスに1冊、そのほか市内の図書館など、合わせて150冊を寄贈しました。 ローメンズクラブでは「ローメン物語」の読書感想文や作文、川柳などを募集していることも報告しました。 読書感想文・作文・川柳は今年いっぱい伊那商工会議所で受け付けています。
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伊那市松くい虫 被害減少せず
伊那市の昨年度の松くい虫による被害量は2,300立方メートルで、破砕や燻蒸など、被害木の処理に3900万円の費用がかかり、被害は減少していないことが19日報告されました。 これは、開かれた伊那市松くい虫対策協議会で報告されました。 伊那市では、平成18年に被害が確認され、その後拡大し、長谷地区を除く全地区で被害が確認されています。 昨年度の被害量は2300立方メートルで、枯れた木を燻蒸・粉砕などで処理するための事業費は3900万円でした。 特に竜東での被害が深刻となっています。 伊那市では、市内4地区をモデルケースとして指定し、アカマツ林の樹種転換を進めています。 白鳥孝市長は「ただ手をこまねいているわけにはいかない。枯れてもペレット燃料にするなど使えるものは使っていきたい」と話していました。 上伊那森林組合では、害虫が活動しない時期は、被害木の有料での受け入れも行っているということです。 委員からは、「標高800メートル以上でも安心はできない」、「薬剤の空中散布も安全性が増しているので検討してはどうか」といった意見が出されていました。
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箕輪町内の福祉施設の利用者が風船バレー大会
箕輪町内の6つの福祉施設の利用者が19日ながたドームで風船を使ったバレーを楽しみました。 利用者と施設間の交流を図ろうと平成24年から始まり、今回で4回目になります。 この日は、町内のデイサービスセンターなど6つの福祉施設から、利用者165人が参加しました。 座ったままできる風船バレーは、1チーム10人で対戦します。 制限時間は5分で5点先にとった方が勝ちとなります。 施設ではリハビリをかねて普段から風船を使ったバレーをしているという事で、日ごろの練習の成果の発表の場にもなっています。 コートの外からは、応援の声がかけられていました。 大会を行った箕輪町福祉施設事業所連絡会の中村泰子さんは「目標を持つ事で楽しく体を動かす良い機会になった」と話していました。
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交通死亡事故多発警報を受け伊那市に交通指導所開設
5月17日に交通死亡事故多発警報を発令した県交通安全運動推進上伊那地方部は、19日、伊那市役所前に交通指導所を開設し、ドライバーに安全運転を呼びかけました。 伊那警察署や伊那交通安全協会のメンバー約20人が、ドライバーに安全運転を呼びかけました。 上伊那では今年に入り、箕輪町で3件、駒ヶ根市で2件、辰野町で1件、合せて6件の死亡事故が発生していて、去年1年間の7件に迫る状況です。 いずれも60代から80代の高齢者が歩行中に車に跳ねられる事故で、うち2件は横断歩道上の事故となっています。 交通指導所では、道路を横断しようとしている歩行者がいる場合は一時停止して歩行者を優先させる事などを書いたチラシを配布し、ドライバーに安全運転を呼びかけました。 県交通安全運動推進上伊那地方部によりますと、今年は人身事故の件数は去年より減少しているものの、死亡事故など重大事故につながる事故が多い傾向にあるという事です。 交通指導所は、20日に辰野町でも開設されることになっています。
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伊那市横山の鳩吹公園 ツツジが見ごろ
伊那市横山の鳩吹公園のツツジが見ごろとなっています。 現在は、公園西側に植えられている、レンゲツツジとエクスバリーという品種が見ごろです。 公園を管理している伊那市振興公社によりますと、今週末まで楽しめるという事です。
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参院選 投票事務行う高校生募集へ
伊那市選挙管理委員会は、選挙や政治に関心を持ってもらおうと夏の参議院選挙で上伊那では初めて投票事務を行う高校生を募集しています。 伊那市選挙管理委員会の事務局です。 現在は、夏の参議院選挙に向けて日程の確認などの準備が進められています。 伊那市選管では、選挙権の18歳引き下げを受け選挙について理解を深めてもらおうと市内の高校で模擬投票や出前授業を開催しています。 参議院選挙では、若い世代に選挙や政治への関心を高めてもらおうと、上伊那では初めて投票事務を行う高校生を募集することにしました。 高校生は政治や選挙についてどう感じているのでしょうか。 伊那弥生ヶ丘高校の2年生と3年生に話を聞いてみました。 伊那市選管が募集する参院選の投票従事者の条件は市内在住で伊那市と南箕輪村のどちらかの高校に通い、投票日に18歳未満の生徒です。 募集期間は今日から来月13日までで、募集人数は24人です。
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南中伝統 経ヶ岳強歩大会
南箕輪中学校の伝統行事、経ヶ岳強歩大会が18日開かれました。 午前7時、大芝高原を一斉にスタートしました。 今年で64回目となるこの大会は毎年この時期に開かれている南箕輪中学校の伝統行事です。 1年生から3年生まで424人が参加しました。 ゴールの経ヶ岳8合目は標高2,035mで、スタート地点との標高差は1,235m、コースの全長は8.3キロです。 1合目までは平たんな道が多く軽快な走りをみせていましたが2合目を過ぎると険しい道に多くの生徒が息をあげていました。 経ヶ岳の登山道は、生徒たちが登りやすいようにと、PTAや職員が事前に笹を刈るなどして整備したということです。 大会の結果、男子は1時間31分16秒でサッカー部3年生の林慈雨君が優勝、女子は2時間1分20秒で陸上部2年の伊藤菜央さんが優勝しました。
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箕輪中学校 強歩大会
箕輪町の箕輪中学校の第24回強歩大会が、今日開かれました。 午前9時、3年男子が一斉にスタートし、その後、男女が学年ごと3分刻みで出発しました。強歩大会は、24回目の伝統行事です。 男子は15キロ、女子は12キロを走ります。 コースは、中学校グラウンドをスタートし、富田グラウンドを折り返し、箕輪西小学校を通るルートです。 生徒たちは、沿道の声援を受けながら懸命に走っていました。 中学校のグラウンドでは、ゴールする生徒に、仲間から大きな声援が送られていました。 3年男子優勝は陸上部の中谷楓君で59分8秒でした。 3年女子優勝は、陸上部の大槻美亜さんで、52分15秒でした。
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第2回同塵会展
上伊那を中心に活動している絵画愛好家でつくる同塵会の作品展が、伊那市の伊那図書館で開かれています。 会場には、会員13人の作品24点が並んでいます。 同塵会は、上伊那や東京で個々に活動する絵画愛好家が集まり去年発足しました。 会員は40代から80代で、油絵や水彩画、えんぴつ画など、独自に作品を描いています。
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上伊那地域に死亡事故多発警報
長野県交通安全運動推進上伊那地方部は、17日、管内での交通死亡事故多発警報を発令しました。 上伊那地域では、今年になってからの交通事故死者数は6人になり、去年1年間の死者数7人に迫る状況となっています。 そのため、17日、長野県交通安全運動推進上伊那地方部が交通死亡事故多発警報を発令しました。 今年に入ってから、箕輪町で3件、駒ヶ根市で2件、辰野町で1件の死亡事故が発生しています。 すべて高齢者が歩行中にひかれる事故となっています。 上伊那地方部では、この状況を受けて、頻発する死亡事故に歯止めをかけようと、発令期間の31日までに交通指導所などを開設して、事故防止を呼びかけます。 伊那市では、19日(木)午前10時から、市役所前で交通指導所が開設されます。 上伊那地方部では、ドライバーに対し、●横断歩道での歩行者の優先徹底、●早めのライト点灯の徹底を呼び掛けています。 なお、上伊那地域での警報の発令は、平成25年2月以降となっています。
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木曽青峰高校の相撲部が伊那養護学校で交流
木曽青峰高校の相撲部の生徒が16日、伊那市の伊那養護学校を訪れ相撲で交流しました。 木曽青峰高校相撲部の1年生から3年生9人が伊那養護学校を訪れました。 木曽出身の伊那養護学校の職員が相撲部の前の顧問と知り合いだった事がきっかけで始まった交流会で、今年で12年目です。 この日は、伊那養護学校の寄宿舎で生活している中学部と高等部の生徒40人が、相撲部の部員と組み合いました。 木曽青峰高校は県内で2つしかない相撲部のある高校の一つです。 前身の木曽山林高校時代も含めると創部100年以上の歴史があり、去年の春場所で大相撲の力士として初土俵を踏んだ御嶽海関も所属していました。 毎年この交流会を楽しみにしている生徒もいるという事で、伊那養護学校では「礼儀作法を学び、楽しみながら親睦を深めてもらいたい」と話していました。
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トラビスジャパン農家民泊7月にスタート
箕輪町の旅行業トラビスジャパンは、外国人や都会の人達を受け入れる農家民泊を7月にスタートさせます。 17日は、トラビスジャパンが箕輪町文化センターで農家民泊の説明会を開き、受け入れを考えている農家10軒に手続きなどを話しました。 トラビスジャパンには、ここ数年農家民泊を希望するアジアなどの観光客からの問い合わせが増えています。 箕輪町内には、受け入れ先がないため、現在、伊那市や飯田市の農家を紹介しています。 箕輪町内で対応できるようにしたいと今回、説明会を開きました。 今回、説明会に参加した箕輪町沢の大槻俊光さんです。 大槻さんは、6年ほど前、トラビスジャパンが行ったツアーで観光農園として協力しました。 大槻さんは、「収穫や袋づめ作業を体験してもらいたい」と話します。 3年前に農家民泊をスタートした伊那市では、観光協会が窓口となり農家民泊を行っていますが需要に追い付かないのが現状です。 箕輪町で本格的な農家民泊の受け入れを7月からスタートさせるトラビスジャパン。 30軒を目標に町内での受け入れ農家を確保するとともに、近隣の辰野町や南箕輪村でも受け入れ農家を募集していくということです。
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フレッシュミズ・メイト講演会
45歳までの女性を対象に健康や食事など様々な分野を学ぶフレッシュミズ・メイトが17日、開講しました。 これは45歳までの女性が様々な分野での学習に取り組めるようJA上伊那が開いている講座です。 健康や子育てについてなどどう同世代の女性の共通の話題となる内容にしています。 去年まではフレッシュミズ大学として開講していましたが、今年から名前を変更して年6回の講座を予定しています。 17日は、開講式が行われ、上伊那の主婦28人が参加しました。 初回の講座では、飯田女子短期大学教授の安富和子さんが「健康に役立つ嚙みかみ術」と題し講演しました。 安富さんは、かむ回数をカウントするカミカミマシーンを使った健康教育の指導やよく噛むことを意識して習慣づけられるレシピの提供などを行っています。 安富さんは「良く噛むことで、「肥満を防いだり味覚の発達を促す効果がある」などと話していました。 次回は、調味料のハーブソルトづくりを行うことになっています。
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伊那市でポリネシアンダンスショー
飯田市と伊那市でポリネシアンダンスの教室を開いているハナハウポリネシアンレヴューのショーが、15日伊那文化会館で行われました。 ハナハウポリネシアンレヴューは、飯田市と伊那市でポリネシアンダンスの教室を開いていて、この日のショーには3歳から80歳までの60人が出演しました。 ショーでは、ポリネシアンダンスを取り入れたミュージカルを披露しました。 ミュージカルの主人公は、ハワイの神々の中でも最も有名な火山の女神「ペレ」です。 旅に出たペレは、いくつもの島々を巡り、やがて深い眠りにつきます。 眠りながらも、魂だけは遠くから聞こえてくる太鼓や掛け声に誘われていくという内容です。 ハナハウポリネシアンレヴューでは「この物語のペレは強く激しい心を持った人だが人の心を許すことができる人でもある。多くの人にもその気持ちを忘れずにいてもらいたい」と話していました。 訪れた人達は、情熱的なダンスに見入っていました。
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台湾の中学校教師視察団が伊那市を訪問
16日から長野県を訪れている台湾の中学校の教師視察団が17日、伊那市の西箕輪中学校で、授業の様子などを見学しました。 伊那市を訪れているのは、台湾彰化県の中学校教師視察団18人です。 視察団は16日から長野県に入り、県内各地の中学校や市役所を訪れています。 この日は伊那市を訪れ、西箕輪中学校で掃除や授業の様子を見学しました。 このうち、技術の授業で木工作品をつくるクラスでは、興味深そうに見学していました。 伊那市では昨年度、台湾から教育旅行で137人を受け入れたということです。 一行は、松本城や光前寺を訪れ、20日に帰国する予定です。
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東春近保育園の園児がよもぎ団子づくり
伊那市の東春近保育園の園児は17日、よもぎ団子を作りました。 東春近保育園では、4月下旬に保育園近くでよもぎ採りをしました。 この日はそのよもぎを使って、園児が団子を作りました。 よもぎ団子は、きなこを付けておやつで味わったということです。
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弥生祭 園児の絵をパンにして販売へ
伊那弥生ヶ丘高校の美術部は保育園児が描いた絵をパンにして来月の文化祭で販売します。16日は生徒達が学校近くの竜西保育園を訪れ園児と一緒にデザイン画を考えました。 弥生の美術部は、昨年度から地域との繋がりを大切にしようと活動しています。 今回は、物づくりをとおして地域への愛着と笑顔を届け、地域活性化につなようとパン作りを計画しました。 園児には絵が実際にパンとなる喜びを味わってもらい、地域の人にはそれを食べて笑顔になってもらおうと考えています。 保育園を訪れた部員が「好きなパンや動物を聞くと、園児たちは色鉛筆やクレヨンを使い描いていきました。 美術部では、園児が描いた絵を基にデザインを決め、市内のパン屋に製造を依頼し文化祭で販売する計画です。 弥生ヶ丘高校の文化祭の一般公開は来月の25日と26日に行われる予定です。