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いな少年少女合唱団がマタイ受難曲演奏会に出演
いな少年少女合唱団は、30日に東京都で開かれるバッハ作曲の「マタイ受難曲」の演奏会に出演します。 17日は演奏会に向け、東京から指揮者を招き練習をしました。 17日は演奏会で指揮を担当する福島章恭さんを招き、伊那公民館で練習をしました。 マタイ受難曲は、聖書を題材にした曲で、バッハ最高傑作の一つとされています。 合唱、ソリスト、オーケストラが演奏する大編成の曲で、全体の演奏時間は3時間を超えます。 全体で70曲ほどで構成されていて、いな少年少女合唱団は、そのうちの2曲に出演します。 演奏会に出演する東京の合唱団の伴奏者が、いな少年少女合唱団と親交があり、出演が決まりました。 福島さんは、ドイツ語の発音や声の強弱など指導していました。 「マタイ受難曲」の演奏会は、30日(土)午後3時から、東京都のめぐろパーシモンホールで開かれます。
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新ごみ処理施設事業 落札者決定
伊那市富県に建設される新しいごみ中間処理施設の整備運営事業落札者は神戸市の㈱神鋼環境ソリューションを代表とするグループに決まりました。 落札金額は158億9千万円となっています。 19日は、上伊那広域連合で記者会見が開かれ入札結果が報告されました。 事業者は、兵庫県神戸市に本社を置く神鋼環境ソリューションを代表とし上伊那の7社が協力企業となっているグループです。 上伊那広域連合によりますと入札は総合評価一般競争入札で、2グループから提案書の提出があり総合評価の結果、技術、価格とも両面で評価されました。 落札額はおよそ158億9千万円となっています。 処理量は1日当たり118トンで処理方式を流動床式ガス化溶融炉としています。 受注実績は同じ方式で15件あるということです。 施設は、最新の排ガス処理により環境への影響を最小化しごみを燃やすエネルギーによる発電で施設の電力を賄います。 また、敷地内にマレットゴルフ場や足湯など憩いの場を整備する計画です。 事業期間は、設計・建設が平成28年度から3年間、運営、維持管理が平成31年度から15年間の合わせて18年間となっています。 2月下旬に事業仮契約を締結し広域連合議会に議案として提出することになっています。
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旧井澤家住宅で新春書画展
地元出身の芸術家の作品や骨董品、今年の干支「申」にちなんだ作品が並ぶ「新春書画展」が、伊那市西町の旧井澤家住宅で開かれています。 展示会は、伊那部宿を考える会が毎年開いていて、会場には掛け軸や美術作品などおよそ130点が展示されています。 掛け軸は、中村不折や小坂芝田など地元出身の芸術家の作品や井上井月の句が書かれたもので、そのほとんどは今回初めて展示されたものだということです。 他に、伊那市長谷の手芸グループ「美里会」は毎年干支にちなんだ木目込人形を展示しています。 地元の芸術家にも協力を呼びかけ、伊那市の漫画家橋爪まんぷさんの申にちなんだイラストや、西春近の酒井一さんの木工作品なども並びます。 新春書画展は25日まで、旧井澤家住宅で開かれています。
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南箕輪村特別職報酬等審議会に白紙諮問
南箕輪村の唐木一直村長は、来年度の理事者や議員の特別職報酬等について19日、審議会に白紙諮問しました。 この日は、唐木村長から審議会の塩澤肇会長に諮問書が手渡されました。 唐木村長は「職務に見合った報酬が望ましいとされている中、村は人口増加対策に力を入れていく。審議会での議論の内容を尊重したい」と挨拶しました。 今年度の理事者の給料は条例で定められた額と同じで、村長が71万9千円、副村長が61万1千円、教育長が52万円となっています。 また、議員の報酬は20万千円です。 塩澤会長は「村の財政状況や村民の意見が反映されるような答申をしたい」と話しました。 審議会は2月上旬までに村長に答申する予定です。
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イーナムービーズ動画をHPで公開
伊那市の魅力を市内外に発信するシティプロモーション映像「イーナ・ムービーズなつかしい未来」のHPが開設し一部の映像が公開されています。 18日は、総合プロデュースをする伊那市出身で人物デザイナーの柘植伊佐夫さんらが記者会見を市内で開きました。 開設したHPには、これまでに撮影した市内の自然や歴史、文化などが紹介されています。 この他、4分ほどでまとめた高遠城址公園や子育て支援センターなどを映した春編と南アルプスや伝統行事さんよりこよりなどの夏編が公開されています。 現在は冬編の撮影が行われていて柘植さんは「鹿の猟やジビエについて紹介したい」と話していました。 伊那市では、この映像を首都圏の列車内やテレビCMなどで放送するとしています。 伊那市のプロモーション映像は3月の完成を予定しています。
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雪の影響で乱れた交通機関などが回復
18日の大雪で通行止めとなっていた中央自動車道は19日通行止めが解除されました。 JR中央東線の特急あずさ、スーパーあずさも通常運行し交通機関の乱れは回復しています。 中央道は、19日午前11時に上り線が、午後4時に下り線の通行止めが解除されました。 高速バスは午後1時以降、一部の便で運行を再開しました。
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伊那警察署管内の3団体が交通栄誉章を受章
伊那交通安全緑十字会など伊那警察署管内の3団体が、交通安全活動に功績があったとして交通栄誉章を受章しました。 18日、3団体の代表者が伊那警察署を訪れ受章の報告をしました。 伊那交通安全緑十字会は、自宅訪問や出前講座を通して、高齢者の交通事故防止の活動を行っています。 伊那東小学校は、地域住民と協力し、学校周辺地域での車の最高速度を時速30キロに制限する「ゾーン30」の指定に貢献しました。 南箕輪村の信英蓄電器箔株式会社は、研修会を実施するなど社員の交通安全意識向上に努めています。 交通栄誉章は交通安全活動に貢献した団体に全日本交通安全協会会長から贈られるものです。 今回全国で、団体は44団体、学校は48校、事業所は92事業所が受章しています。
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中曽根の獅子舞 地域の安泰願う
地域や区民の今年一年の安泰や無病息災を願う伝統の獅子舞が10日、箕輪町の中曽根で披露されました。 保存会のメンバーおよそ40人が区内の神社で舞を奉納した後、区長の自宅や区内の辻など4か所で伝統の獅子舞を披露しました。 中曽根の獅子舞は町の無形民俗文化財に指定されていて、戦後、住民有志により毎年、小正月に舞うようになったということです。 舞は、地域の安泰や五穀豊穣、無病息災を願う五つの舞で構成され、区内の辻3か所では、雌獅子2頭による舞い合わせが披露されました。 保存会会長の唐澤信孝さんは「中曽根は農家が多い地区。区内の安泰と共に、五穀豊穣を願った良い舞いが披露できた」と話していました。 舞いが終わると、集まった人達は、獅子に頭を噛んでもらい、今年一年の無事を願っていました。
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小河内神社御筒粥の神事 世の中「六分七厘」
箕輪町の小河内神社で、今年の農作物の出来や世相を占う御筒粥の神事が17日に行われ、今年の世の中は去年より三厘下がって「六分七厘」となりました。 神事は今年1年の五穀豊穣を願う小河内神社の祈年祭で毎年行われています。 朝6時に釜を火にかけ、2時間ほど煮たてました。 午前8時すぎ、北小河内と南小河内の住民でつくる総代会のメンバーが見守る中、釜の中から筒が取り出されました。 筒は葦の茎を21本束ねた物で、筒に入った米粒の数で、今年の農作物の出来や世相を占います。 占いの結果、世の中は、去年より3厘下がり六分七厘でした。 水稲は早生が上々で、そのほか、ささげ、リンゴ、大豆が上々となっています。 神社関係者は「ひとつの将来の見通しが出た。結果を参考にして今年1年、共々に頑張っていきたい」と話していました。
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南箕輪村ご当地メニュー審査会 グランプリ決定
南箕輪村観光協会は、地元の食材を使ったご当地メニューの審査会を11日、村保健センターで開きました。 グランプリには、中村光宏さんが考案した「リンゴと洋なしのガレット」が選ばれました。 グランプリを受賞した中村光宏さんが考案した「リンゴと洋なしのガレット」です。 地元でとれたりんごと洋ナシを、パイ生地で固め焼き上げたものです。 季節に合わせた地元の果物を使い、簡単に作れる点が評価されたということです。 南箕輪村観光協会は、村を代表するご当地メニューの商品化を目指して、去年10月から2か月間レシピを募集しました。 村内外13人から33点の応募があり、審査を経て9人の10点で最終審査が行われました。 最終審査では、考案者が料理の説明をし、唐木一直村長など10人が審査しました。 村観光協会会長の唐木村長は「それぞれ工夫を感じるレシピ。今後、地元事業者と話し合い料理の商品化を進めていきたい」と話していました。
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お日待ちの伝統行事 引持の獅子舞 披露
伊那市高遠町上山田引持に伝わる引持の獅子舞が16日、地域住民に披露され集まった人たちが家内安全や五穀豊穣を願いました。 引持の獅子舞は、地区住民が徹夜で酒を酌み交わしながら日の出を待ち、地区の安泰を願う「お日待ち」の行事で行われていたといわれています。 今は地域住民でつくる引持組合が毎年行っていて会場となった引持生活改善センターにはおよそ60人が集まりました。 前は獅子を後ろはひょっとこの面をつけた2人が会場狭しと舞を披露し獅子が体についたノミを食べるユニークな仕草もありました。 引持組合では「地域の繋がりを大事にしながら伝統行事を引き継いでいきたい」と話していました。
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インフルエンザで南箕輪村の南部保育園が学級閉鎖
南箕輪村の南部保育園年中の2クラスは、インフルエンザ発症者が増加しているため、19日と20日の2日間学級閉鎖の措置がとられます。 学級閉鎖となるのは南部保育園の年中2クラスです。 インフルエンザに感染したとみられる園児数は2クラス合わせて36人中11人で 19日と20日の2日間、学級閉鎖となります。 南箕輪村では、「外出時のマスクの着用や外出後の手洗いやうがいを行い、咳エチケットを守って感染予防に努めてほしい」と呼びかけています。
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3月に合唱フェスティバル「田中眞郎とうたう仲間たち」開催
50年以上にわたり上伊那地域で合唱の指導にあたってきた田中眞郎さんの功績を称える合唱フェスティバルが3月27日に伊那文化会館で開かれます。 田中さんは飯山市生まれの78歳。 新潟大学教育学部の音楽科を卒業後、上伊那の高校で合唱クラブの育成に務めたほか現在も合唱団の指導にあたっています。 一昨年田中さんが伊那市から教育文化功労の表彰を受けたことがきっかけで、これまでに指導を受けた有志が集まり合唱フェスティバル「田中眞郎とうたう仲間たち」実行委員会を立ち上げました。 昨夜は初めての合同練習が伊那市のいなっせで行われ7つの合唱団からおよそ120人が集まりました。 合唱フェスティバルでは、各合唱団の演奏のほか有志による合同演奏、ミュージカルなどの企画ステージも予定されています。 実行委員会では「田中さんの指導を受けた人たちが一堂に会しこれからの活動の礎となる一大イベントにしていきたい」と話しています。 合唱フェスティバル「田中眞郎とうたう仲間たち」は3月27日に伊那文化会館で開かれ、入場料は500円を予定しています。
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伊那地域も大雪 生活に影響
伊那地域は18日未明から雪が降り始め朝から雪かきをする人の姿が見られました。 雪が原因による停電が発生したほか中央道が通行止めになるなど生活にも影響が出ました。 長野地方気象台は午前0時過ぎに上伊那地域に大雪警報を出し警戒を呼びかけました。 伊那地域は今シーズン初めて市街地でも雪が積もり、朝から住民が雪かきにおわれていました。
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駒ヶ根市長選挙 現職の杉本幸治さんが無投票で当選
任期満了に伴う駒ヶ根市長選挙が17日に告示され、現職の杉本幸治さんが、無投票で3期目の当選を果たしました。 2期連続無投票で当選となった杉本さんは、現在66歳です。 3期目の政策として、人口減少対策や子育て支援、地域医療の充実など、9項目を柱とする施策を掲げました。 杉本さんは、「無投票当選だが、これまでの2期8年で一定の 評価は頂けていると考えている。 3期目は地方創生に引き続き力を入れていきたい」と話しました。 杉本さんの3期目の任期は1月29日から平成32年の1月28日までの4年間となっています。
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400年の歴史 羽広の獅子舞 奉納
伊那市西箕輪羽広で400年あまりの歴史がある羽広の獅子舞が17日、仲仙寺本堂で奉納されました。 午前7時、雄獅子と雌獅子による舞が始まりました。 口を閉じているのが雄獅子、口をあけているのが雌獅子で、2頭の舞合わせが特徴です。 大きく静かに舞う「肇国の舞」や剣を使い悪魔を打ち払う「剣の舞」など、5つの舞で構成されていて、総称して「阿吽の舞」と呼ばれています。 羽広の獅子舞は市の無形民俗文化財に指定されていて、区内全戸が会員となる羽広獅子舞保存会が受け継いでいます。 獅子舞の奉納が終わると、北と南に分かれて区内の家庭を周り家内安全や五穀豊穣を願う「戸毎舞」が行われました。 家には家族や近所の人たちが集まり、舞を楽しんでいました。 今年は南北合わせて30戸を周りました。 羽広の獅子舞は一部を焼失した仲仙寺の再興を祝い舞ったのが始まりで、奉納は400年あまり続いているということです。
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小正月の行事「賽の神」地域の安泰願う
伊那市東春近中殿島に伝わる小正月の伝統行事、賽の神のどんど焼きが17日行われ地域住民が家内安全や無病息災を願いました。 17日は高さ8メートルほどの青竹から「お月さま」や「柳」と呼ばれる飾り物が外されました。 青竹は1週間前に建てられたものでこの行事は賽の神と呼ばれています。 中殿島の城上東や城上西、渡場の一部に伝わるもので今は地元の中学生が主体となって行事を引き継いでいます。 青竹に付けられていた「柳」と呼ばれる色紙で飾り付けをした竹は縁起物として地区内に配られます。 地域に古くから住んでいる人によりますと「柳」は丸めて輪にしてから屋根に投げ家内安全を願いましたが今は玄関に飾る家が多いということです。 中学生が「柳」を配っている間に大人たちが青竹を切ったものや正月飾りをどんど焼きで燃やす準備をします。 どんど焼きには20人ほどが集まり、火が付けられると正月飾りは勢いよく燃え、ダルマのはじける音が響いていました。 賽の神を行った住民有志は「地域に残る伝統行事として守っていきたい。」と話していました。
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県が新型インフルエンザの対応研修会
新型インフルエンザが発生した場合の対応についての研修会が、14日、伊那合同庁舎で開かれ、上伊那地方事務所や県の現地機関の職員が電話対応などの手順を確認しました。 県で実施された新型インフルエンザの訓練に合わせて開かれた研修会です。 県対策本部の上伊那地方部を構成する上伊那地方事務所や県の現地機関の職員が出席しました。 県内で新型インフルエンザが発生した場合、相談窓口の充実と強化が地方部の役割の一つとなります。 5つの専用電話を設置し、状況によっては24時間体制で相談を受け付けるという事です。 伊那保健福祉事務所によりますと、新型インフルエンザ かどうかの確定検査が行えるのは県内では長野市の環境保全研究所のみだという事です。 管内で疑わしい患者が発生した場合、専用のケースに入れた検体を衝撃に強いジュラルミンケースに入れて職員が長野市まで運ぶ事が説明されました。 上伊那地方事務所では、今回の研修を踏まえ、電話対応マニュアルなどをさらに精査していくという事です。
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高遠町の矢澤章一さん アーカイブ資料をもとに講演
地域に残る写真をデジタル化するアーカイブに今年度取り組んできた伊那市高遠町の郷土史研究家矢澤章一さんは、16日、三峰川と地域の移り変わりについて講演しました。 16日は、「三峰川と高遠の変遷」をテーマに、アーカイブした写真を見ながら矢澤さんが当時の様子について話しました。 高遠町歴史博物館では、地域に残る写真や資料を確かな形で残していこうと今年度アーカイブ事業に取り組んでいて、矢澤さんは中心となってすすめてきました。 今回は、アーカイブした写真を通して地域の歴史を振り返ろうと歴史博物館が企画したもので、会場には当初予定していた定員の倍以上のおよそ80人が集まりました。 昭和20年代から始まった三峰川総合開発に当初からかかわり写真や映像などで事業の記録を残してきた矢澤さんは、当時の写真のフィルムやガラスの原板をデータ化する作業を去年7月から行ってきました。 高遠歴史博物館では、アーカイブした貴重な資料をただ残すだけでなく、うまく活用していきたいと話していました。 伊那市教育委員会では、このアーカイブ事業を来年度市内全域に広げる方針です。
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大学入試センター試験始まる
大学入試センター試験が16日と17日の2日間の日程で、全国一斉に始まりました。 今年は、信州大学農学部の講義棟が改修工事中のため、伊那市の伊那弥生ヶ丘高校を会場に試験が実施されました。 県内では13か所で行われ、南信地域の受験生は弥生ヶ丘高校と駒ヶ根市の県看護大学で試験を受けます。 今年のセンター試験には、全国でおよそ56万人が受験していて、うち長野県は1万26人、南信地域は1,239人となっています。 初日の16日は、文系科目の試験が行われ、伊那弥生ヶ丘高校には試験開始の1時間以上前から受験生が続々と集まっていました。 校門前には各高校の担任が応援に駆け付け、受験生の緊張を和らげていました。 午後4時現在、県内の試験会場ではトラブルなどはなく順調に進められているということです。 17日は、理数科目の試験が行われることになっています。
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故・北原青雲さん遺墨展
伊那市高遠町出身の書家で、平成12年に75歳で亡くなった北原青雲さんの遺墨展が16日から伊那市のかんてんぱぱホールで始まりました。 会場には掛け軸やふすま、額装など110点が展示されています。 北原青雲さんは、大正15年伊那市高遠町生まれ。 教員となり、南箕輪中、箕輪中で校長を歴任しました。 上伊那書道協会会長などを務め、平成12年に75歳で亡くなりました。 「伊那まつり」の題字や、上伊那の企業の社名なども手掛けています。 この作品は、伊那市の歌を書いたものです。 30年ほど前に伊那ライオンズクラブの30周年記念として制作されたもので、現在でも伊那市役所の敷地内に展示されています。 遺墨展は、北原さんの17回忌を機に功績を称えようと、親交の深い7人が発起人となり実行委員会が開きました。 北原青雲遺墨展は、24日(日)まで伊那市のかんてんぱぱホールで開かれています。
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JA上伊那生活部会東部支所 いきいき女性の集い
JA上伊那の女性組織、JA上伊那生活部会東部支所の第22回いきいき女性の集いが16日伊那市のJA上伊那本所で開かれました。 16日は東部支所から120人が参加しました。 伊那地区の生活部会のメンバーでつくるグリーンコーラスの童謡や歌謡曲などを聞きました。 JA上伊那生活部会東部支所は高遠町・長谷地区の農家の女性などで作るもので、現在437人が所属しています。 体操やダンス、ハーモニカなどの教室を開き交流しています。 いきいき女性の集いは、1年に1度会員が一堂に会し親睦を深めようと行われています。 参加者は、一緒に歌を口ずさんでいました。 東部支所の伊藤とみ子部会長は「各種活動に参加することで生活部会を一層盛り上げていってほしい」と話していました。
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みはらしの湯で設備故障 臨時休業
伊那市西箕輪の日帰り温泉施設みはらしの湯で、15日濾過タンクと循環ポンプが故障し、現在臨時休業となっています。 復旧のめどはまだついていないということです。 みはらしの湯を運営する伊那市観光㈱によりますと、きのう午後4時頃から濾過タンクと循環ポンプが故障したということで、施設は現在臨時休業となっています。 復旧の見通しはたっておらず、早くても19日以降になる見込みだということです。 なお、羽広荘と温泉スタンドは通常通り営業しています。 伊那市観光㈱では「お客様にご迷惑をかけてしまい、大変申し訳ありません。早く再開できるよう準備を進めたい」と話していました。
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西春近郵便局に感謝状
伊那警察署は、架空請求詐欺を未然に防いだとして、伊那市の西春近郵便局に感謝状を贈りました。 15日は、小林敏明局長ら3人が伊那警察署を訪れ、内川政澄署長から感謝状を受け取りました。 去年12月25日、西春近郵便局に伊那市の70代の女性が訪れ、定額預金を解約し、300万円を引き出そうとしたところ、窓口を担当している宮原さちこさんがいつもと様子が違っていることに気づき、上司の西村康子さん、局長の小林さんに報告。 話の内容から特殊詐欺を疑い伊那署に通報しました。 伊那署によりますと、架空請求詐欺だったということですが、この女性は、詐欺を全く疑っていなかったということです。 去年1年間、伊那署管内の特殊詐欺被害は、8件700万円で、未然に防いだものは、コンビニや金融機関などの協力で13件1,700万円でした。 伊那署では、「金融機関で実施しているチェックシートが浸透しつつある」と話しています。
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上伊那美術教育研究会OB有志 第5回スケッチ旅行作品美術展
小中学校の元美術教諭による第5回スケッチ旅行作品美術展が、14日から伊那市のいなっせで開かれています。 会場には8人の作品、27点が展示されています。今回は作品展を始めて10年の節目となる事から大作を中心に展示しています。 ギリシャのエーゲ海やフランスのノートルダム寺院、イタリアの住宅など、これまでの力作が並んでいます。 小中学校の美術教諭でつくる上伊那教育会美術教育研究会のOB有志は毎年国内外でスケッチ旅行を行っていて2年に1度作品展を開いています。 平均年齢は80歳で、退職後の楽しみとして自由に絵を描いているという事です。 事務局の小林修一郎さんは「これからもみんな元気に、長く続けていきたい」と話していました。 上伊那美術教育研究会OB有志による第5回スケッチ旅行作品美術展は、18日(月)までいなっせ2階の展示ギャラリーで開かれています。
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JR飯田線 踏切の遮断機故障で渋滞
15日午後4時ごろから、伊那市内のJR飯田線の伊那市駅から伊那北駅までの6つの踏切の遮断機が下りたままとなり、その影響で交通渋滞が発生しました。 遮断機が下りたままとなったのはJR飯田線で北は旭町第2踏切から南は伊那市駅北側の踏切までの6つの踏切です。 JR東海によると、遮断機の故障によるものだということです。 落雷など、何らかの不具合を検知した際に下りたままになることがあるということです。 市街地の交通に影響があり、線路を横断したい車両で渋滞が発生しました。 徒歩で移動していた女性は、途方に暮れていました。 電車が通過後一時的に遮断機は上がりましたが、その後、また下りたままとなり、午後5時9分まで下りたままの状態でした。 午後5時15分現在は通行可能となっていて、原因については調査中だということです。 JR飯田線では、安全確認を行ったため、列車は午後5時15分現在、最大13分の遅れが出たということです。
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箕輪町で交通死亡事故
14日、午後1時20分ころ、箕輪町北小河内の竜東線で、横断歩道を渡っていた女性が普通貨物車にはねられ死亡しました。 伊那警察署の発表によりますと、14日午後1時20分ころ、箕輪町北小河内の竜東線で、岡谷市の会社員が運転する普通貨物車が、横断歩道を渡っていた近くに住む会社役員丸山律子さん77歳をはねました。 丸山さんは、収容先の伊那市内の病院で午後2時50分に死亡が確認されました。 運転していた岡谷市の林昌史容疑者は、過失運転致傷罪の疑いで現行犯逮捕されました。 詳しい原因については、現在伊那警察署で捜査を進めています。
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伊那西高校文芸クラブの生徒の作品が「現代百人一首」入選
伊那市の伊那西高校の文芸クラブの生徒が、東洋大学が主催する「第29回現代百人一首」に入選しました。 伊那西高校文芸クラブは、短歌や俳句、小説などの創作活動をしています。 現代百人一首は、学生ならではの視点から日常生活で感じたことなどを詠むもので、東洋大学が主催しています。 1年の加藤朱香さんは 「お小遣い貯めてようやく手に入れた ヒールの高さと大人の気分」と詠みました。 2年の小椋環さんは 「背表紙が色褪せている祖母の書を 独りでなでる祖父の手のひら」と詠みました。 3年の遠山愛実さんは 「人受けを気にしてばかりいる私 『つまらないよ』と母の一言」と詠みました。 現代百人一首には、全国から56,972点の応募があり、100点の入選作品の中に3人の作品が選ばれました。
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一堂に会し総合学習発表交流会
伊那市内すべての15の小学校が一堂に会し、総合的な学習の成果を発表する学習発表交流会が、15日伊那市の伊那文化会館で開かれました。 学習発表交流会は、学びの意欲を高め、伊那市に生きる仲間としての一体感を育てていこうと伊那市教育委員会が年に1回開いているものです。 市内15の小学校全てが参加して、日頃から取り組んでいる総合的な学習の成果を発表しました。 写真を使いながらこれまでの活動をまとめ紹介していました。 このうち伊那北小学校は、「ワクワクドキドキ里山探検隊」と題し寸劇をまじえながら身近にある里山での体験を発表しました。 そり作りを振り返る場面では、苦労したことや完成した時の達成感をいきいきと表現していました。 この総合的な学習発表会は、伊那市教育委員会が2014年から開いていて、今年で3年目となります。 この様子は、2月6日に第1部、13日に第2部をご覧のチャンネルで放送します。
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南箕輪村西部保育園の園児がお年寄りと小正月の伝統行事を体験
南箕輪村の西部保育園の園児は、地域のお年寄りと一緒に15日、小正月の伝統行事を楽しみました。 この日は、西部保育園の園児およそ100人が、大泉の有志でつくる「大泉老人クラブ」のメンバーと一緒に、小正月の伝統行事を楽しみました。 五穀豊穣や無病息災を祈るほんだれ様の飾りつけをしました。 サワラの木に吊るすのはナラの木で、皮をむいたものを稲に、皮をむかないものを粟に見立てています。 外では「ほっぽんや」を行いました。 ほっぽんやは、皮を剥いだ木の枝に模様をつけて、カチカチと音を鳴らしながら練り歩く鳥追いの行事です。 稲穂や農作物を食い荒らす鳥に頭を悩ませていた百姓達が始めたのが始まりとされています。 大泉老人クラブによりますと、現在上伊那でほっぽんやを行っているのは、大泉区と辰野町の小横川(こよっかわ)地区だけだということです。 園児は老人クラブのメンバーの声に合わせて棒を鳴らしていました。 この日はこの他に繭玉も作り、飾ったり食べたりしました。 大泉老人クラブのメンバーは「昔から続いている地域の伝統行事を、大人になっても忘れずに伝えていってもらいたい」と話していました。