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特別初診料 値上げへ
伊那中央病院は、紹介状をもたずに受診する特別初診料を1,000円から2,000円に引きあげます。 25日開かれた伊那中央行政組合議会定例会で条例改正案が可決されました。 引きあげ時期は、来年4月を予定しています。 地域医療支援病院として、地域内の医療機関との役割の分担を進める目的です。 飯田市立病院も今年9月から2,000円に引きあげています。 伊那中央病院には、来年1月1日から内視鏡を使った高度な手術を行う消化器外科が設置されます。
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伊那市高遠町国道361号 24日午後5時に通行止め解除
斜面のモルタルの破片が落下し23日から全面通行止めとなっていた伊那市高遠町西高遠の国道361号で、24日、伊那建設事務所職員らが落下箇所の調査を行い、午後5時に通行止めが全面解除となりました。 24日、モルタル片が落下した現場で、道路を管理する伊那建設事務所の職員や専門業者が午前9時から一日かけて確認しました。 伊那建設事務所によりますと22日午後6時頃、国道361号を通行していた市内の自動車教習所の教習車の屋根に、直径20センチ、厚さ3センチほどのモルタルの破片がネットを越えて落下したという事です。乗っていた2人にけがはありませんでした。 24日は、落下した箇所とそのほかに危険な箇所がないか調査を行い、午後5時に通行止めが全面解除となりました。 25日もひき続き調査を行う事になっていて、午前9時から午後4時までの間のみ片側通行となります。 のり面は、斜面の崩落を防ぐため30年ほど前に伊那建設事務所が造ったもので、老朽化が進んでいる可能性があるという事です。 伊那建設事務所では、今後、のり面全体の調査を進め、ネットをさらに高くする事や、全面的な改修なども視野に入れて対策を検討するという事です。
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県内でトップ切り 東春近小で2学期終業式
県内トップを切って、伊那市の東春近小学校で24日2学期の終業式が行われ、子どもたちが13日間の冬休みに入りました。 東春近小の2学期は85日間あり、1年生と6年生がその間の学習の成果を発表しました。 1年生は、朝顔を育てた観察日記を発表しました。朝顔は、途中、葉が虫に食べられてしまうなどのハプニングがありましたが、きれいな花を咲かせました。 6年生は、学校近くで地域住民が整備を進めている老松場(ろうしょうば)古墳公園についての学習成果を発表しました。 老松場古墳は、双円墳(そうえんふん)か、前方後円墳(ぜんぽうこうえんふん)ではないかということで、双円墳なら日本で2例目、前方後円墳でも、上伊那で2例目の非常に珍しい古墳で、年明けにもどのタイプか判明するということです。 倉嶋 隆雄校長は、「2学期は収穫の学期でした。身につけたもの、心に刻んだことは自分の財産です。頑張った自分に、一緒に過ごした友達に、お世話になった先生に拍手を送りましょう」と話しました。 その後授業を終えて、午後2時55分に、今年最後の帰りの会をしました。 2年東組の教室では、子どもたちが、自宅に持ち帰る荷物をかばんに詰め込んでいました。 伊那ケーブルテレビ放送エリア内で、24日に終業式が行われたのは東春近小学校のみで、県内でもトップを切っての終業式となりました。 エリア内の小中学校の終業式は25日がピークとなっています。
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伊那西スケート場 冷え込みに期待
伊那市横山の天然リンク・伊那西スケート場の安全祈願祭が24日、行われました。 24日朝の伊那地域の最低気温は3.6度と暖かく、氷は、一部が薄く張っているのみで、関係者は今後の冷え込みに期待を寄せています。 伊那市横山の伊那市営・伊那西スケート場です。 夏場は運動場として利用されていて、11月20日に水を張りました。 9日に全面結氷しましたが、このところの暖かさと23日の雨で、ほとんどが溶けました。現在は、一部に薄く氷が張っている状態です。 24日は、伊那市教育委員会や地元の関係者などが参加し、今シーズンの安全を祈る祈願祭を行いました。 伊那西スケート場は、1959年、地元関係者が冬場の農業用水を活用して整備し、1984年に市営となった、50年以上の歴史を持つ天然リンクです。 スケート場を管理している武田用水組合の武田 孝平さんは、今後の冷え込みに期待を寄せています。 伊那西スケート場は、2013年度は19日間営業し1,256人が利用、2014年度は19日間営業し908人が利用しています。
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全県にノロウイルス注意報発令
長野県は「ノロウイルス食中毒注意報」を24日全県に発令しました。 県内で感染性胃腸炎患者の届け出数が増加していることや、全国的にノロウイルスによる集団感染が多発していることから、今日、注意報を発令しました。 ノロウイルスによる食中毒は、12月から3月の寒い時期にかけて多発するのが特徴です。 長野県では、食品を加熱処理する、作業前には手洗いを行うなど、食中毒予防を呼びかけています。
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濃い霧の朝 南からの暖かな湿った空気の影響
24日朝の伊那地域は、南からの温かく湿った空気の影響で濃い霧となりました。 長野地方気象台によりますと、日本の南岸を、前線を伴った低気圧が通過し南から暖かく湿った空気が流れ込んだ影響で、今朝、濃い霧となりました。 25日以降は冬型の気圧配置に移行するため、30日頃まで比較的晴れの安定した天気になりそうだという事です。
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箕輪町の特別職の報酬 審議会に白紙諮問
箕輪町の白鳥政徳町長は、来年度の特別職の報酬などについて24日、審議会に白紙諮問しました。 審議会の委員10人が委嘱されました。 白鳥町長は、審議会の黒田重行会長に来年度の特別職の報酬について白紙諮問しました。 今年度の町長の給料は条例で定められた83万円から、10%減額し74万7,000円、副町長は、8%減の61万6,400円、教育長は5%減の53万3,900円となっています。 議員報酬は条例通りの額で、議長が31万7,000円、副議長が25万3,000円、委員長が24万3,000円、議員が22万7,000円となっています。 審議会は、次回、来年1月12日を予定していて、1月末までに町長に答申する予定です。
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シティプロモ撮影大詰め
伊那市の魅力を市内外に発信するシティプロモーション映像「イーナ・ムービーズなつかしい未来」の撮影も大詰めを迎えています。 22日はエキストラが参加しての撮影が行われました。 伊那市は、市内外に向けて人々の生活や子育て支援、豊かな自然環境などを撮影しています。 22日は、伊那市の映画館「旭座」で撮影が行われ、エキストラ40人が参加しました。 これまでは、行事などをメインに撮影してきましたがエキストラを使って撮影するのは初めてです。 総合演出を務めるのは伊那市芸術文化大使の柘植伊佐夫さんです。 22日は、現在制作中の秋編の最終撮影です。 柘植さんにとって思い出深い映画館を秋編のメインに使いたかったということです。 旭座は大正初期に建てられた映画館です。 今後は、編集作業に入り来年1月から冬編の本格的な撮影がスタートします。 伊那市のプロモーション映像は来年3月の完成を予定しています。 1月にはHPを開設し撮影風景や動画などを載せていく計画です。
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農業の魅力発見セミナー
上伊那農業高校の生徒や地元農家が、農業の魅力について発表する「農業の魅力発見セミナー」が22日、南箕輪村の上農高校同窓会館で開かれました。 セミナーは、上伊那農業改良普及センターなどが開いているもので、およそ80人が参加しました。 上農生は、農事組合法人まっくんファームなどと協力して栽培した米「風の村 米だより」の取り組みについて発表しました。 風の村米だよりは、食べる人に安心で美味しいと感じてもらえるように100%有機肥料栽培にこだわったということです。 生徒は「栽培やPR活動を通して地域の人と接する機会が多く、たくさんのことを学んだ」「これからも生産者と消費者の繋がりを考えていきたい」と話していました。 伊那市ますみヶ丘の畜産農家桃澤圭さんは「たくさんの農家と話をして、農業の置かれている状況を実際の現場で学んでほしい」と生徒に呼びかけました。 上伊那農業改良普及センターでは「若手農業者の話を聞いて、高校生に地域の農業を担う意識を高めてもらいたい」としています。
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冬至 伊那小学校の給食にかぼちゃや柚子を使ったメニュー
22日は「冬至」です。伊那市の伊那小学校では、かぼちゃや柚子を使った献立の給食が提供されました。 この日は二十四節気のひとつ「冬至」で、一年日のうち昼の時間が最も短いとされる日です。 冬至の日にかぼちゃを食べ、柚子湯に浸かると風邪をひかないとされていることから、伊那小学校のこの日の給食にはかぼちゃの煮物と柚子の和え物が出ました。 栄養職員の輿あかねさんは「昔からの言い伝えを意識して丈夫に過ごしてもらいたい」と話していました。
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上伊那の米生産目標2万8270トン
平成28年の上伊那で生産する米の目標数は2万8270トンとなり、今年に比べて416トン少なく3年連続の減少となりました。 これは22日、JA上伊那伊那支所で開かれた県農業再生協議会上伊那地方部総会で決まったものです。 総会には各市町村関係者やJA上伊那などおよそ40人が出席しました。 上伊那の平成28年の米の生産目標数は今年より416トン少ない2万8270トンです。 市町村別では、伊那市が1万2124トン、箕輪町が2299トン、南箕輪村が1538トンとなっています。 総会では生産目標を達成するため、飼料用米や、備蓄米などの生産に取り組んでいくことを確認しました。 要望については各市町の農業再生協議会で話し合い来年1月に目標値などを決める予定です。
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子育て情報を安心安全メールで配信
伊那市が防犯や防災情報をメールで配信している地域安心安全メールで新たに子育て情報の提供を行います。 伊那市が行っている安心安全メールは火災や防災、イベント情報などの提供を平成 年から行っていて21日現在、1万6891人が登録しています。 来年1月1日から0歳から2歳向けの情報を提供します。 登録すると子育て支援センターの講座やイベント情報、児童手当や保育園入園等手続きに関する情報を受信できます。 伊那市では、「メールの配信登録や情報利用料は無料で子育て中の人に利用していただきたい」と登録を呼びかけています。
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期成同盟会が講演会 リニアを活かした広域観光を
リニア中央新幹線を活かした広域観光や、地域づくりを進めるための講演会が21日伊那市で開かれました。 リニア中央新幹線建設促進上伊那地区期成同盟会が開いたものです。 同盟会を構成する上伊那の市町村や商工団体、農業関係者など約100人が参加し、一般にも公開されました。 小諸市出身で県の観光に関するアドバイザーを務めている、観光地域づくりプラットフォーム推進機構会長の清水愼一さんが講師をつとめました。 清水さんは、「観光客は街歩きをしたがっているという事をまず頭に入れ、それを受け入れる街づくりや地域ブランドの確立が必要」と話しました。 同盟会ではリニアを活かした広域観光や行政と地域が一体となった地域づくりを進めていきたいとしています。
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満蒙開拓青少年義勇軍について 矢澤静二さん講演
伊那市の西春近公民館で人権同和教育講座が18日に開かれ、上伊那教育会の矢澤静二さんが「上伊那の満蒙開拓青少年義勇軍~戦時下における人権と教育を考える~」と題して講演しました。 矢澤さんは、これまでの研究を元に、義勇軍創設までの流れや、上伊那の義勇軍の送出状況とその特徴などを解説しました。 矢澤さんによりますと、上伊那からはおよそ600人が義勇軍として満州に渡り、91人が亡くなったということです。 昭和15年頃までは、市町村ごとに義勇軍の割り当てが決められていましたが、その後教育関係者に義勇軍の送出の協力を要請し、結果、割り当て人数を上回る多くの人が義勇軍に送り出されることになったということです。 当時の教育が子どもに与えた影響は大きかったと説明し「戦争は人権破壊だ」と話しました。 講演では、教育会に唯一1枚だけ保管されている義勇軍の勧誘に使ったパンフレットも紹介されました。 講演は、戦後70年を迎え、上伊那とも大きく関わりのある満蒙開拓青少年義勇軍がなぜ送り出されたのかなどについて改めて考えてもらおうと、西春近公民館が開いたものです。 会場には30人程が訪れ矢澤さんの話に耳を傾けていました。
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高遠高校の生徒が中学生に書道を指導
伊那市の高遠高校の生徒が、16日、高遠中学校を訪れ2年生の書初めの授業で実技指導をしました。 高遠中学校の国語の時間です。 この日は、高遠高校芸術コースの書道専攻の生徒5人が訪れ、中学生に指導しました。 書初めの題材は行書体の「自然の神秘」です。 行書体は決まったくずし方や特別な書き順があり、高校生は文字のバランスを見ながらアドバイスしていました。 高遠高校では、異なる世代と話す事でコミュニティー能力を高めようと書道を通した中学生との交流を行っています。 高遠中学校での指導は、毎年この時期に行われていて今年で3年目です。 高遠高校の泉逸男教諭は「自分が学んだ事を人に教える事が良い勉強になると思う」と話していました。
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小松実治さん ミツロウで作った来年の干支、申の置物贈る
伊那市御園で養蜂園を営む小松実治さんは、ミツロウで作った、来年の干支、申の置物を市内の障がい者社会就労センターの利用者に贈りました。 小松さんが伊那市の障がい者社会就労センターゆめわーくを訪れ、施設の利用者に置物をプレゼントしました。 置物は、蜜蜂の巣の成分、ミツロウを溶かして3種類の型に流し込み、4色のクレヨンで色づけして作ったものです。 全部で180個作り、ゆめわーくのほか、輪っこはうす・コスモスの家、さくらの家の利用者全員に贈りました。 ゆめわーくでは、蜜蜂の巣箱作りを受注していて、小松さんはそのお礼にと毎年干支の置物を贈っています。 現在83歳の小松さんは来年年男だという事で、「嫌な事やわざわいが去る年にしたい」と話していました。 干支の置物は市役所や伊那市駅前交番などにも届けたという事です。
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い~な音楽祭で歌声披露
伊那市内のコーラスグループが練習の成果を披露する「い~な音楽祭」が20日、伊那文化会館で開かれました。 い~な音楽祭には小学生から高齢者までの男女が所属する25団体およそ延べ800人が出演しました。 団体ごとに選曲や歌声が異なりそれぞれが日頃の練習の成果を披露していました。 出演団体のうち今年2月に発足した女声合唱「吾木香」は沖縄県の民謡など2曲を歌いました。 「吾木香」は来年4月に伊那市で開かれるスイスのアカペラ合唱団との交流演奏会に向けて練習を重ねています。 音楽祭の最後には出演団体全員でエーデルワイスを合唱しました。
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園児が〆の子作りに挑戦
伊那市の西箕輪保育園の園児は21日〆の子作りに挑戦しました。 21日は年長園児およそ50人が参加し〆の子を作りました。 指導にあたったのは保育園近くにある農業公園みはらしファームの職員4人です。 園児たちは職員に教わりながらワラの束をなっていました。 〆の子には願い事を書いた札をつけ28日にみはらしファームに飾りつけられるということです。
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ヤギ飼育でアルミ缶回収
クラスで飼っているヤギの飼育費用にあてようと21日、南箕輪小学校2年2組の児童はアルミ缶回収を行いました。 21日は2年2組の児童が学校の玄関前に集まりアルミ缶やプルタブを回収していました。 このクラスでは伊那市の産直市場グリーンファームを訪れたときに、そこで飼っていたヤギを見たことがきっかけでクラスでもヤギを飼いたいという意見が出ました。 グリーンファームから「よつば」という名前のヤギを借り6月から学校内で飼育しています。 クラスではエサや飼育小屋に敷くためのワラを購入するためアルミ缶を回収することを決め、地域の人たちに呼びかけてきました。 話しを聞いた住民がアルミ缶やプルタブを持ち込みこれまでに50人ほどから協力があったということです。 担任の田村寿樹教諭は「飼育するなかでヤギの気持ちを分かろうとする心が子どもたちのなかに芽生えてきました。この活動を通して相手の気持ちを考える人に育ってほしいです。」と話していました。 集めたアルミ缶は業者に引き渡し目標としていた2,000円は超えそうだということです。 2年2組では3年生に進級前の来年3月までヤギを飼うことにしています。
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もうすぐクリスマス ケーキ作り
クリスマスを間近に控え伊那市山寺のフランセ板屋では、クリスマスケーキ作りが始まっています。 予約だけで1000個以上が入っていてこれから作業はピークを迎えます。 レンガ造りの店構えで知られるフランセ板屋は明治20年創業。 店内はサンタクロースをあしらったぬいぐるみなど赤と白、緑の装飾でクリスマスムードを演出しています。 厨房ではクリスマスケーキ作りが始まっていて、パティシエが1つ1つ丁寧に飾りつけを行っていました。 9種類で各30個ずつのプレミアムケーキは11月末ですでに予約済みとなっているほか、オーソドックスないちごに生クリームのデコレーションケーキは1100個ほどの予約が入っているということです。 ケーキ作りのピークとなる23日ころからはスタッフを増員し対応にあたることにしていて、フランセ板屋では予約を除きさらに1000個ほどの販売を見込んでいます。
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高遠町公民館でそば打ち講座
年越しに向けて、伊那市高遠町の高遠城址公園内にある高遠閣で8日、そば打ち講座が開かれました。 講座には、伊那市内から18人が参加しました。 講師は、高遠そば組合の飯島進さんら3人が務めました。 講座は、年越しに向けて家庭でも打ち立てのそばを味わってもらおうと、高遠町公民館が毎年開いているものです。 この日は、長谷入野谷でとれたそば粉を使って1人500グラムから700グラム打ちました。 公民館によりますと、これまで受講した人の中に高遠町内でそば店を出した人もいるということです。 飯島さんは「こねばち3年のし3月、きり3日。まずはこねる工程を何度も何度も練習してコツをつかむことが大切」と話しました。 高遠そば組合では「家庭でそばを打つ人を増やして、最終的には伊那のそば文化の裾野を広げていきたい」としています。
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ポーラ☆スター発表会
伊那と塩尻の新体操教室ポーラ☆スターの発表会が20日、伊那市の市民体育館で開かれ子供たちが日ごろの練習の成果を発表しました。 発表会では園児から高校生までのおよそ110人が参加し日頃の練習の成果を発表しました。 ポーラ☆スターは伊那市と塩尻市に教室があり毎年この時期に合同で発表会を開いています。 20日は、個人の演技の他団体での演技、保護者が参加しての演技が披露されました。 会場を訪れた家族は、子どもの演技をビデオカメラや写真におさめていました。 また20日は、8月のインターハイで個人、団体とも全国優勝した伊那西高校新体操クラブも発表しました。
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「上牧里山づくり」が炭の窯出し
伊那市上牧の住民グループ「上牧里山づくり」の炭焼き窯で20日、炭の窯出しが行われました。 20日は上牧里山づくりのメンバーおよそ10人が集まり炭の窯出しを行いました。 窯はドーム型で縦170センチ、横150センチ、高さが110センチほどあります。 今月7日に火入れを行い近くの間伐材を50センチほどに切り2週間かけて燃やし炭にしました。 メンバーが窯の中から炭を取り出すと出来栄えを確認していました。 今回は炭焼きの煙の臭いを抑えるため二次燃焼装置を設置しました。 メンバーによると「少なからず効果があったとして」今後も対策を検討していくということです。 今回つくった炭は区民に活用してもらうほか地域の行事で使うことにしています。 上牧里山づくりは窯の近くに囲炉裏や足湯も作る計画で住民が集える場所にしていきたいと話しています。
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米倉颯音さんがたかずやの里に歌のプレゼント
伊那市東春近の児童養護施設たかずやの里で19日クリスマス会が開かれ、 伊那市在住の歌手米倉颯音(はやと)さんが子どもたちに歌をプレゼントしました。 19日は米倉さんがたかずやの里を訪れ、アニメソングや歌謡曲など7曲を披露しました。 富県出身の米倉さんは、地元の施設などで歌を披露していて、今回は子ども達に楽しんでもらおうと初めてたかずやの里で歌のプレゼントをしました。 子ども達は、歌に合わせて手拍子をしたり、口ずさんだりしていました。
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箕輪町でクラフト体験イベント
子ども達にものづくりの楽しさを知ってもらうクラフト体験イベントが、19日、箕輪町文化センターで開きました。 イベントは、郷土博物館、図書館、公民館の三館連携事業として毎年この時期に開かれているものです。 今年は、科学の楽しさを知ってもらおうと特別企画としてサイエンスショーが行われました。 イベントや学校の授業で科学の実験などを指導している飯島町の「学校支援ボランティアわくわく」が、液体窒素を使った実験を披露しました。 実験では、食べ物や植物、紙などを液体窒素の中に入れ、どのような反応を起こすかを確かめました。 このうち風船は、中の空気が冷やされて水が発生するなどと説明していました。 他にも、液体窒素の中に手を入れたらどうなるかを実際にやってみせていました。 会場ではこの他に、万華鏡やビニールロケット、クリスマスツリーづくりなど9つのブースが設けられ、訪れた200人以上の親子連れで賑わっていました。
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今年1年の世相を示す変わり雛の展示
今年1年の世相を男女1対の雛人形で示す展示が、南箕輪村の岩月人形センターで行われています。 「爆買インバウンド雛」 訪日外国人観光客の消費が加速。日本製の商品を抱えて歩く姿が話題となりました。 「芥川賞芸人雛」 お笑い芸人ピース又吉直樹さんの処女作「火花」が芥川賞を受賞。累計200万部を突破する大ヒットとなりました。 「プリンセス女子大生雛」 秋篠宮家の次女佳子さまが今年の春大学に入学。清楚な女子大生ファッションに注目が集まりました。 「鉄道世代交代雛」 最期のブルートレイン北斗星が引退した一方で最新技術を搭載した北陸新幹線がデビューしました。 「スーパー1年生雛」 今年100周年を迎えた高校野球で早稲田実業高校の1年生清宮幸太郎選手が活躍しました。 岩月人形センターには、今年の世相を表す5対の変わり雛が展示されています。 戦前に木目込み人形を作る合間の手遊びとして作られたのが始まりとされていて、今年で69回を数えます。 会場には、去年の変わりびな6対も展示されていて、今年のものと見比べることができます。 岩月人形センターでは、「今年1年を振り返るいい機会でもあるので多くの人に見てもらいたい」と話していました。 展示は、来年3月3日まで行われています。
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あぐりスクール最終回 正月用しめ縄づくり
児童が農業体験をする第10期あぐりスクールの最終回が19日開かれ、親子で正月用のしめ縄を作りました。 19日は児童とその保護者およそ120人が、正月用のしめ縄を作りました。 あぐりスクールは小学2年生から6年生までの児童を対象に、農業体験を通じて食と農を学んでもらおうと開かれています。 これまでにさつまいもやにんじん、ごまなどを育ててきました。 しめ縄づくりは今期最後の教室で、児童が1人1つずつ作りました。
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通算60回の伊那まつりに向け検討
平成29年に、伊那まつりの前身勘太郎まつりから通算60回を数える伊那まつりに向けて、名称や企画などを検討するプロジェクトチームの初会合が17日、伊那市役所で開かれました。 17日は、各種団体の代表者ら23人が出席しました。 2年後の平成29年に行われる伊那まつりは、これまで通りいけば45回ですが前身の勘太郎まつりの15回を加算すると60回となります。 平成26年の伊那まつり委員会で、2年後の伊那まつりを通算60回とすることを決めています。 これを受け、記念事業などを検討するプロジェクトチームが設置されたものです。 プロジェクトチームのリーダーに、伊那まつり事務局長の小池真一さんが選任されました。 次回1月21日の会議で、まつりの名称やコンセプト、テーマ、記念事業などについて意見交換をすることになっていて、一般からの委員も公募する計画です。
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移住希望者向けに空き家を活用して園児数増を
伊那市高遠町の「高遠第2第3保育園の存続と未来を考える会」は、移住希望者に現在ある空き家を紹介し、早ければ今年度中に移住をすすめる計画です。 17日は荒町公民館で会議が開かれ、今後の活動などについて会員が意見を交わしました。 会によりますと、現在、県外在住の子育て世代3家族が高遠町の長藤・藤沢・三義地区に移住したいと申し出ているということです。 会では、移住希望者の住める場所を提供し園児数増に繋げようと、候補として、御堂垣外地区の教員向け住宅2軒と、塩供地区の空き家1軒を挙げています。 現在、どちらも住んでいる人はいないため、住むには掃除や改装などが必要になるということです。 また市から出る空き家の改装についての補助金も、現在の10万円から増額するよう要望するということです。 会は、今年中に白鳥孝市長に要望書を提出する予定です。 早ければ今年度中に空き家の改装などを行い、準備が整えば希望者が移住してくるということです。
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伊那市議会 閉会
伊那市議会12月定例会は、市側から提出された議案全てを原案通り可決し閉会しました。 18日は、委員会に付託されていた市提出の28議案全てが原案通り可決されました。 このうち、合併特例法に基づく高遠町、長谷の各自治区が地方自治法に基づく自治区へと移行する条例改正案は、移行後3年ほどの段階で制度が機能しているか検証するよう求める付帯決議をしました。 議員提出議案のうち、沖縄の米軍普天間飛行場の辺野古への早期移設などを国に求める意見書は、「沖縄県民の民意に反するもの」「環境破壊につながる」「他の自治体が意見をあげるべきでない」などの反対意見がありましたが、賛成13、反対7の賛成多数で可決されました。 このほか、労働基準法改定案の撤回を求める意見書は、賛成少数で否決。 介護労働者の処遇改善などを求める意見書やTPPの協定内容の公開と説明などを求める意見書、松くい虫対策の充実を求める意見書は全会一致で可決しました。