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高遠石工の石仏 ライトアップ
伊那市高遠町の建福寺に並べられている西国三十三所観世音菩薩のライトアップが9日に行われました。 ライトアップされたのは江戸時代後期の高遠石工、守屋貞治の最高傑作とされる西国三十三所観世音菩薩です。 観世音菩薩は建家に安置されていて普段正面には格子状の木枠がはめられています。 ライトアップは高遠石工の作品の保存や調査を行っている高遠石工研究センターがその表情などがよく見えるようにと試験的に行ったものです。 訪れた人たちは高遠石工研究センターのメンバーから守屋貞治やその作品について説明を受けていました。 高遠石工研究センターでは建福寺の了承を得る中で通年のライトアップや足場の改善などに取り組みたいとしています。
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蕗原神社例大祭 沢区の児童が鼓笛隊パレード
箕輪町沢の蕗原神社の例大祭に合わせて、区内の小学生による鼓笛隊パレードが10日行われました。 10日は、区内の小学3年生から6年生までの児童64人が、蕗原神社を出発し、区内3キロを練り歩きました。 子どもたちはリコーダーや鍵盤ハーモニカなどを使って箕輪北小学校の校歌を演奏しました。 鼓笛隊のパレードは蕗原神社の例大祭に合わせて、30年以上前から箕輪町公民館沢分館が毎年行っている恒例の行事です。 練習は春休み中に個人で行ったほか、7日と8日には全体で集まって行ったということです。 沿道には地域住民が駆けつけ子どもたちを見守っていました。 沢分館では、「地区の皆さんは毎年鼓笛隊の演奏を楽しみにしている。演奏で、地区を元気に盛り上げてもらいました」と話していました。
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長桂寺シダレザクラ見ごろ
伊那市西町の長桂寺で、シダレザクラが見ごろを迎えています。 長桂寺のシダレザクラは、6日に開花し、現在見ごろです。 夜間はライトアップが行われていて、時間は午後6時から午後10時まで、期間は散り終わりまでです。 長桂寺によりますと、見ごろは14日頃までだということです。
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子どもを性被害から守るための条例骨子案について意見交換
県の子どもを性被害から守るための条例骨子案について知事が県民と意見を交わす県政タウンミーティングが10日、伊那市の伊那合同庁舎で開かれました。 子どもを性被害から守るための条例骨子案では18歳未満の子どもを脅迫し欺き、困惑させることによる性行為または、わいせつな行為について罰則を科す規定が盛り込まれています。 全国で唯一条例がない長野県はインターネットの普及により子どもが性被害にあうケースが増えるなど社会環境が変化しているとしてその制定を目指しています。 県政タウンミーティングは条例制定について賛否が分かれていることから広く県民の意見を聞こうと開かれたものです。 会場にはおよそ60人が集まり出席者からは「泣き寝入りしている被害者は多い。条例を制定するべき」「子どもの性被害をもっと理解してから議論を進めたほうがよい」などの意見が出されていました。 阿部守一知事は条例制定は必要だとしたうえで「条例が出来てそれだけでよいという話ではない。県民の思いを共有し皆で取り組んでいくことが重要だ。」と述べました。 条例骨子案では罰則として2年以下の懲役または100万円以下の罰金を科すなどとし子どもを性被害から守るための施策を総合的に進めるとしています。
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伊那公園桜まつりで伊那谷珍味弁当完売
伊那市の伊那公園で10日に開かれた桜まつりに合わせて伊那谷名物珍味弁当が販売され予約も含めた116食分が完売しました。 弁当は桜まつりを開いている伊那公園桜愛護会が1食1,500円で販売したもので予約分の83食と当日購入分の33食、合わせて116食が完売しました。 ザザムシ、イナゴ、蜂の子などの虫のほか、猪、熊、鹿の肉が入っています。 弁当を購入した人は桜が咲く伊那公園で早速伊那谷の珍味を味わっていました。 桜まつりではバナナの叩き売りも行われお祭りムードを盛り上げていました。 伊那公園には家族連れなどが訪れ花見を楽しんでいました。
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ながた自然公園開き
箕輪町のながた自然公園は2年間のリニューアル工事を終え、9日から施設全体の営業を再開しました。 新設されたマレットゴルフのコースで打ち始めが行われた後さっそく利用者がプレーを楽しんでいました。 今回のリニューアル工事で、マレットゴルフの初心者、中級者用の「自然公園コース」を増設し、全72コースの県内最大級のマレットゴルフ場になりました。 また、6棟あるキャビンの内装もリフォームしました。 公園内には、ウッドチップを敷いた遊歩道が整備され、ウォーキングなども楽しめるようになりました。 ながた自然公園ではリニューアルを記念して5月8日までマレットゴルフ場の利用料が無料で楽しめるということです。
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ポレポレの丘で高遠町レッツゴー詩吟クラブが詩吟披露
スイセンが見ごろを迎え、「水仙まつり」が行われている伊那市高遠町のポレポレの丘で9日、高遠町レッツゴー詩吟クラブの子どもたちが詩吟を披露しました。 9日はクラブに所属する中学1年生と小学校4年生のメンバー5人が詩吟を披露しました。 一般の前で発表するのは初めてだということです。 9日は仁科五郎盛信と織田軍との戦いを表現した「高遠城の戦い」などを披露しました。
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高遠城址公園 入り込みピーク
天下第一の桜として知られる高遠城址公園。 満開となって初めての週末を迎え、9日は県内外から訪れた花見客でにぎわいました。 高遠城址公園に植えられた1500本のタカトオコヒガンザクラはきのう満開となり、見ごろを迎えています。 公園内には県内外から多くの観光客が訪れ、にぎわっていました。 訪れた人たちは、写真を撮ったり、料理を囲んで花見を楽しんでいました。 三の丸では、ローメンやソースかつ丼、伊那餃子といった伊那の名物が並ぶ伊那のうまいもん大集合」が行われました。 それぞれ100食~200食ほどが販売され、お昼には完売になっていました。 また、高遠高校の生徒が琴の演奏を披露しました。 午後になっても高遠町内は県内外から城址公園に向かう車で渋滞していました。 高遠中学校では、校庭が駐車場として開放され、生徒が観光客をもてなしました。 生徒会とPTAが中心となり、駐車場の案内や、桜茶のサービス、土産物の販売を行っています。 今年は2年1組の生徒がオリジナルのパンフレットを製作し、100円で販売しています。 高遠城址公園では、11日から伊那の旬の食材が並ぶ「みはらしマルシェ」が行われます。 公園を管理する桜守によりますと、見ごろは来週末までだということです。
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原発事故を考えるウクライナの子ども絵画展
チェルノブイリ原発事故を体験した子どもたちの絵を集めた、ウクライナの子ども絵画展が伊那市のコミュニティカフェ セジュールで開かれています。 チェルノブイリの原発から3キロ圏内に住んでいた子どもが描いた絵です。 りんごの産地で大きな建物が並び自然にも恵まれていたこの町は原発事故で立ち入りが禁止されました。 子どもの絵はウクライナに拠点を置きチェルノブイリ原発事故により強制疎開となった被災者の団体が保管しているものです。 この団体に所属し日本語を教えている稲葉広子さんが原発事故の恐ろしさを改めて感じてもらおうと絵画展を日本各地で開いています。 稲葉さんは「福島でも原発事故が起きチェルノブイリの教訓を活かすことができなかった。チェルノブイリの事故から30年が過ぎるがその影響は続いている。」と話していました。 ウクライナの子ども絵画展はあすまで伊那市のコミュニティカフェセジュールで開かれています。
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地酒と桜を楽しむ 伊那谷新酒祭り
地酒と桜を楽しむイベント伊那谷新酒祭りが9日、伊那市の春日公園で行われました。 伊那谷新酒祭りは伊那市西町の商店街有志でつくる「ルネッサンス西町の会」が開いたものです。今年で13回を数え8つの蔵元と1つのビールメーカーが参加し自慢の酒をもちこみました。 様々な種類の酒を7杯飲めるチケットが1000円で販売され訪れた人たちはそれぞれの酒を飲み比べていました。 春日公園の桜は今が見頃で訪れた人たちは地酒を飲みながら花見を楽しんでいました。
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東京芸大学長がバイオリン指導
将来音楽家を目指す子どもたちを対象とした東京芸術大学の早期教育プロジェクトが9日伊那市のいなっせで行われました。 早期教育プロジェクトでは澤和樹東京芸術大学学長がバイオリンの公開レッスンを行いました。 このプロジェクトは子どもたちの可能性を発見し伸ばしていこうと平成26年から始まったもので、これまでに全国各地の県庁所在地など大都市で開催されてきました。 今回は伊那市高遠町出身で東京芸術大学初代校長、伊澤修二の縁で地方では初めて行われることになりました。 公開レッスンでは伊那市に住む子ども3人を含む合計7人が1人ずつ40分間、澤学長から指導を受けました。 澤学長は「弓は包み込むように持つと柔らかい音が出ます。」「弦は指の押さえを軽くすると動きがよくなります。」などとアドバイスしていました。 会場にはレッスンを受ける子どもの保護者や音楽関係者などが集まり指導の様子を見守っていました。 澤学長は「多くの子どもたちは音楽を趣味にとどめてしまっている。このプロジェクトにより音楽に関わる人生という夢を支援していきたい。」と話していました。
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ジオパーク写真展開催
辰野町の写真愛好家中谷勝明さんの展示会「ジオパーク写真展」が明日から伊那市の伊那図書館で始まります。 2回目となる今回のテーマは島根県の隠岐諸島です。 隠岐諸島は島根半島の北50kmに位置します。 写真展では中谷さんが去年春と夏に14日間滞在して撮影した写真およそ40点展示しています。 中谷さんは現在72歳で、25歳の頃から趣味で写真を撮り始めました。 5年ほど前から地域を通して自然環境などについて学べるジオパークに興味を持ち始め、日本で8地域が認定されている世界ジオパークを巡っています。 今回の隠岐諸島は2か所目で、現在3か所目の撮影を行っているということです。 ジオパーク写真展は明日から17日まで伊那図書館で開かれています。
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西春近公民館の桜見頃
伊那市の西春近公民館の桜が見頃となり、明日は地域の人たちが集まって花見が行われます。 昨日の雨風で少し桜が散り始めましたが、まだまだ見頃です。
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信州伊那梅苑 梅の花が見頃
8日の伊那地域の日中の最高気温は18.5度と4月下旬並みの陽気となり、各地から満開の便りが届いています。 梅の名所で知られる箕輪町の信州伊那梅苑では、現在梅が見頃となっています。 広さおよそ2万3千坪ある敷地には32種類の梅が植えられていて、現在見頃を迎えています。 梅の他にもレンギョウや水仙などもあり、4月から6月にかけて様々な種類の花を楽しむことができます。 園内の高台からの眺めです。 伊那梅苑によりますと、梅は例年並みの3月26日頃に咲き始め、徐々に花が開き、8日満開になったということです。 梅は、あと4、5日楽しめるということです。 伊那梅苑では「県内でもこれほど梅やレンギョウが多くあるところは珍しいので、色々な花を楽しんでもらいたい」と話しています。 梅の花が散って数日経つと桃が咲き始めるということで、4月中旬から下旬にかけてが見頃だということです。 信州伊那梅苑の入園料は、高校生以上が500円、中学生以下は250円です。
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草の家 タカトオコヒガンザクラの枝で染め物
伊那市西箕輪の農業公園みはらしファームで染物の製作・販売を行っている「草の家」は、高遠城址公園の桜の枝を使った桜染めを8日行いました。 草の家では、桜の枝の皮を使った染め物を2月から行っていて、最終回のこの日は草の家のメンバー7人が行いました。 地元をPRしようと5年前から毎年この時期に行っています。 桜の枝は、高遠城址公園で冬の間に剪定されたタカトオコヒガンザクラです。 カッターなどで削いだ皮を3回程煮て液を出します。 染液に布を浸けて20分程経つと、ピンクの色が付きました。 染料を繊維に定着させるため、銅からできた媒染液に浸け、もう一度染液の中に浸けます。 草の家では、色や模様が綺麗に出るように試行錯誤を重ねながら製作しています。 タカトオコヒガンザクラを使うと、色が濃く少し紫がかった仕上がりになり、独特の色合いになるということです。 草の家の商品は、高遠城址公園の高遠閣で限定オープンしているにこにこショップや高遠さくらホテルなどで購入することができます。 11日から17日に高遠城址公園の三の丸イベント広場で開かれる「みはらしマルシェ」にも並ぶということです。
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聴導犬・介助犬訓練士めざし3人入学
日本聴導犬・介助犬訓練士学院の第8期生の入学式が8日宮田村の日本聴導犬協会で行われました。 今年度入学したのは、諏訪市出身の伊藤未貴さん、埼玉県出身の亀田愛子さん、飯田市出身の久保田莉奈さんの3人です。 全員が前の職業をやめての挑戦です。 寮生活を送りながら1年間座学や各種訓練を経て、聴導犬・介助犬准訓練士の資格取得を目指します。 森本尚武学院長は「これからの社会への貢献は、夢を実現するみとから始まる。挫折しそうな時は、励まし合って乗り切ってほしい」と激励しました。 3人には、先輩からユニフォームなどが手渡され、決意をあらたにしました。 今年は、入学希望者が30人で、書類選考や学科、実技試験の結果3人が合格しました。 3人は、資格取得後、聴導犬協会での勤務を希望しています。
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天下第一の桜 満開に
天下第一の桜として知られる伊那市高遠町の高遠城址公園のコヒガンザクラが8日満開となりました。 花曇りとなった8日、高遠城址公園には平日にもかかわらず多くの花見客が訪れていました。 1,500本のタカトオコヒガンザクラは、去年より一日早く平年より一週間ほど早い満開となりました。 タカトオコヒガンザクラはこの一帯に植えられた固有種で、長野県の天然記念物にも指定されています。 花はやや小ぶりで赤みを帯びています。 花見客の入り込みは9日、10日がピークと見られます。 今週末から来週にかけて、伝統の高遠囃子の巡行などのイベントや地元の名物が食べられるコーナーも設置されることになっています。
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伊藤好幸さん 日本舞踊の発表会題材に写真展
伊那市山寺に住む写真愛好家、伊藤好幸さんの作品展が、伊那市の伊那中央病院で開かれています。 会場には、日本舞踊の発表会の模様を写した作品30点が展示されています。 伊藤さんは、昭和10年頃に市内で写真店を経営していた祖父の影響で、30歳から60歳で定年退職するまでフィルムを現像する仕事をしていました。 現在も趣味で写真を続けています。 毎年4月に伊那中央病院の1階ギャラリーで作品を展示しています。 今回は、去年9月にいなっせで開かれた日本舞踊の発表会を題材にしています。 富県を拠点に活動している日本舞踊の教室で、毎年記録写真を撮影しているという事です。 伊藤さんの作品展は30日(土)まで伊那中央病院1階のエレベーター前で開かれています。
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特殊詐欺を防止 警察署長から感謝状
架空請求詐欺などの特殊詐欺を未然に防いだとして伊那市のサークルK伊那西町店と八十二銀行伊那北支店に3月30日に伊那警察署長から感謝状が贈られました。 サークルK伊那西町店では今年2月に電子マネー8万円分の購入を申し出た40代の男性に利用目的を確認し、それが架空請求であることがわかり被害を防ぎました。 八十二銀行伊那北支店では今年2月に50万円を振込みたいと申し出た70代男性に対し詐欺被害を疑い、伊那警察署に通報しました。 その後架空請求詐欺であることが判明し被害を防ぎました。 サークルK伊那西町店では、去年にも1件詐欺被害を防いでおり、今回コンビニエンスストアを対象とした「あなたの街のサギ防止優良店」に長野県警から認定されました。 認定は伊那署管内で2例目となります。 なお、今回辰野町のアルプス中央信用金庫宮木支店にも感謝状が贈られました。
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信大農学部の学生が羊の毛刈り体験
南箕輪村の信州大学農学部の学生が7日に大学内で飼育している羊の毛刈りを体験しました。 毛刈りを体験したのは動物資源生命科学コースの2年生44人です。 最初に竹田謙一准教授から羊の扱い方やバリカンの使い方などの説明があった後、実際に学生が毛刈りを行いました。 学生たちは初めての作業にとまどいながらも力を合わせて毛刈りを行っていました。 羊の毛刈りは実習の一環として毎年1回この時期に行っていて、刈った毛は希望者に譲られるということです。
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【信越花便り】 新潟県上越市 高田公園の桜が満開
信越各地の花の情報をお伝えする信越花便り。 新潟県上越市の高田公園の桜は、6日に満開となりました。 高田公園は上越市の市街地の中心部にある公園です。 6日は午前中から大勢の花見客で賑わっていました。 上越観光コンベンション協会によりますと過去12年間で最も早い満開だという事です。
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【信越花便り】 下伊那郡豊丘村のしだれ桜が5日に開花
信越各地の花の情報をお伝えする信越花便り。 下伊那郡豊丘村では、樹齢400年のしだれ桜が咲き始めました。 豊丘村の指定文化財で天然記念物の「笹見平しだれ桜」は4月5日に開花しました。 エドヒガン系の桜で、樹齢は推定400年以上、幹の太さは2m、枝の長さは15mです。 笹見平しだれ桜は、㈳道路緑化保全協会が指定した「全国桜の銘木」にも選ばれています。 老木のため衰弱した時期もありましたが、地元住民が根元の土壌改良を続けるなどして元気を取り戻したという事です。 4月10日(日)には、地元の神社の春まつりが予定されていて、桜の前で獅子舞の奉納が行われる事になっています。
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花見に合わせて 高遠閣で蕎麦販売
伊那市高遠町の高遠城址公園内にある高遠閣では、地元住民による高遠そばの販売が、7日から始まりました。 高遠町内の有志でつくる「そば処高遠」のメンバーが、信州そば発祥の地・伊那をPRしようと、去年から打ち立ての蕎麦を販売しています。 蕎麦は1食800円で、1日300食限定で販売しています。 初日の7日は、県外や外国から訪れた人の姿もありました。 蕎麦の販売は17日(日)まで高遠閣で行われています。
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友好都市提携10周年記念 タカトオコヒガンザクラの苗木植樹
伊那市の白鳥孝市長と東京都新宿区の吉住健一区長が7日、伊那市高遠町の信州高遠美術館北側に、タカトオコヒガンザクラの苗木を植樹しました。 これは、伊那市と新宿区が友好都市提携を結んで今年で10周年を迎えるのを記念して行われたものです。 植樹した桜は、高遠町で育ったタカトオコヒガンザクラで、高さは2メートル30センチ程です。 白鳥市長は「毎年桜の花は咲くので、新宿の皆さんには毎年伊那市に足を運んでもらいたい」と話しました。 吉住新宿区長は「桜の木が大きく成長することと、伊那市と新宿区の交流の輪がどんどん広がっていくことを願っています」と話しました。 今年の秋には、新宿駅前の広場に、2本のタカトオコヒガンザクラが植樹されることになっています。
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伊那商工会議所で移住希望者対象に無料職業紹介所を開設
伊那商工会議所は、移住を希望する人と仕事を結びつける無料の職業紹介所を開設しました。 就職先を紹介する事で伊那市への移住を支援します。 7日、伊那商工会館で記者会見が開かれ、川上健夫会頭が概要を説明しました。 無料職業紹介所は、伊那商工会館2階事務所が窓口です。 移住定住を進める伊那市と連携して移住希望者の就職先を紹介するものです。 市役所に相談に来た移住希望者が就職先を探している場合に、伊那商工会議所会員事業所の求人情報を提供し、企業と求職者のマッチングを支援します。 伊那商工会議所では去年2月、リニア中央新幹線の開通を見据え将来取り組むべき事業をまとめたビジョンを策定し、移住定住支援を重点事業のひとつとしました。 現在、求人を出す予定の企業68社が職業紹介所に登録をしていて、順次求人票を提出する事になっています。 移住希望者のみを対象にした職業紹介所を設置している商工会議所は、県内で伊那のみとなっています。 伊那商工会議所では、人と仕事を結びつける事で、伊那市への移住定住を進めていきたいとしています。
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分杭峠のゼロ磁場 シャトルバスの運行開始
パワースポットとして知られる伊那市長谷の分杭峠のゼロ磁場へ向かうシャトルバスの運行が、7日から始まりました。 高遠城址公園の花見シーズンに合わせて、今年は10日ほど早い運行開始となりました。 あいにくの雨で、午前8時の始発に乗客はいませんでしたが、バスを運行する伊那市観光㈱の浦野芳一総支配人と伊那市の担当職員が、観光客の受け入れ準備のためバスに乗り込み、ゼロ磁場へ向かいました。 分杭峠へ向かうバスの発着所は伊那市長谷市野瀬の国道152号沿いにあり、100台分の無料の駐車場があります。 高遠駅から循環バスを使って来る事もできます。 伊那市観光では今年、高遠の花見客にもゼロ磁場を訪れてもらおうと、運行開始を10日ほど早めました。 去年は、4月15日から11月23日まで運行し、2万4,119人が利用したという事です。バスは、30分から1時間間隔で運行されていて、往復650円となっています。
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箕輪進修高校 入学式
箕輪町の箕輪進修高校の入学式が6日行われました。 新入生133人が高校生活をスタートさせました。 今年度、箕輪進修高校に入学したのは、男子105人、女子28人の、合わせて133人です。 クリエイト工学科に40人、普通1部に50人、2部に31人、3部に12人が入学しました。 花岡 秀樹校長は、「自分なんてこんなものと思わないで、意欲的に取り組むことで新たな自分を発見できる。自分探しの旅を始めてほしい」と式辞を述べました。 普通科1部の中坪 壮汰さんが宣誓しました。 箕輪進修高校は、平成20年から多部・単位制を導入しています。 1部から3部までのいずれかに所属しますが、目標に応じたカリキュラムで学習することができます。 昼前から授業が始まる2部と、夕方から授業が始まる3部は、4年間での卒業が基本となっています。
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水稲播種作業始まる
箕輪町中原の北部水稲育苗センターで、水稲の播種作業が6日から始まりました。 北部水稲育苗センターでは、辰野町、箕輪町、宮田村の農家に出荷する苗を育てています。 1週間ほど水につけて発芽させたもみが並んでいます。 2階には育苗箱が積み重なっています。この育苗センターでは、10万枚の苗を作ります。 扱う品種は、コシヒカリとあきたこまち、もち米が2種類の4品種で、9割をコシヒカリが占めます。 播種したのは、あきたこまちの中苗(ちゅうびょう)といわれるものです。 標高が高い場所で栽培するため、他よりも大きく育ててから出荷します。 マットを詰めた育苗箱を水で濡らし、種もみをまいていきます。もみをまいたら土をかぶせていきます。 そのあと、湿度の高い出芽室で管理します。 育苗センターでは、「健全・最高な苗を出荷するためにベストを尽くす」をスローガンに、作業を行っています。 育苗センターによりますと、注文は、去年に比べて若干減っています。 温暖化の影響か、あきたこまちからコシヒカリに切り替える農家も増えているということです。 作業は、4月下旬まで行われます。 田植えのピークは、5月の連休明けになりそうです。
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【信越花便り】上田城跡公園 満開
信越各地の花の情報をお伝えする信越花便り。 上田市の上田城跡公園では、枝垂れ桜とソメイヨシノが満開となっています。 上田城跡公園では6日から「上田城千本桜まつり」が始まりました。 まつりは今年で13回目を迎えます。 まつりの期間中には県内外から多くの観光客が訪れていて、今年は大河ドラマの影響もあり例年よりさらに賑わいをみせています。 まつりの期間は、17日までで、上田市内の銘品をはじめ、地場産品などを集めた「おもてなし観光物産展」のほか、ステージイベントや体験型アトラクションも予定されています。 9日には、物産展の会場に特設のステージが設けられ、上田城をバックに上田市内の文化団体らによるおもてなしステージイベントが開催されます。 <問合せ>上田市観光課 0268-23-5408
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歯科衛生士目指し第一歩
伊那市荒井の長野県公衆衛生専門学校の入学式が6日行われ、19人が歯科衛生士への第一歩を踏み出しました。 入学する19人は在校生や保護者の拍手の中、入場しました。 今年度は上伊那地域から8人、諏訪地域から3人、飯田下伊那から2人など県内各地から合わせて19人が入学しました。 県公衆衛生専門学校は昭和44年に開設され、これまでの卒業生は1600人を超えています。 式辞で大塚俊英(としひで)校長は「良い歯科衛生士となるために目的意識を持って専門的な技術を習得すると共に、周囲の人との信頼関係を築ける思いやりの心を常に持ってください」と挨拶しました。 入学生を代表し南箕輪村の唐澤小把久(こはく)さんが誓いの言葉を述べました。 入学生は3年間、歯科衛生士になるための専門教育を受けます。