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4日連続の猛暑日 市民プールでは親子水泳教はじまる
3日の伊那地域の最高気温は35.3度で、4日連続の猛暑日となりました。 夏休み中の子ども達で賑わう伊那市民プールでは親子水泳教室が始まりました。 伊那地域の最高気温は35.3度で、4日連続の猛暑日となりました。 多くの子供たちで賑わう伊那市民プールです。 3日から親子水泳教室が始まりました。 小学生と保護者を対象に伊那市教育委員会が毎年行っているもので、今年は市内の親子7組が参加しています。 子ども達は、50mを泳ぎ切る、息継ぎをうまくできるようになるなど、それぞれ目標を持って練習していました。 教室は今週金曜日まで5日間毎日開かれる事になっています。 なお、上伊那広域消防本部によりますと、3日午前11時頃、箕輪町内の60代女性が熱中症とみられる症状で自宅から町内の病院に搬送されました。症状は軽いという事です。 消防本部では、水分や塩分をこまめにとるなどして熱中症にならないよう注意を呼びかけています。
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6月の有効求人倍率1倍台を回復
上伊那の6月の月間有効求人倍率は、5月を0.1ポイント上回る1.06倍と1倍台を回復しました。 新規求人数は、1,340人と5月を225人上回り、新規求職者数は、666人と5月を100人近く下回りました。 6月の月間有効求人倍率は、1.06倍で1倍台を回復し、5月の0.96倍を0.1ポイント上回りました。 ハローワーク伊那は、「雇用情勢は、一部に厳しさがみられるものの、改善が進んでいる」と5月から1段階上方修正したコメントを発表しました。 なお、ハローワークなどは、8月17日に来春大学や短大などを卒業する学生を対象にしたふるさと就職面接会を予定しています。
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35.7度 伊那は初の猛暑日に
7月31日の伊那地域の最高気温は、35.7度とこの夏一番の暑さで、今年初めての猛暑日となりました。 正午過ぎの伊那市の中心市街地です。 長野地方気象台によりますと、伊那地域の最高気温は、午後3時6分に35.7度を記録し、この夏一番の暑さで猛暑日となりました。 明日も35度まで上がる予定で、暑い伊那まつりとなりそうです。 上伊那広域消防によりますと、午後5時現在、駒ケ根市で高齢者1人が熱中症とみられる症状で搬送されたということです。 この暑さは、しばらく続くものとみられ、消防などでは、水分補給やクーラーの使用などで、熱中症対策を呼びかけています。
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8月1日伊那まつり市民おどり
8月1日は、第43回伊那まつりの初日、市民おどりが中心市街地で行われます。 7月31日は市の職員やまつりに携わる団体の関係者は、準備に追われていました。 市民おどりは、1日午後5時半から行われます。 春日公園下交差点からJR伊那北駅前交差点までの中心市街地1.5キロ区間で、102団体、過去最高の6,900人が踊ります。 また、山寺から西町にかけて、6つのおまつり広場が設置されます。 各種屋台や大道芸、酒蔵横丁やローメン横丁など多彩な催しが予定されています。 2日は、82番組、4,000発の花火が打ち上げられる花火大会があります。 伊那ケーブルテレビでは、1日の市民踊りを午後5時から9時まで、2日の花火大会を午後7時から9時まで生中継でお伝えします。 ぜひご覧ください。
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車いすで歩道の危険性を確認
車いすに乗って歩道の改善点などを考えようと、31日福祉関係団体や県、伊那市の職員が伊那合同庁舎周辺の歩道を確認しました。 脳性マヒで重度の障害がある市川直哉さん。 誰もが暮らしやすい街づくりを考えていこうというサークルひまわりのたね代表をつとめています。 この日は市川さんの案内で、県や市の職員が車いすに乗り、歩道を通行しました。 市川さんは、川北に住んでいて、電動車いすで中心市街地まで移動し、買い物や医者に通う生活をしています。 今回は、日々通行している歩道を確認しました。 普段から危険と感じている所が多くあります。 合同庁舎前の歩道。 雨水を車道側に流すため、傾斜しています。 この傾斜が車いすには危険だといいます。 市川さんは、このように歩道に危険があることを上伊那圏域障害者自立支援協議会権利擁護部会で発言し、今回の現場確認となりました。 いなっせ前のスクランブル交差点です。 この歩道には、車いすがスムーズに通れるようにと縁石に切り込みが入れられています。 現地確認後の意見交換会。 伊那建設事務所の職員は、「気づかないことが多かった。今後の道路の維持管理に参考になった。」と話していました。 伊那市の職員は、「1人で車いすで出歩くのは、こわいと感じた。」と話していました。 市川さんは、「外に出て人と触れ合うようつとめている。もっと気軽に出かけられるような歩道にしてもらえるとありがたい。」と話していました。
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第4回伊那市地方創生総合戦略審議会 素々案示される
第4回伊那市地方創生総合戦略審議会が31日伊那市役所で開かれ、総合戦略策定に向けて今年度行う施策について意見を交わしました。 国の「まち・ひと・しごと創生法」に基づいて総合戦略を策定するにあたり、審議会で意見を出し合い、計画の推進を行うもので、委員16人が出席しました。 審議会では、伊那市から素々案が示されました。 素々案では、人口減少対策として、若者の出会いの場を設け、この事業を通じた結婚者数を年間10人とする指標値が示されています。 また、移住促進事業として、伊那市の魅力を発信するシティプロモーションの映像を作成し、無料動画投稿サイト内の再生回数を1万回とする指標値が示されました。 委員からは「高齢化が進む中、商店街の空き家を利用したまちづくりを行ってほしい」「総合戦略は市民が愛着を持ちプライドを持って外に発信できる内容にしてほしい」などの意見が出されました。 審議会では、8月5日から12日に商工業団体や教育関係者などから意見を聞く懇談会を設け、次回8月に開かれる予定の審議会で報告される予定です。
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伊那市民憲章策定委員会発足
伊那市の白鳥孝市長は、来年3月で合併10周年を迎えることから、市民参加のまちづくりを進めるための「市民憲章」策定を委員会に31日、諮問しました。 このは、伊那市役所で1回目の伊那市民憲章策定委員会が開かれました。 市民憲章は、合併10周年を迎えるにあたり、郷土愛の醸成と市民参加のまちづくりを進めようと条例に基づいて策定するものです。 委員長には東春近地区区長会長の井上康良さんが選ばれました。 この日の委員会では、文書表現の方式や内容について意見を交わしました。 憲章は、市民に分かりやすく唱和しやすいものであること。 歴史や文化、自然環境など伊那らしさが反映されていること。 普遍的な表現とすることなどが確認されました。 次回の委員会は9月に開かれる予定で文書やキーワードなどの内容を決めることにしています。 委員会では、9月からHPなどでパブリックコメントを募り、様々な意見をふまえて12月に市長に答申することになっています。
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東京都江戸川区こども未来館に通う親子が箕輪町内で自然体験
東京都の江戸川区こども未来館に通っている子ども達が、夏休みを利用して31日から3日間、箕輪町内で自然に触れる体験を行っています。 箕輪町内に滞在しているのは、東京都にある図書館と実験室などが併設している施設「江戸川区こども未来館」に通っている親子32人です。 これは、こども未来館の館長を務めていた高木嘉雄さんが箕輪町の自然に感動し、平成23年度から行っているツアーで今年で5年目です。 この日は、天竜川伊那路橋の下で網を使って水中生物を観察しました。 子ども達は、網を静かにおろしたり石をひっくり返したりして虫を探していました。 この後、捕まえた虫について高木さんが説明しました。 子ども達は2日まで箕輪町に滞在し、木登りやキャンプをする予定です。
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高遠町勝間の歌と踊り 子どもに伝承
伊那市高遠町勝間に伝わる歌と踊りを子どもたちに伝えていこうと、29日夜、40年続く伝統の講習会が開かれました。 この日は、地区住民が公民館に集まりました。 勝間に伝わるのは、「龍勝寺山(りゅうしょうじやま)の姫小松(ひめこまつ)」と呼ばれる歌と踊りです。 講習会では、龍勝寺山の姫子松保存会のメンバーが指導し、子どもたちがならって歌を歌いました。 勝間地区では毎年この時期、子どもたちを集めて、姫小松の歌と踊りを伝えています。 地域に伝わる歌を後世に残していこうと、40年近く続く勝間の行事です。 伊那市高遠町勝間地区です。 勝間の山深い場所にに600年の古刹・龍勝寺はあります。 昔、龍勝寺には美しいお坊さんがいて、寺にあったりっぱな松にたとえて「姫小(ひめこ)松(まつ)」と呼ばれていました。 村の女性たちは、姫子松を一目見たいと寺に通いますが、格式高い龍勝寺には入れず、外から眺めるだけだったというお話です。 その龍勝寺に伝わる歌を紙芝居にしたものも披露されました。 読み手は、高遠中学校1年の伊藤 明耶(さや)さんが務めました。 最後には、歌に合わせて踊りました。 一晩中寝ないで盆踊りで踊り続けた時代もあったということです。 勝間地区では8月16日に、盆踊りを予定していて、龍勝寺山の姫子松の踊りを踊るということです。
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伊那まつりを盛り上げる巨大提灯タワー
伊那商工会議所青年部は、伊那まつりを盛り上げようと、いなっせ北側多目的広場に提灯タワーを設置しました。 29日は点灯式が行われました。 和の雰囲気を味わってもらおうと伊那まつりのDORAGON横町の会場に、巨大提灯タワーを設置しました。 およそ300個の提灯が使われていて、伊那まつり初日の8月1日まで毎晩、点灯するということです。
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恐竜「トリケラトプス」の模型 親子でつくろう
箕輪町図書館が主催する恐竜模型を作る教室が今日開かれ、親子が、トリケラトプ作りに挑戦しました。 30日は、箕輪町内の親子18組43人が参加し、トリケラトプスの模型を作りました。 講師を務めたのは、京都府在住の恐竜模型造形作家、荒木 一成さんです。 箕輪町では3年目となる人気の講座で、参加申し込み受付当日の午前中だけで定員に達しました。 針金と段ボールで骨格を作り、紙粘土で肉付けしていきました。 トリケラトプスはえり飾りや角のバランスが難しく、顔のつくりも難しい恐竜だということです。 教室では、進み具合によって色つけまで行ったということです。 箕輪町図書館では、「恐竜の本もたくさんあるので図書館に足を運ぶきっかけにしてほしい」と話していました。
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南ア林道沿いの外来植物を除去
伊那市長谷の南アルプス林道沿いで、外来植物の除去活動が、30日行われました。 外来植物の除去は、標高1,680メートルの歌宿から、林道入口の戸台大橋まで行われました。 除去した外来植物は、ヒメジョオンやビロードモウズイカなどです。 信州大学農学部の渡邉 修准教授が、参加者に除去する植物について説明していました。 これは、南アルプス食害対策協議会を構成する伊那市や南信森林管理署、信州大学農学部などが行っていて2年目です。 今日は、呼びかけに答え参加した長谷小学校の児童も含め30人が作業しました。 参加者は、外来植物を見つけると根から引き抜いていました。 信州大学の渡邉准教授は、「去年の除去で今年は激減した。信州大学では、除去の効果や、分布の変化などについて数値化し、協議会などに報告したい」としています。
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伊那北小学校で伊那まつり学習会
伊那市の伊那北小学校の4年生は、伊那まつりの歴史を14日学びました。 この日、今年の伊那まつりに踊り連で参加する4年生2クラスが、伊那まつりについて学びました。 学習会は、伊那まつり40回の節目を迎えた4年前から希望のあった学校で行っています。 講師を務めたのは、元伊那市役所商工観光課長で、現在はちんどん屋として活躍している柘植 晃さんです。 柘植さんは、お囃子の道具を使って、伊那まつりで踊られている「伊那節」と「勘太郎月夜唄」「ダンシング オン ザ ロード」のリズムの違いを奏でながら、伊那まつりの歴史を紹介しました。 伊那節は320年ほど前の江戸時代にできた曲でゆっくりとしたリズム、勘太郎月夜唄は第2次世界大戦中に作られた映画の主題歌で国民を元気づけるために曲は早くなり、平成9年に完成したダンシングオンザロードは、現代風にとても早くなっていると時代の移り変わりを紹介しました。 そのあと、伊那まつりに向けておどりの練習を行っている伊那北小の4年生は、ダンシングオンザロードのドラゴン踊りを披露しました。 企画した伊那まつり実行委員会では、「まつりの歴史や時代背景を知ってもらい、祭りの次世代を担う若い人たちを育てたい」と話していました。
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伊那華シリーズの新作「伊那華のふらんく」 発売
JA上伊那のプライベートブランド、伊那華シリーズの新作「伊那華のふらんく」の販売が7月31日から始まります。 南箕輪村のファーマーズあじ~なで、シリーズの新作「伊那華のふらんく」が発表されました。 伊那市西箕輪で生産された豚肉が100%使用されています。 肉の味を活かすため、つなぎのでんぷんなどは入れずシンプルな味付けにしたという事です。 伊那華シリーズで畜産物を使った商品は初めてとなります。 80グラム2本入りが520円、45グラム5本入りが650円となっています。 あじ~なの他、伊那市西箕輪のとれたて市場などで明日から販売が始まります。 JA上伊那では、上伊那の畜産をPRしていきたいという事です。
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高校生が一日看護体験
上伊那の高校生を対象とした一日看護体験が29日、伊那市の伊那中央病院で行われました。 上伊那の4つの高校から35人が参加しました。 高校卒業後の進路について考えてもらおうと、伊那中央病院が行っているものです。 車椅子体験や血圧測定のほか、今年は初めてメディカルシミュレーションセンターの機器を使って看護技術体験をしました。 採血のシミュレーターでは、実際に血管に針を刺していました。 伊那中央病院では、「体験をきっかけに、未来の医療を担う人材になってほしい」と話していました。
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第43回伊那まつり ポスターなどデザイン採用者を表彰
今年の伊那まつのポスターや公式Tシャツ、うちわのデザイン採用者の表彰式が、27日、伊那市役所で行われました。 今年のポスターのデザインに採用されたのは、伊那市の春富中学校2年、吉野直歩(なお)さんの作品です。 吉野さんの作品は、雪の山々と花火を背景に、赤色を基調にした暖かみのある龍が描かれています。 今年のポスターデザインコンクールには、市内の中学校から232点の応募があり、優秀賞9人の表彰も行われました。 この他、公式Tシャツは、伊那市の等々力心太朗(とどりき しんたろう)さんのデザインが採用されました。 うちわは大阪府の山口類(るい)さんのデザインが採用されています。 今年の第43回伊那まつりは8月1日に市民おどり、2日に花火大会が行われます。
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夏休みおいで塾
夏休み中の子どもたちが勉強などをして過ごす「夏休みおいで塾」が市内各地の公民館で始まっています。 伊那公民館の夏休みおいで塾は29日から始まり、伊那小、伊那東小、伊那北小の児童113人が参加しました。 おいで塾は、夏休み中の児童の居場所づくりとして、伊那公民館が毎年開いています。 指導は小中学校の元教諭や信大の学生、保護者がボランティアで行います。 上級生が下級生に勉強を教えている姿もありました。 午前中は宿題をして、午後はおやつ作りや野外遊びなどの体験を行います。 今年は初めてジオパーク学習も行われ、今日は南アルプスを題材にしたカルタで遊びました。 伊那公民館では、「学校や学年の違う友達を作って夏休みを楽しんでほしい」と話していました。 伊那公民館のおいで塾は、8月4日まで開かれます。
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西町親子マスつかみ大会
伊那市西町の親子が20日三峰川の榛原河川公園の河原でマスつかみを楽しみました。 これは西町区青少年育成会が毎年この時期に開いている恒例の行事で、20日は親子250人が参加しました。 マスつかみ大会は自然の中で魚を捕まえる楽しさを体験してもらおうと開かれています。 川の一部をせき止め、体長およそ20センチのマス300匹が放流されました。 子ども達は、石の下などを手探りし、マスを追いかけていました。 西町区青少年育成会の大前秋欣会長は「子供達の思い出になると共に、保護者同士、地域の親睦を深めていきたい」と話していました。 捕まえたマスは、塩焼きにして味わったということです。
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道の駅南アルプスむら長谷 再整備へ
伊那市の白鳥孝市長は、集客力強化などを目的に、来年度、伊那市長谷の道の駅「南アルプスむら長谷」の再整備を行なう考えを、28日開かれた市政懇談会で示しました。 28日は、住民と市長との市政懇談会「市長と語りた伊那」が長谷総合支所で開かれ、およそ50人が出席しました。 懇談会の中で白鳥市長は、来年度から道の駅南アルプスむら長谷の再整備を行ない、集客力強化や交流人口増加につなげたい考えをしましました。 白鳥市長は、地元農産物を使った料理体験施設の建設や美和湖近くの広場にベンチの設置などを行い、集客力アップを図りたいと話していました。 また、ソフト面として南アルプスを活かした自然体験のツアーを充実させ、交流人口の増加にもつなげたいとしています。 伊那市長谷の人口は、合併した平成18年は2182人でしが、1日現在は1860人と、300人以上減少しています。 今回は、人口減少問題を受け、定住対策をテーマに意見を交わしました。
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この夏2回目 全県に食中毒注意報発令
長野県は全県に29日から31日までの3日間、この夏2回目の夏期食中毒注意報を発令しました。 県では、気温・湿度ともに高い気象条件が続いていて、食中毒の原因となる細菌が増えやすくなっていることから注意を呼びかけています。 食中毒防止のポイントとして、冷蔵庫に物を詰めすぎない、野菜はラップ等をして保存し肉や魚の近くに置かないよう保管する事などを挙げています。 28日現在、県内では今年度2件の食中毒が発生しています。
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アニメ究極超人あ~る 場面再現したサイクリングイベント
アニメ「究極超人あ~る」の場面の一部を再現したサイクリングイベントが25日、JR飯田線田切駅から伊那市駅までの沿線で行われました。 今年で4回目となるイベントには、アニメファンや自転車愛好者など県内外からおよそ100人が参加しました。 アニメ究極超人あ~るは、1980年代に少年漫画雑誌で連載されたもので、イベントは、ストーリーの中に出てくる“田切駅から伊那市駅までを1時間で駆け抜ける”という場面を再現しようというものです。 参加者は、午後4時30分にJR田切駅をスタートし、ゴールの伊那市駅を目指しました。 午後5時30分を過ぎると参加者は次々とゴールし、記念のスタンプを押していました。 参加者の中には、犬をかごに乗せて走った人や好きなアニメのコスプレをした人など、思い思いにイベントを楽しんでいる様子でした。
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シンガポールの大学生が上伊那で交流
一般社団法人伊那青年会議所の青少年異文化交流事業で、シンガポールの大学生が27日から上伊那を訪れています。 上伊那を訪れているのは、シンガポールの大学生12人です。 28日から2日間は、地元の高校生と農業体験などを行ったり観光地を巡る「い~んだにツアー」に参加しています。 ツアーの最初には、お互いの自己紹介を行いました。 自己紹介が終わると、伊那市西箕輪のJA菜園でアスパラの収穫体験を行いました。 シンガポールは現在埋め立てが進められていて高層ビルやマンションが増える一方、畑などが少ないことから、学生達は普段触ることのない自然の野菜を真剣に収穫していました。 学生は、8月2日まで企業見学や信大の学生との交流、伊那まつりに参加する予定で3日に帰国します。
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「まちの縁側」事業スタート
伊那市社会福祉協議会は、人々の交流の場「まちの縁側」を見つけて認定する、「まちの縁側づくり」事業をスタートさせています。 28日は、山寺区水神町で活動する「水神町おしゃべり広場」を認定しました。 28日は、伊那市社会福祉協議会の伊藤隆会長が山寺区地区社協水神町支部の前島昭文さんに認定看板を贈りました。 認定するのは今回で3件目です。 伊那市社会福祉協議会は、小人数が集う日常的なコミュニケーションが出来る縁側のような場所を各地につくりたいと今年度からまちの縁側づくりを進めています。 認定された「水神町おしゃべり広場」は去年から月に2回、いきいき交流施設を開放し地区住民が活動しています。 テーマは決めず誰でも参加できお茶を飲みながらゲームやカラオケなどをしているということです。 毎回、高齢者を中心に20人ほどが集まっています こうした活動をしていることを社協が知り、認定することを決めました。 伊那市社会福祉協議会では、集会所の他に自宅や庭、福祉施設、カフェなど人が集い交流する場所を順次まちの縁側として認定する予定で最終的には100か所を目標にしています。 市社協では「住民同士のつながりの価値を再評価していきたい」としています。
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上伊那消防本部 4人が御嶽山捜索へ
御嶽山の噴火から10か月。 行方不明のままとなっている6人の捜索が29日から再開されます。 捜索にあたる上伊那広域消防本部の隊員の出発式が28日行われました。 29日から始まる行方不明者の捜索は、県警や消防などおよそ600人態勢で行われます。 上伊那広域消防本部から捜索隊に参加するのは4人で、28日は出発式が行われました。 初めに、隊長を務める原秀一さんが「御嶽山捜索のため木曽郡へ出発します」と上伊那広域連合長の白鳥孝伊那市長に出発を報告しました。 白鳥連合長は「まだ見つかっていない6人の方。家族の方々は10か月間、心痛のおもいで過ごしたと思う。まずは自分たちの身の安全が重要。万が一の時には避難できる体制をとってもらいたい」と話していました。 長野県と岐阜県の県境にある御嶽山が去年9月27日に噴火し、57人が死亡6人が行方不明のままです。 今回出動する隊員の4人は、去年噴火後の捜索にも参加しています。 隊員たちは出発式の後、消防車両に乗り込み現地へと向かいました。 隊員たちは、29日から10日間、行方不明者の捜索にあたるということです。 捜索は29日の早朝から始まります。
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箕輪町下古田で一日限りのオープンカフェ開設
景色を眺めながらコーヒーや紅茶を楽しむ、一日限りのオープンカフェが、26日、箕輪町下古田の展望台に開設されました。 今後は上伊那各地の景観の良い所で開設される予定です。 箕輪町下古田の県道与地・辰野線沿いにある展望台です。 ここに、一日限りのオープンカフェが開設されました。 地域住民などが訪れ、景色を眺めながらコーヒーや紅茶を楽しみます。 展望台からは南アルプスなどが一望できます。 これは、箕輪町を中心とした住民有志でつくる団体「Localstyle(ローカルスタイル)」が行ったものです。 地域資源を活かして楽しく暮らしていくライフスタイルを作っていきたいと、去年発足しました。 伊那谷の景観やその土地固有の資源を地域住民に再発見してもらおうという、「伊那谷オープンカフェプロジェクト」の第一弾として下古田でカフェを開設しました。 1週間前には地元下古田の住民と草刈りなどの環境整備も行いました。 Localstyleでは、今後も、上伊那の各市町村でカフェを開設していくという事で、次回は8月23日に辰野町で小野川を眺めながらのオープンカフェを予定しています。
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南箕輪村 工業用地拡大のため用地取得
南箕輪村は、既存企業の工業用地拡大のため塩ノ井の約5,200平方メートルを取得する仮契約を締結し、27日、議会で可決されました。 27日に開かれた村の臨時議会で全会一致で可決されました。 南箕輪村が取得するのは、塩ノ井の日本ピスコ伊那第二工場西側の約5,200平方メートルです。 年度内に造成工事を行い、ピスコに売却します。 ピスコでは、現在の駐車場の場所に工場を新設するという事です。 唐木村長は、「地方創生には、雇用の確保が重要。既存企業の用地拡大の要望にできるだけ応えていきたい」と話していました。
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新型交付金創設で地方創生推進
地方創生に関する知識を深める講演会が27日伊那市役所で開かれ地方創生の推進を図るための新型交付金創設などについて話がありました。 講演会には市役所職員や伊那市地方創生総合戦略審議会委員などおよそ130人が出席しました。 講演会では内閣府地方創生推進室参事官の森宏之さんが話をしました。 国は人口の減少や東京一極集中、地域経済の消費回復の遅れなどを改善するため今年度から5か年計画の総合戦略を策定しています。 主な施策は地域産業の競争力強化や地方移住の推進、結婚・出産・子育て支援などとなっています。 目標として若者の雇用創出数を30万人とし、東京から地方への転出を4万人増、安心して結婚、出産子育てできる社会を達成していると考える人の割合を平成25年度の19.4%から40%以上に引き上げるとしています。 森さんは「平成28年度以降は先駆的、優良な取り組みを支援する新型交付金を創設し地方創生の推進を図りたい」と話していました。
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お産の環境充実に期待 伊那市に産科医開業
伊那市日影に産科・婦人科の菜の花マタニティクリニックが27日開業しました。 伊那市で初となる新規開業支援の補助を受けた産科医として出産の環境充実に期待が寄せられています。 27日の開業を前に25日、医療機関や行政関係者を招いての内覧会が行われました。 菜の花マタニティクリニックは産科医不足を補おうと伊那市が創設した支援制度を活用しての初の産科・婦人科医院です。 10年以上継続して分娩を扱う医療機関が対象で2000万円の補助を受ける計画です。 分娩室には広めの分娩台がありフリースタイルの分娩が可能となっています。 また畳の上で出産できる和室の分娩室も設けられています。 医院長は元飯田市立病院婦人科部長の鈴木昭久さんです。 鈴木さんは地域で安心してお産ができる環境づくりを進めたいと開業を決意しました。 伊那市では新しい医院の開業が産科医療体制の充実につながればと期待しています。 菜の花マタニティクリニックでは里帰り出産についての相談を受け付けるほか不妊治療にも取り組み、年間360件の分娩を扱う計画です。
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宮原さんの水彩画展 8月1日から
日本水彩画会会員の宮原淳一さんの水彩画展が8月1日から伊那市のかんてんぱぱガーデン西ホールで開かれます。 宮原さんは現在81歳。 元高校教諭で退職後、本格的に水彩画に取り組むようになりました。 自然の神秘的な風景をテーマに描き続け、緑の画家と呼ばれています。 代表作の「繁み」は、廃墟となった屋敷に生い茂った雑草を描いたもので自然のたくましさを表現した作品です。 水彩画展は、これまで書きためた作品を出品するもので宮原さんは自然の神秘を感じてもらいたいと話します。 宮原淳一さんの水彩画展は入場無料で8月1日から16日まで伊那市のかんてんぱぱガーデン西ホールで開かれます。
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気仙沼市に送るジャガイモ 園児と一緒に収穫
箕輪町北小河内の平出公明さんは、東日本大震災の被災地、宮城県気仙沼市に送るためのジャガイモを、27日、沢保育園の園児と一緒に収穫しました。 沢保育園の年長園児41人が、保育園東側の畑でジャガイモを掘りました。 平出さんは、東日本大震災のあった2011年に被災地でがれきの撤去などのボランティアを行い、翌年の2012年からは、野菜を栽培して被災地に送る活動をしています。 これまで町内のボランティア団体に所属していましたが、今年4月に独立し「みのわ子ども夢未来21」という支援団体を立ち上げ、被災地への野菜作りに取り組んでいます。 平出さんは、東北へ送る野菜の種まきや収穫を一緒にしてくれる人を募集しています。 収穫したジャガイモは今週末に気仙沼市の仮設住宅で生活している人たちへ送るという事です。