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北信越地区高校野球長野県大会 弥生勝利
第132回北信越地区高校野球長野県大会の1回戦が16日、諏訪市と飯田市で行われ、予選で南信1位の伊那弥生ヶ丘高校は北信4位の長野工業高校に3対1で勝利しました。 勝てば夏の全国高校野球長野大会のシード権を獲得できるこの試合。 1回の裏に先制した伊那弥生ヶ丘は、5回にも2点を追加し、3対1で長野工業を下しました。 弥生は、17日に行われる上田染谷丘と松商学園の勝者と18日の正午に綿半飯田野球場で準々決勝を行います。
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高尾神社の例大祭とツツジまつり
伊那市山寺の高尾公園で、16日、高尾神社の例大祭とツツジまつりが行われました。 例大祭では、地元の小学生9人が浦安の舞を奉納しました。 子ども達は、区民らが見守る中厳かな舞を披露していました。 高尾公園は、昭和4年に山寺商工会が整備しました。 神社は昭和8年、地域の開発と発展を願い山梨県の高尾講の本社からのご神体を祀ったのが始まりです。 以来、商売繁盛や五穀豊穣を願い毎年例大祭を行っていて、今年で83回目です。 公園内には、およそ500本のツツジが植えられていて、会場を彩っていました。 まつりでは、自転車やおもちゃが当たる福引きなどがあり、子ども達で賑わいました。 山寺区では、「小売店が少なくなり厳しい状況だが、まつりを心の支えに、区をあげて盛り上げていきたい」と話していました。
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南箕輪村商工会 堀正秋会長が再任
南箕輪村商工会の通常総会が、14日に開かれ、任期満了に伴う役員改選で、堀正秋会長が再任されました。 掘会長は挨拶で「経営支援・相談の充実、地域経済の活性化、地域振興の3本柱で、会員一丸となり努力していきたい」と話しました。 堀会長の任期は、平成30年5月の総会開催日までの3年間となっています。 総会では、今年度の事業計画も決まりました。 地域振興に関する事業では、6次産業化に力を入れていくほか、買い物弱者の支援策について研究をしていくという事です。
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都立北園高校の生徒が西春近桜の里にしだれ桜植樹
13日から伊那市に滞在している東京都立北園高校の生徒が15日、西春近細ヶ谷の桜の里にしだれ桜の苗木を植樹しました。 3日間伊那市に滞在しているのは、都立北園高校の2年生310人です。 北園高校は、平成23年西春近自治協議会と森林の里親促進事業の協定を結んでいます。 この日は、協議会の会員らから指導を受けながらしだれ桜の苗木を植樹しました。 植樹は今年で4年目になり、15日はおよそ40本を植えました。 この日植樹したものも合わせて桜の里にはおよそ250本の桜が植えられています。 またこの日は、3月に西春近自治協議会が発足して50年を迎えたことを記念して、タカトオコヒガンザクラの苗木も植樹しました。 西春近自治協議会の加納義晴会長は「第2の故郷としてまた伊那市を訪れてもらいたい。これからも交流を続けて高遠に匹敵するような桜の里を目指しましょう」と話しました。 苗木の管理は、今後も西春近の住民が行っていくということです。
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第10回西町区美術作品展とお宝展
伊那市西町区の住民による「第10回西町区美術作品展とお宝展」が、西町公民館で開かれています。 会場には、区民が趣味や教室などで制作した美術作品と、区民所蔵の掛け軸や骨董品などおよそ160点が並んでいます。 西町区では、秋に行事がたくさんあるため春に区民の作品の発表の場を設けようと毎年この時期に展示会を開いています。 骨董品が並ぶお宝展は今年で2年目です。 木下敏夫さん所蔵の土人形です。 江戸時代から明治時代にかけて作られたもので、木下家で大切に保管してきたものだということです。 ある区民は「10回を迎え作品のレベルが上がってきている。お宝展は珍しいものが多く並んでいるので楽しんでもらいたい」と話していました。 第10回西町区美術作品展とお宝展は、17日正午まで西町公民館で開かれています。
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第35回中条盆栽山野草クラブ展示会16・17日
伊那市西箕輪中条の住民などでつくる中条盆栽山野草クラブの展示会が、16日と17日の2日間中条公民館で開かれます。 15日は、会員が準備に追われていました。 会場には、クラブで力を入れて栽培しているアツモリソウを中心に、およそ250点が並んでいます。 今年は春先に気温の高い日が多かった影響で花の開きが早く手入れに苦労したということですが、例年はまだこの時期には咲かない品種の花を今年は楽しむことができます。 山野草と一緒に盆栽も展示していて、ある会員は「山野草と盆栽が一緒に楽しめる展示はあまりないので多くの人に来てもらいたい」と話していました。 第35回中条盆栽山野草クラブの展示会は、16日と17日の2日間中条公民館で開かれます。 会場では、500円から苗の販売も行われる予定です。
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法華道の北原さん テイ沢夫婦岩で石仏発見
古道法華道を復活させた伊那市御園の北原厚さんは、長谷のテイ沢にある夫婦岩で4基の新しい石仏を発見しました。 入笠山山域のテイ沢です。 そのテイ沢付近は、高遠町荊口から半対峠を超えて富士見町までを結ぶ石堂越えと呼ばれる古道です。 石堂越えは、平安時代からあったとされ、法華道としても使われていたということです。 その古道の途中に沢をはさんで夫婦岩があります。 奥の女岩の頂上には、以前から石仏があったことは知られていました。 北原さんは、2週間ほど前にその写真を撮ろうと岩の周辺を調べたところ、これまでに知られていない4基の石仏を発見しました。 こちらがその石仏です。 3基は、浮き彫りで、1基は、線彫りです。 下の部分にはイノシシが、上の方には3つの顔があります。 石仏に詳しい伊那市文化財審議委員会の竹入弘元委員長によりますと、これは摩利支天だということです。 摩利支天は山岳信仰も意味しているということです。 こちらは、男岩。 同じく摩利支天が浮き彫りされている石仏がありました。 これまでこの夫婦岩には、17の石仏が確認されていました。 北原さんは、切り立った夫婦岩に石仏をまつることは、その危険性から命をかけた修行の一面もあったのではないかと推察しています。
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伊那まつり公式Tシャツデザイン決定
今年の第43回伊那まつりの公式Tシャツとうちわのデザインが15日の審査会で決まりました。 Tシャツのデザインに採用されたのは、伊那市の等々力心太朗さん(28)の作品です。 エネルギーに溢れ煌めく祭を表現したというこの作品。 花火や水しぶきの部分がとてもきれいでTシャツになればさらに見栄えがするとの講評でした。 6月4日から予約注文を受け付け、まつり実行委員会では、1,200枚ほどを見込んでいます。 一方うちわは、大阪府の山口類さん(70)の作品が採用されました。 今年のテーマ煌めきが表現されていて、色づかいが面白いとの講評でした。 うちわは、協賛金を募り、踊りやまつりに訪れた人に配布されます。 1万5,000本ほどを見込んでいます。 表彰式は、7月27日に行われる予定です。
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南箕輪村 南部小学校児童が田植え体験
南箕輪村の南部小学校の児童は、14日、学校近くの田んぼで田植えを体験しました。 田植えを行ったのは、5年生41人です。 南部小学校では、毎年5年生が総合的な学習の一環で田植えを体験しています。 この日は、学校近くの田んぼに、コシヒカリと、もち米のモチヒカリの苗を植えました。 指導したのは沢尻の農家、池上智志さんです。 池上さんは、毎年南部小学校の児童に苗植えの指導をしていて、今年で8年目になります。 児童らは、苗を受け取ると、均等に植えていきました。 児童は今後、月2回、稲の生育を観察し、水の管理などは農家の池上さんが行います。 9月下旬から10月上旬頃に稲刈りをして、11月の収穫祭で、おにぎりにして全校児童や保護者と一緒に味わうということです。
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経ヶ岳バーティカルリミット 応援グッズ作成
今月23日に、南箕輪村の経ヶ岳で行われるトレイルランニングレース「経ヶ岳バーティカルリミット」を盛り上げようと、南箕輪村は応援グッズを制作しました。 南箕輪村のホームページのトップページにある「応援グッズを作ろう」のバナーをクリックすると、専用ページが開きます。 データをダウンロードすれば、マスコットキャラクターまっくんの応援旗とうちわを手作りすることができます。 旗は裏表、うちわは4種類のデザインがあります。 他にもイベントを盛り上げようと、大芝高原味工房前に顔出し看板が設置されました。 経ヶ岳バーティカルリミットは、23日(土)に行われ、ロングコースは大芝公園を発着点に経ヶ岳山頂を折り返す、距離21キロ、標高差1650メートルのコースです。
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50年の森林ビジョン 専門部会立ち上げ
伊那市内の森林の将来像を描き市民とのかかわり方を定める「50年の森林(もり)ビジョン」の策定委員会が13日、市役所で開かれ、市側からビジョン策定の提案や理念、目標などの案が示されました。 委員会では、現状を把握すると共に、今年度から50年間の山や森のあり方、市民とのかかわり方について検討を行っています。 3回目のこの日は、市側から、ビジョン策定への提案や、理念、目標案が示されました。 策定への提案では、50年の森ビジョンを紹介する冊子の作成を計画しています。 冊子には、50年後に森林を利用、活用、保全する、現在の小学生から大学生のメッセージを掲載する案が示されました。 対象となるのは小学6年生から大学生までとしています。 理念と目標は、それぞれ6案が示されました。 案に対し委員からは、「伊那市独自の目標が良い」「プラスの表現が必要」など意見が出されました。 理念と目標は、50年の森林ビジョンで最も重要なポイントとなるため今日は、3人ずつで専門部会を立ち上げ、10年間の骨子を作り上げることが決まりました。 次回の伊那市50年の森林ビジョン策定委員会は、10月に開かれ、専門部会が示す、理念と目標、実行計画などを議論することになっています。
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西駒山荘 築100年記念イベント 企画さまざま
将棊頭山直下にある伊那市営西駒山荘が、今年築100年にあたることを受け、運営する伊那市観光㈱などは、9月までにかけて様々なイベントを企画しています。 14日は、伊那市高遠町の高遠さくらホテルで、関連行事を主催する関係者が参加し、記者会見が開かれました。 西駒山荘は、1913年(大正2年)に中箕輪尋常高等小学校の登山隊が集団遭難し11人が死亡した事故を受けて、1915年(大正4年)に地元住民により建設されました。 当時建設された石室部分を残し改築工事が進められ去年完成しました。 今年は、その石室が完成してから100年ということで様々な企画が計画されています。 山岳遭難を防ぐという当時の思いを受け継ごうと、2013年に始まった、参加者が建築資材のレンガを背負って山に登る西駒んボッカ大会は、今年も、9月6日に開催されます。 また、大正2年の中箕輪尋常高等小学校の登山隊が歩いたコースを、箕輪町の中部小学校から再現するイベントも、遭難事故が起きた8月下旬に合わせて開催される予定です。 そのほか、山荘周辺の風景や動植物の写真・イラストなどを募集する「絵はがき素材コンテスト」の実施や、記念シンポジウム、シンガーソングライターみなみらんぼうさんと西駒山荘で1泊するイベント、中央アルプスで日本酒を楽しむ会などが企画されています。 各種イベントは、6月から9月にかけて、13回ほど予定されています。
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竜北保育園で交通安全教室
伊那市山寺の竜北保育園で、14日、交通安全教室が開かれました。 14日は、地区の安全協会の会員や伊那市交通指導員など7人が園児の指導に当たりました。 園児たちは、教わったとおりに、しっかりと左右を確かめて横断歩道を渡っていました。 これは、伊那市内のすべての公立の保育園などで毎年、2回行われています。 この時期の教室は新しい年度を迎え、子どもたちに交通安全への意識を高めてもらう目的です。 年長の園児は、近くの国道153号まで出かけ、信号機のある横断歩道を渡るなどしました。 指導者たちは、「青になっても安心せずに、必ず安全を確認してわたってほしい」などと話していました。 竜北保育園の有賀みどり園長は「体で交通安全を感じる良い機会。保護者と学ぶ時間も作っていきたい」と話していました。 この交通安全教室は、7月上旬まで各保育園で順次開かれます。
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南箕輪村都市計画審議会 景観計画素案について答申
南箕輪村都市計画審議会は、唐木一直村長から諮問されていた景観計画の策定の素案について検討結果をまとめ、3項目を追加して12日に答申しました。 この日は、南箕輪村都市計画審議会の堀正秋会長らが役場を訪れ、唐木村長に答申書を手渡しました。 南箕輪村では、地域に合った良好な景観づくりの基本となる景観計画を27年度中に策定する予定です。 村が示した素案では、建物の新築や改築の際には事前に内容に関する届け出が必要になるなどとされています。 答申では「住居地域の敷地緑化について、一人暮らしの高齢者宅の生垣の維持管理は状況によって行政の支援が必要となる」などとする3項目が加えられています。 唐木村長は今回の答申を尊重する考えを示しました。 南箕輪村景観計画は、7月1日から施行する予定で、今回の答申内容と後日行われる予定の景観審議会の答申内容をふまえ、村議会6月定例会に諮る予定です。
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プレミアム商品券 総額4億3千万円7月4日発売
伊那商工会議所と伊那市商工会、JA上伊那は、20%のプレミアがついた総額4億3千万円のプレミアム商品券を、7月4日に発売します。 今回、発売されるのは、1,000円券12枚つづりが1万円のプレミアム商品券です。 プレミアム率は過去最高の20%で、一人の購入限度額は10万円です。 伊那商工会議所と、伊那市商工会、JA上伊那が発行するもので、平成24年に発行されて以来今回が4回目です。 この日は、伊那市の白鳥孝市長・伊那商工会議所の川上健夫会頭らが、商品券発売に関する記者会見を開きました。 プレミアム商品券の総額は過去最高の4億3千万円で、商工会議所の会員事業所やJA上伊那などの、参加店舗で利用できます。 プレミア分の7,175万円と発行手数料は、伊那市が国の地方創生交付金から負担します。 また、子育て世帯の負担軽減として、18歳以下の子どもが2人以上いる世帯は、半額の6,000円で購入でき、6月22日から先行販売が開始されます。 対象世帯には、申請書が送られていて、5月15日までに手続きが必要ですが、期限を過ぎても受け付けるということです。 ほかに、JR茅野駅と仙流荘を結ぶバス、ジオライナーや林道バスの往復利用者、平日の宿泊施設、山小屋利用者を対象に、飲食店などで使える千円分の、「いな街ぶらりチケット」も6月1日から無料配布されます。 プレミアム商品券の発売は、7月4日、午前9時からで、売切れ次第終了となります。 販売場所は、市役所多目的ホールです。
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介護や認知症相談気軽に おしゃべりカフェオレンジ
介護の悩み相談や認知症の人達が訪れる事ができる、「介護・認知症おしゃべりカフェ オレンジ」が伊那市内に初めてオープンしました。 このカフェは、市内で宅老所を運営する有志グループが、介護相談や、認知症の人達の居場所として開いたものです。 運営するグループによりますと、初期の認知症患者を介護する家族は、誰にも相談する事が出来ず、ストレスを抱えてしまう傾向にあるという事です。 気軽に話しができ、相談に乗る事で、介護のストレスを和らげ地域で支える体制につなげたいとしています。 13日は市内各地から6人が訪れ、介護制度や地域で受けられるサービスについてスタッフに質問していました。 訪れたある女性は「親の介護でボランティアの方に世話になりっぱなし、自分にもできるボランティアは何かないか」と質問していました。 スタッフの女性は、「ボランティアに負い目を感じず、まずは家の事を行い、余裕が出来たら探せばよいです」とアドバイスしていました。 カフェの営業は、毎月、第二水曜日に中央区の緑の家、第四水曜日は西箕輪大萱の特別養護老人ホーム「みさやま」で午前10時から正午までの予定です。 料金は飲み物代の200円で、相談は無料となっています。
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伊那市内小学校で花育スタート
花に親しむことにより、豊かな心を育てようという「花育」の今年度の学習が伊那市内の小学校でスタートしました。 13日は、伊那市の東春近小学校で、355人の全校児童に1人2本ずつ上伊那産のアルストロメリアが贈られました。 アルストロメリアの生産量は、上伊那地域が日本一で年間に1300万本程栽培されています。 花育は、伊那市とJA上伊那、生産者が連携して行うもので昨年度スタートしました。 生産者から話を聞くことで地域の産業について理解を深めると共に、花に触れる機会を増す狙いもあります。 贈呈式が終わると3年生は、近くの花卉生農家・橋爪恭治さんから花を長持ちさせるコツなどを学びました。 橋爪さんは、「花は、飾ったりする事で周りが華やかになる他、気持ちを伝える時に使われます」と子どもたちに話していました。 花育は市内の全小学校で行われ、今後は、花卉農家のハウスなどを見学する予定です。
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伊那バイパスの工事促進 決議
国道153号伊那バイパス促進期成同盟会の総会が13日伊那市役所で開かれ、伊那バイパス工事の事業促進などを決議しました。 総会には、伊那市内の関係する区や土地改良区などから70人ほどが出席しました。 期成同盟会は、国道153号バイパス美篶青島から福島までの区間の整備促進を図るため組織されています。 総会では「伊那バイパス工事の事業促進」や「伊駒アルプスロードの早期事業化」「国直轄指定区間への移行」などを決議しました。 期成同盟会会長の白鳥孝伊那市長は、「バイパスが整備されていなければ、12年後のリニア開通に伴う効果を出す事ができない。早期整備が行われるよう連携し、粘り強く国や県に要望をしていきたい。」と挨拶しました。 決議文は、地元選出の国会議員などに手渡されました。
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安全・安心なまちづくりへ 意見交換
WHO世界保健機関からセーフコミュニティを認証取得している箕輪町で安全や安心なまちづくりについて考える集いが12日文化センターで開かれました。 「箕輪町安全安心の日の集い」には、各種団体や一般、町関係者など100人が出席しました。 会場では、子どもや高齢者の安全、交通事故防止など5つのテーマに別れワークショップが開かれました。 ホールで開かれた全体会ではワークショップの各グループの代表者が報告を行いました。 このうち、高齢者の交通事故をテーマにしたグループからは、「免許を返納したくてもできない事情がある人も多い。 高齢者が自動車を運転をしなくても暮らせるよう、サポートする体制が必要」と話していました。 また、子どもの安全について話し合ったグループは「大人から子どもへ挨拶する事で、周囲への気配りに繋がり、犯罪抑止につながる」と話していました。 集いではこの他に、町のモデル地区としてセーフコミュニティ活動に取り組んできた北小河内区に日本セーフコミュニティ推進機構から感謝状が渡されました。
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伊那市ふるさと納税 特典で好調
伊那市は今年度からふるさと納税の寄付した人の特典を充実させました。 11日までに去年1年間の164件を上回るおよそ200件の申し込みがあり、伊那市では出足好調と話しています。 ふるさと納税は出身地や応援したい自治体を、寄付を通して支援する制度で平成20年度から実施されています。 昨年度は1年間で164件、およそ1800万円が寄せられました。 今年度は、280件を目標としていて昨日までにおよそ200件の申し込みがあったということです。 好調の理由は、特典を充実させたことによるもので、新たにカタログを製作しました。 伊那市ではこれまで、5000円以上と5万円以上の2種類の特典しかありませんでした。 今回新たに1万円以上にはみはらしファームの果物、そばや地酒の詰め合わせなど11点。 2万円以上は、地酒や米、野菜など8点を追加しました。 100万円以上はガラス工芸作家の江副行昭さんの作品や2泊3日のツアーも用意し納税額に応じて選べるようにしました。 伊那市では今後、県の施設などにカタログを置いてPRしていきたいとしています。 ふるさと納税の寄付は、これまで文化財の保護などに活用されています。
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台風6号は温帯低気圧に 引き続き大雨と強風に注意
強い台風6号は12日午後6時頃温帯低気圧に変わりましたが12日夜遅くから13日未明にかけて県内に最も接近し南部を中心に大雨になる見込みです。 長野地方気象台では、土砂災害や河川の増水などに注意を呼びかけています。12日の伊那地域は、最大瞬間風速19.4メートルを記録する強い風が吹きました。 県内には12日夜遅くから13日の未明にかけて最も接近する見通しです。 13日午前6時までの24時間に降る雨の量は南部で70ミリと予想されていて南部を中心に1時間に40ミリの激しい雨が降る所もありそうです。 また、夜遅くにかけて13メートルの強い風も吹く見込みです。 長野地方気象台では、土砂災害や河川の増水に注意するよう呼びかけています。
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高尾公園ツツジ見頃
伊那市山寺の高尾公園では色とりどりのツツジが見ごろを迎えています。 高尾公園には500本のツツジが植えられていて地域の人たちに親しまれています。 16日には高尾神社の例大祭が開かれることになっています。
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やまびこソフト開幕
40歳以上のソフトボールリーグ「やまびこソフトボールリーグ」が11日の夜、開幕しました。 11日は、伊那市の富士塚スポーツ公園グラウンドで開会式が行われました。 初めに前年度の優勝チームからトロフィーの返還がありました。 やまびこソフトボール連盟の中村博会長は「ソフトボールをみんなで楽しみ、ケガのないようプレーしていただきたい」と挨拶しました。 選手を代表して城南クラブのキャプテン唐澤康博さんが選手宣誓をしました。 今年は去年と同じ7チームが参加し総当たり戦を行います。 上位4チームが9月中旬に予定されているケーブルテレビ杯に出場します。 開会式終了後、早速試合が行われ選手がハツラツとプレーしていました。 やまびこリーグは今年で38年目を迎えます。
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伊那市商工会 新会長に唐木一平さん
伊那市商工会の通常総会が12日伊那市高遠町の総合福祉センターやますそで開かれ、新しい会長に唐木一平さんが決まりました。 新しい会長に選ばれた唐木一平さんは、伊那市西春近の(有)唐木屋石材工芸の会長です。 唐木さんは「森本前会長の思いを引き継ぎ、会員が日々大いに力が発揮できるよう頑張りたいです」と話しました。 副会長には、岩附宏さんと唐木章さんが決まりました。 唐木会長の任期は、平成30年5月までとなっています。 通常総会では平成26年度の事業報告の承認に関する議案など8件が諮られ可決されました。
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箕輪町の地域おこし協力隊に岡部園江さん
東京都調布市から移住し、箕輪町の地域おこし協力隊として活動することになった岡部園江さんの任命式が、7日、役場で行われました。 7日、役場で任命式が行われ、白鳥政徳町長から岡部さんに任命書が手渡されました。 東京都調布市から、箕輪町松島に移住した岡部さんは、現在48歳。 大学卒業後パソコン関係の民間企業に勤務していましたが、10年ほど前に食に興味を持ち、短大で食品加工学を学び栄養士免許を取得しました。 農業体験や料理教室などイベントに携わってきた経験を活かし、箕輪町の6次産業化や特産品づくりなどの活動をしていくということです。 任期は1年間で、最長3年まで延長できます。 箕輪町では今年度、岡部さんを含め4人の地域おこし協力隊が活動しています。
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山荘ミルクで犬のしつけ講習会
伊那市横山の山荘ミルクで、犬のしつけ講習会が、6日に開かれました。 山荘ミルクでは、犬のリードを外して遊ばせる事ができる「ドッグラン」が去年8月にオープンしました。 講習会はそのドッグランを使って初めて開かれたものです。 講師は、髙木のぶ子さんがつとめました。 警察犬の訓練士でドッグトレーナーの髙木さんは、山荘ミルクのドッグランを整備する際には監修も行いました。 講習会には上伊那の35人が参加し、輪の中に犬を座らせ1分間待つ訓練などを行いました。 髙木さんによりますと、たくさんの犬の中で訓練する事で社会性を身に付けさせる事ができるということです。 講習会はドッグランの利用料のみで誰でも参加する事ができ、11月頃まで毎月1回開く予定です。
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箕輪町議会 正副議長選任
改選後初めての箕輪町議会臨時会が11日開かれ、議長に三日町の木村英雄さんが指名推薦され全会一致で選任されました。 改選後初めて開かれた、箕輪町議会臨時議会では、空席となっている正副議長が選任されました。 箕輪町議会の規定により、最年長議員の下原甲子人さんが仮議長をつとめ、下原議長の指名推薦で、木村英雄さんが全会一致で議長に選ばれました。 木村さんは2期目の65歳です。 就任のあいさつで、「議論が円滑に進むよう与えられた職務に全力であたる」と話しました。 副議長選挙も指名推薦で行われ、唐澤千洋さんが選ばれました。 唐澤さんは2期目の71歳です。 正副議長の任期は、申し合わせにより今日から2年となっています。 また、常任委員会では、総務産業常任委員長に浦野正雄さん、福祉文教常任委員長に釜屋美春さんが選ばれました。
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水稲の直播作業実演会 試験開始
水稲を省力、低コストで生産するための、田植えを行わず、直接種モミを播く、直播作業の実演を交えた試験が11日、南箕輪村大芝原の田んぼで行われました。 水稲直播作業実演会は、農家が省力かつ、低コストで米の生産できるようしようようと、上伊那農業改良普及センターが開いたものです。 この日は、県やJA上伊那、農業機械の販売や開発をする、クボタ㈱など、関係者およそ30人が参加しました。 直播機は種モミ、肥料、除草剤散布など5役をこなし、これまでは、種モミがばらまかれていて、稲が倒れる心配がありましたが、5粒から8粒ずつの塊で撒くことができるということです。 これにより、苗植えと同様の株で育ち倒れる心配がなくなったとしています。 この日は隣の田んぼに苗植えも行われ、今後、生育調査や収量調査が行われるということです。 直播栽培は、育苗と苗運搬が不要となることから作業の省力化、経費の削減、作業適応期間の拡大などのメリットがあるということです。
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「個人消費緩やかに回復しつつある」
アルプス中央信用金庫は1月から3月の伊那谷経済動向、中小企業景気レポートをまとめました。 それによりますと個人消費については緩やかに回復しつつあるとしています。 経済動向はあるしんが、取引先211社に対し調査したものです。 景気が良いと感じている企業の割合から景気が悪いと感じている企業の割合を引いた業況判断指数はマイナス22.8で前期より2.4ポイント悪化しています。 個人消費は消費税引き上げに伴う駆け込み需要の反動が見られるものの緩やかに回復しつつあるとしています。 あるしんでは来期の業況判断指数は消費税引き上げで景気が落ち込んだ平成26年6月期のマイナス32.3を下回るマイナス33.3と予想していて悪化幅が拡大する見通しだとしています。
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三峰川ジョギングロード一部通行止め
上伊那広域連合が進めている新しいごみ中間処理施設建設にともない11日から三峰川サイクリング・ジョギングロードの一部が通行止めとなっています。 通行止めとなっているのは三峰川橋南交差点からおよそ1.6キロの区間です。 施設建設のための工事車両の導入路や堤防整備にともなうもので11日は工事関係者が通行止めとなる区間やその周辺を調査していました。 伊那市が整備している三峰川サイクリング・ジョギングロードは1周およそ10キロですが工事により周回での利用ができなくなります。 迂回路が確保できないことから市では榛原河川公園を起点に3キロ、5キロ、7キロ、10キロの折り返し点を設定し利用者の目安にしてもらうとしています。 周辺には憩い広場も整備する計画で工事期間は平成30年12月末までを予定しています。