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高遠高校生徒が中学生に美術指導
伊那市の高遠高校で美術を専攻している生徒は、21日、高遠中学校の美術の時間に行われた写生会で、絵の描き方を指導しました。 この日は、高遠中学校の写生会が学校周辺の施設や寺などで開かれ、全校生徒が自分で選んだ風景を描きました。 中学生を指導したのは、高遠高校芸術コースで美術を専攻している2年生と3年生14人です。 地域の小学校や中学校との連携を深めようと行われたもので、今年で3年目です。 高校生は、中学生の絵を見てアドバイスをしたり、質問に答えるなどしていました。 高遠高校では、来月、書道専攻の生徒が高遠小学校で書道を指導する事になっているほか、音楽専攻の生徒が、7月に高遠北小の音楽会に参加する事になっています。
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高遠第2・3保育園児 馬耕を見学
伊那市高遠町の農家、林亮さんが、馬を使って田んぼを耕す馬耕を園児に見てもらおうと20日、高遠第2第3保育園の園児を田んぼに招待しました。 今ではほとんど見ることがなくなりましたが、馬耕は、昭和30年代頃まで実際に行われていました。 馬耕で3aの田んぼを耕したのは、伊那市高遠町の農家、林亮さん33歳です。 保育園から2キロほどを歩いて園児も到着し、農耕馬に声援を送っていました。 林さんは、4年前の東日本大震災で、機械を動かす電気や燃料などが不足したことから、いざという時のために、今回初めて馬耕に挑戦し、自分の子どもが通う保育園を招待しました。 この日は、伊那市高遠町で馬の調教をしている、「うまや七福」から、10歳のオーストリア産の農耕馬、オスのビンゴを借りてきました。 背中に、スキと呼ばれる道具を取り付け、力強く引っ張っていました。 この日は、地元の人たちも農作業の手を休めて、昔懐かしい馬耕を見学していました。 休憩時間には、農耕馬のビンゴに園児が草や人参をあげていました。 耕した田んぼは、水を張り、農耕馬にクワを付けて代掻きを行うということです。
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上伊那鳥獣被害防止協議会 今年度事業確認
野生鳥獣による農林業への被害防止に広域的に取り組む上伊那鳥獣被害対策協議会の総会が20日伊那市役所で開かれました。 総会には上伊那8市町村のほか農林業の関係者およそ30人が出席しました。 今年度は、サルの囲い罠や行動調査、鹿や猪のくくりわなの購入などを計画していて、事業費は1800万円となっています。 会長の白鳥孝伊那市長は「猿による被害が年々増加している。 今年は南アルプスにも対策を広げ積極的に取り組んでいきたい」と話していました。 協議会では今後も広域的かつ継続的な対策を進め、野生鳥獣の農林業被害の軽減を図っていくとしています。
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最高気温28.6度 暑さに負けず運動会に向け練習
20日の伊那地域の日中の最高気温は28・6度と7月中旬並みの気温となりましたが、箕輪町の箕輪東小学校では子供達が運動会に向け練習に励んでいました。 箕輪東小学校では、暑さ対策として去年から初夏に運動会を開催しています。 20日は、校庭で5・6年生が組体操の練習を行っていました。 指導する教諭によりますと、本番に向け一つ一つの姿勢や移動のスピードなどさらに磨きをかけていくという事です。 箕輪東小学校の運動会は、30日に開催する予定です。
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南中伝統 経ヶ岳強歩大会
南箕輪中学校の伝統行事、経ヶ岳強歩大会が20日行われ、生徒たちは標高2000メートルのゴール地点を目指しました。 午前7時、1年生から3年生の450人は合図に合わせスタートの大芝高原から、ゴールの経ヶ岳8合目を目指し一斉に走りだしていきました。 南箕輪中学校伝統の経ヶ岳強歩大会は、今年で63回目となります。 コースの全長は約8キロで、スタート地点とゴールの標高差は1200メートルあります。 スタートから30分後の午前7時30分には、最初のランナーが、経ヶ岳2合目を通過していきました。 大会の結果、男子は1時間34分5秒3年生でサッカー部の清水龍斗君が優勝。 女子は2時間1分21秒で3年生で陸上部の金森佑奈さんが2年連続で優勝を果たしました。
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伊那市観光協会 来年度から法人へ
伊那市観光協会の平成27年度の総会が20日、伊那市浄水管理センターで開かれ、来年度から法人化されることが承認されました。 伊那市観光協会の総会には、役員ら25人が出席し、来年度から一般社団法人伊那市観光協会とすることが決まりました。 これは、組織の体制強化のためで、市と観光協会の役割分担が明確になってきたことを受けて、法人化するものです。 これにより、市の関係機関が同行しない商談などでは旅行代理店などに対して、有利になるということです。 また、伊那市観光協会の高遠支部は平成27年度をもって解散することが報告されました。
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伊那市出身の写真愛好家 河野宏美さんの写真展
伊那市東春近出身の写真愛好家、河野宏美さんの写真展が、伊那市福島のそば処ひろ節で開かれています。 写真を展示しているのは、伊那市東春近出身で神奈川県在住の写真愛好家、河野宏美さん69歳です。 写真は主に、富士山を題材にしたものです。 河野さんは30歳の時からおよそ40年間富士山を撮っていて、これまでに1万枚以上撮影しているということです。 富士山は、季節や角度で様々な表情があるということで、写真で表現されています。 そば処ひろ節(ふし)の田中淳尋さんが、中学時代の同級生だったことから今回の展示が実現しました。 (展示作品紹介) ●ダイヤモンド富士 夕日の沈む位置が毎日違うため、撮影が難しいということです。 ●本栖湖の朝焼け。 5月13日の朝撮影したもので、台風一過の朝焼けが雲と湖面に映った作品です。 河野さんの写真は、伊那市福島のそば処ひろ節に飾られていて、季節ごとに写真を入れ替えているということです。
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南アルプスのジオパークガイド養成講座 開講
南アルプスのジオパークを分かりやすく楽しく発信できるよう学ぶガイド養成講座が12日、伊那市の創造館で開かれました。 これは、南アルプスジオパーク協議会が開いているもので5年目です。 講座には、受講生として一般から5人と高遠高校の2・3年生23人が参加し、すでに認定されているガイドとともに受講しました。 この日開かれた1回目の講座では、南アルプスジオパークの基礎やガイドのポイントなどを学びました。 講師を務めた飯田市美術博物館の坂本正夫さんは、親しみやすく興味の持てるガイド方法を紹介しました。 坂本さんは「ツアー客から質問がたくさん出るガイドになること。簡単な内容や身近な内容を先に言うなどひきつける話し方を身に着けてください」と話しました。 ジオパークガイド養成講座は7回開かれる予定で、次回は6月に入笠山で植物や岩について学ぶ予定です。
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伊那市長谷非持に小水力発電施設 建設
上伊那美和土地改良区が進めている農業用水路の水を活用した小水力発電施設が、伊那市長谷非持に建設されます。 19日は安全祈願祭と起工式が行われ、土地改良区や市の関係者らおよそ30人が出席しました。 砂や葉などを除去する上水槽はすでに完成しています。 伊那市長谷非持に建設されるのは、水路に沿って管路を設け、管路を通して水を送り込む水車式の小水力発電施設です。 発電出力は最大12.2キロワット、有効落差は13.1メートルです。 事業費はおよそ9千万円で、国や県、市の補助金が充てられています。 発電した電力は再生可能エネルギー固定価格買い取り制度を活用して全て中部電力に売電し、収入を農業用水路などのポンプ場の維持管理に充てる計画です。 土地改良区が管轄した小水力発電施設の建設は、県内で初めてです。 発電施設本体の完成は今年度中を目指し、早くて秋から試運転を行う予定です。
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伊那市 ギフト大賞で地域文化交流賞
伊那市は、贈答品を日本文化として伝えていく第1回ギフト大賞2015で地域文化交流賞を受賞しました。 18日は、東京で表彰式が行われ白鳥孝伊那市長が賞状を受け取りました。 これは、伊那市高遠町の弘妙寺と蔵元の井上酒造がある大分県日田市が弘妙寺の名前を入れた麦焼酎「ゴルフ寺 弘妙寺」を商品化した交流が評価されたものです。 平成22年8月から全国販売されていて、平成24年にすぐれた酒を表彰する秋季全国酒類コンテストで麦焼酎部門第1位になっています。 高く遠くのゴルフ寺として知られることからゴルファーの贈答用として喜ばれているということです。 ギフト大賞は、心のこもったギフト商品や地域に根差した独自のギフト商品などの表彰を通じ、贈答文化をあらためて見直そうと行われたもので、53の自治体や企業などが表彰されました。
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東春近保育園 安全祈願・起工式
施設の老朽化や園児数の減少にともない、新しく建設される伊那市の仮称東春近保育園の安全祈願祭と起工式が19日、行われました。 19日は、市の関係者や建設業者など30人が出席し工事の安全を祈願しました。 東春近保育園は、東春近中央保育園と東春近南部保育園を統合し新設されるもので、東春近中央保育園の園舎東側に建設されます。 木造平屋建てで事業費は4億9000万円、主に合併特例事業債とふるさと応援基金が充てられます。 延床面積はおよそ1360平方メートルで保育室が9室、リズム室が2室などとなっていて定員は150人です。 19日現在の園児数は、東春近中央が111人、東春近南部が44人となっています。 建物は県産材が利用される他、太陽光発電やペレットボイラーが設置されます。 園庭は、園舎南側に確保し今の園舎跡は駐車場になります。 東春近保育園は来年3月に完成を予定しています。
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箕輪西小学校で選書会
学校で購入する本を児童が選ぶ「選書会」が、箕輪町の箕輪西小学校で開かれました。 19日は、全校児童90人が体育館に並べられた600冊のから1人1冊気に入った本を選びました。 学校で購入する本を児童が選ぶ選書会は、町内の各小学校で去年から行われています。 児童が自ら本を選ぶことで興味や関心を持ち、図書館の利用をすすめようというものです。 箕輪町では、乳幼児へ絵本をプレゼントしたり、保育園や小学校で読み聞かせを行うなど「読育(どくいく)」に力を入れています。 児童は何冊も手に取り、じっくりと見ながらお気に入りの本を選んでいました。 この日1人1冊選んだ本は、6月上旬に学校の図書館に置かれる予定です。 選書会は7月までに町内全ての小中学校で行われることになっています。 各学校では、本の感想や紹介を掲示したりポップ作りなどを行うということです。
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伊那市上牧 ヒトツバタゴ別名なんじゃもんじゃの木見頃
伊那市上牧の焼肉店の駐車場内にあるヒトツバタゴ、別名なんじゃもんじゃの木が見頃を迎えています。 ヒトツバタゴは別名なんじゃもんじゃの木と呼ばれています。 店の大家の唐木敬𠮷さんが40年程前に友人から譲りうけた苗木を植え、毎年白い花を咲かせます。 唐木さんによりますと花は現在満開で、今週いっぱい楽しめそうだということです。
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新宿の児童が伊那で間伐体験
伊那市と友好都市提携を結んでいる新宿の小学生が18日、伊那市ますみヶ丘平地林で間伐体験をしました。 間伐体験をしたのは新宿の落合第六小学校の6年生31人です。 18日はますみヶ丘平地林を管理しているNPO法人伊那谷森と人を結ぶ協議会のメンバーが指導にあたり伐採の実演をしました。 新宿では平成21年度から小学校6年生の自然体験カリキュラムとして、ますみヶ丘の平地林にある「新宿の森」で間伐体験を行っています。 「新宿の森」は伊那市と提携し新宿区が開設したもので自然と触れ合う環境学習や、伊那市民との交流の場として活用されています。 児童らは間伐することにより残った木が成長し森林保全につながると説明を受けたあとノコギリを使って実際に木を切っていました。 児童らは新宿では体験することができない間伐作業を楽しんでいました。
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災害時の応援体制を協議
伊那市と災害時応援協定を結んでいる団体が集まり災害時の対応などについて考える会議が18日伊那市役所で開かれました。 会議には災害時応援協定を結んでいる団体や企業と市の関係部署からおよそ90人が出席しました。 現在伊那市は医療救護や物資の供給、災害復旧などについて企業や団体と54の協定を結んでいます。 15日は締結している協定の発動のタイミングや災害時の支援人員や物資などの状況について関係するグループに分かれて話し合いが行われました。 食料品や物資を提供する企業は「流通が途絶えた場合でも今ある在庫で対応したい。グループ内で融通し被災地優先で物資をまわしたい。」と話していました。 伊那市危機管理課では「災害時は住民に正しい情報をいかに伝えるかが重要になってくる。関係団体と連携を図り備えたい。」と話していました。
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例年より早く遠照寺でボタン見ごろ
伊那市高遠町山室の遠照寺ではボタンが見頃となり花を楽しむ人たちで賑わっています。 標高およそ960メートルにある遠照寺はボタン寺として親しまれていて毎年この時期は花を楽しむ人たちが訪れます。 先週暖かい日が続いたことから例年より1週間ほど早く見頃となりました。 1982年、昭和57年に植えてから毎年その数を増やし現在境内にはおよそ170種類2000株があります。 18日は平日にもかかわらず多くの人が訪れ花の色や形、香りを楽しんでいました。 また松井教一住職も境内でボタンの説明をするなど訪れた人たちを出迎えていました。 松井住職によりますと花の見頃は今週いっぱい続くということです。 入園料は400円で中学生以下は無料となっています。
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弥生 春季北信越大会出場逃す
第132回北信越地区高校野球長野県大会の準々決勝が18日、諏訪市と飯田市で行われ、1回戦を勝ち上がった伊那弥生ヶ丘高校は、春の選抜で甲子園出場の松商学園と対戦し、11対1、7回コールドで敗れました。 伊那弥生ヶ丘高校は、春の選抜で甲子園出場経験を持つ、強豪、松商学園と春季北信越高校野球大会の出場権をかけて、戦いました。 伊那弥生ヶ丘は、1回の表に2点を先制されると、4回まで毎回得点を許し、7回には11対0とされます。7回の裏、弥生も1点を返しますが、11対1、7回コールドで松商学園に敗れました。 松商学園を含む、この日勝ち上がった4校は、6月6日から9日に長野オリンピックスタジアムと上田県営球場で行われる春季北信越大会の出場が決まりました。
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御嶽海母校 木曽青峰と伊那養護相撲交流
伊那養護学校の児童生徒と木曽町の木曽青峰高校相撲部が、18日、相撲で交流をしました。 以前伊那養護学校に勤務していた職員と、木曽青峰高校相撲部の前の監督が知り合いだったことがきっかけで、相撲の交流が始まり、今年で11年目です。 過去には、今年3月の大阪場所でプロデビューを果たした、御嶽海も訪れています。 この日は、御嶽海の後輩にあたる相撲部の6人が伊那養護学校の生徒40人と土俵で組み合いました。 体格のよい相撲部の生徒を相手に、養護学校の子ども達は何とか土俵の外に出そうと、果敢に勝負を挑んでいました。 中には、力強く押し切って飛び跳ねて喜ぶ生徒の姿もありました。 伊那養護学校寄宿舎指導員の熊崎武志さんは、「礼儀作法を学び、競技に触れて、親睦を深めてもらいたい」と話していました。
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伊那市手良の羽柴さん宅九輪草見ごろ
伊那市手良の羽柴晴雄さん宅では、3千株の九輪草が見頃を迎えています。 九輪草は、自宅を囲むように3千株が植えられています。 この日は、近所の人たちが訪れ、見頃となった花を楽しんでいました。 羽柴さんは、15年ほど前、伊那市振興公社が毎年行っている花の苗の無料配布で、2株の九輪草の苗をもらい、少しずつ株を増やしたということです。 九輪草は来月上旬まで見頃だということで、羽柴さんは、「多くの人に見てもらいたい」と話していました。
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戦没者遺族から聞き取り調査
伊那市日影区の歴史や文化、産業などについて調べている「日影区の歴史を語る会」は区内に住んでいた戦没者の戦地での状況などについて遺族から聞き取り調査を始めました。 「日影区の歴史を語る会」では戦後70年の節目の今年、区内に住んでいた戦没者の戦地での状況についてまとめることにしました。 日影区には太平洋戦争による戦没者が27人ほどいるということで会員が手分けして遺族からの聞き取り調査を始めました。 15日、語る会代表の池上正直さんは抑留されていたシベリアの病院で父親を亡くした保科正子さんを訪ねました。 昭和18年、満州で生まれた正子さんは3人兄弟の次女で現在72歳。 3歳の時に父保さんを亡くした正子さんは、母親から聞いた満州からの引き上げの様子など戦中戦後の話を伝えていました。 語る会では遺族からの聞き取り調査により戦没者を追悼するとともに戦争の記憶を伝えていくことにしています。 また8月には今回の調査内容をまとめた報告会も開くことにしています。
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天竜川でバス釣り大会
北米原産の外来魚、ブラックバスの生態調査を兼ねたバス釣り大会が17日辰野町から箕輪町にかけての天竜川で開かれました。 一番大きなバスを釣ったのは、辰野町赤羽の相ノ山康信さん(40)で、47センチ・1.85キロでした。 今回で4回目の大会には上伊那や諏訪地域などから約80人が参加しました。 17日につり上げられたブラックバスは、コクチバスのみの72尾37キロで、県水産試験場に送り、食性などを調べます。 天竜川漁協関係者によりますと、去年と比べ大型化が懸念されているということです。 ブラックバスは、戦後に日本に入り、在来種を食べてしまうなどの影響が各地で出ています。 天竜川漁協では、「から揚げにすると非常においしい魚だとして、キャッチ&イートを今後も呼びかけていきたい」としています。
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イーナちゃんウォーキングカーニバル
伊那市のウォーキングイベント、イーナちゃんウォーキングカーニバルが17日春日公園を発着に行われました。 健康ウォークの部とウォークラリーの部があり、約350人が参加しました。 健康ウォークは、春日公園から伊那消防署、小黒川大橋、入舟を通り伊那中央病院、伊那市創造館を経由し戻ってくる全長14キロのコースです。 好天に恵まれた今日は、午前9時10分に一斉にスタートしました。 参加者たちは、竜西地区に広がる田園風景をながめながら、自分にあったペースでさわやかな汗を流していました。 一方ウォークラリーの部は、それぞれ7キロの2つのコースが用意され、グループごとに楽しみました。
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うたごえ温泉インたかずや鉱泉
季節の料理を味わいお風呂もある「うたごえ温泉インたかずや鉱泉」が17日開かれ、参加者たちは、楽しいひとときを過ごしました。 伊那市富県のたかずや鉱泉です。 20年間続けられているうたごえ温泉。 普段は、夜行われていますが、今回は、20周年記念の春の巻スペシャルバージョンとして午前10時から午後3時までの日中に行われました。 歌声コーディネーターとギターの伴奏により、懐メロや童謡、フォークソングからロシア民謡まで、なつかしのメロディーが響いていました。 伊那市を中心に40人が参加したうたごえ温泉。 お昼になるとたかずや鉱泉自慢の料理を弁当で味わい、お風呂でくつろぐ人もいました。 うたごえ温泉は、今後夏と秋、冬に予定されていて、夏は、8月26日に計画されています。
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坂下区民ハイキング 三世代が交流
伊那市坂下区の住民がハイキングと交流を楽しむ坂下区民ハイキングが17日ますみヶ丘平地林で行われました。 ハイキングは、元信州大学教授の島﨑洋路さんがガイドとなり、ますみヶ丘平地林およそ2キロを歩きました。 坂下区民ハイキングは、三世代で交流し、子育てを地域で支えていこうと坂下区社会福祉協議会と坂下区が行ったものです。 島﨑さんが「昔はヤマツツジをおやつ代わりに食べていた」と説明すると、子どもたちも花を摘んで食べていました。 鳩吹公園では懇親会が行われ、区内の飲食店の店主らによるやきそばやてんぷらがふるまわれました。 坂下区社協では、「今日をきっかけにお互いの顔を知って、地域の中で声を掛け合えるようにしていきたい」と話していました。 今日は幼児からお年寄りまで、およそ80人が参加しました。
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もみじカップミニバス交歓大会
県内外のチームが出場する第16回もみじカップ交歓大会が16日と17日の2日間にわたり、箕輪町内で開かれました。 男子の部、女子の部に別れ、箕輪中部小学校体育館では、女子の部の試合が行われました。 もみじカップ交歓大会は、新チーム結成のスタートに当たり、県内外の強豪チームを招待しレベルアップにつなげようと、箕輪町内の3つのチームでつくる箕輪ミニバス連盟が開いています。 今回は男女とも12チームが出場し、そのうち各10チームが県外からの出場です。 16日は予選リーグが、17日は予選を勝ち上がったチームによる決勝トーナメントが行われました。 箕輪健全は、準決勝まで進みましたが、埼玉県の高階(たかしな)に43対52で敗れました。 大会の結果、男子の部は箕輪ミニバスケットボールクラブが12位、女子の部は箕輪健全育成ミニバスが4位、箕輪北ミニバスケットボール教室が7位でした。
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竹内徹さん鈴木岬さん兄妹展
伊那市高遠町在住の洋画家竹内徹さんと、竹内さんの妹で日本画家の鈴木岬さんの兄妹展が、伊那市のかんてんぱぱホールで開かれています。 会場には、竹内さんの作品55点と、鈴木さんの作品35点が展示されていて、二人で作品展を開くのは今回が初めてです。 竹内さんと鈴木さんは伊那市高遠町に生まれ、幼い頃から絵を描いて遊んでいました。 洋画家の竹内さんは、長野一水会の代表で、日展に35回入選しています。 特に雪景色を多く描いていて、のどかな風景を感じてもらいたいということです。 日本画家の鈴木さんは、日本画県展や日本画院展に入選し、現在は俳画塾を主宰しています。 風景画のほか、土器と植物をモチーフにした絵も描いていて、「永遠の命」がテーマだということです。 竹内徹さんと鈴木岬さんの兄妹展は、25日(月)まで伊那市のかんてんぱぱホールで開かれています。
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伊藤一夫さん絵馬に関する講演会
現在伊那市創造館で開催中の「伊那の大!大絵馬博覧会」に合わせ、絵馬に関する講演会が16日に開かれました。 伊那市創造館では、西箕輪の仲仙寺を中心に、県内の絵馬の展示会が開かれています。 上伊那郷土研究会顧問の伊藤一夫さんは、たくさんの馬が描かれた「千匹馬群遊大絵馬」の研究に取り組んでいて、今日は仲仙寺の絵馬の特徴について話しました。 仲仙寺には、1849年から1902年にかけて奉納された6面の絵馬があります。 伊藤さんは、「6面の絵馬が奉納されている仲仙寺は、全国一の数ではないか」と話していました。 また、「高遠藩に納められた米は馬にのせ伊那街道を通り運ばれた。そのため馬が多く使われ、その信仰が仲仙寺にも集まったのではないか」と話していました。
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上伊那の洋画家7人による作品展 22日まで
上伊那在住の洋画家7人による作品展「信州創展」が、16日から、伊那市の伊那文化会館で始まりました。 信州創展は、上伊那在住の洋画家七人でつくる創の会が開いたものです。 合同で作品を展示することで個々の技術向上と交流の場にしようと2年前に初めて開き、今年で2回目です。 会場には、50号の作品から400号の大作まで、ここ3年ほどの近作が並べられています。 メンバーらは、「それぞれ自分の世界を追求している人たち。見たままを感じてほしい」と話していました。 信州創展は、22日まで伊那文化会館で開かれています。
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南原の伊藤照夫さん宅のフクロナデシコ見ごろ
南箕輪村南原の国道361号沿いにある伊藤照夫さんの畑ではフクロナデシコが見ごろとなっています。 フクロナデシコは、地中海沿岸原産のナデシコ科の多年草です。 伊藤さんのおよそ40アールの畑には、ピンクのフクロナデシコが植えられていて、現在見ごろとなっています。 酪農を営んでいた伊藤さんは、牛舎のまわりをきれいにしようと25年ほど前にフクロナデシコを育て始めました。 その後酪農はやめましたが、土地を荒らしたままにしておきたくないとの思いから、徐々に花の数を増やしていったということです。 花は、来月初旬まで楽しめるということです。
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新宿榎町地区の関係者が伊那を訪れ自主防災学ぶ
伊那市の友好都市、東京都新宿区の榎町地区町会連合会の役員が16日、伊那市を訪れ、狐島区の住民から自主防災会の取り組みについて話を聞きました。 16日は、榎町地区町会長ら28人が伊那市を訪れました。 榎町地区は、新宿区の北東部に位置し、史蹟や文化財の多い地区です。 全27町会で構成していて、町会数は新宿区で3番目に多くなっています。 人に優しい街づくりを目指し防災にも力を入れています 意見交換会は、自主防災に力を入れている狐島区の活動を知った連合会が伊那市と狐島区に依頼し、実現しました。 狐島区では、住民一人ひとりが区や警察、消防などに頼らない防災に強い街づくりを進めています。 去年12月には、区内の保育園と小学校と連携する応援協定を結んだ他、今年1月からは災害対応の専門部隊を設置しています。 16日は、これまでの取り組みや事例発表などを行いました。 榎町地区の住民らは、17日まで伊那に滞在し、市内の酒蔵見学や高遠歴史博物館の見学などを行うということです。