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防犯功労者に表彰状を伝達
長年、防犯活動に貢献したとして、伊那市荒井の小林由子さんと、高遠町の保科求さんに、6日、表彰状が伝達されました。
この日は、伊那警察署で伝達式が行われ、小林さんと保科さんに、田中泰史署長から、県防犯協会連合会の表彰状が伝達されました。
小林さんは、平成10年に伊那市防犯協会女性部員に、平成14年からは伊那エンジェルス隊となり、
地域のイベントでのパトロールや、街頭啓発などを行っています。
小林さんは、「家族など周りの人たちの協力で続ける事ができた。隊の皆さんにも感謝したい」と話していました。
保科さんは、平成16年から、高遠地区の防犯指導員となり、児童の下校時の「声かけ運動」を提案、高校生にも積極的に声をかけ、子供達の安全を見守ってきました。
保科さんは「これからもますます防犯活動を頑張りたい」と話していました。
この日は、この他、辰野南小学校の児童の登下校を見守っている地域ボランティア、「羽北っ子えがお見守り隊」が、田中署長に受賞報告をしました。
県内では今回、6団体と31人が表彰されています。 -
みんなおよりて伊那まち祭り
伊那市の中心商店街を明るく賑やかにしようというイベント「みんなおよりて伊那まち祭り」が10日、伊那市のセントラルパークで開かれました。
このイベントは伊那小学校5年正組が総合学習で取り組んでいる、伊那まち活性化の一環として開かれたものです。
イベントでは児童らが中心商店街に関するクイズや歴史を発表していました。
ほかには輪投げや、商店街の建物をイメージしたペーパクラフトのコーナーが設けられました。
イベントでは中心商店街の歴史を写真を交えて紹介するコーナーもあり訪れた人たちは興味深そうに見入っていました。
5年正組では、商店街との連携を図りながら活性化策について考えていくということです。 -
ボランティアで学童クラブの施設修繕
上伊那建設労働組合、西春近分会は、10日ボランティアで西春近南小学校学童クラブの網戸や壁板などの修繕作業を行いました。
作業には組合員8人があたり、網戸や壁板の修繕のほか、駐車スペースへの砂利敷きなどを行いました。
このボランティアは、全国建設労働組合が住宅デーに定めた6月25日近辺で毎年行われています。
住宅デーに合わせたボランティアは地域の人たちに建設業の仕事やその技術を知ってもらおうと、1978年昭和53年に始まりました。
作業を行った西春近南小学童クラブは元は教員住宅で築30年以上が経過しています。
痛んだ所が次々と修繕され作業を見守っていたクラブの担当職員も喜んでいました。
組合では「建物が古いので修繕の必要な所がかなりありました。ここを使う子どもたちが、気持ちよく過ごせてもらえればうれしいです。」と話していました。 -
第88回伊那美術展
第88回伊那美術展が10日から伊那市の伊那文化会館で始まりました。
美術展では、伊那市の松田靖宏さんが、最高賞となる伊那美術協会賞を受賞しています。
会場には洋画や彫刻、工芸など200点ほどの作品が展示されています。
伊那美術展は、伊那美術協会が会員の他、上伊那の高校生以上から作品をつのり、年に1度開いています。
今年は去年より作品数は減りましたが、大きなサイズの作品が多く、見ごたえがあるということです。
出品された作品のうち、松田靖宏さんの陶磁の工芸作品「位相」が伊那美術協会賞を受賞しています。
第88回伊那美術展は17日 日曜日まで、伊那文化会館で開かれています。 -
オペラ「春香」 市長に記念品を寄贈
3日に開催されたオペラ「春香」の実行委員らが7日、伊那市役所を訪れ、白鳥孝伊那市長に記念品を寄贈しました。
寄贈品は、韓国で結婚式などのお祝いの場で飾られるタペストリーです。
韓国の伝統的な模様が織り込まれたシルク製で、大きさは長さ1メートル70センチ幅90センチほど、余白には出演者などのサインが書かれています。
オペラ「春香」は、3日に開催され、プロのソリストに加え市民合唱団や舞踊団、伊那フィルハーモニー交響楽団など伊那市民が多数参加しました。
公演には1400人ほどの観客が訪れ、当日券も完売する盛況ぶりでした。
訪れた衣装・振付担当の小林眞由美さんは、「韓国の伝統的な衣装を用意するのが大変で、大阪まで布を探しに行った時にこのタペストリーを見つけた」と話していました。
白鳥孝伊那市長は、「伊那市で総合芸術のオペラができたのはすごいことで、伊那の音楽の歴史に新しい金字塔が立った」と話していました。
寄贈されたタペストリーは、市役所内に飾られたのち、伊那市の生涯学習センターで他の春香の資料とともに展示される予定です。 -
梅雨入り 雨の中バラ楽しむ
気象庁は9日、関東甲信地方の梅雨入りを発表しました。
伊那市高遠町のしんわの丘ローズガーデンでは、バラ祭りが同日から始まり、梅雨空のもと、色とりどりのバラの花が訪れる人たちを出迎えていました。
この日の伊那地域は雨が降ったりやんだりの天候で、ローズガーデンを訪れた人たちは傘をさして見物していました。
気象庁の発表によりますと、関東甲信地方の梅雨入りは、去年より13日遅く、平年より1日遅いということです。
現在梅雨前線が停滞していて、この先1週間はくもりや雨の日が多くなりそうだということです。
同日からバラまつりが始まったローズガーデンでは、高遠町公民館ハーモニカ教室の演奏を皮切りに、オープニング式典が行われました。
5年目の開催となった今年は、7月8日までの開催で、例年と同様、土日・祝日の周遊バスの運行も計画されています。
式典で白鳥孝伊那市長は「伊那市は桜だけでなくバラも楽しめる。祭りを通じて、伊那市のいろんな魅力を発信していきたい」と話していました。
ローズガーデンを創設した伸和コントロールズの幸島宏邦社長は「丘の上でバラを見られるところは世界でも少ない。みなさんと一緒にこれからもバラ園を育てていきたい」と話していました。
バラ祭りでは、苗の販売やバラの育て方相談なども行われていて、訪れた人たちが色や種類を品定めしながら購入していました。
バラ祭り実行委員会の中川泰会長は「梅雨と一緒のスタートになったが、バラは雨に濡れても生き生きとするし雫がついてきれいに見える。ぜひ多くの人に足を運んでもらいたい」と話していました。
伊那市高遠町、しんわの丘ローズガーデンのバラ祭りは7月8日までで、入園料は一人200円、中学生以下は無料となっています。 -
進級目指して太鼓の講習会
全国各地の太鼓団体が加盟する日本太鼓財団は、進級試験に向けた講習会を9日、箕輪町文化センターで開きました。
日本太鼓財団は、レベルに応じて1級から5級まで区分けしていて、上の級に上がる際は進級試験を行っています。
講習会には県内外から21団体、76人が参加し、参加者のレベルごと5級から3級に分かれて指導が行われました。
講習会は、太鼓の技術向上と普及を目的に日本太鼓財団長野支部が開いたもので、1級の資格を持つ人たちが指導しました。
10歳以上が対象となっていて、講習会には小学生や中学生の姿も見られました。
初級者向けの5級の会場では、真上に上げた手を肘から落として太鼓を打つようにと叩き方の指導が行われていました。
ある小学生は「厳しくて大変だけどおもしろい。上達できるように頑張りたい」と話していました。
参加者の中には外国人の姿も見られました。
みのわ太鼓に所属するアメリカ人、ローレンさんは技術向上のために初めて参加しました。
ローレンさんは「細かく太鼓を叩く技術が難しくてまだできない。講師のみなさんが丁寧に教えてくれるので必ず上達したい」と話していました。
日本太鼓財団長野支部の三澤興宣理事長は「子どもの参加も多い。技術向上とともに交流も深めてもらい、それぞれの地域で太鼓を普及させてもらいたい」と話していました。
講習会は10日にも行われ、10日午後には進級試験が行われる予定です。 -
大会で日頃の成果を発揮
上伊那地域の障害者がスポーツを通じて交流を深める、上伊那地区障害者スポーツ大会が9日、伊那市民体育館で開かれました。
この日は雨のため、会場を屋外から室内に移して競技が行われました。
上伊那地区の17団体から190人が参加して、フライングディスク、ペタンク、卓球の3競技に挑戦しました。
大会は、スポーツを通じて、自立と社会参加への意欲を高めてもらおうと開かれているもので、今年で40回目になります。
参加した人たちは、声援を受けながら、日頃の練習の成果を発揮していました。
あるスタッフは「あいにくの雨となってしまったが、交流を深めてもらうことができたし、地域参加にもなったと思う」と話していました。
参加者には、参加した競技の記録が書かれた賞状が渡されていました。 -
伸和コントロールズ50周年記念コンサート
伊那市高遠町に長野事業所がある伸和コントロールズ株式会社が創業50周年を記念して、9日高遠美術館で記念コンサートを開きました。
会場には160人ほどが訪れ、弦楽5重奏やピアノが奏でるクラシックやオペラの曲を楽しみました。
伸和コントロールズ株式会社は神奈川県に本社があり、1962年に磁力の力によって開閉する電磁弁を製造する会社として設立されました。
1984年に旧高遠町に長野事業所を開設し、2005年にはしんわの丘ローズガーデンを寄贈、オープンしています。
今日行われたしんわの丘ローズガーデンのバラ祭りのオープニングにあわせて、無料のコンサートを企画したものです。
長野事業所副所長の鬼久保賢治さんは、「50周年が迎えられたのもひとえに地元の皆さんのご支援やご協力があったから。今日はお礼としてたくさんの人に無料でコンサートを楽しんでほしい」と話していました。 -
長松寺で落慶式
箕輪町長岡の長松寺で新しいお堂の完成にあわせ、9日落慶式が行われました。
落慶式では、花などでお堂を清めたあと、仏に魂を入れる儀式やお供えを行いました。
読経の中、54人の参加者らが一人ひとり焼香をして、お堂の完成を祝いました。
今回完成したのは、以前からあった十王堂を新築したものに、身寄りがない人などの供養を宗派を問わず受け付ける永代供養の納骨位牌堂が併設されたお堂です。
中には大きな数珠があり、子供に興味を持ってお参りをしてもらおうと設置しました。
山・ス義芳住職は、「地域の人たちがゆっくりお参りをして落ち着ける場所にしていきたい」と話していました。 -
昭和の鼓動再び 発動機運転会
昭和初期、農業や林業で用いられていた発動機の展示会が、3日、伊那市の産直市場グリーンファームで開かれました。
展示会は、発動機の愛好家グループ「NAGANO發動機遺産保存研究会」が、時代と共に忘れ去られ発動機の魅力を伝えていこうと開いたものです。
会場には会員およそ20人が持ち寄った50台が並び、訪れた人たちは、興味深そうに見ていました。
発動機は、昭和の初めから昭和30年代にかけ米の脱穀や、山から木を搬送する動力源として広く農業や林業で使われていました。
しかし、効率が悪い事や小型で軽量のガソリンエンジンの発達により、次第に使われなくなったという事です。
展示された発動機は、農家の納屋で眠っていた物をメンバーが数か月かけ錆をとったり、壊れた部品を作ったりして再び動くようにした物です。
保存会の浅川茂会長は、「発動機の多くは簡単な構造できているで、機械の知識がなくても誰でも楽しめます」と話していました。 -
美篶小学校 プールの清掃
22日のプール開きを前に、伊那市の美篶小学校で5日、プールの清掃が行われました。
1,2時間目では4年と5年の児童120人ほどが清掃をしました。
児童たちはたわしやデッキブラシでプールの床を磨いたり、プールサイドの草をとりをしました。
ある児童は、「汚れがこびりついていてなかなか落ちなくて大変だけれど、きれいになると気持ちいい。プール開きが楽しみ」と話していました。
美篶小では22日にプール開きとなり、8月末頃まで水泳の授業が行われます。 -
上伊那地域観光戦略会議
上伊那地域観光戦略会議が5日伊那市のいなっせで開かれ、今年度事業として、JR飯田線イベント列車ツアーを行うことを決めました。
ツアーは、県の地域発元気づくり支援金事業として上伊那観光連盟が行います。
箕輪町の赤そば祭りや、伊那市のみはらし祭りなどにあわせ臨時列車と臨時バスを運行し地域のイベントをPRする目的です。
臨時列車の運行にあわせて観光地もめぐるツアーを企画することで地域に人を呼び込み、飯田線の利用促進も図ります。
JRの駅から臨時バスを運行し、バスでイベント会場まで観光客を運び、誘客アップを狙います。
上伊那地域観光戦略会議は、県や市町村、公共交通機関などで組織していて、今年度はこのほかにポスピタリティーの研修やオフシーズン対策の検討なども行う計画です。 -
入笠牧場で放牧始まる
標高およそ1,600メートルに位置する伊那市高遠町の入笠牧場で8日から、放牧が始まりました。
放牧は、農家の労力削減や牛の足腰を丈夫にすることなどを目的に、毎年行われています。
8日は、上下伊那を中心に飯田や諏訪からホルスタインと和牛およそ70頭が放牧されました。
運ばれてきた牛はトラックから降ろされると、JA上伊那や市町村の職員らが体重や健康状態などをチェックしていました。
放牧された牛は、高低差のある牧場内を元気に走り回っていました。
8日放牧された牛は、10月上旬までこの牧場で過ごすことになっています。 -
伊那愛樹会の春の盆栽展
上伊那地域の盆栽愛好家でつくる伊那愛樹会の春の盆栽展が8日から、伊那市のいなっせ2階展示ギャラリーで開かれています。
会場には色とりどりの花を咲かせたさつき36点が並んでいます。
伊那愛樹会では、毎年春と秋の2回盆栽展を開いています。
会員8人がそれぞれお気に入りの作品を展示していて、中には、樹齢70年近いものもあります。
五味純一会長は「さつきは、掛け合わせにより何千もの種類があり、それぞれがきれいな花を咲かせるところが魅力」と話していました。
会では、毎月1回盆栽教室を開いていて、興味のある人は是非参加してほしいと呼び掛けています。
伊那愛樹会の春の盆栽展は、10日日曜日まで、伊那市のいなっせ2階展示ギャラリーで開かれています。 -
早寝早起き朝ごはん 大事だよ縲・
早寝早起き朝ごはん全国協議会のキャラバン隊は、8日箕輪町の長岡保育園で啓発活動を行いました。
みそしるちゃん、あさごはんまん、よふかしおになど、著名な漫画家がデザインしたキャラクターの着ぐるみが会場に入ってくると園児たちは、喜んだり怖がったりしていました。
この啓発活動は、PTAや企業、ボランティア団体などで組織する全国組織、早寝早起き朝ごはん全国協議会が行ったもので、上伊那地域では、去年から数えて3か所目になります。
協議会の事務局長をつとめている国立信州青少年自然の家の山本裕一所長は、「寝ている間に栄養が体の中をまわっているのできちんと寝て、朝ごはんをしっかり食べて大きくなりましょう」と園児たちに呼び掛けていました。
また、早寝早起きの大切さを伝える内容の紙芝居もあり、園児たちは、集中して見ていました。
会場には、保護者も集まり、きちんとした生活リズムの大切さをあらためて感じている様子でした。
キャラバン隊では、「早寝早起き朝ごはんの大切さを子どもたちはもちろんだが、保護者にも理解してもらえるよう活動していきたい」と話しています。 -
井上計治さん統計功労者県知事表彰を受賞
箕輪町の井上計治さんは、長年統計調査に従事した人に贈られる統計功労者県知事表彰を受賞しました。
7日は、井上さんが箕輪町役場を訪れ、平澤豊満町長に受賞を報告しました。
井上さんは77歳。
20歳だった昭和30年に初めて国税調査員に任命されて以来、57年間に渡って調査を行っています。
井上さんは、活動を振り返り「近年は核家族化が進み昼間留守の家庭が増えてきた。1軒に数回足を運ばなくてはならず、昔よりも難しくなった」と話していました。
平澤町長は「受賞を出発点にさらなる活躍を期待します」と話していました。 -
いも焼酎南箕輪会が苗植え
南箕輪村の住民有志でつくるいも焼酎南箕輪会は、8日田畑の転作田で今年の焼酎用のいもの苗を植えました。
8日は、会員20人が、南箕輪村田畑の広さ50アール転作田に焼酎用のサツマイモ「コガネセンガン」6,400本を植えました。
今年は、すでに大泉でも1,700本を植えていて、6,050キロの収穫を目指しています。
いもの出来が焼酎の味を左右するということで、南箕輪会でも工夫しています。
今年は、雑草が生えにくく、作業も楽にできるという自作の植え込み棒も登場しました。
いもは、10月中旬に収穫され、12月末頃、大芝の華の名で販売される予定です。
今年は、900ミリリットル入りのものを1,000本作る予定です。
会員によると、熟成が進むほどまろやかな味になるということで、中には、1年分を買い置きしゆっくりと時間をかけて味わう人もいるということです。
いも焼酎南箕輪会の焼酎作りの取り組みは、今年で6年目になります。 -
美篶小で香時計実演
6月10日の時の記念日を前に、伊那市の美篶小学校では、お香を焚いて時間を計る香時計の実演が行われました。
これは、美篶小学校資料館が今回はじめて企画したもので、香時計が子ども達に披露されました。
香時計は、美篶在住の個人から資料館に寄付されたもので、実際に香を焚くのも今回が初めてです。
香時計は、中国で発明されたもので、日本では、明治時代まで使われていました。
香炉の中にジグザグ模様に抹香を埋めて、火をつけ、香が燃えた距離で時間を計るものです。
子どもたちは、興味深そうに香時計をながめていました。
資料館副館長の矢島信之さんは、「時の記念日を前に、昔の人の時間感覚を子どもたちに感じてもらいたい」と話していました。 -
創立50周年事業開催へ
南アルプス北部地区山岳遭難防止対策協会の定期総会が7日、伊那市長谷総合支所で開かれ、協会創立50周年事業の開催など今年度の事業計画が承認されました。
総会には、協会の隊員など30人が出席しました。
今年度は協会創立50周年の記念事業として山岳救助を題材とした漫画、「岳 みんなの山」の作者、石塚真一さんの講演や、これまでの歴史をまとめたDVDまた記念詩の制作などが行われます。
協会の西村和美隊長は、「半世紀に及ぶ活動は大変だった。山での犠牲者を出さないためにも人員の確保が重要だ」と話していました。
協会には、現在82人の隊員がいて、そのうち56人が伊那市役所職員、13人が伊那警察署署員となっています。
昨年度は4件の遭難事故が発生し、3人がケガを負い、1人は自力で下山しました。
協会では事故防止のため、要請により学校登山への付き添いや、山岳パトロールなどを行っています。
南アルプス北部には、常駐隊がないほか、警察救助隊員が配置されていないことから、協会では県警に対して、配置を要望することにしています。 -
箕輪町福祉施設対抗風船バレー大会
箕輪町内の福祉施設対抗風船バレー大会が7日、箕輪町の長田ドームで開かれました。
風船バレー大会には町内にある8つの福祉施設が出場しました。
大会はゲームを通じて他の利用者との交流を深め、生きがいづくりにつなげてもらおうと、福祉施設の職員らで作る箕輪町福祉施設事業所連絡会が開いたものです。
1チームは利用者10人と職員2人の合計12人で、テニスネットをはさんで椅子に座ります。
30センチほどの風船を床につけないようにトスをして相手チームに返します。
1ゲームは5分間で5点先取したチームが勝利です。
出場した利用者らは今日に向けて1か月ほど練習をしてきたということです。
ベンチではおそろいの鉢巻やハッピなどを着て、自分のチームを応援していました。
箕輪町福祉施設事業所連絡会代表の関眞知子さんは、「大勢の参加があり、とても盛り上がった。利用者の方もイキイキとした表情で楽しんでいてよかった」と話していました。 -
三谷幸喜さん 市芸術文化大使に委嘱
脚本家・映画監督として活躍している三谷幸喜さんが、伊那市芸術文化大使に委嘱されました。
6日は、東京都渋谷区の渋谷パルコ劇場で、白鳥孝伊那市長から、三谷さんに委嘱状と名刺が手渡されました。
伊那市特命大使は、伊那市にゆかりがあり、各界で活躍している著名人に伊那市の魅力や情報を積極的に発信してもらおうと、今年2月に設置され、芸術文化大使に任命されるのは三谷さんが初めてです。
三谷さんは、映画「ステキな金縛り」やドラマ「SHORT CUT」のロケ地として、一昨年から、伊那市を活用しています。
委嘱を受けて、三谷さんは、「伊那市のために全身全霊を尽くしてがんばりたいと思います」とコメントしたということです。
伊那市を訪れた際に、市の広報番組に出演した三谷さんは、伊那市の印象について、「空気も景色もきれいで、また来たいと思う。年に一度はローメンも食べたい」と話していました。
なお、伊那市特命大使の任命は、アイドルグループの「オトメ☆コーポレーション」、子どもタレント鈴木福君に続き3組目となります。 -
信大生がハチミツ絞りに挑戦
南箕輪村の信州大学農学部の学生が、7日、実習でハチミツ搾りに挑戦しました。
7日は、食料生産科の2年生26人が、ミツバチの管理について学びました。
信州大学農学部では、校内にある果樹園の受粉のために、ミツバチを8万匹ほど飼育しています。
信大のミツバチの管理を行っている、伊那市御園の養蜂家・小松実治さんが、指導しました。
小松さんは、学生に見せながら、蜂の巣箱から木枠を取り出しました。
ナイフで膜を剥がして、遠心分離機に入れます。
ミツが搾られ始めると、周囲には甘い匂いが立ち込めていました。
搾ったミツが、取り出し口から出てくると、学生達は歓声をあげていました。
搾りたてのハチミツを食パンに塗って、早速味わいました。
小松さんは、「ミツバチが世界で、農業や環境維持に貢献していることを知ってもらいたい」と話していました。 -
伊那消防組合 消防救助技術大会激励会
16日に長野市で開かれる県消防救助技術大会の激励会が、7日、伊那消防署で行なわれました。
大会には、引揚救助に伊那消防署が、ほふく救出訓練に高遠消防署が出場します。
7日は、伊那消防組合長の白鳥孝伊那市長らが見守る中、訓練が披露されました。
伊那消防署が出場する引揚救助は、5人一組となり、8メートルの塔の上から空気呼吸器を背負って塔の下に降り、要救助者を塔の上に引き揚げるという種目です。
タイムや、技術が優れた署員を選抜し、4月から厳しい練習に励んできたということです。
去年は東日本大震災の影響で、大会が中止となりましたが、一昨年、伊那消防署は、この種目で優勝しています。
高遠消防署は、ほふく救出に出場します。
激励会では、6日の訓練の様子がビデオ上映されました。
白鳥組合長は、「日頃から、万が一に備えての努力に感謝する。一秒でもタイムを縮めて、立派な成績で帰ってきて欲しい」と激励しました。
伊那消防署救助副隊長の前田隆裕さんは、「消防署の代表として最高の成績を残したい」と答えていました。
県消防救助技術大会は、長野市の県消防学校で、16日に開かれます。 -
外国人観光客誘客・教育旅行誘致へ
伊那市観光協会の平成24年度総会が、7日に開かれ、新たな事業として外国人観光客の誘客や教育旅行の誘致を行なっていく計画が示され、承認されました。
この日は伊那市役所で総会が開かれ、会員およそ20人が集まりました。
総会では新年度事業として、外国人観光客の誘客、農業体験など地域資源を活かした教育旅行の誘致を行なっていく計画が示され、承認されました。
外国人観光客の誘客は、国内旅行者の減少や、外国人観光客が桜に高い関心を持っていることから、観桜期を中心にパンフレットなどでPRをする予定です。
また教育旅行については、県内の教育旅行訪問地として伊那市が全体の5%にとどまり、開拓の余地があるとして、農業体験や農家民泊を組み合わせたプランの作製や、県学習旅行誘致推進協議会伊那支部の設立などを計画していて、それぞれ100万円の予算が盛り込まれています。
伊那市観光協会会長の白鳥孝市長は「従来の観光に加えて、農業や教育も観光資源になる可能性がある。将来を見据え、観光が産業になるように取り組んでいきたい」と話していました。
伊那市観光協会ではこの他、新規事業として、「聖職の碑」の著者・新田次郎の生誕100年に合わせた映画の上映やトークショーなどを計画しています。 -
伊那市男女共同参画推進会議
伊那市の男女共同参画推進会議が1日市役所で開かれ、今年度行う事業の計画などについて話し合いました。
会議には、関係する団体の代表12人が出席し、白鳥孝市長から委員としての委嘱書を受け取りました。
会長には、伊那市公民館運営協議会の赤羽仁さん、副会長には、伊那市民生児童委員協議会の原紀子さんが選任されました。
伊那市は、昨年度、平成24年度を初年度とし28年度まで5年間の第2次伊那市男女共同参画計画を策定しています。
今年4月現在、市の審議会などの委員に占める女性の割合は、23.7パーセントですが、計画では、平成28年度には、30パーセントを目指しています。
東日本大震災をふまえ、防災面にも重点が置かれていて、今年度は、災害時に地域のリーダーとなる防災士の資格取得を補助する計画です。
計画は、15人で、うち3人を女性としています。
白鳥市長は、「防災面でも男女共同参画の意識を高めていきたい」としています。 -
ガールスカウト入団式・退任式
ガールスカウトの伊那支部にあたる長野県第26団の平成24年度入団式と、木部則子前団委員長の退任式が2日伊那市山寺の福祉まちづくりセンターで行われました。
入団式では保育園の年長にあたるテンダーフットに6人、小学校低学年にあたるブラウニーに1人が入団しました。
新入団者はそれぞれリーダーからスカーフを受け取りました。
退任式では、16年間第26団の団委員長を務めた木部則子さんに、長野県連盟奉仕賞として盾が贈られたほか、団員から花束や記念品が贈呈されました。
木部さんは「ガールスカウトの活動を通して元気をもらいました。これからも積極的に活動に取り組んでいってください」と話しました。 -
箕輪中部小学校運動会
箕輪町の箕輪中部小学校で、2日に運動会が開かれました。
箕輪中部小学校では例年9月に運動会を開いていましたが、去年、体育館の工事があったため6月に運動会を開きました。
季節も良く、保護者も参加しやすい時期であることから教師や保護者に好評で、今年も6月に開くことになりました。
岡田誠校長は、「泥まみれ汗まみれになって練習してきた成果を十分に発揮してください」と話しました。
短距離走では、5・6年生は100メートル、3・4年生は80メートル、1・2年生は50メートルを走りました。
応援団は笛などを使い、走る児童を応援していました。 -
手良保育園 ポニー乗馬体験
伊那市の手良保育園の園児は、6日、ポニーの乗馬を体験しました。
この日は、手良保育園の園児81人が、園の庭で乗馬を体験しました。
これは、JA上伊那青壮年部手良支部が、子供達に農業や酪農などを体験してもらう「チャイルドファーム21」の取組として毎年おこなっているものです。
園児たちは、2人ずつポニーの背中に乗せてもらうと、ゆっくりと園の庭を半周しました。
伊藤澄子園長は、「大きな動物と触れ合う機会が少ないので、毎年、子供達も楽しみにしている。
動物をかわいがったり、命を大切にする心を養ってほしい」と話していました。 -
雑穀アマランサス入りのローメン 学校給食で提供
学校給食用に開発された、雑穀アマランサス入りのローメンが、6日、伊那市の春富中学校の給食で提供されました。
この日は、伊那地域アマランサス研究会のメンバーが春富中学校を訪れ、生徒と一緒にアマランサス入りのローメンを味わいました。
アマランサス・ローメンは、タンパク質、カルシウムなどを多く含むとされるアマランサスの実を粉にしたものが、麺に練りこまれています。
研究会のメンバーで、開発、製造を行った、伊那市高遠町の製麺業、(株)木曽屋社長の熊谷和寛さんによりますと、蒸し麺の香ばしさをそのまま残すために、普通の倍以上時間をかけて蒸し、歯ごたえのある食感に仕上げたという事です。
アマランサス・ローメンは、5日と6日の2日間で市内7つの小中学校の給食で提供されました。
研究会では、伊那の名物ローメンと、新しい地域食材のアマランサスを子供達に知ってもいらい、地域おこしにつなげていきたいとしています。