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子どもの活動量が増
箕輪町が平成16年度から導入している運動あそびの検討委員会が21日箕輪町で開かれ、子供の活動量が増えていることがわかりました。
箕輪町では平成16年度から松本短期大学の柳沢秋孝教授が考案した運動あそびを導入しています。
現在は、2人の運動保育士が町内すべの保育園と小学校で運動あそびの指導を行っています。
報告では、昨年度、沢保育園と木下北保育園で万歩計を使った園児の活動量の調査結果が報告されました。
それによると、22年度と比較すると年少はおよそ1200歩、年中は600歩、年長は1500歩増えていることが解りました。
調査結果について運動保育士は、日常生活の中で運動あそびを取り入れていることや子供たちが体を動かすことが好きになっていると話していました。
柳沢教授は「子供たちに運動あそびが定着してきている。今後も調査を継続してほしい」と話していました。
箕輪町では今年度、小学校1年生と年長園児の合同運動あそびや小学校低学年の担当教諭対象の研修会などを計画しています。 -
北島災害伝承公園に花の植栽
天竜川沿いで花の植栽などを行っている天竜フラワーロードプロジェクトのメンバーらが20日、箕輪町松島の北島災害伝承公園に花を植えました。
20日に行われた天竜川水系環境ピクニックに合わせ、北島災害伝承公園では、公園の整備が行われ、参加者がナデシコやマリーゴールドなど210株を植えました。
箕輪町松島の北島では、2006年の豪雨で天竜川の堤防が決壊する災害があり、その記憶を忘れないようにと災害記念公園が整備されました。
その後公園を憩いの場にしようと結成された天竜フラワーロードプロジェクトが、家庭から持ち寄った花を公園に植えるようになりました。
花の植栽は毎年行われていて、今年で5年目になります。
天竜フラワーロードプロジェクトでは「公園を訪れる人に喜んでもらえているので今後も続けていきたい」と話していました。 -
伊那市 地域自治区長に辞令交付
伊那市高遠町と長谷の地域自治区長の辞令交付式が、23日、伊那市役所で行われました。
高遠町地域自治区長には、伊藤俊規さんが、長谷地域自治区長には中山晶計さんが再任され、この日、白鳥孝市長から辞令が交付されました。
白鳥市長は、「6年が経過した合併は順調に進んでいると思う。
高遠の歴史と文化、長谷の大自然を活かしながら、全国に確たる地域になるよう一緒に取り組んで欲しい」と話しました。
高遠町の伊藤地域自治区長は、「地域の振興と発展のため力を尽くしていきたい」、長谷の中山地域自治区長は、「地域力を高めていきたい」とそれぞれ挨拶しました。
地域自治区長の任期は、平成26年5月22日までの2年間となっています。 -
フクロナデシコ 南箕輪村南原の畑で見ごろ
南箕輪村南原の伊藤照夫さんの畑では、フクロナデシコがピンク色の花を咲かせ、見ごろを迎えています。
南箕輪村南原の国道361号沿いにある30aの畑一面にフクロナデシコが植えられ、現在見ごろとなっています。
フクロナデシコは、ナデシコ科の1年草で、地中海沿岸が原産です。
もともとトウモロコシ畑だった遊休農地をキレイにしようと伊藤さんが花を植え、今年で2年目になります。
去年秋に種をまき、冬の間も草取りをしてきたという事です。
23日の伊那地域の最高気温は26.6℃の夏日となり、平年より4.2度高い、7月上旬並みの気温となりました。
フクロナデシコの見ごろは、来月初め頃までだということです。 -
「青葉の会」写真展
伊那市を中心とした写真愛好家でつくる「青葉の会」の作品展が、伊那図書館で開かれています。
伊那図書館での展示会は、年に1回開いていて、今回は、初めて「春」をテーマにしました。
会場には、県内各地で撮影した桜や春にまつわる写真が並んでいます。
青葉の会は、毎週土曜日に教室を開いています。
伊那市や箕輪町の40代から80代の15人が所属していて、作品を持ち寄って色や構図を評価しあったり、撮影スポットの情報交換をしているという事です。
青葉の会では楽しく撮ることをモットーとしていて、「それぞれの作者の個性を見てほしい」と話していました。
青葉の会による写真展は、27日(日)まで伊那図書館で開かれています。 -
標高差1200m!伝統の強歩大会
南箕輪中学校の伝統行事、経ケ岳強歩大会が23日に開かれました。
今年は、60回の記念大会となった、強歩大会、スタートの横断幕も同窓会から贈られ新たな物となりました。
午前7時、南箕輪中学校の生徒およそ450人は大芝高原をスタートし、ゴールの経ケ岳8合目を目指しました。 -
伊那西小 林間と親しむ日
伊那市の伊那西小学校の児童は23日、学校に隣の林でカレー作や桜守の話を聞き、身近な自然に親しみました。
伊那西小学校には、およそ1・4ヘクタールの林が隣接していて、子供たちはマラソンや林の木を使ったおもちゃ作りなどをして普段から自然に親しむ学習をしています。
学校では毎年この時期、縦割りのグループに分かれ、自然を楽しむ「林間と親しむ日」を行っています。
お昼前になると、子供たちは、カレー作りをしました。
火を起こす係、野菜を切る係など役割り分担をして、作業を進めていました。
1時間程すると完成し、子供たちは木漏れ日がさす中、カレーを味わっていました。
また、今日はこのほかに、伊那市振興公社の桜守、稲辺謙次郎さんが、森や山の動物や植物について話をしました。
稲辺さんは「人間も自然界の中で生きている動物の中の一つの種類。森や山を守っていくには、そこに咲く花や草、住んでいる動物を大切にすることが大事です」と子供たちに呼びかけていました。 -
アグリイノベーション推進機構
農業を基本に新たな産業を作り出す「アグリイノベーション」。この新たな取り組みについて産学官が連携する、伊那谷アグリイノベーション推進機構の設立準備会が23日、南箕輪村の信州大学農学部で開かれました。
準備会には、信大農学部や上伊那と下伊那地域の企業、行政機関の関係者およそ40人が出席しました。
伊那谷アグリイノベーション推進機構は、信大農学部で行っている研究を活用し、産学官が連携して産業の開発や発展を目指します。
これは、信大農学部の持つ薬やバイオエネルギーといった付加価値のある研究を新たな産業につなげようというものです。
設立準備会の会長には、伊那テクノバレー地域センターの向山孝一会長が選ばれました。
副会長には、信州大学農学部の中村宗一郎学部長が選ばれ、中村副会長は、伊那谷アグリイノベーション構想30年ビジョンについて話をしました。
中村副会長は、「リニア開通による人の流れや、新たな大学の構想など、伊那谷には、学術研究推進としとしての可能性がある」と話し、「30年後、伊那谷のブランド化」を目指したいと話していました。
伊那谷アグリイノベーション推進機構は来年春の設立を目指しています。 -
伊那中央ロータリークラブ 創立25周年記念例会
昭和62年に発足した、伊那中央ロータリークラブの創立25周年記念例会が、17日、伊那市内で開かれました。
伊那中央ロータリークラブは、昭和62年1987年の5月に発足し
今年で25年になります。
毎週1回例会を開いていて、今回で1,173回を数えました。
清水吉治会長は、「初心の気持ちを忘れず、知恵と工夫と努力を持ち寄り、よりよい環境づくりを進めたい」と挨拶しました。
記念例会では、記念奉仕事業として、信州大学農学部の留学生支援を行っている、財団法人信州農林科学振興会に支援金42万円が贈られました。
伊那中央ロータリークラブは、平成5年から毎年振興会の支援を行っていて、今回で20回目となりました。 -
シナノコザクラ見ごろ
伊那市長谷の南アルプス林道沿いでは、県の絶滅危惧種に指定されているシナノコザクラが見ごろを迎えています。
シナノコザクラは石灰岩地帯に生息する多年草で、長野県版のレットデーターブックで絶滅危惧種に指定されています。
シナノコザクラは南アルプス林道バスの歌宿から5キロほど下った標高1400メートル付近で、1キロ余りにわたって見られます。
22日は、東京の観光客がシナノコザクラを写真におさめたり、虫眼鏡を使って観察していました。
南アルプス林道バス営業所によると、例年なら連休中が見ごろということですが今年は4月の気温が低かったため1週間ほど遅れているということです。
花が一斉に咲くのも珍しく今年は色も濃いということです。
シナノコザクラの他にも林道沿いではピンク色のホテイランがひっそりと咲き始めています。
花は、どちらも今月いっぱいは楽しめるということです。 -
JTASを用いた院内トリアージ研修
日本の外来診療の為に作られた、患者の緊急度の判定を支援するシステム、JTASを用いた院内トリアージ研修が、20日伊那市の伊那中央病院で行われました。
研修は、院内トリアージを行う際に、人によって判断が異なることがあるため、JTASという基準を用いて判定できるようにしようと伊那中央病院が開きました。
県内外から62人の医師や看護師が参加し、伊那中央病院からは15人が参加しました。
院内トリアージは救急医療の際に患者の状態に合わせて診療の優先度をつけるものです。
JTASは救急外来において使う緊急度判断支援システムで、患者の症状をコンピューターに入力していくことで緊急度判断の目安が表示されます。
20日は、参加者が4人ずつのグループに分かれ、情報操作端末でJTASを使いながら患者の緊急度を判断し、発表していました。
JTASを使った院内トリアージの研修は県内では初めてだということです。 -
台湾の高校生と上農生が農業体験で交流
南箕輪村の上伊那農業高校の生徒は22日、教育旅行で訪れた台湾の高校生と農業体験などをして交流しました。
上伊那農業高校を訪れた台湾の高校生の生徒達28人です
22日は、班に分かれて上農の生徒達が授業で行っている活動を台湾の生徒たちに紹介しました。
このうち、園芸科学科では、余分な実をつみとる西洋ナシの摘果体験を行いました。
台湾の高校生たちは、上農生たちに教えてもらいながらハサミを使って摘果作業をしていました。
言葉が通じないため、身振り手振りで会話をする姿も見られました。
この他にも、そば打ちや郷土食を味わってもらおうと五平もちづくりも行われ、台湾の高校生たちはこの地域に伝わる食文化を学んでいました。
五平餅づくりを体験した台湾の高校生は「初めて見るものばかりで新鮮でした。食べるのが楽しみです」と話していました。
台湾の高校生の生徒たちは、ホームステイなどをして26日まで日本に滞在するということです。 -
箕輪町と幸田町が災害時の相互協定
箕輪町は、災害が発生した際に互いに協力し合う協定を昨日、愛知県幸田町と結びました。
21日は、箕輪町役場で調印式が行われ、平澤豊満箕輪町長と大須賀一誠幸田町長が協定書を取り交わしました。
幸田町では町内の中学生が平成7年から3年間、箕輪町内の農家で農業体験を行っていました。
これが縁で、幸田町側から防災協定締結の打診があり交流や協議を進めた結果、今回の締結となりました。
幸田町は愛知県の中部に位置し、人口はおよそ3万8500人。
自動車関連産業が盛んな町で工業出荷額は箕輪町のおよそ10倍ということです。
協定は、食料や飲み物、生活必需品の供給の他、被災者の一時受け入れのための施設も提供するとしています。
箕輪町が自治体と災害時の協定を結ぶのは2005年の東京都豊島区に続いて2件目です。 -
箕輪町おごち保育園で草もちづくり
箕輪町北小河内のおごち保育園で、地域のお年寄りと園児が22日、一緒に草もち作りをしました。
22日は、年長園児11人と、近所に住む長寿クラブのお年寄り12人が草もちを作りました。
おごち保育園では、お年寄りとの交流の場をつくろうと、春に園児が摘んだよもぎを使った草もち作りを毎年行っています。
お年寄りが米粉をこねて形をつくり、園児たちはお餅にきなこをまぶしました。
園児とお年寄りが自己紹介をしたり、歌いながら肩たたきをする時間もありました。
作った草もちは、おやつに年長と年中の園児がお年寄りと一緒に味わいました。 -
宮崎守旦 作陶展「象嵌の世界」
伊那市高遠町芝平の陶芸家宮崎守旦さんの作陶展「象嵌の世界」が伊那市西春近のかんてんぱぱホールで開かれています。
作陶展では、象嵌を施したものを中心に、花器や食器などおよそ100点の作品が展示されています。
象嵌は、柔らかい状態の陶器の表面を掘り込み、溝の部分に色のついた土を入れ、模様をつける手法です。
この作品は、七宝紋を掘り込んだのちに顔料を入れ、模様を浮かび上がらせた、宮崎さんの代表作の1つです。
東京生まれの宮崎さんは、26歳から本格的に陶芸を始め、友人の紹介で1999年に伊那市高遠町に窯を作り、活動を始めました。
かんてんぱぱホールでは2006年から毎年展示を行っていて、今年で7回目になります。
宮崎守旦 作陶展「象嵌の世界」は27日日曜日まで、かんてんぱぱホールで開かれています。 -
楽しみながら体を動かす
伊那市総合型地域スポーツクラブの、ダンスや体操などの教室を体験するイベントが20日、伊那市高遠町の高遠スポーツ公園文化体育館で開かれました。
伊那市総合型地域スポーツクラブでは、ダンスや体操など76教室があります。
今回、教室をPRしようと、楽々エンジョイ運動塾と題した体験イベントが開かれました。
参加者は、簡単に出来る体操やダンスなど12の教室のレッスンを15分ずつ体験しました。
このうち、楽しみながら運動をするコミュニケーション体操では、参加者たちが手をつないで体を動かしたり、ハイタッチをしたりして汗をながしていていました。
ある参加は、「たくさん教室があることがわかりました。とても良い運動になりました。」と話していました。
伊那市総合型地域スポーツクラブでは今後もこうしたイベントを開き、活動をPRしていきたいとしています。 -
金環日食 世紀の天文ショーに歓声
太陽が月に隠れ、光の環ができる現象、金環日食が21日、上伊那地域でも見ることができ、小学校などで観察会が開かれました。
このうち南箕輪村の南箕輪小学校では午前7時過ぎ専用のサングラス用意した児童が校庭に出て、金環日食を待ちました。
この日を前に南箕輪小学校では日食に関する学習をしてきたほか、目を傷めないための安全な観察方法について学んできたということです。
校庭には理科を教える星野正明教諭が用意した日食観察用の反射板も用意され、太陽が欠けていく様子が写し出されていました。
午前7時31分ころ、金環日食となり、光のリングが見えると児童たちからは、歓声があがっていました。
肉眼では、わかりづらい金環日食ですが、専用の反射板を通して見ると、はっきりと観察することができました。 -
出水期を前に河川の危険箇所巡視
梅雨や台風などの出水期を前に国や県などの関係機関は21日、河川の合同巡視を行いました。
合同巡視は、堤防の低い箇所や過去に漏水のあった場所の点検を行うもので、21日は消防や警察など関係者およそ30人が参加しました。
天竜川上流河川事務所の加藤博伊那出張所長が、現場を見ながら危険個所の説明をしました。
加藤さんは、「三峰川は100メートル進んで1メートル下る傾斜のきつい河川。水かさが増して堤防を超えるというよりも、水の勢いで堤防が削られる危険性のほうが高い」などと話しました。
上伊那地域での合同巡視は、24日木曜日まで行われるということです。
なお、関係団体でつくる天竜川上流水防連絡会では、平成13年以来となる大規模な水防演習を、来年5月を目処に行う計画です。 -
交通安全功労 前田さんに表彰状
長年交通安全啓発に尽力したとして、伊那市高遠町東高遠の前田茂さんに、表彰状が送られました。
前田さんは、交通安全功労者に贈られる関東管区警察局長、関東交通安全協会連合会会長の連名表彰を受けました。
高遠地区交通安全協会の副会長を4年、会長を6年務めるなど、交通安全啓発に努めてきたことが認められ表彰されました。
前田さんは、現在も会長を務めていて、去年秋には高齢者の交通事故防止として、反射材の着用などを呼び掛けるクッキーを作り配りました。
今年1月には、高遠町で交通死亡事故が起きたことから、住民決起大会を開き住民の交通事故に対する意識の高揚を図りました。
今回交通安全功労者連名表彰の受賞者は県内で16人いて、上伊那では前田さんのみとなっています。 -
「小さな親切」運動 車椅子4台を寄贈
社団法人「小さな親切」運動上伊那支部は21日、伊那市社会福祉協議会に車椅子4台を寄贈しました。
21日は、上伊那支部の山田益支部長が伊那市福址まちづくりセンターを訪れ車椅子4台を伊那市社協に寄贈しました。
車椅子は自分で動かすことができるものが2台と介助者に押してもらうタイプのものが2台です。
アルミ製で軽量化が図られているほか、ヒジかけが上るようになっていることから、乗り降りがしやすくなっています。
小さな親切運動は、思いやりの心を育む運動を推進している全国的な組織です。
上伊那支部には75人の会員がいて車椅子の寄贈は平成11年から取り組んでいます。
伊那市社協では寄贈された車椅子をデイサービスセンターみその園と春富ふくじゅ園に2台づつ置き活用していくということです -
伊那市西春近諏訪形の住民 保育ブロックにケヤキなど植える
災害に強い山づくりを進めている伊那市西春近諏訪形の住民は21日、保育ブロックにケヤキなどの苗を植えました。
21日は、地元住民でつくる諏訪形区を災害から守る委員会のメンバー9人が、苗の植え付け作業を行いました。
委員会では、平成18年7月の土砂災害を受け、諏訪形区の貝付沢を災害に強い山にしようと活動しています。
倒れにくい木を育てるため、保育ブロックと呼ばれる太い根を真っすぐに育てる生育方法に取り組んでいて、今回は13日に作った保育ブロックにケヤキやクヌギなどおよそ150本の苗を植えました。
メンバーらは、土と肥料を混ぜ合わせた物をつめ、苗を1本1本丁寧に植えていきました。
苗は、10月頃貝付沢などに植樹されるということです。 -
わんぱくおやこ塾で農業体験
保育園入園前の子どもとその保護者が農業体験などをおこなう、わんぱくおやこ塾が21日開かれました。
わんぱくおやこ塾は、農業体験や野外学習を通して親子のふれあいを深めてもらおうと、西箕輪公民館が開いているものです。
21日は、およそ50人の親子が参加し、伊那市西箕輪の農業公園、みはらしファームにある畑でさつまいもの苗植えや、すいかの種まきなどを体験しました。
子どもたちは、母親に手伝ってもらいながら、苗を植えたり、種をまいたりしていました。
わんぱくおやこ塾は、月に1度開催され、みはらしファームにいる動物の見学や、水遊びなどをするほか、クリスマス会や、もちつき大会など季節の行事を行います。
畑は参加者が草取りや水やりをして管理することになっていて、8月にはスイカを収穫し、味わうほか10月には、やきいも大会を開くということです。 -
ジオパークガイド養成講座 開講
日本ジオパークに認定されている南アルプスのガイドを養成する講座が21日、伊那市の創造館で開かれました。
講座はガイドとして必要な知識と経験を積んでもらおうと南アルプスジオパーク協議会が開いたもので伊那市を中心に飯田市や大鹿村などからおよそ30人が参加しました。
講師は大鹿村、中央構造線博物館学芸員の河本和朗さんらが務めました。
河本さんは、「日本列島は、大陸プレートと海洋プレートがぶつかり合う場所で造られている。
その中でも南アルプスは内陸の火山帯と海溝の間で生じた過去から現在の様々な現象の跡がみられる場所だ」と説明しました。
ジオパークは地球活動の遺産を主な見どころとする自然の中の公園で南アルプスは平成20年に日本ジオパークに認定されています。
この講座は今年度7回開かれることになっていて、講座終了後、参加者には南アルプスジオパークガイドの認定を受けることになっています。 -
伊那市高齢者クラブ連合会 研修会
伊那市高齢者クラブ連合会は、新しい役員の顔合わせと研修会を18日伊那公民館で開きました。
連合会には、今年度、去年より4クラブ多い54クラブが加盟しています。
新しく高遠町地区の2団体と休会していた長谷地区と手良地区の2団体が加わりました。
今日は、54のクラブの役員120人が出席しました。
会員数は、2,500人余りとなります。
池上弘祥連合会会長は、「日本文化の伝統を古いシワの中に秘めているみなさんの力に期待したい」とあいさつしました。
役員会では、今年度の事業計画などを決めました。
伊那市高齢者クラブ連合会は、クラブ同士の横の連携で活性化を図ろうと年に2回こうした集まりを持っています。
秋には、活動発表や演芸、作品展などで親睦を深めています。 -
第2回伊那市民吹奏楽団スプリングコンサート
伊那市を中心に活動するアマチュア吹奏楽団、伊那市民吹奏楽団によるスプリングコンサートが20日伊那市のいなっせで開かれました。
コンサートでは、アニメソングや、地域の中高生との合同演奏などが披露されました。
会場にはおよそ250人が訪れ、演奏に聞き入っていました。 -
鈴木福くんに子ども大使委嘱状
テレビなどで活躍中の人気子どもタレント、鈴木福君が20日、伊那市役所を訪れ白鳥孝伊那市長から子ども大使の委嘱状を受け取りました。
福君は、今年2月に伊那市の子ども大使に任命されています。
福君が20日、伊那市を訪れる機会があったため市役所で委嘱式が行われました。
伊那市では、市にゆかりがあり、各界で活躍している著名な人たちに伊那市の魅力を積極的に発信してもらおうと伊那市特命大使を設置しています。
福君は、母方の祖母が伊那市に住んでいて、今でも年に3、4回祖母の家を訪れているということです。
伊那市の印象について福君は「山がきれいで、スキーもできていい所がたくさんあります」と話していました。
委嘱状の他に、白鳥市長から高遠城址公園の風景などが入った子ども大使の名刺や伊那市のイメージキャラクターのイーナちゃんのグッズが手渡されました。
福君は、多くの人たちに名刺を配りたいと話し、委嘱式の後、福君はさっそく報道陣に子ども大使の名刺を配っていました。
子ども大使の任期は2014年3月31日まででとなっています。 -
西春近 法正寺で晋山式
伊那市西春近諏訪形の曹洞宗法正寺の一之瀬謙光住職が正式な住職となるための儀式「晋山式」が20日行われました。
この日は法正寺で晋山式が行われ、檀家に見守られる中、一之瀬謙光さんが正式に住職になりました。
法正寺は、曹洞宗の寺として、永禄4年、1561年に開山しました。
武田信玄から寄進を受けたほか、高遠藩主保科正之に税金を免除された歴史があり、俳人・井上井月も寺に立ち寄り句を詠むなど、歴史的人物に愛された寺でもあります。
晋山式では謙光住職が、正式な住職として寺に認めてもらうよう仏前を、挨拶をしてまわりました。
一之瀬住職は「檀家や地域のみなさんのおかげで素晴らしい式になった。これからもしっかり壇務を務めていきたい」と話していました。
晋山式は先代の義法住職の時以来26年ぶりで、謙光住職は21代目の住職となりました。 -
伊那交通安全協会 交通安全を呼びかける看板設置
伊那交通安全協会などは、交通安全を呼びかける看板を16日、伊那市荒井に設置しました。
看板は、岐阜県に本社を置く東海西濃運輸から寄せられた寄付金で制作したものです。
東海西濃運輸労働組合では、毎年、地域の交通安全運動に役立ててもらおうと、従業員が中心となって募金活動をしています。
今年は28万円を伊那交通安全協会に贈り、伊那安協では、その寄付金を活用して交通安全を呼びかける看板を設置しました。
この場所は、2年前に横断中の歩行者が車にはねられ死亡する事故が起きています。
伊那交通安全協会の堀内四郎会長は、「これからも一層、交通安全に努めていきたい」と話していました。
看板は、全部で40枚制作され、伊那市、箕輪町、南箕輪村の交差点や横断歩道付近などの交通危険箇所に順次設置していくという事です。 -
金環日食を前に天文学習会
21日の金環日食を前に、観察方法を学ぶ天文学習会が19日、伊那市の手良公民館で開かれました。
この日は、地区住民など13人が会場を訪れ、元理科教諭の神林つとむ公民館長の説明を聞きました。
日食は、太陽と月が直線上に並び太陽が欠けて見えるものです。
神林館長によると、月と地球の距離で太陽の見え方が変わり、月が地球の遠くにあり小さく見える時は、太陽の中心が隠れる金環日食、月が近くにあり大きく見える時は、太陽が全て隠れる皆既日食になるということです。
この日は専用のサングラスで太陽がどのように見えるか、また当日どの方角に見えるかを神林館長から教わっていました。
参加したある男性は「リングが見えたらうれしい。あとは天気が良くなることを祈るだけ」と話していました。
また、この日は、6月6日の金星の日面通過についても説明がありました。
太陽の中に金星の影が見えるというもので、次に金環日食と日面通過が同じ年に観測できるのは、1万3千年後だということです。
神林館長は「今後生きているうちに見れるものではないので、安全に見て天文の素晴らしさに触れてもらいたい」と話していました。
神林館長によると、金環日食が見える時間は、伊那市では午前7時31分から、箕輪町と南箕輪村では午前7時32分から、それぞれ3分ほどだということです。 -
りんごオーナー園開園
箕輪町の6か所の農園で、19日りんごオーナー園が開園しました。
りんごオーナー園は、農村体験を通じて都市との交流を深めるグリーンツーリズム事業の一環として箕輪町が企画したものです。
今年度は110件の申し込みがあり、そのうち93件が県外からの申し込みです。
19日は57組のオーナーが、木札に自分の名前を書き、農園の中から好きな木を選んでとりつけたり、摘花作業を行いました。
りんごの収穫は11月中旬を予定しています。