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伊那北高校卒業生 3年B組3人展
伊那北高校を1977年度に卒業した3人による、3年B組3人展が伊那市の伊那文化会館で開かれています。
3年B組3人展は、絵画を展示する竹内啓さんと荻原隆さん、パフォーマンスを披露するIKUMIさんの合同展です。
画家の竹内啓さんは、野外で制作し、その土地の空気や雰囲気を描いた絵画6点を展示しています。
グラフィックデザイナーの荻原さんは、東京の街に肌色のモチーフを配置したパステル画を19点展示しています。
パフォーマーのIKUMIさんは、音楽仲間と共に篠笛や三味線を演奏し、一昨年に亡くなった同級生に捧げるパフォーマンスを披露しました。
今回の展示は、同級生の作品を地元の人に見てもらいたいという思いから、クラスのメンバーを中心に11人が実行委員会となって企画しました。
竹内さんらは、「3人のコラボレーションを楽しんでほしい」と話していました。
3年B組3人展は、22日まで伊那文化会館で開かれています。 -
V.C.長野ジュニアチームが初練習
南箕輪村を拠点に活動するバレーボールクラブ「V.C.長野トライデンツ」のジュニアチームが21日、南部小学校で初めての練習を行いました。
この日は入団希望者も含めて12人が練習に参加しました。
VC長野トライデンツは、去年からバレーボールの国内3部リーグに参戦しているクラブチームです。
地域のバレー人口の底辺拡大やレベルの向上などを目的に、ジュニアチームを立ち上げました。
選手自ら指導にあたり、「膝を使って」「額の前に手を出して」などと説明しながらトスの上げ方を教えていました。
笹川星哉代表は「バレーがうまくなるのと同時に、バレーを好きになってもらいたい」と話していました。
ジュニアチームは毎週土曜日に南箕輪村南部小学校の体育館で練習を行う予定で、随時入団も募集しているということです。
電話 98-6812(事務局) -
高遠城址公園の桜が満開
天下第一の桜として知られる、高遠城址公園の桜が21日に満開となり、公園内は今シーズン一番の賑わいとなりました。
この日の伊那市は、日中の最高気温が22.1度と5月下旬並みで、前日日まで五分咲きだった桜は一気に満開になりました。
今年は春先に寒い日が続いたため、開花は去年よりも3日遅い16日で、満開も去年より3日遅れとなりました。
高遠城址公園には、小ぶりで濃いピンクの花を咲かせるタカトオコヒガンザクラがおよそ1500本植えられていて、その規模と歴史などから「天下第一の桜」として全国に知られています。
この日は早朝から、公園の桜と残雪の南アルプスを写真に収めようと、県外から訪れた観光客が写真を撮っていました。
埼玉県から訪れた男性は「伊那谷には桜の名所がたくさんある。毎年この時期になるとこちらへ来ては写真を撮っています」と話していました。
公園内は見頃の知らせを聞いた観光客がどっと押し寄せ、今シーズン一番の入り込みとなりました。
訪れた人たちは写真を撮ったり、御座を敷いて昼食を食べたりして花見を楽しんでいました。
京都から訪れたある男性は「地元にも良い桜はたくさんあるが、高遠の桜は素晴らしい。天気も良く最高の花見日和」と話していました。
また、花見客の中にはこんな人の姿もありました。
伊那市出身の俳優、羽場裕一さんです。
羽場さんが高遠で花見をするのは30年振りだということです。
羽場さんは「久しぶりに訪れて、こんな雰囲気だったかな、と感じた。手入れがされていてとても綺麗になった」と話していました。
伊那市では、高遠城址公園の桜の見頃は来週半ばまでとみています。
なお、三峰川沿いに設けられた山田河原臨時駐車場からはシャトルバスが出ていて、高遠城址公園まで無料で乗車することができます。 -
全国ハイシニア信州伊那さくら大会
65歳以上を対象にしたソフトボールの全国大会、全国ハイシニア信州伊那さくら大会が21日、伊那県営野球場で開幕しました。
開会式では、全国各地から伊那の地に集まったおよそ800人の選手達が東部中吹奏楽部の演奏に合わせて入場行進しました。
大会は、ソフトボールのまち伊那市で全国大会を開催しようと初めて開かれたもので、全国17都府県から42チームが出場しました。
選手宣誓で伊那西町クラブの梶村隆志さんは懸命のプレーを誓っていました。
大会長の白鳥孝伊那市長は「熱くなりすぎず、伊那市の観光地や見頃の桜を楽しみながら親睦を深めてください」とあいさつしました。
大会は3つのリーグに分かれて明日まで行われ、それぞれのリーグで優勝が決まります。 -
桜シリーズ 伊那小学校
地域の桜をお届けする桜シリーズ。20日は、伊那小学校です。
伊那小学校の南校舎前のソメイヨシノが、見ごろとなっています。
南校舎は、昭和初期に建てられた校舎で、老朽化により今年の夏に取り壊されることになっています。
古い校舎にとって桜の季節はこれが最後となります。 -
伊藤三千人さん 絵画寄贈
伊那市高遠町出身の画家、伊藤三千人さんが、高遠とフランスの風景を描いた油絵2枚を、17日、伊那市に寄贈しました。
贈られたのは、「高遠の春」と「シャルトル風景」です。
高遠の春は、2003年の作品で、雪の仙丈ヶ岳とタカトオコヒガンザクラが描かれています。
シャルトル風景は1996年の作品で、フランス、パリの郊外の景色を描いています。
伊藤さんは、伊那市高遠町勝間出身の78歳。一水会会員で、現在は神奈川県で暮らしています。
今回寄贈された油絵は、今月15日から伊那市内で開かれた個展で展示されたものです。
伊藤さんは、「大勢の人が見てもらえるようなところに飾ってもらえればうれしい」と話していました。
寄贈された絵画は、伊那市役所内に飾られるという事です。 -
美篶土地改良区「金賞」を市長に報告
長年にわたり農業用水路の改修などに取り組んできた伊那市の美篶土地改良区は、全国土地改良事業団体連合会の最高賞となる金賞を受賞し、20日伊那市の白鳥孝市長に報告しました。
20日は、美篶土地改良区の春日晴規理事長ら3人が市役所を訪れ、白鳥市長に金賞受賞を報告しました。
3月に東京都で開かれた全国土地改良事業団体連合会の総会で、長年にわたる地域への貢献などが評価され受賞したものです。
美篶土地改良区は、昭和22年、前身となる美篶全村耕地整理組合時代から農業用水路や道路整備を行なってきました。
農業用水路は、美篶地区全域の600ヘクタールの田畑を潤し、1,700戸の生活基盤づくりを行なってきました。
近年では、六道の堤の改修工事も完成させています。
白鳥市長は、「美篶の田畑は、伊那市の農業のシンボル。これからも積極的に展開してもらいたい。」と受賞を喜んでいました。 -
リサイクル絵本の譲渡会
箕輪町は、絵本のリサイクルに取り組んでいます。
19日から松島の子育て支援センターで、町民の善意により集まった本の譲渡会が始まりました。
絵本を選ぶ若いお母さんたち。
譲渡会では、1人3冊まで気に入った本を持ち帰ることができます。
会場となった松島の子育て支援センターには、早くから多くの人が訪れていました。
箕輪町は、読育の一環として、絵本のリサイクルをしていこうと、去年11月に絵本のポストを設置しました。
役場、図書館、文化センターの3か所にあり、役目を終えたり読み飽きた本が入れられます。
約半年で350冊が集まったことから今回初めての譲渡会が開かれました。
子育て支援センターのスタッフは、「人から人へ絵本のリサイクルの輪が広がってほしい」と話しています。
譲渡会は、24日まで開かれています。 -
高遠小の児童が観光客の前で発表
伊那市の高遠小学校の児童は、高遠城址公園を訪れた観光客の前で、19日、踊りや歌を披露しました。
高遠城址公園の桜は、まだ咲き始めですが、南ゲート付近は見頃を迎えています。
19日は、高遠小学校の2年生から5年生までが、歌や踊りを披露しました。
高遠小学校では、これまで、花見遠足で城址公園を訪れていましたが、子供たちから主体的に観光に関りたいと、今回初めて、観光客の前で発表しました。
5年生は、武田信玄の5男、仁科五郎盛信の戦いを歌った「孤軍高遠城」の歌に合わせて踊りを披露しました。
3千の軍勢・仁科盛信が、織田信長の5万の軍勢に攻められ、武田の威信をかけて闘った様子を、扇を使った舞で表現していました。
高遠小では、「観光客とふれあう機会にもなりよかった」と話していました。 -
伊那市の高齢女性が被害
19日の午前9時過ぎ、伊那市の高齢女性が、2人組の男に現金100万円を騙し取られる詐欺事件がありました。
伊那署では、1人で判断せず家族や警察に相談するなどの防犯対策を徹底するよう呼び掛けています。
伊那警察署によりますと、19日午前9時過ぎに伊那市内の住宅に2人組の男が訪れ、「あなたは押し売りに目をつけられている。預金が多いとこれからも押し売りがきますよ」などと話をもちかけられ、さらに「現在の預貯金はいくらありますか」などと自宅にあった現金を出させられた上、「この現金を預けてもらえば、押し売りが来ないように手続きができる。」と言われ、現金約100万円をだまし取られたものです。
去年からこうした詐欺が南信地方で多発しており、伊那署では、「電話による来訪予約は、断り、詐欺を疑い、一人で判断せず家族や警察に相談するなどの防犯対策を徹底するよう呼び掛けています。 -
塩澤正信さん 組子工芸展
飯田市で組子の作品を製作している塩澤正信さんの工芸展が20日から伊那市の伊那商工会館ではじまりました。
組子はふすまなどの建具として使われるもので、木材を1ミリほどの薄さに切り、接着剤を一切使わずに組み上げます。
木本来の色を生かすため、着色は行っていません。
伝統的な組子細工は直線を組み合わせたデザインですが、塩澤さんは木に細かな切れ込みを入れる独自の技術を使って曲線を表現しています。
建具店に生まれた塩澤さんは10歳の頃から独学で組子を学びました。
近年、日本古来の組子を使う住宅が減っていることから、その存在をより多くの人に知ってもらおうと工芸作品として制作を始めました。
この作品は、11年前に全国建具展のコンテストで最高賞となる内閣総理大臣賞を受賞したものです。
15万ものパーツが組み込まれていて、飯田市の建物で実際に使われています。
塩澤正信さんの組子工芸展は、22日・日曜日まで、伊那市の伊那商工会館で開かれています。 -
二十四節季の1つ穀雨
20日は、二十四節季の1つ穀雨です。
箕輪町三日町の田んぼでは代かきが行われていました。
穀雨は、田畑の準備が整い、それに合わせて春の雨が降る頃とされています。
青柳太美さんのおよそ400アールの田んぼでは、田植え前に田んぼを整える代かき作業が行われました。
青柳さんは、「今年もおいしいお米が沢山とれればうれしい」と話し、春の雨の中1日かけて全ての田んぼを整えました。
田んぼの周辺では、水が張られるのを待っていたかのように白鷺が飛来し、餌となるドジョウなどを探していました。 -
上伊那猟友会 今年度有害鳥獣駆除を行う猟友会員を対象にした講習会
上伊那猟友会は、今年度有害鳥獣駆除を行う猟友会員を対象にした講習会を20日、辰野町の県営総合射撃場で開きました。
講習会は、安全かつ効率的に有害鳥獣駆除を行おうと上伊那猟友会が開いたものです。
3日に分けて開かれ、最終日の20日は伊那市の会員およそ100人が参加しました。
講習会では、銃やワナの取扱方法などの講座が行われた後、散弾銃によるクレー射撃が行われました。
クレー射撃は、空中に放たれた直径15センチほどの円盤型の的を打ち抜く技術を競うものです。
会員らは、得点を競いながらお互いに射撃の腕を磨いていました。
上伊那地域のニホンジカの食害による農業や林業の被害額は、平成17年度がおよそ4,800万円だったのに対し、平成21年度が9,700万円、平成22年度が1億2,000万円となっていて、林業を中心に年々増えています。
上伊那猟友会では、有害鳥獣の効率的な捕獲を行おうと、ワナの仕掛ける場所を示した捕獲マップを作成する考えです。
上伊那猟友会では今年度、伊那市高遠町の県有林をモデル地域にし、マップを作成する考えです。 -
ニホンジカ捕獲 昨年度大幅増
食外対策として行なっている南信森林管理署のニホンジカの捕獲頭数は、猟友会に委託した結果、大幅に増えたことが20日わかりました。
昨年度捕獲したニホンジカは、南アルプスで797頭、八ヶ岳で379頭、霧ヶ峰で77頭の合わせて1,253頭で、このうち猟友会が捕獲した分は、1,182頭にのぼります。
前年度は、猟友会への委託契約がなかったため、職員の捕獲が中心となっていて216頭にとどまっていました。
南信森林管理署では、猟友会との委託契約による捕獲が効果的だつたとして、今年度も引き続き実施するとともに、年間を通じて使用でき、効率的で安全なくくりワナの貸し出しによる捕獲を積極的に実施していきたいとしています。 -
地域の桜シリーズ(2) ~伊那公園~
地域の桜をお届けする桜シリーズ。19日は、伊那公園です。
伊那公園には、ソメイヨシノとコヒガンザクラ、およそ300本の桜が植えられています。
ソメイヨシノはまだ蕾ですが、コヒガンザクラは見頃となっています。
15日は、東部中学校の1年生が、花見に訪れていました。 -
東春近田原地区 伝統の祭り
伊那市東春近田原の白山社で15日、春の例大祭が行われ、子ども達が山車を引きながら地区を練り歩きました。
15日は、保育園児と小学生の他、地元有志でつくる田原囃子保存会のメンバーあわせて70人が参加しました。
子ども達は、獅子の頭を乗せた山車を、笛や太鼓に合わせて引きながら地区内を練り歩きました。
その後ろからは、保存会のメンバーが田原囃子を演奏しながら進みます。
これは、東春近田原に100年以上前から伝わる伝統行事で、無病息災や五穀豊穣を願うものです。
田原区の川上洋一区長は「160戸ほどしかない小さな地区だが、区をあげて1つの祭りができ非常にうれしい。今後も大切に守っていきたい」と話していました。
この後、獅子の頭は白山社まで運ばれ、獅子舞を奉納しました。 -
信大学長が伊那市訪問
伊那市と包括連携協定を結ぶ信州大学の山沢 清人学長らが、19日、高遠町を視察しました。
19日は、白鳥孝市長の案内で、山沢清人学長と笹本正治副学長らが、高遠町を視察しました。
高遠城址公園、信州高遠美術館、歴史博物館などを回りました。
伊那市と信州大学は、2005年に地域の産業や文化の振興、教育・人材育成、安全・安心な地域づくりなど、様々な分野で互いに協力する協定を締結しています。
今回は、連携を更に深めるため、伊那市にある資源を見てもらおうと、白鳥市長が、学長に視察を呼びかけました。
歴史博物館で、伊澤修二に関する資料を見学している際、伊澤修二が留学していたアメリカボストンのブリッジウォーター州立大学と伊那市の間で交流をしていることが話題になりました。
ブリッジウォーター州立大学からは、伊那地域の大学とも交流したいという話があったということで、信大と交流してはどうかなどといった話も出ていました。
伊那市と信州大学は、今後も、緊密に連携・協力していきたいとしています。 -
第32回宗嶺会刻字展
刻字愛好者でつくる宗嶺会の作品展が、伊那市のいなっせ2階展示ギャラリーで始まりました。
32回目となる作品展には、塩尻から駒ヶ根までの28人の作品90点ほどが並んでいます。
宗嶺会は、伊那市の宮澤梅径さんに師事する人たちで作られていて、30年のベテランから初心者までが出品しています。
会場には、展覧会などに出品する大作のほか、1つのテーマにみんなが取り組んだものもあります。
今回のテーマは「木偏(きへん)」です。
林や、桜、楓など、様々な木偏の文字を、それぞれが好きなように表現しています。
展覧会に出品する作品には様々なルールがあると言う事ですが、「木偏」の作品については、みんな楽しんで自由に作ったということです。
関係者は、「刻字は色もあってカラフルなのが楽しい。部屋に飾るインテリアにしてもおしゃれ」と話していました。
この宗嶺会の刻字展は、21日(土)まで、伊那市のいなっせ2階展示ギャラリーで開かれています。 -
信越花便り 千曲市あんずの里 満開
信越各地の花の便りをお伝えするコーナー。
19日はケーブルネット千曲からの情報です。
去年に比べて3日、平年より1週間遅れの14日に開花した千曲市のあんずの里は今週に入って花が咲き進み、18日現在平地と中間地で満開、山間地で3分咲きとなっています。
あんずまつりを22日日曜日まで延期している実行委員会では、天気が安定していれば今週末まで
見ごろが続くと予想しています。
上平展望台周辺では春爛漫を待ち望んでいた観光客らが続々と繰り出していて景色を眺めたり散策したり、ジャムなど特産の土産を買い求めたりしながら、あんずの里を満喫しています。
地元の人の話によると午前中はマイカーの花見客が目立ち、午後になると観光バスで訪れる団体客で賑わっているとのことで展望台の売店も朝から大忙しでした。
千曲市内では一部で桜も咲き進み花見会を開く所もあり今週末の21日、22日は、あんずと桜の競演でお花見のピークになりそうです。 -
春爛漫 信州伊那梅苑見ごろに
19日も5月上旬並みの暖かな陽気となり、桜も一斉に開き始めています。
箕輪町の梅の名所、信州伊那梅苑も見ごろを迎えています。
園内にある竜峡小梅や信濃小梅、紅梅、枝垂れ紅梅などが咲き、レンギョウも見ごろで華やかな雰囲気に包まれています。
箕輪町一の宮にある伊那梅苑は、2万3,000坪の広大な敷地に6,000本の梅や桃があります。
今年は、平年に比べ5日から6日遅れているということで、これからが最盛期です。
毎年関東や中京方面を中心に全国から観光客が訪れていて、19日も園内を散策する人の姿が多くありました。
これから1週間から10日が最盛期で、これから桃が花を咲かせゴールデンウィーク頃まで楽しめるということです。 -
ゲームで避難所運営を擬似体験
大地震の発生に備え、避難所運営のノウハウを疑似体験できるカードゲーム「ハグ」を使った机上訓練が19日箕輪町役場で開かれました。
大地震が発生し、死傷者が多数発生、避難者が小学校に集まってきているとの想定で訓練は行なわれました。
松島区や役場、社会福士協議会職員ら50人がグループに分かれ訓練をしました。
ハグとは、H(避難所) U(運営) G(ゲーム)の略で、平成19年に静岡県で開発されました。
避難者の年齢や性別、国籍、それぞれが抱える事情が書かれたカードを体育館や教室に見立てた平面図にどれだけ適正に配置できるか、避難所で起きる様々な出来事にどう対応していくかを擬似体験していきます。
参加者たちは、話し合いながら避難者を配置していました。
訓練を開いた箕輪町社会福祉協議会では、「いつ大きな災害が起きるかわからない。こうした取り組みで地域の防災力を高めていきたい」と話していました。 -
同級生は芸術家 3年B組三人展
4月21、22日の2日間、二人の芸術家と舞踊家の三人展が、伊那市の伊那文化会館で開かれます。
「大満・星」。東京で数多くの個展を開いている日本画家・竹内啓さんの作品です。
「フロム六本木ヒルズ」。明星一平ちゃんやチャルメラのパッケージデザインの経験もある荻原隆さんの作品です。
画風が全く違う作品ですが、この2人にはある共通点があります。 -
桜シリーズ(1) 伊那市西町 伯先桜
地域の桜をお届けする桜シリーズ。18日は、伊那市西町の伯先桜です。
伯先桜は、樹齢およそ200年と言われ、幹の太さは6メートル、高さ10メートルあるシダレザクラです。
江戸時代の医師、中村伯先が幼少の頃、自宅に植えたもので、市の天然記念物に指定されています。
洪水の多かった天竜川では、狐島の見通し桜と対になり、測量起点になっていました。 -
春日公園で伊那谷新酒祭り
伊那市の春日公園で15日、伊那谷の新酒を味わうことができる新酒祭りが行われました。
15日は、辰野町から飯田市まで8つの蔵元が出店しました。
伊那谷新酒祭りは、桜の下でこの地域の日本酒やビールを味わってもらおうと、住民有志でつくるルネッサンス西町の会が開いているもので、今年で9回目です。
去年は東日本大震災の影響で中止となったため、2年ぶりの開催となりました。
新酒まつりでは、グラス付きのチケットを買い、自分の好きな蔵元の新酒を味わうことができます。
訪れた人は「桜はまだ咲いていなくて残念だったが、お酒の味は大満足だった」と話していました。
園内では他に、伊那市西町の大道芸人ゴンベエワールドさんが風船を使った大道芸を披露しました。
ゴンベエワールドさんは、大道芸で出会った人を元気にしようと取り組んでいます。
公園に来ていた子ども達は、風船で作った列車で園内をまわっていました。 -
児童養護施設たかずやの里 移転先検討へ
伊那市富県の児童養護施設たかずやの里の改築について、施設整備に関する方針を決める1回目の検討委員会が、18日に開かれました。
委員会では、現在地での建て替えは困難だとして、移転先を検討していく方針です。
委員会は、上伊那8市町村や施設を運営するたかずや福祉会、地元住民など14人で構成されています。
委員長には、長野県社会福祉事業団の辰野恒雄さんが選任されました。
昭和48年に建設された現在の施設は老朽化などから改築が必要となっていて、上伊那広域連合がその財政支援を行う方針を示しています。
委員会は、改築にともなう施設の概要やあり方を検討するもので、この日は、現在地での建て替えは困難である事から、移転先を検討することが確認されました。
理由として、現在地は山のふもとで勾配がきつく、県の土砂災害警戒区域に今年度中に指定される予定である事などがあげられました。
移転先については▽子ども達の通学、通院と送迎の負担が軽減される事▽現在の地域住民とのつながりに、比較的配慮しやすい場所である事などを基準にして検討していくという事です。
委員会では、来年度中の建設を目指し、今年8月末までに整備計画を策定する予定です。 -
川をキーワードに情報交換
福島県いわき市の河川愛護団体が13日に伊那市を訪れ、三峰川みらい会議と川をキーワードに情報交換しました。
伊那市を訪れたのは、福島県いわき市で市内を流れる夏井川の環境美化活動や水質調査、まちづくりを進めている団体の代表者など5人です。
三峰川みらい会議からは、織井秀夫代表らが出席し、川をキーワードにお互いの取り組みや課題などを情報交換しました。
いわき市の参加者からは、共通の課題が見つかり、大変参考になったなどと交流の成果に喜んでいました。
夏井川流域住民による川づくり連絡会の橋本孝一さんは、福島第一原発の事故の後に、川の放射能測定の実施結果も報告。
子どもたちが活動に参加できなくなったことや漁業にも深刻な影響があることなどを話していました。
11月には、いわき市で川や水に関係する団体が集う全国的な交流会が開かれる予定で、この日参加を求められた三峰川みらい会議も前向きな意向を伝えていました。 -
みのわ健康アカデミーOB会結成
箕輪町の健康づくり事業「みのわ健康アカデミー」の卒業生は17日、町文化センターでOB会を結成しました。
みのわ健康アカデミーは、平成17年度から始まり、これまでに316人が卒業しています。
卒業後も、仲間と共に継続した健康づくりを行っていきたいとの要望があり、今回OB会を結成する事となりました。
アカデミーは、毎年50人ほどが参加していて、曜日毎の班に別れ筋力トレーニングや有酸素運動等をおこなっています。
17日に開かれた結成会には、およそ100人が出席し、今年度の事業などが承認されました。
初代会長で一期生の平澤澄子さんは「卒業年度の枠を越え、気軽に楽しく、運動とコミュニケーションを図れる会にしていきたい」と挨拶しました。
OB会では、今月28日に、町内で開かれる、ウォーキングイベントに参加する計画です。 -
高遠城址公園 花見ムード満開
16日に開花宣言が出た、伊那市高遠町の高遠城址公園。桜の開花状況は咲き始めですが、公園内ではイベントが催され、花見ムードを盛り上げています。
かっぽれを披露したのは、東京の大道芸人で、光江流社中、桜川光江家元率いる25人です。
桜川さんによりますと、かっぽれは元気の出るおめでたい大道芸として江戸の末期に始まり、次第に寄席や歌舞伎などでも踊られるようになったということです。
桜川さんらのメンバーの中に高遠出身者がいたことなどが縁で訪れることになりました。
去年は、震災により中止となり、今年は2年ぶりの高遠での披露となりました。
桜川さんは「見ている人達に元気と笑顔になってもえれば」と話していました。 -
伊那市内の企業に入社した新人を激励
今年度、伊那市内の企業に入社した新人社員の激励会が16日伊那商工会館で開かれました。
激励会は、伊那商工会議所が開いたもので、市内の企業26社からおよそ100人が集まりました。
伊那商工会議所の向山公人会頭は「それぞれの会社では新入社員の皆さんに大きな期待を寄せていますので会社にとってなくてはならない人になってください。」と激励しました。
また白鳥孝伊那市長は「一日も早く職場に慣れ職場に愛着を持ち多くの先輩と共に前向きに進んでください。」と呼びかけました。
これらを受け新入社員を代表して株式会社ニシザワの小林大祐さんが誓いの言葉を述べました。
激励を受けた新入社員は、社会人としての自覚を新たにしていました。 -
伊那市長桂寺の桜見頃
伊那市西町伊那部の長桂寺の桜が見頃を迎えています。
境内にあるのは、シダレザクラとヒガンザクラ。どちらも、8分ほど開いて見頃となっています。
17日は、愛知県から来たという観光客が、写真におさめるなどして桜を楽しんでいました。
長桂寺の桜は天気がよければ、今週いっぱい楽しめそうだということです。