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大雨の被害 伊那市で防災行政無線中継局などに影響
2日から3日にかけての大雨で、伊那市内では防災行政無線施設が倒木による停電の影響をうけた他、飲料水供給施設が被災したことが、5日に報告されました。
5日は、伊那市災害対策本部会議が市役所で開かれ、被害状況について担当部署からの報告がありました。
危機管理課からは、高遠町の月蔵山山頂付近にある防災行政無線の中継局について、倒木による停電の影響で現在移動式の発電機により運用していることが報告されました。
現場付近では、倒木による断線で停電が発生しています。
このため、現在応急措置として発電機による運用をしていて、職員が2人1組で1日4回およそ30分かけて現地まで歩きガソリンを給油しているということです。
中継局は、防災行政無線を市内全域に放送するための施設です。
市では、早ければ今週中に復旧できるのではないかとみています。 -
伊那ローズボウル 初開催
アメリカンフットボールの交流戦「伊那ローズボウル」が伊那市の伊那市陸上競技場で4日行われ、信州大学と一橋大学が対戦しました。
赤のユニホームが東海学生1部の信州大学ワイルドキャッツです。
対する白のユニホームが関東学生2部の一橋大学クリムゾンです。
試合は、一橋大のキックオフではじまりました。
第一クォーター、一橋大はランとパスでボールを進めフィールドゴールで3点を挙げ先制しました。
その後は両チームとも、ディフェンスが踏ん張り、緊迫したゲームとなりました。
信大は、第3クォーターにゴール前で相手のパスをインターセプトしチャンスを作ります。
このチャンスを、攻撃チームがタッチダウンパスを決め6対3と逆転しました。
信大は第4クォーターにもフィールドゴールを決め9対3と突き放し、勝利しました。
伊那ローズボウルは、信大アメフト部の運営母体となる一般社団法人が、伊那で見ごろとなるバラちなんで初めて企画しました。 -
第2回クラシック音楽の祭典 カルミナ・ブラーナ
総勢150人のオーケストラや合唱団が参加する演奏会、クラシック音楽の祭典「カルミナ・ブラーナ」が伊那市の伊那文化会館で4日に開かれました。
演奏会では、伊那フィルハーモニー交響楽団や南信地域から集まった合唱団、ソリストなど総勢150人が、「カルミナ・ブラーナ」などを演奏しました。
カルミナ・ブラーナは、ドイツの作曲家、カール・オルフが、およそ300編ある恋愛などの世俗詩集から24の詩に曲を付け、合唱やオーケストラで表現する壮大な音楽です。
ステージには、バラとカルミアの花が飾られ、華やかさを演出しました。
この演奏会は、おととし開かれる予定でしたが、新型コロナの影響で延期となっていました。
会場にはおよそ1,000人の観客が集まり、演奏に耳を傾けていました。
クラシック音楽の祭典「カルミナ・ブラーナ」は、8月にご覧のチャンネルで放送予定です。
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6月4日はローメンの日 並盛500円で提供
6月4日は、「蒸し麺」の語呂合わせから、ローメンの日です。
伊那ローメンズクラブに加盟する20店舗では、並盛が通常より200円ほど安い500円で提供されました。
伊那市上牧の日本料理あすなろでは、通常700円の並盛が、500円で提供されました。
昼時には県内外から多くの人が訪れ、ローメンを味わっていました。
伊那ローメンズクラブでは、ローメンの特徴のひとつでもある「蒸し麺」の語呂合わせから、6月4日をローメンの日に定めています。
クラブ発足の1997年から、色々な店のローメンを味わってもらおうと、割引サービスを行っています。
去年までは400円で提供していましたが、物価高騰などの影響で今年から500円での提供となりました。
この日は、伊那ローメンズクラブに加盟している20店舗で割引サービスが行われました。
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中心市街地でバラファッションショー
伊那市のいなっせでバラにちなんだファッションショーが4日開かれました。
いなっせにはレッドカーペットがひかれ、10代から80代の市民モデル17人がバラの入った籠を手に歩きました。
ファションショーは、中心市街地で開かれている伊那まちバラぶらり2023の一環で企画されたもので、去年に続き2回目です。
テーマは「自分に夢中」で、衣装は、モデルがそれぞれ用意したという事です。
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大雨から一夜明け 警報解除
台風2号で活発になった梅雨前線の影響による大雨は峠を越え、伊那市の富県と高遠町の一部に出されていた土砂災害警戒情報は今朝解除されました。
大雨から一夜あけた3日は、青空が広がり午前7時45分に土砂災害警戒情報が解除されました。
これにより伊那市富県地区の北新と上新山、高遠地区の上山田、下山田、小原、勝間、長藤地区全域に出されていた高齢者等避難も解除され、避難所となっていた新山小学校・富県小学校・高遠小学校・高遠町総合福祉センターやますそは、午前8時に閉鎖となりました。
避難所には40人が避難したということです。
3日の朝は市内各地で、土砂などを取り除く作業が行われていました。
伊那市富県北福地では、大沢川が溢れ土砂が道路に流れ込んだため、地区住民が撤去作業に追われていました。
県道沢渡高遠線の伊那市と駒ヶ根市境の火山峠で土砂崩れがあり通行止めとなり、午後3時現在 復旧していません。
伊那市によりますと3日正午現在、大雨の影響で倒木が4件、土砂崩落が44件、河川の溢れが54件あったということで、現在被害状況をまとめています。
箕輪町と南箕輪村では午後3時現在、被害報告は入っていません。
雨のため通行止めになっていた中央道の伊那インターと飯田山本インターの間の上下線は、午前8時に規制が解除され通行できるようになりました。
JR飯田線は豊川駅から辰野駅間運転を見合わせていましたが、午後3時頃から順次運転を再開しています。
3日午後3時現在、高遠町と長谷の一部で停電が続いています。
1日午後7時の降り始めから今日午後1時までの雨量は伊那市で192ミリでした。
伊那市の6月1か月間の降水量の平年値は185.3ミリで、それを越す量の雨がほぼ1日で降りました。
なお、2日に1日で降った雨の量は164ミリで、6月の観測史上1位となりました。
これまでの雨で地盤の緩んでいるところや増水している河川があり長野地方気象台では、土砂災害や河川の増水に注意するよう呼び掛けています。 -
伊那市で「ばらサミット」開催
バラを自治体の花に制定したり、まちおこしに取り組む自治体が参加するばらサミットが3日伊那市高遠町の高遠さくらホテルで開かれました。
3日は初めに地元出身の若手音楽家によるウエルカムコンサートが行われました。
サミットは、加盟する各自治体が毎年持ち回りで開いていて今年で32回目で、伊那市で開催されるのは今回が初めてです。
ばらサミットは、バラを市町村の花として制定している地方自治体などで構成され、現在伊那市を含む全国29の市や町が加盟しています。
3日は15の市や町が参加する予定でしたが、大雨の影響で伊那市を含む9自治体の参加となりました。
サミットでは、伊那市内の活動団体が事例発表をしました。
このうち伊那市通り町の店主らでつくる伊那まちバラ咲く街角連絡協議会は、「バラ教室から始まり市内の商店街に活動が広がった。これからもバラを主役にしつつ、通年花を楽しめるような景観形成を実現したい」と話していました。
また、市内に工場がある伸和コントロールズ㈱が資金を出し、実行委員会が制作した動画も紹介されました。
最後にばらサミット宣言が朗読され承認されました。
次回のばらサミットは埼玉県伊奈町で開催されます。
この後、しんわの丘ローズガーデンでバラの記念植樹が行われ、加盟する29の自治体のバラを植樹しました。
2日目の4日は、参加者が市内のバラなどを見学する計画です。
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梅雨前線の影響で大雨
台風2号で活発になった梅雨前線の影響で県南部では大雨となり、長野地方気象台は、土砂災害などに警戒するよう呼び掛けています。
2日の正午過ぎに伊那市の富県と高遠町の一部に土砂災害警戒情報が出されました。
伊那市は、土砂災害の危険が高まったとして午後0時45分に富県地区の北新と上新山に高齢者等避難を発令しました。
また、午後1時30分に高遠町地区の上山田、下山田、小原、勝間にも高齢者等避難を発令しました。
午後3時40分に高遠町長藤地区全域に高齢者等避難を発令しました。
避難の対象は午後4時現在、上新山129世帯、北新100世帯、上山田159世帯、下山田97世帯、小原290世帯、勝間88世帯、長藤地区全域342世帯です。
新山小学校には避難所が開設され、市職員が準備を進めていました。
午後2時15分現在5人が避難していました。
避難した人は「家に一人でいても怖いので避難してきた。ここにきて誰かと一緒にいれば安心する」と話していました。
伊那市によると午後3時現在新山小に10人、高遠小に6人、高遠町総合福祉センターやますそに4人が避難しているということです。
新山保育園では、早めに子どもを迎えに来てもらえるようメールを配信し、正午頃迎えにくる保護者の姿が見られました。
伊那市・箕輪町・南箕輪村の小中学校では、多くの学校で下校時間を早めました。
箕輪町は、午後0時50分に災害対策本部を設置、南箕輪村は午後1時10分に災害警戒本部を設置しました。
大雨による交通機関にも乱れがありました。
JR飯田線は午前10時過ぎから辰野駅から豊橋駅間で終日運休となりました。
このため上伊那の高校は、休校となりました。
また、中央道は午後4時現在、伊那ICと飯田山本IC間の上下線が通行止めとなっています。
高速バスは、新宿行き名古屋行きともに、午後から終日運休となりました。 -
第57回上伊那書道展 94作品を展示
上伊那書道協会の会員などによる「第57回上伊那書道展」が伊那市の伊那文化会館で開かれています。
会場には上伊那書道協会の会員60人と一般参加34人の作品が94点展示されています。
展示会にテーマはなく、今回は30代から90代までの参加者が漢字やかななど自身の力作を出品しているということです。
上伊那書道協会の堀内郁子副会長は「気に入った作品を見つけてもらい、書道を始めるきっかけにしてもらいたい」と話しました。
第57回上伊那書道展は4日日曜日まで伊那文化会館でひらかれています。
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大芝の湯 VC長野のPRコーナーがリニューアル
南箕輪村を拠点に活動するバレーボールチーム、VC長野トライデンツ。
大芝の湯のPRコーナーがリニューアルしました。
PRコーナーは、受付窓口の隣に新設されました。
オープン初日の5月27日は、開館時間から多くのファンが訪れていました。
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伊那市美原に防災拠点施設を整備
伊那市議会全員協議会が2日に伊那市役所で開かれ、美原の伊那中央清掃センター跡地に建設される災害時の防災拠点「美原スポーツパーク」の整備計画が示されました。
新たに整備される「美原スポーツパーク」は、伊那市美原の伊那中央清掃センター跡地に建設されます。
災害時は避難場所として利用する屋内体育施設や、防災広場が整備されます。
屋内体育施設は令和7年度中に、また防災広場は令和8年度中の完成を予定しています。
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伊那市選挙管理委員会 委員長表彰を受賞
伊那市選挙管理委員会は去年7月の参議院議員選挙でほかの自治体の模範になったとして長野県選挙管理委員会委員長表彰を受賞しました。
1日、伊那市選挙管理委員会の藤澤誠委員長と伊藤健委員長職務代理者が市役所で白鳥孝市長に受賞を報告しました。
長野県選挙管理委員会委員長表彰は去年7月の参議院議員選挙でほかの自治体の模範となったことが受賞理由です。選挙事務の管理執行が円滑であったことや上伊那地域で初めてモバイル市役所を活用した移動投票所による期日前投票を行い、市内の高校を巡回し若い世代の投票意識を高めたことが評価されました。
投票率は県平均の57.7%に対して伊那市は2.18ポイント高い59.88%でした。
藤澤委員長は「今後も色々な選挙でな選挙で投票率が上がるように、有権者が議員を応援できる環境を支えたい」と話しました。
5月26日に長野市で表彰式が行われ今回の受賞は2017年以来です。
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鎌倉國光さんの山岳写真展
駒ヶ根市の写真愛好家、鎌倉國光さんの写真展「トレッキング撮影紀行 海外の山」が伊那市のいなっせ2階展示ギャラリーで開かれています。
会場にはヨーロッパやパキスタン、ネパールで撮影した山岳写真38点が並んでいます。
鎌倉國光さん72歳です.
鎌倉さんは趣味の登山をきっかけに30年以上前に独学で写真を撮り始めたということです。
作品はパキスタンの世界で二番目に高い山K2と星を写したもので、シャッターを20分間開放して撮影したということです。
新型コロナの影響で海外には3年ほど撮影に行けていないということで、これまで撮りためた未発表の作品を集めた展示となっています。
展示は6日までいなっせ2階展示ギャラリーで開かれています。
入場は無料です。
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南箕輪中学校に韓国の中学生が学校交流訪問
南箕輪村の南箕輪中学校に学校交流訪問で韓国の中学校の生徒が1日に訪れ、授業を一緒に受け交流しました。
訪れたのは、韓国ソウル市の女子校、上一中学校の2・3年生26人です。
生徒たちは10クラスに分かれて2・3年生の授業に参加しました。
このうち2年生の体育の授業では体力テストを行いました。
韓国の生徒はジェスチャーなどでやり方を教わっていました。
反復横跳びでは、南箕輪中の生徒と競いあっていました。
3年生の英語の授業では、南箕輪中の生徒が日本の文化を英語で説明し、それに該当するカードを韓国の生徒が当てるクイズで交流していました。
韓国の中学生は掃除の体験も行いました。
韓国の中学校では生徒が掃除をする学校は少なく、業者が行うことが多いということです。
雑巾がけや、ほうきのはき方を教えてもらいながら教室の掃除をしていました。
この交流は、宮田村が近隣自治体と協力して行うインバウンド事業の一環で今回、南箕輪中学校が受け入れを行いました。
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VidaFeliz一級建築士事務所 バラ見頃
南箕輪村南原のVidaFeliz一級建築士事務所の庭のバラが見頃となっています
VidaFeliz一級建築士事務所は、南原保育園の近くにあります。
450坪の庭には、160種類およそ200本のバラや多くの宿根草が植えられています。
花は、25年以上前から、代表の辻井俊惠さんとその家族が管理しています。
以前は一般の人にも見てもらおうと、オープンガーデンとして開放していましたが、新型コロナの影響などで現在は行っていないということです。
バラは毎年6月中旬に見頃を迎えるということですが、今年のバラは、開花が早く、現在見頃となっています。
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長谷中3年藤原さん フェンシング女子フルーレで3位
伊那市長谷中学校3年の藤原小夏さんは、5日に静岡県で開かれた東日本少年個人フェンシング大会中学女子フルーレの部で3位になりました。
5月25日は藤原さんと、母親でフェンシングクラブコーチの藤原美香さんが、南箕輪村民体育館を訪れ、所属する南箕輪わくわくクラブの小池雅司理事長に結果を報告しました。
藤原さんは小学3年生の時に箕輪町で開かれた、北京・ロンドンオリンピック銀メダリストの太田雄貴さんのフェンシング教室に参加して興味を持ち始め、小学4年生の時にフェンシングを始めました。
5月5日に開かれた大会では、91人が出場した東日本大会中学女子フルーレの部で、3位になりました。
小池理事長は「この結果を自信にしてこれからも頑張ってください」と話していました。
藤原さんは今回の結果から、7月に岐阜県で開かれる全国大会に出場します。
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衣替え 伊那西高校生徒が夏服で登校
6月1日、きょうは衣替えです。
伊那市の伊那西高校の生徒は、夏服で登校していました。
この日は、生徒たちが白のセーラー服にチェックのスカートを履いて登校していました。
伊那西高校では、今年から1週間の移行期間を設け、その日の気温に応じて夏服と冬服を選べるようになりました。
ある生徒は、「寒暖差があるので移行期間はありがたい。肌寒いときは冬服やカーディガンで調整したい」と話していました。
1日午前8時過ぎの伊那地域の気温は19度ほどと比較的暖かく、日中の最高気温は25.4度となりました。
伊那西高校の玄関前の花壇では、バラが見頃となっています。
4年前から育てていて、アンネのバラを中心に7種類およそ30本が植えられています。
今が見頃で、あと1週間ほど楽しめるということです。
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長野県南部 警報級の大雨の恐れ
長野県南部では、2日夕方から夜にかけて、警報級の大雨になるおそれがあるとして、長野地方気象台では土砂災害に注意を呼び掛けています。
台風2号の影響で暖かく湿った空気が流れ込み、長野県南部では1日の夜から雨が降り始め、2日夕方から夜にかけて非常に激しく降り、警報級の大雨となる恐れがあります。
気象台では2日、上伊那地域の多いところで1時間に50ミリ、午前0時から24時間の降水量は、220ミリを予想していて、土砂災害や河川の増水に注意を呼び掛けています。
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JA上伊那通常総代会 果実が豊作
JA上伊那の第27回通常総代会が伊那市のJA上伊那本所で26日に開かれました。
この日は57人が出席しました。
J A上伊那の西村篝代表理事組合長は「上伊那の農業を次世代につなげるよう、経営基盤の確立を図りたい」と話しました。
昨年度取扱高は134億円で前年度と比べて8%の増加となりました。今年度は129億円の取扱高を目標としています。
春の霜被害や秋の台風被害がなく、特に果実は豊作で45%増の販売高となりました。
肥料や出荷資材の高騰が続き生産者の手取りを圧迫しているため、少しでも販売価格を上げるよう商談を進めるということです。
また、持続可能な農業の確立に向けた緊急決議が行われました。
ウクライナ情勢の長期化や円安が続く厳しい状況に対し、十分な予算と施策の確保を求めること。また、情報発信や農業に触れる機会の創出に取り組むことが決議されました。
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進徳館の日 高遠高生が学習発表
今に生きる進徳館教育を再発見する行事「進徳館の日」が伊那市高遠町で27日に開かれました。
最初に白鳥孝伊那市長ら関係者10人ほどが集まり進徳館にある五聖像に向かって拝礼しました。
進徳館は1860年に開かれ、存続した13年間で東京芸術大学の初代校長を務めた伊沢修二など500人以上を輩出しました。
高遠閣で行われた式典では基調講演のほか高校生が学習発表をしました。
高遠高校情報ビジネスコース3年生は高遠の店や観光地で話を聞いてリーフレットを作ったことや、高遠城址もみじ祭りでおこなった来客調査について発表しました。調査の結果、県内から訪れた人が8割だったということです。
白鳥市長は「高遠藩校の教育を見直し、高遠の学びを再認識することで、未来へ明るい展望を開きたい」とあいさつしました。 -
高遠町でマレットゴルフ大会
伊那市高遠町の花の丘公園でマレットゴルフ大会が31日に開かれました。
高遠町公民館主催で伊那市内から16人が参加しました。
大会はコロナの新型コロナウイルスの影響で2年間中止していましたが、希望する声をうけ去年から再開しています。
参加者は4グループに分かれて1時間以上かけて18ホールを回りました。
主催の矢澤淳公民館長は「和気あいあいとできたことがなにより。来年も誘い合って参加してほしい。」とはなしました。
今回は高遠町在住の渡辺継雄さんが50打で優勝しました。
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愛知県幸田町から箕輪町にaibo「派犬」
箕輪町に愛知県幸田町から、犬型のエンタテインメントロボット、aiboが31日に貸し出されました。
この日は箕輪町の木下保育園で受入式が行われ、幸田町の成瀬敦町長が白鳥政徳町長へaiboを手渡しました。
箕輪町と幸田町は、2012年から災害時の相互応援協定を締結していて、協定以外に互いの祭りに参加するなどの交流があります。 幸田町には、aiboが生産されているソニーの工場があります。
幸田町が名付けたオスの幸太とメスのつばきが貸し出されました。
式には木下保育園の年長の園児も参加し、お礼の歌を披露しました。
園児は早速aiboに触れて楽しんでいました。
貸し出し期間は3年間で、保育園や小学校での交流や、町のイベントなどで活用されるということです。
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高校再編 上伊那総合技術新校 設置2学科の素案
上伊那総合技術新校の再編実施計画懇話会が30日伊那市の伊那合同庁舎で開かれ、設置学科の素案として「地域ものづくり科」と「地域デザイン科」の2学科が示されました。
上伊那総合技術新校は、辰野高校商業科、箕輪進修高校工業科、上伊那農業高校、駒ヶ根工業高校の4校を再編統合するものです。
昨夜の懇話会では、学校像のイメージの素案が示され、総合技術新校では「農業や工業、商業の学びを融合させた課題研究を行う」としていて、「地域ものづくり科」と、「地域デザイン科」の2学科を設置する案が示されました。
地域ものづくり科は工業を中心に機械や電気、情報技術などのコースを設け、地域デザイン科は農業と商業を中心に、野菜や果樹、マーケーティング、流通などのコースを設けるとしています。
また、自由な履修科目として興味や関心のある他の学科やコースの授業を選択できるようにするとしています。
出席者からは「スマート農業など工業と農業を組み合わせた講義を入れてはどうか」「融合した授業も大切だが、工業、農業、商業の専門性を担保してほしい」などの意見が出されていました。
長野県教育委員会では、6月の懇話会で30日に出された意見を踏まえた設置学科の原案を示すとしています。 -
伊那市荒井 雑貨店「GREEN GABLES」バラ見ごろ
伊那市荒井の雑貨店GREEN GABLESでは、バラが見ごろを迎えています。
GREEN GABLESは荒井神社近くの住宅地の一角にあります。
広さおよそ600平方メートルの敷地には110種類、150株のバラが植えられています。
現在、見ごろとなっているのは、アンジェラやサリーホルムズ、グラハムトーマスなどです。
花の摘み取りや雑草を抜くなど手入れをしているのは、小平和夫さんと妻の伸子さんです。
店を訪れた人たちにバラを見て楽しんでもらおうと、夫婦二人三脚で12年前から育て始めました。
GREEN GABLESには、初夏に咲くものと四季咲きのものがあり、長い期間バラが楽しめるという事です。
バラは来月中旬まで楽しめるという事です。
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新型コロナ週報 上伊那は22人 全県は369人
新型コロナウイルス感染症の週報です。
31日発表の、22日から28日までの定点医療機関あたりの届け出状況は、上伊那は22人で定点あたり2.75人、全県は369人で定点あたり4.19人でした。
31日発表となった22日から28日の保健所毎の定点あたりの患者数は伊那保健所は22人、上田・諏訪保健所でそれぞれ57人、佐久保健所で39人、北信保健所で33人、松本保健所で30人、飯田保健所で19人、長野保健所で13人、木曽保健所で8人、大町保健所で6人、長野市で29人、松本市で56人、全県で369人でした。
患者届け出数が、上伊那は定点あたり前回の4.38人に対し2.75人で減少、全県は、4.4人が4.19人で減少しています。
県内の30日午前0時時点の入院者数は92人でうち中等症は12人、重症の人はいません。
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みはらしファーム駐車場でポピー見ごろ
伊那市西箕輪の農業公園みはらしファームの駐車場でポピーの花が見ごろを迎えています。
ポピーはみはらしファーム東側の臨時駐車場の一角で育てられていて、広さは7アールあります。
去年まではこの土地を所有する重盛欣三さんがアスパラガスを育てていましたが現在はみはらしファームに貸し出しています。
花を管理しているのはみはらしいちご園でハウスを経営している井踏岩夫さんです。二人は「花を見て元気になってもらいたい。」と来場を呼び掛けていました。
花は見頃となっていてこれから咲くつぼみも多く6月下旬まで楽しめるということです。
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熱中症の症状で90代女性搬送
上伊那広域消防本部によりますと、午後4時半現在、駒ヶ根市の90代の女性1人が熱中症とみられる症状で搬送されました。症状は軽症だということです。
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シルバー人材センター 昨年度契約金額1千万円増
公益社団法人伊那広域シルバー人材センターの定時総会が、伊那市のニシザワいなっせホールで23日開かれ、2022年度の契約金額は2021年度より1千万円増加したことが報告されました。
総会には会員およそ80人が出席し、2022年度の事業報告や今年度の事業計画が承認されました。
2022年度の受注件数は、2021年度より43件少ない7,146件でした。
契約金額は、3億2,600万円となり、2021年度より1千万円増加しました。
センターには、伊那市・辰野町・箕輪町・南箕輪村の60歳以上の571人が現在所属していて、会員数は8人増加しました。(4月末現在)
総会では、10年・20年継続して活動をしてきた会員46人の表彰も行われました。
伊藤次雄理事長は、今後は行事や仕事が新型コロナ流行前に戻ることが予想されるとし、「事業拡大のために協力し、明るい生活ができるよう活動していきましょう」と呼びかけました。
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元ウクライナ兵士 イゴールさんが支援要望
ロシアの侵攻を受けるウクライナから、4月に高森町に避難してきた、元兵士のイゴール・ユカリチュクさんが、30日上伊那8市町村長を表敬訪問し、ウクライナ支援を訴えました。
この日は、ウクライナから避難してきたイゴール・ユカリチュクさんが伊那市役所を訪れ、上伊那8市町村長に、現地でのリハビリセンター設置の支援を訴える要望書を手渡しました。
イゴールさんは、ロシアによるウクライナ侵攻が始まった、2022年3月に志願して入隊、首都キーウなどで半年間戦闘に参加しました。
戦闘で足や頭を負傷し除隊。
大きな手術を受け、静養のため今年4月に来日し、現在は高森町で暮らしています。
イゴールさんは、飯田市に本部があり、国内外で空手を指導している認定NPO法人の日本武道総合格闘技連盟 空手道禅道会のウクライナ支部長を務めています。
ウクライナ支部では、4人の指導者が戦死しているということです。
イゴールさんは、手術後、歩けるまでには回復しましたが、視力・聴力が低下する後遺症が残りました。
ウクライナには、自分よりも重い後遺症を抱える人が多くいるとし、現地にリハビリセンターをつくることを目標に、禅道会の小沢隆首席師範と一緒に各地で支援を呼び掛けています。
8市町村を代表して、白鳥孝伊那市長は、「イゴールさんの想いが広まるよう、各市町村でできることから支援をしていきたい」と話していました。
イゴールさんたちは、今後下伊那でも支援を呼びかけたいとしています。
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4月の有効求人倍率 1.3倍
上伊那の4月の月間有効求人倍率は、前の月を0.23ポイント下回る1.3倍となりました。
1.3倍台となるのは2021年7月以来1年9か月ぶりです。
4月の月間有効求人数は3,403人、月間有効求職者数は2,611人で、月間有効求人倍率は1.3倍となりました。
全国は1.32倍、県は1.48倍です。
雇用情勢については、「改善の動きが緩やかになっている」と判断を下方修正し、「物価上昇等が雇用に与える影響を注視する必要がある」としています。
ハローワーク伊那では「4月は例年求職者が増える傾向にあることが主な要因で、大きな悪化とはとらえていない」と話していました。