-
春日神社総代会 恒例の注連縄づくり
伊那市西町の春日神社総代会は、新しい年を迎えるための恒例の注連縄づくりを、17日に、西町公民館で行いました。
17日は、総代会の役員およそ30人が集まり、しめ縄を作りました。
作ったのは、鳥居や本殿、拝殿に取り付ける太い縄4本と、社務所などに取り付ける細い縄6本です。
春日神社総代会では、毎年この時期に役員が集まり、手作りで注連縄を作っています。
20年以上参加しているというベテランから手ほどきを受けながら、長さ5mほどになるようワラをなっていました。
春日神社には、毎年12月31日から三が日にかけて、多い時でおよそ500人が訪れるということです。
新型コロナの感染拡大後、人足は減ったということですが、去年はおよそ300人が訪れたということで、今年も多くの人に来てもらいたいと話します。
春日神社の除夜祭・歳旦祭は、31日の午後11時頃から行われ、甘酒や振る舞い酒が提供されます。
また新年の1日から3日までは、だるまや熊手などの縁起物を販売するということです。 -
県産小麦100%のパン 学校給食に
長野県産の小麦を100%使ったコッペパンが11月30日に山形村の山形小学校の給食で提供され、児童が風味豊かなパンを味わいました。
県産小麦の生産や利用を広げようと長野県と生産者、食品加工業者などでつくるLFP長野が、プロジェクトの一環で企画したものです。
この日は、県農政部とJA、小麦粉とパンの製造業者ら7人が山形小学校を訪れ、5年3組の児童と一緒に給食を食べながら交流しました。
提供されたのは、長野県産の小麦「ゆめかおり」を100%使ったコッペパンで全校児童約500人です。
ゆめかおりは、約10年前から県内で生産されている風味豊かな味わいが特徴の小麦です。
子どもたちは、いつもよりふわふわでおいしいとパンの香りや食感を楽しみながら味わっていました。
LFP長野は、令和3年からこれまでにエノキダケの販路拡大や摘果リンゴを使った商品開発を行っていて、今年度は、小麦をテーマに活動しています。
LFP長野では、今後小麦を生産する若手農家から課題などを聞き取り小麦の生産拡大にも取り組んでいくとしています。 -
クリスマスシーズン 各地でイベント
クリスマスシーズンに合わせ、各地で色々なイベントが開かれています。
箕輪町文化センターでは17日に町内の合唱団によるクリスマス・コンサートが開かれました。
コンサートは、箕輪町の合唱団体らで作るみのわに生まれる合唱の輪実行委員会が毎年開いているもので、今年で12回目です。
箕輪町内の小中学校や合唱団を中心に13団体、およそ250人が出演しました。
コンサート中には、出演者と観客全員であわてんぼうのサンタクロースを歌いました。
実行委員会では「今後も続けていき、合唱の良さを伝えていきたい」と話していました。
-
伊那市長谷でクリスマスツリー点灯
伊那市長谷の道の駅南アルプスむら長谷で17日にクリスマスイベントが行われました。
17日午後5時頃、クリスマスツリーの点灯式が行われました。
このイベントは、冬の長谷を盛り上げようと、伊那市の地域おこし協力隊や地元住民で作る長谷クリスマス実行委員会が2018年から開いているものです。
クリスマスツリーは高さおよそ10メートルで、4,000個のLEDライトが飾られています。
あいにくの雨模様でしたが、多くの子ども達が訪れ楽しんでいました。
イルミネーションは、来年1月16日まで、午後4時30分から午後11時まで点灯しています。
-
ゴンベエさん引退 さようなら公演
風船によるパフォーマンスで知られるゴンベエさんこと風船遊劇団ゴンベエワールドのさようなら公演が17日、南箕輪村の村民センターで開かれました。
ゴンベエさんは25年間にわたり大道芸人として活動してきました。
76歳となったゴンベエさんは元気なうちに自分の人生を変えていこうと今年限りでの引退を決めました。
さようなら公演では引退を惜しむファン約250人を前に最後のパフォーマンスを披露しました。
公演の最後には集まった人たちから花束が贈られました。
ゴンベエさんは「引退は終わりではなく未来への第一歩です。支えてくれた人たちに恩返しをしていきたい。」と話していました。
風船遊劇団ゴンベエワールドさようなら公演の模様は来年1月2日午後10時30分から、ご覧のチャンネルで放送します。
-
放置竹林解消へ!整備講習会
放置竹林が増加していることを受け、上伊那地域振興局は竹林整備の講習会を16日に、伊那市内で開きました。
講習会には、竹林整備に関心のある市民12人が参加しました。
上伊那地域振興局によりますと、管内では放置竹林が増加し、道路への倒れ込みによる交通障害や、獣が住み着くことによる農作物への被害が増えているということです。
講習会は、竹林整備のノウハウを知ってもらうことで、地域住民の力で問題解決に繋げてもらおうと開かれたものです。
飯田市で放置竹林整備に取り組むNPO法人いなだに竹Links代表の曽根原宗夫さんら2人が講師を務め、整備方法などを指導しました。
曽根原さんは、「整備の際は足元だけでなく必ず自分の上部を見て、倒れて止まっていた竹が落ちてこないか確認することが重要だ」と話していました。
上伊那地域振興局では、「竹は5年のサイクルで切っていく必要がある。種類によっては収入にもなるので、上手く付き合っていってほしい」と話していました。 -
伊那ケーブルテレビなんでも相談会
伊那ケーブルテレビが提供するテレビやインターネットなどに関する家庭での困りごとを解決する「なんでも相談会」が箕輪町のベルシャイン箕輪店で16日に行われました。
16日はベルシャイン箕輪店に相談スペースを設けました。
相談会はテレビの映りや通信費の見直しなど家庭で困っていることを伊那ケーブルテレビの社員が直接話を聞こうと開くものです。
また、箕輪町や南箕輪村に住む人の出張窓口としてテレビやインターネットなどの加入手続きも行っています。
次回は、2024年1月13日の午前10時から午後4時まで箕輪町のベルシャイン伊北店で予定しています。
-
箕輪町で子どもふゆまつり
箕輪町の小中学生を対象にゲームやクリスマスリース作りを楽しめるイベント子どもふゆまつりが16日、町文化センターと地域交流センターみのわで開かれました。
会場では、木の棒を投げて得点を競うモルックなどのゲームをを楽しんでいました。
イベントは、新型コロナの影響で予約制にしていましたが、2023年は4年ぶりに誰でも来て遊べる形に戻したということです。
クリスマスが近いこともあり、ボランティアから作り方を教えてもらいながらリース作りをしていました。
ほかに、輪ゴム鉄砲で的当てをしたり、新聞紙で紙鉄砲を作っていました。
イベントは箕輪町公民館と郷土博物館、図書館の三館連携事業として開いたものです。
-
いなまちクリスマス初開催
伊那市のセントラルパークで、クリスマスシーズンにあわせたイベント「いなまちクリスマス」が16に開かれました。
会場には、市内の飲食店などおよそ10のブースが並びました。
イベントは、子どもが楽しむ機会を作るほか商店街の賑わい創出につなげようと伊那商工会議所といなまちクリスマス実行委員会が初めて開催しました。
子どもたちとサンタクロースが英語で会話できるブースでは、一緒に記念撮影をして楽しんでいました。
ほかにクリスマス飾りを作るブースもありました。
会場には伊那小学校の児童が飾り付けをしたクリスマスツリーも並んでいます。
イルミネーションは2024年2月末まで飾られます。
-
伊那市行政改革審議会 評価結果を報告
伊那市行政改革審議会は、伊那市の事業について、高遠スポーツ公園プールの夜間営業など2項目を「事業内容の見直し」とする評価結果を14日、白鳥孝市長に報告しました。
14日は行政改革審議会の松島憲一会長が市役所を訪れ、白鳥市長に報告書を手渡しました。
審議会は、市の事業を第三者機関として評価していて、今年度は4つの事業を審議しました。
このうち、「事業内容の見直し」となったのは、高遠スポーツ公園プールの夜間営業と、学習机の天板張替木育授業です。
高遠スポーツ公園プールの夜間営業は、利用者数が少なく「現在休業日となっている火曜日の昼間の営業とし、かわりに夜間営業を中止するのが妥当」としています。
木育授業は予算の関係で実施小学校が過疎地域と小規特認校に限られてしまっているとして「公平性が保てないのではないか」としています。
他に、「実施主体の見直し」となったのは高遠町のB &G海洋センターの運営です。
インストラクターの育成が困難となっていることから、「外部委託が適切」としています。
また、伊那市消防団音楽隊については「現状維持」となっています。
白鳥市長は「報告を参考により良い事業となるよう検討していきたい」と話していました。
-
小松良光さん 門松づくり
今年も残すところ2週間あまりとなり新年を迎える準備が進んでいます。
伊那市富県新山の小松良光さんは、友人からの依頼を受け正月用の門松づくりを行っています。
15日は、小松さんが自宅の作業場で門松を作っていました。
小松さんは、会社員だった頃、上司から作り方を教えてもらったことをきっかけに30年近く門松を製作しています。
試行錯誤を重ねてきました。
毎年、企業や商店・個人から依頼を受け、高さ50センチから150センチのものを製作しています。
今年は、30組の注文を受け、作業を11月から行っています。
これは土台です。
田んぼで作った専用のワラを編んで、加工したオイル缶を囲っています。
竹は、飯島町の山から切り出したものを使っています。
15日は、機械を使って竹をカットしていました。
小松さんの母トラヱさん98歳です。
毎年、神棚飾りなどを作っています。
この飾りも人気で注文が入るということです。
小松さんの作業場では、30日まで門松をつくる予定です。
-
今年の世相を表す 変わり雛
今年1年の世相を表す変わり雛の展示が南箕輪村神子柴の岩月人形センターで始まりました。
店内には、今年の世相を表す雛人形、6点が並んでいます。
「ペッパーミル快進撃雛」です。
WBCで日本が14年振りに優勝。メジャーリーガーのヌートバー選手が出塁時に見せたペッパーミルパフォーマンスで人気を集めました。
「将棋八冠雛」です。
藤井聡太棋士が史上初の将棋8大タイトル全制覇を達成しました。
鉄道好きでも有名です。
「行楽地大渋滞雛」です。
海外からの観光客が急増し、京都の渡月橋や富士山は人の渋滞が出来るほど大混雑。
地元住民は観光客が捨てていくゴミにも悩まされました。
「酷暑雛」です。
全国的に記録的な猛暑となった夏、暑さ対策グッズが人気を集めました。
「生成AI雛」です。
文庫や画像を創作する人工知能「生成AI」が続々と登場しました。
「マイナカード雛」です。
ポイントキャンペーンなどが好評でマイナンバーカードの普及が進みました。
変わり雛の展示は、先代のオーナーが東京の人形メーカーで修行していたことが縁で毎年行っています。
変わり雛は来年3月3日まで展示されています。
-
八十二銀行・長野銀行 食品を寄付
6月に経営統合した八十二銀行と長野銀行のそれぞれの伊那支店は、長野県が行っている年末のフードドライブキャンペーンに合わせ集めた食品を15日に寄付しました。
この日は、八十二銀行伊那支店と長野銀行伊那支店の行員4人が伊那合同庁舎を訪れ、食品を手渡しました。
12月から八十二銀行の伊那市と南箕輪村の6店舗、長野銀行の伊那市内の2店舗の行員に声をかけ、およそ100リットルのケース4個分が集まりました。
合同での寄付は初めてだということです。
寄付された食品は、上伊那のこどもカフェで活用されるということです。
-
弥生の生徒が選挙投票啓発のポスター制作
伊那市の伊那弥生ケ丘高校の1年生は、選挙の投票啓発を呼び掛けるポスターをベルシャイン伊那店に14日展示しました。
14日は、伊那弥生ケ丘高校1年生の15人が展示を行いました。
ポスターは探究の時間に生徒が制作し、投票権を得る18歳に向け呼び掛けるものです。
授業では、駒ヶ根市のイラストレーター、大宮のぞみさんと伊那市高遠町のデザイナー、塩田素也さんが講師を務めました。
ポスターには生徒が登下校時に撮影した風景、街並み写真に「選挙に行こう」という意味の英語「GO VOTE」が配置されています。
ポスターは2024年1月11日までベルシャイン伊那店1階の南側出入り口に展示されます。
また、2024年1月21日の駒ヶ根市長選にあわせ、駒ヶ根市役所に展示される予定です。
-
伊那市議会で23議案を可決
伊那市議会12月定例会は15日に閉会し、市側から提出された23議案すべてが原案の通り可決されました。
このうち、国に対し「健康保険証廃止の中止を求める」陳情は不採択となりました。
また、国に対しイスラエルの地上侵攻と空爆の即時停止などを求める議員提出議案は賛成多数で可決されました。
-
高遠町総合支所 新たに図面示す
建て替えの計画が進められている伊那市の高遠町総合支所の図面が15日、新たに示されました。
図面は15日に伊那市役所で開かれた市議会全員協議会の中で示されたものです。
新しい高遠町総合支所は、高遠町文化センターの駐車場に建設されます。
敷地面積はおよそ5,000平方メートルで、延床面積はおよそ940平方メートルの鉄骨造2階建てです。
1階は市民ホールや大会議室、事務室などが入ります。
2階は文書庫として使われます。
事業費は5億3,640万円で、工期は来年6月から2025年5月までとなっています。
伊那市では、2025年度中の供用開始を目指すとしています。
-
ニシザワ文芸コンクール 1,529点応募
伊那市のスーパー総合小売業株式会社ニシザワが主催する読書感想文コンクールの表彰式が9日に創造館で行われました。
表彰式は小学生の部と中学生の部でそれぞれ行われ、ニシザワの荒木康雄社長から受賞者25人に表彰状と副賞の図書カードが贈られました。
伊那ケーブルテレビの放送エリア内からは、小学生低学年の部で最優秀賞に箕輪中部小3年生の三井翔真君が選ばれました。
三井君は夜間に働く人について書かれた本「よるのあいだに…」を読み、「自分が生活できているのは夜に働いている人がいるおかげであり感謝したい」とまとめました。
中学生の部からは最優秀賞に箕輪中1年生の五味ほのかさんが選ばれました。
五味さんは、不登校の中学生が自分と向き合う物語「かがみの孤城」を読み、「学校は居場所の一つで他にも居場所はある」と考え方を変えさせられたことを書きました。
第二十回ニシザワ文芸コンクールは上伊那の小中学校46校から小学生の部に369点、中学生の部に1,160点合わせて1,529点の応募がありました。
ニシザワの荒木社長は「これからも読書を通じて自分の心や感情、精神を豊かに育ててほしい」と話していました。 -
南箕輪村 教育長が「児童の健康被害・事件性ないため公表せず」
南箕輪村の清水閣成教育長は14日に役場で開かれた村議会一般質問で南箕輪小学校の給食への異物混入を公表しなかったことについて「児童の健康被害がなかったことや事件性がないことから判断した」と述べました。
南箕輪小学校の学校給食に今年1月、スライサーの刃の破片が、また10月に針金が混入していました。
保護者へは書面での通知を行いましたが、議会での報告など公表はしていませんでした。
南箕輪村学校給食センターでは現在、調理前と調理後の点検を複数の調理員で行うなど再発防止に努めているということです。
-
宮下一郎農水相 辞表を提出
自民党安倍派の政治資金問題を受け、宮下一郎農林水産大臣は、14日、辞表を提出し、受理されました。
宮下一郎後援会事務所によりますと、14日午前中に宮下農水相は松野博一官房長官に辞表を提出し、受理されたということです。
宮下さんは、今年9月に農林水産大臣として初入閣し、食料・農業・農村基本法の改正に意欲を示していました。
宮下さんは、伊那ケーブルテレビの取材に対し「私の政治資金は適正に処理されていると認識していますが、国政に遅滞を生じさせることがあってはならないと総合的に判断しました。3か月という短い期間でしたが貴重な経験をさせていただきました。この経験を活かして地域の発展のためにさらに努力をしてまいります」と答えました。
杉本幸治後援会長は、「キックバックに関する問題はないと信じています道半ばでやめることになってしまったのは残念でなりません。これからも後援会として支えていきたい」とコメントしています。
-
伊那市総合計画審議会 後期基本計画案を答申
伊那市総合計画審議会は、今後のまちづくりの指針となる第2次伊那市総合計画の後期基本計画案を14日、白鳥孝伊那市長に答申しました。
14日は、伊那市総合計画審議会の吉田浩之会長が市役所を訪れ白鳥市長に答申書を手渡しました。
第2次伊那市総合計画は、2019年度から10年間の施策の方向性を示すもので、後期基本計画は来年度からの5年間となります。
後期基本計画案は、6章からなり、協働のまちづくり、自然や環境、子育て・保健・福祉などについて取り上げています。
伊那市では、今月下旬に市のHPで後期基本計画案を公開し、パブリックコメントを募集します。
第2次伊那市総合計画後期基本計画は来年3月中に策定する予定です。
-
伊那市の魅力再発見 feel度walk
伊那市街地を歩き、気になるものや面白いものを見つけるイベント「feel度walk」が創造館とその周辺で11日開かれました。
講師を務めたのは探究力を育む学びを研究し「feel度walk」を考案した神奈川県の市川力さんです。
参加者はそれぞれのペースで散策をし、気になるものや面白いものを見つけるとカメラで撮影していました。
撮影した写真の中から気になる一枚を選び、模造紙にスケッチしました。
その後、それぞれが発表を行いました。
参加者は「壁のへこんだ部分に置かれた消火器」や「創造館の外壁にあるドア」などを紹介していました。
このイベントは伊那市地域おこし協力隊で農家民泊デザイナーの篠崎希さんと、去年伊那市に移住した増田千華さんが企画しました。
街の魅力を再発見する機会にしてもらうとともに、農家民泊のプランとして組み込んでいきたいと企画しました。
この日は市内を中心におよそ30人が参加しました。
-
信大生 省エネ目指し断熱施工
南箕輪村の信州大学農学部の学生は脱炭素の取り組みとして、断熱による省エネを目指し、構内の改修作業を行っています。
14日は、森林・環境共生学コースの3年生14人が、構内にある学生ラウンジで、作業を行いました。
佐久穂町の建設業、新津裕二さんから指導を受け、断熱材を壁にはっていきました。
学生ラウンジは、学生が気軽に集まれる場所として、昨年度整備されました。
しかし、エネルギー価格高騰などで光熱費が負担になっていたことから、断熱材を活用した省エネに取り組むことになりました。
作業は、断熱施工の効果について検証する授業の一環として行われています。
この日貼りつけた断熱材は、遮熱性が高いもので、冷暖房を使わずに過ごせる快適な空間が期待できるということです。
学生は、同じ条件の部屋と温度の変化を比較し、その効果を調べます。
改修作業は、来年1月まで3回に分けて行われます。 -
長野県障がい者文化芸術祭 入賞作品を展示
県内の障がい者の作品展が伊那市の伊那文化会館で14日から始まっています。
会場には今年9月に長野市で開かれた第26回長野県障がい者文化芸術祭の入賞作品が展示されています。
絵画や手芸、工芸など6部門からそれぞれ4点ずつ24点が展示されています。
文化芸術祭には500作品の応募があったということです。
この作品展とは別に第8回ぽかぽかアート展が開かれています。
伊那市のゆめわーくや伊那ゆいまーるの利用者の他、伊那養護学校の児童生徒の作品300点が展示されています。
展示会は17日日曜日まで入場は無料で伊那文化会館で開かれています。
-
まちなかタクシー 利用順調
箕輪町で、10月から運行が始まった定額タクシー「まちなかタクシー」について、登録者と利用回数は順調に伸びていることが分かりました。
14日は役場で地域公共交通会議が開かれ、町内のバスやタクシーの利用状況について報告がありました。
まちなかタクシーは、65歳以上の高齢者や免許返納者が利用できるもので、10月に運行が始まりました。
11月30日現在の登録者は863人で、当初の予想の2倍以上だということです。
1日あたり平均31回の利用があり、登録者、利用回数は順調に伸びているということです。
また、1か月に10回以上利用する人もいるため、平等なサービスを提供できないことが課題となっています。
今後は、回数制限を設けることも検討していくということです。
-
伊那ライオンズクラブ クリスマスプレゼント
伊那ライオンズクラブによるクリスマスプレゼント贈呈式が14日に伊那市福祉まちづくりセンターで行われました。
この日は障害者多機能型事業所ゆめわーく、輪っこはうす・コスモスの家、さくらの家の利用者12人にクリスマスプレゼントが贈られました。
プレゼントは150個が用意され、後日3施設の利用者全員に届けられます。
中には菓子や会員からのメッセージカードが入っています。
2019年までは合同でクリスマス会が開かれていましたが、2020年からは新型コロナウイルス予防のためにクリスマスプレゼントに変わったということです。
-
上農生が卒業生から話を聞く
南箕輪村の上伊那農業高校で、卒業生から仕事などについての話を聞く「こんちには!先輩」が13日開かれました。
13日は上伊那農業高校の卒業生3人を講師に招き、1年生およそ160人が話を聞きました。
このうち、2021年度に卒業した小野夢那さんは現在、伊那市ますみヶ丘の信州つつじヶ丘牧場で子牛担当として働いています。
小野さんは「自分の判断が牛の生死にかかわる仕事です。社会人になって責任を持つようになったことが一番の変化だ。」と話していました。
また、高校時代には自分のやりたいことをとことん極めてほしいと話していました。
「こんにちは!先輩」は様々な職業や進学先での体験談を通して、将来の進路選択に役立ててもろうと1年生のキャリア教育講座として開かれました。
-
㈱テクノが南信工科短大にデジタルサイネージを寄贈
伊那市野底の自動化設備の設計・製作・販売を行う株式会社テクノは南箕輪村の長野県南信工科短期大学校にデジタルサイネージ一式を13日寄贈しました。
13日は株式会社テクノの吉原弘明社長が南信工科短大を訪れ、武久泰夫副校長に目録を手渡しました。
寄贈されたのは32インチモニターのデジタルサイネージ一式です。
説明会やイベントで活用し、学校紹介動画を流す予定だということです。
株式会社テクノは、八十二銀行の地方創生・SDGs応援私募債を発行しました。
この私募債は引受手数料の一部が割引されていて、その割引分で物品を寄贈することができます。
株式会社テクノには南信工科短大の短期課程の修了者1人と専門課程の卒業生1人が入社していて、技術者の育成支援や人材確保につなげてほしいと寄贈しました。
武久副校長は「学校のPRに最大限活用していきたい」と感謝していました。
-
新型コロナ週報 上伊那73人 全県584人
新型コロナウイルス感染症の週報です。
13日発表の4日から10日までの届け出状況は、上伊那は73人で定点あたり9・13人、全県は584人で定点あたり6.64人でした。
13日発表となった4日から10日の保健所ごとの患者数は、伊那保健所は73人、上田保健所で64人、佐久保健所で60人、飯田・松本保健所で各54人、諏訪保健所で48人、北信保健所で40人、大町保健所で38人、長野保健所で29人、木曽保健所で27人、長野市で35人松本市で62人、全県で584人でした。
患者届け出数が、上伊那は定点あたり前回の9.5人に対し9.13人で減少全県は5.78人が6.64人で増加しています。
県内の12日午前0時時点の入院者数は、165人でうち中等症は28人、重症は3人です。
-
クリスマスイベントに向け児童がツリー飾り付け
16日に伊那市の中心市街地で開かれる「いなまちクリスマス2023」に向け、伊那小学校の児童が会場に設置されたツリーの飾りつけを13日に行いました。
飾り付けを行ったのは、伊那小学校5年智組の児童です。
子ども達は、セントラルパークに設置されたモミの木に赤や金色の球体の飾りや松ぼっくりで作ったオーナメントを取り付けました。
智組では、ハロウィンの時に中心市街地の商店主らと交流した事がきっかけとなり、イベントに参加する事にしました。
飾り付けを終えると子ども達は、16日の点灯式で歌う「ジングルベル」の練習を行いました。
ハートフル商店街「いなまちクリスマス2023」は、商店主や伊那商工会議所でつくる実行委員会が初めて企画したもので、16日の午後2時から中心市街地で開催されます。
-
スマート農業推進へシンポジウム
人工知能AIやロボットなど最新技術を活用したスマート農業の推進に向けたシンポジウムが伊那市のJA上伊那春富支所で13日開かれました。
シンポジウムは、上伊那地域振興局がスマート農業の現状や最新技術の情報を共有しようと初めて開催しました。
基調講演では、国立研究開発法人 農業・食品産業技術総合研究機構の大下泰生さんがスマート農業の普及に向けた取り組みについて話をしました。
大下さんは、「最新の機器を導入してもすぐに収量の向上やコストの削減などの効果を得る事は難しい」と話し、「農地の規模拡大や、空いた時間に別の農産物を育てるなど収益の向上に向けた経営改善を行う事が必要だ」と説明しました。
スマート農業の定着については、「技術やデータを活用できる人材を育てる事が重要だ」と話していました。
シンポジウムには、農家や自治体、信大農学部の関係者などおよそ100人が出席しました。