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羽柴晴雄さん宅 クリンソウ見頃
伊那市手良野口の羽柴晴雄さん宅のクリンソウが見頃を迎えています。
羽柴さん宅には、ピンクや白のクリンソウ3千株が植えられています。
羽柴さんは、30年ほど前に、伊那市の緑化イベントでもらった苗2株を植え、育ててきました。
クリンソウは、サクラソウ科の多年草です。
花びらが円状に重なるのが特徴で、その様子から「幸福を重ねる」という花言葉があります。
自宅の敷地内からは、延命水として知られる「鳥の宮湧水」が湧き出ていて、水気の多い環境がクリンソウを育てるのに適しているということです
縦に7段ほど咲くクリンソウは、現在3から4段咲いていて、6月中旬まで楽しめるということです。
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洞泉寺で大般若会
伊那市美篶の洞泉寺で、仏教の教えが書かれた全600巻の経典を読み上げる大般若会が、4月30日に行われました。
大般若会は、経典を上から下へ落とすようにして読む「転読」という方法で行われました。
経典は600巻という膨大な量があり、すべて正しく読み上げるには時間がかかるため、この方法で行われています。
上から下に落とすときの風にあたると、1年間無病息災や家内安全などのご利益があるとされていて、洞泉寺では毎年4月30日に法要を行っています。
新型コロナの影響で去年までは役員のみで法要を行っていましたが、今年は4年ぶりにコロナ前と同じ形式で行いました。
横山凌雲住職は「暗いニュースが多い世の中だが、まずみんなで笑って一歩、二歩と先へ進んでいきたい」と話していました。
この日は、市内の曹洞宗の住職と檀家などおよそ80人が参加しました。 -
伊那市社会福祉協議会の篠田会長が退任あいさつ
伊那市社会福祉協議会の元職員による不祥事の責任を取り、17日付けで辞任した篠田貞行会長が17日に退任のあいさつをしました。
篠田会長は2月に判明した成年後見制度担当元職員による使途不明金事件の責任を取り、辞任しました。
これを受け、臨時の評議員会と理事会が開かれ、理事8人の互選で新たな会長に前 伊那市副市長の林俊宏さん71歳が就任しました。
林会長の任期は前会長の残任期間となる、6月22日までです。
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市内農家を対象の有機稲作講座
伊那市長谷で農業振興に取り組む長谷さんさん協議会は、農薬や化学肥料を使用しない有機稲作の講座を18日に開きました。
講座には市内の農家およそ15人が参加しました。
講師は栃木県で無農薬・有機稲作を行っているNPO法人民間稲作研究所の舘野廣幸理事長が務めました。
舘野さんは「農薬や化学肥料、遺伝子組み換え技術を使わず健全な土壌や生態系、環境づくりを行うことが有機農業の基本です」と説明していました。
講義の後には近くの田んぼで代掻きの研修が行われました。
水を多く入れ、土を混ぜることで、雑草の種子が土の下に埋まり、雑草が出にくい田んぼになるということです。
講座は全4回で、次回は6月22日に開かれる予定です。
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伊那まつり市民おどり参加連説明会
8月5日に開催される第66回伊那まつりの市民おどりへの参加を検討する人に向けた説明会が12日、市役所で開かれました。
12日は52団体・およそ70人が説明会に参加しました。
今年の市民おどりは区間を縮小し、坂下入舟交差点から春日公園下交差点までの1.1キロの区間で、最大2,000人規模で行います。
直近の2019年は1列3人だった連の並び方は、今年は1列2人とし、前後左右の人との間隔を1.5メートルを目安に空けるということです。
最大2,000人規模としていますが、参加希望が上回った場合で、新型コロナの感染状況が落ち着いていれば、参加人数の上限や、列の人数、間隔の緩和を検討するということです。
おどり連の最終打ち合わせは7月28日に行われる予定です。 -
古布を活用キルトアート
古布を活用したキルトアートやリメイク作品の展示会「布・SDGsの花畑」が伊那市のかんてんぱぱホールで開かれています。
N会場には、松本市在住で展示会代表の徳嵩よし江さんのキルトアートや古布のリメイク作品を中心に20人の作品が展示されています。
徳嵩さんの作品のうち、こちらは東日本大震災の復興を応援しようと作ったキルトアートです。
また高さ3.5メートルの春夏秋冬をイメージした4つの作品などが展示されています。
会場には県内外から作品を見に訪れていました。
材料には布団や着物、野良着などが使われていて、徳嵩さんは「昔からある日本の布の魅力を作品を通して伝えたい」と話しました。
多くに人に楽しんでもらおうと小物や制作キットなども販売をしています。
展示会は22日月曜日までかんてんぱぱホールで開かれています。 -
伊那市社会福祉協議会の新会長に林俊宏さん
伊那市社会福祉協議会の篠田貞行会長が辞任したことを受け、前伊那市副市長の林俊宏さんが新しい会長となりました。
2月に事故死した伊那市社会福祉協議会の元職員が、成年後見制度の利用者の口座から1,300万円あまりを無断で引き出していた件で、責任を取り篠田貞行会長が17日付で辞任しました。
これを受けて前伊那市副市長の林俊宏さん71歳が新しい会長となりました。
任期は残任期間となる、17日から6月22日までとなります。
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最高気温32.8度 5月の記録更新
17日の伊那地域の最高気温は32.8度となり、統計を取り始めた1993年以降、5月として最も高い気温となりました。
伊那市の東春近小学校では、27日の運動会に向けて1年生が玉入れの練習をしていました。
子ども達は途中、熱中症対策の為、日陰で休んだり、水筒の水やお茶を飲み、水分を補給していました。
17日の伊那地域の最高気温は午後2時36分に32.8度と、平年に比べ10.3度高く、5月の観測史上最高となりました。
長野地方気象台では、18日も最高気温は31度まで上がり暑くなりますが、19日は平年並みの22度に戻ると予想しています。
気温差がある事から体調管理や熱中症に注意するよう呼びかけています。
上伊那広域消防本部によりますと午後4時現在、熱中症とみられる症状での搬送は無いという事です。 -
コロナ情報 上伊那は36人県内321人(8日~14日の週報)
新型コロナウイルスは今月8日に5類感染症へと移行したため、県の発表は、1週間の定点医療機関あたりの数字となりました。
17日発表の、8日から14日までの週報で、上伊那は36人で定点あたり4・5人、全県は321人で定点あたり3.65人でした。
長野県は、7日で毎日の発表は止めていて、毎週水曜日に、保健所毎の定点医療機関あたりの患者数を発表します。
17日発表となった8日から14日の保健所毎の定点あたりの患者数は
伊那保健所は36人
北信保健所は52人
上田保健所が51人
諏訪保健所が36人
佐久保健所が26人、
飯田保健所が15人、
松本保健所が8人、
長野保健所が6人、
木曽・大町保健所がそれぞれ3人、
長野市が39人、
松本市が46人で
全県で321人でした。
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伊駒アルプスロード 用地取得へ
伊那市と駒ヶ根市を結ぶ伊駒アルプスロードのうち天竜川に渡す橋梁を含む伊那市の東春近と西春近の1.7kmの区間で用地取得や道路設計が今年度から始まります。
伊駒アルプスロードのうち、整備に向け測量や用地取得が行われるのはこの区間が初めてです。
16日は伊那市役所で整備を行う飯田国道事務所が住民を対象に説明会を開きました。
伊駒アルプスロードは、伊那市美篶から駒ケ根市赤穂までつなぐ、全長11.6kmのバイパスです。
このうち今回は、東春近の県道車屋大久保線から西春近の南部浄化センターまでの1.7kmを先行整備区間としています。
道路幅は、のり面を含めおよそ67mで、片側2車線の全4車線で整備する計画です。
飯田国道事務所の浅井直実副所長は「国道153号の渋滞解消と安全確保に向け、1日でも早い完成を目指したい」と話していました。
飯田国道事務所では、今後、地権者を対象に説明会を開く他、現地に看板を設置するとしています。
着工時期については、用地取得後となるため現段階では未定だという事です。
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認定こども園はらぺこで園児が味噌づくり
伊那市手良の認定こども園「NPO法人山の遊び舎はらぺこ」で5月17日園児たちが味噌を作りました。
この日は園児およそ30人と保護者20人が参加し、味噌作りをしました。
作り方を教えたのは園長の小林成親さんです。
前日に大釜で煮た10キロの大豆を、園児たちがすり鉢や機械で潰しました。はらぺこでは「食を通じてこころと体を育む」活動の一環として、味噌作りに毎年取り組んでいて、今年で19回目となります。
潰した大豆に麹や塩を混ぜ、丸めて味噌玉を作ります。味噌玉はこれから1週間ほど藁で寝かせて、樽に仕込みます。
参加した保護者は「自宅で作るのは大変だが、みんなで一緒にできて楽しい」と話しました。
できた味噌は給食で使われていて、この日はサラダのドレッシングに使われました。
味噌は樽で1年間寝かせて、来年の今ごろ食べられるようになるということです。
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大芝高原の魅力や課題を意見交換
森林空間のこれからの活用方法について民間事業者からアイディアや意見を募る、森林サービス産業オープン・ラボが17日に南箕輪村の大芝高原で開かれました。
17日は、県内外の森や山に関する事業者など29人が参加しました。
参加者は村の職員の説明を聞きながら、大芝高原内にある施設やみんなの森を視察しました。
その後、森の学び舎で森、施設、教育の3グループに分かれて大芝高原の魅力や課題について話し合いました。
それぞれのグループでは、大芝のアカマツを使った木工体験教室を開いたらどうか、若い人に来てもらうために写真映えするスポットをつくったらどうかなどの意見が出されていました。
このオープン・ラボは林野庁の森林空間を健康や観光などの分野で活用する新たなサービス産業、森林サービス産業の取り組みを進めるために、公益社団法人国土緑化推進機構が開いたものです。
県内では南箕輪村以外に、きのうは上松町で、きょうは須坂市でも開かれました。
村では、きょう出された意見を今後の森づくり実施計画の参考にしていきたいとしています。
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南箕輪村 地域公共交通会議
箕輪村の村内巡回バス「まっくんバス」の昨年度の利用者が4年連続で減少したことがわかりました。
4月20日、村民センターで開かれた地域公共交通会議で報告されました。
昨年度のまっくんバスの利用者は10,322人で、前の年度より79人少なく、平成30年の13,479人から、4年連続で減少しました。
特に昨年の7月から12月にかけて利用者が減少しました。
村では新型コロナ第8波の影響と分析しています。
村は利用促進策として、昨年度から実施している75歳以上の高齢者の運賃無料化を今年度も引き続き行っていくとしています。
また、この日は地域公共交通計画の策定に向けての協議会も新たに設置されました。
協議会は日常生活に必要な交通手段の確保について協議する場として、地域全体の交通網について議論を進めていくことになっています。
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伊那市 コロナ対策など3億5千万円追加
伊那市議会臨時会が16日に開かれ、新型コロナ対策を含む、3億5,000万円を追加する一般会計補正予算案が可決されました。
物価高騰対策を含む第35弾の新型コロナ対策事業では、国の交付金を活用した事業として、住民税非課税世帯に3万円を支給する事業に1億9千万円、
低所得の子育て世帯に児童1人あたり5万円を支給する事業に7千万円、
照明のLED化支援では、一般家庭は上限2万円、地区の集会施設は上限10万円を補助する事業に4千万円となっています。
市独自の事業では、食品の値上げによる給食費の保護者負担を減らすための事業に990万円となっています。
この日提出されたこれら補正予算案は、全会一致で可決されました。
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MBC 東日本軟式野球大会出場へ
箕輪町を拠点に活動する社会人の軟式野球チーム、MBCミノワベースボールクラブは、6月3日から東京都で開かれる東日本軟式野球大会に出場します。
15日は、MBCの堀川郁夫監督、主将の向山慎太郎さん、内野手の北原和樹さんが町役場を訪れ、白鳥政徳町長に出場を報告しました。
MBCは、箕輪町を中心とした19歳から29歳の社会人が所属するチームで、週に3〜4回、番場原運動場で練習をしています。
去年10月の県大会で優勝し、東日本軟式野球大会への出場を決めました。
東日本大会に出場するのは、2016年以来3回目で、最高成績はその時の準優勝だということです。
第45回東日本軟式野球大会は6月3日から5日に東京都で開かれ、MBCは初戦、東京都板橋区のチームと対戦します
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前原太陽光発電施設 伊那市が業者に建設不許可通知
伊那市前原で建設が予定され、去年9月に条例逃れの指摘が、今年3月には業者の手続きに不備があったことが明らかになった太陽光発電施設について、伊那市は業者に対し建設不許可の通知を先月下旬に出したことが16日、分かりました。
伊那市では、不許可とする事例は今回が初となります。
この日開かれた、伊那市議会全員協議会で、長谷川洋二顧問弁護士が説明しました。
この太陽光発電施設は、県外の業者が前原で建設を計画しているもので、去年9月に登記を分筆することにより、住民の同意を得ずに計画を進める「条例逃れ」との指摘がありました。
さらに、今年3月には、建設に関わる水路工事の手続きに不備があったことが判明しました。
これらの事案を受け、伊那市は4月28日付けで業者に対し、建設不許可の通知を出しました。
長谷川弁護士は、今後この業者が伊那市に対し行政訴訟を申し立てることが想定されるとし、不許可の理由が正当であるかどうかが争点となるとの見方を示しました。
建設地周辺では、住民が反対を訴える看板を多くたてていることや、同意を得ずに工事を進めたこと、工事に関する手続きの不備などが不許可処分の理由として主張できるのではないかとしています。
また、不許可処分が取り消された場合は、業者側が損害賠償を請求する恐れもあるが、そのリスクを考えた上で不許可にしたと説明しました。
伊那市では、今後も住民の意見を尊重しながら、適切な対応をしていきたいとしています。
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エコキャップをモデルカーに 環境教育に活用
伊那市内で回収したペットボトルのキャップを使い、日産自動車の子ども向け環境教育で使用するモデルカーに生まれ変わらせるプロジェクトが16日から始まりました。
プラスチックごみの削減と再利用を目指す地産地消型の環境教育のチャレンジが全国で初めて伊那市から始まります。
16日は伊那市内で記者会見が開かれ、プロジェクトの内容が公開されました。
日産では、地球温暖化や電気自動車について学ぶ子ども向けの「日産わくわくエコスクール」を開催しています。
今回のプロジェクトでは、エコスクールで使用するプラスチック製のモデルカーを、伊那市で回収したペットボトルキャップで作ります。
まず、市内の小学校などに回収ボックスを設置し児童からペットボトルキャップを集めます。
キャップは伊那市社会福祉協議会の障害者福祉施設の利用者が洗浄、色分けを行います。
その後伊那市富県で製品設計開発を行うスワニーが粉砕、成形を行います。
そうして完成したモデルカーを使い、伊那市の児童を対象にスクールを開催する計画です。
今年度は7月からキャップを集め500個を生産、11月以降にスクールを開催する計画です。
この取り組みは、伊那市、伊那市社協、日産、スワニーの他、モデルカーの基盤開発を行う茨城県の㈱ノエックス、全体のプロデュースを行う愛知県の㈱ミヨオーガニックの6者で行うものです。
モデルカーは手回し式で充電するもので、電気自動車の仕組みを学ぶことができます。
このプロジェクトで市内外の異業種連携や、障がい者の雇用の創出を行うと同時に、伊那市発の新しい地産地消型の環境教育コンテンツとして全国に広げていきたいとしています。
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松本山雅 南箕輪村南部保育園でサッカー指導
南箕輪村の南部保育園の園児が16日、一般社団法人松本山雅SC南信のコーチからサッカーを教わりました。
16日は村南部保育園の年中、年長園児が、チームに分かれて試合を行いました。
指導したのは、サッカーの普及や選手の育成に取り組む一般社団法人松本山雅SC南信のコーチ2人です。
試合前に園児たちはコーチの掛け声に合わせ準備体操しました。
松本山雅SC南信では、体を動かすことの楽しさを知ってもらおうと南信地域で巡回指導を行っています。
ミニゲームでは、子どもたちがコーチと一緒にボールを追いかけていました。
南箕輪村では、今年度すべての保育園で指導が行われます。
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伊那新校の学習空間考えるワークショップ
伊那市の伊那北高校と伊那弥生ケ丘高校を再編統合する伊那新校の校舎の学習空間を考えるワークショップが15日伊那市創造館で開かれました。
ワークショップには高校生や教職員、地域住民など約50人が参加しました。
この日はテーマごと8つのグループに分かれ、意見を交わしました。
このワークショップは、長野県教育委員会と伊那新校の設計を担当する2つの事務所が開いたものです。
今年3月から4回にわたり開かれ、15日はこれまでのまとめを行いました。
参加者は、どんな新校にしたいか意見を発表していました。
今後、県はワークショップで出された意見を参考に基本計画を策定し、7月には一般に公開する予定です。
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箕輪町で夢まちフェスタ
町内の起業者らの活動を応援するイベント夢まちフェスタが12日に箕輪町の夢まちLaboで開かれました。
この日は母の日の前日ということもあり、プレゼントが出来るキーホルダーやハンドメイドのアクセサリーが並びました。
訪れた人たちは、教わりながらキーホルダーなどを作っていました。
他にも、ヨーヨー吊りや駄菓子の販売などもあり、訪れた子供たちが楽しんでいました。
このイベントは、町内の起業者らの活動を応援しようと月に1回開かれているものです。
次回の夢まちフェスタは、来月17日に開かれます。
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長谷中山さん宅でホロホロ鳥の卵 収穫
アフリカ原産の鳥「ホロホロ鳥」の卵の収穫作業が、伊那市長谷溝口の中山幾雄さん宅で始まっています。
ホロホロ鳥は、アフリカ原産のキジ科の鳥で、食鳥の女王と呼ばれるなど高級食材として利用されているということです。
中山さん宅では、40年ほど前からホロホロ鳥を飼育していて、現在は80羽ほどいます。
暖かい時期に卵を産むということで、毎年5月~10月上旬にかけて収穫が行われています。
中山さんの父親が40年ほど前に、「山の中でもできる農畜産業」として、数軒の農家と一緒に飼い始めたのがきっかけだということです。
担い手の高齢化や鳥が獣に襲われるなどにより、現在長谷で飼育しているのは中山さん宅のみとなっています。 -
伊那市社協 事務局長ら4人を減給の懲戒処分に
2月に事故死した伊那市社会福祉協議会の元職員が、成年後見制度の利用者の口座から1,300万円あまりを無断で引き出していた件について、市社協は当時の事務局長ら4人を減給の懲戒処分にしたと15日発表しました。
伊那市社協によりますと、懲戒処分となったのは、当時の事務局長と事務局次長、上伊那成年後見センター担当課長と担当係長の4人で、減給10分の1、期間は1か月から3か月となっています。
なお、篠田貞行会長については今月17日で引責辞任するとともに、今年2月以降の報酬については返納する予定だということです。
伊那市社協では「現在審議中の第三者委員会“再発防止対策検討委員会”の答申を受け、さらなる再発防止に取り組む」としています。
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南箕輪村 国の交付金活用し商品券など配布へ
南箕輪村は、国の新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金を活用し、商品券の配布や学校給食費の補助などを行う考えを、15日に示しました。
15日は、村議会全員協議会が役場で開かれ、村が概要を示しました。
今年度予定している国の交付金を活用した事業は、電気・ガス料金の高騰対策として、村民1人につき3,000円の商品券を配布する事業に4,800万円、農業者に対する燃油燃料高騰対策支援として上限10万円を補助する事業に790万円、食材費の高騰を受け小中学校の給食費を1食あたり25円補助する事業に780万円、住民税非課税世帯に3万円を支給する事業に3,400万円となっています。
総事業費はおよそ9,800万円で、補正予算案を6月定例議会に提出する予定です。 -
わたしの想い出作品展
みのわ美術会の会員有志4人による展示「わたしの想い出作品展」が箕輪町文化センターで15日から始まりました。
会場には洋画の松田道子さん、宮下宏行さん、陶芸の小島佳世子さん彫刻の宮坂富雄さんの作品40点が並んでいます。
この作品展は過去に一度展示し、その後は物置や押し入れで眠っている想い出の作品をもう一度見てもらいたいと4人でつくる想い出作品会が企画したものです。
こちらは箕輪町の松田道子さんが描いた上の平城跡の桜です。
2019年3月から5月までの間、総理官邸に展示されたということです。
想い出作品会では「異なるジャンルの作品が一緒に展示してあるのでコラボレーションを楽しんでもらいたい」と話していました。
「わたしの想い出作品展」は箕輪町文化センターで20日(土)まで開かれています。
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20代男性 両足骨折の重傷労災事故
15日の午前8時16分、南箕輪村神子柴の会社敷地内で、20代の男性が作業中に両足の骨を折る重傷労災事故が発生しました。
伊那警察署の発表によりますと、両足の骨を折る大けがを負ったのは、下伊那郡高森町の会社員 前島哲也さん29歳です。
前島さんは会社の敷地内で、フォークリフトを運転していたところ横転してフォークリフトの下敷きになったものです。
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山小屋で提供 手作り味噌仕込み
伊那市観光株式会社が運営する中央アルプスと南アルプスの山小屋で提供する手作り味噌の仕込み作業が15日に行われました。
西駒山荘、仙丈小屋、北沢峠こもれび山荘、塩見小屋の管理人ら4人が伊那市観光株式会社社長の白鳥孝伊那市長の自宅で作業をしました。
大豆は伊那市産を使っていて、大釜で茹で上げていきました。
その後、専用の機械に入れてすり潰しペースト状にしていました。
すり潰した大豆は市内の酒造店がつくった麹と混ぜ合わせていきました。
仕込んだ味噌は来シーズン用のもので、専用の容器に入れて1年ほど寝かせ熟成させるということです。
量はおよそ200キロです。
完成した味噌は味噌汁にして登山者に提供されます。
今シーズンの山小屋の営業は仙丈小屋は6月15日から、塩見小屋は7月1日から、西駒山荘は7月8日からです。
なお、こもれび山荘はすでに営業が始まっています。
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保科正之生誕412年祭
旧高遠藩主保科正之公生誕412年祭が29日、伊那市高遠町の歴史博物館前庭で行われました。
歴史博物館前庭には保科正之と母親お静などの石像が建立されています。
生誕祭は保科正之公の大河ドラマをつくる会幹事会が開いたもので、つくる会会長の白鳥孝伊那市長のほか正之にゆかりのある、会津若松市や猪苗代町から約40人が出席しました。
保科正之は徳川三代将軍家光の異母兄弟で、藩主として高遠藩をはじめ、山形藩、会津藩を治めていました。
白鳥市長は「正之公を偲ぶとともにその遺徳を全国に広げていきたい。」とあいさつしました。
また正之の子孫で会津松平家14代当主の松平保久さんは「正之公は高遠での暮らしで培った知見を治世に反映させた」と話していました。
大河ドラマをつくる会では大河ドラマ実現のために署名活動を行っていて生誕祭が行われた先月29日現在、62万2,224人分が集まっているということです。
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春季北信越高校野球長野県大会 伊那北の試合結果
春季北信越高校野球長野県大会に出場している、伊那北高校の14日の試合結果です。
伊那北は準決勝進出をかけて諏訪市のしんきん諏訪湖スタジアムで松本国際と対戦し、2対3で敗れました。
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箕輪町公民館モルック体験会
木の棒を投げてピンを倒し得点を競うフィンランド発祥のスポーツ「モルック」の体験会が、箕輪町のながたドームで14日に開かれました。
体験会は小学生以上を対象に開かれました。
参加者は、担当者からルールを教えてもらいながらゲームを行いました。
モルックは、北欧フィンランド発祥で、木の棒を投げてピンを倒し、得点を競うスポーツです。
ピンには、1から12の数字が書かれています。
1本倒すとその数字が得点になりますが、2本以上倒した場合は、倒した本数が得点になり、先に50点ちょうどになった方が勝ちとなります。
投げる、歩くなどの運動だけではなく、計算も必要のため脳のトレーニングにもなるということです。
主催した箕輪町公民館では「年間を通して子どもから高齢者まで楽しめるモルックを知ってもらいたい。今後は町のスポーツとして普及できるように取り組んでいきたい」と話していました。
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上伊那ママさんバレーボール年代別交流大会初開催
上伊那ママさんバレーボール連盟が主催する上伊那年代別交流大会が14日に伊那市のロジテックアリーナで初めて開かれました。
大会はバレーボールを生涯運動の一環とし、上伊那地区のチーム同士の交流を図るため、今回初めて開催されました。
この大会のために編成した混合チームとなっていて、45歳以下の3チームと45歳以上の4チーム、60歳以上の1チームの合わせて8チームが参加しました。
各チームが2試合ずつ行い、1試合2セットの得失点で勝敗を決めていきました。
上伊那ママさんバレーボール連盟によると新型コロナの影響で各大会の中止が続いたことから、こうした大会の開催は4年ぶりだということです。
連盟では「選手が楽しくプレーしている姿が見られ、無事に大会を終えることができてよかった」と話していました。