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来年度予算編成 市長査定始まる
伊那市の来年度当初予算案の市長査定が12日から始まりました。
市長査定は冒頭のみ公開されました。
白鳥孝市長は「物価高騰など様々な社会の変化が押し寄せている。より良い予算編成ができるよう、細かいところまで踏み込みながら予算査定をしていきたい」とあいさつしました。
予算編成の基本方針として「社会の変容に対する先を見据えた取り組み」や「すべての福祉に漏れがない取り組み」などをあげています。
予算化を検討する主な事業は、伊那北駅周辺整備事業や低所得の妊婦の初回産科受診の支援、小型木質バイオマス発電設備整備、高遠さくらホテルの改修などとなっています。
市長査定は、2月上旬まで行う予定で、来年度当初予算案は2月中旬に発表されます。 -
中曽根の獅子舞14日に奉納
箕輪町の無形民俗文化財に指定されている中曽根の獅子舞が14日に奉納されます。
11日は、本番に向けての練習が行われました。
箕輪町中曽根では、小正月の伝統行事として、五穀豊穣や家内安全を願い、獅子舞が行われています。
新型コロナの影響で2021年から去年まで獅子舞の奉納は中止となりました。
11日は、保存会のメンバー15人が公民館に集まり、14日の行事に向けた練習を行いました。
中曽根の獅子舞は、およそ200年ほど前、伊那市西箕輪の羽広の獅子舞に影響を受けて始まったとされています。
2頭の雌獅子で舞うのが特徴で「肇国の舞」や「剣の舞」など5つの舞で構成されています。
保存会では、去年8月と11月にそれぞれ2回練習をしていて、今年に入ってからは昨夜が初めてです。
今回初めて獅子頭を担当する55歳の山田敦史さんです。
10年近い経験者から体や手の動きなどについて指導を受けていました。
保存会の会長は、公民館分館長が務めます。
中曽根の獅子舞は14日の朝、区内の八幡社で奉納した後、公民館など5か所で舞を披露することになっています。
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長野県全域に医療警報発出
長野県は、新型コロナウイルスの患者数と入院者数の増加が続いていることから、12日に全県に医療警報を発出しました。
県は、入院者数が警報発出の目安となる300人を大幅に超える状況が続いているとして全県に「医療警報」を12日に発出しました。
9日午前0時時点の入院者数は409人でうち中等症は59人、重症は1人です。
県では、重症化リスクの高い人を守るため、手洗いや換気などの基本的な感染対策の他、医療機関などではマスクの着用を呼び掛けています。
また、新型コロナワクチンの追加接種の検討も呼び掛けています。
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ごみから出てきた現金 職員が飲食代で消費する不祥事
上伊那広域連合は、クリーンセンター八乙女に搬入されたごみの中から出てきた現金9万円のうち5万2千円を、警察に届け出ずに職員10人が飲食代として消費したという不祥事が発覚したと、12日に発表しました。
上伊那広域連合は、13日に記者会見を開き、詳しい内容について説明するとしています。
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長野県農業法人就業フェア
新たな農業の担い手を確保するため、農業法人で働きたい人、信州での就農を考えている人を対象にした農業法人就業フェアが、伊那市のJA上伊那本所で6日に開かれました。
南信を中心とする15の農業法人などが出展し、ブースを訪れた人が説明を受けていました。
就業フェアは、長野県などが15年ほど前から、長野地域を中心に開いているものです。
南信での開催を求める声が事業者からあり、初めて伊那市で開かれました。
就農に興味のある人と、人材を確保したい農業法人のマッチングの場にしようと開かれています。
会場では就農相談のブースも設けられ、訪れた人が相談していました。
フェアに訪れるのは、学生から定年退職者まで幅広い年齢層で、県外からも参加があったということです。
この日は、23組27人が訪れました。
なお、この就業フェアは、13日にも長野会場で開かれます。
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高遠高校芸術コース卒業制作展 あすから
伊那市高遠町の高遠高校芸術コースの3年生による卒業制作展、芸術フェスティバルが13日から信州高遠美術館で開かれます。
会場には芸術コース書道専攻の3年生10人の作品と、美術専攻の3年生9人の作品が展示されます。
この展示は、芸術コースの学習成果の発表の場として毎年開かれています。
書道専攻は、県書道展に展示された作品や、石に文字を刻む篆刻などおよそ30点を展示します。
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箕輪町 被災地に災害用携帯トイレを支援
箕輪町は能登半島地震により被災した石川県河北郡内灘町へ災害用携帯トイレ5,000個を15日に搬送します。
12日は15日の出発を前に職員2人が白鳥政徳町長に報告を行いました。
内灘町へ災害用携帯トイレを届けるのは、企画振興課みのわの魅力発信室の鈴木清次室長と総務課 防災・セーフコミュニティ推進係の小野智弘さんの2人です。
箕輪町は災害時相互応援協定を結んでいる愛知県幸田町からの要請を受け、幸田町と協定を結んでいる石川県の内灘町へ携帯トイレ5,000個を届けることにしました。
内灘町では、9日現在、およそ1,000世帯で断水が続いているということです。
白鳥町長は「町として支援できることはないか、被災地の現状を確認してきてもらいたい」と話していました。
携帯トイレは15日に内灘町役場へ届けられ、各家庭に配布されるということです。
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霜町実業団 干支だるま予約受付
伊那市高遠町の商店主で作る霜町実業団は、2月11日のだるま市に合わせて今年の干支「辰」をモチーフにしただるまを販売します。
今年の干支「辰」にちなんだ白い龍のだるまです。
高さは14センチ、価格は税込み1,600円です。
予約は来月6日までで、電話とメールで受け付けています。
電話:080-9703-0245
メール:etodaruma@gmail.com
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日本酒の寒仕込み 最盛期
伊那市高遠町の酒蔵仙醸では、冬の寒さを利用して日本酒を仕込む寒仕込みがピークを迎えています。
午前8時半頃、酒蔵から米を蒸す蒸気が上がっていました。
11日は蔵人4人が、辛口の純米酒の仕込みを行っていました。
酒米が蒸しあがると、ベルトコンベアの上で冷ましていきます。
冷ました米はホースを通り、タンクの中に入れ、2~3週間発酵させます。
仙醸では10月から5月にかけて仕込みを行いますが、寒さの厳しい1月から2月がピークです。
今年は例年に比べ気温が高い日が続いていますが、酒造りには影響はないということです。
仙醸ではコロナ禍以降海外との取引が増えていて、今日仕込んだ辛口純米酒は国内に出荷されるほかヨーロッパに輸出されるということです。
寒仕込みのピークは来月まで続きます。
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上伊那広域消防 意見発表会
上伊那広域消防本部の職員が日頃の業務で感じた意見の発表会が11日に開かれ、伊那消防署の堀越達貴さんが最優秀賞に選ばれました。
意見発表会には、伊那消防署の2人が参加しました。
最優秀賞に選ばれた消防士の堀越さんは、当直の職員が当番制で作っている夕食について、調理と出動が重なり夕食を作れないことに対する解決策を提案しました。審査員からは、問題点を見つけて、自分なりに解決策を導き出したことが評価されました。
また、優秀賞の丸山達海さんは、搬送の際に、病院に正確な情報を把握してもらうため、救急隊から写真や動画を送ることを提案しました。
意見発表会は、職員が日頃の業務で消防や防災について感じたことを発表するものです。
意見発表会は、これまで各消防署から1人が参加していましたが、業務の負担を減らすため、初めて参加する職員に絞り開かれました。
最優秀賞に選ばれた堀越さんは、2月に飯田市で開かれる県の発表会に出場します。
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上古田スケート場 今季オープン中止
箕輪町は、暖冬の影響で氷が張らないことから、上古田スケート場の今シーズンのオープンを中止することを11日に発表しました。
上古田スケート場は、13日(土)にオープンを予定していましたが、暖冬の影響で十分な厚さの氷が張らず、安全なリンクを設営することが難しいことから、オープンの中止が決まりました。
中止は、1987年の運営開始以降、2020年に続いて2回目です。
箕輪町では、来年も中止となった場合、継続を検討するとしています。
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第1回桜開花予想 高遠城址公園4月1日
民間気象情報会社のウェザーニューズは、今年1回目の桜の開花予想を、11日に発表しました。
高遠城址公園は4月1日となっています。
11日にの高遠城址公園です。
ウェザーニューズによりますと、伊那市高遠町の高遠城址公園の開花は4月1日となっています。
今年は、2月から3月の気温は平年より高い見込みですが、開花直前は気温が安定せず、開花は去年より遅れる予想です。
なお、去年は観測史上最速の3月25日に開花、4月1日に満開を迎えています。
第2回の開花予想は2月上旬の予定です。 -
中村不折の油絵 伊那市に寄託
幼少期を伊那で過ごした書家で画家の中村不折の作品が、長野市の信濃教育博物館から4日に伊那市に寄託されました。
寄託されたのは、中村不折が描いた油絵「佐久間象山」です。
大正2年に公開された肖像画で、長野市の信濃教育博物館の収蔵庫で保管されていました。
この日は、博物館の武田育夫館長らが市役所を訪れ、絵の説明をしました。
中村不折は、明治から昭和にかけて絵画や書、俳句の分野で活躍した芸術家で、東京で生まれ、幼少期を高遠町で過ごしました。
作品は、20日から信州高遠美術館で開かれる「地域のお宝展」で展示されることになっています。
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新春ふれあい祭り 20日開催
伊那商工会議所女性会は20日土曜日に「新春ふれあい祭り」を伊那商工会館で開催します。
9日は新春ふれあい祭りについて伊那商工会館で記者発表が行われました。
伊那市内の店を中心に飲食やハンドメイド体験など21ブースが出店される他、ステージ発表も予定されています。
女性会のブースではおしるこ300杯を無料でふるまう他にお手玉体験や紙芝居が行われます。
伊那商工会議所女性会は23人で構成されていて、これまでに環境美化活動や紙芝居の披露など地域との交流を大切にした活動を行ってきました。 -
ものづくり教育 箕輪町の小中学生の作品が並ぶ
箕輪町の小中学生の作品が並ぶ「ものづくり教育プログラム展示会」が箕輪町文化センターで11日から始まっています。
会場には今年度学校の授業で作った作品およそ200点が飾られています。
遠足で拾ったどんぐりを使った置物や、クリスマスのミニツリーなどが展示されています。
「ものづくり教育プログラム」は使う人を意識したものづくりをすることで、思いやりや細かな配慮を身に着けてもらおうと町教育委員会が2007年度から行っているものです。
展示会は22日月曜日まで町文化センター展示コーナーで開かれています。 -
仲仙寺で神願様を祀る
伊那市西箕輪の仲仙寺の参道入り口に家内安全を願うワラで作った蛇の神「神願様」が3日に祀られました。
3日は午前8時に1年間祀られていた神願様が下ろされました。
この後、仲仙寺の広間で作業が行われ、稲わらを編んで全長およそ4メートルの新しい神願様を作りました。
2024年はうるう年で、胴体のたてがみの御幣は例年より1本多い13本が取り付けられました。
口は蛇の形をしていて頭に角があることから竜をかたどったものとも言われています。
50年近く作っている小池富治さんは「作り方や寸法など、後世に残せるようにまとめ伝えていきたい」と話していました。
完成すると、師田和香住職により入魂式が行われました。
作った神願様は、仲仙寺の参道入り口にあるサワラの木にかけました。
毎年1月3日に仲仙寺の門前に住む5軒が中心となり奉納しています。
江戸時代からおよそ300年続く伝統行事で、神願様は1年間祀られます。
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110番の日にあわせ啓発活動
1月10日は、110番の日です。
南箕輪村の大芝の湯では、110番の正しい利用と特殊詐欺被害防止を呼びかける啓発活動が行われました。
10日は伊那警察署の署員や清水閣成教育長など南箕輪村駐在所連絡協議会のメンバーおよそ10人が啓発グッズを配りました。
配布したグッズは110番通報の正しい利用が書かれたチラシや特殊詐欺被害防止を呼びかけるカレンダーなどが入っています。
伊那警察署によりますと、管内の2023年の1年間の110番通報の件数は3,287件でこのうち、およそ1割が急を要さない通報だったということです。
伊那警察署では急ぎの通報でない場合には、警察相談専用電話
#9110にかけてほしいと呼び掛けています。
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羽広の獅子舞 仲仙寺の奉納に向け稽古始まる
伊那市西箕輪羽広の住民でつくる羽広獅子舞保存会は、14日の仲仙寺での獅子舞の奉納に向けた稽古を9日に行いました。
9日は稽古の初日です。
羽広の獅子舞は家内安全や五穀豊穣を願うもので、およそ400年続く小正月の伝統行事です。
羽広区第6組公民館では雄獅子を担当する羽広地区の南側の地域が稽古をしていました。
獅子頭の担い手は年々少なくなっていて、今回は15年ほど前に一度経験している、青木優さん41歳が務める予定です。
羽広区第3組公民館では雌獅子を担当する羽広地区の北側の地域が稽古をしていました。
今回、雌獅子の獅子頭は白鳥敬さん53歳が務めます。
白鳥さんは18年ほど前に獅子頭を経験しているということです。
稽古では先輩たちから舞い方の指導を受けていました。
羽広の獅子舞は伊那市の無形民俗文化財に指定されています。
雄獅子と雌獅子の舞い合わせが特徴で、全国的にも珍しいということです。
14日に伊那市西箕輪羽広の仲仙寺で舞いが奉納されます。
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伊那少年剣道クラブ鏡開き
伊那少年剣道クラブの鏡開きと初稽古が8日、伊那市の伊那東小学校で行われました。
鏡開きには小学生から一般までクラブ員16人が参加しました。
指導にあたっている飯島浩さんは「去年は南信柔剣道大会の団体戦小学生低学年の部で優勝することができた。今年は伊那市内で開催されるので2連覇を目指そう。」と激励しました。
ほかに伊那少年剣道クラブで指導を始めてから35年の節目を迎える飯島さんに感謝状が贈られました。
またクラブを代表して児童2人が新年の誓いを発表しました。
初稽古では裸足となり、大きな声を出していました。
伊那少年剣道クラブでは当面、2月の昇級審査に向けて稽古に励んでいくということです。 -
第5回美術部・創作部合同展
上伊那の中学校の美術部と創作部による「第5回美術部・創作部合同展」が伊那市のかんてんぱぱホールで開かれています。
会場には上伊那の5つの中学校の美術部と創作部の生徒120人の作品およそ200点が展示されています。
伊那ケーブルテレビ放送エリア内からは伊那市の東部中学校と春富中学校が参加しています。
合同展は他校の生徒の作品に触れ、お互いの交流の機会にしようと開かれていて、今回で5回目となります。
ある生徒は「それぞれの学校の特徴や個性の違いを楽しんでもらいたい」と話していました。
第5回美術部・創作部合同展は15日(月)までかんてんぱぱホールで開かれています。
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南原保育園でどんど焼き
正月飾りを燃やして無病息災を願う、どんど焼きが南箕輪村の南原保育園で10日行われました。
保育園の隣にある南原グラウンドには、園児や職員の家から持ち寄った正月飾りやダルマが積み上げられました。
園児たちは、今年1年健康で過ごせるように手を合わせていました。
南原保育園のどんど焼きは、1年間の健康を祈る行事として毎年行われています。
数年前まではおき火になると餅を焼いて味わっていましたが、のどに詰まる危険があることから、安全のため、やめることになったということです。
10日は未満児から年長までの園児およそ180人が参加しました。
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新型コロナ週報 上伊那111人 全県1,110人
新型コロナウイルス感染症の週報です。
10日発表の1日から7日までの届け出状況は、上伊那は111人で定点あたり13・88人、
全県は1,110人で定点あたり
12・61人でした。
上伊那が100人を超えるのは去年10月4日の発表以来、全県が1,000人を超えるのは去年9月20日の発表以来です。
10日発表となった1日から7日の保健所ごとの患者数は、
伊那保健所は111人、飯田保健所で143人、長野保健所で119人、上田保健所で117人、
諏訪保健所111人、佐久保健所で84人、松本保健所で82人、北信保健所で80人、
大町保健所で31人、木曽保健所で28人長野市で103人松本市で101人、
全県で1,110人でした。
上伊那が100人を超えるのは去年10月4日の発表以来、全県が1,000人を超えるのは去年9月20日の発表以来です。
患者届け出数が、上伊那は定点あたり前回の10.38人に対し13・88人で増加
全県は10.65人が12・61人で増加しています。
県内の9日午前0時時点の入院者数は409人でうち中等症は59人、重症は1人です。
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箕輪町・南箕輪村 消防団出初式
箕輪町消防団の出初式が7日行われ、市中行進と4年ぶりとなる観閲式が行われました。
出初式には消防団の109人が参加しました。
今回、市中行進のスタートは安全確保のためこれまでの箕輪南宮神社からJA上伊那箕輪町支所に変更され、役場までのおよそ800メートルを行進しました。
その後、箕輪町文化センター前で白鳥政徳町長と丸山巌団長の観閲を受けました。
観閲式は新型コロナ以降4年ぶりとなりました。
式典では、1日に発生した能登半島地震の犠牲者の冥福を祈り黙とうが捧げられました。
丸山団長は「消防団は地域防災力の充実強化に欠くことのできない存在となっている。引き続き連携を深めていきたい」と訓示しました。
箕輪町内では去年1年間に6件の火災がありました。
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小中学校で始業式 3学期始まる
冬休みが終わり、伊那市・箕輪町・南箕輪村の多くの小中学校で9日から3学期が始まりました。
伊那市の伊那東小学校3年梅組では、児童が冬休みの宿題の書初めなどを提出していました。
3学期の目標についてのプリントが配られ、一人ひとり考えていました。
体育館では全校児童約600人が集まり始業式が行われました。
田中智之校長は、「きょうから新たな気持ちで生活をしましょう。ぜひ、今年の自分の目標や意気込みを言葉にしてみてください」と話していました。
伊那東小学校の3学期は47日間で、スキー教室やスケート教室などが予定されています。
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伊那地域 今季最低-8.3度
9日の伊那地域の最低気温は午前7時25分に氷点下8.3度と、今季1番の冷え込みとなりました。
箕輪町の上古田スケート場には、部分的に氷が張っていました。
9日の伊那地域の最低気温は午前7時25分に氷点下8.3度を記録しました。
今季1番の冷え込みとなりましたが全体に氷は張らず、まだ水のところもありました。
箕輪町では13日のオープンを予定していますが、このまま凍らなければ今年は中止の可能性もあるということです。
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石川県に上伊那消防本部から16人が派遣
令和6年能登半島地震に対する長野県の緊急消防援助隊として、上伊那広域消防本部から16人が石川県珠洲市に派遣されます。
9日は、上伊那広域消防本部で結隊式が行われました。
派遣されるのは、上伊那の6つの消防署の16人です。
10日の午前0時に出発し、13日まで活動します。
現地では捜索や救出活動、緊急搬送などを行います。
結隊式で上伊那広域連合長の白鳥孝伊那市長は「被災された皆さんの気持ちに寄り添って働いてくれることを期待しています」と話していました。
長野県からは、161人が派遣されます。
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箕輪町の工場で火事
箕輪町の工場で8日、午前3時45分頃火事がありました。この火事によるけが人はいませんでした。
伊那警察署の発表によりますと火事があったのは箕輪町木下の有限会社カネカプレーティング箕輪工場です。
火は30分後の午前4時17分に消し止められましたが工場の水道管約2メートル45センチが焼けました。
けが人はいませんでした。
伊那警察署で火事の原因について調べを進めています。
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箕輪町で年越し屋台村
食べ物や生活物資を無償で提供する年越し屋台村が箕輪町の木下公民館で12月29日に行われました。
年越し屋台村は、年末年始を安心して迎えてもらおうと、上伊那医療生協や箕輪町などでつくる新型コロナ緊急生活支援ネットワークが開いたもので今回が5回目です。
会場には食料品や衣料品が並び各フロアから好きなものを選んで持ち帰っていました。
わたあめや焼きそばなども振る舞われました。
今回初めて参加した箕輪ロータリークラブは、菓子などが入った福袋を訪れた人たちに手渡していました。
会場では、他にコンサートや
餅つきなども行われ、地元の親子らも訪れ楽しいひと時を過ごしていました。
新型コロナ緊急生活支援ネットワークでは月に2回、様々な困りごとに対する相談会を開いていて、生活困窮者の支援につなげていきたいとしています。
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箕輪町富田の向山さん ほんだれ様飾り付け
箕輪町富田の向山喜通さんは、農作物の豊作や林業の安全を祈願する小正月の風習「ほんだれ様」の飾り付けを、7日に行いました。
7日は、向山さんが自宅の敷地内でほんだれ様の飾り付けを行っていました。
ほんだれ様は、台座を含め、高さは3mほどあります。
榊など3種類の木を使い、枝の先には米粉で作った繭玉や半分皮をむいたクルミの木を飾り付けていました。
クルミの木を稲穂が垂れた様子に見立てていることから「ほんだれ様」と呼ばれています。
20年ほど前まで養蚕業を営んでいた向山さん宅では、小正月の神様を迎える飾りとして、毎年1月7日にほんだれ様を作っています。
農機具や山仕事で使う道具の他、新型コロナの収束を願ったマスク、熊よけの鈴も飾り付けられています。
ほんだれ様は、今月20日まで飾るということです。 -
伊那市消防団出初式&消防フェスタ
伊那ケーブルテレビ放送エリア内の伊那市・箕輪町・南箕輪村の消防団で、出初式が7日に行われました。
このうち伊那市出初式には、消防団や赤十字奉仕団など423人が参加しました。
春日公園第2駐車場を会場に分列行進が行われ、白鳥孝市長や日下部良也団長らの観閲を受けました。
日下部団長は、「消防団活動で得た知識や技術を、地域に伝える活動を行って欲しい」と訓示しました。
伊那市では去年1年間に前の年より4件少ない27件の火災が発生しています。
出初式に合わせて、会場では消防フェスタが行われました。
火災予防や防災意識の向上を図ることを目的に去年から行っているもので、はしご車の試乗体験などが行われました。