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合理的配慮の提供 4月から義務化
4月から事業者の障がい者の困りごとへの対応が義務化されることを受け研修会が8日に伊那市役所で開かれました。
研修会には障がいのある人や福祉関係者などオンライン参加を合わせて60人が参加しました。
講師は長野県健康福祉部障がい者支援課の馬場美保さんが務めました。
県の総人口200万人の内、6.5%にあたる13万人が障害者手帳を持っているということです。
馬場さんは「差別のない社会を実現するためにはお互いに歩み寄ることや、障害に対する知識が大切です」と話していました。
障害者差別解消法の改正により、事業者の障害者からの困りごとの対応が、4月から義務となります。
これまでは努力義務でした。
この研修会はかみいな圏域差別解消協議会と上伊那圏域地域自立支援協議会が障がい者の為の法律や条例の周知を目的に合同で開いたものです。 -
高校後期選抜試験 志願者数
長野県教育委員会は、6日に行われる公立高校後期選抜試験の志望変更受付締め切り後の志願者数を29日に発表しました。
上伊那では上伊那農業高校・伊那北高校理数科・赤穂高校普通科以外のすべての高校・学科で定員割れしています。
辰野です。
普通は48人に対し47人が志願し、0.98倍。
商業は20人に対し12人で
0.60倍です。 -
上伊那の就活事情をテーマに意見交換会
箕輪地区しんきん経営者の会による上伊那の就活事情をテーマにしたパネルディスカッションが6日に箕輪町文化センターで行われました。
パネルディスカッションでは、アルプス中央信用金庫箕輪いほく支店の支店長がコーディネーターを務め、進路指導を行っている長野県南信工科短期大学校の教授や高校教諭のほか、町内の会社経営者あわせて6人が意見を交わしました。
このうち南信工科短大の松原洋一教授は「学生はしっかりと会社を選んでいる印象がある。学んだ技術を活かし地元で就職したいという傾向が強い」と話していました。
また箕輪地区しんきん経営者の会の会長でフクロヤ家具総合センターの唐澤修一社長は「新卒採用では会社見学を行い会社を知ってもらうように取り組んでいる」と話していました。
パネルディスカッションは、経営者の人材確保のヒントにしようと箕輪地区しんきん経営者の会が開いたもので、およそ50人が訪れました。
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上伊那農業高校でネパール渡航団 結団式
ネパールの農業高校と交流を進めている、南箕輪村の上伊那農業高校で22日、ネパール渡航団結団式が行われました。
ネパールに派遣されるのは、2年生の河合蒔さん、根津柚希さん、大塚穂波さん、1年生の小田桐陽菜さん、冨田和稜さんの5人です。
ネパールへの派遣は、国際協力機構JICAの事業として行われているもので、上農高校をモデルに、ネパールの農業高校の教育強化や国際的な視野を持った人材の育成を目的としています。
生徒たちは派遣に向け、去年11月からネパール語の学習や異文化体験のワークショップなどの事前学習を行ってきました。
派遣期間は3月10日から8日間で、大使館やJICAへの訪問も予定されています。
ネパールへは、上農高校の5人の他、信州大学農学部の学生や職員など合わせて13人が渡航する予定です。
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美篶分団第3部 保育園で防災講座
防災や防火に関心を持ってもらおうと伊那市消防団美篶分団第3部は、防災講座を19日美篶西部保育園で行いました。
園庭には消防団の車両が登場し、園児たちは防火服を身につけ記念撮影をしていました。
美篶分団第3部の、19日に参加した団員6人のうち、4人が保育園に子どもを預けている保護者です。
自分たちの子どもを預けている保育園のために何か貢献活動したいと考え、去年から行っています。
防災や防火に関する○×クイズも行われました。
講座には未満児から年長までの園児およそ70人が参加しました。
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伊那タクシーと白川タクシーが24時間営業から撤退
伊那市の伊那タクシーと白川タクシーは、労働規則の改正や運転手不足により3月いっぱいで24時間営業から撤退することが28日までに分かりました。
伊那タクシーは平日は午前2時から6時まで、週末は午前4時から6時まで電話の受け付けを休止します。
また白川タクシーは平日は午前2時から6時半まで、週末は午前4時から6時半まで電話の受け付けを休止します。
2社ともに運転手の高齢化で夜勤に対応できる人数が限られているということです。
伊那市駅近くの居酒屋です。
2社の撤退により、上伊那地域での24時間営業を行うタクシー会社はなくなるということです。
また、労働規制の改正により伊那バス株式会社などは4月からダイヤ改正を行います。
新宿行きの始発の時間を30分ほど遅くし、新宿発の最終便を40分ほど早めることで運転手の負担軽減につなげたいとしています。
便数はこれまでと変わらないということです。
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山寺の福澤章子さん 折り紙人形飾り
伊那市山寺の福澤章子さんは、毎年桃の節句にあわせて折り紙でひな人形飾りを作っています。
福澤さんは、大正14年生まれの98歳です。
元小学校の教諭で、昔から手先を動かすことが得意だったということです。
70代後半から折り紙を折り始めました。
こちらは、3日かけて作ったひな人形です。
折り紙を何枚も重ねて作っているということです。
自宅にはこれまで作ったものも飾ってあります。
こちらは以前福澤さんが作った人形に孫が紙で作った鼓を取り付けたものです。
他に、福澤さんの娘が作ったものもあります。
折り紙のひな人形は桃の節句の来月中旬まで自宅に飾るということです。
3月3日には親子3代で人形を見ながら食事を楽しむ予定です。
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箕輪町郷土博物館 ミニ企画展「箕輪の冬って何がある?」
リニューアル事業のため現在休館中の箕輪町郷土博物館の収蔵品を展示するミニ企画展「箕輪の冬って何がある?」が町文化センターで開かれています。
会場には、大正から昭和までに実際に使われていた冬の生活用品およそ20点が並んでいます。
こちらは昭和初期まで雪の降る寒い日に防寒対策として使われていた、わらでできた雪靴です。
こちらは昭和40年ごろに作られた百人一首です。
絵札だけでなく取り札にも鮮やかに色付けされています。
会場では現在も続いている地域の冬の伝統行事もパネルで紹介されています。
ミニ企画展「箕輪の冬って何がある?」は町文化センターで3月3日まで開かれています。
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箕輪町森林ビジョン 大枠決まる
箕輪町の今後50年間の森林整備の方向性を示す森林ビジョンを策定する検討委員会が22日町地域交流センターで開かれビジョンの大枠を決めました。
委員会は去年8月に発足し、4回目の今回が最終となります。
今回はパブリックコメントで住民から寄せられた意見を元に森林ビジョンの最終案について委員らが話し合いました。
森林ビジョンでは町の面積の6割を占める山や林について、来年度から50年間で町民や地域がどのように関わり整備していくかを定めるものです。
最終案では「災害が少なく、安全・安心であること」「箕輪町の暮らしを彩り、支え、みんなが通いたくなる森であること」「資源を育み、もたらすこと」を3つの柱にしています。
この日に出た意見を元に事務局で文言の修正を行い、3月中に本編と解説編を完成させ、広報誌や図書館、ホームページで周知していくということです。 -
伊那市の魅力向上へ 意見聞くWS
伊那市の魅力向上を目的に、市民などから意見を聞くワークショップ「フューチャーセッション」が産業と若者が息づく拠点施設alllaできょう開かれました。
フューチャーセッションはテーマ別に3回予定されていて、初回の25日は伊那の食文化をテーマに参加者が体験談や感じたことを出し合いました。
あるグループでは他の地域との味付けの違いについて意見が出されていました。
伊那市の人口は20年後には7割に減少するデータがあります。
交流人口・関係人口を増やすことが必要だとして伊那市では観光客やふるさと納税者の満足度向上を目指しています。
今年度地域資源を掘り起こす一環としてワークショップが開催されています。
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上伊那教育会「郷土研究発表会」
上伊那の教職員で作る上伊那教育会の郷土研究部の研究発表会が、1/27、伊那市内で開かれました。
いなっせ4階にある上伊那教育会館では自然の部の発表が行われました。
自然の部では、植物・野鳥・動物など6班が発表しました。
そのうち、植物班は、戸台川流域でみられる中国原産の外来植物・フサフジウツギなどの植生分布について報告しました。
1998年の調査と比較しながら、分布を確認したところ、フサフジウツギは、標高1600mの藪沢まで分布が拡大していることが新たに分かったということです。
郷土研究部は、自然の部と人文の部の11班に分かれ、教職員がテーマを決めて研究を行っています。
毎年、研究成果を発表していて今年で45回目となります。
なお、人文の部も、同じ日に創造館で発表会を開きました。
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国家資格対応ドローンスクール 3月に開校
伊那市山寺の加藤航太さんは、国家資格に対応したドローンスクールを、来月1日に伊那市内で開校します。
スクールを開校するのは、ドローンを使った農業支援などを行うCROSSBIRD代表の加藤航太さんです。
27日は加藤さんが南箕輪村の信州大学農学部のグラウンドでテスト飛行を行っていました。
開校するスクールでは、民間企業が発行する免許を取得できる一般向けのコース、国家資格が取得できるコース、農薬散布コースの3つがあります。
受講料は一般向けが16万5,000円、国家資格コースが12万9,800円となっていて3日間で取得することができます。
加藤さんによると、国家資格に対応したドローンスクールは伊那市では初めてだということです。
加藤さんはドローンを使って農業の省力化を行い、人手不足や高齢化の課題解決を目指しています。
スクールには、農家向けの農薬散布コースもあります。
農薬の散布は人の手だと10アールあたり20分かかりますが、ドローンを使用すると5分で終わらせることができるということです。
農薬散布コースの受講料は9万円程となっていて1日で取得することができます。
申し込みは、電話またはメールで受け付けています。
講習は信州大学農学部のグラウンドなどで行うほか、企業に出向むくことも可能だということです。
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伊那朗読の会発表会
上伊那の朗読愛好者で作る伊那朗読の会の発表会が、伊那市の伊那公民館で25日に開かれました。
発表会では、会員6人が、童話や小説の一場面を朗読しました。
伊那朗読の会は、伊那市と箕輪町の6人が所属していて、月に1度集まり練習を行っています。
発表会は年に1回開いていて、今回で38回目です。
このうち、伊那市の宮下良子さんは宮沢賢治の「注文の多い料理店」を朗読しました。
伊那朗読の会では、「作品の内容が胸におちるような朗読を目指し、これからもコツコツと活動を続けていきたい」と話していました。
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女性対象の仕事相談会
長野県は、女性を対象にした仕事相談会を伊那市のいなっせで27日に開きました。
この相談会には、福祉や運輸、販売業など上伊那の14社が出展しました。
子育て中の女性を中心におよそ30人が訪れ、企業の担当者から話を聞きました。
この相談会は、女性の再就職を支援しようと県の「地域就労支援センター・Jobサポ」事業の一環で開かれたもので、子どもと一緒に参加できます。
会場では、参加者が子どもを抱いたまま説明を聞いたり、子どもたちがキッズスペース遊んだりしていました。
出展した企業は、仕事内容や就業環境などについて説明していました。
「女性のためのおしごと相談会」は、これまでに県内7か所で開かれました。
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箕輪町議会3月定例会開会 組織改編に関わる議案など44議案
箕輪町議会3月定例会が26日に開会し、来年度からの組織改編に関わる議案など44議案が提出されました。
組織改編では、課の新設や統廃合、名称変更などを行います。
新設されるのは、住民環境課の業務を再編し衛生環境や公共交通、防犯の業務を担う「くらしの安全安心課」です。
課内には、外国人や若者が安心できる町づくりを行う多文化共生・男女共同参画推進室が設置されます。
また、総務課の防災・セーフコミュニティ推進係を危機管理係に改めます。
福祉課には新たに生活相談室を設置し、福祉だけでなく生活全般の相談対応を行います。
ほかに、税務課の名称を住民税務課に変更し、住民係を統合します。
子ども未来課の名称はこども未来課(こども家庭センター)に変更し、新たに保育園室を設置します。
組織改編に関する議案が可決されれば、4月1日から移行されます。
この日はほかに、過去最高となる総額131億円の来年度一般会計当初予算案など、44議案が提出されました。
町議会3月定例会は、3月5日と6日に一般質問、13日に委員長報告と採決が行われます。
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南箕輪村 地域おこし協力隊と議員が意見交換
南箕輪村の地域おこし協力隊員と村議会議員が、活動状況や課題などについて意見を交わす懇談会が、1月29日に役場で開かれました。
29日は、村議会議員と地域おこし協力隊員が集まり、意見を交わしました。
懇談会は、地域おこし協力隊の取り組みを聞き、村政に活かしていこうと昨年度から開かれているものです。
現在、村では11人の協力隊員がスポーツ振興や教育現場でのICTの活用、男女共同参画の推進などに取り組んでいます。
このうち、映像制作を通じて村をPRしている内田元也さんは、「伝統行事振りまんどを、フィクションを交えて紹介するCMを作成しました。その他にも、アスパラガスの廃棄部分を活用するため、サプリメントの開発に取り組んでいます」と自身の活動を紹介しました。
議員からの「若い世代の移住やUターンを促進するために必要なことは?」との質問に対し、移住定住支援に取り組む鹿谷碧さんは、「子育て支援に特化した取り組みを行い、近隣市町村との違いを明確化してはどうか」などと話していました。
ある議員は、「それぞれが特技を活かして村の発展のために活動してくれていてありがたい。今後も情報共有をしながら協力していきたい」と話していました。 -
池上秀畝生誕150年記念展「秀畝の画業」
伊那市高遠町で生まれ花鳥画や山水画を得意とした日本画家・池上秀畝の生誕150年記念展「秀畝の画業」が伊那市高遠町の高遠歴史博物館で開かれています。
記念展には秀畝を代表する花鳥画や高遠町を描いた屏風絵、若い頃に描いた仏画など70点が展示されています。
池上秀畝は明治7年高遠町に生まれ、昭和19年に70歳で亡くなった日本画家です。
文展で3年連続特選を受賞、帝展では審査員を務めるなど日本画壇の新たな時代を築いた一人とされています。
こちらは秀畝が作品を製作するために書き貯めたスケッチです。
風景や植物などが描かれ、年を重ねるにつれて構図へのこだりも変化した様子がわかります。
また、太平記の一場面を描いた「楠公訣別」は下図と共に展示されています。
生誕150年展は、秀畝の功績を多くの人に知ってもらおうと、伊那市や長野市、東京都のあわせて6つの文化施設で展覧会が予定されていて、トップを切って地元の高遠町で始まりました。
また高遠町歴史博物館、信州高遠美術館、伊那市創造館、伊那文化会館の市内の4館では期間中、秀畝の作品を印刷したカードを無料配布します。
池上秀畝生誕150年記念展「秀畝の画業」は6月16日まで、高遠町歴史博物館で開かれています。
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2月26日 伊那餃子まつり
2月26日のつつむの語呂に合わせて、「伊那餃子まつり」が26日、伊那市のベルシャイン伊那店で開かれました。
イベントは伊那市と南箕輪村の10の飲食店でつくる伊那餃子会が開いたものです。
7店舗の餃子のなかから3店舗のものをランダムに入れた「餃子福袋セット」が、1セット12個入り1,000円で販売されました。
雑穀アマランサスを使用した伊那餃子会オリジナルの餃子の冷凍販売も行われました。
昼時になると、買い物客が買い求めていました。
伊那餃子会では、つつむの語呂に合わせて毎年2月26日に「餃子の日感謝デー」として伊那餃子まつりを開いています。
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高遠城址公園さくら祭り 入園料値上げ
高遠城址公園さくら祭り対策打ち合わせ会議が、伊那市高遠町の総合福祉センターやますそで26日に開かれました。
今シーズンは、入園料を大人100円、子ども50円値上げします。
26日は、打ち合わせ会議が開かれ、関係者およそ50人が出席しました。
今シーズンは、3月23日土曜日に公園開きを行います。
運営経費や桜の維持管理費にあてるため、入園料を大人500円から600円に、子ども250円から300円に値上げします。
料金の改定は、2002年以来です。
なお、伊那市民は、引き続き無料となります。
昨シーズンは、3月25日開花、4月1日満開と記録が残る中でともに過去最速となりました。
有料入園期間は3月26日からの15日間で、有料入園者数は10万5,661人となっています。 -
伊那広域シルバー人材センター 会員の作品展
伊那広域シルバー人材センターの会員による作品の展示会が、26日から始まりました。
伊那市西町の伊那広域シルバー人材センターワークプラザには、会員35人の作品およそ80点が展示されています。
作品は、油絵や写真、盆栽など様々です。
伊那広域シルバー人材センターは、伊那市・箕輪町・南箕輪村・辰野町の60歳以上が対象で、現在607人の会員がいます。
それぞれが仕事をしながら趣味で制作した作品を展示しているということです。
また、伊那地区の女性会は、去年12月に開かれた手芸講習会で制作した「クラフトかご」を展示しています。
伊那広域シルバー人材センターでは、「丹精込めて作った力作・傑作・自信作が並んでいるので多くの人に見てもらいたい」と話していました。
作品展は、29日木曜日まで開かれています。 -
第3回桜開花予想 高遠城址公園3月28日
民間気象情報会社のウェザーニューズは第3回桜開花予想を15日に発表しました。
伊那市高遠町の高遠城址公園は3月28日で前回の発表より2日早くなっています。
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西春近北小 二分の一成人式
10歳の節目を祝う二の一成人式が伊那市の西春近北小学校で9日に行われました。
二分の一成人式には、今年度10歳になる4年生の児童と保護者およそ50人が出席し節目を祝いました。
式ではこの日のために去年の11月から練習してきた太鼓や合唱などを発表しました。
児童を代表して酒井康宇君は「家族や地域の人たちのおかげでここまで成長できました」と話していました。
式では、感謝の言葉をつづったアルバムを保護者に手渡しました。
保護者を代表して山田尚弘さんは「これからも、明るい未来に向かって進めるよう応援していきたい」と話していました。
西春近北小学校では、家族や地域の人たちに感謝しようと、毎年二分の一成人式を行っています。
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働きやすい環境づくりへ 工事現場を点検
長野県は、働きやすい建設や工事現場の環境づくりの取り組みの一環で、伊那市の環状北線の現場の点検を1月25日に行いました。
この日は、長野県建設業協会女性部会や県の職員などおよそ20人が、環状北線の中央の工事現場を点検しました。
この点検は、女性や若手技術者など、誰もが働きやすい建設現場をつくるための取り組みの一環で行われました。
ある女性社員は「この現場には女性専用トイレが設置されていて、快適に仕事ができる」と話していました。
県では、「良い事例は取り入れ、心地よく仕事ができる環境づくりに反映させたい」と話していました。
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伊那地域 朝から雪に
25日の伊那地域は朝から雪が降り、午後3時現在の積雪は4センチとなっています。
午前11時頃の伊那市の中心市街地の様子です。
人通りはほとんどなく、歩道にはうっすら雪が積もっていました。
上伊那広域消防本部によりますと、25日午後3時現在の積雪は4センチだと言う事す。
長野地方気象台によりますと、伊那地域は低気圧と寒気の影響で朝から雪となり、26日の明け方まで降り続くという事です。
26日午後6時までの24時間に降る雪の量は、多いところで25センチの予想となっています。
気象台では、路面の凍結や、電線や樹木への着雪などに注意するよう呼びかけています。
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旧井澤家住宅で雅楽演奏会
伊那市西町の旧井澤家住宅で、雅楽の演奏会が25日に開かれました。
この日は、東京都を拠点に活動する演奏家4人が、雅楽の代表曲越殿楽など、4曲を披露しました。
旧井澤家住宅では、現在雛人形展が開かれていて、演奏会はこれに合わせて企画されました。
会場には、およそ60人が訪れ、演奏に耳を傾けていました。
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信州農村歌舞伎祭 3団体が出演
南信地域で受け継がれている伝統芸能を披露する第15回信州農村歌舞伎祭が伊那市の伊那文化会館で25日に行われました。
25日は南木曽町の田立歌舞伎保存会、大鹿村の大鹿歌舞伎保存会、下條村の下條歌舞伎保存会が出演しそれぞれ演目を披露しました。
このうち、田立歌舞伎保存会は、「絵本太功記十段目 尼崎閑居の段」を上演しました。
絵本太功記は、明智光秀を主人公に本能寺の変から天王山の戦いまでを描いたもので十三段あります。
このうち十段目はヤマ場とされていて、母や息子を失う光秀の悲劇が描かれています。
田立歌舞伎は、岐阜県から伝わり300年近い歴史があり、昭和48年には、南木曽町の無形文化財に指定されています。
主催した伊那文化会館では「地域に伝わる歌舞伎を楽しみにしている人が増えている。
これをきっかけに伝統芸能に親しんでもらいたい」と話していました。
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VC長野 25日の試合結果
バレーボールVリーグ男子1部VC長野トライデンツの25日の試合結果です。
VC長野トライデンツはアウェーでJTサンダーズ広島と対戦し、セットカウント0対3で敗れました。
次回は、3月2日と3日に伊那市のエレコムロジテックアリーナでヴォレアス北海道と対戦します。
伊那ケーブルテレビではこの試合の模様を122チャンネルで生中継します。
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3月にウクライナのプラネタリウム解説員 特別投影
ウクライナから東京都に避難しているプラネタリウムの解説員による特別投影が、3月9日に伊那文化会館で行われます。
解説をするのはウクライナでプラネタリウムの解説員をしていたオレナ・ゼムリヤチェンコさんです。
オレナさんは現在日本各地のプラネタリウムで活動していて、今回、県内で初めて一般向けに解説を行います。
特別投影は、オレナさんのウクライナ語の解説に合わせて、日本語訳もあります。
ウクライナで見られる冬から春の星座のほか、文化や歴史などを紹介する予定です。
プラネタリウム特別投影「長野県の星空からウクライナの星空へ」は、3月9日(土)午前11時から、伊那文化会館で行われます。
入場は無料で、予約が必要です。
(伊那文化会館 電話73-8822)
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高遠町平和の文化祭
文化活動を通して平和について考えるイベント「平和の文化祭」が25日まで高遠町総合福祉センターやますそで開かれています。
会場には高遠町の住民有志が制作した絵や書など150点が展示されています。
このイベントは、文化活動を通して平和の尊さを改めて感じてもらおうと、高遠町9条の会や上伊那医療生協などでつくる実行委員会が企画しました。
展示の中には、父親が青少年義勇軍として満州に渡ってから、シベリア抑留を経て帰国するまでの写真や資料をまとめたものもあります。
平和の文化祭は25日まででアニメの上映や健康チェック、うたごえ喫茶などが予定されています。
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ナイジェリアの料理提供
アフリカ西部に位置するナイジェリアの本場の料理を楽しむイベントが伊那市の伊那まちBASEで24日行われました。
イベントを企画したのは、3年前に伊那市へ引っ越してきたナイジェリア出身のフント・アキンボラワさんとオルジミ・アキンボラワさん夫婦です。
ナイジェリアの食文化を知ってもらい本場の味を楽しんでもらおうと企画しました。
アキンボラワさんらが伊那まちBASEのキッチンを使ってナイジェリアの料理を作りました。
24日は3つのセットメニューが用意されました。
このうちトマトソースやスパイスを使ったジョロフライスや豆を使った料理モイモイなどのセットが1人前1000円で提供されました。
ナイジェリアでは、結婚式などのイベントで良く食べる料理だということです。
会場では、ナイジェリアの観光スポットなども紹介していました。
事前予約のあったおよそ100人が訪れ料理を味わっていました。
場所を貸し出した伊那まちBASEでは、「多文化共生に向けた第一歩になればうれしい」と話していました。