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伊那ロータリークラブ 市社協に寄付
伊那ロータリークラブは、ゴルフコンペで集めた現金3万9,000円あまりを、伊那市社会福祉協議会に6月30日寄付しました。
30日は贈呈式が行われ、伊那ロータリークラブゴルフ部の藤澤秀敬さんから伊那市社協の松澤浩一事務局長に寄付金が手渡されました。
ゴルフ部では、去年7月から今年6月にかけて開いたゴルフコンペで、チャリティホールを設けワンオンチャレンジを行いました。
参加者から500円を募り、ワンオンできた人に商品を贈るもので、商品分の金額を差し引いた3万9,129円を寄付しました。
寄付金は伊那市社協が運営する障害者福祉施設などで活用されます。
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南箕輪村で知事との対話集会
阿部守一長野県知事が住民と直接意見交換する県民対話集会が1日南箕輪村で開かれました。
大芝高原にある森の学び舎で開かれた県民対話集会には、村民およそ50人が参加しました。
この県民対話集会は、4期目の阿部知事が去年10月から県内77市町村を巡って開いていて、南箕輪村が55市町村目となります。
南箕輪村のテーマは「子どもが自立するために親・地域・行政は何ができるか」です。
教育や地域の人との関わりなどについての意見が活発に交わされました。
上伊那農業高校の生徒は、地域の人に協力してもらい開発した菓子や伝統食のザザムシを使ったふりかけなどの取り組みを紹介しました。
阿部知事は「身近な資源を有効にいかしていくことが大切。皆さんがいろいろな商品開発をしてくれるのはありがたい」と話していました。
南箕輪中学校の3年生の生徒は、20年後30年後、村に戻ってきたいと思うためには何が必要かクラスで取り組んでいると説明し、阿部知事は「皆さんの活動をさらに深めてほしい」と話し、藤城栄文村長にも考えも求めました。
ある保護者は、「学校では将来に向けてのキャリア教育が進んでいる。親も子どもと一緒にキャリア教育を学ぶ必要があると感じる」と話しました。
阿部知事は「保護者の人たちにもこれから職業がどのように変わっていくか一緒に学んでもらうことが大切だ」と話していました。
対話集会は予定をオーバーし1時間45分ちかく行われました。
また午後には、伊那市でも知事との県民対話集会が行われ、「新しい時代を見据えたまちづくり」をテーマに市民と意見を交わしました。 -
伊那北高校ペン祭はじまる
伊那市の伊那北高校の文化祭ペン祭が30日から3日間の日程で始まりました。
1日と2日は、4年振りに一般公開が行われます。
今年で69回目を数えるペン祭のテーマは「PRESENT」です。
お世話になっている人たちへ日ごろの感謝を込め心に残る文化祭にし、自分たちの可能性を広げようという思いが込められています。
初日の30日は、全校生徒およそ700人が体育館に集まり、開会式が行われました。
開会式では、生徒会が制作した映像が上映された他、軽音楽部による演奏が行われました。
他に、オリジナルのダンスを全校で踊りました。
体育の授業で練習してきたということです。
開会式の最後には、モザイクアートがお披露目されました。
モザイクアートは、縦3m40cm横5mで、クラスごと紙に書かれたマスに指定された色を塗り、つなぎ合わせたということです。
文化祭はコロナ禍を受けて去年まで規模を縮小して行っていましたが、今年は4年振りに一般公開されます。
生徒による食事の提供は行なわず、地元の飲食店に協力してもらいキッチンカーなどによる販売が予定されています。
また、各教室ではクラス展や日ごろの活動を紹介するクラブ展も行われます。
一般公開は1日と2日の2日間行われます。
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JR飯田線赤木踏切で遮断機と衝突
29日の午前11時頃、伊那市西春近のJR飯田線の赤木踏切で小学生を乗せた中型乗用車が下りてきた遮断機と衝突する事故がありました。
この事故によるけが人はいませんでした。
伊那警察署の発表によりますと事故があったのはJR飯田線の赤木踏切です。
駒ヶ根市在住の67歳男性公務員が運転する中型乗用車が、上伊那地域の校外学習の小学生を送迎中に、踏切を通過した際下りてきた遮断機と衝突しました。
運転していた男性と同乗していた児童や教員にケガはありませんでした。
事故の原因について伊那署では調べを進めています。 -
5月の月間有効求人倍率 1.26倍
上伊那の5月の月間有効求人倍率は、前の月を0.04ポイント下回る1.26倍となりました。
5月の月間有効求人数は3,299人、月間有効求職者数は2,626人で、月間有効求人倍率は1.26倍となりました。
全国は1.31倍、県は1.47倍となっています。
雇用情勢については、「改善の動きが緩やかになっている。物価上昇等が雇用に与える影響を注視する必要がある」として判断を据え置いています。
ハローワーク伊那では「原材料やエネルギー価格の高騰を注視しながら、現状を維持していきたい」と話していました。
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箕輪町日輪寺 アジサイ見ごろ
箕輪町南小河内の日輪寺のアジサイが見ごろを迎えています。
日輪寺にはおよそ100株のアジサイが植えられています。
このアジサイは除草剤や殺虫剤、肥料を使わずに地域住民らが協力して育てているということです。
アジサイは来月中旬まで楽しめるということです。
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上伊那 下水道事業で広域連携
上伊那の下水道事業について広域的に協力し、持続可能なものにするための上伊那地域下水道事業広域連携研究会が12日、伊那市役所で開かれました。
この研究会は上伊那地域での大規模災害や施設の老朽化などの課題に対応し、下水道事業経営を持続可能なものとするための研究の場として、上伊那8市町村や県などが参画し、去年の11月に設置されました。
この日はおよそ20人が参加しました。
研究会では、国土交通省関東地方整備局や長野県などから国や県の下水道事業の広域化と共同化の推進への取り組みについて話を聞きました。
また、下水道事業の広域化や処理施設の統廃合についての意見が出されました。
研究会では、下水道料金の大幅な値上げをすることがないよう、5年10年先を見据えた広域連携のあり方などを検討していくとしています。
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画家の三浦輝峰氏 伊那市へ絵画を寄付
画家の三浦輝峰さんがふるさとの伊那市に絵画「御岳遠望」を29日贈りました。
この日は伊那市高遠町の信州高遠美術館で贈呈式が行われ三浦さんが白鳥孝伊那市長に絵を贈りました。
絵画「御岳遠望」は三浦さんの風景画では一番大きいF120号サイズの油絵で御岳山に初雪が降る秋の風景を描いた作品です。
三浦輝峰さんは1942年に伊那市に生まれ1998年からは佐久市に移り住み全日本肖像画美術協会理事長などをつとめています。
伊那市が毎年100歳になった人へ贈る長寿祝いとして三浦さんが絵画を描いていて去年までに18作品を寄贈しています。
三浦さんは「私にとって一番大きい風景画で好きな作品を大切なふるさと、伊那においてもらい嬉しく思う」と話しました。
来場者には空気の爽やかさを感じてもらいたいということです。
作品は信州高遠美術館の郷土の作家展で8月6日日曜日まで展示されています。
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JAM甲信がフリーキッズ・ヴィレッジに助成金贈る
全国の機械・金属製造業の労働組合JAMの支部JAM甲信は、伊那市高遠町山室の認定NPO法人フリーキッズ・ヴィレッジに29日に助成金8万円を贈りました。
伊那市高遠町山室のみんなの村で行われた贈呈式では、JAM甲信 上伊那地区協の橋爪寿一議長からフリーキッズ・ヴィレッジの宇津孝子理事長に目録が手渡されました。
フリーキッズ・ヴィレッジは、不登校やひきこもりの子どもたちの自立支援や里山体験イベントの実施などを行っています。
JAM甲信の橋爪議長は「未来ある子どもたちに役立ててほしい」とあいさつしました。
助成金の贈呈はJAM甲信が、NPO法人や公共的活動団体への寄付活動をサポートする、公益財団法人長野県みらい基金を通して行いました。
2023年度はフリーキッズ・ヴィレッジのほかに上伊那地域と飯田地域の3団体に助成金が贈られたということです。 -
深妙寺のあじさいが見頃
あじさい寺として知られている、伊那市西春近の深妙寺では現在、花が見頃を迎えています。
深妙寺には、およそ200種類2,500株のあじさいが植えられています。
今年は6月初めから咲き始めて、2022年と比べ10日ほど早いということです。
あじさいは今の住職の祖母が多くの人に寺に親しんでもらおうと、40年ほど前に植えたのがきっかけで、株分けして増やしてきたということです。
29日は写真を撮る人や絵を描く姿も見られ、多くの人が花を楽しんでいました。
深妙寺では「今年もきれいに花が咲いた。しっとりと咲く花と寺の風情を楽しんでください」と話していました。
あじさいは7月中旬ごろまで楽しめるということです。 -
伊那北高校クロスペンアカデミー 熊谷さん講演
卒業生から話を聞き教養を高める伊那北高校の薫ヶ丘クロスペンアカデミーが24日に、伊那文化会館で開かれ、映像プロダクション会社の代表を務める熊谷友幸さんが養蚕をテーマに話をしました。
現在68歳の熊谷さんは、伊那北高校を卒業後、上京して映像制作の現場で働き、現在は映画監督・カメラマンとして活動しています。
また、一般社団法人高遠石工研究センターの事務局長を務めています。
講演会では、熊谷さんが制作した映画「シルク時空をこえて」を鑑賞しました。
この映画は、絹をテーマに養蚕業に携わる人などを取材したドキュメンタリー作品です。
国内の生産者の他に、出荷先の海外でも関係者に取材をしたということで、熊谷さんは「辺境の地から大都市まで、絹は多種多様な人々に希望を与え、世界の経済と文化をリードしてきた唯一無二の天然繊維です。伊那谷はその絹のふるさとです」と話していました。
講演を聞いたある生徒は、「絹を通じて世界が繋がっていることに驚いた。地元に誇りを持ちたい」と話していました。 -
箕輪東小でICT教育研究会
箕輪町の箕輪東小学校で、パソコンやタブレット端末を活用した授業の研究会が29日に開かれました。
この日は、町内の小中学校の教職員およそ20人が、3年生の社会科の授業を見学しました。
児童たちは、授業で散策した長岡区の畑や川の位置などを、パソコンの地図アプリを見ながら確認していました。
教職員らは、授業の様子をタブレットで撮影しながら見学しました。
箕輪町は、2014年からデジタル機器を活用したICT教育に取り組んでいて、小中学校の児童生徒に1人1台パソコンを整備するほか、各教室に電子黒板やスクリーンを設置し、授業を行っています。
この研究会は、12月に予定されている、町のICT教育DXセミナーの事前学習として開かれました。
研究会は、セミナーまでにあと2回予定されていて、デジタル機器の継続的な活用を進めていくということです。
町教育委員会では、「多くの事例を見学し、参考にすることで、さらに進んだICT教育ができる環境を整えていきたい」としています。
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伊那中央病院 6年連続赤字の見込み
伊那市の伊那中央病院の昨年度の純損益は、1億7,600万円の赤字で、6年連続で赤字になる見込みです。
27日に伊那市役所で開かれた、伊那中央行政組合議会全員協議会で報告されました。
昨年度の伊那中央病院の収入は、148億円、支出は149億7,600万円で、1億7,600万円の赤字となりました。
伊那中央病院の赤字は、6年連続となります。
高額な薬品の使用や、物価高、電気代高騰の影響もありますが、入院収益と外来収益は、新型コロナ流行前の令和元年度の数字に戻りつつあるということです。
伊那中央病院の累積赤字は、37億6,900万円となる見込みです。
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市議会議員と高校生が意見交換
伊那市議会は、若者に政治や地域に関心を持ってもらおうと、高遠高校の生徒と意見交換会を29日に開きました。
この日は、高遠高校の生徒会役員の3年生13人が議場を訪れ、市議会議員20人と意見交換をしました。
伊那市議会では、若者に政治や地域への関心を持ってもらおうと、2019年から議場や学校で高校生との交流を行っています。
意見交換会はその一環で行われ、生徒たちはほかに14日の6月定例会一般質問も傍聴しました。
議場で高校生が学校紹介をしたあと、5つのグループに分かれ、議員のイメージについてや、地域課題などを話しました。
ほかに、生徒からは「学校までの交通の便を充実させてほしい」「若者が集まれる場所を作ってほしい」などの意見が出ました。
意見交換の内容は、議会のHPで公表するほか、必要があれば市にも伝え、対応するということです。
伊那市議会では、7月に伊那西高校に出向き、生徒たちと交流するということです。
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最高気温29.8度 せせらぎ水路で涼む人も
29日の伊那地域の最高気温は、7月下旬並みの29.8度と夏日となりました。
29日の伊那地域の最高気温は、午後1時13分に29.8度まで上がり、夏日となりました。
伊那市役所のせせらぎ水路では、水遊びをする親子の姿が見られました。
上伊那広域消防本部によりますと、午後4時半現在、伊那市の90代の女性1人が、熱中症とみられる症状で搬送されました。
症状は中等症だということです。
長野地方気象台によりますと、30日の伊那地域は雨で最高気温下がりますが、週末は30度を超える予想だということです。
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大人の社会見学 ハナマルキでみそ作り
一般社団法人長野伊那谷観光局は小学生の時のワクワク感を大人に味わってもらおうと大人を対象にした社会見学ツアーを29日に開きました。
ツアーではチャーターしたバスで移動しました。まず伊那市西箕輪のみそ製造メーカー・ハナマルキを訪れました。
ハナマルキではまず商品について解説を聞き工場で発酵から出荷までの工程を見学しました。
その後はみそ作りを体験しました。
ツアーの参加費は税込み10,500円で上伊那地域を中心に県内外から16人が参加しました。
参加者は大豆を潰し麹と大豆などを捏ねて、みそ作りを楽しみました。
作ったみそは発酵させて、3か月後に自宅に届くということです。
今回のツアーは小学生の時の社会見学を想定した新たな上伊那の観光ルートを長野伊那谷観光局が商品化したものです。
昼食は南箕輪村の大芝高原味工房でとり、午後は伊那市の上伊那クリーンセンターなどを見学しました。
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「おもちゃの病院 伊那」開業
壊れたおもちゃを修理するボランティア「おもちゃの病院 伊那」が、本格的に活動を始めました。
28日は伊那市の富県子育て支援センターで診療を行いました。
受付が始まると、動かなくなったぬいぐるみや、音が鳴らなくなった手押し車など様々な物が持ち込まれました。
修理しているのは「おもちゃの病院伊那」のメンバーです。
上伊那の60代から70代の10人で、2月に養成講座を修了し3月からは月2回修理の練習を行ってきました。
修理は無料で、部品を交換した場合は部品代が必要となります。
音が出なくなった電子ピアノのおもちゃです。
修理の途中ですが状態を確認してもらっていました。
動かくなった猫のぬいぐるみも、2時間ほどして動くようになりました。
28日は全部で41個おもちゃが持ち込まれ、修理できないものは預かって治すという事です。
「おもちゃの病院 伊那」は来月から伊那市の中心市街地にある伊那まちBASEで、月1回のペースで開業する予定です。
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箕輪南小5年生 昔の米作り学ぶ
昔の米作りについて学ぶ講座が28日に箕輪町の箕輪南小学校で開かれました。
箕輪南小学校では、毎年5年生が総合学習の時間で米を育てています。
講座では、箕輪町郷土博物館の柴秀毅副館長が昭和初期まで使われていた道具を紹介しました。
手押し稲刈り機は、カマと違いかがまずに稲を刈ることが出来る事から「体の負担を軽くすることができた」と説明していました。
また、「昔の米作りには木の新芽や花のレンゲ、石灰などを肥料にしていた」と話していました。
児童は5月に田植えを済ませていて、今後は稲の成長を定期的に観察し、記録していくということです。
柴さんは「米作りに使う道具は効率化・省力化してきています。
昔の人は大変だったということを思いながら米を育ててください」と話していました。
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最高気温32.4度 伊那市民プールで清掃
28日の伊那地域は暑い1日となり、最高気温は32.4度で真夏日となりました。来月8日のオープンを前に伊那市民プールの清掃がきょう行われました。
28日は、市や伊那市振興公社の職員、16人がプール清掃を行いました。
オフシーズン中にたまった汚れをブラシや高圧洗浄機を使って取り除いていました。
きょうの伊那地域は南からの暖かく湿った空気の影響を受け、最高気温が午前11時49分に32.4度となり、8月上旬並みの気温となりました。
市民プールの今シーズンの営業は来月8日から8月27日までです。
来月8日から25日までは土日祝日のみの営業で、それ以降8月22日までは無休です。
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上伊那医療生協 男性職員250万円着服
箕輪町の上伊那医療生活協同組合の経理担当の男性職員が上伊那医療生協病院の釣銭用の現金など約250万円を着服し5月に懲戒解雇されました。
上伊那医療生活協同組合によりますと男性職員は、去年9月から今年3月までの間、十数回にわたり釣銭用の現金や備品を購入する金、あわせて約250万円を着服していたという事です。
4月の決算処理で使途不明金が発覚した為、男性職員を問いただしたところ着服を認め、5月に懲戒解雇したという事です。
全額弁償した事から刑事告訴はしない方針です。
組合では再発防止に向け、管理体制を強化し、職員に対する教育を徹底するとしています。
なお、男性職員の着服については、組合が25日に開いた通常総代会で、口頭で説明を行いました。 -
外国人労働者受け入れのセミナー
外国人労働者の受け入れに関するセミナーが28日に伊那市の伊那文化会館で開かれました。
講師は、伊那市の海外人材受け入れ登録支援機関、株式会社AIC社長の小林克規さんが務めました。
小林さんは、特定技能制度を利用した外国人の人材活用について話しました。
特定技能制度は、人材不足を解消するために外国人を労働者として確保するための制度です。
長野県では2022年12月末現在で2,842人、伊那市では91人がこの制度を利用して働いているということです。
小林さんは「企業の人材不足の今、この制度は大事になってくる。利用する場合は、外国人とのコミュニケーションが大事です。」と話していました。
このセミナーは八十二銀行伊那支店が開いたもので、上伊那の企業およそ40社が参加しました。
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新型コロナ週報 上伊那42人県内418人
新型コロナウイルス感染症の週報です。
28日発表の、6月19日から25日までの定点医療機関あたりの届け出状況は、上伊那は42人で定点あたり5.25人、全県は418人で定点あたり4.75人でした。
28日発表となった6月19日から25日の保健所ごとの定点あたりの患者数は、伊那保健所は42人、諏訪保健所で67人、上田保健所で46人、飯田保健所で44人、佐久保健所で39人、松本保健所で35人、北信保健所で29人、長野保健所で18人、木曽保健所で12人、大町保健所で11人、長野市で24人、松本市で51人、全県で418人でした。
患者届け出数が、上伊那は定点あたり前回の7人に対し5・25人で減少、全県は、4.13人が4.75人で増加しています。
県内の27日午前0時時点の入院者数は124人でうち中等症は14人、重症の人はいません。
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箕輪町こども条例策定へ 初会合
箕輪町は、すべての子どもが健やかに育つ地域社会を目指す「こども条例」の制定に向け、関係者から意見を聞こうと26日、初めての会議を開きました。
26日は、箕輪町子ども・子育て審議会が開かれ、こどもを持つ親や保育・教育関係者など15人が参加しました。
箕輪町の2005年の出生数は217人、2020年は137人で、15年間で37%減少しています。
全国は21%の減少、長野県は31%の減少で、国・県に比べ減少率が高くなっています。
町では、少子化対策や子育て支援につなげようと、今年度子ども条例を策定します。
策定に向け、7月から8月にかけ町内の子どもや保護者にアンケートを行うということです。
参加者からは「子どもの権利という言葉を入れてほしい」「普段子どもと接している保育士や教諭の意見を聞く場があるとよい」といった意見が出ていました。
白鳥政徳町長は「町全体で子どもを育てていける環境を作っていきたい」と話していました。
こども条例は来年4月1日施行を目指します。
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農事組合法人田原 小麦「ハナチカラ」刈り取り
伊那市の農事組合法人田原は、上伊那地域で普及を目指す小麦「ハナチカラ」の種用の麦を栽培しています。
27日は刈り取り作業を行いました。
この日は、農事組合法人田原の組合員がおよそ700アールの畑で作業を行いました。
組合員は、3台のコンバインを使って小麦を刈り取っていきました。
「ハナチカラ」は、練るとコシが出る超強力粉タイプの小麦で、麺やパンへの加工に向いている品種です。
上伊那地域ではこれまで、特徴が似た「ハナマンテン」を主力品種として栽培してきましたが、霜に弱く、収量が安定しないという課題がありました。
そのため、JA上伊那では、霜に強いうえ茎が太く倒れづらい「ハナチカラ」に転換し、今年から本格的な栽培が始まっています。
田原で去年、種用の「ハナチカラ」を栽培したところ、収量は「ハナマンテン」より1割ほど多かったということです。
この日刈り取ったものは、上伊那地域を中心に、今年の秋に蒔く種になります。
田原では、28日も刈り取り作業を行うということです。
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JR東海が長谷の森林整備を支援
東京都に本社を置くJR東海は、南アルプスの自然環境の保全を推進しようと、上伊那森林組合・溝口生産森林組合・黒河内生産森林組合の3者と森林の里親基本協定を27日締結しました。
27日は、JR東海の中央新幹線長野工事事務所の杉浦禎信所長、上伊那森林組合代表理事組合長の白鳥孝伊那市長、溝口生産森林組合の西村公一組合長理事、黒河内生産森林組合の原田徳三組合長理事の4者が協定書を取り交わしました。
締結式には、上伊那地域振興局の布山澄局長と、伊那市の伊藤徹副市長も立会人として参加しました。
JR東海では南アルプス周辺の環境保全に取り組んでいます。
今回の協定では、JR東海が里親となり、森林経営計画に基づいて行う整備の経費の一部を支援します。
整備の対象となるのは、伊那市長谷の200haの森林です。
毎年覚書を取り交わし、整備する場所や支援の額などを調整するということです。
協定の期間は2028年3月31日までの5年間です。
なお、JR東海は去年3月に大鹿村とも森林の里親協定を締結しています。 -
電話でお金詐欺 252万円をだまし取られる
今年3月上伊那郡内の70代の男性が、パソコンがウイルスに感染したといわれ252万円をだまし取られる電話でお金詐欺が発生しました。
伊那警察署の発表によりますと上伊那郡内の70代の男性は3月中旬にパソコンを操作中、画面に「ウイルスに感染しています。」などと表示されたため、表示された連絡先に電話したところ、ソフトウェア関係会社社員を名のる男から、「パソコンがウイルスに感染しています。」「インターネットバンキングに感染するとお金が危ない。」「口座の中のお金を安全な場所に移す必要がある。」「ウイルスを除去したらお金は返金します。」などといわれ複数回にわたり、指定された口座に合計252万円を振り込みました。
その後、被害者が金融機関に相談して被害に気付き、27日被害届を提出したということです。
伊那署では、パソコン等にウイルス感染に関する表示がされたり、電話でウイルス感染に関する話をされた場合には、詐欺を疑い、相手に連絡することなく、警察に相談することなどの害被害防止を呼びかけています。
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アンサンブル会が知立市野外センターを取得
知的障がい者の就労支援施設の運営を行う松川町に本部を置く社会福祉法人アンサンブル会は、伊那市西春近の知立市野外センターを落札し、22日付で知立市と売買契約を締結しました。
アンサンブル会では、来年4月から新たな障がい者就労施設として運用を始める計画です。
アンサンブル会は、伊那市・駒ヶ根市・松川町で障がい者就労支援施設を運営しています。
老朽化した施設を改修し、来年4月に障害者就労支援施設を開所します。
新しい施設ではストーブ用の薪の製造やキノコ栽培などを行う予定です。
利用者を受け入れる規模を拡大するため、新たな施設の整備に向けセンターを取得したということです。
知立市野外センターは、愛知県知立市が小中学生の野外学習の拠点として平成7年に建設したもので、老朽化などにより今年3月に閉所し、一般競争入札にかけられていました。
6件の入札があり、アンサンブル会が6,680万円で落札し、22日に知立市と売買契約を締結しました。
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高遠保育園 プール開き
伊那市高遠町の高遠保育園で27日プール開きが行われ、園児たちは水遊びを楽しみました。
プール開きでは初めに無事にプール遊びができるように園児たちは水の神様にお祈りをしました。
この日は年少・年中・年長の園児およそ60人が順番に水遊びを楽しみました。
プールは水温が低く、お湯を入れてぬるくして入りました。
高遠保育園では8月末までプール遊びをするということです。 -
大芝高原まつり ポスター図案など決まる
8月26日(土)に4年ぶりに開催される南箕輪村の「第38回大芝高原まつり」のポスターなどの図案が26日に決まりました。
ポスターの最優秀賞に選ばれたのは、南箕輪中2年の田口真白さんの作品です。
ポスターは、200枚作られ、村内外の店舗などに掲示します。
パンフレットの最優秀賞には、南箕輪中1年の井原夏希さんが選ばれました。
パンフレットは、全戸配布されます。
うちわの最優秀賞には、南箕輪中2年の堀弥星さんが選ばれました。
うちわは来場者に配布されます。
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上伊那農業高校の毛利さん フラワーアレンジで県大会優勝
南箕輪村の上伊那農業高校3年の毛利琴音さんは、県内の農業高校の生徒が出場するフラワーアレンジメントの県大会で最優秀賞を獲得し、全国大会に出場します。
上農高校生命探究科植物コース3年の毛利さんは、17日に佐久市で開かれたフラワーアレンジメントの大会で最優秀賞を受賞しました。
大会は、2種類の作品をそれぞれ50分以内に作り、その技術を競うものです。
好きな花を使って自由につくることができる「フリー部門」で毛利さんが手掛けた作品「はじめの一歩」は、花の華やかさと葉の力強さから「前に進もうとする気持ち」を表現したということです。
カーネーションと菊の2種類を使い、与えられた課題に取り組む「ベーシック部門」で作った作品は、花の魅力を表現することを意識したということです。
県大会には、県内の農業高校から16人が出場しました。
毛利さんは、部活動の時間に地域の生花店からアドバイスをもらいながら技術を磨いてきたということです。
毛利さんは、10月に福井県で開かれる全国大会に出場します。