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伊那青年会議所「ブランドフレーズ」作成へ
伊那青年会議所は、今年度、伊那市、箕輪町、南箕輪村を統一したイメージで表現する「ブランドフレーズ」作りに取組みます。
13日は、伊那商工会館で、地域で活動している団体や行政関係者、一般などが参加しての学習会がありました。
伊那青年会議所によりますと、ブランドフレーズとは、飯田・下伊那地域で定着している「南信州」や北信地域を指す「みゆき野」のような言葉のことで、地域のイメージを高め、活性化につなげようというものです。
年内をめどに、メンバーたちの主な活動エリアである伊那市・箕輪町・南箕輪村の3市町村の統一したフレーズを生み出します。
この日は、各地域の商工会議所青年部や役場職員から地域での活動や観光資源などについて説明を聞き、青年会議所からは、住民は、市町村の枠にとらわれず生活しているなどとしたアンケート結果が報告されました。
今後は、この日の参加者などからフレーズ案を募り、ワークショップや住民アンケートで決定し、8月に公表する計画です -
箕輪、南箕輪 町村議選 期日前投票始まる
任期満了にともなう、箕輪町議会議員選挙の期日前投票が20日から箕輪町役場で始まりました。
町議選は19日告示され20日から町役場で期日前投票が行われています。
町選挙管理委員会によりますと
前回4年前の町議選では、有権者1万9,664人のうち9.4%にあたる1,854人が期日前投票をしているということです。
町選管では期日前投票が住民のあいだに浸透していることから、今回は12%を超える投票を見込んでいます。
町議選の期日前投票は23日土曜日まで町役場で行われ、時間は、午前8時半から午後8時までとなっています。 -
信越花だより 小諸城址懐古園
信越各地から桜の開花情報などをお伝えする信越花便り。
コミュニティテレビ小諸から小諸城址懐古園の桜の開花情報です。
小諸城址懐古園は、「日本の桜百選」に選定されている桜の名所です。
園内の桜は、大正15年に植えられたもので、ソメイヨシノやヒガンザクラなど600本があります。
ここ数日の暖かさで、懐古園馬場のソメイヨシノが5輪以上咲き、17日に小諸市が開花宣言しました。
平年と比べ1週間遅く、去年より4日遅い開花です。
現在桜は、3分咲きで、満開は、24日頃の見通しです。
懐古園では、今月30日まで、桜まつりを開催しています。 -
桜シリーズ
春日公園は、昭和25年から地元西町区や伊那市によって公園整備がすすめられてきました。
公園内のソメイヨシノ150本と、コヒガンザクラ50本は現在満開です。 -
伊那市地域づくり活動支援金事業 9事業採択決定
伊那市は、市民による地域活性化の取り組みを支援する、地域づくり活動支援金事業で、今年度は9事業を採択したと18日発表しました。
今年度は応募のあった9事業すべてが採択されました。
新規5事業、継続4事業で、支援金総額は206万8千円です。
分野では環境整備と歴史文化がそれぞれ3事業、地域活性が2事業、公園整備が1事業となっています。
新規事業は、伊那市長谷の分杭峠を訪れる人が溝口地区に足を止め、散策を楽しめるスポットとして整備する「楽しく歩こう 溝口の郷づくり事業」に50万円、伊那市の歌やまほら伊那100選の名所を市民に紹介し普及する、伊那ビデオクラブの「伊那市の歌」等の映像化事業に30万円などとなっています。 -
植樹したドングリ食べられる
3月、伊那市西春近の貝付沢に土砂災害防止対策の一環で諏訪形区を災害から守る会などがどんぐりの苗木を植樹しました。
しかし、4月16日に植樹したどんぐりの根の茎が野生動物に食べられ全滅状態になっていることがわかりました。
およそ300本植えたどんぐりの苗木は数本しか見られません。
貝付沢周辺は、砂のようなサラサラとした土で崩れやすいため、どんぐりのような、根を深くはる広葉樹を植樹すことが、有効だとされています。
このことから委員会では、先月、H18年の豪雨災害で沢が氾濫し、床下浸水や農道への土砂の流入など、西春近に大きな被害をもたらした貝付沢にどんぐりを植樹しました。
しかし、16日に山菜とりにいった会のメンバーが野生動物に食べられているのを見つけました。
18日、被害にあったどんぐりの苗木を県の林業総合センターに届けたところサルが食べたのではないかという回答がありました。
安曇野市でもこのような事例があったということです。
委員会は、植樹のために拾い集めたどんぐりの実をおよそ3年かけて苗木にしました。
現在は、およそ100本の苗木が残っています。
会では、今後被害を防ぐ対策を考えながら植樹を行いたいとしています。 -
南箕輪村議選 告示
南箕輪村議会議員選挙も、19日告示され、定数10に対し、11人が立候補し、選挙戦に突入しました。
南箕輪村議会議員選挙には、現職5人、新人6人の合わせて11人が立候補し、5日間の舌戦がスタートしました。
それでは、届出順に、立候補者を紹介します。
加藤 泰久さん、64歳、無所属の新人、自営業、田畑です。
三沢 澄子さん、61歳、共産党の現職、政党役員、北殿です。
原 悟郎さん、65歳、無所属の現職、農業、大泉です。
山口 守夫さん、69歳、無所属の現職、農業、久保です。
百瀬 輝和さん、51歳、公明党の新人、建設業、久保です。
久保村 義輝さん、67歳、共産党の現職、農業、南原です。
唐沢 由江さん、61歳、無所属の新人、農業、大泉です。
都志 今朝一さん、62歳、無所属の新人、農業、北殿です。
山崎 文直さん、59歳、無所属の新人、農業、南殿です。
丸山 豊さん、61歳、無所属の新人、農業、神子柴です。
小坂 泰夫さん、44歳・無所属の現職。学習塾経営、田畑です。
南箕輪村の4月18日現在の選挙人名簿登録者数は、1万1186人です。
箕輪町議会議員選挙、南箕輪村議会議員選挙は、24日投票が行われ、即日開票されます。 -
今年の伊那まつり実施の方針
東日本大震災の影響で開催の決定が先送りされていた今年の伊那まつりについて、実施するとの方針が19日、確認されました。
19日は、伊那市役所で伊那まつり実行委員会が開かれ、およそ70人が出席しました。
会議では、今年の伊那まつりの実施について、意見交換が行われました。
委員からは「行事の自粛により飲食店は苦しんでいる」「経済面で2次災害にならないよう例年通り行うべき」など実施すべきとの意見が占め、実行委員会では実施する方針となりました。
伊那まつり実行委員会の事務局によりますと、県内の夏祭りは確認した13の市町村のうち実施予定が5か所、中止が2か所、未定が6か所ということです。
19日に決まった実施の方針は、明日開かれる伊那まつり委員会に報告され、正式に実施が決まるということです。 -
箕輪町議会議員選挙 告示
任期満了に伴う箕輪町議会議員選挙と、南箕輪村議会議員選挙が、19日、告示され、共に定数を1人上回る少数激戦の選挙戦に突入しました。
箕輪町議会議員選挙には、定数15に対して現職7人、新人9人の合わせて16人が立候補し、5日間の選挙戦に突入しました。 -
桜シリーズ(4)
地域の桜をお届けする桜シリーズ。18日は伊那市美篶の六道の堤と伊那公園の桜です。
晴天となった17日、美篶・六道の堤と、中央・伊那公園の様子を伊那市美篶の小山喜美子さんが撮影し、映像を届けてくれました。 -
上伊那8市町村消防団幹部訓練
上伊那8市町村の消防団幹部の訓練が17日、伊那市の富士塚スポーツ公園で行われました。
上伊那消防協会が毎年、新体制になった4月に行っている訓練で、今日は8市町村から部長以上の幹部436人が出席しました。
訓練は、災害現場で指揮をとる幹部の指揮能力と、新入団員などへの指導力を高めるねらいがあります。
現場では、いかに早く隊を編成し、人員を把握できるかが重要ということで、幹部団員は交代で指揮をとり、隊の編成や方向変換などを指示していました。
団員は、指揮に従って隊の列を整える、歩くなどきびきびと訓練に臨んでいました。 -
箕輪町と南箕輪村 病児・病後児保育を実施
箕輪町と南箕輪村は、回復治療中や回復期の子どもを一時的に預かる「病児・病後児保育」を実施します。
18日は、箕輪町の上伊那生協病院南側にある病児・病後児保育施設「いちごハウス」の前で開所式が行われ、関係者およそ20人が祝いました。
病児・病後児保育は、町と村が上伊那生協病院に委託して行うもので、委託料は1人1日2万円です。
利用者が負担するのは3千円で、残りはそれぞれの町村が負担します。
上伊那生協病院の病児・病後児保育は、これまで病院の職員を対象としていましたが、住民からの要望を受け、町と村が病院側に委託したものです。
施設の広さは、55平方メートルで保育室と相談室の他、新たに隔離室が増設されました。
施設には保育士2人と看護師1人が常駐します。
利用時間は月曜日から金曜日までの午前8時から午後6時までで、定員は3人です。
対象は1歳から小学校3年生の子どもで、利用には事前の登録と予約が必要ということです。
利用可能となるのは20日からとなっています。 -
震災を配慮して自粛していた行事や経済活動の自粛緩和などを要望
伊那商工会議所は、東日本大震災を配慮して自粛していた行事や経済活動の自粛の緩和などを18日、伊那市に要望しました。
18日は、伊那商工会議所の向山公人会頭ら5人が伊那市役所を訪れ、白鳥孝市長に東日本大震災の影響に伴う対策支援の要望書を提出しました。
要望したのは、▽これまで自粛してきた行事や経済活動などをできる限り平常通りにし、自粛の緩和をすること
▽震災の影響により売り上げが減少し、資金繰りに苦慮している企業に対する金融支援をすることの2点です。
向山会頭は「行事の自粛により経済活動に影響がでる。支援すべきは支援して、区分けすることが必要」と話しました。
それを受け、白鳥市長は「支える側が沈んでしまったら支えられなくなってしまう。市としてできることを考えていきたい」と話しました。 -
神奈川県在住の伊藤豊吉さんが故大石隆子さんの作品を伊那市に寄贈
神奈川県在住の伊藤豊吉 さんが、日展参事などを務めた書家の故大石隆子さんの作品を18日、伊那市に寄贈しました。
18日は、伊藤さん夫妻が伊那市役所を訪れ、白鳥孝市長に書を手渡しました。
寄贈されたのは、かな文字を専門とする大石さんの作品です。
作品は、「名も知らぬ鳥の鳴く音に仰ぎ見る 空の青さの深きうれしさ」と書かれています。
書を寄贈した伊藤さんは、大石さんと20年来のつきあいで、作品を気にいった伊藤さんが購入した物の1つです。
伊藤さんは、幼少時代に伊那市手良で過ごした事や、先祖が高遠町の出身であったことから伊那市に親しみを感じ、今回作品を寄贈しました。
白鳥市長は「すがすがしい感じの詩。非常にありがたいです」と感謝していました。
作品は、信州高遠美術館に飾られます。 -
高遠城址公園 満開
天下第一の桜の名所としてしられている伊那市高遠町の高遠城址公園の桜が18日、満開となりました。
高遠城址公園には、およそ1500本のタカトオコヒガンザクラがあり、濃いピンク色の花を咲かせています。
開園時間は朝6時からで、18日の朝も早くから花見客が訪れお気に入りのポイントを見つけて桜を写真に収める人の姿がみられました。
公園内には、樹齢130年に及ぶ古木が20本、50年以上のものが500本あります。
今年の桜は、去年に比べて8日、平年に比べて5日遅い13日に開花宣言が出されました。
満開となった18日は、昼時になると訪れた花見客がお弁当を広げていました。
伊那市には、高遠城址公園の桜などを管理する桜守が3人います。
今年から、花見客に対し桜の特徴などについて知ってもらおうと案内を始めました。
18日も訪れた人達にタカトオコヒガンザクラの特徴などについて説明していました。
1年を通して公園内の桜の管理している桜守にお勧めの場所を聞きました。
高遠城址公園の開園時間は、午前6時から午後8時までとなっています。
伊那市観光協会によると高遠城址公園の桜は今週いっぱい楽しめるということです。 -
福島の農家 伊那で再出発
福島第一原子力発電所の事故の風評被害により、農産物が売れなくなった、福島県伊達市の農家、佐藤浩信さんは、今月から伊那市に移住し果樹栽培を始めます。
佐藤さんは、伊那食品工業株式会社と取引があり、それが縁で今回、伊那に移住し果樹の栽培を始める事になりました。
伊那食品の塚越寛会長は、「義援金という方法もあるが、親身になり、被災された方一人ひとりを、最後まで面倒を見る応援をしたい。」と話していました。
佐藤さんは「果樹が実るまでには3年、5年かかる。5年・10年先を見据え農業をしたい」と話していました。
この後、佐藤さんは、住まい探しや伊那市西箕輪で借りる50アールの農地等の見学をしました。
佐藤さんは福島県伊達市にある3.5ヘクタールの農園で、リンゴや桃、サクランボ等を生産する農家です。
佐藤さんの農園は、福島第一原発からおよそ60キロの場所にあります。
原発の事故発生直後からは、関東や関西の百貨店からキャンセルの連絡が相次ぎ、今年のお中元用の商品は、風評被害もあり、出荷できない状態という事です。
佐藤さんは「農業はお客さんがいるから頑張る事が出来る、何も買ってもらえないと気持ちが折れてしまう。伊那で再出発し気持ちを立て直したい。今は、後戻りできない状況、伊那には知人や仲間など頼れるものが少ないが、それが、独り立ちには良い環境と思う」と話していました。
福島の農園は、息子さん2人が残り管理を行い、佐藤さんは奥さんと2人で、伊那に移住し、新たな生活をスタートさせる事にしています。
今月中には、桃とサクランボの苗、合わせて、130本を植える事にしています。 -
南箕輪村議会議員選挙 選挙戦へ
今月24日に投票が行われる、南箕輪村議会議員選挙は、18日、新たに新人が正式に立候補する事を表明し、無投票から一転選挙戦となる事がほぼ確実な情勢となりました。
任期満了に伴う、南箕輪村議会議員選挙には、これまでに、定数と同じ10人が立候補する事を表明していました。
しかし、18日、新たに、新人が出馬表明した事で、選挙戦となる事が確実な情勢となりました。
今回の村議選には、定数10人に対し、11人が立候補する事を表明していて、その内訳は、現職が5人、新人が6人です。
その他にも、立候補の動きがあります。
南箕輪村議会議員選挙は、19日告示、24日に投票が行われ、即日開票されます。 -
桜シリーズ(3)
地域の桜をお届けする桜シリーズ。17日は、伊那市狐島の見通し桜です。
見通し桜は、江戸時代天竜川の川筋で狐島村と対岸の荒井村、西町村の境を定める測量基点のひとつとだったといわれています。
洪水の多かった天竜川は、そのたびに村の境界が分らなくなったことからこの桜が基点とされるようになりました。 -
箕輪町の自転車愛好家グループが萱野高原の自然満喫
箕輪町の萱野高原は17日、高原開きとなり、地元の自転車愛好家グループが早速、高原までの道のりを楽しんでいました。
高原開きの17日、自転車で登ってきたのは、箕輪町内の自転車愛好家グループ「チーム萱野高原」のメンバー4人です。
「チーム萱野高原」は、町内の自転車販売店、BMーFUJIの経営者と、そこに集まる仲間のグループです。
メンバーは地元出身ということもあり高原開きに合わせて自転車で登ってきました。
萱野高原は標高約1200メートルでメンバーは麓から30分ほどで登ってきたといいます。
萱野高原にある、かやの山荘などを管理している、みのわ振興公社によりますと去年は、約1万2千人がここを訪れたということです。
チーム萱野高原のメンバーは、「ここは景色もよく走っていて気持ちいい。萱野の良さを多くの人にPRしていきたい。」と話していました。 -
やきもち踊りを奉納
伊那市山寺のやきもち踊り保存会は17日、白山社八幡社合殿に、やきもち踊りを奉納しました。
やきもち踊りは、伊那市山寺に伝わる行事で県無形民族文化財に指定されています。
17日は、白山社八幡社合殿の例大祭に合わせて、保存会の会員34人が境内で踊りを奉納しました。
やきもち踊りは、羽織、袴、白足袋姿で足を高く上げて飛び跳ねるユーモラスな踊りで、見物に訪れた人たちの笑いを誘っていました。
踊りは前踊り、中踊り、後踊りの三つに分かれていて、踊りと踊りの合間には酒盛りが行われ、アユの串焼きを肴に、どぶろくを飲んだりキセルで刻みタバコをふかしたりしていました。
踊りが終わると踊り手たちは、一斉に境内の外に駈け出します。
逃げ遅れると厄病にかかるといわれていて、踊り手たちは先を争って鳥居の下を駆け抜けていました。 -
ビジネスマナーを習得
社会人としてのビジネスマナーを知るための新入社員研修会が13日、南箕輪村商工会館で開かれました。
研修会は社会人としての自覚をもち、ビジネスマナーを身につけてもらおうと南箕輪村商工会が開いたもので7つの企業や団体から17人が参加しました。
講師を務めたのは、財団法人長野経済研究所の吉池知子さんで、ビジネスマナーの基本やコミュニケーションについて話をしました。
研修会では参加者同志で実際に会話を交しながら正しい話の聞き方を学んでいました。
吉池さんは、電話対応や、来客、また社員同志など人の話を聞く時は集中することが大切としたうえで、相手の話をしっかりと聞く姿勢があれば、客からのクレームが最小限で抑えられるほか、大事な情報が、入りやすくなるなどその効果について話していました。
研修ではほかに社内での報告連絡、相談の重要性などについての話もあり参加者は熱心に講師の話に耳を傾けていました。 -
伊那市で山林火災
16日の、午後4時頃、伊那市東春近田原で山林火災がありました。
伊那警察署の発表によりますと火事があったのは伊那市の伊藤弘明さん所有の山林です。
火は2時間半後に消し止められましたがこの火事で下草などおよそ2ヘクタールを焼きました。
火事の原因については伊那署で調べを進めています。 -
桜シリーズ(2)
地域の桜をお届けする桜シリーズ。
16日は、伊那市西春近の西春近公民館の桜です。
西春近公民館には3本の桜が植えられています。
今週始め頃に開花し、今は満開となっています。 -
箕輪町議選 選挙戦確実な情勢に
今月24日に投票が行われる、箕輪町議会議員選挙は、16日、新たに現職の議員が正式に立候補する事を表明し、無投票から一転、選挙戦となる事がほぼ確実な情勢となりました。
任期満了に伴う箕輪町議会議員選挙には、これまでに、定数と同じ15人が立候補する事を表明していました。
しかし、16日、新たに現職の議員が出馬表明した事で、選挙戦となる事が確実な情勢となりました。
今回の町議選には、定数15人に対し16人が立候補する事を表明していて、その内訳は、現職が7人、新人が9人です。
箕輪町議会議員選挙は、19日に告示、24日に投票が行われ、即日開票されます。 -
戸台集落へ想いを馳せる
伊那市長谷の黒川上流にある戸台地区から移住した人たちのおもいで会が16日、仙流荘で開かれ、当時の思い出話に花を咲かせました。
おもいで会は、今回の実行委員長穴澤辰幸さんが、戸台地区に住んでいた証を残すため、写真を集めようと同級生に声をかけたところ、みんなで集まろうという話になりました。
この日は戸台集落出身者、60人ほどがおよそ20年ぶりに集まりました。
戸台集落は、南アルプス登山口として、また、炭焼きや林業などで昭和38年頃まで栄えた集落です。
しかし、昭和34年の伊勢湾台風や36災害などで被害を受けた他、出稼ぎなどで集落を離れる人が多く、昭和37年に戸台分校が廃校。集落に住む人も次第にいなくなりました。
集まった人たちは、展示された当時の写真を見ながら昔を懐かしんでいました。
ある女性は「森林鉄道に乗せてもらい通学したことや長い道のりを歩いたことなど思い出がたくさんある。懐かしい人達に会えてとてもうれしい」と話していました。
実行委員長の穴澤さんは「当時は住みづらいと思ったが、今思えば戸台は素晴らしい場所。今日は多くの人が集まってくれ本当によかった」と話していました。 -
「坂の上の雲」プロデューサー西村さん講演会
NHKのスペシャルドラマ「坂の上の雲」のエグゼクティブプロデューサー西村与志木さんの講演会が16日、伊那文化会館で開かれました。
これは、伊那北高校の同窓会やPTAが行っている「クロスペンアカデミー」の一環で開かれたものです。
西村さんは、伊那市長谷出身で昭和46年に伊那北高校を卒業。東京大学を経てNHKに入りました。
西村さんが制作に関わっている「坂の上の雲」は、司馬遼太郎さんの小説をもとに描かれた、日露戦争を題材にしたドラマです。
2009年、2010年と年末にスペシャルドラマとして放送され、今年の年末にも第3部が放送されることになっています。
西村さんはドラマを作るきっかけとして、大学時代に実家に帰った時、父親が買ってきた小説が「坂の上の雲」だったと当時を振り返り「親が買ってきた本なんか読むものかと思ったが、当時の自分にとってとてもおもしろい内容だった。読み終わった時、どうにか映像にならないものかと考えた」と話していました。
また、実際の映像を上映しながら、撮影場所の多さや特殊撮影について説明しました。
西村さんは「明治時代、日本人は坂の上の雲を目指して強い向上心を持っていた。日本は今落ち込んだ雰囲気だが、これからの日本がどうなるかは、みなさんがこれからどうしていくかにかかっている」と高校生に呼びかけていました。 -
伊那ナイターソフトボール連盟 リーグ戦開会式
伊那ナイターソフトボール連盟のリーグ戦開会式が、15日に行われました。
この日は雨天のため勤労者福祉センターで開会式が行われ、各チームの代表などおよそ100人が出席しました。
伊那ナイターソフトボール連盟の春日利男会長は「震災のこともあり開催を迷ったが、多くの要望があり決定した。怪我に注意して思い出に残るプレーを見せてほしい」とあいさつしました。
選手を代表してレッドビッキーズの鈴木浩二さんが「スポーツマンシップに則り、正々堂々戦うことを誓います」と宣誓しました。
今年のリーグ戦には去年より1チーム少ない24チームが参加します。
5月から9月にかけて、A・B2つのリーグに分かれて各チーム年間11試合を行うことになっています。
またこのあと、伊那ケーブルテレビ杯春季トーナメントの開会式も行われました。
大会には16チームが出場し、4月から6月まで優勝を目指してトーナメント形式で戦うことになっています。 -
信越花便り~あんずの里満開~
信越各地から桜などの開花情報をお伝えする信越花便り。
16日は、ケーブルネット千曲から、千曲市のあんずの里の情報です。
千曲市「森・倉科地区」のあんずの里は、連日の暖かさに誘われて開花が進み、15日現在、平地と中間で満開、山際で8分となったと、あんずまつり実行委員会が発表しました。
15日はよく晴れて、最高気温が長野で26・1度と今年初の夏日になりました。
あんずの里が一望できる上平展望台には、県内外からの花見客がピンク色に染まった展望台からの里の景色を眺めたり、花をバックに写真を撮ったりしていました。
花は、冷え込みが続いた影響で去年よりも一週間ほど遅れていましたが、11日の開花宣言以降、比較的気温の高い日が多く咲き急ぎました。
とはいえ、標高の高い山際などはこれからという木もあるので、あんずまつり実行委員会は、まつり終了の16日以降も、駐車場やあんずの里観光会館でのおもてなし食堂を20日まで延長して対応したいとしています。 -
桜シリーズ(1)
伯先桜は、江戸時代の医師中村伯先が幼少時代に植えたとされています。
樹齢200年以上と言われている伯先桜は市の指定天然記念物となっています。 -
箕輪町職員災害派遣報告・壮行会
東日本大震災の被災地支援のため箕輪町から派遣されていた職員の報告会と、新たに派遣される職員の壮行会が13日、箕輪町役場で開かれました。
派遣されていたのは建設水道課の職員2人で、今月3日から9日まで、福島県須賀川市で、農業集落排水の管の被災状況を調査しました。
報告で唐澤孝一さんは、「地下に埋まっているはずのマンホールが地上に出ているところがあった。被災の状況が大きく、まだ復興がはかどる段階ではなかった」と話していました。
新たに派遣される保健福祉課の職員2人は、16日から19日まで、岩手県大船渡保健所管内の陸前高田市で、被災者の家を訪問して健康相談などを行うということです。
保健師の北條治美さんは、「自分のできることを精一杯やりたい」とあいさつしました。
平澤豊満町長は、派遣活動を終えた職員の労をねぎらい、新たに派遣される職員には「被災地の皆さんのために頑張ってほしい」と激励の言葉をかけていました。