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はなまる地域探検隊 版画の技法を体験
伊那市の小中学生がさまざまな体験をする「はなまる地域探検隊」は10日、版画の技法の一つ、デカルコマニーを体験しました。
県伊那文化会館で行われている版画の展示に合わせた体験で、小中学生およそ50人が参加しました。
版画の技法の一つ、デカルコマニーは、プラスチックシートの上に絵の具をのせ、別のシートでその絵の具を押さえたり、はがしたりして出来る模様と、その方法のことです。
指導したのは、飯田女子短期大学教授で日本版画協会会員の北野敏美さんです。
不可思議な模様をテーマに、子どもたちはシートを自由に動かして模様を作っていました。
出来上がった模様は、版画プレス機で紙に写して完成です。
参加したある小学生は、「不思議な模様ができておもしろかった」と話していました。
子どもたちは、どんな模様ができたのか、皆の作品を鑑賞していました。 -
上伊那書道協会新春展
上伊那書道協会の役員による書道展「新春展」が、伊那市のいなっせで開かれています。
上伊那書道協会は60年以上の歴史があり、新春展も60年近く続く恒例の展示会となっています。
会場には、かな、漢字など役員16人の作品25点が並んでいます。
役員はそれぞれ地域で書道を教えている指導者で、今回展示されている作品には、個々のスタイルが表れているということです。
関係者は、「1点1点違いを楽しんで見てほしい」と話していました。
この上伊那書道協会新春展は13日まで、伊那市のいなっせで開かれています。 -
第3回上伊那工業交流プラザ」3月開催
上伊那8市町村の製造業が集まる交流イベント「第3回上伊那工業交流プラザ」が今年3月に開かれます。
11日は、上伊那8市町村の代表者およそ30人が箕輪町地域交流センターに集まり、イベントの詳細などについて話し合いました。
上伊那工業交流プラザは、企業同士の理解を深め、ビジネスの商談の場にしていこうと上伊那地域の9つの商工団体が実施しているものです。
11日の会議では、各出展企業が取引先に対し交流プラザについて宣伝していくことや予算などについて確認しました。
プラザ当日は、企業およそ70社による製品の展示や商談、交流が行われます。
他には、セイコーエプソンの金井則人人事部長が「いま企業に求められる人材とは」をテーマに講演する他、企業の技術や注目製品についてのプレゼンテーションなどがあります。
第3回上伊那工業交流プラザは3月2日水曜日に箕輪町文化センターなどで開かれる予定です。 -
ニューイヤーコンサート
来年6月に上演されるオペラ春香で主演を務める永吉伴子さんの「ニューイヤーコンサート」が9日、伊那市のいなっせで開かれました。
ニューイヤーコンサートは、オペラ春香の上演にむけ、オペラ春香に関心を持ってもらおうと企画されたものです。
永吉さんは、神奈川県在住のオペラ歌手で南箕輪村の男性と結婚し、地元にゆかりのある歌手としてオペラ春香での主演が決まっています。
コンサートでは、伊那市出身のピアニスト田中健さんの伴奏で、オペラ座の怪人やプッチーニのある晴れた日になどおよそ15曲を熱唱しました。
会場に響きわたる永吉さんの美しく力強い歌声に、訪れた人は聞き入っていました。
コンサートを企画したNPO法人クラシックワールドでは、4月にも春香の母を演じる唐澤澄恵さんらによるコンサートを予定しています。 -
総合交通対策検討委員会 答申
南箕輪村の村内巡回バスの運行形態について検討をしてきた総合交通対策検討委員会は11日、唐木一直村長に答申しました。
11日は、検討委員会の倉田龍一委員長らが役場を訪れ唐木村長に答申しました。
南箕輪村総合交通対策検討委員会は、5回にわたり地域住民の生活に不可欠な公共交通機関に関して検討を行ってきました。
答申によりますと、バスの運行については利用者の利便性からデマンド方式ではなく従来の巡回型とするとしています。
また、バスを小型化しこれまで1台だったものを2台にし、1日停車回数を増やしたいとしています。
今後、交通量の多い主要路線以外はバス停以外でも降りられるサービスの実施や土日・祝日等の運行についても運行試験期間を設け利用状況を検証することが必要としています。
利用料金については当面、現行の200円とするとしています。
路線については、これまでの巡回バスのルートを元に検討を行い、新たに神子柴下段地区を通るルート、箕輪町の商業施設につなぐ中込線を経由するルート、 伊那市の御園を経由し伊那中央病院を通るルートの案が示されました。
唐木村長は「住民の足の確保は、これからの高齢化社会に向かって重要な問題。検討結果を尊重したい」と述べました。
村では今後、箕輪町への乗り継ぎやバス停位置などの検討を行い、平成23年度中に運行を始めたい考えです。 -
征矢学選手 凱旋試合
全日本プロレスの興行が9日、25年ぶりに伊那市で行われました。
大会には、箕輪町出身のプロレスラー征矢学選手が出場し会場を沸かせました。
征矢選手は、セミファイナルで登場しました。
征矢選手は、箕輪町出身で、千葉国際武道大学を卒業後、中学時代から夢だったプロレスラーとなりました。
去年8月にはタイトルマッチで世界最古といわれるベルト、アジアタッグベルトを手にしました。
伊那市の伊那勤労者福祉センター体育館で行われた伊那大会には、プロレスファンおよそ2000人が訪れました。
地元での試合を心待ちにしたファンが征矢選手の名前の書かれたカードを持って声援を送っていました。
試合は、序盤から相手選手達の反則攻撃を受ける展開。
しかし会場の応援に後押しされ
最後は、相手選手をフォールし地元で勝利をあげました。 -
箕輪町消防団 出初式
箕輪町で9日、出初式がありました。
出初式には、6分団から230人が参加しました。
木下南宮神社から箕輪町文化センターまでの市中行進では、文化センター前で町長と分団町の観閲をうけました。
式典で、箕輪町消防団の小松孝寿団長は「火災件数は減少しているが、無火災という大きな目標にむけ、地域に貢献できるよう励んでほしい」と訓示しました。
去年町内で発生した火災は、前の年より3件少ない4件で、損害額は930万円でした。 -
美篶地区安全祈願祭
伊那市美篶地区の今年1年の安全と無事を祈る美篶地区安全祈願祭が6日、美篶きらめき館で行なわれました。
美篶地区の各種団体連絡協議会や交通安全協会、区長会が毎年この時期に行なっていて、地区単独の安全祈願祭は、市内で唯一です。
関係する80人が出席し、神事やダルマの目入れで1年間の地域の無事を祈りました。
各種団体連絡協議会会長で、区長会長の北原利冶さんは、すべての人が安心できる1年となるよう祈願するさいもん祭文を読み上げました。
主催者を代表し、美篶交通安全協会の黒河内浩会長は、「地域で幸せに暮らすには、安全が基本。今日の決意を一年間もち続け、良い年にしたい」とあいさつしました。 -
イーナちゃんマレットゴルフクラブ初打ち大会
伊那市内に住むマレットゴルフ愛好家でつくる「イーナちゃんマレットゴルフクラブ」の初打ち大会が、8日、伊那市東春近の榛原河川公園で開かれました。
この日は、競技の前に参加者全員に作りたての甘酒が配られ、甘酒で体を温めてからスタートしました。
大会は、新シーズンの開幕を前に、会員同士交流を深めようと毎年開かれていて、この日はおよそ80人が参加しました。
参加者らは、寒さで硬くなったコースに苦戦しながらも、仲間と会話をしながら楽しんでプレーしていました。
大会の結果、男子の優勝は赤羽篤さん、女子の優勝は丹羽善子さんとなっています。
クラブでは「マレットゴルフは仲間と楽しみながら健康づくりができるのでぜひ多くの人に参加してほしい」と会員の募集を呼びかけています。 -
伊那市で出初式
伊那市で出初式が9日にありました。
伊那市の出初式には、消防団、日赤奉仕団などから870人が参加しました。
JR伊那北駅からいなっせ前までの分列行進では、伊那橋上で市長や消防団長の観閲をうけました。
団員たちは、ラッパ隊の小気味よいリズムに合わせ、きびきびと行進していました。
伊那市民会館で行なわれた式典で伊那市消防団の伊藤仁団長は、「愛する家族、愛する伊那市に安全安心が与えられるよう、1年間消防団活動に励んでもらいたい」と訓示しました。
式典では、退団者に感謝状がおくられた他、永年勤続功労などの表彰も行なわれました。
去年伊那市では、20件の火災があり、損害額は、約5,000万円。消防団員の出動人員は、延べ3,719人にのぼりました。 -
喫茶店で男女の出会いパーティー
伊那市境の喫茶店wa花で、男女の出会いパーティーが9日に開かれました。
wa花は、店主の網野わこさんが、プリザーブドフラワーなどの手づくり教室も開いている喫茶店で、教室の生徒や常連客たちの出会いの場にしようと、9日パーティーが開かれました。
20代縲・0代の男女、20人ほどが参加し、すき焼きや鍋を囲んでの楽しいひと時を過ごしていました。
始めに一人一人が、住所や氏名、新年の抱負などの自己紹介をしてスタート。
教室の生徒だったり常連客だったりと打ち解けた様子でした。
wa花では、2月にもバレンタインデーにあわせたパーティーを計画しています。
お問い合わせは、wa花090-8643-5897へ -
下古田公民館で初のほんだれ様づくり
五穀豊穣を願う小正月の伝統行事「ほんだれ様」作りが8日、箕輪町の下古田公民館で行われました。
子どもおよそ20人が、ほんだれ様作りを体験しました。
これは、伝統行事を子どもたちに伝えようと下古田分館が初めて行ったものです。
ほんだれ様は、アワやヒエの穂に見立てた木やまゆ玉を飾り、五穀豊穣を願います。
子どもたちは、アワなどに見立てたクルミの木を枝に挿し込んだり、まゆ玉を飾り付けていました。 -
雪対策 高遠城址公園で桜の木の支柱立て
伊那市高遠町の高遠城址公園で、桜の木を雪から守る支柱立ての作業が行われました。
6日は桜守の2人が、新しく支柱を立てたり、古い支柱を取り換えるなどの作業に取り組んでいました。
支柱立ては、毎年雪が積もる前に行われる作業です。
公園内にあるタカトオコヒガンザクラおよそ1500本を見て回り、雪で枝が折れないように柱を立てて支えます。
支柱が必要な桜は全体の1割弱で、桜守が支柱を桜の枝に縛り付けていました。 -
常円寺で新年写経会
伊那市山寺の曹洞宗常円寺で、般若心経を書き写す新年写経会が6日、開かれました。
写経会は、常円寺が毎月1回開いているものです。
今年初めての新年写経会には、普段より多い30人ほどが参加しました。
写経は、仏の教えを書き写すもので、写経会では、短い経典である般若心経が用いられています。
参加者は、それぞれの新年の願いをこめて、写経を行っていました。
常円寺の角田 泰隆住職は、「写経は、集中して一文字一文字書くことにより、心が落ち着き、清々しい気持ちになる。お寺という静かな環境で、大勢で集まって共に写経する事にも意味があると思う」と話していました。 -
フェンシング国際大会出場報告
ヨーロッパで行われるフェンシングの3つの国際大会に出場する箕輪町の中学生と高校生6人が6日、平澤豊満箕輪町長に出場報告をしました。
今月15日と16日にイタリアのカデ欧州サーキット男女エペ・ピサ大会に出場するのは、箕輪中学校3年の河西翔平君、上伊那農業高校2年の今井萌さんです。今井さんは去年に続いて2度目の出場です。
2月5日と6日にフランスのマラソンフルーレ2011に出場するのは、箕輪中学校3年の北原達也君です。
3月26日と27日のドイツ国際大会ケーニヒ杯には、フランス大会に出場する北原君のほか、箕輪中学校3年の根橋拓海君、同じく箕輪中学校3年の馬場侃也君、箕輪中学校1年の西藤俊哉君が出場します。西藤君は3回目の出場です。
箕輪町のほか東京や京都で去年行われた全国大会で上位に入賞し、日本フェンシング協会からそれぞれの大会に派遣されます。
選手達は、「初めての海外だが落ち着いて1回1回勝ちたい」などと抱負を話していました。
平澤町長は、「いい経験になるので頑張って」と激励していました。
6人はそれぞれ現地に1週間滞在し、大会に臨むということです。 -
伊那小学校の児童西天竜幹線用水路沿いに啓発ポスターを設置
伊那市の伊那小学校の児童は、西天竜幹線用水路沿いにゴミの不法投棄防止を呼びかける啓発ポスターを7日、設置しました。
作業を行ったのは、伊那小学校4年仁組の児童28人です。
仁組では、西天竜と深く関わりのある施設や、当時の人々の思いなど、地域の歴史について学んでいます。
ポスターの設置は、去年行った水路内のゴミ拾いを通じて、自分たちにできることが何かを考え、行ったものです。
7日は、伊那インター近くの水路沿いのフェンスに、児童らが書いた56枚のポスターのうちの14枚が設置されました。
作業に協力した西天竜土地改良区では「この思いが少しでも届いて、ゴミが減っていけばうれしい。残りの42枚も重点個所に張っていきたい」と話しました。
仁組では、「年度内に、JRの伊那市駅周辺などでチラシを配り、不法投棄防止を呼びかけていきたい」としています。 -
伊那接客業者防犯協会がステッカー
飲食店組合など6つの組合で組織する伊那接客業者防犯協会は、1月10日の110番の日にあわせ、ステッカーを作成しました。
ステッカーは、110番通報宣言の店など4種類で、協会が独自に作成し、7日から旧伊那市内の会員の550店舗に配布を始めました。
ステッカーの作成は、2年ぶりで、110番や飲酒運転の根絶、火の用心をPRする内容となっています。
会長の鈴木一比古さんは、「少しでも防犯意識の高揚に役立てば」と話しています。 -
今期最低-9.9度 箕輪町ではスケート場オープン
8日の伊那地域は、最低気温がマイナス9.9度を記録しました。
この冬一番の冷え込みとなったこの日、箕輪町の屋外リンク、箕輪町営スケート場が、オープンしました。
この日は朝7時にオープンし、親子連れなど30人ほどが氷の感触を楽しんでいました。
先月13日から水をまき始め、現在、氷は厚いところで15センチほどあります。
子どもたちは、保護者に手を引いてもらったり、イスを使ったりしてリンクの上を滑っていました。
子どもと一緒に訪れたある男性は「昔スケートをやっていて、子どもにもスケートをやってもらおうと連れてきた」と話していました。
管理人の飯島岱さんは「毎年オープンの日はドキドキするが、今年は特別。前の管理人の唐澤さんが去年亡くなり自分の手作りのスケート場という感じがするから」と話していました。
スケート場は、25年前、上古田区に住んでいた故・唐澤多喜男さんが、地元でもスケートができるようにと、グラウンドの半分を氷らせて作ったのが始まりです。
20年以上スケート場の管理をしていた唐澤さんが去年亡くなり、現在は飯島さんが管理をしています。
飯島さんは「このスケート場が続く限り、このスケート場の管理をして、子どもにスケートを楽しんでもらいたい」と話していました。
箕輪町営スケート場は、2月6日頃まで開かれている予定で、無料で滑ることができます。
平日は午前7時から午前8時、土日・祝日は午前7時から午前10時、夜間は午後6時から午後7時半までで、スケート靴は無料で借りることができます。 -
寺平シュウコウ氏県議選出馬表明
4月に予定されている長野県議会議員選挙に、箕輪町議会議員の寺平シュウコウさんが、初当選を目指し無所属で立候補することを8日、表明しました。
これにより上伊那郡区は定数2に対し現職・新人合わせて3人が立候補を表明しています。
無所属で新人の寺平さんは8日、箕輪町で記者会見を開き、上伊那郡区から立候補する事を表明しました。
寺平さんは、「知事与党として安部守一知事の進める改革を支える。政治とカネの癒着を絶つため、選挙費用は150万円で行う。県政直結、対話の政治で、具体的にはツィッターを活用した双方向政治へのアクセスを開きたい」と話していました。
寺平さんは、昭和49年4月に箕輪町松島に生まれ現在36歳。平成15年に箕輪町議会議員選挙で初当選し、現在2期目。箕輪町議会で福祉文教常任委員長を務めています。 -
伊那スキーリゾートで親子スキー教室
伊那市西春近の伊那スキーリゾートで5日、小学生とその保護者を対象にした親子スキー教室が開かれました。
この教室は身近なスキー場を利用して、スキーに親しんでもらおうと伊那市教育委員会が開いたものです。
5日は7組の親子16人が参加し、初心者と経験者の2グループに分かれてレッスンが行われました。
教室では伊那市体育協会スキー部のメンバーが講師を務めました。
初心者のグループでは板の広げかたや、ストックの扱い方などスキーの基本について指導がありました。
1時間ほど練習すると初めての体験となるリフトに乗り、本格的なコースへと向かいました。
参加者は教わった基本どおりにコース上を滑りながら、雪の感触を楽しんでいました。 -
高校入試志願者数 伊那北普通 1.27倍
来年度の県立高校入学志願予定者数の第2回の調査結果が、7日、発表されました。
上伊那の普通科で最も高い倍率となっているのは、伊那北高校の1.27倍です。
全日制の志願者数からお伝えします。
※()内募集人数。
辰野高校
普通科前期(48)に57人、後期(72)に76人。
商業科前期(20)に28人、後期(20)に36人。
上伊那農業高校
生産環境科前期(20)に33人、後期(20)に40人。
園芸科学科前期(20)に37人、後期(20)に45人。
生物科学科前期(20)に38人、後期(20)に42人。
緑地創造科前期(20)に32人、後期(20)に38人。
高遠高校
普通科前期(48)に54人、後期(72)に83人。
伊那北高校
普通科前期は募集が無く、後期(240)に305人。
理数科前期(36)に47人、後期(4)に37人。
伊那弥生ヶ丘高校
普通科前期は募集が無く、後期(240)に289人。
赤穂高校
普通科前期は募集が無く、後期(160)に161人。
商業科前期(40)に87人、後期(40)に90人。
駒ヶ根工業高校
3つの学科一括で前期(60)に76人、後期(60)に102人。
多部制の箕輪進修高校です。
普通I部前期(20)に49人、普通II部前期(20)に38人、普通III部前期(20)に6人。
普通I・II・III部の後期は一括の60人募集で、I部に75人、II部に39人、III部に10人。
工業I部は、前期(20)に31人、後期(20)に37人。
なお、高校入試前期選抜は2月2日、後期選抜は3月9日に行われます。 -
意見書を国に提出へ
リニア中央新幹線建設促進上伊那地区期成同盟会は、交通政策審議会中央新幹線小委員会の「中間とりまとめ」に対する意見書をまとめました。
同盟会では意見書を11日に国土交通省に提出することにしています。
7日は期成同盟会の正副会長会が伊那市で開かれ白鳥孝会長など11人が出席しました。
小委員会が去年12月に発表した「中間とりまとめ」ではルートについて、費用対効果などから伊那谷経由のBルートと比べ南アルプスを貫くCルートの方が優位としています。
意見書には、長野県民などにとって大きなメリットが考えられるBルートの再検証を行い、その結果を明記すること、駅の建設については設置場所も含めて国が積極的に関与すること、国家プロジェクトであるリニア整備による国土政策、及び交通政策などについて国の具体策を早急に国民に示すよう明記することを求めています。
この中間とりまとめに対する意見書は白鳥会長らが11日に国土交通省に出向き提出することになっています。 -
3学期始業式ピーク
上伊那地域のほとんどの小中学校で7日、3学期の始業式が行われました。
7日の伊那市の最低気温は、この冬一番とはならなかったものの、平年と比べ2度程低いマイナス7度と冷え込み、寒い朝となりました。
児童たちは、白い息をはきながら登校していました。
伊那市内では、伊那小、伊那東小に次いで3番目に大きい伊那北小学校。
12月28日から1月6日まで10日間の冬休みがあけました。
3年2組の教室では、通知表や冬休みの宿題を担任に提出していました。
体育館では、全校児童530人が始業式に臨みました。
1年、3年、5年の代表者が3学期に向けての抱負を発表。
1年生の平澤華朋さんは、大縄跳びをがんばりたい。習った漢字を使い、きれいな字で日記をつけたいと話しました。
5年生の中島竜汰君は、漢字のテストで100点をとりたい。委員会や係の活動をがんばりたいと話していました。
久保田延幸校長は、宮澤建治の詩をスクリーンに写しながら、「自分の為に、人の為になれる人になって欲しい。今年1年、どんな自分で過ごすか、しっかり目標を立てて欲しい」と子どもたちに呼びかけていました。 -
美篶堂うさぎの絵本重版へ
伊那市美篶の手づくり製本業、美篶堂が出版したうさぎの絵本が都市部などで人気を集めています。
絵本のタイトルは、「うさぎがきいたおと」。
主人公のうさぎが魚やリスなど様々な生き物と出会いながら物語りは進み、音が絵で表現されている絵本です。
去年8月に出版され、東京や京都などのアート系の書店で販売されました。
今年の干支の物語ということもあり、一冊3,675円の絵本は、初版の500部がほぼ完売。
近々重版される予定です。
伊那市美篶で手づくり製本業を営む美篶堂。
社員は、2人、8人はパートです。
2005年から美篶の地で本格的に製本を始めました。
工場長の上島真一さん。
おじから受け継いだ昔ながらの製本技術、職人技にこだわっています。
明治時代の人海戦術から近代になって機械化された製本の歴史。
手づくりの良さがより発揮されるのは、絵本や詩集だということです。
今回出版された「うさぎがきいたおと」は、画用紙に近いファインペーパーという紙を使い、だれでも家庭でつくることができる技法で作られた手作り本です。
昔話「うさぎとかめ」のかめのように、あえて手づくり製本にこだわる美篶堂。
オートメーションによる大量生産の時代の次ぎは、このような手づくりの良さが見直される時代が来るかもしれません。 -
南箕輪村の中部保育園どんど焼き
南箕輪村の中部保育園で7日、今年1年間の無病息災を願うどんど焼きが行われました。
7日は、各家庭から集めたダルマやしめ飾りなどの正月飾りが積み上げられ、火がつけられました。
正月飾りが真っ赤に燃え上がり、竹や木のはじける音がすると園児らは歓声をあげていました。
南箕輪村中部保育園の加藤正子園長は「園児と職員全員が、今年1年を元気に暮らせることを願いました」と話していました。
火の勢いが弱まると、1人ずつ名前の書かれた餅が焼かれていました。 -
七草
7日は、七草。
伊那市の伊那西小学校では、給食で七草粥を味わいました。
給食の時間になると給食当番が、全員分の七草粥をおわんにもっていました。
伊那西小の1年生は、13人。
7日は、3学期の始業式があり、給食は久しぶりです。
栄養士の小松かずえ和江さんが、黒板に七草とその説明書きをはり、なずなは、なでてけが汚れを取り除く意味があるなどと七草の意味を子どもたちに話していました。
コスト面から一部代用した七草粥となりましたが、小松さんは、「一年間無事健康で過ごせるように考えました。」と子どもたちに呼びかけていました。
子どもたちは、おいしそうに粥をすすっていました。 -
長谷地区成人式
伊那市高遠町、長谷の両地区と南箕輪村で正月成人式が行われ、合わせて276人が大人の仲間入りをしました。
1日は、伊那市長谷地区の成人式が長谷公民館で行われました。
新たに成人となったのは、男性7人女性18人の、合わせて25人です。
式では新成人を代表して、村上康さんが「責任感と自覚を持ち、くじけることなく立ち向かっていきたい」と決意を述べました。
中学校時代の担任の鬼頭つかさ教諭は「苦労と心配、喜びをそれぞれの人生で出会う人達と共に感じながら、感謝の気持ちをもって過ごしてください」と話しました。
これを受け、城口みずきさんは「先生に頂いた言葉を糧に、成人としてさらに成長していきたい」と話していました。 -
高遠地区で成人式
伊那市高遠町地区の成人式が2日、高遠さくらホテルで行われました。
高遠町地区で成人となったのは男性37人、女性32人の、合わせて69人です。
式では成人者を代表して安西隼大さんが「社会人としての責任を自覚し、信頼される人間になり、郷土発展のために努力していきたい」と決意を述べました。
式ではほかに新成人による意見発表も行われました。
このうち山本友理さんは「表面上の成人ではなく、精神的、内面的な大人になりたい。」
また僧侶を目指している松井大歩さんは「現在は厳しい修行の毎日を送っている。
僧侶としての心構えを身につけていきたい。」と抱負を述べました。 -
箕輪中学校で3学期始業式
上伊那の一部の小中学校で、3学期の始業式が6日行われました。
箕輪町の箕輪中学校では、始業式で各学年の代表生徒が新年の決意を発表しました。
1年の浦野亜嵐君は、「生活態度にけじめをつけて、気持ちよく楽しく過ごしたい」と話しました。
2年の高木知世さんは、「一歩一歩着実に努力する一年にしたい」と話しました。
3年の小坂勇登君は、「後悔しないように全力で生活し、高校受験では大きな成功をこの手につかみたい」と話しました。
北原秀樹校長は、「目標を達成するために、今の自分を大事にして力を発揮し、夢をかなえてほしい」と呼びかけていました。
3学期の始業式は7日と11日にも行われ、7日がピークとなります。 -
第8回漸進展
伊那市ゆかりの洋画家による作品展「漸進展」が、伊那市のいなっせで開かれています。
今年で8回目を数える作品展で、会場には伊那市在住あるいは出身の13人の作家による作品13点が並んでいます。
油彩とアクリルで、50号から100号までの大作がそろっています。
漸進展は、中央の展覧会に出品している作家が集まり、それぞれの個性を追求しようと毎年開いています。
作品は、去年秋の展覧会に出品したもの、この春に出品を予定している新作などです。
作家13人は、会派やスタイルが異なり、それぞれの個性と持ち味を生かした作品が並んでいます。
関係者は、「それぞれの表現の違い、独自性を見て、気持ちを感じてほしい」と話していました。
この漸進展は、9日(日)まで伊那市のいなっせで開かれています。