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ふれあいサロンお楽しみ会
箕輪町松島の住民が集う、ふれあいサロンまつしまは25日、コカリナ演奏などを楽しみました。
お楽しみ会として開かれた今年最後のサロンには、松島区の住民およそ60人が集まりました。
ふれあいサロンまつしまは、区民が自由に集まり交流するお茶飲みの場として、松島区の民生委員が中心となり年6回開いています。
同日は、箕輪町を拠点に活動するコカリナサークル明音が正月の曲などを演奏しました。
参加者は、コカリナの音色を聞いたり、演奏に合わせて歌っていました。
また、箕輪町のガールスカウト第34団の小学生によるダンスの発表もありました。
ダンスは、日本のガールスカウト運動90周年を記念した曲に振り付けしたものです。
参加者は、コカリナ演奏や小学生のダンスを見て楽しいひと時を過ごしていました。 -
年に1度の窯焼きに向け準備
伊那市高遠町伝統の「高遠焼き」の窯、白山登り窯での窯焼きの準備が進んでいます。
今週はじめから窯焼きの準備が進められ、窯元の浦野真吾さんが焼き物を窯に詰めています。
高遠焼きは江戸時代からの伝統があり、一時途絶えていましたが昭和50年に復活。平成7年に現在の場所に登り窯が作られました。
白山登り窯は、千点以上の焼き物を同時に焼くことができます。
年に1度、焼き物の数が揃った時期にだけ使われる独自の窯です。
焼き物を窯に詰め終わると、入口の部分に隙間のないようレンガを積み重ねます。
上部には窯に薪を投げ込むために取り外すことのできるふたを取り付けます。
薪が奥まで届くように何度も高さを調整します。
電気窯で焼いたものと違い、火のムラが醸し出す独特の風合いが出るのが特徴です。
浦野さんは「この時期が来ると気持ちが高まる。どんな焼きものができるか楽しみ」と話していました。
火を入れて本格的に焼きはじめるのは30日頃からになるということで、4日間焼き続け、その後2週間ほど乾燥させてから窯出しを行います。 -
冬休み子ども書き初め教室
冬休みに入った小学生を対象にした「子ども書初め教室」が、25日、伊那市のいなっせで開かれました。
この日はおよそ30人の子どもが集まり、伊那市内に住む書道家6人から指導を受けました。
教室は、広いスペースでのびのびと書初めをしてもらおうと毎年開かれています。
子ども達は「元気良く書くように」「スペースに気をつけて」など指導を受けながら、集中して書いていました。
ある子どもは「先生の見本がうまかったのでいつもより上手に書けた気がする」と話していました。
指導にあたったある講師は「普段、筆で書く機会が少ないので指導のしがいがあるが、みんなのびのびと書けている」と話していました。 -
クリスマスイブに宅配サンタ
クリスマスイブの24日、伊那市のボランティアグループがサンタクロースに扮してプレゼントを配達しました。
サンタクロースに扮したのは、伊那市在住のメンバーでつくるイベント企画チーム「笑龍」のメンバー4人です。
笑龍では、夢のあるクリスマスを過ごしてもらおうと、7年前にこの企画を始めました。
24日夜は、伊那市西箕輪の飲食店で行われていたクリスマスパーティーの会場に料理を届けました。
裏口で料理を受け取ると入口へ向かい、静かに中に入っていきました。
パーティーをしていた人達は、サンタクロースの登場に驚きながらも喜んでいる様子でした。
パーティーに参加していた男性は「何十年ぶりにクリスマスにサンタに会えた。驚きましたがとてもうれしい」と話していました。
サンタクロースに扮した笑龍のメンバーは「子どものように喜んでくれていたので良かった。」と話していました。
笑龍では、今後も地域の人たちが笑顔になるようなイベントを企画していきたいとしています。 -
伊那北駅前に日時計お目見え
伊那市の伊那北駅前に、市のイメージキャラクター、イーナちゃんをデザインした日時計がお目見えしました。
23日は、日時計の除幕式が行われ関係者が、完成を祝いました。
日時計の設置は今年3月に、伊那小学校を卒業した夏組の提案を市が受けて実現したものです。
除幕式には中学生になった夏組のメンバーも参加し、自分たちのアイデアで造られた日時計の完成を喜んでいました。
夏組は総合学習の一環で、地元山寺区でつくる活性化協議会の協力を得ながら伊那北駅前広場の清掃や花壇作りなどに取り組んでいました。
そのなかで伊那北駅には時計がないことから時計の設置を去年、市に提案していました。
日時計は以前あった池をうめて造られたもので、直径2メートルのコンクリートにステンレスの目盛りがつけられています。
中学生になった夏組のメンバーは「ここを小学校時代の思い出の場所として大切にしていきたい。」と話していました。 -
伊那スキーリゾート オープン
伊那市西春近の伊那スキーリゾートが一部滑走可能となり、23日オープンしました。
全面滑走はまだ先になりそうで、関係者は冷え込みによる降雪に期待しています。
コースにはまだ土の見えている部分もありますが、23日はオープンに合わせ、スキーヤーやスノーボーダーが滑走を楽しんでいました。
24日は雪不足などから営業を見合わせましたが、25日は再開し、年内には、全面オープンさせたいとしています。
営業時間は、午前8時半から午後4時までで、雪の状態がよくなれば、ナイター営業も始める予定です。 -
「愛の鐘」のもと永久の愛誓う
南箕輪村の大芝高原にある「愛の鐘」のもとで恋人や夫婦が愛を誓いあうイベントが23日開かれました。
これは、冬の大芝高原に足を運んでもらおうと南箕輪村が初めて開いたもので36組の恋人や夫婦が参加しました。
イベントでは希望する参加者にタキシードとウエディングドレスが貸し出されました。
愛の鐘は南箕輪村と姉妹提携を結んでいた、合併前の静岡県土肥町から贈られたものです。
そこには恋人岬と呼ばれる岬があり、恋人同士が互いに鐘をならし、愛を確認したという民話が残されています。
参加した人たちは愛の鐘を共に鳴らし永久の愛を誓っていました。
村では、愛の鐘のもとで男女が愛を誓い合うこの企画を大芝高原の冬のイベントとして定着させていきたいと話しています。 -
上伊那の小中学校で終業式が始まる
上伊那の小中学校で終業式が始まりました。
校舎の耐震化工事が進められている伊那小学校では、校内放送による終業式が行われました。
伊那小学校では、2学期の始めから体育館と校舎の一部の耐震化工事が進められています。
そのため24日は、校内放送による終業式となりました。
児童代表の挨拶では、2年の御子柴睦さんと5年の高橋光さんが2学期を振り返りました。
御子柴さんは「3学期には、九九をスラスラ言えるようになりたい」
高橋さんは「漢字や算数に意欲的に取り組めた。苦手を少なくしていきたい」とそれぞれ話しました。
武田育夫校長は「みなさん1人1人のまわりには支えてくれている人が必ずいます。今日のような節目の時に“ありがとう”と言えるようにしましょう」と挨拶しました。
上伊那の小中学校の終業式は、28日にピークをむかえます。 -
伊那中央病院に美容外科
伊那中央病院に県内の公立病院では初めて、美容外科が来年新設されることがわかりました。
24日、伊那中央病院を運営する伊那中央行政組合の12月定例会で、手術料金などが全会一致で可決されました。
来年4月に着任する医師が美容外科手術を担当します。
料金は、都市部の料金の平均の7割ほどで設定されているということで、病院では、年間500万円から600万円の純利益を計上できると見込んでいます。
美容外科では、まぶたで8種類、鼻で8種類、くちびるで5種類、胸で4種類、輪郭で5種類の手術が行われるほか、脂肪吸引、フェイスリフト、脱毛、ピアス、スキンケアなども実施されます。 -
クリスマスイブ ケーキ店大忙し
24日は、クリスマスイブ。
市内の菓子店では、クリスマスケーキの販売に追われる一日となりました。
このうち、伊那市上牧にある菓匠Shimizuでは、午前10時の開店前から店員がケーキ作りに追われていました。
開店前に全体でミーティング。
一年のうちでもっとも忙しい一日を迎えるにあたり、連絡の徹底、意思統一をはかります。
菓匠Shimizuでは、クリスマスに向けて、期間限定のものも含め、デコレーションケーキ9種類を制作。
従来のショートケーキなど含めるとこのクリスマスシーズンに販売するのは、50種類を超え、その数は、数千個に上ります。
午前10時の開店を前に店内は、緊張感に包まれていました。
そして、午前10時、クリスマスケーキを買い求めるひ人たちで、店内は活気にあふれていました。
中には、デコレーションケーキを2個・3個と買い求める人もあり、レジカウンターの前には、長い列が出来ていました。
いつもの年ですと、24日のクリスマスイブが最盛期となりますが、今年は、カレンダーの関係で25日も24日と同じ位の予約が入っているということです。 -
伊那市創造館のマスコットキャラクター
愛称は「つくルン」伊那市創造館のマスコットキャラクターの愛称が「つくルン」に決まりました。
応募総数69点の中から選ばれた愛称は、伊那市山寺に住む伊那北高校3年の中村ともみ友美さんの「つくルン」です。
選考理由は、さまざまなものを新たに作り出す「創造」のイメージを表現していて、明るく親しみやすい名前であるからということです。
このほかに、どきコさん、えがおまるちゃん、こうこちゃん、ドキーナちゃんなどの作品が寄せられました。 -
青野恭典さんの写真展「日本の自然~水がはぐくむ列島~」
写真家青野恭典さんの写真展「日本の自然縲恊・ェはぐくむ列島縲怐vが伊那市のかんてんぱぱホールで開かれています。
会場には、水をテーマに青野さんが日本全国で撮影した作品48点が並んでいます。
川や湖の他、霧や雪に姿を変えた水が映しだされています。
また今回初めて、和紙に印刷した写真が展示されています。和紙に印刷する事で、日本画のような柔らかな雰囲気があります。
この「日本の自然縲恊・ェはぐくむ列島縲怐vは来年2月20日まで伊那市のかんてんぱぱホールで開かれています。 -
上伊那の米の生産目標3万83トン
上伊那水田農業推進協議会が22日伊那合同庁舎で開かれ、来年の上伊那の米の生産目標を3万83トンと決めました。
協議会には、市町村や農業関係団体が出席しました。
来年上伊那での米の生産目標は、今年より535トン少ない3万83トンとしています。
市町村別では、伊那市が1万2,833トン、箕輪町が2,540トン、南箕輪村が1,671トンとなっています。
食の多様性や、少子高齢化などにより年々米の消費は減少傾向にあるという事で、去年に引き続き、目標値が下げられています。 -
月見松史跡 地権者の同意を得たい考え
史跡指定に必要な地権者の同意書が所在不明となっている伊那市小沢の月見松遺史跡について伊那市は、今後、地権者の同意を改めて得たい考えを22日に示しました。
これは、22日に開かれた伊那市の定例教育委員会で市が説明したものです。
伊那市小沢の月見松遺史跡は、昭和44年に市の史跡に指定されました。史跡は工事を行う際届出が必要となりますが、H20年、県のパトロールで届出のない工事が行われている事が判明。その原因について、史跡の範囲や史跡指定に関する地権者の同意書の所在が不明になっている事がわかったという事です。
その後、調査検討委員会を設け、史跡の範囲については確認をしましたが、指定に必要な地権者の同意が得られていないという事です。
伊那市では、今後、史跡に関わる地権者から同意を得ていきたいとしています。 -
新ごみ中間処理施設 環境影響評価技術委員会
上伊那広域連合が計画している新しいごみ中間処理施設建設事業の環境影響評価方法書を審査する環境影響評価技術委員会の、第1回会議が22日伊那合同庁舎で開かれました。
委員会は県の環境影響評価条例に基づき開かれたもので、環境や工学などの専門家14人で構成されています。
委員長には東京農工大学の亀山章名誉教授が選ばれました。
会議では上伊那広域連合から、事業計画の概要などの説明がありました。
環境影響評価は、施設の建設候補地となっている伊那市富県の天伯水源付近を中心にその近隣地域で行われます。
調査するのは大気や騒音、悪臭、のほか水質や景観などとなっています。
22日は、委員が現地視察を行い、候補地の増水への対策やパッカー車の搬入経路などについて担当者に質問していました。
上伊那広域連合では委員会などの意見に基づき平成24年度中に環境影響評価書を作成し25年度には用地手続きに入り、平成29年度中の施設供用開始を予定しています。
委員会は3回開かれる計画で次回は来年1月7日を予定しています -
信州黄金シャモ普及へ意欲
箕輪町の酪農家、根橋英夫さんは、長野県が信州ブランド食材として開発した新品種の地鶏「信州黄金シャモ」の飼育に意欲をみせています。
信州黄金シャモは、鶏の中でも歯ごたえがあり、最もおいしいといわれているシャモと、肉の色が赤みを帯び、歯ごたえとコクに定評のある名古屋種の鶏をかけあわせてつくられた地鶏です。
歯ごたえのある食感と、深いうま味、脂肪分が少ないことなどが特長ということで、県が信州ブランドとして普及に力を入れています。
箕輪町南河内の酪農家、根橋英夫さんは、その信州黄金シャモを上伊那でも普及させようと、県から譲り受け、現在試験的に飼育しています。
正式に飼育するためには県の認定を受けることが必要で現在県内では18件、上伊那では駒ヶ根市の農家1件が認定を受けています。
飼育には、その品質を維持するために、他の品種と混ぜて飼わない。衛生管理の徹底などいくつかの基準が設けられています。
信州黄金シャモは平成16年度に開発され、その肉を提供している店は県内外合わせて、およそ190店舗ありますが、そのうち、上伊那地域は3店舗にとどまっています。
信州ブランドの地鶏として 開発された黄金シャモですが、飼育農家が少ないことや、鶏肉の処理施設が少ないこと、流通体制が確立されていないことなどが課題になっているということです。
上伊那地域ではまだ馴染みの薄い信州黄金シャモですが根橋さんは、上伊那地域で飼育から流通、販売までの体制を整備させたいと考えています。
根橋さんは、今後仲間を募り、体制が整備できれば、正式に飼育者としての申請を出したいとしています。 -
冬至 ゆず湯でぽっかぽか
今日は冬至。1年間で最も日が短い日とされています。
伊那市高遠町の日帰り温泉施設さくらの湯では冬至に合わせ、ゆず湯風呂で訪れた人たちをもてなしました。
冬至にゆず湯に入ると風邪をひかないという風習にならい、さくらの湯の露天風呂には、ゆずが浮かべられました。
入浴客は、香りを楽しみながら温泉につかっていました。
さくらの湯では年内は30日まで、来年は正月1日から通常通り営業し、訪れた人たちに甘酒を振る舞うほか先着200名にプレゼントも用意するということです。 -
伊那市水道事業協同組合15周年記念祝賀会
伊那市水道事業協同組合の15周年を記念する祝賀会が18日、市内の飲食店で開かれ、これまでに理事長を勤めた3人に感謝状が贈られました。
祝賀会では、15年間の間に理事長を勤めた武田吉則さんと、上島宗和さん、宮下敬さんに、原正一理事長から感謝状が手渡されました。
伊那市水道事業協同組合は、昭和42年に任意の組合として発足。
その後、平成8年に法人組合となり、現在に至っています。
第4代理事長を勤めた上島さんは「ここまでやってこられたのは、組合員の結束があったからこそ。相互扶助の精神でこれからも頑張っていきたい」と挨拶しました。
原理事長は「30年、50年と続いていくよう、組合員が一丸となって健全な事業運営に全力を注いでいきたい」と話していました。 -
災害時のLPガス供給に関する協定締結
伊那市と前原区、ガスの供給事業などを行っている株式会社川岸商会の3者が21日、災害時におけるLPガスの供給に関する協定を締結しました。
この日は、白鳥孝市長と駒ヶ根市に本社をおく川岸商会の馬場浩之社長、前原区の酒井登喜雄区長の3人が調印式に出席し、協定書を取り交わしました。
今回の協定は、災害発生時の炊き出しなどに使うガスを、川岸商会が前原区に対して供給し、その費用を伊那市が負担するというものです。
川岸商会では、前原区にLPガスを使用するコインランドリーを設置しています。
そのガスを、災害時は地域住民に使ってもらおうと、今回の協定締結を伊那市と前原区に呼びかけました。
調印式に先立ち、川岸商会では、コインランドリーに災害対応用のガス栓を新たに設置しました。
白鳥孝市長は、「今回の協定により、災害時の前原区のガスの供給体制ができた。これからもこうした関係が広がっていくことを願っている」と話しました。
伊那市が災害時のガスの供給に関する協定の締結するのは今回が初めてです。
川岸商会では、来年1月、同じコインランドリーを設置している箕輪町とも、こうした協定を結ぶ予定です。 -
上伊那農業若人のつどい
若手農業者のスキルアップなどを目的とする「上伊那農業若人のつどい」が21日、伊那市のJA上伊那本所で開かれました。
この日は、上伊那の農業者などおよそ70人が集まり、若手農業者の意見発表を聞きました。
これは、若手農業者に自身の農業経営や農業に対する思いをまとめ、意見発表してもらうことを通して、それぞれの資質向上につなげてもらおうと開かれているものです。
この日は、若手農業者の4人が意見発表したほか、農業に関する活動をしている小学生や高校生が自分たちの活動を紹介しました。
そのうち、家族経営で米やブルーベリー、リンゴなどを栽培している南箕輪村の白鳥友季子さんは、農協の出荷だけに頼らない経営をしていることや農家民宿にも取り組み始めたことなどを紹介し、「自分の作ったものが認められると、自分が認められたように嬉しい。農業は自己表現そのもの」と話しました。
また、総合学習の取り組みで牛を育ててきた伊那小学校3年正組の子どもたちは、牛との生活の中で、命の大切さを学んだことを発表し、自分たちで作った歌を披露していました。 -
木部則子さんが社会教育功労者表彰報告
長年ガールスカウトの活動に携わり、文部科学省の社会教育功労者表彰を受賞した伊那市の木部則子さんが21日、白鳥孝市長のもとへ報告に訪れました。
この日は、木部則子さんと木部さんが団委員長を務めるガールスカウト第26団の役員が市役所を訪れ、白鳥市長に受賞を報告しました。
木部さんは現在74歳。30年ほど前から、ガールスカウトの活動に携わっていて、長野県支部の指導者委員長や支部長を務めました。
現在も、伊那市、南箕輪村の子どもたちが所属するガールスカウト第26団の団委員長として、子どもたちの活動を支えています。
こうした長年の活動が認められ、今回、文部科学省の社会教育功労者表彰を受賞しました。 -
野菜を使ったケーキ作り
クリスマスを前に、野菜を使ったクリスマスケーキ作り教室が19日、伊那市のいなっせで開かれました。
これは、体を動かすだけでなく食生活について考えるきっかけづくりにしようと伊那市総合型地域スポーツクラブが開いたものです。
19日は、高校生や親子など28人が参加しました。
指導にあたったのは伊那市で旬の野菜をつかった料理教室などを開いている樋代春陽さんです。
18日は、小松菜を混ぜたケーキとトマトを混ぜたケーキの2種類を作りました。
樋代さんによると、野菜が入ることでカルシウムやカロチンが多くとれるということです。
生地が焼き上がると、生クリームを塗りその上にクリスマスのデコーレーションをして完成です。
参加者、全員で完成したケーキを味わいました。
ある母親は「野菜が入ることで生地が鮮やかで美味しい」と話していました。 -
ながたドーム完成
箕輪町がながた自然公園に建設を進めていた屋内運動施設、ながたドームが完成しました。
来年1月15日に竣工式やこけら落としなどが行われます。
ながたの湯西側に建設された「ながたドーム」は、国からの補助金などを活用し今年の3月から工事が進められてきました。
19日は引き渡し式が行われ、施工業者から平澤豊満箕輪町長に施設のカギなどが手渡されました。
ながたドームは、鉄筋コンクリート2階建てで、延べ床面積はおよそ3400平方メートル。
人工芝のテニスコートが3面ありフットサルや各種イベントに利用できます。
また多目的のイベントなどに使えるよう大型スクリーンも設置されました。
2階には、観客席が288席設置された他、一周205mのジョギングが出来るスペースが設けられています。
利用料は1時間1面500円で、夜は照明代が700円かかります。
ながたドームは、来年1月15日に竣工式やこけら落としなどが行われることになっています。
施設の利用の予約は1月17日を予定しています。 -
伊那市観光実施計画
伊那市観光計画の見直しについて協議、検討する伊那市観光実施計画見直し検討委員会が21日、設置されました。
伊那市では2007年6月に観光の基本的な方向性を定めた伊那市観光基本計画を策定し、この計画に沿って具体的な施策を示した観光実施計画を作成しました。
経済状況の厳しい中、多くの市民と意見を交換しながら既存の観光実施計画の見直しを図ろうと検討委員会を設置しました。
委員は、観光団体や商工団体、大学生など33人で構成され、6回にわたって2011年から2013年までの観光実施計画について検討します。
21日は、市側から実施計画やスケジュールなどの案が示されました。
白鳥市長は、「この地域が持っている豊かな資源を上手に使って伸ばしていただきたい」と協力を求めました。
今後は、おもてなし、誘客・PR、観光資源開発の3つの分科会で意見を交わし、全体でまとめたものを、来年3月に白鳥市長に報告することになっています。 -
雑穀ビール商品化へ試飲検討会
伊那市長谷で栽培した雑穀を使った雑穀ビールの試飲検討会が16日、長谷の気の里ヘルスセンターで行われました。
雑穀ビールは、NPO法人南アルプス食と暮らしの研究舎が雑穀の販路拡大のため発案し、宮田村の南信州ビール(株)と共同開発しています。
この日は、試験的に醸造された雑穀ビール3種類を関係者17人が試飲しました。
雑穀ビールは、伊那市長谷で栽培した雑穀シコクビエとホップ信州早生を原料の一部に使った発泡酒です。
参加者は、シコクビエと麦芽の配合比率が異なる3種類のビールについて、色、香り、苦味などを評価し、シートに書き込んでいました。
今後、評価の結果などを参考に再度試験醸造し、来年度中には本格販売をしたいとしています。 -
あぐりスクール最終回でもちつき
子どもたちが農業体験をするJA上伊那のあぐりスクールは最終回の18日、皆でもちつきをしました。
あぐりスクールの子どもたちと保護者らおよそ170人が参加し、伊那市のJA上伊那本所でもちつきが行われました。
もち米は、地元産の白毛餅で27キロ使いました。
8つの班に分かれ、子どもたちが順番にもちをつきました。
あぐりスクールは、子ども達に農業を体験してもらいながら食物や農業の重要さを感じてもらおうと開かれていて今年で5年目です。
今年は小学2年生から6年生まで92人が参加しました。
4月に開講してから野菜や米、リンゴ栽培の体験など9回の教室があり、今日が最終回でした。
参加者は、つきたてのもちや、あぐりスクールで栽培したジャガイモなどの野菜を使った料理を皆で味わっていました。 -
「保科正之人生道中記」出版へ
202回に渡り、新聞長野日報に掲載された「保科正之人生道中記」を本にしようと、出版委員会総会が20日伊那市役所で開かれ、今後の日程や販売目標などを確認しました。
総会には、委員や作者の大槻武治さんらおよそ50人が集まりました。
「保科正之人生道中記」は保科正之の人生を描いた作品で、去年の9月から今年の6月まで、202回にわたり長野日報に掲載されました。
本は、「名君保科正之公の大河ドラマをつくる」運動と連動して出版されるもので、作品を多くの人に読んでもらい、保科正之について知ってもらおうというものです。
9月から4回にわたり出版準備会を設け、計画を進めてきました。
委員会では、目標出版部数をおよそ700冊としています。
本は、3月初旬に上伊那地域の書店で、1冊1600円で販売される予定です。 -
伊那北英語部全国高校生英語ディベート大会3位
伊那北高校英語部は、18日と19日、岐阜県で開かれた、第5回全国高校生英語ディベート大会で3位に入賞しました。
英語部のメンバー5人は、20日、同窓会館を訪れ、竹松杉人館長に3位入賞の報告をしました。
全国大会には、地区予選などを勝ち抜いた64チームが参加しました。
伊那北は、予選5試合を全勝し、勝敗やコニュニケーションの評価などを総合したポイントで、1位となり2年連続決勝トーナメントへ進出。
しかし、決勝トーナメントでは、岐阜県の高山西高校に敗れ、3位となりました。
竹松館長は、「新しい伝統が築かれている、来年も頑張ってほしいと」生徒たちを励ましていました。
ベストディベーターを受賞した白井友理恵さん(2年)は、「ベストディベーターの受賞は、今まで自分がやってきた事が評価された結果。とても嬉しいです」と話していました。
部長の久保田紫帆里さん(2年)は、「優勝出来なかったのは残念。でも、チームで協力した結果3位になれたた事には満足しています」と話していました。 -
国際ソロプチミスト伊那 町に2万円を寄付
女性の地位向上などの為の奉仕活動を行っている国際ソロプチミスト伊那は20日、箕輪町役場を訪れ、町に2万円を寄付しました。
20日は、国際ソロプチミスト伊那の会員で箕輪町に住む山口町子さんが、平澤豊満町長に寄付金2万円を手渡しました。
12月15日に開かれた例会で、会員同士のチャリティーバザーを行い、その時の売上金を箕輪町に2万円、伊那市に5万円、駒ヶ根市に3万円寄付したものです。
山口さんは「ささやかな気持ちですが、福祉事業に役立ててもらえればうれしいです」と話していました。 -
「二人展 花と暮らすゆとりの時間に包まれて」
フラワーアレンジメントの展示会「二人展 花と暮らすゆとりの時間に包まれて」が、伊那市のかんてんぱぱホールで開かれています。
会場には、松ぼっくりや月桂樹など季節のものを使った作品、およそ100点が展示されています。
展示会は、伊那市美篶と西春近でそれぞれフラワーアレンジメント教室を開いている保科容子さんと飯塚智子さんが合同で開いたものです。
クリスマス用のリースやツリーの他、正月用にアレンジされた作品も並んでいます。
「二人展 花と暮らすゆとりの時間に包まれて」は、23日木曜日まで、伊那市のかんてんぱぱホールで開かれています。