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有効求人倍率7か月ぶりに低下
去年12月の上伊那の月間有効求人倍率は、0.61倍となり、7か月ぶりに低下しました。
ハローワーク伊那の発表によりますと、12月の上伊那の月間有効求人倍率は0.61倍となり、11月の0.66倍を0.05ポイント下まわりました。
県平均も0.61倍、全国平均は0.57倍となっています。
企業の新規求人数は712人で、前の月の867人を155人下回りました。
前の年と比べても2.2パーセント減少していて、10か月ぶりに前の年の同じ時期を下回りました。
一方、新規求職者数は759人で、前の月の849人より90人減少しました。
対前年比は、1.7パーセントの増で、2か月連続で前の年の同じ時期を上回りました。
ハローワーク伊那では、「持ち直しの動きも足踏み状態で、先行きは、不透明。依然として厳しい状況が続いている」と見ています。 -
親子で小麦粉粘土遊び
伊那市の竜南子育て支援センターで26日、親子が小麦粉を材料にした粘土で遊びました。
小麦粉粘土は、小麦粉に食紅と食用油をまぜて作る粘土で、小さな子供が口の中に入れてしまっても安全です。
この日は、14組の親子が参加し粘土作りから楽しみました。
小麦粉粘土遊びは、寒くなって外で遊べないこの時期に、子育て講座の一環として行われています。
子ども達は黄色、ピンク、緑の3色の食紅から好きなものを選んで色をつけ、よくねった後、形を作って遊んでいました。
ある母親は、「普通の粘土より軟らかく触りごこちも良いので、子供もよろこんでいました」と話していました。 -
県内で鳥インフルエンザ陽性反応
長野県は、小諸市で高病原性鳥インフルエンザに感染した疑いのある野鳥がみつかったと27日、発表しました。
上伊那地方事務所では、28日に開かれる県の対策本部会議を受けて、今後の対策を立てる考えです。
愛知県豊橋市で高病原性鳥インフルエンザに感染した疑いのある鶏が26日見つかった事を受けて、27日、急遽、伊那合同庁舎で現地連絡会議が開かれました。
会議には、上伊那地方事務所や、伊那保健所、JA上伊那など、関係機関が参加しました。
会議の中で、長野県内でも、高病原性の鳥インフルエンザに感染した疑いのある野鳥が見つかった事が報告されました。
県の発表によると、高病原性鳥インフルエンザに感染した疑いのある野鳥が見つかったのは、小諸市です。
27日朝、コガモが死んでいるとの通報があり、簡易検査を行ったところ、鳥インフルエンザウイルスの陽性反応が出ました。
強毒性のウイルスであるかどうかについては、現在分析中です。
上伊那地方では100羽以上飼っている農場が14軒あるほか、確認されているところでは小中学校など30箇所ほどで鶏やウズラといった家禽が飼育されています。
上伊那地域は、およそ25万羽の家禽が飼育されていて、県内では松本地域に次いで2番目の飼育量となっています。
管内の家禽で高病原性の鳥インフルエンザの発生が確認された場合は、迅速な対応が必要となるため、夜間や休日などでも対応できる体制を整えておく事などが確認されていました。
上伊那地方事務所の東 修農政課長は、「鳥インフルエンザはいつどこで発生してもおかしくない。いざというときは、あわてないよう、関係機関が役割分担をして、蔓延防止のため必要な対策ができるようお願いしたい」と話していました。
上伊那地方事務所では、28日に開かれる県の対策本部会議の決定を受けて、今後の対策の方向性を決めたいとしています。 -
まっくんグッズが登場
南箕輪村と村開発公社は、村のイメージキャラクター「まっくん」のグッズを、初めて作りました。
今回、制作されたのは、まっくんをデザインしたストラップとボールペンです。
ストラップは、根付スタイル、キーホルダー型、ビーズの飾り付けの4種類があります。
ボールペンは、ピンクと青の2色です。
ストラップ、ボールペンともに350円で、29日(土)から大芝荘、味工房で販売されます。
南箕輪村開発公社では、今後も、まっくんグッズを通して、村をPRしたいとしています。
また、他のグッズについても検討していきたいとしています。 -
高校生就職内定率 南信地区89.9%
この春、公立高校を卒業する生徒の就職内定率は、平成22年12月末現在85.4パーセントとなっています。
これは、27日、県教育委員会が発表したものです。
全県の就職内定率は、85.4パーセントと、前の年の同じ時期と比べ、3.9ポイント増えています。
南信地域は、89.9パーセントで、県内4地区で最も高く、男女別では、男子が、90.3パーセント、女子が89.1パーセントとなっています。
県教委では「安易に判断できないが、現段階では、高校生の就職状況は改善傾向に向かっている」とコメントしています。 -
入野谷が市内の受験生を応援
伊那市観光(株)が経営するゼロ磁場の宿・入野谷は、受験生を応援しようと、市内の中学3年生に応援割引券を贈りました。
27日は、入野谷の白鳥博文支配人が長谷中学校を訪れ、3年生全員に、受験応援割引券を贈りました。
これは、射りの矢(入野谷)の語呂にあわせて、矢があたり、志望校に合格しますようにとの思いをこめて、初めて行われたものです。
応援割引券は、入浴料600円が半額の300円となるほか、食事も100円引きのサービスが受けられるというものです。
また、割引券を持参した受験生には、夜食用に、ゼロ磁場の水で仕込んだどら焼きもプレゼントされます。
ゼロ磁場の宿・入野谷では、市内全ての中学3年生659人に、この割引券を贈る予定です。 -
飯田下伊那地方花粉飛散予測 去年の約30倍
飯田保健福祉事務所は27日、飯田・下伊那地域の今年春の花粉飛散予測をまとめました。
飛散開始の時期は例年並み、飛散量は例年より多く、去年と比べるとおよそ30倍になるとしています。
飯田保健福祉事務所によりますと、今年春の飯田・下伊那地域のスギ花粉の飛散が始まる時期は、去年の2月22日より遅く、例年並みの2月下旬と予測しています。
今後の気象状況によっては、飛散開始時期が変わることも考えられます。
また、スギ・ヒノキの花粉飛散量は、例年のおよそ1・6倍、去年と比べるとおよそ30倍になるとしています。
今年の1平方センチメートルあたりの花粉飛散量は、5353個と予測していて、去年の176個、例年の3330個に比べて多くなっています。
飯田保健福祉事務所では、花粉症の人は、医療機関や薬局に相談するなど、早めの対策を行うよう呼びかけています。 -
高校入試前期志願者数発表
長野県教育委員会は、来年度の公立高校入学者前期選抜の志願者数を27日、発表しました。
それでは、全日制の志願者数からお伝えします。
辰野高校です。普通科志願者数61人で1.27倍、商業科は31人で1.55倍となっています。
上伊那農業高校です。生産環境科は31人で1.55倍、園芸科学科は40人で2.00倍、生物科学科は42人で2.10倍、緑地創造科は36人で1.80倍となっています。
高遠高校です。普通科は56人で1.17倍となっています。
伊那北高校普通科は前期の募集がなく、理数科は50人で1.39倍となっています。
伊那弥生ヶ丘高校普通科は前期の募集がありません。
赤穂高校普通科は前期募集が無く、商業科は82人で2.05倍となっています。
駒ヶ根工業高校です。3つの学科一括で80人が志願し1.33倍となっています。
続いて、多部制の箕輪進修高校です。普通I部は44人で2.20倍、普通II部は50人で2.50倍、普通III部は9人で0.45倍、工業I部は34人で1.70倍となっています。
なお、高校入試前期選抜は2月2日、合格発表は2月10日に行われます。 -
インフルエンザ注意報発令
長野県は26日、インフルエンザ注意報を発令しました。
手洗い、うがい、マスクの着用など、感染拡大防止につとめるよう呼びかけています。 -
園児が凍み大根づくり
伊那市の竜北保育園園児が26日、冬の寒さを利用した保存食凍み大根を作りました。
凍み大根づくりは、園で収穫したり、農家からもらった大根を無駄にしないようにと行われました。
26日は、年長園児およそ20人が熱湯で煮た大根に割りばしで穴を開け、ワラをとおしてから、外に吊るしていました。
凍み大根は、3月初めころまで園のベランダに吊るしておくということです。 -
御射山社史跡についての講演会
南箕輪村神子柴にある御射山社史跡についての講演会が23日、神子柴公民館で開かれました。
会場には、地域住民およそ40人が集まりました。
講演会は、地域の歴史について学んでもらおうと、神子柴の文化歴史遺産を伝える会が開いたものです。
神子柴区の春日街道沿いには、御射山社の鳥居があったといわれ、毎年8月下旬に区民が農作物の豊穣を祈願する祭りを行っています。
講師は、伊那市の小林一行さんと南箕輪村の松澤英太郎さんが務めました。
小林さんは、西箕輪の与地と羽広に御射山社史跡があるといわれていることをふまえ、自身の調査結果から「与地と羽広、神子柴が共通の信仰をもっていたことが分かってきた」と話しました。
松澤さんは、村内の歴史書や書物などから「御射山社は、もともとは山の神を祭っていたが、戦の神、農耕の神というように時代と共に信仰がかわってきた」と話しました。
神子柴の文化歴史遺産を伝える会では、今後も区内の文化財についての講演会などを開いていくということです。 -
自然保護レンジャ竏秩A自然観察インストラクター合同研修会
自然公園の巡回などを行う自然保護レンジャ竏窒ニ、自然に関する学習の講師などを行う自然観察インストラクターの合同研修会が26日、伊那合同庁舎で開かれました。
研修会には、上伊那の20人が参加しました。
自然保護レンジャーと自然観察インストラクターは、南アルプスや中央アルプスなどの山での活動が多いため、今日は安全な登山について、長野県山岳総合センターの傘木靖さんから話を聞きました。
傘木さんは、最近は、若者や中高年など山に詳しくない登山者が増加傾向にあるとして、万が一事故が起こった場合の対処方法などを指導しました。
傘木さんは、ストックを持っていくと、ケガをした時に添え木や杖の代わりにでき便利な上に、負傷者の搬送にも使えるとアドバイスしていました。
ある参加者は、「自然に親しむ事も安全が第一。もしもの時に役立てたい」と話していました。 -
南箕輪村南部小学校 信大留学生と交流
南箕輪村の南部小学校の児童は26日、信大農学部の留学生とゲームなどをして交流しました。
この日は、信大農学部に留学している、中国、バングラデシュ、インドネシアなどの8人の留学生が南部小を訪れ児童と交流しました。
留学生との交流は、近くに信大農学部がある事から、様々な国や文化がある事を知り海外に目をむけるきっかけにしようと行われていて今回が3回目です。
子ども達は、児童会が企画した手つなぎ鬼などのゲームをして留学生と一緒に遊びました。
鈴木茂教頭は、「言葉の壁を超えて楽しく遊ぶことができた。交流が深まったと思う」と話していました。 -
農家民宿経営者が英語勉強
上伊那地域の農家民宿経営者有志は、外国人客への接客を身につけようと、英語の習得に励んでいます。
26日は、伊那合同庁舎で、農家民宿の経営者を対象とした英語勉強会が開かれました。
勉強会には、伊那市新山で民宿「ふだん着」を営む、北原綾子さんと、南箕輪村田畑で「大和屋」を営む、白鳥幸子さん、中川村で「はたなか」を営む佐々木正春さんの3人が参加しました。
講師は上伊那地方事務所国際交流員のソリン・リッジウェイブラウンさんが務め英語での自己紹介などについて指導していました。
農家民宿は農業体験などをしながら、その土地の地域文化に触れることができる、宿泊施設で、北原さんの「ふだん着」では、はた織などを体験することができます。
また白鳥さんの「大和屋」では、りんごや水稲の収穫など農業体験ができます。
佐々木さんの「はたなか」も雑穀やお茶づくりなどの農業体験ができます。
英語勉強会は合計6回開かれる計画で、3月下旬には講師のソリンさんを通じて、それぞれの宿泊施設に外国人客が訪問する予定です -
校庭の天然リンクでスケート
伊那市の西春近北小学校の児童は、校内の天然リンクでスケートの練習に励んでいます。
校内にある天然リンクは、校舎北側の1日中、陽の当たらない場所にあります。
このリンクは1、2年生専用となっていて、26日は2年生の児童が体育の時間にスケートを楽しんでいました。
広さは縦がおよそ25メートル横が7メートルで、氷の厚さは15センチほどあります。
リンクは毎年保護者がPTA活動でつくっていて、去年水を張り、今年になってから滑れるようになりました。
児童らは、歓声をあげながら、リンクを滑っていました。
校内にある天然リンクでのスケートの授業は、2月下旬ころまで続けられるということです。 -
労働者の処遇改善に向け運動
2011春闘上伊那地区連絡会の結成総会が25日伊那市で開かれ、すべての労働者の処遇改善に向けた運動を展開していくことなどを確認しました。
上伊那地区連絡会は、連合長野上伊那地域協議会などで構成されていて昨夜は、およそ80人が集まりました。
総会で向山五輪男議長は「賃金改善はもとより弱い立場にある中小零細企業の労働者の処遇改善に取り組みたい」とあいさつしました。
春闘の展開としては、非正規雇用を含め全ての労働者を対象に適正な利益配分を求めていくことや、仕事と生活の調和を進める、ワーク・ライフ・バランスの実現などをあげています。
連絡会では3月7日に、総決起集会を開き、労働条件の改善などを訴えていくことにしています -
高遠さくら咲くだるま販売
伊那市の高遠さくらホテルでは今年も「高遠さくら咲くだるま」の販売をしています。
販売しているダルマは高さ12センチと高さ15センチの2種類です。
中には合格鉢巻をしたダルマもあります。
毎年、受験生の保護者が買い求めるということで、去年買った人からは、志望大学に合格したなどの感謝のメッセージが届けられています。
ダルマは、群馬県の高崎市から仕入れたもので、桜の模様が入り、顔には縁起の良い鶴と亀が描かれています。
値段は高さ12センチのものが1000円、高さ15センチのものが1500円となっています。
それぞれ20個を3月中旬まで高遠さくらホテルで販売しています。 -
SO竏鱈ABの新春コンサート
和楽器と洋楽器を織り交ぜ独特の音楽を生みだすSO竏鱈ABの新春コンサートが24日、伊那市のいなっせで開かれました。
会場には、市内外からおよそ200人が集まりました。
SO竏鱈ABは、和楽器と洋楽器を取り入れた音楽グループで上伊那にゆかりのある5人で構成されています。
メンバーは主婦や会社員などで、月に3回ほど集まり練習を重ねています。
長野県内各地で演奏会を開いていて、いなっせでは8回目です。
コンサートでは、グループのオリジナル曲など12曲を演奏しました。
メンバーの1人は「日本の伝統音楽にも様々な可能性があるということを伝えられたと思う」と話していました。 -
全国シニア将棋名人戦と小学生将棋名人戦の南信地区大会
全国シニア将棋名人戦と小学生将棋名人戦の南信地区大会が23日、伊那市の中央区公民館で開かれました。
23日は、60歳以上のシニアの部と小学生の部が開かれ、市内外から合わせて33人が出場しました。
シニアの部は、競技者それぞれの打つ手を考える時間を30分とし、時間を使い切ったら負けとするルールで、小学生の部は時間制限のないルールで行われました。
シニアの部では毎年出場している将棋歴70年以上のベテランなど13人が、小学生の部では将棋を始めて1年ほどの児童など20人が熱戦を繰り広げていました。
大会の結果、シニアの部は伊那市の中村忠雄さんが優勝し、2月6日に長野市で開かれる県大会に出場します。 -
伊那市民体育祭 スケート競技
伊那市民体育祭のスケート競技大会が22日、伊那西スケート場で開かれました。
大会は、保育園から一般まで、およそ70が参加し、500メートルや、1千メートルなどの距離で学年別、男女別に別れ、23種目が繰り広げられました。
選手たちは、日頃の練習の成果を発揮し、自己ベストの更新を目指し滑っていました。
ある大会関係者は、「子ども達が、このリンクで沢山練習を行い、将来はオリンピックを目指す選手が出てきてくれれば」と話していました -
TPP交渉反対宣言 採択
農業生産の拡大や生産者の団結を図ろうと、JA上伊那農業振興大会が25日に開かれ、環太平洋経済連携協定TPP交渉への参加に反対する宣言が採択されました。
大会には、組合員や農業関係団体など200人が参加しました。
挨拶で宮下勝義代表理事組合長は、政府が交渉参加の検討を進めるとするTPPについて「食糧自給率の向上とTPPの両立は不可能。交渉参加には断固反対し、県民や地域の理解を得ていきたい」と話しました。
大会では、TPP交渉への参加に反対する宣言が採択され、署名運動をしていく事が確認されました。
JA上伊那では、3万7千人を目標に署名運動をしていく方針です。
大会では、他に農業振興への取組として、農業基盤強化支援金による生産基盤の拡充、野菜や花卉などのパッケージセンターの設置、集落営農組織の機能拡充と法人化による多角経営の推進などをあげました。 -
食育推進計画答申
南箕輪村の農と食の審議会は25日、村の食育推進計画について唐木一直村長に答申しました。
25日は、南箕輪村農と食の審議会の三澤澄子会長らが役場を訪れ唐木村長に答申しました。
計画は子どもから高齢者まで村民が生涯にわたって健康で暮らせるよう、関係機関が一体となって食育を推進していくためのものです。
食育推進計画は平成23年度から平成27年度までの5年間をまとめたものです。
答申では、就学前の子どもが朝食を毎日食べる割合と家族そろって食事が出来る日があるよう心がける人の割合を100%とするとしています。 -
高校生対象の就職面接会
この春卒業を迎える高校生を対象とした就職面接会が25日、伊那市のハローワーク伊那で行われました。
就職面接会は、今年の春卒業を迎える高校生を対象にハローワーク伊那が開いたもので25日は、建設業や製造業など4社が参加しました。
25日は、まだ就職が決まっていない上伊那の高校生7人が、企業の人事担当者から企業の概要などについて説明を受けていました。
去年の11月末現在の就職内定者は256人で内定率は81.3%となっています。
これは、前の年の同じ時期を3.1ポイント下回りました。
ハローワーク伊那では、2月8日にも高校生を対象とした就職面接会を計画しています。 -
ジオパークロゴ決まる
南アルプスのジオパークのロゴマークが東京都八王子市の松井紀子さんの作品に決まりました。
これは、南アルプスジオパークをPRしようと南アルプス世界自然遺産登録長野県連絡協議会が募集したものです。
全国から96点の応募があり東京都八王子市の松井紀子さんの作品が選ばれました。
隆起し続ける南アルプスの雄大な山脈を山々の連なりで表したという事です。
南アルプス世界自然遺産登録長野県連絡協議会では、ロゴマークをイベントなどに活用していきたい考えです。 -
NECライティングに補助金の返還を求める
伊那市は、去年11月に伊那工場を閉鎖したNECライティング株式会社に対し、市がNECライティングに交付していた伊那市商工業振興補助金の全額返還を求める文書を出していたことが25日わかりました。
伊那市は今月21日付でNECライティングに対し返還を求める文書を郵送しました。
伊那市が求めたのは平成18年度から平成21年度まで交付した補助金あわせて1億5888万7000円です。
返還期限は今年の3月31日としています。
返還を求める理由として補助金の交付を受けてから5年以内の事業撤退は期間が短く伊那市商工業振興条例の目的に沿っていないこと。
また、工場の閉鎖は商工業の振興、雇用機会の拡大に寄与する機能を喪失したことなどをあげています。
伊那ケーブルテレビの取材に対しNECライティング株式会社では、「内容を確認している状況。法に基づいて対応していきたい」とコメントしています。 -
村特別職報酬等審議会に白紙諮問
南箕輪村の唐木一直村長は、村特別職報酬等審議会に、来年度の理事者の給料や、村議会議員の報酬の改定について、白紙諮問しました。
唐木村長は「厳しい中だが健全財政を維持している。財政状況や類似団体を参考にしながら、適正な額を審議していただきたい」と挨拶しました。
平成22年度の理事者の給料は、月額5%引き下げとなっていて、村長は68万3050円です。
また、村議会議員の月額報酬は、条例に定められた金額通りとなっていて議長は29万5000円です。
審議会では、来月10日までに答申を予定しています。 -
インフルエンザ注意報レベルに
伊那保健福祉事務所は、上伊那地域でインフルエンザの発生が注意報レベルになったとして感染予防に努めるよう呼びかけています。
伊那保健福祉事務所は24日、今月17日から23日までの間に上伊那地域で1医療機関あたりの看者数が23.88となり注意報の基準となる10を超えたと発表しました。
伊那保健福祉事務所では注意報レベルを超え、インフルエンザ感染の集団発生が増加していることから、うがい、手洗いの実施やマスクの着用などを呼びかけています。 -
ポコリットみなみみのわ ハーモニカ演奏
南箕輪村のハーモニカクラブポコリットみなみみのわは24日、南箕輪村大芝のデイサービスセンター松寿荘を訪れ、ハーモニカ演奏を行いました。
24日は、ポコリットのメンバー6人が松寿荘を訪れ、ハーモニカ演奏を行いました。
ポコリットは、村の公民館教室「初心者ハーモニカ教室」を修了した有志の集まりで、毎週公民館で練習し、福祉施設などで演奏しています。
24日は、童謡などおよそ10曲を演奏しました。 -
岳風会が吟じ初め
詩吟の愛好家でつくる上伊那岳風会箕輪支部の初吟会が、22日、箕輪町の松島コミュニティセンターで開かれました。
最初に「吟じ初め」として、会員全員で吟じました。
岳風会箕輪支部には、およそ100人の会員がいて、この日はそのうちの80人が参加し、日頃の練習の成果を披露しました。
会では、設立当初は神社で初吟会を開き、吟を奉納していましたが、宗教にとらわれずにやっていこうと、現在の形になりました。
この日は、一人だけで吟じる「独吟」という形式で、一人一人発表していました。
参加者の中には小学生もいて、これまでの練習の成果を披露していました。
参加したある女性は「健康で、楽しく詩吟ができる1年にしたい」と話していました。 -
伊那市でレゲエ祭
国内一線級のレゲエアーティストが集結する伊那レゲエ祭が23日、伊那市の伊那文化会館で開かれました。
オープニングでは箕輪町のダンス教室「DSTダンススクール」の代表とそこに通う子ども達がストリートダンスを披露し会場を沸かせました。
レゲエ祭には2009年と2010年に東京で開かれた渋谷レゲエ祭に参加経験のある13組が出演しました。
このイベントは、伊那文化会館に来館する機会の少ない若者達に足を運んでもらい地域を盛り上げようと企画されました。
会場にはおよそ700人が訪れタオルを回したりして音楽を楽しんでいました。
伊那文化会館では、これからも若者たちに喜んでもらえるイベントを企画していきたい」と話していました。。