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小河内神社でお筒粥の神事 世の中は「六分六厘」
箕輪町南小河内の小河内神社に伝わる小正月の伝統行事「お筒粥の神事」が15日の早朝に行われ、占いの結果、今年の世の中は「六分六厘」となりました。
この日は朝5時から小河内神社の氏子らが、お筒粥の入った釜を炊いていました。
お筒粥の神事は100年以上続く小河内神社の伝統行事で、毎年小正月の1月15日に行われます。
今年1年の農作物の五穀豊穣を祈願するもので、葦の筒に入った粥の量で農作物の出来を占います。
釜の中には、水稲や大根、人参など、17品目、20種類の農作物の出来を占う20本の葦の筒と、世の中の世相を占う1本の筒、合計21本が入れられました。
あたりが明るくなり始めた午前7時過ぎ、2人の神官が鍋から葦の筒を取り出し、神殿へと運びました。
氏子らも参加して神事が行われた後、太田豊秋宮司から占いの結果が告げられました。
主な占いの結果は、水稲の出来は中、野菜では大根、人参、キャベツなどが上、果樹では、リンゴが中の上、トマトが上々で、世の中の世相は去年よりも1厘良い「六分六厘」という結果が出ました。
藤森清治主任総代は「小河内神社は南北両小河内で管理している。両小河内にとって良い1年になれば」と話していました。
粥はえんぎものとして地域住民などに配られました。 -
早大生の「ローメン」の論文が完成
伊那市のご当地料理「ローメン」を題材に卒業論文を書いていた、早稲田大学4年生の岩波祐樹さんの論文が完成しました。
卒業論文のタイトルは「B級ご当地グルメによる地域づくりの過程」縲恍キ野県伊那市ご当地グルメのローメンを事例として縲怩ナす。
岩波さんは早稲田大学教育学部社会科地理歴史専攻の4年生です。
論文のテーマについて悩んでいた去年6月、教授に勧められてローメンを研究することにしました。
去年10月から12月にかけて、伊那市内でローメンを扱っている飲食店を取材し、論文を完成させました。
論文は5部構成で、ご当地グルメと地域づくりの関係性、ローメンの特徴と誕生秘話、むらおこし事業としての課題と可能性などが書かれています。
岩波さんは「最初は論文が書けるような題材ではないと思っていたが、取材するたび書くことが増えていった。ローメンの奥深さを感じた」と話していました。
ローメンズクラブ会長で、萬楽の店主、正木金内衛さんは、完成した論文を読んで「私たちが60年以上続けてきたローメンについて、歴史などがしっかり書かれていて、情熱が感じられた」と話していました。
また、正木さんは「この論文を、店同士の意思の統一や、意識向上の一助にできれば」と話していました。 -
廃棄物不法投棄巡回パトロール
上伊那地方事務所や市町村などでつくる上伊那地区不法投棄防止対策協議会は、13日巡回パトロールを行いました。
パトロールにはおよそ30人が参加し、不法投棄対策を目的に、監視カメラが設置された場所など3箇所を回りました。
伊那市内のこの場所は、去年11月から焼却灰等が不法投棄され始め、伊那市では、環境省の協力を得て、去年12月からか監視カメラを設置しています。
参加者からは、運用方法や効果等について質問が出されていました。
伊那市の担当者は、カメラを設置してからは不法投棄無くなったと説明していました。
今年度の上伊那地域で見つかった不法投棄の件数は、11月までに334件で、昨年度と比べやや少なくなっています。
しかし、不法投棄された物のうち、殆どが家庭ごみとなっていて、捨てた人物を特定する事が出来ない状況となっています。
協議会では、今年の7月にテレビのアナログ放送終了に伴い、テレビの不法投棄が増える事が懸念される事から、関係団体との連携を取り、監視強めていきたいとしています。 -
顔のついた土器・土偶を展示
顔のついた土器や土偶を集めた伊那市創造館の企画展が14日から始まりました。
創造館の企画展、顔のついた土器・土偶縲恣齦カの祈りとその表情縲怩ヘ、上伊那地方で出土した土器や土偶を中心に120点が展示されています。
上伊那の縄文文化に親しんでもらい、縄文時代に想いをはせ、その謎に迫ろうと、市町村や御代田町の浅間縄文ミュージアムの協力を得て、伊那市創造館が企画しました。
顔のついた土器は、縄文時代の中期、今から5,000年から4,000年前の限られた期間に長野県の南信地域や山梨県を中心に作られました。
会場には、顔面付釣手形土器をはじめ、顔のついた土器が数多く並べられています。
14日は、総合学習で縄文文化の研究に取り組んでいる手良小学校の4年生が見学に訪れ、興味深そうにながめていました。
会場には、土器のほかに土偶も並びます。
土偶は、縄文時代を通して1万年の間に作り続けられました。
土器と同じく土偶も壊された状態で出土する例がほとんどで、なぜ作られ、どのように使われ、なぜ壊されたのかが大きな謎となっています。
伊那市創造館は、縄文から宇宙までを合言葉に去年5月の開館から企画展を開いていますが、考古学の分野は、今回が初めてです。
15日は、午後1時から顔のついた縄文土器をテーマにしたシンポジウムも開かれます。
第1線で活躍している研究者による講演や研究発表が行なわれます。
第3回企画展「顔のついた土器・土偶縲恣齦カの祈りとその表情縲怐vは、3月27日まで入場無料で開かれています。 -
箕輪南小で百人一首大会
箕輪町の箕輪南小学校で14日、毎年恒例の百人一首大会が開かれました。
百人一首大会は、日本の文化を改めて知り、親しんでもらおうと毎年開かれています。
14日は、全校児童84人が5縲・人のグループに分かれ枚数を競いました。
冬休みに家で覚えてきたという児童が多く、次々と札に手が伸びていました。
箕輪南小学校では、「小規模校として全校でやれることはいいこと。遊びながら集中力を養ってほしい」と話していました。 -
伊那市西箕輪上戸のでえもんじ
伊那市西箕輪上戸に、古くから伝わる小正月の伝統行事「でえもんじ」が14日の早朝に行なわれました。
まだあたりが暗い午前5時、区の中心の辻に男衆が集り、各戸で作った紙製の巾着袋を飾りつけます。
長さ12メートルの木の先端部分には、竹ぐしに色紙を巻きつけた花を飾ります。
上戸のでえもんじは、伊那市内では、由一行なわれている道祖神まつりの一つで、厄除けや家内安全、五穀豊穣などを願います。
その昔、面倒だからということで、1年中止したところ、村に疫病がはやり5人が死んだとの言い伝えもあり、再開してから今日まで続けられています。
飾りつけが終わり、準備が整うと、全員が力をあわせていっきに建てます。
でえもんじは、小正月が終わるまで飾り、20日の早朝におろします。
でえもんじ建てが終わると作業小屋でお神酒の乾杯。
こどもたちも混ざり、あつあつのトン汁で暖をとっていました。
14日の伊那地方は、氷点下10度ほどまで冷え込みました。 -
伊那小6年泉組 お年寄りと交流
伊那市の伊那小学校6年生は14日、デイサービスセンターみその園を訪れ、お年寄りと交流しました。
みその園を訪れたのは、6年泉組の児童30人です。
泉組では、4年生の頃から総合学習の時間に地域のお年寄りと交流をしていて、今回で10回目です。
14日は、子ども達が考えた劇を披露した他、お手玉やカルタなど昔の遊びをお年寄りと一緒に楽しみました。
デイサービスセンターみその園の伊藤頼子所長は「子ども達が来るとお年寄りの表情が明るくなる。感情が豊かになるのでとてもありがたいです」と話していました。
泉組では、3月8日にいなっせで地域のお年寄りを招いての交流会を予定しています。 -
南箕輪村西部保育園でホッポンヤ
南箕輪村の西部保育園で地域のお年寄りが小正月伝統の鳥追いの行事「ホッポンヤ」を園児と一緒に14日に行いました。
柳の棒の持つところだけ残して皮をはぎ、縄を巻き火に焼いて模様をつけたもの2本でたたきながら歩きます。
南箕輪村の西部保育園では、毎年、地域のお年寄りから伝統のほっぽんやを教わっていて、14日もお年寄りに続き、保育園の庭をまわりました。
14日は、大泉や北原のお年寄り20人が保育園を訪れ、ほんだれ様や繭玉づくりもして交流しました。 -
伊那東保育園で少林寺拳法体験
伊那市の伊那東保育園の園児らは14日、少林寺拳法を体験しました。
体験したのは、伊那東保育園の年長から年少までの園児56人です。
体験は、こども達に少林寺拳法を通して集中力を学んでもらおうと行われたものです。
14日は、長野県少林寺拳法伊那支部の小池靖彦支部長と宮田支部の鈴木秀仁支部長が指導にあたりました。
2人は、孫と子供が伊那東保育園に通っていることが縁で、今回指導することになりました。
児童らは、「手をハの字にして頭をつかないように」などと指導を受けながら、受け身の練習をしていました。
他にも、手をつかまれた時の護身術などを教わっていました。
小池さんは「少林寺拳法は技をかけるのではなく、人を育てることが目的。人を大切にする気持ちを養ってほしい」と話していました。 -
不法投棄防止対策パトロール
上伊那地方事務所や市町村などでつくる上伊那地区不法投棄防止対策協議会は、13日に巡回パトロールを行いました。
パトロールにはおよそ30人が参加し、監視カメラが設置された場所など3箇所を回りました。
この場所は、去年11月から焼却灰等が不法投棄され始め、伊那市では、環境省の協力を得て、去年12月からか監視カメラを設置しています。
参加者からは、運用方法や効果等について質問が出されていました。
伊那市の担当者は、カメラを設置してからは、不法投棄無くなったと説明していました。
今年度の上伊那地域で見つかった不法投棄の件数は、11月までに334件で、昨年度と比べやや少なくなっています。
しかし、不法投棄された物のうち、殆どが家庭ごみとなっていて、捨てた人物を特定する事が出来ない状況となっています。
協議会では、今年の7月にテレビのアナログ放送終了に伴い、テレビの不法投棄が増える事が懸念される事から、関係団体との連携を取り、監視強めていきたいとしています。 -
公民館講座で鷹を飛ばす
伊那市の富県ふるさと館が行っている公民館講座で14日、鷹を飛ばす実演がありました。
この実演は公民館の歴史講座「伊那と鷹狩り」の中で行われたものです。
鷹は公民館主事の白鳥俊道さんが5年前にペットショップで購入したものです。
鷹は犬や馬のように人間に慣れ、古くから鷹狩りが行われてきました。
白鳥さんは人間に慣れる動物の特長として、群れをつくる、または肉食であることと説明していました。
群れをつくる動物はリーダーを頂点とする縦社会をつくることから、
飼い主をリーダーとし、言うことを聞くようになるということです。
また肉食動物は狩りをする性質を利用し、成功したときにエサを与えることで慣れてくるということです。
白鳥さんは他に、三代将軍徳川家光が高遠に鷹狩りに訪れたときに、異母兄弟の保科正之と出会ったことなど伊那の歴史と鷹狩りの関連などについても説明していました -
インフルエンザ流行期に
長野県は、インフルエンザが流行期に入ったとして、感染拡大防止につとめるよう、呼びかけています。
県ではインフルエンザにかからないために、手洗い、うがいをこまめに行うほか人ごみに入るときは
マスクを着用するよう呼びかけています。 -
南部保育園でまゆ玉づくり
南箕輪村の南部保育園で、小正月行事のまゆ玉づくりが13日、行われました。
地域のお年寄り9人が南部保育園を訪れ、園児と一緒にまゆ玉づくりをしました。
園児は、米の粉を練ったものを丸めたり、まゆ玉の形を作っていました。
作ったまゆ玉を少しずつ味わったあと、飾り付けをしていました。 -
10歳の節目を祝うニ分の一成人式
10歳の節目を祝うニ分の一成人式が13日、伊那市高遠町の高遠小学校で行われました。
二分の一成人式には、今年10歳になる4年生の児童と保護者などおよそ100人が出席し、子ども達の成長を祝いました。
二分の一成人式は、子ども達が10年という節目の時期に、両親やお世話になった人への感謝の気持ちを表そうと毎年開かれているものです。
式では、児童1人1人が「水泳をがんばってオリンピックに出たい」「大型バスの運転手になりたい」などと将来の夢について発表しました。
児童を代表して原千聡さんは「この日を迎えられてうれしいです。ここまで大きくなれたのは両親や地域の方のお陰です。」と挨拶しました。
子ども達は、両親に感謝の気持ちを込め、手紙と花束を渡しました。
保護者らは、「立派に育ってくれて感激している」と話していました。 -
ごみの減量を料理から考える
ごみの減量を料理から考えようという講座が、13日、伊那市の伊那合同庁舎で開かれました。
13日は、一般から10人が参加しました。
このエコクッキング講座は、長野県が、生ゴミの減量化のための知識や調理方法などを学んでもらおうと開いたものです。
「食べ残しを減らそう県民運動」の一環で、去年11月から今年3月にかけて県下10広域で30回に渡り開かれています。
上伊那で初の開催となった13日は、環境と暮らしのかかわりについての講習のほか、デモンストレーションや実習が行なわれました。
デモンストレーションでは、エコクッキングのナビゲーター3人が、ドライカレー、卵スープ、キャロットオレンジ寒天の3品を作り紹介していました。
これらのメニューでは、冷蔵庫に残っている食材を無駄なく使えるように、工夫されています。
エコクッキングのポイントは、余計なものを買わないこと、できるだけ地元の旬のものを食べること、食べられる野菜の皮はむかないこと、ガスなどの調理エネルギーを上手に使うことなどです。
参加者は、興味深そうにナビゲーターの説明を聞いていました。
実習で作った料理を試食した後は、生ゴミの発生量などをチェックし、普段の調理とどのような点が違うかなどを確認したということです。
このクッキング講座は、来月の5日と25日にも伊那合同庁舎で開かれる予定です。 -
南箕輪村 来年度からふるさと大使でPR
南箕輪村の唐木一直村長は、来年度、村にゆかりのある著名人などを「ふるさと大使」に委嘱する制度を新たにつくり、村のPRに役立てていきたいとの考えを13日示しました。
これは、13日に開かれた南箕輪村議会全員協議会で報告されたものです。
村にゆかりのある著名人などをふるさと大使に委嘱し、村のPRなどで活躍してもらおうというもので、南箕輪村では、大使らでつくる南箕輪村応援団を組織したい考えです。
また、13日の全員協議会で、発達に遅れがあると心配される児童を援助する療育施設を、西部保育園の東側に建設したいとの考えが示されました。
南箕輪村には、現在、独自の療育施設がなく、支援が必要な児童は、伊那市や箕輪町の施設に通っています。
今回、示された予定地は、西部保育園の東側で、面積は2800平方mほどです。
施設規模は、550平方メートルほどを予定しています。
建設費は、1億6千万円で療育施設は、平成24年10月ごろ開所予定です。 -
伊那谷デザイン会議によるパネル写真
情報発信や創作活動の発表の場として活用されている伊那市の伊那図書館。
図書館ロビーでは、伊那谷を写したパネル写真が展示されています。
このパネル写真は上伊那出身の大学生などの集まり、伊那谷デザイン会議が100枚の写真を組み合わせて作ったものです。
写真1枚1枚に、伊那谷への思いなどが書かれています。
これらは年始に、デザイン会議のメンバーが地域住民とともに、伊那谷の将来像について意見交換したときに出されたものです。
会場には他に、訪れた人が自由に伊那谷の将来像について書くことができる用紙も備えられています。
伊那谷デザイン会議では、地域の将来ついてメンバーをはじめ多くの人と考えていきたいとしています。 -
西箕輪中恒例の百人一首大会
伊那市の西箕輪中学校で毎年恒例の百人一首大会が13日、開かれました。
全校生徒が体育館に集まり、学年の枠を超えて26の班で札を取り合いました。
百人一首大会は、日本の文化を改めて知り、親しんでもらおうと毎年この時期に開かれています。
西箕輪中学校では、2学期末から今日の大会まで、国語の授業で百人一首を勉強し、生徒が歌を覚えてきました。
体育館には和歌を読む声が響き、生徒達は百人一首に熱中していました。 -
スポーツ活動指導者研修会
スポーツ指導者や学校関係者がレクリエーションを学ぶ研修会が13日、伊那市の伊那合同庁舎で開かれました。
研修会は、小中学校や地域スポーツで役立つレクリエーションとコミュニケーションの理論を学ぼうと開かれました。
上伊那・諏訪地区からおよそ50人が参加しました。
講師は、松本大学スポーツ健康学科長の犬飼己紀子教授です。
犬飼さんは、レクリエーションの中でのスポーツ指導者の役割について話しました。
指導者は、レクリエーションをしている人と人を結ぶために、一人ひとりを見極めることが必要と話しました。
個人を知るために、まず最初に簡単なゲームでグループの緊張をほぐす方法をアドバイスしていました。 -
冬はグラウンドゴルフで健康増進
南箕輪村のマレットゴルフ同好会は、マレット場が使えない冬の期間にも身体を動かそうと、グラウンドゴルフを楽しんでいます。
13日は、今年初めの例会が大芝屋内運動場で開かれ、50人ほどが参加しました。
このグラウンドゴルフの例会は、マレットゴルフ場が使えない冬の間も、健康増進のために身体を動かそうと、有志が6年ほど前から始めたものです。
グラウンドゴルフは、ポールポットとよばれるかごの中に、玉を入れるものです。
参加者は、グループごと、屋内運動場に作られた8つのコースを回っていました。
会員は、「4月から始まるマレットシーズンへ向けての体力づくりにもなっている。冬は、家でコタツに入って過ごしがちだが、みんなでわいわい楽しくゴルフをして健康増進につながっている」と話していました。
例会は、週に2回開かれるということです。 -
VC.ナガノがバレーボール教室開始
長野県代表として全国大会に出場しているバレーボールのクラブチーム、VC・ナガノは、9日南箕輪村民体育館でバレーボール教室を開きました。
教室には、南箕輪中学校のバレー部員やジュニアバレーチームの小学生など30人が参加し、基礎を教わりました。
VC・ナガノは、NEC長野実業団チームの廃部に伴い、南箕輪村を拠点に2008年に発足。全国大会に県代表として毎年出場しています。
去年は、全国でベスト16入りを果たしました。
バレーボール教室は、地域への恩返しと、底辺拡大、レベルアップを目的に今回初めて開かれました。
今後は、ひと月に一回のペースで開催される予定です。
参加者たちは、現役の選手たちから手取り足取り、基本のフォームや正確なトスの仕方を教わっていました。
VC・ナガノ代表の笹川星哉さんは、「バレーの楽しさを知ってもらいたい」と話し、教室への多くの参加を呼びかけています。 -
南箕輪わくわくクラブ もちつき大会
南箕輪村のNPO法人南箕輪わくわくクラブの新春イベントもちつき大会が10日、村民体育館で行われました。
もちつき大会は、新年の活動始めとして行われている恒例行事です。
南箕輪わくわくクラブには、小中学生の運動や文化活動など28団体が所属しています。
同日は、クラブ員の小中学生およそ200人が参加しました。
もち米30キロを使い、4つの臼で順番にもちをついていました。
もちは、お汁粉などにして味わいました。
イベントでは、わくわくクラブのスクールの一つ、太鼓グループ「CoCo龍」による太鼓演奏もあり、威勢よく活動のスタートを切っていました。
南箕輪わくわくクラブは4月に10周年を迎え、秋に記念イベントを行うということです。 -
ながたドームに災害対応型自動販売機を設置
箕輪町と北陸コカ・コーラボトリング(株)は12日、災害時の飲料水の提供に関する協定を結びました。
この日は、災害対応型の自動販売機が設置されたながたドームで調印式が行われ、北陸コカ・コーラボトリング(株)長野地区本部の畑正信本部長と、平澤豊満町長が協定書を取り交わしました。
コカ・コーラボトリングの災害対応型自販機は、ながたドームの入口に設置されています。
災害により断水などの被害が発生した場合、自販機内の飲み物が住民に無料で提供されます。
また、役場や長野県警、時事通信社などが発信した災害情報が電光掲示板に表示されます。
長野県内ではこれまで45台設置されていて、上伊那では他に辰野町に設置されています。 -
災害時のガス供給について箕輪町が協定
箕輪町は12日、災害時の炊き出しの時に必要となるガスの供給や場所の提供について、(株)川岸商会と(株)ニシザワとの間で協定を結びました。
箕輪町役場で行われた調印式では、川岸商会の馬場浩之社長、平澤町長、(株)ニシザワの小池和広専務取締役が協定書を取り交わしました。
この協定は、ニシザワの敷地内にコインランドリーを設置している川岸商会が、災害時の炊き出しなどに使うLPガスを無償で町に提供するものです。
またニシザワは、駐車場を炊き出し用のスペースとして提供します。
川岸商会の馬場社長は、「万が一の時いち早く住民のお役に立てたらうれしい」、またニシザワの小池専務取締役は「訓練などをして地域と関わり合いながら防災意識を高めたい」と話していました。 -
長谷小学校 正月の遊び楽しむ
伊那市の長谷小学校の児童は12日、百人一首や花札、たこあげなど正月の遊びを楽しみました。
長谷小学校では、毎年、学年を超えた交流をしようと正月の遊びを行っています。
この日は、児童会が中心となって企画した、百人一首や花札、たこあげなど10種類の遊びを全校児童が楽しみました。
このうち、福笑いをして遊んだグループでは、目隠しをして顔のパーツをひとつひとつ並べていき、完成すると大きな笑いが起きていました。
ある児童は、「冬休みで会えなかった大勢の友達と遊べて楽しかった」と話していました。 -
バンクーバー五輪選手 新谷志保美さんが指導
スピードスケートの元オリンピック選手。新谷志保美さんが11日、伊那市横山の伊那西スケート場で子どもたちにスケートを指導しました。
11日は、新谷さんがオリンピック日本代表のユニフォームを着て、子どもたちに滑りを披露しました。
新谷さんは現在31歳。
宮田村出身で小学2年のときに父親が経営するクラブでスケートを始め伊那北高校に進学。
数々のスケート大会で好成績を収めてきました。
去年カナダのバンクーバーで開かれた冬季オリンピックに出場しその後、現役を引退しています。
新谷さんは、ちびっこスケート教室を開く伊那市体育協会スケート部に知り合いがいたことが縁で、子どもたちの指導にあたりました。
11日は上級と中級の子どもたちが新谷さんと一緒にリンクを回りながら速く滑るコツなどをおそわっていました。
新谷さんも、子どもの頃、父親に連れられ伊那西スケート場で練習したことがあるということです。
教室を開いた伊那市体育協会スケート部では、「このスケート場からオリンピック選手が育ったことは、大きな誇りです。」と話していました。
新谷さんは15日に開かれる教室の閉講式にも参加する予定です。 -
合併浄化槽の更新 伊那市が補助する方針示す
伊那市は、合併処理浄化槽の設置促進を図るため、下水道整備計画のない地域で浄化槽を更新する世帯に対し補助する方針を示しました。
これは12日、市役所で開かれた市議会全員協議会で示されたものです。
補助は下水道整備計画のない地域で浄化槽を15年以上使っていて、更新する世帯を対象とします。
補助は国県補助金額に基づき5人用が33万2千円、6人から7人用が41万4千円などとなっています。
他に、処理水の地下浸透処理をやめ、放水路を新設する場合には10万円を上限とする工事費用の半分を補助します。
また年1回の水質検査料の個人負担分4000円もしくは、法定検査手数料の5000円を補助します。
補助は事業所や賃貸目的の住宅については対象外となります。
市ではこれらについて下水道処理に比べ、浄化槽は維持費が割高なためと説明しています。
新たな補助制度は来年度当初予算に盛られ実施されます。
今日はほかに臨時市議会が開かれ、8億2千万円を追加する補正予算案が可決されました。 -
上農で百人一首大会
南箕輪村の上伊那農業高校で新春恒例の百人一首大会が11日、開かれました。
上伊那農業高校では、日本の伝統文化に触れて全校生徒の親睦を図ろうと毎年、図書委員会が企画して百人一首大会を開いています。
はじめに、クラスごとの個人戦が行われ、取り札の数を競いました。
放送で上の句が読み上げられると生徒たちは素早く手を伸ばし、札を取っていました。
取り札の枚数順に4人の代表を決め、学年の枠をこえたクラス対抗戦が行われました。
会場では、1年生から3年生までがいじ混じっての熱戦が繰り広げられていました -
葦笛工房 エコジャパンカップ2010準グランプリ
手作りの笛「ユカイナ」などを使って音楽活動をしている伊那市長谷の「葦笛工房」は、環境省などが主催するエコジャパンカップ2010で、準グランプリを受賞しました。
5日、葦笛工房の北原有さんと妻の美香さんが伊那市役所を訪れ、白鳥孝市長に授賞を報告しました。
葦笛工房の楽曲が受賞したのは、環境省などが主催するエコジャパンカップ2010カルチャー部門エコミュージックの部の準グランプリです。全国から寄せられた337作品の中から選ばれました。
受賞作品は、ハープ奏者の美香さんが自然をイメージして作曲した「ユカイナ小鳥」という曲で、美香さんがハープを演奏し、夫の有さんがユカイナで小鳥の鳴き声を表現しています。
北原有さん、美香さんは「賞をもらえるなんてとても驚いた。ユカイナが自然との接点になればうれしい」と話していました。 -
新春ダルマ初打大会
伊那市マレットゴルフ協会の「新春ダルマ初打大会」が9日、伊那市美篶の南割マレットゴルフ場で開かれました。
初打大会には、会員およそ80人が参加しました。
大会は、1年のスタートとして毎年開かれているものです。
参加者らは、白い息をはきながら今年最初のプレーを楽しみました。
大会の結果、男子は松川幸夫さんが、また女子は林清子さんがそれぞれ優勝しました。
伊那市マレットゴルフ協会の小沢恒二郎会長は「今年も会員全員が元気にプレーし、飛躍の年にしていきたい」と話しました。
大会の最後には、参加者全員にダルマが配られたということです。