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震災の上伊那経済への影響懸念
東日本大震災で部品工場などが被災し、トヨタをはじめとする日本の自動車メーカーの3月の生産は、リーマンショックを上回る過去最大の落ち込み幅となりました。
上伊那地域でもその影響を懸念する声が高まっています。
27日開かれた伊那商工会議所の工業部会。
部会長をつとめる唐澤功さんは、株式会社南信化成の社長です。
南信化成では、OA機器や携帯電話などに使われるプラスチック部品などを生産していますが、5年ほど前から自動車部品に生産をシフトし、現在は、売り上げの5割以上を占めています。
震災による打撃について、唐澤社長は「自動車メーカーの生産が戻るのは、10月から年末頃にかけてといわれているが、見通しはたたない。営業の充実で他分野への開拓や経費削減などで乗り切るしかない」と話していました。
上伊那地方事務所によりますと、上伊那地域で自動車産業を含む輸送に区分される企業は、約50社7.3%、工業品出荷額は、全体の10%をしめています。
東京電力の福島第一原発事故による放射能漏れは、輸入通関時の放射線検査が強化されるなど日本製品に対する国際社会からの目は、厳しさを増しています。
27日の部会で、伊那商工会議所は、日本本商工会議所が作成した自己宣誓書のひな型を紹介しました。
自己宣誓書は、生産地から最も近い放射能調査場所の調査結果など、客観的な事実のみを記載し、商取引に活用するというものです。
この日部会に参加した製造業者からは、「震災の影響で先行きが見えない。」として、行政機関や商工会議所に対して、情報収集やアンケート調査の実施などを求める声もあり、上伊那地域に与える震災の影響の大きさを予感させました。 -
市町村対抗駅伝 伊那市結団式
29日に松本市で開催される長野県市町村対抗駅伝大会に出場する「伊那市チーム」の結団式が、26日夜、市役所で開かれました。
結団式には、第21回県市町村対抗駅伝、第7回県市町村対抗小学生駅伝競走大会に出場する選手が参加しました。
市町村対抗駅伝は、松本平広域陸上競技場を発着点とし、中学生・高校生・一般の男女9人が、9区間 42.195キロをタスキでつなぎます。
小学生駅伝は、4区間、6キロを4人でつなぎます。
選手達は、「チームのみんなに迷惑をかけないようがんばりたい」「練習の成果を発揮したい」など、一人ひとり抱負を話しました。
白鳥孝市長は、「伊那市民7万2千人が応援しています。1位になることは大切だが、それよりも一生懸命やりぬく事のほうが大切。そして、楽しんできてください」と激励し、一人ひとりに伊那市のユニフォームを手渡しました。
自らも9区を走る鈴木昌幸監督は、「小学生チームは、強いメンバーが集まり、過去最高の成績である15位を超えて、8位入賞を狙える。一般も、8位入賞を目指したい」と挨拶しました。
また、鈴木監督からプレゼントがメンバー全員に渡されました。
小学生には、挑戦とかかれたハチマキ。一般には勝守と書かれたお守りを渡していました。
市町村対抗駅伝は、29日(金)松本平広域公園陸上競技場を発着点に行なわれます。 -
宮城県塩釜市浦戸の漁業を応援
伊那市美篶の男性が東日本大震災により、打撃をうけた宮城県塩釜市浦戸の漁業関係者を支援しよと、「うらと海の子再生プロジェクト」を支援する会を立ち上げました。
支援する会を立ち上げたのは伊那市美篶在住の若林徹男さんです。
若林さんは、テレビのニュースで宮城県塩釜市浦戸の漁業関係者が、漁業再開に向け「うらと海の子再生プロジェクト」を実施していることを知り、協力したいと考えました。
このプロジェクトは、「うらと海の子一口オーナー制度」と呼ばれ震災で漁業資材や設備を失った人が多いなか、漁業再開に向け行われているものです。
仕組みは一口1万円で支援金を募り集まった資金は漁業資材の購入などにあてます。
漁業が再開でき魚などが獲れるようになったとき、支援金の一部を還元という形でオーナーに海産物が送られてきます。
若林さんは、「被災地の復興を見守りながら、支援の輪を広げていきたい。」と話していました。 -
3月の月間有効求人倍率0.63倍
3月の上伊那の月間有効求人倍率は0.63倍となり、2か月連続で上昇しました。
ハローワーク伊那の発表によりますと、3月の上伊那の月間有効求人倍率は0.63倍となり、2月の0.6倍を0.03ポイント上回りました。
県平均は0.68倍、全国平均は0.63倍となっています。
企業の新規求人数は1092人で、前の年と比べて4.4%増加しました。
一方、新規求職者数は975人で、前の年と比べて18.4%減少し、3か月連続で前の年の同じ時期を下回りました。
ハローワーク伊那では、「雇用情勢は持ち直しの動きが見られるものの、依然として厳しい状況。東日本大震災の影響は、3月の段階ではまだ表面化していない」としています。 -
桜シリーズ
地域の桜をお届けする桜シリーズ。
27日は、伊那市長谷溝口の桑田薬師堂の枝垂れ桜です。
桑田薬師堂には2本の枝垂れ桜があり、若い方は樹齢400年、古木のほうは樹齢1,000年とも言われています。
茅葺屋根に覆いかぶさるように咲く桜は、写真の撮影スポットにもなっています。 -
グレイスフル箕輪 5月1日から利用開始
箕輪町上古田の特別養護老人ホーム「グレイスフル箕輪」が5月1日から利用開始となります。
26日は、現地で竣工式が行われ、関係者などおよそ40人が出席しました。
施設は、愛知県の社会福祉法人サン・ビジョンが運営するもので、これまであったデイサービスセンターと生活支援センターの隣りに建てられました。
建物は、鉄筋コンクリート構造の3階建てで部屋数は30床。
その他に短期入所のショートステイが10床あります。
全部屋に温度や湿度がコントロールできる空調設備が備わっていて、インフルエンザなどの感染予防に一定の効果が期待できます。
料金は、長期入所の標準価格が1か月74,500円。ショートステイの標準価格が1日2,300円となっています。 -
福島の農家 再起かけ果樹の苗植え
福島第1原発事故で風評被害に苦しむ伊達市の農家、佐藤浩信さんは、伊那市で再起をかけ、その第一歩を踏み出しました。
伊那市西箕輪の50アールの農地を借りることができた佐藤さんは、27日、モモとさくらんぼの苗木を植えました。
モモは、118本、サクランボは32本で、さのうち18本のモモの苗木は、佐藤さんの地元福島産です。
佐藤さんは、妻と2人で伊那に暮らしながら農業をして、子どもたちは、福島でこれまでの農園を守ります。
佐藤さんは、福島県伊達市で果樹経営をしていますが、原発事故の風評被害で、お中元やお歳暮の注文のキャンセルが相次ぎ、苦渋の選択をせまられ、伊那市での再起に踏み切りました。
佐藤さんは、「福島から逃げてきたと思われるかもしれないが、とにかく行動を起こすことが大事だと思い決断した」と話しています。
この日植えたモモとサクランボは、3年から5年先に収穫できるということです。 -
幼保小連携推進委員会
保育園と小学校の連携をはかる「幼保小連携推進委員会」の今年度1回目の会議が27日に開かれ、今年4月から小学校に派遣されている保育士が報告を行いました。
伊那市は、小学校と保育園の連携を進め、それぞれの教育に活かしていこうと、今年4月から保育士を1人ずつ、伊那小学校と伊那北小学校に派遣しています。
この日は、その保育士2人から報告がありました。
このうち伊那小学校に派遣されている保育士からは「小学校では全体の指示で子供達は動いているので、取り残されてしまう子供もいる。わからない事、困っている事を、教師に自分の言葉で伝えられるような教育が保育園で必要と感じた」と話していました。
委員会は今後、月1回開かれ意見交換するほか、小学校に入学した時に親しみやすいよう、年長と5年生との交流などの推進を検討していくという事です。 -
信越花便り~駒ヶ根市光前寺~
信越各地から桜の開花情報などをお伝えする信越花便り。
27日はエコーシティー・駒ケ岳から駒ヶ根市光前寺の桜の情報が届いています。
西暦860年に開山した駒ヶ根市の光前寺は、伊南地域有数の桜の名所として有名です。
今年は例年より1週間ほど、開花が遅れていましたが、先週末には花も色づき、家族連れやカップルなど多くの見物人でにぎわいました。
吉澤道人住職によると、光前寺の桜が有名になってきたのは15年ほど前。
高遠の桜と時期がずれ、景色もいいことから人気が出ました。
ソメイヨシノやヒガン桜など70本ほどあり、中には、先々代の住職の頃からある、樹齢100年以上の古木もあります。
仁王門横の庭園には、樹齢40年ほどの木々が並び、水面にうつる桜も楽しむことができます。
吉澤住職は、「訪れた人に少しでも元気を出してもらえたら、うれしい。気分転換にもいいのでは」と話していました。
光前寺の桜は、今週末まで楽しむことができそうです。 -
伊那中学校体育館の屋根吹き飛ばされる
27日の伊那地域は、最大風速13メートルの強い風が吹きました。この風の影響で、伊那中学校の体育館のトタン屋根の一部が吹き飛ばされる被害がありましが、生徒にけがはありませんでした。
吹き飛ばされたのは、屋根の一番上の棟と呼ばれる部分で、長さ4mのものが2枚外れました。
27日午前10時頃、屋根の一部が外れて飛ばされているのを教室の中にいた生徒と職員が発見したという事です。
屋根の一部は隣にあるサッカーゴールのあたりまで飛ばされましたが、グラウンドでは授業が行われていなかったため、生徒にけがはありませんでした。
長野地方気象台によりますと、この風は、高気圧と低気圧に挟まれ気圧の差が大きくなったことによるもので、27日午前10時38分に全県に強風注意報を出して注意を呼びかけています。
この風は、27日の夜の始め頃まで続くという事です。 -
伊那市災害協定関係者会議
伊那市と災害時における応援協定を結んでいる団体の関係者と市の職員との会議が、27日、市役所で開かれました。
災害時応援協定関係者会議には、建設業や、小売業、上伊那医師会や猟友会など、伊那市と協定を結んでいる15団体が参加し市の担当職員と顔合わせしました。
伊那市ではこの会議を例年、5月から6月に開いていますが、東日本大震災を受けて、時期を早めて開催しました。
災害時に、何を、いつ、どのように協力できるのか、連絡をどのように取ればよいかなどを確認していました。
打ち合わせでは、「地震が発生した場合には、携帯電話が使えない可能性があるので、無線を活用できないか」「大震災では下水道の復旧に時間がかかることが想定されるので、仮設トイレの調達などについてリース会社とも協定を結んだらよいのではないか」といった意見が出ていました。
なお伊那市では、医療・物資・復旧などの分野で、30の団体と災害時の応援に関する協定を締結しています。 -
上伊那地区賛助会が被災地に義援金
長野県シニア大学のOBでつくる上伊那地区賛助会は、加盟するクラブなどから集めた義援金を今日、伊那市社会福祉協議会に手渡しました。
27日は、伊那合同庁舎で開かれた総会で、上伊那地区賛助会の唐沢 定(さだ)会長が、義援金5万3280を伊那市社会福祉協議会の小池 孝行(たかゆき)会長に手渡しました。
この義援金は、賛助会に加盟する7つのクラブから集めたものと、総会にあわせて会場に設置した募金箱に入れられた義援金を合わせたものです。
義援金は、県共同募金会を通じて、東日本大震災の被災地や栄村に送られるということです。
27日の総会では、中川村出身で日本ミツバチの会の富永 朝和会長による講演もおこなわれました。
富永さんは、六畳間いっぱいの蜂の巣を作るなどして注目を集める蜂の研究家です。
富永さんは、「蜂の巣作りで、1年間の気象が分かる。台風が来るか、暑い夏になるかどうかなど、蜂は、気象庁よりも正確に気象を読んでいる」と話していました。
また、「蜂に刺されたらアンモニアとよく言うが迷信です。毒をしぼりだして、よく冷やすと良い」と話していました。 -
放射線量、健康に影響なし
長野県は27日、伊那市など県内4か所で空間放射線量を調査しその結果を28日公表しました。
それによりますと、健康に影響のあるレベルではありませんでした。
県では福島第一原発の事故を受け、県内で放射線量の調査を実施しています。
県の発表によりますと、27日正午、伊那市の伊那合同庁舎での放射線量の調査結果は、0.04マイクロシーベルトでした。
胸のレントゲン検査であびる放射線量は50マイクロシーベルトとされていて、県では調査結果から健康に影響のあるレベルではないとしています。 -
権現桜見ごろ
中曽根公民館の北側にある権現桜は、県の天然記念物に指定されているエドヒオガンザクラです。
高さ18メートル、幹の太さは10メートル、樹齢は千年とも言われています。
26日現在は9分咲きで、箕輪町観光協会によると桜は5月の始め頃まで楽しめると言う事です。
それでは天気予報です。 -
大芝高原まつり開催へ
東日本大震災の影響でイベントが次々と自粛される中、南箕輪村の大芝高原まつりは実施されることが決まりました。
25日は、大芝高原まつり実行委員会が開かれました。
実行委員会のメンバーなど50人が出席し、祭りについて意見を交わしました。
その結果実行委員会は、東日本大震災の影響により各地でイベントが自粛される中、地域経済を活性化し、日本を元気にしようと祭りの実施を決めました。
祭りは、8月20日(土)に大芝高原で行われます。
花火大会については、経済状況も踏まえ中止としました。
また、湖上ステージで夜行われていたトワイライトステージも中止されます。
被災地支援として出店テントには、募金箱を置く他、東北地方の農産物の販売なども計画しています。
今後は、委員会ごと祭りの内容について意見を交わす予定です -
来月8日にチャリティーコンサート
東日本大震災で被災した中学校や高校の吹奏楽部を支援するチャリティーコンサートが、5月8日に伊那市の伊那文化会館で開かれます。
伊那市の東部中学校では、吹奏楽部の生徒達がコンサートに向けて練習に励んでいます。
チャリティーコンサートは、東日本大震災で活動が困難な状況にある学校の吹奏楽部を支援しようと上伊那中学校吹奏楽連盟が企画しました。
東部中吹奏楽部顧問の小林孝行教諭がコンサート開催を生徒達に持ちかけました。
チャリティーコンサートには上伊那の7つの中学校の吹奏楽部の他、伊那北高校、赤穂高校、伊那市消防団音楽隊が参加します。
小林教諭は、津波で楽器が全て水につかってしまった岩手県の陸前高田市にある高田高校の吹奏楽部にメールを送りました。
東部中学校の生徒達は、被災者の人達に元気づけられる曲を選びました。
演奏の中では、生徒達が考えた振り付けも披露されます。
被災した学校の吹奏楽部を支援するチャリティーコンサートは、5月8日の午後1時から伊那文化会館で開かれ入場は無料となっています。
当日は募金箱を置く他、コンサートの様子を録画したDVDを販売しその売り上げの一部を寄付することになっています。
小林教諭は使っていない譜面台や楽器のケースがあったら譲って欲しいと市民にも呼び掛けています。 -
元気づくり支援金51事業内定
県が市町村や団体の特色ある活動を支援する地域発元気づくり支援金の上伊那分の採択事業が決まりました。
72件、1億1160万5千円の要望に対して採択されたのは51件4937万9千円でした。
伊那市分では、高遠町の市街地を本の町にとしてアピールするイベントに491万1千円。36災害を題材とした歌舞伎の公演に57万3千円など24件2728万3千円が採択されました。
箕輪町分では、全国からサッカー愛好者が集まるイベントに124万6千円。読育ボランティアの研修会に15万円など6件493万3千円が採択されました。
南箕輪村分は、地域の名所を宣伝するマップの作成と景観整備に65万4千円の1事業が採択されました。
元気づくり支援金は2次募集を行います。
2次募集の予算額は4317万1千円を予定していて応募期間は4月28日から5月31日までとなっています。 -
放課後英語でエコレッスン
南箕輪村の英語教室「放課後英語」は、地球環境について考えるアースデーにあわせたエコレッスンを南殿の教室で開きました。
南箕輪村の翻訳事務所が開いている「放課後英語」には、保育園児から大人まで約70人が学んでいます。
毎年、4月22日のアースデーにあわせ、環境について学ぶエコレッスンを行なっていて、19日は、保育園児を対象にしたレッスンがありました。
地球について学んだあと、地球はなぜ青いのか、雨は、どこから降ってくるのか、などのクイズが出題されました。
子どもたちを指導している天田美咲さんは、「きれいな地球ですごすには、リサイクルが大切です。」と呼びかけていました。
このエコレッスンは、小学校低学年、高学年、大人も対象に21日まで行われました。 -
地震や水害などの大規模災害発生時の廃棄物の処理について計画示す
伊那市は、地震や水害などの大規模災害発生時に予想される廃棄物の処理についての計画を示しました。
これは26日開かれた伊那市環境審議会に報告され、了承されたものです。
震災と水害を想定した2つの計画が示されました。
震災廃棄物処理計画は、阪神淡路大震災を契機に、国から指針が示され市が検討を進めてきました。
計画は、災害時には平常時と同じ収集や処理が困難になることが予想される為、必要に応じた特別な収集や処理、震災ごみの仮置き場などを示したものです。
対象とする廃棄物は、がれき、粗大ごみ、生活ごみなどです。
仮置き場の候補地となっているのは、避難所となっている場所を除いた市内の小中学校のグラウンドや公園などです。
家屋の解体ごみについては、産業廃棄物であるため市では受け入れないとしていますが、委員からは「業者が被災した場合も想定し、融通性が必要なのでは」などと意見が出ました。
市では、「今回の東日本大震災を受け、実態にあった臨機応変な対応をとっていきたい」と話しています。 -
桜シリーズ
地域の桜をお届けする桜シリーズ。
25日は伊那市高遠町勝間の薬師堂の枝垂れ桜です。
薬師堂の枝垂れ桜は、樹齢約130年といわれていて、現在見頃を迎えています。 -
花粉 スギに変わりヒノキ多く
飯田保健福祉事務所は、飯田下伊那地域はスギ花粉の飛散に替わりヒノキ花粉の飛散が多くなっていると発表しました。
飯田保健福祉事務所ではスギ花粉は、先週22日を境に飛散量が減り、ピークを越えたとみています。
それに替わってヒノキの花粉飛散量は、22日を境に増加しているということです。
飯田保健福祉事務所は、今後、天気がよく風の強い日には、ヒノキ花粉が多く飛散するとして、花粉症の人は、引き続き対策するよう呼びかけています。 -
南箕輪村議会議員に当選証書授与
南箕輪村議会議員選挙で当選した10人にも、25日当選証書が手渡されました。
25日は、当選した10人が出席し、平沢 三郎選挙管理委員長から、当選証書を受け取りました。
当選証書は、トップで当選した新人の山崎 文直さんから、得票順に渡されました。
平澤選挙管理委員長は、「村の意志決定機関である村議会の議員として、村の発展のために尽力して欲しい」と挨拶しました。
南箕輪村議会の正副議長については、4月28日までに立候補の届出が行われ、来月2日に所信表明、6日に開かれる臨時議会で選挙が行われ、選任される予定です。また、6日の臨時議会で、常任委員会の構成も決まる予定です。
議員の任期は、平成27年4月26日までとなっています。 -
日本禁煙友愛会伊那支部の定期総会
日本禁煙友愛会伊那支部の定期総会が25日開かれ、小中学校での禁煙教育の推進など今年度の事業計画が了承されました。
25日は、伊那支部の定期総会が伊那市のJA上伊那本所で開かれ、会員およそ130人が出席しました。
事業計画では、昨年度に引き続き、小中学校での禁煙教育に力を入れていくことや、社会福祉事業として市へ軽自動車を寄付することなどが了承されました。
また、東日本大震災の義援金として一般会計から20万円を寄付するとしました。
総会では他に、任期満了にともない新たに南箕輪村の清水勇さんが伊那支部長に選ばれました。
清水支部長は「会員を増やすことを中心に事業計画に沿ってがんばっていきたい」と挨拶しました。 -
中部建設協会 三六災害の50年記念誌とDVDを寄付
愛知県に本社を置く社団法人中部建設協会は協会で作成した三六災害の50年記念誌とDVDを25日、三六災害50年実行委員会に手渡しました。
25日は、駒ヶ根市の国土交通省天竜川上流河川事務所で授与式が行われ、中部建設協会の福田晴耕理事長から北澤秋司実行委員長に記念誌とDVDが手渡されました。
記念誌とDVDは、長野や愛知、静岡などで公共事業や環境整備などを行っている中部建設協会が、三六災害を風化させないようにと作成し、贈ったものです。
DVDには、当時の貴重な映像や写真、体験談が収録されています。また、大鹿山の大西山の崩落を、CGを使って再現しています。
記念誌は、4章で構成されていて、三六災害の被害の実態や、50年経過した現在の防災対策などをおよそ130ページに渡りまとめています。
贈られた冊子3,700部とDVD40枚は、上下伊那の各市町村などに配られるほか、実行委員会ではシンポジウムなどで活用していくということです。 -
箕輪町議会議員に当選証書付与
任期満了に伴う箕輪町議会議員選挙と、南箕輪村議会議員選挙の投票が24日に行われ、即日開票の結果、共に無所属の新人がトップ当選を果たしました。
箕輪町役場では、25日、当選証書付与式が行われました。
式には、当選した本人や代理人15人が出席し、佐々木孝則選挙管理委員長から当選証書を受け取りました。
当選証書は、トップ当選した木村英雄さんから得票順に手渡されました。
箕輪町議会の正副議長については、5月10日までに立候補の届け出が行われ、11日に所信表明、その後の臨時議会で選挙が行われ、選任される予定です。
尚、議員の任期は、平成27年4月29日までとなっています。
震災の影響もあり自粛ムード漂う中行われた選挙戦。
選挙への関心度を示す、投票率は、箕輪町議選では過去最低の66.61%。
前回の2007年に比べ、5.86ポイント下がりました。
南箕輪村議選は、63.86%と前回2007年に比べ3.45ポイント下がりました。 -
クロスカントリーコースの試走会
伊那市は、鳩吹公園南側のますみヶ丘平地林で整備を進めているクロスカントリーコースの試走会を25日、現地で開きました。
試走会には、上伊那農業高校の陸上部員9人が参加しました。
クロスカントリーコースの整備は、市が昨年度から3年間の計画で、総事業費およそ900万円かけて進めているものです。
25日は、陸上部員らが昨年度整備したコースを試走しました。
総全長1,070メートルの起伏のあるコースで、アカマツなどの間伐材を使ったウッドチップが敷かれています。
市では、着替えなどができる屋内施設をコース周辺に建設する考えで、「最終的には高校陸上部の夏合宿や、市民の健康づくりの場にしていきたい」と話しています。 -
南アルプス林道バス 運行開始
伊那市営南アルプス林道バスが、25日、今シーズンの運行を開始しました。
25日は、始発便の出発に先立ち、伊那市長谷の南アルプス林道バス営業所で安全祈願祭と開始式が行われました。
今シーズンの第一便には、静岡県から訪れた男性2人が乗り込み、「毎年来ているが、バスの運転手のガイドが楽しみ。南アルプスの自然をわかりやすく説明するのが魅力」と話していました。
南アルプス林道バスは、6月14日までは、標高1,680メートルの歌宿までの運行。
6月15日からは、標高2,032メートルの北沢峠まで運行する予定です。
昨シーズンは45,262人が利用しました。 -
白鳥伊那市長 28日福島の被災地訪問へ
伊那市の白鳥孝市長は、今月28日に、東日本大震災の被災地を訪問する予定である事を25日に発表しました。
25日は、伊那市役所で定例記者会見が開かれ、冒頭、白鳥市長は、28日に福島県の被災地を訪問する事を明らかにしました。
今回の被災地訪問については、「被災地に物資を届けたり、復旧作業の為派遣した職員の報告や、メディアからの情報は入っているが、自分の目で確かめ、今後の支援の在り方や、防災計画の見直しの参考にしたい」と説明しました。
白鳥市長は、27日の夜、伊那市を出発し、友好都市の福島県の会津若松市や猪苗代町等を訪問する計画です。
現地では、それぞれの市長や町長と会談するほか、避難所や被災現場にも立ち寄りたいとしています。
また、白鳥市長が福島県の相馬市長と親交があることから、相馬市に、復旧作業用の土のう袋や、軍手を届け、29日に伊那市に戻る予定です。 -
絶滅危惧種「オキナグサ」見ごろ
伊那市美篶の矢島信之さん宅の庭では、絶滅危惧種に指定されているオキナグサが見ごろを迎えています。
オキナグサは、キンポウゲ科の多年草で、4月から5月に赤黒色の花をつけます。
矢島さんは、5年前に友人から種を分けてもらって播いたものが、現在では80株まで増えました。
オキナグサは環境省のレッドデータ竏茶uックで絶滅危惧種に指定され、幻の山野草とも言われています。
花は5月中旬頃まで楽しめるということです。
花が咲き終わるとオキナグサの名前の由来となっている白髪の様な綿毛が広がるということです -
2011 箕輪町議会議員選挙
任期満了に伴い行われた箕輪町議会議員選挙は、現職7人、新人8人が当選しました。