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伊那西小学校 児童製作の映画を絵本に
2021年度に当時の伊那西小学校の4年生が製作したショートムービーを基にした絵本が完成しました。
絵本のタイトルは森のえほん「5人の小人と森の宝」です。
2021年度に当時の4年生6人が学校林の魅力を伝えるためにストーリーを考え製作した映画が基となっています。
フルカラーの32ページです。
絵は伊那市のイラストレーター芦たくみさんが担当しました。
基となった映画は、およそ8分間あり、学校林を舞台に、魔女から小人たちが盗まれた宝を取り戻すという物語です。
13日は、当時の4年生で、映画を製作した現在伊那中学校2年生の生徒に完成した絵本が贈られました。
絵本の出版を企画した元地域おこし協力隊の石田健祐さんです。
14日は伊那西小学校で贈呈式が行われ、石田さんから全校児童76人に1冊ずつ贈られました。
絵本は田舎暮らしモデル地域の補助金を活用して100冊作り、発行は伊那市役所地域創造課が行いました。
絵本の題字は現在の4年生から募集し、4つの中から選ばれました。
背表紙には4つの題字も掲載されています。
絵本はおよそ1年かけて完成したということです。
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伊那新校 校名案募集を7月から
伊那北高校と伊那弥生ケ丘高校を再編統合する伊那新校の校名案募集が7月から始まります。
13日は、伊那合同庁舎で伊那新校再編実施計画懇話会が開かれました。
伊那新校は、2028年度の開校を予定しています。
校名案募集は、7月から8月の1か月程度、インターネットと郵送などで行います。
両校の在校生と教職員、懇話会の委員は全員参加するほか、地域住民からも募集します。
校名案は、両校のこれまでの歴史や伝統がイメージされ、生徒が誇りを持てるものであることなどとしています。
一次選考は、長野県教育委員会と両校の教職員でつくる伊那新校設立準備委員会が行い、数点に絞り込みます。
絞り込んだ校名を一般に公開し投票を10月頃に行います。
投票結果などを参考に、候補名を決定し、年内の懇話会で報告を行うということです。
募集時期については、県教育委員会のホームページで周知するということです。
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箕輪町公民館大学・教室 開講式
箕輪町公民館の大学、学級の合同開講式が、町文化センターで14日に行われました。
開講式には、今年度受講するおよそ80人が出席しました。
箕輪町公民館の大学、学級は学びながら地域の人々の交流を深めるために公民館が開いているものです。
今年度の受講生は、2年制のふきはら大学が14人。3年制のふきはら大学院が29人。
大学院を修了した人が受講できるけやき学級が24人。
成人男性が対象のおやじ学級が21人、成人女性が対象のなでしこ学級が21人で、総受講者は109人です。
箕輪町公民館の市川英明館長は「つながり、やりがい、あなたらしさを、大学・学級での活動を通して見つけてほしい」と話しました。
受講者を代表してふきはら大学院3年の藤枝久美子さんが挨拶しました。
大学、学級はおおむね月に1回講座を開き、受講生が自分たちで決めたテーマを学んでいきます。
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伊那市の川柳作家 川合大祐さん句集出版
伊那市東春近在住の川柳作家川合大祐さんの3冊目となる句集「ザ・ブック・オブ・ザ・リバー」が今月7日に出版されました。
伊那市東春近の川柳作家、川合大祐さん51歳です。
7日に自身の3冊目の句集「ザ・ブック・オブ・ザ・リバー」を出版しました。
砂漠から巨大舞妓が立ちあがる
落盤のあとから白湯がおもしろい
鉄下駄をためし買いする雨の日々
ガチャピンに追われて投げる目つぶし粉
ゴダールの画面のそとにぐりとぐら
17章あり、架空のキャラクターを詠み込んだ章や、殺人事件のストーリー仕立ての連作になっている章など、バラエティに富んでいます。
4年間で書き溜めた3万5千句の中から2,025句を厳選しました。
川合さんは、2001年から川柳を作り始めました。
川合さんは「現代川柳をポップなカルチャーとして楽しんでほしい。川柳というと風流ですねとか、堅苦しいと思われるんですが、斬新なエンターテイメントとして楽しんでいただければ」と話していました。
川合さんの現代川柳の句集「ザ・ブック・オブ・ザ・リバー」は、336ページ税抜き2,200円で、全国の書店やネットショップなどで購入できます。
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上戸水神様 地鎮祭
伊那市西箕輪の上戸環境保全会は、今年度から4年間かけて水神様が祀られている森を区民が憩える場所に整備します。
11日は、地鎮祭が行われました。
地鎮祭には、区民などおよそ50人が出席しました。
西箕輪は昔、水に恵まれない土地だったということです。
住民が明治30年から大正9年までの23年をかけて、長さおよそ1キロの横井戸を掘り、上戸に水田を開いたということです。
水神様はその記念として祀られました。
上戸環境保全会では、長い間手入れがされていなかった水神様周辺およそ2,000平方メートルを国の補助金を活用して整備することにしました。
またこの場所の愛称を区民から募集し、「人と樹」としました。
11日は、伊那フィルハーモニー交響楽団による奉納演奏が行われました。
ほかに、餅投げが行われ賑わいをみせていました。
上戸環境保全会の鈴木好実代表です。
今後は区民が協力し4年かけて整備していく予定です。
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ミニコンサート・石工ガイドが展示解説
伊那市の高遠町歴史博物館は企画展「高遠石工 守屋貞治の美意識」の関連イベントとして、ミニコンサートと石工ガイドによる展示解説が10日に行いました。
ミニコンサートは1階ロビーで開かれ、伊那フィルハーモニー交響楽団のメンバーが、バイオリンやヴィオラ、チェロによる弦楽四重奏を披露しました。
歴博では生の演奏を通して、歴史や文化を感じてもらおうと去年からミニコンサートを開いています。
10日はクラシック4曲を演奏しました。
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第15回山水会展 絵画約50作品が展示
伊那市や箕輪町の水彩画愛好者による「山水会展」が、伊那市のかんてんぱぱホールで開かれています。
会場には、水彩画を中心とした16人の作品およそ50点が展示されています。
「山水会展」は絵画教室「月友会」の会員の作品展です。
月友会には、現在60代から80代を中心とした17人が所属していて、週に1回、伊那市のくぬぎの杜に集まり、風景画や静物画などを描いています。
会員の中には、全国展に出展する人もいるということです。
作品展は、会員の作品の発表の場として年に1回開いていて、今回で15回目です。
「山水会展」は、15日(木)まで、かんてんぱぱホールで開かれています。
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工藤さん個展「光と幻想の息吹」
辰野町在住の洋画家工藤ひろしさんの個展「光と幻想の息吹」が伊那市のかんてんぱぱホールで開かれています。
会場には近作を含む42点が展示されています。
こちらは今回の個展に向けて描き上げた油彩画「天駆ける」です。
夕暮れ時の西駒ヶ岳の思い出を基に雲と光を描いたもので、大きさは縦1.8メートル、横2.2メートルあります。
会場には、映画や小説からインスピレーションを得たものや、カラスに自分の悩みや希望を投影し描いたものなどが並んでいます。
工藤さんの個展「光と幻想の息吹」は8日まで伊那市のかんてんぱぱホールで開かれています。
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旧馬島家住宅で五月人形展
伊那市高遠町の県宝・旧馬島家住宅で、五月人形展が開かれています。
伊那市民俗資料館内にある旧馬島家住宅には、五月人形や兜飾り、幟旗など108点が飾られています。
五月人形は旧馬島家の所蔵品や市内の家庭から寄贈されたものです。
幟旗は明治から昭和にかけて、紙製の押絵の五月人形は明治から大正につくられたものです。
五月人形展は6月15日まで開かれています。
入館料は一般が200円、高校生以下は無料です。
旧馬島家住宅の庭に咲く、シバザクラが現在見頃を迎えています。
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伊那西小児童 マラソンコース整備
伊那市の伊那西小学校の児童は、学校林にあるマラソンコースの整備を1日に行いました。
この日はグループごとに分かれ、作業をしました。
マラソンコースに生えている草を刈ったり、地面から飛び出ている木の根っこを抜いたりしていました。
伊那西小では週に2回、学校林の中にある800メートルのマラソンコースを走っています。
この整備は、2019年まで地域の人が行っていました。
2021年からの新型コロナの影響で整備されなくなり、当時の6年生が声を上げ、児童たちが自ら整備するようになりました。
この日はほかに、コースに設置する看板を新しくしました。
伊那西小学校では「整備作業を通して、道具の使い方や自然について学べる良い機会になっている」と話していました。
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中尾歌舞伎 三六災害をテーマにした演目披露
伊那市長谷に伝わる農村歌舞伎、中尾歌舞伎の春季公演が、中尾座で29日に行われ、三六災害をテーマにしたオリジナルの演目が13年ぶりに披露されました。
今回の演目は、中尾歌舞伎保存会オリジナルの演目「三六災害半世紀」です。
1961年(昭和36年)に伊那谷で起きた豪雨災害を題材にしています。
幕末の農村を舞台にしていて、長雨による土石流で、兄の忠勝は、妹を亡くします。
10年後、再び同じような土石流が起こり、忠勝が村や 家族を守るという物語です。
大蛇を土石流に見立てていて、大蛇との立ち回りのシーンでは、歓声とお捻りが飛び交っていました。
この演目は、災害の教訓を後世に残そうと、元国土交通省天竜川上流河川事務所長で、国土交通省砂防部長の草野愼一さんが原作・脚本を担当しました。
中尾歌舞伎保存会オリジナルの演目「三六災害半世紀」は、121chで5月3日(土)午後2時からほかで放送します。
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高遠中学校 運動記録申請数1位で表彰
長野県教育委員会が実施する、運動種目の記録をWEB上で競い合う「ながのスポーツスタジアム」の申請数で伊那市高遠町の高遠中学校が昨年度の県内の中学校で1位となりました。
30日は、高遠中学校で表彰式が行われ、長野県教育委員会の武田育夫教育長から感謝状が贈られました。
学校には、長野県PRキャラクターのアルクマもお祝いに駆けつけました。
ながのスポーツスタジアムは、2008年度から仲間と協力して記録にチャレンジしたり、体を動かす楽しさを知ってもらおうと県教育委員会が実施しています。
記録はWEB上で申請することができます。
高遠中学校では、体育の授業で全クラスが対象6種目のうち、なわとびの8の字跳びと連続ジャンプの2種目で記録にチャレンジし、その都度申請しました。
昨年度は32回申請を行い、参加した中学校およそ20校の中で中学校の部最多の1位となりました。
これまでは、記録に対しての表彰でしたが、取り組んだ回数が多い学校も評価しようと今回、初めて表彰を行いました。
県教育委員会では、今回を機会に「ながのスポーツスタジアム」を知ってもらい多くの学校に参加してもらいたいとしています。
また、小学校の部では高遠北小学校が申請回数20回で2位となりました。
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上伊那吹奏楽祭 20団体が演奏
伊那地域の小学生から一般の吹奏楽団体による第14回上伊那吹奏楽祭が27日、伊那市の伊那文化会館で開かれました。
上伊那吹奏楽祭は上伊那吹奏楽連盟が開いたもので20団体が出演しました。
伊那市の春富中学校吹奏楽部は演奏に動きを加えたマーチングを披露していました。
一般では、伊那市消防団音楽隊と伊那市民吹奏楽団が初めての試みとして合同で演奏を披露しました。
上伊那吹奏楽連盟の小林孝行会長は「小学生から大人まで地域の吹奏楽団体がほぼ全て参加するというスタイルは全国的にも貴重なもの。震災やコロナといった大きな障害あったことを心に刻みつつ続いてほしい」と話していました。
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地域の魅力再発見 東春近ハイキング
伊那市の東春近公民館が主催する恒例行事、東春近ハイキングが27日に行われました。
午前8時40分に、およそ50人が東春近公民館を出発しました。
ハイキングは今回で41回目となり、東春近の恒例行事となっています。
毎年コースを変えていて、この日は東春近北部の、榛原や原新田方面を歩きました。
途中、天白社などに立ち寄り、地元の自然や歴史に触れていました。
およそ9キロの道のりを2時間かけて歩きました。
東春近公民館では「地域の再発見や住民同士の交流の場になればうれしい」と話していました。
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箕輪町 親子で楽しく体を動かす「親子で運動あそび」
箕輪町の子育て支援センター いろはぽけっとが主催する、未就園の親子で楽しく体を動かすイベント、「親子で運動あそび」の今年度最初の回が22日に開かれました。
今日は、1歳から3歳までの子どもと、その保護者8組が参加しました。
講師を務めたのは、伊那市、箕輪町、辰野町で子ども向けの運動教室、「そら運動教室」を開いている篠原忍さんです。
今日は、歌に合わせて親子で行う手遊び、ハイハイでの競争やトンネルくぐりなどを行いました。
最後は、カラフルなシートを使って全員で遊びました。
親子で運動あそびは今回を含めて全6回開催されます。
次回は6月10日火曜日です。
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伊那西高校に飯田女子高の通信制学習センター
伊那市の伊那西高校に、姉妹校で飯田市の飯田女子高校の通信制課程伊那西学習センターが設置されました。
学習センターは去年10月にすでに開講していて、新年度に合わせて開設式が行われました。
伊那西高校敷地内のクラブ棟2階に学習の拠点が設置されています。
昨年度からすでに2人が転入し学んでいて、4月からは新入生を含め6人が在籍しています。
「通学型」の通信制で、通学日は週1日と週3日の2つのコースがあります。
登校日以外は、アルバイトをしたり、好きなことに打ち込んだり、自由に時間を使うことができます。
生徒は、授業とレポート提出、テストなどで単位を取得します。
授業は伊那西高校の教諭が担当し、単位を取得すると飯田女子高校の卒業証書が授与されます。
学校法人高松学園が運営する飯田女子高校は、伊那西高校の姉妹校で、平成29年に通信制課程を設置しました。
学習センターによると、通信制の生徒は増加傾向にあるということです。
飯田女子高校の田中宏幸校長は「学びたい意欲を持ちながら個々の抱える理由で全日制に通えない生徒に様々な可能性を与えることができるのではないか」と話していました。
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手良小学校で1年生を迎える会
新年度が始まり、半月が過ぎました。
伊那市の手良小学校では、1年生を迎える会が16日に開かれました。
会では1年生9人が6年生と一緒に花のアーチをくぐって入場しました。
1年生を迎える会は、6年生が中心となり企画したものです。
最初に1年生が自己紹介を行い、好きな菓子を発表していきました。
会では、全校で王様じゃんけんを行いました。
負けるとスタートに戻ってしまいます。
4回連続で勝ち進むと王様と対戦でき、勝てばクリアとなります。
ほかにグループごとに、新聞じゃんけんゲームを行いました。
新聞紙の上に乗ってじゃんけんをして、負けると新聞紙を半分に折ります。
小さくなって上に乗ることができなくなると負けです。
1年生は、今週から給食が始まっていて、授業も5時間目まで行っています。
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障害をもつ音大生 サックス演奏
箕輪町の地域活動支援センターみのわ〜れで、視覚と脳の機能に障害がある音大生によるサックスのミニコンサートが15日に開かれました。
演奏をしたのは、松本市出身で神奈川県の昭和音楽大学短期大学部の研究生、澤木叶さんです。
澤木さんの祖父母と母親が箕輪町出身で、祖母の松﨑仲子さんがみのわ〜れのボランティアに参加していることが縁で開かれました。
澤木さんは、物と物の距離感が掴みづらかったり、楽譜が見えづらかったりと、生まれつき視覚と脳の機能に障害があります。
楽譜は、曲を聴いて自分で作っています。
コンサートでは、歌謡曲や童謡など6曲が演奏されました。
箕輪町での演奏は初めてです。
親戚や地域の人などおよそ20人が集まり、一緒に手拍子をしたりして盛り上がっていました。
みのわ~れでは、夏ごろにも澤木さんのコンサートを開く予定です。
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上伊那医師会附属准看護学院で安全祈願祭
老朽化により移転改築される伊那市狐島の上伊那医師会附属准看護学院と医師会館の安全祈願祭と起工式が12日に荒井の富士塚スポーツ公園西側の建設地で行われました。
12日は上伊那医師会や上伊那広域連合など、25人が出席し、安全祈願祭と起工式が行われました。
上伊那医師会附属准看護学院と医師会館は、伊那市荒井の富士塚スポーツ公園運動場西側に移転されます。
延床面積はおよそ993平方メートルで、木造2階建てとなっています。
総事業費はおよそ7億円です。
上伊那広域連合から8,700万円、県から1億円の補助金が交付されるということです。
また上伊那広域消防本部が近くにあることから災害時の災害医療本部としての運用も検討されています。
准看護学院では、入学者の減少が見られることから移転に伴い、現在40人の定員を30人に減らすということです。
新しい准看護学院は来年4月の開校を目指しています。
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伊那谷の所蔵品 南箕輪村郷土館
伊那ケーブルテレビ放送エリア内の文化施設で展示されている所蔵品を紹介するコーナー、伊那谷の所蔵品。
11日は、南箕輪村郷土館の蔵骨器です。
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伊那北小学校で交通安全教室
伊那市の伊那北小学校で11日、交通安全教室が開かれました。
交通安全教室では1、2年生の児童およそ80人が道路の安全な渡り方を学びました。
講師は、長野県交通安全教育支援センターの指導員が務めました。
指導員は、道路を安全に横断するための5つの約束として、必ず止まる、安全な場所を選ぶ、渡る前に安全確認をする、などをあげていました。
教室では他に、標識の意味についての説明も行われていました。
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伊那市と韮崎市 文化交流会
伊那市と山梨県韮崎市の文化団体の交流会が、高遠城址公園で10日に開かれました。
文化交流会では、歓迎パフォーマンスとして高遠高校の生徒が箏の演奏や歌を披露しました。
交流は、武田信玄の五男、仁科五郎盛信が伊那市の高遠城、
四男、勝頼が韮崎市の新府城の城主だったことが縁で交流を行っていて、今年で51年目です。
この日は、7分咲きとなった高遠城址公園に、合わせておよそ100人が集まり交流しました。
歓迎パフォーマンスのあとは、盛信が祀られている新城藤原社で神事が行われました。
伊那市の福與雅寿教育長や韮崎市の堀川薫教育長らが玉串を奉納しました。
高遠閣では、観桜会を兼ねた芸能交換も行われました。
韮崎市文化協会が舞踊を、伊那芸術文化協会が大正琴と舞踊を披露しました。
交流会は春と秋に開いていて、秋は伊那市が韮崎市を訪れるということです。
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南信工科短大 入学式
南箕輪村の南信工科短期大学校で10日に入学式が行われ、33人が学校生活をスタートさせました。
今年度は、機械システム学科13人、電気システム学科20人の、合わせて33人が入学しました。
県内出身は27人で、そのうち上伊那出身は16人です。
このほかに、6か月の短期課程に9人が入学しました。
武田三男校長は「技術者にとって大事なことはなにかを考えながら、学業に励んでください」と式辞を述べました。
新入生を代表して原幸大郎さんは「周りの仲間と切磋琢磨しながら夢や目標に向かって努力していきます」と誓いの言葉を述べました。
授業は14日(月)から始まり、これから2年間、専門的な知識を身に付け、実践的な技術を学びます。
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信大農学部 ピザ窯完成
南箕輪村の信州大学農学部のキャンパスに、学生が考案したピザ窯が完成しました。
3日は製作したプロジェクトのメンバーがピザを焼き、農学部の学生に振舞っていました。
ピザ窯は、信州大学大学院の山口錬太郎さんが中心となり製作しました。
ピザ窯の製作は、信大農学部が募集した、学生同士の交流の促進や学部を盛り上げるアイデアコンテスト山口さんが応募し、選ばれました。
レンガは地元の建設業者から無償で提供してもらい、薪は学部内の間伐材を使用しています。
ピザ窯は学園祭などのイベントで活用される予定です。
また、食材も学部内で育てたものを使っていきたいということです。
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やきもち踊り 当屋祭
およそ240年前から伊那市山寺に伝わる奇祭「やきもち踊り」が13日に行われます。
7日は、白山社・八幡社合殿で、道具を清める当屋祭が行われました。
祭壇には、当日の祭りで酌み交わすどぶろくの桶や、歴代の当屋が祭りについて記した書物を保管する当屋箱などが並べられました。
当屋は祭りを取り仕切る役目のことで、山寺の7つの町の代表が持ち回りで務めています。
7日は、新旧の当屋や保存会などおよそ20人が参加しました。
やきもち踊りは記述が残る江戸時代後期の天明2年、1782年から続くとされている祭りで、県の無形民俗文化財に指定されています。
足を上げて飛び跳ねる、ユーモラスな踊りを行い、合間にはどぶろくを酌みかわし川魚を食べ、キセルで刻みたばこをふかします。
踊りが終わると一斉に鳥居の外に逃げ出します。
逃げ遅れた人は、疫病にかかると言い伝えられています。
今年の当屋の山寺山本町の根津敬夫さんは。
やきもち踊りは、13日(日)に、山寺の白山社八幡社合殿で行われます。
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二胡コンサート20日に開催
諏訪市を拠点に活動している二胡奏者、劉鉄鋼さんが代表を務める龍胡堂二胡演奏団のコンサートが20日に伊那市の伊那文化会館で開かれます。
4日に伊那文化会館で龍胡堂二胡演奏団がリハーサルを行いました。
コンサートは2部制で第1部は来日10周年となる二胡奏者、楊志偉さんが演奏します。
第2部は龍胡堂二胡演奏団のメンバー約40人が出演します。
二胡の音色のほか、中国の笛など他の楽器とのハーモニーが楽しめる内容となっています。
龍胡堂二胡演奏団コンサートは20日日曜日午後2時から伊那文化会館大ホールで開かれます。
チケットは全席自由税込み1,000円で伊那文化会館などで販売されています。 -
伊那節祭り 伊那の華を披露
伊那節を後世につないでいこうと、「伊那節まつり」が7日伊那市の伊那公園で行われました。
7日は、伊那公園にある「伊那節発祥の地」の石碑の前で、伊那節保存会など14人が、伊那節「伊那の華」を披露しました。
伊那節は、伊那と木曽を行き来するときに唄われていた馬子唄で古くは「おんたけやま」と呼ばれていました。
今回披露した「伊那の華」は、振りや踊り手の配置が通常とは異なる舞台用に振り付けされたものです。
伊那節保存会は、大正15年、1926年に発足し100年となります。
7日は神事も行われ、伊那商工会議所や市の関係者など約35人が参加しました。
唐木和世会頭は「歌い継がれてきた伊那節を大切にしていきたい」と話していました。
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小学1年生が初めての給食
箕輪町の箕輪東小学校の1年生は小学校で初めての給食を7日味わいました。
献立は新1年生の入学を祝う赤飯のほか照り焼きチキン、なめたけ和え、すまし汁と牛乳です。
児童たちは、茶碗は手に持って食べる、口に食べ物を入れたまま話をしない、食べている途中で立ち歩かないなど給食の前に教諭から教えてもらったマナーを守って小学校初めての給食を味わっていました。
箕輪東小学校の1年生は8日から自分たちで食器を運んだり、盛り付けをするということです。
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ブラジルルーツの高校生 防災動画を制作
ブラジルをルーツに持つ箕輪町の箕輪進修高校の3年生2人が、ブラジル人住民向けの防災啓発動画を制作しました。
高校生が制作した防災動画です。
12分の動画で、ポルトガル語のナレーションに日本語字幕がついています。
地震が起きた時にどうしたら良いかを実演しているほか、非常持ち出し品や、外国人支援の研修の様子などを紹介しています。
この動画を制作したのは、ブラジルをルーツに持つ箕輪進修高校新3年生のササイ ファビオ マモルさんと、藤沢カウエ勇志さんです。
二人は、日本生まれで、学校では日本語を、家庭ではポルトガル語を話します。
ブラジルでは地震は稀で、ブラジル人住民は地震に対する備えを知らない人も多いことから、避難訓練への参加をきっかけに防災に興味を持ったということです。
そこで、日本語教室などを開く多文化LIFEの入倉眞佐子さんが、ふたりに動画を作ってはどうかと声をかけ、去年8月から制作に取り掛かりました。
動画制作に興味のあったササイさんが台本・出演・編集を担当し、藤沢さんが日本語字幕を担当しました。
この動画は箕輪町のHPで公開される予定です。
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箕輪北小学校 44人が入学
伊那市、箕輪町、南箕輪村の全ての小中学校で4日、入学式が行われ、新1年生が学校生活をスタートさせました。
このうち、箕輪町の箕輪北小学校には44人が入学しました。
式で新入生は、上級生や保護者らの拍手に迎えられて入場しました。
小林みゆき校長は、「みなさんが入学してきてくれる日を楽しみに待っていました。笑顔、元気、仲良し、これを大切にして一緒に頑張りましょう」と式辞を述べました。
児童を代表して、児童会長の渕井華望さんは「これからは、勉強をしたりクラスで決めた活動に取り組んだり様々な行事があります。みんなで楽しんでいきましょう」と歓迎のあいさつをしました。
1年生の歌では、子ども達が元気よく歌を披露しました。
式が終わると学級指導が行われ、担任から名前を呼ばれると新1年生は、返事をしていました。
伊那ケーブルテレビ放送エリア内で今年度小学校に入学した新1年生は、伊那市で490人、箕輪町で216人、南箕輪村で147人となっています。