-
信濃グランセローズ 伊那で熱戦
BCリーグ、信濃グランセローズ対、群馬ダイヤモンドペガサスの試合が8日、伊那県営球場で行われ、つめかけたファンが熱戦を楽しみました。
8日は、1010人のファンが球場を訪れました。
始球式では、美篶小学校1年生の大山晴空君がボールを投げ、スタンドを沸かせていました。
試合は点の取り合いとなり、ヒットが出るたびにスタンドからは、歓声があがっていました。
試合は7対6で信濃グランセローズが惜しくも敗れました。
球場を訪れたファンは選手の活躍に拍手や声援をおくり、プロの試合を楽しんでいました。 -
音楽で岩手の高校吹奏楽部支援
東日本大震災で被災した、岩手県陸前高田市の高田高校吹奏楽部を支援する、チャリティーコンサートが8日、伊那市の伊那文化会館で開かれました。
チャリティーコンサートは、東日本大震災により、楽器や楽譜等が津波に流され、活動ができなくなった、高田高校を支援しようと、上伊那中学校吹奏楽連盟が企画しました。
コンサートには、上伊那の中学校や高校、一般12団体、約350人が参加しました。
ステージでは、訪れた人達に楽しんでもらおうと、出演団体がポップスやアニメソングなど、様々なジャンルの曲を演奏しました。
チャリティーコンサートの発起人の一人、上伊那中学校吹奏楽連盟の小林孝行理事長は「高田高校吹奏楽部が今年度のコンクールに出場できるよう支援できれば」と話していました。
コンサート会場入り口では、募金箱が置かれ、生徒達が、義援金や、被災地へ送る楽器の提供を呼びかけていました。
コンサートで集められた義援金は全額、高田高校吹奏楽等に送られる事になっています。
小林さんによると、部員50人程の高田高校吹奏楽部が、震災前と同じように楽器などの道具を揃え、活動するには、およそ1千万円以上必要になるということです。 -
地震や原発について考える学習会
地震や原発について考える学習会が4日、伊那市のいなっせで開かれました。
学習会は、「非核平和都市宣言をさらにすすめる伊那市民の会」が、東日本大震災を受け、地震や原発の危険性について考えようと開いたものです。
学習会では、3月まで埼玉県で高校の理科教師を務めていた関根一昭さんが講師を務めました。
関根さんは、放射性ヨウ素による内部被ばくについて「子どもは大人より敏感で、幼児は5倍、乳児では10倍の影響があると言われている」と説明しました。
他に、静岡県の浜岡原発で同じような事故があった場合、「原発から100キロ圏内にある伊那谷では、地形的に盆地になっている為、南からの風で高い濃度の放射性物質が検出される恐れがある」と指摘しました。
それらをふまえ関根さんは「的確な情報入手と理解に努め、自らの頭で判断できるようにすることが大切」と話しました。 -
天竜川漁業協同組合 アユの稚魚を放流
天竜川漁業協同組合は、6月下旬のアユ釣り解禁を前に、6日、天竜川にアユの稚魚を放流しました。
6日は、組合員およそ10人が参加し、伊那市と駒ヶ根市、中川村の3か所でアユの稚魚を放流しました。
このうち伊那市では、150キロが放流されました。
放流された稚魚は琵琶湖産で、全長およそ9センチ、重さおよそ8グラムです。
放流は、今日を含めて27回行われ、全体でおよそ63万匹を放流する予定です。
解禁日は6月25日土曜日で、遊漁料は年間券が8,000円、日釣券が2,000円となっています。
解禁する頃には、20センチほどの大きさになるということで、天竜川漁業協同組合では「多くの人に楽しんでもらいたい」と話しています。 -
中学生サッカー INACUP
上伊那地域を中心に県内外の中学生が出場する「中学生サッカーINACUP」が、4日と5日の2日間、伊那市陸上競技場などで開かれました。
大会は、伊那市の東部中学校サッカー部でつくるFC伊那東部が開いているもので、今回で10回目です。
大会には、上伊那地域を中心に東京や石川県などから37チームが参加しました。
上伊那からは、10チームが出場し、4日に予選リーグが、5日に決勝トーナメントが行われ、上伊那では宮田村のTOP STONEがベスト8入りしました。
また今回は、10周年を記念して、オリジナルTシャツとタオルの販売が行われました。
売り上げの一部は、義援金として長野県北部地震の被災地へ送られるということです。 -
上伊那で黄砂今年初観測
伊那地域では、2日、今年初となる黄砂を観測しました。黄砂は明日も飛来が予想されています。
黄砂は、中国大陸から上空の風に乗り、西日本や東日本の広い範囲で観測されました。
長野地方気象台によりますと、黄砂の影響により県内の広い範囲で、視界が悪くなっているという事です。
見通せる直線距離は、正午から午後1時までの間に飯田市で約7キロを観測し、県内でもっとも低かった地点は、正午に長野市で約5キロとなっています。
黄砂は明日も県内で飛来が予想されていて、気象台では、屋外に洗濯物を干す際は、黄砂の付着等による汚れや、視界が非常に悪くなっているので、車を運転する場合は注意してほしいと呼びかています。 -
インドネシア研修生チャリティーコンサート
上伊那の企業で働くインドネシア研修生が東日本大震災の被災地を応援しようとチャリティーコンサートを1日、伊那市のいなっせで開きました。
1日は、研修生でつくるグループM2Bら4組が、インドネシアの音楽や日本のポップスなどおよそ30曲を演奏しました。
チャリティーコンサートは、研修生や日本人有志でつくる伊那市インドネシアコミュニティが、音楽を通して日本人に元気になってもらおうと企画したものです。
会場にはおよそ200人が訪れ、心のこもった演奏に耳を傾けていました。
スマトラ沖地震の津波で家族を失ったというディディク・マヤルディカさんは「悪いことの後には必ずいいことがある。前を向くことが大切です」と話していました。
コンサートに合わせ、会場ではインドネシアの食品や民芸品なども販売されました。
この日の売り上げの一部は、被災地への義援金として日本赤十字社へ寄付されるということです。 -
第82回メーデー 団結で被災地支援を
労働者の祭典、第82回上伊那地区メーデーが1日伊那文化会館で開かれました。
連合系の45単組、1,300人が参加し、「働く者の連帯でゆとり・豊かさ・公正な社会を実現し、自由で平和な世界をつくろう」をメインスローガンに、「団結の力で復興・支援」を特別スローガンに掲げ、東日本大震災の被災地支援にも団結を強めました。
向山五輪男実行委員長は、「働く者の連帯で上伊那から元気を取り戻し、被災地を支援しよう」とあいさつし、労働者の団結と連携を呼びかけました。
与野党の壁を越え、全ての英知と行動力を結集し、日本経済、社会の道筋を国民に示すこと、福島第一原発に関する情報公開の徹底、震災により、休業・離職を余儀なくされた労働者の救済などを盛り込んだメーデー宣言を確認し、中心市街地をデモ行進しました。
一方、労連系の上伊那地区労働組合連合会も同じく伊那文化会館で第82回メーデー伊那中央大会を開き、約200人が参加して、被災地支援や貧困と格差の解消、エネルギー政策の見直しを盛り込んだメーデー宣言を確認しました。 -
市町村対抗駅伝 伊那市結団式
29日に松本市で開催される長野県市町村対抗駅伝大会に出場する「伊那市チーム」の結団式が、26日夜、市役所で開かれました。
結団式には、第21回県市町村対抗駅伝、第7回県市町村対抗小学生駅伝競走大会に出場する選手が参加しました。
市町村対抗駅伝は、松本平広域陸上競技場を発着点とし、中学生・高校生・一般の男女9人が、9区間 42.195キロをタスキでつなぎます。
小学生駅伝は、4区間、6キロを4人でつなぎます。
選手達は、「チームのみんなに迷惑をかけないようがんばりたい」「練習の成果を発揮したい」など、一人ひとり抱負を話しました。
白鳥孝市長は、「伊那市民7万2千人が応援しています。1位になることは大切だが、それよりも一生懸命やりぬく事のほうが大切。そして、楽しんできてください」と激励し、一人ひとりに伊那市のユニフォームを手渡しました。
自らも9区を走る鈴木昌幸監督は、「小学生チームは、強いメンバーが集まり、過去最高の成績である15位を超えて、8位入賞を狙える。一般も、8位入賞を目指したい」と挨拶しました。
また、鈴木監督からプレゼントがメンバー全員に渡されました。
小学生には、挑戦とかかれたハチマキ。一般には勝守と書かれたお守りを渡していました。
市町村対抗駅伝は、29日(金)松本平広域公園陸上競技場を発着点に行なわれます。 -
上伊那地区賛助会が被災地に義援金
長野県シニア大学のOBでつくる上伊那地区賛助会は、加盟するクラブなどから集めた義援金を今日、伊那市社会福祉協議会に手渡しました。
27日は、伊那合同庁舎で開かれた総会で、上伊那地区賛助会の唐沢 定(さだ)会長が、義援金5万3280を伊那市社会福祉協議会の小池 孝行(たかゆき)会長に手渡しました。
この義援金は、賛助会に加盟する7つのクラブから集めたものと、総会にあわせて会場に設置した募金箱に入れられた義援金を合わせたものです。
義援金は、県共同募金会を通じて、東日本大震災の被災地や栄村に送られるということです。
27日の総会では、中川村出身で日本ミツバチの会の富永 朝和会長による講演もおこなわれました。
富永さんは、六畳間いっぱいの蜂の巣を作るなどして注目を集める蜂の研究家です。
富永さんは、「蜂の巣作りで、1年間の気象が分かる。台風が来るか、暑い夏になるかどうかなど、蜂は、気象庁よりも正確に気象を読んでいる」と話していました。
また、「蜂に刺されたらアンモニアとよく言うが迷信です。毒をしぼりだして、よく冷やすと良い」と話していました。 -
元気づくり支援金51事業内定
県が市町村や団体の特色ある活動を支援する地域発元気づくり支援金の上伊那分の採択事業が決まりました。
72件、1億1160万5千円の要望に対して採択されたのは51件4937万9千円でした。
伊那市分では、高遠町の市街地を本の町にとしてアピールするイベントに491万1千円。36災害を題材とした歌舞伎の公演に57万3千円など24件2728万3千円が採択されました。
箕輪町分では、全国からサッカー愛好者が集まるイベントに124万6千円。読育ボランティアの研修会に15万円など6件493万3千円が採択されました。
南箕輪村分は、地域の名所を宣伝するマップの作成と景観整備に65万4千円の1事業が採択されました。
元気づくり支援金は2次募集を行います。
2次募集の予算額は4317万1千円を予定していて応募期間は4月28日から5月31日までとなっています。 -
中部建設協会 三六災害の50年記念誌とDVDを寄付
愛知県に本社を置く社団法人中部建設協会は協会で作成した三六災害の50年記念誌とDVDを25日、三六災害50年実行委員会に手渡しました。
25日は、駒ヶ根市の国土交通省天竜川上流河川事務所で授与式が行われ、中部建設協会の福田晴耕理事長から北澤秋司実行委員長に記念誌とDVDが手渡されました。
記念誌とDVDは、長野や愛知、静岡などで公共事業や環境整備などを行っている中部建設協会が、三六災害を風化させないようにと作成し、贈ったものです。
DVDには、当時の貴重な映像や写真、体験談が収録されています。また、大鹿山の大西山の崩落を、CGを使って再現しています。
記念誌は、4章で構成されていて、三六災害の被害の実態や、50年経過した現在の防災対策などをおよそ130ページに渡りまとめています。
贈られた冊子3,700部とDVD40枚は、上下伊那の各市町村などに配られるほか、実行委員会ではシンポジウムなどで活用していくということです。 -
花粉 スギに変わりヒノキ多く
飯田保健福祉事務所は、飯田下伊那地域はスギ花粉の飛散に替わりヒノキ花粉の飛散が多くなっていると発表しました。
飯田保健福祉事務所ではスギ花粉は、先週22日を境に飛散量が減り、ピークを越えたとみています。
それに替わってヒノキの花粉飛散量は、22日を境に増加しているということです。
飯田保健福祉事務所は、今後、天気がよく風の強い日には、ヒノキ花粉が多く飛散するとして、花粉症の人は、引き続き対策するよう呼びかけています。 -
あるしんレポート「不透明感漂う」
アルプス中央信用金庫が4半期ごとにまとめている中小企業景気レポートによると、今回発生した震災で、景気回復に少なからず影響があり、先行き不透明感が漂うとしています。
あるしんのレポートには、3月11日までに大半の企業が回答済みで、震災の影響はほとんど考慮されていないということですが、あるしんでは、生産や消費にはすでに影響が出始めており、景気の先行きに不透明感が漂うことは否定できないとしています。
あるしんレポートによると、今年1月から3月の業況を示す判断指数は、マイナス39.9で、去年10月から12月に比べ、20.9ポイント減少し、業況感は落ち込みました。
4月から6月の予想については、円高の長期化、エコカー補助金や家電ポイント制度の終了、原油燃料などの高騰から、多くの企業が設備投資に慎重な姿勢だとしています。
また、震災による、物流の遅れ、風評被害などが、景気回復に少なからず影響を及ぼし、先行き不透明感が漂うとしています。 -
ふるさと就職面接会
ハローワーク伊那などは、来春大学や短大などを卒業する学生を対象にしたふるさと就職面接会を22日、伊那市の伊那商工会館で開きました。
面接会には、去年と同じ時期に比べ1社多い40社が参加しました。
伊那市福島に新規オープンするスーパーの求人増により、求人件数は、去年に比べ50人多い238人となっていますが、主力の製造業では、20人ほど減となる99人にとどまっています。
会場を訪れた学生の数は、大学生が93人、短大生が33人などの合わせて163人で去年より3人なっています。
リクルートスーツに身を包んだ学生たちは、興味がある会社のブースで人事担当者などから作っている製品や採用日程などについて説明を受けていました。
伊那市出身の女子短大生は、「長野市で学んでいるが、地元に戻って働きたい」「東京の学校に通っているが、伊那の風土に包まれて働きたい」と話していました。
伊那市出身の男子大学生は、「震災で就職に影響が出るとは思っていないが、早く社会に出て、社会や被災地の役に立ちたい」と話していました。
ハローワーク伊那の柳沢幸所長は、「震災の影響で求人数が今後どうなっていくかは予測できないが、学生たちには、狭い業種にとらわれず視野を広げて就職活動に励んで欲しい」と話しています。 -
上伊那8市町村消防団幹部訓練
上伊那8市町村の消防団幹部の訓練が17日、伊那市の富士塚スポーツ公園で行われました。
上伊那消防協会が毎年、新体制になった4月に行っている訓練で、今日は8市町村から部長以上の幹部436人が出席しました。
訓練は、災害現場で指揮をとる幹部の指揮能力と、新入団員などへの指導力を高めるねらいがあります。
現場では、いかに早く隊を編成し、人員を把握できるかが重要ということで、幹部団員は交代で指揮をとり、隊の編成や方向変換などを指示していました。
団員は、指揮に従って隊の列を整える、歩くなどきびきびと訓練に臨んでいました。 -
上伊那工芸会21回目の作品展
上伊那の工芸家でつくる、上伊那工芸会による21回目の作品展が、伊那市西春近のかんてんぱぱホールで開かれています。
上伊那工芸会は、27年前に発足し、上伊那で活動する工芸家、30人ほどが所属しています。
毎年作品展を開いていましたが、ここ近年は2年に1度となっています。
21回目となる今回の作品展には、26人から50点の作品が寄せられました。
人形や鍛金、陶磁、染織など、会員の近作が並んでいます。
中央の展示会に出品したものも多く、見ごたえのある作品展となっています。
この第21回上伊那工芸展は17日(日)まで、伊那市のかんてんぱぱホールで開かれています。 -
振り込め詐欺被害の防止を呼びかけ
年金支給日に合わせ防犯ボランティア団体などは15日、ATM利用客に振り込め詐欺被害の防止を呼びかけました。
呼びかけを行ったのは、防犯ボランティア団体の伊那エンジェルス隊と伊那警察署などです。
隊員らは、年6回の年金支給日に、毎回啓発活動を行っています。
15日は、伊那警察署管内の銀行など6ヵ所に分かれ、啓発チラシを配ったり、桃太郎旗を掲げて注意を呼びかけました。
伊那警察署管内では、去年1年間に架空請求などの振り込め詐欺被害が2件起きていて、被害額はおよそ100万円でした。
今年に入って被害はありませんが、振り込め詐欺と思われる不審電話が確認されています。 -
元気づくり支援金 上伊那は72件要望
長野県が市町村や住民の自主的な取り組みを支援する、地域発元気づくり支援金に、上伊那地域では今年度72件、およそ1億1100万円の要望がありました。
14日、元気づくり支援金の選定委員会が伊那合同庁舎で開かれました。
今年度の上伊那地域への配分額は、昨年度とほぼ同額の9255万円です。
上伊那の市町村や各種団体などからの要望は72件、およそ1億1100万円で、昨年度より件数は8件増え、金額はおよそ2400万円少なくなっています。
市町村別の内訳は、伊那市が34件で6千万円、箕輪町が9件1600万円、南箕輪村が4件500万円などとなっています。
事業別では、教育・文化の振興が21件およそ3400万円、環境保全・景観形成が18件1800万円などとなっています。
次回の委員会は19日に開かれ、今月中に採択事業が内示される予定です。 -
山火事予防パレード
上伊那地方事務所などは山火事の注意を呼び掛ける「山火事予防パレード」を12日、上伊那各地で行いました。
山火事予防パレードは、山菜採りなどで山に入る機会が増えるこの時期に毎年行われています。
上伊那地域では、去年1年間に4件の山火事がありました。
今年は今月8日現在、伊那市で2件発生しています。
関係者によると、山火事の多くは、たばこのポイ捨てによるものだということです。 -
長野県議会議員選挙 当選証書付与
10日に投票が行われた長野県議会議員選挙の当選者に12日、当選証書が手渡されました。
12日は、伊那市区、上伊那郡区、駒ヶ根市区の3選挙区の当選者やその代理人が、当選証書を受け取りました。
今回の選挙では3選挙区ともに投票率が前回選挙を下回り特に上伊那郡区では前回を11.98ポイント下回る59・78%となりました。
任期は4月30日から平成27年の4月29日までで、来月上旬には正副議長などを決める臨時の県議会が開かれる予定です。 -
三六災害を伝承 パネル展始まる
上下伊那にある国・県の出先機関や、地元市町村などで組織する三六災害50年実行委員会は、写真や体験者の証言をまとめた、パネル展を上下伊那各地で開催します。
11日は、パネル展の開始式が駒ヶ根市の天竜川上流河川事務所で行われました。
実行委員会では、三六災害を体験した人達の教訓を後世に伝え、地域の防災力を高めていこうと、このパネル展を企画しました。
実行委員長の北澤秋司信州大学名誉教授は「50年前の災害を教訓に、今何をし、何を守るべきか、考えてもらいたい。」と話していました。
土砂崩れや河川の決壊など災害の様子を写した写真や、体験者の証言をまとめた物など、32枚が展示されています。
展示は、11日から9月まで、上下伊那の市町村役場やショッピングセンターなど60箇所を巡回して行われる予定です。 -
県議選上伊那郡区現職2人 当選から一夜明け
垣内基良さんは、上伊那郡区で18,078票を集め、トップで3期目の当選を果たしました。
11日朝は6時前に目が覚めたという垣内さん。
改めて2期連続当選の喜びを噛みしめたということです。
今回の選挙戦を振り返って垣内さんは「多くの票をいただき感謝している。これだけの票を集める事が出来た1番の理由は、町村で大きく伸ばせたことだと思う。それは、地域代表としての期待感であると思う。その期待感は、漠然とした政治力というものだろうし、町村の要望や地域代表としての声を県政に届ける人だと判断してもらったのだと思う。自民党県議団をより強い集団にしていくことと、阿部県政の事業や財政面で正しくチェックしていきたい。協力できることは支援していきたい。」と話していました。 -
長野県議会議員選挙 開票速報
伊那市区では4人が立候補し、現職2人が当選しました。
-
県選管が県議選投票呼び掛け
長野県選挙管理委員会などは9日、箕輪町の大型店前で、10日投票が行われる県議会議員選挙の投票を呼び掛ける啓発活動を行いました。
大型店前では、上伊那地方事務所の市川武二所長ら3人が、啓発活動を行いました。
投票日などが書かれたティッシュペーパーを買い物客に手渡し、投票を呼び掛けました。
県議会議員選挙は10日投票が行われ、即日開票されます。
10日の投票時間は、ほとんどの地域で午前7時から午後8時までとなっています。 -
県議会議員選挙 あす投開票
任期満了に伴う長野県議会議員選挙は10日、投票が行われ、即日開票されます。
選挙戦最終日となった9日は、伊那市区、上伊那郡区ともに、候補者が最後の訴えをして、支持を求めていました。
この日は、日中雨が降る中、候補者が選挙戦最後の遊説を行っていました。
各候補とも力の入った演説で地域の人たちに支持を求めていました。
8日現在、期日前投票を済ませた人の数は、伊那市区では有権者数5万6,637人に対し、5,061人で8.94%。
上伊那郡区の箕輪町では、有権者数2万81人に対し、1,403人で6.99%、南箕輪村では、有権者数1万1,185人に対し494人で4.42%となっていて、上伊那郡区全体では、有権者数6万8,526人に対し、4,997人、7.29%の人が投票を済ませています。
この日は、10日の投票に備え、投票所に指定されている会場で投票箱などの設置作業が行われました。
伊那図書館では、市の職員が地区管理者の立会いのもと、投票箱などを設置していました。
投票所は地区の公民館や集会所などが指定されていて、伊那市区では67か所、上伊那郡区では箕輪町内22か所、南箕輪村内11か所に投票所が設置されます。 -
県議選 市区、郡区ともに現職優勢
10日に投票が行われる県議選の伊那市区と上伊那郡区はともに現職が優勢な情勢であることが、伊那ケーブルテレビが行った世論調査でわかりました。
最初に伊那市区です。伊那市区は無作為で抽出した有権者300人から回答を得ました。
選挙に関心はありますかという問いには「大いにある」が106人、35%「ある」が128人、43%で選挙に関心のある人が78%を占めています。
支持する政党については、「民主」28人、「自民」36人で「支持なし」が204人となっています。
投票で何を重視しますかという問いには、「人がら」が83人次いで「政策、公約」が78人、「地元の候補」は78人となっています。
「投票する候補者を決めていますか」という問いには「決めている」が217人、73%となっていて、決めている人のうち、現職の2人で8割以上を占める情勢となっています。
県議会議員に期待することは、という問いには「景気、雇用」が170人で最も多く、次いで「医療、福祉」「防災対策」となっています。
県議選最後となる9日の各候補の動きです。
新人の三石陣営は、遊説に加え、大型店などで辻立ちも予定しています。
新人の野口陣営は、午前は高遠長谷地区、午後は町部を遊説する予定です。
現職の木下陣営は、地元美篶を中心に市内全域を遊説する予定です。
現職の向山陣営は、高遠・長谷地区を皮切りに市内全域を遊説する予定です。
続いて上伊那郡区の世論調査の結果です。
上伊那郡区は無作為で抽出した320人から回答を得ました。
選挙への関心は「大いにある」が56人、18%「ある」が151人、47%となっていて、選挙に関心のある人が65%を占めています。
支持する政党については、「自民」49人「共産」12人「減税日本」が2人で「支持なし」が224人となっています。
投票で重視することについては、「人がら」が83人、「政策、公約」と「地元の候補」が78人ずつとなっています。
「投票する候補者を決めていますか」という問いには決めているが236人、74%となっていて決めていると回答した人のうち、現職の2人で8割を占める情勢となっています。
県議会議員に期待することは、という問いには
「景気、雇用」が154人で最も多く、次いで「医療、福祉」「教育、子育て」となっています。
県議選最後となる9日の各候補の動きです。
現職の垣内陣営は、中川村を皮切りに辰野町まで北上し、郡内を遊説する予定です。
現職の小林陣営は、南箕輪村を皮切りに上伊那北部、特に地元箕輪町を重点的に遊説する予定です。
新人の寺平陣営は、中川村を皮切りに北上し、夕方は大型店から事務所までを歩く予定です。 -
社会で活躍できる技能者に
南箕輪村の長野県伊那技術専門校で、8日入校式が行なわれ、上伊那地域を中心とした48人が新たな第1歩を踏み出しました。
入校したのは、訓練期間2年のメカトロニクス科に16人、情報システム科に10人。
訓練課程6か月の機械科に10人、パソコン活用科に12人の合わせて48人です。
上伊那地域を中心に、入校選考に合格した18歳から65歳までが知識・技能の習得に励みます。
遠藤昌之校長は、「規律・誠実・安全の校訓を守り、志を高くかかげ、目標を持ち、自ら積極的に取り組んで欲しい」と式辞を述べました。
入校生を代表し、メカトロニクス科の芦部良司さんは、「技能と知識を身につけ社会で活躍できる技能者となるよう努力したい」と誓いのことばをのべました。
伊那技術専門校の昨年度卒業生の就職率は、メカトロニクス科・情報システム科が88.2パーセント、機械科・パソコン活用科が75パーセントで、平均で79.6パーセントでした。 -
昨年度1月現在で不法投棄が393件
平成22年度に上伊那で不法投棄が発見された件数は1月現在で393件に上ることがわかりました。
6日は伊那合同庁舎で、研修会が開かれ今年度委嘱された不法投棄監視連絡員と市町村関係者など、およそ20人が出席しました。
連絡員は不法投棄の早期発見を図ろうと県が一般から委嘱したもので今年度は、県全体で100人、上伊那では11人となっています。
研修会では県から不法投棄の現状などについて説明がありました。
それによりますと、平成22年度の発見件数は月末現在で393件に上っています。
平成21年度は501件。
平成20年度は524件でした。
また昨年度、発見された場所は道路が最も多く、138件、次いで山林が137件となっています。
昨年度1月までの不法投棄のうち一般ごみが390件で産業廃棄物が3件、また不法投棄者が判明したのは、16件でした。
県では連絡員の協力を得て、不法投棄の減少と未然防止に努めたいとしています。 -
長野県議会議員選挙期日前投票 中間発表
長野県は、10日に投開票が行われる長野県議会議員選挙、期日前投票の5日までの中間投票者数を発表しました。
発表によりますと、伊那市は、告示前日の先月31日現在で有権者数は5万6,637人。このうち、昨日までに期日前投票を済ませた人の数は1,802人で、有権者数に対する割合は、前回選挙の同じ時期と比べ約1.3ポイント高い3.18%となっています。
箕輪町は有権者数2万81人で期日前投票は532人。割合は、前回の同じ時期とほぼ同じ2.65%。
南箕輪村は、有権者数1万1,185人で期日前投票は166人。割合は、前回の同じ時期と比べ約0.6ポイント低い1.48%となっています。
上伊那郡区全体では、有権者数6万8,526人で、期日前投票は1,866人、割合は前回の同じ時期と比べ0.07ポイントマイナスでほぼ同じの2.72%となっています。