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向山雅重さん写真 随時閲覧可能に
郷土の風習や行事などを研究した宮田村出身の民俗学者・向山雅重さんが撮影した2万枚を超える写真が、伊那市の伊那図書館でいつでも閲覧可能になりました。 新茶が到着した伊那市坂下の店先。クワなどの農機具も撮影されています。 これらの写真は伊那図書館2階のカウンター近くに、設置された写真アルバムに収められています。 すべて民俗学者の向山雅重さんが撮影したもので2万点、アルバムにして210冊あります。 昭和27年から54年に撮影されたモノクロ写真です。 図書館には、向山さんのコーナーも設置されています。 向山雅重さんは、明治37年に宮田村で生まれ、平成2年に86歳で亡くなりました。 小中学校の教諭や校長を務める傍ら、長野県史の調査委員を務めるなど、精力的に郷土の民俗の研究活動を行いました。 資料の活用を託された教え子や関係者などで作る向山資料保存会が、資料を整理し、平成9年に写真などを伊那図書館に寄贈しました。 その後、写真は、閉架書庫で保管されていましたが、今年からいつでも閲覧できるようになりました。 向山さんの写真は、貸出はできませんが、館内ではいつでも見ることができます。伊那図書館によると、すでに反響があり、毎日3~4組が、閲覧していくということです。
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全県にインフルエンザ注意報発令
長野県は全県にインフルエンザ注意報を11日発令しました。 過去5年では一昨年についで、2番目に早い注意報発令となっています。 長野県の発表によりますと2日から8日までの一医療機関当りのインフルエンザ患者数は全県で11.07人と注意報レベルの10人超えました。 伊那地域の一医療機関あたりの患者数は8・63人です。 県では手洗いをこまめにすることや、人混みへの外出を控えることなど感染予防を呼びかけています。 また人にうつさないようにするために、早めの受診や、学校、職場は休むようにと呼びかけています。
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来年度高校入学志願者 2回目の予定数調査
長野県教育委員会は、来年度の高校入学志願者を対象に行った2回目の予定数調査をまとめ、10日に発表しました。 伊那北の普通科では募集人員200人に対して274人が志願を予定しています。 辰野普通は、前期63人、後期88人です。 商業は、前期20人、後期25人です。 上伊那農業の生産環境は、前期53人、後期57人です。 園芸科学は、前期53人、後期60人です。 生物科学は、前期39人、後期42人です。 緑地創造は、前期22人、後期29人です。
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冬休みが終わり3学期スタート
上伊那地域の小中学校の早いところでは冬休みが終わり、6日から3学期がスタートしました。 伊那市の美篶小学校は6日から3学期が始まりました。 書き初めが初めて冬休みの宿題になった3年生の教室では、児童が友達と見せ合っていました。 始業式では、5年生が新年の目標を発表しました。 北原朋弥くんは「自分から進んで委員会活動を頑張りたい」、春日佑斗くんは「学校で習った英単語を家でも使ってたくさん覚えたい」と発表しました。 また式では、新春の雰囲気に合う楽器の演奏を児童に聞いてもらおうと、中国の楽器「二胡」の演奏が披露されました。 上伊那地域の有志でつくる「二胡楽胡(にこらっこ)」のメンバーが5曲を披露しました。 美篶小学校の3学期は48日間となっていて、小林光希校長は「一番短い期間だが、これまでの活動を新年度につなげられるようなまとめの期間にしてもらいたい」と話していました。 上伊那地域の小中学校の始業式は10日がピークとなっています。
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上伊那郡内女性47万円騙し取られる詐欺被害
去年12月上旬から下旬にかけて、上伊那郡在住の40代の女性が47万円ほどをだまし取られる詐欺被害が発生しました。 伊那警察署の発表によりますと、被害女性が、携帯電話に届いたメールからインターネットのサイトに接続したところ、「支援金として2億円支払う」などと掲載されていました。 被害者はメール送信者とやり取りをし、支援金を受け取るためにギフト券で電子マネーの支払いを要求され、12月下旬に、上伊那郡内などのコンビニエンスストアでおよそ47万円のギフト券を購入し、その番号を相手に伝えたものです。 その後支援金の支払いがなく不審に思った被害者が警察に相談し被害に気付きました。 伊那署では、「簡単に収入が得られる」「支援金を払う」「現金を払う」などと言われた場合は詐欺を疑い、電子マネーでの支払いの要求があった場合は安易にカード番号を伝えないことなどの被害防止を呼び掛けています。
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県や市町村など仕事納め
県や市町村などは28日に仕事納めとなりました。 上伊那地方事務所は職員約100人が仕事納め式に出席しました。 堀田文雄所長は、7月の参院選や5月と12月の交通死亡事故多発警報発令、6月の植樹祭など1年間の出来事をあげ「適切に、真摯に対応して頂いた」と振り返りました。 上伊那地方事務所の仕事始めは来年1月4日となっています。
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有効求人倍率 24年振り高水準
上伊那の11月の月間有効求人倍率は1.69倍で10月を0.07ポイント上回りました。 平成4年11月の1.94倍に次ぐ24年振りの水準となりました。 新規求人数は1684人、新規求職者数は551人で11月の有効求人倍率は1.69倍でした。 平成4年11月の1.94倍に次ぐ24年ぶりの水準となりました。 ハローワーク伊那では、製造業などを中心に求人意欲が高いことが引き上げに繋がっているとしています。 雇用情勢については「堅調に推移している」とし。コメントを据え置きました。 来春卒業予定の新規高卒者の内定率は89%で県の87.2%を上回っています。
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感染性胃腸炎 警報レベルを上回る
伊那保健福祉事務所は、上伊那で今月12日から18日にノロウイルスなどの感染性胃腸炎に感染した人は22人で、警報レベルの20人を上回ったと22日に発表しました。 伊那保健福祉事務所によりますと、1週間あたりの患者数は過去5年で最も多く、特に3歳から6歳の子どもの感染が多い状況だということです。 患者の便や嘔吐物には大量のウイルスが含まれ、手洗いが不十分だと人の手を介して口に入り感染するということです。 また、感染していても症状がないままウイルスを排出していることもあり、注意が必要だとしています。 予防のポイントとして ●外から帰ったら石鹸でよく手を洗うこと。 ●感染した人の便や嘔吐物には触れないこと。 ●カキや二枚貝はよく加熱して食べること。 などを呼びかけています。
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読書大賞に「アハメドくんのいのちのリレー」
上伊那の高校生でつくる図書館協議会が選ぶ読書大賞に「アハメドくんのいのちのリレー」が選ばれました。 この本は諏訪中央病院名誉院長の鎌田實さんが書いたものでノミネートされた7作品から選ばれたものです。 読書大賞は上伊那高等学校図書館協議会のメンバーが「戦後」をテーマに18日、伊那市のいなっせで投票し決めたものです。 内容は戦争状態にある相手国の兵士に息子を撃ち殺された父親が、死にかけている相手国の少女に息子の心臓を提供したというものです。 鎌田さんはこの本のノミネートを受け「人間はすごいなと思った。心を持った生き物、人間が好きだ」などとする自筆のコメントを協議会に送っています。 協議会ではこの本が読書大賞に選ばれたことを報告する手紙を鎌田さんに送ることにしています。
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平成29年の上伊那の米生産目標 2万8,049トン
平成29年に上伊那で生産する米の目標数は2万8,049トンとなり、今年に比べて221トン少なく4年連続の減少となりました。 県農業再生協議会上伊那地方部の総会が、19日、JA上伊那伊那支所で開かれ、来年の米の生産目標数が決定しました。 上伊那の平成29年の米の生産目標数は、今年より221トン少ない2万8,049トンです。 市町村別では、伊那市が1万1,996トン、箕輪町が2,290トン、南箕輪村が1,521トンとなっています。
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「おせち料理」で食文化と伝統行事まなぶ
おせち料理を通して、親子で食文化や伝統料理について学ぶ講座が18日伊那市のいなっせで開かれました。 講座では、田作りやなます、栗きんとんに加え炊飯器で調理するローストビーフを作りました。 講師は駒ケ根市で飲食店を営み、日本調理師会の食育指導員の資格を持つ、稲垣孝俊さんが務めました。 稲垣さんは、「田作りはフライパンで煎ると香ばしくなり食べやすくなる」事や「なますはしっかりと塩もみをすると、野菜の灰汁が出て美味しくなる」など調理のポイントをアドバイスしていました。 また、田作りは良い稲が育つよう願い、栗は勝ち栗にちなんでなど、昔の人は良い年になるよう願いを込めて食べていたという事です。 講座には伊那市を中心に7家族が参加し、子供たちは母親や祖母と一緒に調理をしていました。 この講座は、食をとおして日本の文化や風習について学ぼうと今年度から開催されています。 次回は、来年2月に桃の節句をテーマに開催する予定です。
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地元中高生がオーケストラで共演
桐朋学園大学音楽学部のオーケストラの演奏会が18日、伊那市の伊那文化会館で開かれ地元の中高生が共演しました。 桐朋学園大学は東京都などにキャンパスがあり音楽家を育成しています。 演奏会は諏訪市にある桐朋学園大学附属の音楽教室30周年を記念して開かれたものでおよそ2時間にわたり8曲を披露しました。 演奏会では地元の中高生の共演もあり伊那北や伊那西高校のほか伊那市、箕輪町、南箕輪村の中学生が参加しました。 この日のために練習してきた地元の中高生は音楽を専門に学ぶ大学生とともに演奏を披露していました。
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千年に一度の洪水浸水想定区域公表
国土交通省は、千年に一度の想定最大規模の降雨があった際、洪水や浸水・家屋損壊の恐れがある地域をきょう公表しました。 公表されたのは、国土交通省中部地方整備局管内の指定された河川の洪水浸水想定区域です。 天竜川も指定されていて、平成14年に作成された100年に1度の降雨を想定したものに比べ、今回の1000年に1度のものは、辰野町から飯田市までの浸水面積は4倍になっています。 浸水した場合の水深が深い場所が濃い赤色となっていて、20メートル以上の地域もあります。 また、浸水した場合、浸水時間がどの程度続くかを示した区域図や、氾濫により家屋が倒壊する恐れのある区域図も発表しました。 この区域図は平成27年の水防法改正に伴い作成され公表されました。 市町村単位で作成している水害ハザードマップなどはこの区域図を基本にしていて、円滑で迅速な避難の確保や被害防止に役立てられます。
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乳製品開発と可能性 シンポジウム
産学官のシーズとニーズのマッチングを進め地域の活性化を目指す伊那谷アグリイノベーション推進機構は、乳製品開発とその可能性についてのシンポジウムを、15日、南箕輪村民センターで開きました。 シンポジウムは、伊那谷に根差した様々なテーマで開かれています。 13回目となる今回は、「伊那谷の景観と酪農地帯を生かした乳製品開発とその地域認証の可能性」と題して、講演や事例報告が行われました。 信州大学大学院・医学系研究科の能勢(のせ) 博(ひろし)教授は、「健康と乳製品」について話しました。 やや強い運動を行ったあと、牛乳を飲まなかった人に対して、飲んだ人は、体温調節機能が、大きく改善したというデータを示しました。 また、運動後の牛乳の接種は、高齢者でも効果があり、生活習慣病の改善や医療費の削減につながると話していました。 伊那谷アグリイノベーションは、信州大学が中心となり、上下伊那の企業や行政などが参加して組織しています。 年に2回シンポジウムを開いていて、今回は一般を含め130人ほどが参加しました。
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上伊那高等学校美術展
上伊那の高校の美術部やクラブの生徒たちによる作品展が、15日から、伊那市の伊那文化会館で始まりました。 会場には、駒ヶ根工業高校を除く上伊那8校の生徒およそ80人の作品が並んでいます。 油絵・水彩・デザイン画・オブジェなど様々で、150点が展示されています。 伊那北高校の生徒が出品したこちらのオブジェは、カタツムリをモチーフにしたもので、10月から1か月半ほどかけて制作したものだということです。 また、伊那弥生が丘高校の美術部が、熊本地震の被災地を応援しようと制作した、熊本城をモチーフにしたモザイク画も展示されています。これは、折り鶴を使い市民と共同で制作したものです。 出品した生徒たちは、「ほかの学校の作品はタッチが違うので参考になる。」「テーマを深めて描いている様子がわかる」などと話していました。 この第55回上伊那高等学校美術展は、18日(日)まで、伊那市の伊那文化会館で開かれています。
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中ア ジオパーク認定へ 上伊那で連携
上伊那の天竜川西側一帯のジオパーク認定を目指す中央アルプスジオパーク構想推進協議会の設立総会が13日駒ケ根市役所で開かれました。 協議会では、平成30年度の申請と登録を目指します。 総会には上伊那8市町村の行政や観光、山岳関係者など60団体から、およそ100人が出席しました。 中央アルプス一体のジオパーク認定は、地域振興に効果的につなげようと上伊那8市町村が一体となり取り組みます。 ジオパークは貴重な地質や地形などを含む自然の公園で、その魅力を発信し地域活性化につなげる取り組みです。 今回認定を目指すエリアでは、中央アルプスの高山帯で貴重な地質や動植物、上伊那北部では西天竜など地形と関わる農業の歴史を知る事ができます。 13日の総会では、会長に駒ケ根市長の杉本幸治さんが選ばれました。 協議会では、今年度、地質の調査やガイドの養成、広報などを行い、平成30年度の認定を目指します。
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ニシザワ読書感想文表彰式
株式会社ニシザワが毎年小中学生を対象に募集している読書感想文の表彰式が11日伊那市創造館で行われました。 今年は、小学生から498点、中学生から884点、合わせて1,382点の応募がありました。 小学生低学年の部では、伊那東小3年の村上創くん、高学年の部では、西春近南小6年の春日美礼さんの作品が最優秀賞に選ばれました。 中学生の部では、春富中2年の竹松和徳くんの作品が最優秀賞に選ばれました。 表彰式では、優秀賞に選ばれた小学生と中学生にも賞状と図書カードが手渡されました。 荒木康雄社長は、「本を読んで心の幅を広げ、生きるはげみにしてほしい」とあいさつ。 松田泰俊伊那市教育委員長は、「読書は心を映す鏡。皆さんの感想文からもたくさんのことを教えられた」と講評しました。 読書感想文は、13日の長野日報に掲載されます。
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死亡事故多発で安全運転街頭啓発
交通死亡事故の多発により、長野県交通安全運動推進上伊那地方部は9日、伊那市役所前で街頭啓発を行いました。 この日は、伊那交通安全協会のメンバーや伊那警察署の署員などが、道行くドライバーに夜間の早めの点灯や減速など、安全運転を呼びかけました。 長野県は、上伊那地域での交通死亡事故が11月の1か月間で3件発生していることから、今月7日に「交通死亡事故多発警報」を発令しました。 死亡事故の発生件数は10件となり、今年5年ぶりに二桁になりました。 伊那警察署では「暗くなるのが早い時期。早めの点灯や見えにくい場所では減速するなど十分注意して運転して欲しい」と安全運転を呼びかけています。
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年越しそばと年明けうどんの贈答用セット発売
JA上伊那のオリジナルブランド「伊那華シリーズ」で、年越しそばと年明けうどんの贈答用セットが、8日から限定販売されます。 「伊那華の年越しそば 年明けうどんセット」は8日から販売が始まります。 7日、南箕輪村のファーマーズあじ~なで、JA上伊那の神子柴茂樹組合長らが試食販売をし、商品をPRしました。 そばは上伊那産のそば粉を使い、そば殻を入れて風味を引き立てました。 うどんも上伊那産の小麦ハナマンテンが使われていて、コシが強いのが特徴です。 年越しそば 年明けうどんセットは、贈答用に去年からシリーズ化し今年で2年目です。 そば、うどんは人気が高く、伊那華シリーズの売り上げの半分を占める主力商品だという事です。 そば、うどんそれぞれ4人前がセットで価格は2,160円です。 8日からJA上伊那管内のAコープや直売所などで販売が始まります。 限定2,000セットとなっています。
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上伊那 交通死亡事故多発警報発令
11月一か月間で上伊那で3件の交通死亡事故が相次いで発生したことから、長野県交通安全運動推進上伊那地方部は、「交通死亡事故多発警報」を7日発令しました。 上伊那では、11月に入り、伊那市と駒ケ根市、中川村で交通死亡事故が発生し3人が死亡し今年の交通死亡者数は10人となっています。 これを受け県交通安全運動推進上伊那地方部は7日「上伊那地域交通死亡事故多発警報」を発令しました。 期間は31日までの25日間で、交通安全を呼びかける広報活動を強化します。 主な取り組みは、広報車による巡回広報や、交通指導所の開設、高齢者の関わる事故が多い事から、シニア大学での特別広報となっています。
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上伊那ベースボールサミット
レベルアップと野球人口拡大を目的に第2回上伊那ベースボールサミットが3日伊那市の東部中学校で開かれました。 サミットには、上伊那地域の高校や中学の野球部の監督のほか、少年野球チームの監督・コーチ、さらに保護者など210人が参加しました。 参加者の中には、女性の姿も多く見られました。 実行委員長の久保村智上伊那農業高校野球部監督は、「第1回のサミット以降、確実に小中高の連携が深まっている」とあいさつしました。 実行委員会によりますと、平成27年度の少年野球在籍者は、676人でしたが、28年度は、13人増え、689人となっています。 さらに、中学から高校の野球の継続率は、55%から64%にアップしたということです。 サミットでは、打撃、守備、走塁、投手、チームづくりの5つのテーマで分散会が開かれました。 同時に開催されたスコアブック講座には、教室に入りきらないほどの保護者が参加し、ルートインBCリーグの主任公式記録員からノウハウを学びました。 実行委員会では、10年後に少年野球人口100人増、継続率10%アップを目標に設定しています。
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伊那ファイターズ 3年生5人が卒団
中学生の硬式野球チーム「伊那ファイターズ」の卒団式が4日、箕輪町の伊那プリンスホテルで行われました。 この日は、伊那ファイターズの三澤良男会長から、卒団生ひとりひとりに修了証が授与されました。 伊那ファイターズは、上伊那地域の中学生でつくる硬式野球チームで、現在1年生から3年生までの32人で活動しています。 今年は3年生5人が卒団しました。 浦野博監督は「どの大会でも3年生が引っ張ってファイターズらしい諦めないプレーで戦ってくれた。新しいステージでの活躍を期待しています」とあいさつしました。 卒団生を代表して唐木太地(たいち)くんは「たくさんの人に支えられて大好きな野球ができて幸せだった。最高の3年間をありがとうございました」とあいさつしました。 卒団生5人は、上伊那地域の高校を中心に進学し、今後も野球を続けるということです。
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VC長野12/3の試合結果 富士通に敗れる
日本バレーボールリーグの2部リーグVチャレンジリーグⅠ、VC長野トライデンツの3日の試合結果です。 VC長野はセットカウント2対3で富士通カワサキレッドスピリッツに敗れました。 次回、VC長野は4日に埼玉アザレアと対戦することになっています。
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税務事務に貢献で阿部知事から感謝状
長野県の税務行政に貢献した4人と1自治体に30日、阿部守一知事からの感謝状が贈られました。 30日は伊那合同庁舎で伝達式が行われ伊那ケーブルテレビ放送エリア内からは元伊那地区納税貯蓄組合連合会女性部長の渕井和子さんに感謝状が贈られました。 渕井さんは伊那地区納税貯蓄組合連合会で女性部長などの要職に就き税務行政に貢献したほか小学生の「税に関する書道」で積極的に事業に関わってきました。 県によりますと平成27年度の県の税収は2,271億円、そのうち上伊那地方事務所管内は104億円でいずれも増加傾向にあるということです。
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工賃アップへ 「年賀状の注文を」
上伊那地域の障害者就労支援事業所などが、利用者の工賃アップを目的に毎年行っている「年賀状プロジェクト」が今年も始まり、年末に向けて年賀状の注文を呼びかけています。 伊那市山寺の障害者社会就労センター輪っこハウス・コスモスの家では、利用者がデザインした年賀状の印刷作業が進んでいます。 6施設の18人が来年の干支「酉」をデザインしました。年賀状は全部で11種類あり、現在注文を受け付けています。 年賀状をデザインしたある利用者は「絵をよく描いていて最近はかわいい絵を描いているので年賀状の鳥もかわいくした。みんなに注文してもらいたい」と話していました。 プロジェクトは、利用者の工賃アップややりがいづくりを目的に、平成20年度から始まった取り組みです。 去年はおよそ6,000枚の注文があったということで、年賀状プロジェクトが工賃アップにつながっているということです。 輪っこはうす・コスモスの家の職員、桃澤みどりさんは「利用者のみなさんが一生懸命デザインした年賀状がたくさん注文を受けるよう、毎日印刷をしている」と話していました。 今年もすでに40人から1,300枚ほどの注文が入っているということです。 年賀状は1枚102円で、50枚を越える注文については1枚92円で購入することができます。 注文は20日までとなっています。
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伊那谷の冬の風物詩 ザザムシ漁解禁
伊那谷の冬の風物詩「ザザムシ漁」が1日解禁となりました。小雨が降る天候でしたが、初日から漁をする人の姿が見られました。 ザザムシ漁を行っているのは伊那市中央の中村昭彦(なかむらあきひこ)さんです。ザザムシとは、トビゲラやヘビトンボなどの水生昆虫の総称で、佃煮にして味わう伊那谷ならではの食文化です。漁には虫踏み許可証が必要です。 石に住んでいる虫が、川底をかき回すと浮かび上がり、四手網と呼ばれる網の中に入っていきます。 中村さんは、現在72歳で、35年ほど前に親戚に誘われて、漁を始めました。 始めた当時は、60~70人が、天竜川で漁をしていたということです。 天竜川漁協によると、今日までに許可証を取得したのは、10人です。 漁協では、「9月に台風があって心配していたが、まずまずの収量が期待できるのではないか」としています。
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不用品で海外支援へ 学校で回収
伊那市と南箕輪村などの企業が行っている、不用品を集めて発展途上国の教育支援に役立てる取り組み「ありがとうプロジェクト」の小学校での回収作業が、1日から始まりました。 トップを切って回収作業が行われたのは、伊那市の伊那東小学校です。 子どもたちは、家庭で使わなくなった文具やスポーツ用品などの中古品を持参して登校し、メンバーに渡していました。 このプロジェクトは、伊那市のリサイクル業・リサイクルマートnew伊那店と南箕輪村の産業廃棄物処理業・丸中産業、東京都の輸出業 鈴可(すずか)が行っています。 廃棄物として出されるものやリサイクルで持ち込まれる中古品の中には、まだ使うことができるにも関わらず国内では値が付かないものが多くあります。 捨てるのではなく有効に活用し、恵まれない海外の子供たちの支援に生かそうとこのプロジェクトが始まりました。 集まった中古品は、文具などそのまま学校で使えるものは、カンボジアの学校に届けられ、それ以外はタイの店舗で商品として販売し、売上金の一部を発展途上国の教育支援に役立てます。 伊那市と南箕輪村・宮田村の小中学校8校で年内回収することが決まっています。 ありがとうプロジェクトでは、来年2月に、カンボジアの学校を訪れ、集まった品々や売上金を渡したいとしています。
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上伊那広域連合 公共施設等総合管理計画まとまる
上伊那広域連合が、所管する施設を計画的に管理する、「公共施設等総合管理計画」がまとまりました。 29日開かれた上伊那広域連合議会の全員協議会で計画についての説明がありました。 上伊那広域連合が、管理する施設は、上伊那情報センター、伊那中央清掃センター、クリーンセンターたつの、上伊那広域消防本部・伊那消防署の4施設です。 平成31年3月の供用開始を目指す新ごみ中間処理施設稼働に伴い伊那中央清掃センターとクリーンセンターたつのは廃止となります。 上伊那広域連合によりますと2つの施設を廃止することで新施設の管理運営費が年間1億5千万円削減できるということです。 上伊那情報センターは、平成8年に耐震化を済ませていて大型の修繕は必要ないことから存続としています。 上伊那広域消防本部・伊那消防署は、去年完成した施設で、現状における問題がないことから維持管理コストの低減に努め有効活用するとしています。 この計画は、平成28年度から平成47年度までの20年間となっています。
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10月有効求人倍率1.62倍 リーマンショック以前の水準に
上伊那の10月の月間有効求人倍率は、1.62倍で、9月を0.16ポイント上回りました。 求人倍率が1.6倍台となったのは、平成19年2月以来、9年8か月ぶりです。 新規求人数は1,933人、新規求職者数は641人で、10月の月間有効求人倍率は1,62倍でした。 求人倍率が1.6倍台となるのは、平成19年2月以来9年8か月ぶりで、リーマンショック以前の水準となります。 また、求人数が1,933人だったことについてハローワーク伊那では「ここ20年で最も多い数字」としています。 雇用情勢については「堅調に推移している」とし、コメントを据え置きました。 製造分野では、生産受注が好調な分、求人も増えましたが、派遣雇用が多いことや若手技術者・有資格者の慢性的な人手不足が課題となっています。 来年春卒業予定の新規高卒者の内定率は84%で、県の80%を上回っています。
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シニア世代が活躍できる社会づくり考える
シニア世代が活躍できる社会づくりについて考える「人生二毛作推進上伊那地域ネットワーク会議」が28日、伊那市の伊那合同庁舎で開かれました。 会議は高齢者が知識や経験を活かし社会活動や就業など社会参加できる仕組みづくりを進めようと開かれたものです。 長野県長寿社会開発センターのシニア活動推進コーディネーターは高齢者の社会参加について「それぞれに好きなこと、できること、するべきことがある。それらを明確にし継続することが地域の力になる。」と話していました。 会議では就労やボランティア活動など受け入れ側とシニアとのマッチングの支援や体制づくりについての意見が出されていました。 会議は県長寿社会開発センター伊那支部が開いたもので、各地域の社会福祉協議会やシルバー人材センターなど26人が出席しました。 来年1月20日には伊那市のいなっせでシニア世代を求める団体が集まる、地域づくり出会いのひろばを開催することにしています。