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親子が影絵楽しむ
南箕輪村図書館の読み聞かせ企画「おはなしむら」が17日、村民センターで開かれた。
「おはなしむら」は毎月開かれ、今月は村の保育士でつくる影絵グループ「このゆびとまれ」が、村の民話「目の神様」やウクライナ民話の「てぶくろ」などを上演した。
会場には約70人の親子が訪れ、光と影が作る世界を楽しんでいるようだった。 -
平成21年度大学入試センター試験始まる
平成21年度の大学入試センター試験が全国一斉に始まった。上伊那地区でも南箕輪村の信州大学農学部、駒ヶ根市の長野県看護大学の2会場で試験が行われた。
このうち信州大学農学部には、朝8時頃から伊那北高校や伊那弥生ヶ丘高校などの生徒たちが足を運んでいた。
生徒たちは、高校の担任から励ましの言葉を受けながら、教室へと向かった。
1日目は公民、地理歴史、国語、外国語の試験が行われた。
独立行政法人大学入試センターによると、今年度のセンター試験の志願者数は、全国では去年より596人多い54万3981人。長野県では去年より14人多い1万3人。
また、上伊那地区2会場でのセンター試験志願者数は、合計で1364人となっている。
センター試験は各会場で18日も行われ、理科、数学の試験がある。 -
地域活性化へ 信大農学部のサークルが連携
南箕輪村にある信州大学農学部の地域と連携した活動をしているサークルが16日、伊那市の西箕輪公民館で懇談した。
地域と連携しながら農作業やゴミ拾い、イベントへの参加をしているサークル10団体の代表が集まり、お互いの活動への理解を深めた。
この懇談会は、サークルの横の連携を作り、地域の活性化につなげていこうと、信州大学学生総合支援センターが初めて開いた。
この日は初回ということもあり、グループごとに活動内容を発表して、互いの理解を深めた。
参加したある学生は、「知らないサークルもあったが、活動内容が似ている団体もあるので、今後連携を深めていきたい」と話していた。
学生総合支援センターの職員は、「連携を深めて活動をさらに有意義なものにしてもらいたい」と話していた。 -
南箕輪村公民館で切り絵講座開講
南箕輪村公民館で14日、切り絵講座が開講した。
切り絵講座は、村公民館が冬の講座の充実を目的として今年初めて企画した。
40代から70代までの男女およそ25人が集まり、原俊朗公民館長が指導した。
参加者はまず、丸や三角などの簡単な形で手慣らしをし、こまや椿など、季節にちなんだモチーフの切り絵に挑戦した。
細かい作業では、注意深くカッターを動かし、紙をかざして、きちんと切れているかを確認するなどして作品を仕上げていた。
夫婦で参加したある男性は、「できた作品を妻と見せ合うのが楽しみ」と話していた。 -
新入生へのプレゼント作り
南箕輪村の南箕輪小学校1年4組の児童は15日、来年度入学予定の新1年生に贈るプレゼント作りをした。
児童28人が、南箕輪村図書館の職員から指導を受け、牛乳パックを使ったおもちゃを作った。
南箕輪小1年4組では、総合学習の一環で公共の施設について勉強をしていて、今回は図書館の仕事を学びながらプレゼント作りをした。
作ったのは、釣り上げると口が閉じる仕組みのおもちゃ。
児童達は、図書館職員の唐澤富美子さんに教わりながら、牛乳パックに穴をあけ、輪ゴムを通していた。
指導した唐澤さんは、「本に関わるだけでなく、みんなに喜んでもらうものを作るのも仕事の一つ。そうした視点からも図書館に親しみを持ってもらいたい」と話していた。
今回作ったおもちゃは、来月3日に南箕輪小学校で、村内年長児を対象に行われる体験入学の時にプレゼントするという。 -
新春芸能ライブ
県内の親子を対象にした「新春芸能ライブ」が12日、南箕輪村民センターであり、約300人の親子が、ミニコンサートなどを楽しんだ。
同コンサートは、長野県子ども劇場・おやこ劇場協議会が、こどもらに生のステージを楽しんでもらおうと企画したもの。この日は、伊那市や松本の劇団や音楽団体など6団体が出演した。 -
南箕輪村北殿で住宅火災
14日午前7時15分ころ、南箕輪村北殿の赤羽正男さん宅で火災が発生。午前9時に鎮火した。
焼失面積は、木造モルタル一部で、二階部分と風呂場など合わせて、60平方メートル。死傷者はいなかった。
火事の原因については現在、警察と消防で調査中。 -
来春学卒の就職活動本格化、信大農学部でも合同企業説明会
景気低迷による雇用情勢が悪化する中、2010年3月卒業予定の学生を対象にした就職活動が本格化している。10日には信州大学農学部(南箕輪村)で39社の参加により合同企業説明会が開催。厳しい情勢を受けて来春の採用計画を現段階で明確に打ち出せていない企業もある一方で、「こんな時だからこそ優秀な人材を獲得する好機」と話す採用担当者の声もあった。学生たちは不安を抱えながらもより多くの企業の話しを聞こうと熱心に行動する姿がみられた。
食品、製薬、建設などから流通、ITシステムまで幅広い業種の企業が参加。学生たちは各企業のブースを訪れ、担当者から企業概要や求めている人材などの説明を受けた。応用生命科学科の大学院生鹿島温さん(23)は「不況の実感はまだないが、手探り状態のなかでもやれることは全てやっていきたい」と話し、次のブースへと向かった。
信州大学キャリアサポートセンターによると、年末段階までに寄せられた求人企業は同大学全体で400社にのぼり例年並み。しかし、厳しい雇用情勢から「今年10人であったのを5人にするなど採用人数を絞り込んでくる企業もあるのでは」と話す。
この日の説明会に参加した東京が本社の大手食品関連メーカーの採用担当者は「まだ採用人数は未定」と説明。そのうえで「前向きに行動できる学生を採用していきたい」と話した。
一方である中小企業の担当者は「不況の影響は大いにあるが、このような時だからこそ良い人材を積極的に採用したい」と語気を強めた。
学生が売り手市場だった昨年までは人材を確保するのが難しかったともいうが、それだけに逆境の今こそが成長する好機ととらえる企業があることも伺わせた。 -
高齢者学級「ゆずり葉学級」がニュースポーツ楽しむ
南箕輪村公民館が主催する高齢者学級の講座で8日、ニュースポーツを楽しむイベントが行われた。
村公民館の高齢者学級「ゆずり葉学級」では毎月2回、さまざまな講座を開いている。
寒さで体を動かす機会の減るこの時期にあわせ、今回はニュースポーツを企画した。
用意したのは、黒と白の玉を囲碁のように並べる囲碁ボール、輪投げなど3種類。参加者は、お互い励まし合いながら楽しそうに体を動かしていた。 -
無病息災を願いどんど焼き
南箕輪村北部保育園で7日、どんど焼きが行われ、今年一年の無病息災を願った。
この日は、園児たちがそれぞれの家から、正月に飾ったしめ飾りや両目を入れたダルマなどを持ち寄った。
それらを積み重ねて火をつけると、炎はみるみる大きくなり、園児たちは歓声を上げ、その様子に見入ってい
た。
その後、おきの上で持ち寄った餅を焼き、自分のもちが焼きあがると、さっそくほうばって笑顔を見せていた。
北林礼子園長は、「日本には昔ながらの良い行事がある。子どもたちにはそれを知ってもらい、今年1年を健康に過ごしてほしい」と話していた。 -
晴れの成人式
平成生まれが大人の仲間入り2009年を迎え、上伊那各地では成人式が行われ、新成人たちが志を新たにした。
今年は1988(昭和63)年の4月2日から1989(平成元)年の4月2日までに生まれた人たちが、新たに大人の仲間入りをする。
〈伊那市長谷〉
長谷地区では1日、成人式が行われ、男性16人、女性13人が成人を迎えた。
式典では、中学校時代の恩師小松淳さんが「みなさんには長谷という故郷があり、温かい思い出がある。厳しい世の中だからこそ、自分に与えられた使命を着実に果たし、一歩一歩進んでほしい」と新成人を激励した。
新成人を代表して中山康利さんが、「これからは責任ある行動が求められる。自分のことだけでなく、広い視野を持って行動できるようになりたい」と決意を述べた。
式が終了した後、小学校へ移動し、小学6年生の時に埋めたタイムカプセルを掘り起こした。
タイムカプセルが姿を現すと歓声が上がり、中からは、当時使っていたノートやテスト、20歳になった自分を想像して描いた自画像などが出てきて、新成人たちは、当時の思い出話に花を咲かせていた。 -
2008年交通事故・火災発生件数まとめ
2008年の交通事故と火災の発生件数がまとまった。伊那警察署管内の交通事故件数と、伊那市、箕輪町、南箕輪村の火災発生件数は、ともに前年の2007年より減少した。
伊那警察署によると、交通事故は3318件で、前年より30件減り、4年連続減少した。
このうち人身事故は472件で54件減少。死亡は5人、負傷は585人だった。
事故の発生場所は交差点が多く291件。
65歳以上の高齢者が関わる事故は235件あった。
伊那警察署では、「譲り合いの心を持ってほしい」と話している。
火災の発生件数は、伊那消防組合によると、伊那市は29件で前年より2件減少した。
内訳は建物火災が17件、枯草を焼くような火災が8件などで、主な原因は焚き火、たばこの不始末、コンロの消し忘れなど。
箕輪町の火災は7件で前年より2件減少した。内訳は建物火災が4件、車両火災が3件で、主な原因はコンロや風呂のかまどの消し忘れなど。
南箕輪村は6件で前年より4件減少した。内訳は建物火災4件、車両火災2件で、主な原因は焚き火やたばこの不始末。
火災による死者は南箕輪村で1人だった。
伊那消防組合では、空気が乾燥し火災が発生しやすい状態になっているため火災予防を呼びかけるとともに、「住宅用火災警報器を早めに設置してほしい」と話している。 -
二年参りにぎわう
大みそかの31日夜から元旦にかけ、各地のお寺や神社では、二年参りに訪れる人たちで賑わいを見せた。
南箕輪村の恩徳寺は、家族や友人とともに参拝する人で賑わった。
訪れた人たちは手を合わせたり、除夜の鐘を付くなどして、今年1年の家族の健康などを願っていた。
家族と一緒に訪れたある女性は「不景気だが、明るく仲良く暮らせる年にしたい」と話していた。 -
南箕輪村の1年を振り返る
▼8月に環境問題をテーマにしたキッズエコロジーコンサートが開かれた。
村は今年を環境元年と位置づけ、地域新エネルギービジョンの策定を進めている。
これは住民の環境問題への意識を高めるとともに、環境を守るための具体的な取り組みを行うもので、コンサートもその一環として開かれた。
コンサートでは村内外の子どもたちが歌や発表で自然保護を訴えた。
また連動企画として、大芝高原で「エコに親しむ展示会」も開かれた。
会場には風力や太陽光など自然エネルギーを使った発電装置が並べられ、訪れた人たちは楽しみながら、新しいエネルギーに触れていた。
▼12月に大芝の湯の累計の利用者が200万人を達成した。
達成当日にはセレモニーが開かれ、訪れた人たちに記念品が贈られた。
大芝の湯は、1日平均951人の利用があり、平成14年5月1日のオープンから6年9カ月で200万人を達成している。
▼7月には村図書館がリニューアルオープンした。
新しい図書館は世代間交流施設建設工事事業として約100平方メートルを増設した。
館内には高齢者や子どもなどが世代を越えた交流ができるようにフローリングのスペースが造られているほか、本を通して地域の伝統文化を伝える読み聞かせコーナーが設けられている。
▼10月には大芝高原でイルミネーションフェスティバルが開かれた。
これは村民有志が企画したもので、今年で3回目となる。
会場には恐竜や戦艦など趣向をこらした作品およそ200点が並び、幻想的な光が夜の高原を包んでいた。
▼任期満了に伴い行われる南箕輪村長選挙に現職の唐木一直村長が立候補することを表明した。
唐木村長は平成17年に初当選、1期4年を務め2期目を目指す。
南箕輪村長選挙は、来年4月7日告示、12日投開票の予定。 -
信大農学部生が栽培した大豆寄付
信州大学農学部の学生が、自分で育てた大豆を地域で使ってもらおうと25日、南箕輪村に寄付した。
大豆を届けたのは駒ケ根市在住で信大農学部3年の水上積善さん。
水上さんは今年、地域の酪農家から借りた牧草地およそ30アールで、ギンレイという品種の大豆を栽培した。
栽培期間中は無農薬で育て、サークル仲間にも手伝ってもらいながら、草取りや刈り取りなどすべて手作業で行い、およそ200キロ収穫したという。
今回、収穫した全体のおよそ半分、100キロを村役場に届け、「地域のために使ってください」と話した。
唐木一直村長は、「安全な大豆でありがたい。味噌に加工して、学校や保育園、福祉施設で使用させていただく」と感謝した。
村では来年2月頃、新しくできる大芝高原味工房の施設で、第1号味噌として今回の大豆で味噌を造りたい竏窒ニしていて、水上さんたち信大生も一緒に味噌加工を体験する予定。 -
南箕輪村ブランド芋焼酎「大芝の華」試飲会
南箕輪村ブランドの芋焼酎「大芝の華」の新酒が完成し、関係者らが出来を確かめた。
「大芝の華」は、地元で作った焼酎用のサツマイモ、黄金千貫を醸造して作る焼酎。
23日夜は南箕輪村の大芝荘で試飲会が開かれ、関係者などおよそ30人が新酒を味わった。
いも焼酎南箕輪会では、去年の焼酎の人気が高かったことなどから、栽培面積を広げ生産量を増やした。
今年は14トンのサツマイモを収穫していて、去年の倍となる2千6百本を造った。
南箕輪ブランドの焼酎「大芝の華」は、1本720ミリリットル入り1250円で、村内の酒屋などで販売される。 -
味工房のテナントに城山決まる
南箕輪村開発公社が募集していた大芝高原味工房内の喫茶軽食コーナーのテナントに、南箕輪村の株式会社城山が出店することが決まった。
地域食材の加工や販売をおこなっている味工房は現在、建て替え工事が進められている。味工房を運営する村開発公社ではこれに伴い、喫茶軽食コーナーを民間に業務委託することにし、業者を募集していた。
応募は城山1件で、公社の審査基準に合格したことから、出店が決まった。城山は主に県内外のイベント会場などで飲食コーナーを出店していたが、地元での募集ということと、これまでの経験を活かすことができるとの考えから、味工房での出店を決めた。
城山の小林和秀社長は「地元に根を張り、大芝高原のPRにも一役かいたい」と話している。 -
伊那中央病院の19年度決算、およそ4億5千800万円の赤字
伊那中央行政組合議会の12月定例会が24日、あり、伊那中央病院の平成19年度事業決算が約4億5千800万円の赤字決算となったことを示された。赤字額は前年度より約9千万円減少した。
報告によると、診療や入院などといった病院事業による収益は約87億800万円で、前年度比3.8%の増加。
収益が増加した半面、支出額も増加しており、前年度比2.6%増の約91億6千万円となっている。
支出が増加した要因としては、医師、看護師の増員に伴う人件費の増加、病棟の改築費などを挙げている。
決算審査を行った監査委員は「経営の資金繰りの目安となる流動比率などが高く、赤字にも関わらず比較的良好な経営状況」と総評したが、今年度の赤字を含む、繰越欠損金は24億5千万円になり、平成20年度も赤字決算が見込まれることから、開院当初からの目標である、平成22年度までに黒字となるよう、経営改善を求めている。
伊那中央病院の小川秋實院長は「中央病院の経営改革プランの中では、平成22年度に黒字となるよう見込みを立てて取り組んでいくことになっている。経営的にはぎりぎりだが、黒字化に努めていきたい」と語った。
また、中央病院の分娩料値上げについても、今日の議会に提出され、賛成多数で可決した。 -
伊那技術専門校見学会
南箕輪村にある伊那技術専門校で、来年度の入学希望者を対象にした学校見学会が21日、開かれた。
この見学会は、入学前に学校の雰囲気や訓練内容について理解を深めてもらおうと、毎月開催されている。
伊那技術専門校によると、景気の後退もあり、最近は入校についての問い合わせも増えているという。
この日は、20代縲・0代の男女13人が参加し、職員の話に耳を傾けていた。
参加したある女性は、「技術が無いと仕事が無い時代。入校してパソコンの技術を身につけたい」と話していた。
見学会では、担当の職員が最初に「伊那技専に入るのが目的では無く、ここで努力し技術を身につけるという自覚を持つことが大切」と話し、訓練内容や取得できる資格のほか入校条件などを説明した。
次回の見学会は、来年1月11日に開催される予定。 -
上農高でAED講習
上伊那農業高校で17日、AEDの操作方法についての講習会が開かれた。
園芸科学科の1年生42人が、伊那中央病院の職員から講習を受けた。
上農高校は2003年に中央病院と連携協定を結んでいて、生徒が病院で庭の手入れや野菜の販売をしている。
この講習会はその一環で、毎年1年生を対象に行われる。
生徒たちは、「電気ショックを与えるまでは、心臓マッサージを止めないこと」「周りに何人か人がいる時はそれぞれの役割を明確にすること」などの指導を受けながら操作方法を学んでいた。
上農高校には、体育館と正面玄関にAEDが設置されている。
西村清利教頭は、「いつでも職員が一緒にいるとは限らないので、生徒しかいない時でも協力して救命措置が出来るよう知識や技術を身につけて欲しい」と話していた。 -
アルゴルが画像処理装置を小型化、製造現場の声を反映して開発
画像処理装置開発のアルゴル(南箕輪村)は、電子部品などを画像検査する汎用装置GVシリーズで従来機種の57%にまで小型化した「GV-X」を来年1月から発売する。構造設計を見直し、故障の原因になりやすい可動部のファンを排除。「長期の使用に耐えるためリスクを減らし、より信頼性の高い装置を目指した」(開発担当者)という。価格は従来機よりも5万円安い70万円で、年間300台の受注を見込んでいる。
工場の限られた空間の製造ラインに数台の装置を設置したいというユーザー企業の強い要望も受け、開発を進めてきた。「製造現場では同じ能力ならばより小型をと求めており、画像装置の重要な製品要素にもなる」と今井博充社長は説明する。内蔵する拡張ボードを従来機の半分の3枚に絞り込み、重さは2キロ軽い5キロ、外形の幅と奥行きは約32センチ、高さは9センチと小型化を実現。カメラから送られる画像処理は毎分3千個以上で従来機の能力を保っている。
処理装置は製造ラインとともに常時稼動するため、高い耐久性も求められるが、同社は従来から故障リスクの大きい可動部を極力排除しながら装置を開発。GV-Xでは国産の産業用ファンレス電源を採用した。
装置に関する問い合わせなどはアルゴル0265・76・4422へ。 -
まっくんバス ルート変更へ
南箕輪村巡回バス「まっくんバス」が、来年4月からルート変更することが、18日開いた南箕輪村地域公共交通会議で決まった。
まっくんバスは、平成15年から運行されている地域循環バスで、4便が設けられている。
今回のルート変更は、バスを利用して伊那市の伊那養護学校に通う村内の児童の保護者から、学校近くに停留所を設置してほしいとの要望があり、検討が進められてきた。
現在、最寄のバス停から養護学校までは、およそ900メートルあり、児童はそのバス停から歩いて通学している。
ルート変更は、児童の通学に利用される1便と4便のみで、現在大芝高原前の伊那西部広域農道を直進しているルートを、大芝高原の信号で曲がり、村道113号線沿いにある伊那養護学校前に停まる。
また変更に伴って、伊那市の西箕輪郵便局前に新しくバス停が設置されることも決まった。
会長の唐木村長は、「地域の足として利用者の声に答え、利便性の向上に努めていきたい」と話した。
南箕輪では今後、今回決まったルート変更を北陸信越運輸局に申請し、来年4月から運行を開始したい考え。 -
南箕輪村南部保育園で古代米もちつき
南箕輪村南部保育園の園児は18日、地域から寄付してもらった古代米のもち米を使って、もちつきをした。
年長、年中のおよそ50人が、10キロのもち米をついた。
使ったもち米は、南箕輪村南殿の唐木義秋さんから寄付された緑米と呼ばれる古代米の品種で、一般的なもち米に比べ白く、柔らかいもちになるという。
子ども達は二人ずつ杵を持って、保育士のかけ声に合わせてもちをついていた。
つきあがると子どもたちは、招待した唐木さんの家族や、日ごろお世話になっている地域の人たちと一緒に、きなこやあんこなどをまぶしたもちを味わった。
義秋さんの妻、妙子さんは、「食の安全が心配される時代。子ども達に地元産の安心・安全なもちを食べてもらいたい」と話していた。 -
大芝の湯200万人達成
南箕輪村大芝高原の大芝の湯は17日夜、入場者200万人を達成した。
200万人目となったのは、南箕輪村田畑の中島真由美さん。前後の199万9999人目は辰野町の伊与田智仁さん、200万1人目は伊那市の中城路子さんだった。
3人には、唐木一直村長から、大芝の湯回数券やボディソープ、大芝高原味工房の商品セットが贈られた。
中島さんは、大芝の湯を週3回利用していて、特にサウナが気に入っているという。
唐木村長は「今後も大勢の方に利用してもらえるよう、職員一同気持ちよくお迎えしたい」と話した。
大芝の湯は、1日平均951人の利用があり、2002年5月1日のオープンから6年9カ月で200万人を達成した。 -
南箕輪村が経済対策本部設置
南箕輪村は悪化する経済状況に対応するため、19日に緊急経済対策本部を設置する方針を17日開いた南箕輪村議会で示した。
対策本部は村内企業の経営安定化や失業者の就労支援のため、役場産業課を窓口に設置される。
対策本部は融資制度の紹介や失業者への福祉面での支援などを行う。
村の緊急経済対策本部の設置は、18日の庁議で決定後、各部署が連携を図りながら対応していくことにしている。 -
信大ワイン販売開始
南箕輪村の信州大学農学部で17日から、学生たちの栽培した山ぶどうで作ったワインの販売が始まった。
農学部ブランドの「山ぶどうワイン」は、毎年販売開始2日で売り切れる人気で、この日も販売開始を前にワインを買い求めようとする人たちの列ができた。
販売が始まると、訪れた人たちは学生たちにお目当てのワインを注文していた。
山ぶどうワインの販売は今年で4年目。
今年は天候が良く、ワインの味を左右するブドウの糖度が高かったため、ワインの味も良いという。
また、今年はブドウの収穫量も例年の1・5倍、およそ1600キロに増えたため、販売本数も増えている。
山ぶどうワインは通常サイズの720ミリリットルが1本2500円、360ミリリットルのハーフサイズが1500円。 -
旭日単光章受章 有賀正さん祝賀会
今年の春の叙勲で旭日単光章を受章した南箕輪村の有賀正さんを祝う会が14日、箕輪町の伊那プリンスホテルで開かれた。
祝賀会には180人ほどが出席し、有賀さんの受章を祝った。
有賀正さんは76歳。昭和62年から平成19年まで、20年に渡り、西天竜用水路を管理する上伊那郡西天竜土地改良区の理事長を務めた。
在職中は、用水路へ水を送る施設・宮所サイフォンの建設や、用水路の改修工事などを行い、その功績が認められた。
西天竜用水路の通る4市町村を代表して、伊那市の小坂樫男市長は、「用水路のために大変御苦労いただいた。長きに渡るその思いを皆で受け継いでいきたい」と、労をねぎらった。
有賀さんは、「無我夢中でやってきた。ご指導いただいた多くのみなさんのおかげで仕事を成し遂げられた。本当に感謝したい」と謝辞を述べた。 -
南箕輪、来年度から小学校5・6年生の授業に英語授業導入
南箕輪村は来年度から、小学校5・6年生を対象に英語の授業を始める。
教育指導要領の改訂に伴い、H23年度から小学校5・6年生のカリキュラムに英語の授業が組み込まれることになっている。
H21年度からは、その移行期間となっており、現在各市町 村で授業の実施時間や、方法が検討している。
そんな中、南箕輪村では、小学校5・6年生を対象に週1時間英語の時間を設け、歌や遊びを通して、楽しみながら英語に親しみ、中学校の授業につなげていく方針。
指導は原則担任が担うが、中学校の外国人英語教師や地域の英語が堪能な人にも協力してもらう。
なお、伊那市では、5.6年生の英語授業を来年度から実施する予定で、時間など具体的は方法は現在検討中、箕輪町はH15年から全学年を対象に行っている英語活動を引き続き行っていく。 -
唐木村長、定額給付金考え示す
南箕輪村の唐木一直村長は15日、国の定額給付金の支給方法について、口座降り込みにしたい考えを示した。
この考えは、村議会一般質問の中で示したもの。
唐木村長は、定額給付金自体については、生活支援という面からは一定の効果があるとした。
しかし、所得制限については「事務手続きが煩雑になる」として制限は設けない方針。
村では、庁舎内の体制を整え、口座を持っていない人の対応など具体的な給付方法を検討していく事になっている。 -
唐木村長立候補表明
南箕輪村の唐木一直村長は15日、任期満了に伴い来年4月に行われる村長選挙に立候補する事を表明した。
唐木村長は1期目を振り返り、1期目の公約の、『子育て福祉教育に優しい安全安心な村づくり』に向けた取り組みは、ほぼ手をつける事ができ多くの種をまいたとして、「その芽を育てる事が私の2期目の責任である」と語った。
唐木村長は、昭和21年5月14日生まれで現在60歳。昭和42年に村職員となり、産業課長、総務課長、助役などを歴任し、H17年、2005年に南箕輪村長に初当選した。
村では他に、立候補者を模索する動きがあるが、今のところ候補者擁立にはいたっていない。
南箕輪村長選挙は、来年4月7日告示、12日投開票の予定。