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大芝高原プール 今季19日オープン
19日から今季の営業を始める、南箕輪村の大芝高原内プールで16日、安全祈願祭があった。同高原内のスポーツ施設を管理する公園管理事務所の関係者ら15人が出席。今シーズン、プールで事故が起こらないことをみなで祈った。
今季の営業に向け、プールの循環パイプやプールサイドを修繕するなど準備を進めてきた。村開発公社事務局の山崎文直局長は「みんなで力を合わせ、プールの安全運営に取り組んでもらいたい」と関係者に呼び掛けた。
プールは50メートル、25メートル、幼児用の3つがあり、19日から8月31日まで営業する。使用料金は一人、大人300円、小中学生200円、未就園児無料。受け付けは午前10時縲恁゚後3時。問い合わせは、公園管理事務所(TEL78・5835)へ。
今季のプール営業の安全を祈る関係者たち -
南箕輪村が公用バイクを導入
南箕輪村は本年度、経費削減・環境対策のため公用車の代わりに公用の原動付自転車1台を購入し、14日から同バイクの利用を開始した。村では今後、原油高対策として公用自転車の購入も考えていきたいという。
本年度購入予定の公用車数台のうち1台をバイクにした。購入費は約17万円。軽自動車に比べ購入費は6分の1、燃料費は2分の1ほど。かつて村では、バイクを公用車として使った時代もあったが10年以上前の話だという。
村では近年、経費削減のため公用車を減らしたり、軽自動車に切り替えたりと整理統合を進めていた。購入した公用バイクは、普通自動車免許で運転が可能な自動変速機を搭載した排気量50ccクラスのバイクで、近距離移動などで活躍が期待される。
経費削減・環境対策のため導入した公用バイク -
伊那市有線放送が緊急地震速報サービス開始
伊那市有線放送農協(いなあいネット)は14日、緊急地震速報の放送サービスを開始した。有線放送が独自に行うサービスとしては県内で初。
気象庁から地震の情報が発信されると、放送室の一角に設置された専用設備が受信し、警報音とあらかじめ録音した音声を自動的に加入者宅の有線電話のスピーカーから流す。放送されるのは予想震度が3以上の場合で、まず警報音が流れ、続いて音声による警告メッセージが放送される。メッセージは震度「3」「4」「5以上」用の3種類があり、震度5以上の場合は「緊急地震速報。強い揺れの地震がくる恐れがあります。身の安全を確保してください」と音声が流れる。
サービスを受けられるのは、有線放送に加入する旧伊那市の約7300戸、南箕輪村の約1100戸、計8400戸。新たな利用料金負担などはない。設備導入などにかかった事業費は約250万円。
式典でスイッチを入れて設備を稼動させた野笹吉男組合長は「本年度最大の事業として準備を進めてきた。地震の前に放送が流れることで加入者に安心感を提供できると思う。作動しない方がよいのだが、もしもの時には威力を発揮してくれると期待している」と述べた。 -
あんざんコンクール
日本珠算連盟と同伊那支部(伊藤正会長)は12日、08年あんざんコンクールを伊那市の商工会館で開いた。各地の珠算教室などに通う伊那市、箕輪町、辰野町、南箕輪村の小学2年生縲恍・w生52人が参加し、学年別に掛け算、割り算、見取り算の暗算能力を競った。
終了後に行われた表彰式で各部の上位入賞者に賞状とトロフィーが贈られた。伊藤会長は「無限の可能性を鍛えるため、暗算は非常に大事。しっかり勉強して、将来この地域で活躍してくれることを期待する」と述べた。
上位は次の皆さん。
▽小学2年の部(1)小沢昌輝(箕輪中部小)(2)小沢朋輝(同)(3)小原彩季(西箕輪小)▽小学3年の部(1)伝田智宏(西箕輪小)(2)遠山快晴(美篶小)(3)鈴木麻修(伊那東小)▽小学4年の部(1)小沢奈々(箕輪中部小)(2)高岡明歩(南箕輪小)(3)松田真依(辰野西小)▽小学5年の部(1)唐沢希(伊那北小)(2)戸田和輝(南箕輪小)(3)神田朋美(伊那東小)▽小学6年の部(1)有賀友哉(箕輪中部小)(2)宮沢ひなの(南箕輪小)(3)加藤綾乃(同)▽中学・高校の部(1)沢島里奈(箕輪中1)(2)伝田真由香(西箕輪中1)(3)鈴木一朗(同) -
社会を明るくする地域大会
7月の「第58回社会を明るくする運動・青少年の非行問題に取り組む全国強調月間」に合わせ、上伊那地区保護司会中部分区のエリアに当たる伊那市と南箕輪村は12日「社会を明るくする地域大会」を伊那市の生涯学習センターいなっせで開いた。保護司、民生児童委員、防犯団体関係者など約200人が参加し、啓発ビデオや中学生の作文発表、講演を通して明るい社会づくりについての理解を深めた。
昨年の「第57回社会を明るくする運動長野県作文コンテスト」で最優秀賞の伊東麻由さん(春富中2年)と優秀賞の小田切州広君(東部中1年)がそれぞれの入選作文を発表した。伊東さんは『今に生かしたい江戸の知恵』として「人口密集地だった江戸ではすれ違う時に互いに傘を傾けるなどの心遣いがあったが、これはほかでも通じること。私も江戸の知恵を生かしながら、自分なりの方法で社会を明るくしていきたい」、小田切君は『家族の大切さ』として「社会を明るくするためにはまず家族間の助け合いが大事。そして地域の人とのあいさつなど、身近なところから良い関係をどんどん社会に広げていきたい」と発表して大きな拍手を受けた。
飯田女子短大講師の辰野恒雄さんは講演『女の子の髪は命の次に大切サ」で、自立支援施設に勤務した経験などから「子どもには幅広い体験が重要。健全な成長が明るい社会につながる」と話した。 -
南箕輪村議会 農業委員推薦
南箕輪村議会は11日、臨時会2日目を開き、議会推薦の農業委員4人を推薦する動議を賛成多数で可決して閉会した。共産党の久保村義輝議員、三沢澄子議員が賛成しなかった。
推薦が決まったのは次の皆さん。
唐沢俊男(大泉)山・スしず江(北殿)松沢祐子(田畑)池上ひとみ(南原) -
南箕輪村議会臨時会
南箕輪村議会臨時会は10日開き、後期高齢者人間ドック受診補助金などの一般会計補正予算案を可決した。臨時会の会期は11日までの2日間。
一般会計補正予算は、488万4千円を追加し総額を44億1802万8千円とする。歳出の主なものは、後期高齢者人間ドック受診補助金100万円。一般ドック3万円、日帰りドック1万5千円、脳ドック2万円を補助する。村は後期高齢者医療制度の導入で人間ドック費用の助成を受けられなくなった75歳以上の該当者に、制度導入の4月にさかのぼって補助する。
南箕輪小学校の陸上チームが東海大会に出場するための大会補助金は7万2千円。児童1人あたり8500円の12人分から、PTA補助の3万円を引いた金額。
歳入は市町村振興協会基金交付金(社会教育施設事業)で488万4千円。
臨時会2日目は、村農業委員会委員の議会推薦に対する動議がある。 -
南箕輪村 中学生海外研修
中学校の夏休み期間を使ってニュージーランドで語学研修する南箕輪村の中学2年生3人のための壮行会がこのほど、村民センターであった。生徒たちが外国でのホームステイ体験に向け、意気込みを語った。
本年度、同村からは南箕輪中の太田理空さん、高橋潤さん、溝口晶子さんの男子2人、女子1人の計3人が参加。期間は8月1縲・2日の12日間で、ニュージーランド北島の北部にあるオークランド近郊のハミルトンでホームステイし、地元の学生たちと交流活動を展開する。
壮行会で太田さんは「ニュージーランドで数多くの友人をつくることで英語や文化を学びたい」。高橋さんは「楽しむだけでなく日本と異なる文化、社会を知りたい」。溝口さんは「地域の人やホストファミリーとたくさん交流してきたい」とそれぞれが目標を述べた。
唐木一直村長は「他市町村の仲間と楽しく体験学習してきてほしい。自分の目、肌で外国の生活を知ることは、今後の大きな財産になると思うので頑張って」と3人に呼び掛けた。
研修には同村の3人のほか、伊那市10人、箕輪町3人、宮田村1人も参加する。
ニュージーランドへ語学研修する南箕輪中の太田さん、高橋さん、溝口さん(右から) -
松くい虫防除募金に寄付
南箕輪村マレットゴルフ同好会(伊沢文雄会長、119人)は10日、同村の松くい虫防除募金に6万円を寄付した。この日、大芝高原マレットゴルフ場に唐木一直村長が訪れ、伊沢から寄付金を受け取った=写真。
同MG場を日ごろホームコースとして活用しているので、感謝の気持ちを込めて村の松くい虫対策に協力できればと実施。前年に続いて2度目。募金は、1人500円以上の協力を6月から呼び掛けており、今回、ほぼ全員が善意を寄せた。
唐木村長は「松くい虫被害は、天竜川北では箕輪町まで北上している。いつ村に入ってもおかしくない状況。同好会をはじめ、村民からいつも温かい寄付をいただき、ありがたい」とあいさつ。
村は大芝高原の赤松を守るため、06年度から高原内約1万3千本の赤松の2割にあたる2500本を対象に防除剤の樹幹注入を行っている。 -
南部小図書委員 読書週間に読み聞かせ企画
南箕輪村の南部小学校(日岐博子校長、児童185人)はこのほど、1学期の読書週間の一環で図書集会を開いた。同小の図書委員会14人がパネルシアターによる読み聞かせや「図書クイズ」などを企画し、全校児童に読書推進を呼び掛けた=写真。
パネルシアターでは、委員会や休み時間を使って練習してきた「アラジンと魔法のランプ」を披露。委員らの熱演を集まった児童らが楽しんだ。「図書クイズ」では委員が本に関係するクイズを出題し、答えてもらっていった。このほか本の紹介もあった。
6月30日縲・日の週間中は、「朝の一斉読書」を実施したり、自分が呼んだ本を他の児童や学校職員に紹介する「読書ゆうびんカード」などの企画があった。 -
山村うたごえの輪 6周年記念コンサート
歌の好きな人たちに披露の場を提供する南箕輪村の「山村うたごえの輪」(倉田加代子代表)は5日夜、村民センターで同会発足6周年記念のコンサートを開いた。約40人が参加し、季節の童謡や唱歌を歌った。
4度目となるコンサートは本年度、夏を意識したという「エーデルワイス」「夏の思い出」などを歌った。このほか「ユーフォニウムとピアノのアンサンブル」「ハーモニカ演奏」もあり、参加者全員で音楽を楽しんだ。
山村うたごえの輪は、「出会いがうれしい歌声広場」をキャッチフレーズに毎月1回、村民センターで活動。倉田代表は「歌の背景や作曲者の思いを知ったうえで歌うとひと味違う」と参加を呼び掛けている。
「この広い野原いっぱい」を歌う参加者たち -
南箕輪村図書館 オープン25日
世代間交流施設の整備のため増築工事を進めている南箕輪村図書館は25日、オープンする。地域介護福祉空間整備事業として、現在の図書館南側に増築中。オープン後は新しい施設を使い順次、読み聞かせなどのイベントを繰り広げていく。
村図書館の機能充実などを目的とした工事。面積約108平方メートルの施設を増築し、既存図書館も改修している。増築部分には「読み聞かせ」と「伝承」の両コーナーを設け、高齢者と子どもたちの交流の場を提供する。
図書館ではオープンの記念イベントとして、8月9日、幼児や小学低学年を対象としたイベント「おはなしむら」で美咲蘭さんの読み聞かせがある。
25日の開館は午前10時からで、26日縲・月19日は小学生の夏休みに合わせ同9時30分から。閉館はいずれも土・日曜日、祝日は午後5時、平日は同6時。
25日のオープンを目指し、急ピッチで工事を進めている村図書館 -
南箕輪七夕行事 「大芝とうろう祭り」
南箕輪村の七夕行事「大芝とうろう祭り」が5日夜、同高原内水の広場であり、村民らが手作りしたとうろう166基が通路に並び、蜜蝋(みつろう)キャンドルの柔らかな明かりが来場者を魅了した。
7年前から始まった祭りで、各自が作ったとうろうを持ち寄って飾るイベント。本年は保育園や小学校、高齢者学級など16団体が参加し、段ボール紙で骨組みを作った四角、六角形とさまざまなとうろうを並べた。
とうろうの絵柄は、切り絵や園児たちの手形や足形を写したものなど個性豊な作品ばかり。訪れた人たちは、一つひとつを見物しながら、暗がりに浮かぶ夜の光の通路を散策して楽しんだ。 -
南箕輪わくわくクラブ」卓球 各大会出場報告
南箕輪村の総合型地域スポーツクラブ「南箕輪わくわくクラブ」卓球スクール(倉田亜来夫監督)の小中学生が4日夕、村役場を訪れ、唐木一直村長にこのほど各種大会に出場が決まったことを報告した。選手たちはそれぞれ健闘を誓った。
出場する大会と選手は、全日本選手権大会(25縲・7日・兵庫県)ホープスの部・個人戦の伊藤力斗君=南箕輪小学校6年=、第22回東日本ブロック大会(8月8縲・0日・栃木県)ホープスの部・団体戦の伊藤君、翁大博君=同6年=、小松拓也君=同5年=、小松友介君=同4年=の小学生。
県中学校総体(19縲・0日・南長野運動公園体育館)・個人戦の下平晋也君=南箕輪中3年=、平石聖亜君、太田誠君、宮下聖紘君=いずれも同2年=。団体戦に出場する以上の4人と薮原勇輝君=同3年=、小松祥太君=同2年=。
5月に安曇野市であった県大会予選で3位となり全国出場を決めた伊藤君は「相手の位置を考え、コースを狙いながら攻めたい」。南信中学校総体で個人戦、団体戦を制した下平君は「緊張しないため、声を出していけば勝てる」と、それぞれ大会に向けて意気込みを語った。
各種大会に出場する卓球スクールの選手のみなさん -
沢尻地区社会福祉協会 村出前講座
南箕輪村の沢尻地区社会福祉協会「たんぽぽの会」(春日悦男会長)は5日、沢尻公民館で例会を開いた。約30人が出席。村の出前講座を利用し、唐木一直村長=写真=から村政についての話を聴いた。
唐木村長は、村が取り組む子育てや福祉などの政策を説明した。後期高齢者医療制度については、制度導入の本年4月から村に対し、120件の問い合わせがあったことを報告。唐木村長は「国全体の制度なので村単独の制度を設けることは出来ないが、村民の声を国に伝えることが私の責任だと思っている」と話した。
このほか、同医療制度については、75歳以上の村民を対象に村が、人間ドック費用の助成を行っていく考えを伝えた。 -
べとリンピック 参加者募集
NPO法人南箕輪わくわくクラブなどは8月2日、南箕輪村田畑の田んぼで開く「第8回べとリンピック」の参加者を25日まで募集している。「フライングディスク・エアコンビ」など4種目がある。同イベントはスタンプラリー第2弾。
種目は、「フライングディスク・エアコンビ」(2人1組・2投)「田んぼフラッグ」(ビーチフラッグの田んぼ版)「ソフトバレーボール」(6人1組・10チームによる対抗戦)「どろんこ遊び」(児童対象・しっぽ取りゲームなど)竏秩B
当日の受け付けは午前8時30分まで。参加資格は小学生以上。参加費は会員無料、非会員中学生以下500円、同高校生・一般千円(保険代含む)。田んぼには石があるため地下足袋、足首までの靴などを必ず持参すること。
問い合わせは、同クラブ事務局(78・8313)へ。
昨年のイベントから -
「社会を明るくする運動」メッセージ伝達
「社会を明るくする運動」の強化月間にあわせ、上伊那地区保護司会は2日、関係市町村庁舎を訪れ、各市町村単位で構成する同運動実施委員長の各市町村長らに「法務大臣メッセージ」を伝達した。
運動は、犯罪や非行のない社会を築くための全国的な取り組みで、法務省が主唱し、運動の趣旨に賛同した機関・団体が協力して推進する。県内は各市町村、保護区などを単位とした同運動実施委員会を置いている。
南箕輪村には、上伊那地区保護司会の湯沢敏中部分区長ら3人が訪れ、運動への協力を求める「法務大臣メッセージ」を唐木一直村長に手渡した=写真。唐木村長は「犯罪のない社会を築くため、今後も保護司のみなさんと連携を取りながら活動していきたい」とあいさつした。 -
メール配信サービスに新しい分野 南箕輪
南箕輪村のメール配信サービスに新しい分野「村からのお知らせ」が追加された。同分野の内容は、各種健診日程や公共施設利用案内などで、配信は1日から始まる。受信者は「エリアの追加」の登録内容変更で利用が可能となる。
同サービスは、07年7月から運用を開始し、現在までに1300件の登録。本年度に入ってからは月200件ずつの新規登録があり、定着しつつあるという。 -
南箕輪村安協 信号機など清掃
南箕輪村交通安全協会(飯島英之会長)は、「国民安全の日」の1日、村内を通る国道153号沿いの歩行者用信号機やカーブミラーの清掃をした。交通事故防止を目的に本年度から実施。参加した本部役員ら8人は、交通事故が発生しないことを願いながら行った。
参加者は2班に分かれての作業。周囲の安全を確認しながら、信号機一つひとつの汚れを丁寧に布で拭きとっていった。参加者の一人は「交差点内の事故は全国的に多発している。車の運転、歩行のときは信号機をよく見てほしい」と話していた。
歩行者用の信号機を清掃する村安協役員ら -
南箕輪村消防団ポンプ操法大会
南箕輪村消防団は29日、ポンプ操法大会とラッパ吹奏大会を大芝高原の大芝の湯駐車場で開いた。厳しい練習を重ねてきた団員が出場し、ポンプ車操法、小型ポンプ操法、ラッパ吹奏の各部門ごとに順位を競った。
各部の優勝チームは上伊那大会に出場する。
結果は次の通り。
▼ポンプ車操法(1)3分団1部A(2)3分団1部B(3)2分団1部(4)5分団1部▼小型ポンプ操法(1)2分団2部(2)3分団2部(3)4分団2部(4)5分団2部(5)4分団1部(6)1分団2部(7)1分団1部(8)1分団3部▼ラッパ吹奏(1)2分団(2)4分団(3)5分団(4)3分団 -
伊那中央ロータリークラブ新体制
伊那中央ロータリークラブは27日、第22年度(08年7月1日縲・9年6月30日)の体制を発表した。新会長には下井達典さん=オザワ建装代表取締役=が就任する。下井新会長は年度方針について、RIテーマと地区方針に従いつつ、活気を高めながら独自の奉仕活動に積極的に取り組んでいきたいとする考えを明らかにした。
伊那西高インターアクトクラブへの支援、青少年交換留学生の派遣・受け入れなど、さまざまな奉仕活動を行っていく。
主な役員・理事は次の皆さん。
▽会長=下井達典▽会長エレクト=鈴木一比古▽副会長=川上今朝雄(兼クラブ奉仕委員長)、久保田文彦▽幹事=矢野昌史▽会計=小松健一▽SAA=田中宏明▽職業奉仕委員長=田村さつき▽社会福祉委員長=栗原敦司▽国際奉仕委員長=浦野祐治▽新世代活動委員長=名和義浩▽副幹事=木下雄二郎▽直前会長=田中洋 -
大芝高原ブルーベリー狩り 5日オープン
南箕輪村のブルーベリー観光農園組合と開発公社が企画する「大芝高原ブルーベリー狩り」は今季、5日から始まる。農園は昨年と同じ県道伊那・箕輪線(通称・春日街道)西側の4つで、8月上旬までの営業となる。
本年で4年目となるブルーベリー狩り。神子柴、田畑、大芝の4農園、計95アールのほ場で7縲・年生のブルーベリーを育てている。わせから晩成品種までの数種があり、全体では7月中旬ごろが最盛期となる。
摘み取りは1時間食べ放題で、料金は中学生以上千円(1パックのおみやげ付)、3歳以上500円。摘み取りのほか、各農園などでは100グラム300円、250グラム500円で販売する。
時間は午前10時縲恁゚後4時。受け付けは、大芝高原内の大芝荘(TEL76・0048)、味工房(TEL76・0054)へ。
「今年はつぶが大きくてよい」という関係者 -
大芝高原入り口看板など 利活用審議会答申
南箕輪村大芝高原利活用等審議会(伊藤幸雄会長)は27日、唐木一直村長から諮問を受け審議を進めている「信州大芝高原総合利用計画」の改正のうち、08年度事業となる「大芝高原入口看板及び誘導・案内看板について」を先行的に答申した。
答申の内容は誘導看板の設置場所、表示内容の見直しと、同高原の入り口がすぐ分かる看板竏窒フ設置など3点。村は高原内にある農産物加工販売施設「味工房」の改築オープンにあわせ、今年度、看板設置事業を行うため08年度当初予算に750万円を盛り込んでいる。
伊藤会長は審議課程の中で出された主な意見として、入り口看板は「味工房建設に伴う支障木などを利用したオブジェクト的な看板を検討してほしい。デザインは専門家、学生などの公募も一案である」とした。
答申のうち、本年度当初予算に盛り込んでいない、高原内の各種施設を案内する統一看板の設置について唐木村長は、「検討し、予算化したい」とした。 -
大芝・風呂の日 レビューが初コンサート
南箕輪村の温泉施設「大芝の湯」が毎月行う風呂の日イベントが25日夜あり、飯田市を拠点に活動する歌とギター演奏の2人組「Revue(レビュー)」がミニコンサートを開いた。同施設では初めて。2人が風呂上りの利用客らにゆっくりとくつろげる時間を提供した。
フリーの司会者、レポーターとして信越放送(SBC)ラジオの「伊那谷めぐりあい」にレギュラー出演中の井口明美さん。「いいだ人形劇フェスタ」公式ソングを手がけるなど、ギター演奏や作曲で幅広い活動を行っている桑原利彦さんの2人でつくる「レビュー」。
井口さんがラジオ番組で同施設を訪れたのがきっかけとなった。「自然豊かな大芝で歌えることを楽しみにしていた」と井口さん。ギターの伴奏に合わせ、「夏の思い出」「赤い花白い花」「ラビングユー」など数曲を柔らかな美声で歌い上げた。
利用客らを歌とギター演奏で楽しませる「レビュー」 -
赤十字南箕輪分区 岩手・宮城内陸地震募金箱設置
日本赤十字社南箕輪分区は、岩手・宮城内陸地震の被災者を救済するための義援金を募っている。7月18日まで、同村役場入り口に募金箱を設置し、協力を呼び掛ける。集まった義援金は日本赤十字社岩手県支部、同宮城県支部に半額ずつを送金し、それぞれの被災地で役立ててもらう。
募金の協力を呼び掛ける役場職員 -
音楽劇に出演の児童ら 初顔合わせ
子どもと環境について考える南箕輪村のイベント「KID,Sエコロジーコンサート」(8月4日・村民センター)の音楽劇に出演する児童59人の初顔合わせが22日、同センターであった。児童たちには台本や課題曲などが渡され、この日は、本番に向けたダンスレッスンが始まった。
コンサートは「子ども地球サミット」(8月1縲・日・清内路村)の連動企画。音楽劇「蛍火の空の下で」は大芝高原や「田畑半沢ほたるの里」を舞台に書き下ろした作品で児童たちはホタル役として舞台に立つ。宝塚歌劇団OGの但馬久美さんが特別出演する。
初顔合わせには、村内を中心に箕輪町、諏訪市から公募で集まった児童が出席した。一人ひとりの自己紹介が終わると早速、ダンスの基本ステップなどを学習。南箕輪小6年の原舜基君は「本番に向け、しっかりと練習していきたい」と意気込んでいた。
脚本・演出のITOSANは「楽しく精いっぱいやってほしい。みんなが出会えたことを喜んで、記録に残してもらいたい」と児童たちに呼び掛けていた。
児童たちの練習は、土・日曜日を中心に29日から村民センターで本格始動する。
初顔合わせの後、ダンス指導者から基本ステップを学ぶ児童たち -
「てくてくけんこう広場」始まる
南箕輪村公民館の新学級「てくてくけんこう広場」は22日始まり、初回が同村の南部小学校体育館であった。村民の健康増進が目的で、村住民福祉課と松本大学との共同事業。30縲・0代の女性を中心とした参加者20人が12月まで、ウォーキングや講習などで自己管理方法を学んでいく。
松本大学人間健康学部の根本賢一准教授を講師に迎え、脂肪燃焼、筋力アップなどに効果があるといわれる、早歩きとゆっくり歩きを繰り返す歩き方「インターバル速歩」を学習。このほか、健康管理のための調理実習などを月1、2回のペースで行う。
参加者はインターバル速歩を日常生活の中で実施し、健康増進を目指す。県の08年度地域発元気づくり支援金(138万円)を受け購入した運動量計測器(参加者20人分)で計算した歩数や消費カロリー数などを月1回収集し、それぞれのデータとしてまとめていく。
初回、参加者たちは学級終了後の血圧や腹囲、体重などと比べるため身体測定を実施し、根本准教授の健康講話を聞いた。根本准教授は「運動は正しくやらなければ効果は返ってこない。頭で理解し、体で感じながら学んでいってほしい」と話した。
松本大学の根本准教授の話を聞く受講生ら -
南箕輪村消防 村で初めての信大生団員
南箕輪村消防団の信大生団員が初めて、選手として村ポンプ操法大会(29日・大芝の湯駐車場)に出場する。現在は大学院農学研究科修士2年で、卒業したら故郷・新潟県に戻るつもりだ。自分にとって最初で最後の大会。自ら役を買って出た。「ただ学生をやってるだけでは味わえない体験。足を引っ張らないよう頑張りたい」
村消防団第4分団第1部(沢尻)に入団して2年目。信大生団員の第一号だ。「1年目は順応するのに精いっぱいで、見てるだけだった」。今年こそはと部長に願い出て、部として出場する小型ポンプ操法の代表4選手の一人になった。役割は吸水の準備をする2番員。仲間たちと5月中旬から早朝練習に励んでいる。
「机に向かって勉強するだけが学生の仕事ではない。アルバイトをしたり、地域の人と会話したりと、いろいろな経験が社会に出たときに役立つと思う。消防団に入って、有事の際に自分が何をすればよいか考えるきっかけにもなった」
農学部森林科学科2年生時、中山間地を中心に被害を出した新潟県中越地震が起きた。震源地に近かった同県魚沼市の実家は一部損壊。「南箕輪村にいて何もできなかった。今戻っても迷惑をかけるだけ」。そんな折、3年生から中越地震の現地調査チームに加わることとなり、地域住民や復旧に携わる人たちの思いに触れる機会があった。「現場の防災研究や消防団の大切さを知った」
4年生時には、長野県などを中心に発生した豪雨災害で住民が避難しているとき、大学では授業をしていたことを「大学と村の連携が取れていない」と実感。「(有事の際には)学生でも何かできないか」と考え、村役場の紹介で修士1年から消防団に入った。
「地元の人とのかかわりが強くなった。自分の家と大学を往復する日々の中で、自分がどこか地域と隔離されている思いがあったが消防団に入団し、地域の一員になれている実感がある。新潟に帰っても、消防団には参加したいと思っている」
現在は、農地の復旧や農山村の今後のあり方などについて研究。森林、農地、集落が一体的となった農村づくりを目指すため、卒業後は、地元の建設会社に就職し、現場サイドから理想を現実のものにしていきたいと話す。 -
南箕輪の保育園保護者ら聴講 運動あそび講演会
南箕輪村と村保育園連合保護者会は21日、村民センターで「運動あそび」講演会を開いた。保護者約70人が出席。村が保育現場に2年前から取り入れている運動援助プログラム「運動あそび」を開発した松本短期大学の柳沢秋孝教授=写真=が運動支援と現状、課題について話した。
幼稚園や保育園の現場で約30年間、運動指導してきた柳沢教授は、現代の子どもの運動量の低下について指摘。人間は10歳までに全身的な神経配列を終えるとされているため、幼児期における運動は重要だと訴えた。
「キレる」子どもの原因は、テレビゲームなど一人遊びの増加が、体を使った集団遊びで培うコミュニケーション能力の低下につながっていることにあると指摘。また、体を動かすことで活性化する脳内の感情を制御する「46野」についても話し、運動と心の成長の関係性を説いた。
柳沢教授は「大切なのは楽しみながら、知らず知らずのうちに子どもたちに動ける体をつくってあげること。今からしっかりと、子どもたちにとって大切な10歳までの時間にかかわってあげてほしい」と呼び掛けた。 -
運動援助プログラム
幼児期における運動援助プログラムを開発した柳沢秋孝松本短期大学教授が南箕輪村で講演した。この30年間で子どもの遊びの種類や運動量は大きく変化。「キレやすい」子どもが増えたことにつながっているという▼現代の子どもは室内でテレビゲームなどの一人遊びに夢中。集団遊びで培うコミュニケーション能力の低下がキレる原因の一つとなっている。柳沢教授は「幼児が体を動かせる環境を大人たちで作ってほしい」と訴えている▼人間は10歳までに全身的な神経配列を終えるとされているため幼児期の運動は重要だ。子育ての時間がないと、遊び相手としてテレビゲームを買い与えられては子どもがかわいそう。わが子と一生かかわっていく親の責任は大きい。(布袋宏之)