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最低気温ー3.7度今季1番の寒さ 落葉進む
伊那地域の20日の朝の最低気温は、-3.7度と、今季1番の冷え込みとなりました。
伊那市の春日公園では寒さの影響で落葉が進んでいました。
伊那地域の今朝の最低気温は、午前6時52分に-3.7度となり今季1番の寒さとなりました。
平年より4度ほど低く12月中旬並みとなっています。
長野地方気象台によりますと、寒さは今日をピークに21日は1日を通して、20日より3度ほど高くなるということです。
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南箕輪村行政評価委員会が具申
南箕輪村が令和6年度に実施した事業について村行政評価委員会は17日、評価結果を藤城栄文村長に報告しました。
評価対象の20事業のうち改善すべきは3事業、拡充すべきは1事業となっています。
行政評価委員会の渡邉文善委員長らが役場を訪れ藤城村長に具申書を手渡しました。
委員会が評価したのは令和6年度の182事業のうち20事業です。
そのうち拡充すべきは1事業、現状維持は16事業、改善すべきは3事業となっています。
改善すべきとしたのは、村民センターの管理運営事務事業、スポーツの推進など保健体育管理総務事務事業、道路除雪事業でした。
このうち道路除雪事業について委員会では「除雪ボランティアの高齢化」などを課題にあげていました。
藤城村長は「物価高ということもあり除雪ボランティアへの補助金の増額について検討していきたい」と答えていました。
他に拡充すべきとしたのは、大芝高原の整備を進める森林整備・利活用推進事業でした。
委員会では評価した20事業について「必要性あり」としたうえで拡充すべき、改善すべきとした事業内容について検討を求めていました。
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今季初めての氷点下 恩徳寺の大イチョウが見ごろ
伊那地域の17日朝の最低気温は、-0.2度と、今シーズン初めて0度を下回る冬日となりました。
南箕輪村沢尻の恩徳寺では、大イチョウが見ごろとなっています。
恩徳寺の境内には、推定樹齢およそ400年の大イチョウがあります。
幹の太さは3.5m、高さは20メートルほどで、村の天然記念物に指定されています。
村教育委員会によりますと、恩徳寺の前身の薬師堂の時、境内にあった大イチョウを切り本尊の薬師如来を刻んだとされていて、その切り株に生えたのが現在のものだということです。
17日は、見ごろとなった大イチョウを撮影する人の姿がありました。
伊那地域の17日朝の最低気温は、去年より1週間早く今シーズン初めて0度を下回り、午前7時に-0.2度となりました。
日中は気温があがり、最高気温は18.4度となりました。
恩徳寺によりますと、大イチョウの葉は、霜が降りた日の朝、一斉に落ちるということです。
長野地方気象台によりますと、伊那地域の最低気温は、18日は17日より高いものの、19日以降は寒気の影響で17日と同じか18日より低くなると予想しています。
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長野市で全国直売サミット
全国農林水産物直売サミットが6日に長野市で開かれ、直売所の持続的な発展に向けて運営者らが取り組みや課題などについて話し合いました。
全国各地から直売所の運営に関わる人など約300人が参加しました。
直売所同士が情報交換をしてそれぞれの持つ課題を解決することなどを目的に、年に1度程度開かれているもので、長野県での開催は15年ぶり2回目です。
22回目となる今回は、各地の企業や団体、大学がブースを出し、直売所に取り入れる商品やシステム、サービスなどを紹介しました。
長野市内には、30以上の農産物直売所があります。
サミットでは視察も行われ、グループに分かれて県内の直売所道の駅などを回りました。
(取材:INC長野ケーブルテレビ)
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VC長野16日の試合結果
バレーボールSVリーグ男子、VC長野トライデンツの16日の試合結果です。
VC長野トライデンツは、ホームで東レアローズ静岡と対戦し、セットカウント2対3で敗れました。
次回は22日にホームでジェイテクトSTINGS愛知と対戦します。
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VC長野 今季3勝目
バレーボールSVリーグ男子、VC長野トライデンツの15日のの試合結果です。
NVC長野トライデンツは、ホームで東レアローズ静岡と対戦し、セットカウント3対0で勝利しました。
16日もホームで東レアローズ静岡と対戦します。
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ユニバーサルツーリズム普及に向けた講演会
南箕輪村観光協会は、障がいがある人にも観光を楽しんでもらう、ユニバーサルツーリズムの普及に向けた講演会を14日、大芝高原森の学び舎で開きました。
講演会には、福祉関係者などおよそ20人が訪れました。
講師を務めたのは、東京都の障がい者外出支援サービスを行う株式会社HELPUSHの寺田真弓さんです。
初回の14日は、全国で取り組んでいるユニバーサルツーリズムの事例について紹介しました。
寺田さんは「兵庫県神戸市では観光で移動の際の車いすの貸し出しを街全体で取り組んでいる」、「ユニバーサルツーリズムは地域の魅力を活かし、誰もが楽しめる工夫を重ねていくことで多くの人に観光に訪れてもらえるようになる」と話していました。
次回は2026年2月25日を予定していています。
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南部小開校30周年記念式典
南箕輪村の南部小学校の開校30周年記念式典が、8日に行われました。
式典は、南部小出身で南箕輪中学校吹奏楽部に所属する14人による演奏で始まりました。
式典では、全校の投票で決まった記念スローガンとマスコットが披露されました。
スローガンは、1年生の小林瑠花さんと矢島匠翔さんが一緒に考えた「きらきらにこにこ南部小」です。
マスコットは、20周年の時に考案されたフクロウのマスコットをリニューアルしたもので、6年の牧島実夏さんの作品が選ばれました。
児童を代表して小林なゆ花さんは、「これからも素敵な南部小学校が愛され続けてほしい」と挨拶しました。
南部小学校は、平成8年、1996年4月に開校しました。
開校するまでは、神子柴の一部と沢尻、南原の子どもたちは伊那小学校に通っていましたが、村内の小学校で教育が受けられるようにと、南部小が開校しました。
式典には、児童や来賓、およそ300人が出席し、開校30周年を祝いました。
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春日公園噴水跡地広場 リニューアル完成しお披露目
建設産業への就労促進を目的に県が上伊那農業高校の生徒とともに取り組んできた伊那市の春日公園噴水跡地広場のリニューアル工事が終わり、10日にお披露目されました。
10日は、完成式が現地で行われ、関係者およそ60人が出席しました。
550平方メートルほどの広さにブロックを敷き詰め、桜の模様をデザインしました。
ステージは今年度完成し、ダンスの発表などの際に立ち位置が分かりやすいよう、ひし形のデザインを取り入れました。
春日公園噴水広場は、35年ほど前に整備されました。
しかし、コスト削減のため2年ほどで噴水の運用停止となり、以来この場所は使われていませんでした。
県では、若い世代に建設産業の仕事に興味を持ってもらおうと、令和3年度から上伊那農業高校の里山コースの生徒に計画案の策定からステージの製作までを依頼し、整備を進めてきました。
完成式では、里山コースの生徒の他、資材の提供・技術指導に協力した企業に感謝状が贈られました。
10日は、竜南保育園の年中・年長園児も招かれ、完成したステージで歌を披露しました。 -
日ハム元投手 新垣さんが上農で講演
プロ野球チーム日本ハムファイターズの元投手、新垣勇人さんによる講演会が、南箕輪村の上伊那農業高校で6日に開かれました。
講演会では、「挑戦することの大切さ」と題し話をしました。
現在40歳の新垣さんは、2013年〜2018年まで、日本ハムファイターズの投手として活躍しました。
同期にはメジャーリーガーの大谷翔平選手がいます。
引退後は会社を立ち上げ、投球指導や講演会をしているほか、北海道の独立リーグに所属するチームでコーチを務めています。
講演会では、自身の経験から、失敗をポジティブに捉えることが大切だと話しました。
この講演会は、県の「高校生による県立学校の魅力化プロジェクト事業」の一環で開かれました。
この日は全校生徒およそ480人が参加し、新垣さんの話に耳を傾けました。
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村誌「南箕輪村の150年」完成
南箕輪村の歴史などをまとめた村誌「南箕輪村の150年」の完成報告会が2日、村民センターで開かれました。
村民文化祭に合わせて征矢鑑編集委員長ら3人が村誌の概要について説明しました。
村誌が刊行されるのは40年ぶりで合併論議と自立の村づくり、子育て日本一の村に向けた新時代のむらづくりなど平成から令和にかけての村の歴史が追加されています。
村制150周年記念事業の一環として作られたものでイラストや写真を使い若い世代にも読みやすいように配慮されています。
村誌「南箕輪村の150年」は村図書館と南部小学校図書館で貸し出しが行われているほか、
村民センター内の村教育委員会で1冊2,000円で販売されています。
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南信工科短大が記念品のコースター製作
南箕輪村の南信工科短期大学校はレーザー加工機を活用して南部小学校創立30周年記念品の木製コースターを製作しています。
30日は、南部小学校6年2組の児童22人が南信工科短大を訪れ製作工程を見学しました。
記念品は南部小学校創立時に植えられたトチノキを活用して作ったコースターです。
南部小の門柱のフクロウのデザインをもとにレーザー加工機を使いコースターに刻印をします。
南部小学校と南信工科短大は同じ南箕輪村にあることから連携を進めていて、記念品の製作もその一環で行われました。
創立30周年記念品のコースターは約370個作られ、来月8日に行われる式典で全校児童と関係者に配られるということです。
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南箕輪小学校 フラワーアレンジメント体験
花育の実践モデル教室に指定された、南箕輪村の南箕輪小学校の児童が10月9日に、フラワーアレンジメント体験を行いました。
体験したのは、南箕輪小学校の4年生から6年生の、園芸委員の児童33人です。
講師を務めたのは、伊那市の生花店有限会社FlowerPeace南信州サンスイの代表、小池忍さんです。
児童たちは、用意されたトルコギキョウやカーネーション、リンドウなどの花を思い思いの長さに切って鉢に活けていました。
今年度は県内で、花育実践モデル教室に10校が指定されていて、上伊那では南箕輪小学校が指定されました。
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VC長野 試合結果
バレーボールSVリーグ男子、VC長野トライデンツの2日の試合結果です。
NVC長野トライデンツは、ホームでウルフドッグス名古屋と対戦し、セットカウント2対3で敗れました。
次回は7日にアウェイで東京グレートベアーズと対戦します。 -
VC長野トライデンツ試合結果
バレーボールSVリーグ男子、VC長野トライデンツの1日の試合結果です。
VC長野トライデンツは、ホームでウルフドッグス名古屋と対戦し、セットカウント0対3で敗れました。
2日もホームでウルフドッグス名古屋と対戦します。
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南箕輪村民文化祭
南箕輪村の村民文化祭が1日と2日に村民センターで行われています。
会場には村内のおよそ30の文化団体や、個人、児童・生徒の作品が展示されています。
陶芸や盆栽、書道など様々なものが飾られています。
村政150周年記念として明治から昭和に撮影された写真も展示されています。
主催した文化団体連絡協議会では「いろんな作品を見てもらって自分でも何かを作るきっかけにしてもらいたいです」と話していました。
2日は午前9時からおよそ30団体によるステージ発表が行われ、ダンスや民謡が披露されるということです。
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障がい者文化芸術祭 南箕輪村から3人が入賞 清水さんが最優秀賞
第28回県障がい者文化芸術祭の入賞者の表彰伝達式が、南箕輪村役場で16日に行われました。
村からは3人が入賞し、そのうち役場を訪れた2人に、藤城栄文村長が賞状を手渡しました。
南箕輪村大泉の清水一哉さんは絵画部門で、最優秀賞にあたる県知事賞を受賞しました。
清水さんの作品「稲妻」は、自身が目にした稲妻をアクリル絵の具で描きました。
北殿の有賀康生さんは手芸部門で奨励賞を受賞しました。
有賀さんの作品「試合終了」は、ビーズおよそ1万5千個を使って、人気漫画の名場面を再現しました。
村からはほかに、南殿の梅田國照さんが手芸部門で優秀賞を受賞しました。
文化芸術祭には県内からおよそ570点の出品がありました。
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南箕輪村の文化財公開
南箕輪村南殿の有賀家に残され、村有形文化財に指定されている掛け軸や屏風などが11日に大芝荘で公開されました。
会場には、南殿の有賀家に残されていた掛け軸や屏風など、33点が展示されました。
江戸時代初期から明治までのもので、村の有形文化財に指定されています。
中でも目を引くのが、高遠藩の砲術家、阪本天山が有賀家に送った屏風です。
縦およそ2メートル、横およそ6メートルあります。
有賀家は天山の娘が養女になったことで交流があったということです。
ほかにも、島崎藤村の父、島崎正樹の書なども展示されています。
村教育委員会では「大きな作品が多いため展示の機会も少ない。改めて村の歴史を知る機会になればうれしい」と話していました。
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南箕輪小4年生 あまごの卵放流
南箕輪村の南箕輪小学校の4年生は、あまごの卵を大芝高原の横を流れている大泉川に27日に放流しました。
27日は、南箕輪小の4年3組と4組の児童合わせて68人があまごの発眼卵を放流しました。
発眼卵とは、受精卵が孵化する直前の卵です。
27日は合わせて5万粒の卵を放流しました。
児童たちは、1人およそ500粒の卵が入った格子状の虫かごを川に設置していきました。
設置後は、かごが流されないように石で固定していました。
この活動は、水力発電や水道事業を行う長野県企業局と天竜川漁業協同組合が水環境の維持活動として共同で行っています。
大泉川での放流活動が行われたのは今回が初めてだということです。
放流した卵は順調にいけば、およそ1か月後に孵化し、かごの隙間から川に流れていきます。
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VC長野の選手が南原保育園で運動教室
バレーボール男子国内最高峰のSVリーグで開幕2連勝し、現在単独首位のVC長野トライデンツの選手が、28日南箕輪村の南原保育園を訪れ、運動教室を行いました。
28日は年長園児46人が、VC長野トライデンツの難波宏治選手と山田航旗選手と一緒に体を動かしました。
子どもたちは、選手の足の下をくぐったり、選手が持ったボールにタッチをしていました。
選手による運動教室は、子どもたちに運動に親しみ、チームを知ってもらおうと、村内4つの保育園で行われました。
運動教室では、風船をボールに見立ててゲームを楽しみました。
VC長野トライデンツは、25,26日に行われた開幕戦で日本製鉄堺ブレイザーズに2勝し、現在単独首位となっています。
難波選手は「みんなの応援が力になります。ぜひ会場で応援してください」と話していました。
VC長野は、次回11月1日にホームでウルフドッグス名古屋と対戦します。
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VC長野 開幕2連勝スタート
バレーボールSVリーグ男子VC長野トライデンツは26日もホームで勝利し開幕2連勝しました。
VC長野トライデンツは、ホームで日本製鉄堺ブレイザーズと対戦しセットカウント3対1で勝利しました。
次回は11月1日ANCアリーナ(安曇野市)でウルフドッグス名古屋と対戦します。
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VC長野 25日の試合結果
バレーボールSVリーグ男子、VC長野トライデンツは25日の開幕戦を白星で飾りました。
VC長野トライデンツは、ホームで日本製鉄堺ブレイザーズと対戦し、セットカウント3対1で勝利しました。
26日も、ホームで日本製鉄堺ブレイザーズと対戦します -
伊那在来そば刈り取り作業
かつて伊那市の西部地域で栽培されていたとされる「伊那在来そば」の刈り取り作業が、南箕輪村の信州大学農学部の圃場で23日行われました。
圃場では信州大学農学部の学生など約10人が作業を行いました。
伊那在来そばは1980年代まで伊那市の西部地域で栽培されていたとされています。
伊那市と信州大学農学部は、地域振興につなげようと、この在来そばを復活させる事業、「伊那在来そばREBORNプロジェクト」を立ちあげ、今年で3年目となります。
昨年度はそばがきによる食味調査を行い、長野県の主力品種、信濃1号と比べて香ばしさとうまみが強かったということです。
今年度は信大農学部の圃場など約150平方メートルで栽培していて麺にして食味調査を行う計画で20キロほどの収量を目指しています。
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上農 間伐実習
南箕輪村の上伊那農業高校の間伐実習が大芝村有林で23日に行われました。
実習には里山コースの2年生20人が参加しました。
講師は上伊那林業士会の会員が務めました。
生徒のほとんどは今回初めてチェーンソーを使ったということです。
生徒は持ち方や木にあてる角度を教わっていました。
太さ30センチ、高さ25メートル、重量はおよそ1トンのヒノキの木を伐採しました。
実習は県の補助事業の県営学校林等利活用促進事業を活用して毎年行われています。
これまでは伊那市内の山林で行われて、大芝村有林では初めて実施されました。
村有林は「高校生でも入れる地形」「間伐の必要性」などの条件から実習場所に選ばれました。
今年度から3年間行われます。
今回の実習は2日間行われ、生徒1人あたり1、2本を間伐します。
実習は30日にも行われます。
切った木は村がベンチなどに活用する他、上農高校の木材加工実習にも使われます。 -
第69回落葉松祭 多くの来場者でにぎわう
南箕輪村の信州大学農学部の学部祭、「第69回落葉松祭」が18日、農学部のキャンパスを会場に行われました。
会場には、学生による手作りそばや、窯で焼いたピザの販売など多くの出店が並んでいました。
会場ではほかに、ところてんを一本の箸で食べる、早食い競争大会も開かれていました。
ところてんは、伊那食品工業から提供されたものです。
モルックの体験も行われていました。
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VC長野 今シーズンの活躍誓う
バレーボール男子・国内最高峰のSVリーグに所属するVC長野トライデンツは17日、南箕輪村役場を訪れ、藤城栄文村長に今シーズンの活躍を誓いました。
17日は、VC長野トライデンツの大矢芳弘社長や川村慎二監督、工藤有史選手ら5人が役場を訪れました。
SVリーグは今シーズン、24日に開幕します。
VC長野は、新たに6人の選手が加入し、総勢19人で全44試合に臨みます。
昨シーズンは、10勝34敗の成績で10チーム中9位。
これまでのシーズンで最多勝利数となる10勝を挙げました。
今シーズンの目標は、6位以内、プレーオフ進出です。
藤城村長は「多くのみなさんの期待が高まっている。今シーズンの活躍に期待したい。」と話していました。
VC長野トライデンツの開幕戦は、25日(土)、松本市のエア・ウォーターアリーナ松本で行われ、日本製鉄堺ブレイザーズと対戦します。
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南箕輪中 伝統の落ち穂拾い
南箕輪中学校の伝統行事「落ち穂拾い」が、村内の田んぼで17日に行われました。
17日は、全校生徒480人が、自宅がある地域の稲刈りを終えた田んぼに入り、落ち穂を拾い集めました。
このうち、田畑区の生徒32人は、公民館近くの田んぼで声を掛け合いながら作業に取り組み、落ちている稲の穂を見つけては拾っていました。
この落ち穂拾いは、南箕輪中学校の伝統行事として長年続けられていて、今年で67回目となります。
南箕輪中学校では、12月の保護者懇談会で震災などの被災地への募金活動を行います。
この日集めた米は、そのお礼として生徒が保護者に渡すことになっています。
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まっくんバス 運行見直し案示す
南箕輪村は、村内巡回バス「まっくんバス」の運行ついて、従来の巡回バスを廃止し、通学通院支援バスへと変更し、運行を見直します。
これは、16日に役場で開かれた地域公共交通会議で示されたものです。
村内巡回バス「まっくんバス」は、現在朝から夕方まで、2台のバスで村内4つのコースを運行しています。
新たな運行案では、高校生や高齢者などに重点を置き、従来の巡回バスから通学通院支援バスに変更する計画です。
これまで1日を通して運行していたものを、朝と夕方の時間帯に限定し、従来の4コースから2コースに減便します。
高校生の通学を支援するため、朝夕1回ずつ上伊那農業、伊那北、伊那弥生ケ丘高校にも停まります。
また、電車で通う生徒も利用できるよう、JR飯田線の時刻表に合わせた運行にするということです。
通院支援では、伊那中央病院や村内の病院なども停留所となり、朝の診察開始時間に合わせた運行を計画しています。
運行見直しに伴い、福祉移送サービスの拡充や、タクシー券の枚数を増やすなど、これまで日中に利用していた人への対策も検討しています。
まっくんバスの利用者は、コロナ禍前は年間1万3,000人程度でしたが、昨年度は1万人ほどで、1便当たり2.4人でした。
村では、12月までにルートを確定し、住民や高校への説明を行い、来年4月の運行開始を目指すということです。
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第24回子ども太鼓in南箕輪
上伊那の小中学生が太鼓を通して交流する「子ども太鼓in南箕輪」が、村民センターで4日に開かれました。
この日は、6グループおよそ70人が演奏を披露しました。
交流会は、互いの演奏を聞き合うことで交流を深めようと毎年開かれていて、今回で24回目となりました。
このうち、伊那市の西春近北小学校の4年生は、学校で受け継がれている「夏祭り」を演奏しました。
交流会を企画した上伊那総合生活科研究会では、「今後も太鼓を通じた交流を続けていきたい」と話していました。
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上農野球部 園児と交流
南箕輪村の上伊那農業高校の野球部は、村内の各保育園で、園児たちと野球を通して交流しました。
このうち西部保育園には野球部員5人が訪れ、年長園児26人と交流しました。
カラーボールを部員が投げ、プラスチック製のバットで園児たちがバッティングを体験していました。
上農野球部では園児に野球の楽しさを知ってもらう取り組みを行っていて、今年で4年目です。
村内4つの園に部員20人が分かれて行いました。
上農野球部顧問は「生徒自身も野球の楽しさを改めて感じてほしい」と話していました。