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YAMAフェス 2会場で開催
自然に囲まれた伊那谷の魅力を発信するアウトドアイベント「YAMAフェス」が22日、伊那市創造館と長谷の美和湖の2会場で行われました。 伊那市創造館にはボルダリングの体験や木のおもちゃ、伊那谷の名物が並ぶブースなどが設けられ、多くの人でにぎわっていました。 YAMAフェスは今回で4回目で、街と山をつなぐをテーマに活動しているアスタルプロジェクトが行っています。 今年は初めて長谷会場が設けられました。 美和湖では、カヌー体験のほか浮力のあるボードの上に乗って進むサップボードの体験が行われました。 慣れてくるとボードの上で立って漕ぐこともできるということで、参加者も挑戦していました。 主催するアスタルプロジェクトでは「イベントを通して自然に囲まれた伊那谷のライフスタイルを発信していきたい」と話していました。
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将棋ブームで教室も人気集める
14歳でプロ棋士となった藤井聡太四段が注目されている将棋ブームで、伊那市で開かれている教室には、今年に入り去年を上回る人数の子どもたちが通っています。 22日、伊那公民館で開かれた教室には、上伊那を中心に24人の子どもが参加しました。 日本将棋連盟のプロ棋士、田中悠一五段を講師に迎え指導対局を行いました。 教室は日本将棋連盟上伊那支部が毎月第2第4土曜日に開いています。 1回の教室の平均参加人数は、去年は15人だったという事ですが、今年に入り22人に増え、問い合わせも増えているという事です。 教室は伝統文化の継承と普及を目的とした文化庁の支援事業の一環で、参加費は無料となっています。
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最高気温34.1度 熱中症で2人搬送
22日の伊那地域の最高気温は34.1度まで上がり、この夏一番の暑さとなりました。 午後4時現在、伊那市内では80代の男性2人が熱中症とみられる症状で病院に搬送されました。 上伊那広域消防本部によると、そのうち一人はエアコンのついた屋内に居たということです。 消防本部では、水分をこまめにとるなどして熱中症に注意するよう呼び掛けています。
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福島県の子どもたちが伊那の自然を満喫
福島第一原発事故により外で十分に遊べない子どもたちに自然を満喫してもらおうと「伊那谷親子リフレッシュツアー」が伊那市長谷で行われていて、参加者は22日、美和湖でカヌーを体験しました。 ツアーには福島県南相馬市在住の親子28人が参加しました。 22日はカヌー体験が行われ、参加者はカヌーを漕いだり、湖に入ったりして楽しんでいました。 ツアーは、放射能の影響が不安で外で十分に遊べない福島の子どもたちに自然を楽しんでもらおうと、上伊那の住民有志で作る伊那谷親子リフレッシュプロジェクトが行っていて、今年で5回目です。 参加者によると、事故から6年がたった今でも外で遊ぶことはほとんどなく、遊べる場所も除染された校庭などに限られるということです。 ツアーは21日から24日までの3泊4日の日程で、あすは川遊びや乗馬を体験する予定です。
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詐欺被害の被害金保証を騙り特殊詐欺
今月中旬、伊那市内に住む70代の男性が、詐欺被害の被害金を保証するなどと言われ70万円をだまし取られる特殊詐欺被害が発生しました。 伊那警察署の発表によりますと、今月中旬、被害者宅に保証会社社員を名乗る男から電話があり「今まで詐欺にあった人の被害金を保障している。詐欺にあったことはあるか」などと言われ、被害者は過去に資産運用で損失を出したことを伝え、返金手続きを依頼しました。 その後、男から「返金の手続きで株券の購入が必要だ」などと電話があり、2回にわたり株券購入代金合計70万円を振り込みました。 その後さらに現金を要求されたことから、被害者が知人に相談し被害に気付いたものです。 伊那署では、見知らぬ相手から「お金が帰ってくる」などと言われた場合は詐欺を疑い、家族や警察に相談することや、金銭を要求された場合は安易に現金を渡さないよう呼び掛けています。
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「内藤とうがらし」特産へ 長谷中生PRへ
伊那市長谷で内藤とうがらしの特産化を目指している長谷中学校の3年生は、多くの人達に活動を知ってもらおうと、自分たちが育てた苗およそ40株を21日観光施設などに配りました。 プランターに植えられているのは、長谷中の3年生が育てた内藤とうがらしです。 21日は、自分たちの活動を多くの人に知ってもらおうと宿泊施設や飲食店など、9か所に苗を配付しました。 内藤とうがらしは、江戸時代高遠藩主内藤家の領地だった新宿一帯で栽培されていました。 長谷中の3年生は、内藤とうがらしの長谷での特産化を目指していて2年生の時から栽培を行っています。 この日は、苗の他に、去年収穫した内藤とうがらしで作ったラー油やイベントのチラシなどを施設関係者に手渡しました。 長谷中の3年生は明日、伊那市創造館で開かれるイベントでブースを出し、内藤とうがらしの苗とラー油を販売する予定です。
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伊駒アルプスロード 詳細ルート案示す
国道153号バイパスについての説明会が20日伊那市役所で開かれ伊駒アルプスロードの詳細ルート案が示されました。 説明会は伊那建設事務所が開いたもので会場には約50人が集まりました。 伊駒アルプスロードは伊那市美篶青島から駒ヶ根市北の原を結び国道153号のバイパスとして整備されるものです。 幅28メートルの4車線道路でルートはまずナイスロードから三峰川を渡ります。 その後東春近の原新田交差点東側を通り大沢川沿いに進み殿島浄化センター南側から天竜川を横断します。 さらに宮田村を経由し駒ヶ根市までを結ぶもので全長はおよそ11キロ、伊那市内は7.2キロとなっています。 これまでの住民説明会はプロジェクターによるもので住民からは「ルート案について紙ベースで説明してほしい。」といった要望が出されていました。 伊那建設事務所では24日に西春近公民館、25日に富県ふるさと館、8月2日に春近郷ふれ愛館でいずれも午後7時から同様の住民説明会を計画しています。 事業着手は平成31年度を目標にしていて国道153号の渋滞解消や災害に強い道路網の構築につなげていきたいとしています。
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ICT活用授業を市長が視察
全ての教室で情報通信技術ICT環境が整った伊那市の西箕輪中学校の授業を21日、白鳥孝伊那市長が視察しました。 西箕輪中学校ではパソコンと電子黒板機能付きプロジェクター、映像に書き込みのできるカメラが全ての普通教室に導入されこれらを活用した授業が行われています。 21日はICT機器の導入効果を確認しようと白鳥市長が授業を視察しました。 伊那市教育委員会ではメリットとして、プロジェクターに映し出された説明の保存が可能となり後から何度も見ることができることや授業展開が早くなること、動画による説明が可能となることなどをあげています。 ICT機器導入の予算は1,800万円で今年の夏休み中に長谷中学校や新山小学校など市内6校で整備していくということです。 またその効果を検証し順次全校の普通教室に導入していくということです。
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お互い様の地域づくり考える
お互い様の地域づくりについて考える伊那市社会福祉大会が20日伊那文化会館で開かれました。 大会では障害者や高齢者を長年にわたり在宅で介護した人やボランティア活動を行った団体など2団体16人が表彰されました。 受賞者代表で大会の理事を長年にわたり務めた神山公秀さんは「日常生活の中で向こう3軒両隣が助けたり助けられたりする地域づくりを目指していきたい。」と話していました。 大会ではほかに松本市を拠点に災害支援などを行っているNPO法人代表理事の高田克彦さんが話をしました。 高田さんは阪神淡路大震災では自分で自宅から脱出できない人を助けたのは97%が家族または近隣の人だったとしたうえで、「日頃から近所にいる高齢者や障害者、児童などを見守り、声をかける活動を行うことで災害時に支援を必要とする人を助けることにつながる。」と話していました。 大会は伊那市社会福祉協議会が開いたもので会場には約300人が集まりました。
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上伊那広域消防本部 規律訓練
上伊那広域消防本部の規律訓練が11日に伊那市民体育館で行われ、職員が小隊に分かれて動作を確認しました。 上伊那地域の6つの消防署から、およそ100人の職員が参加しました。 訓練では、職員が4つの小隊に分かれて隊の編成や規律を確認しました。 このうち2列に並んだ小隊を移動させる訓練では、列が乱れないように指揮者が指示を出していました。 佐藤心吾指令長は「どんな動きをするにも規律が重要になる。基本に立ち返って訓練をしてもらいたい」と話していました。 上伊那広域消防本部は、平成27年4月に発足しました。訓練は、連携を高めていこうと毎年1回行われています。
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伊那弥生ケ丘高校 全国大会出場の生徒を激励
少林寺拳法や音楽などで全国大会に出場する伊那市の伊那弥生ケ丘高校の生徒の激励会が、20日に行われました。 弥生生は、6つの種目で全国大会に出場します。 3年生の小林愛海さんは、少林寺拳法個人単独演武で出場します。 全国高等学校総合文化祭には、3年の杉崎あおいさんが小倉百人一首かるた部門に出場します。 3年の小塚あみさんは、美術・工芸部門に出場します。 音楽部のメンバーは各校と合同で県代表としてリーダーズ部門に出場します。 邦楽部3年の古田恵已さんは日本音楽部門に出場します。 器楽部は、全国高等学校ギター・マンドリン音楽コンクールに出場します。 選手を代表して、3年連続で少林寺拳法の全国大会に出場する小林さんは「これまでで1番完成度が高くなっている。成果を発揮して最後の大会で良い結果を残したい」と抱負を述べました。 全国大会はそれぞれ、7月から8月にかけて行われます。
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西町区親子マスつかみ大会
海の日の17日、伊那市の西町区青少年育成会などは、夏の恒例行事「親子マスつかみ大会」を開きました。 マスつかみ大会は伊那市の三峰川榛原河川公園を会場に開かれました。 川をせき止めてマスを放流し、子どもたちが川に入って魚をつかんでいました。 これは、西町区青少年育成会と各町の子ども会が合同で毎年開いている恒例行事です。今年は親子230人が参加しました。 捕まえた魚は、保護者が炭火で焼いて、子どもたちが早速味わっていました。
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西春近区民総出で整備作業
伊那市の西春近の区民総出で、地区内の整備作業が17日行われました。 午後は、伊那スキーリゾート近くの細ケ谷グラウンドの草刈りや桜の手入れを行いました。 グラウンド一帯は、10年ほど前に区内の各種団体が植樹した桜45本ほどがあります。 それ以来毎年、海の日に合わせ作業しています。 上の段には、西春近自治協議会と森林の里山協定を結んでいる東京都立北園高校の生徒が植えた桜200本ほどがあり、参加した住民が草刈り機や鎌を使って下草を刈っていました。 午前中には、西駒ケ岳に上る登山ルートの一つ権現づるねの整備作業も行い、のべ180人が参加しました。 主催した西春近自治協議会では、「植樹した桜に責任と愛着を持って行っている。毎年欠かさず作業することで郷土愛を育むことにつながっている」と話していました。
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中條隆さんが蝶の標本1万5千匹を伊那市に寄贈
伊那市荒井の中條隆さんは、親子2代にわたり採集してきた貴重な蝶の標本およそ1万5千匹を、19日伊那市に寄贈しました。 伊那市荒井の中條隆さんの自宅には、1万5千匹、215種類以上の蝶の標本があります。 南アルプスで採集されたこちらの「クモマツマキチョウ」は現在採取が禁止されている貴重なものです。 中條さんは、父親の薫さんの代からおよそ80年にわたり蝶を採集し標本にしてきました。 中條さんが今回寄贈するコレクションは長野県内に生息する149種類すべてが網羅されているということです。 今回、子どもたちに自然に触れてほしいとの願いから伊那市に寄贈することにしました。 伊那市では、保存状態がとてもよく南アルプスの自然を知る上で重要なものだとしています。 標本は伊那市創造館に収蔵され、企画展などで公開される予定です。
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今年で10年目 歌の幼稚園ふるさと
今年で10年目となる、伊那市富県北福地で唱歌や歌謡曲を歌う催し「歌の幼稚園 ふるさと」が19日行われました。 北福地を中心に上伊那の60代から80代およそ40人が参加し、唱歌や歌謡曲18曲を歌いました。 この会は、北福地の平岩髙嶺さんが自宅の庭で開いているもので、今年で10年目になります。 北福地地区社会福祉協議会の会長を務めたことがきっかけで、童心に還り、高齢者が楽しく歌う場を作ろうと立ち上げました。 当初は北福地参加者が中心でしたが、現在では駒ヶ根市や箕輪町からの参加者もいます。 10年目となる今年は、参加者が感謝の手紙を平岩さんやスタッフに手渡していました。 ある参加者は「参加すると若返ったような気持ちになる。毎回とても楽しみにしています」と話していました。 次回は10月18日に北福地集落センターで開かれる予定で、誰でも参加することができます。
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関東甲信地方 梅雨明け
気象庁は関東甲信地方が19日に梅雨明けしたとみられると発表しました。平年より2日、去年より10日早い梅雨明けとなりました。 19日の伊那地域は高気圧に覆われ、日中の最高気温は33.2度まで上がりました。 上伊那広域消防本部によりますと19日午後4時半現在、熱中症とみられる症状で搬送された人はいないという事です。 長野地方気象台によりますと、むこう1週間は平年より気温の高い日が続く予想です。
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ミュージカル「あしながおじさん」出演者が初練習
8月に伊那文化会館で上演されるミュージカル「あしながおじさん」で、プロの役者と共演する地元出演者の初めての練習が8日に伊那市内で行われました。 上伊那を中心に6歳から34歳までの20人が出演します。 歌とダンスのオーディションで選ばれたメンバーで、今日は初めての練習です。 本番では孤児院で暮らす子供などの役で歌とダンスを披露します。 東京のミュージカル制作会社で地域の出演者の指導を担当している林真悠美さんのレッスンを受け、オープニング部分の振り付けを行いました。 林さんは、物語を説明しながら場面ごとの表情や動きを指導していました。 練習は8月2日まで行われます。 ミュージカルあしながおじさんは8月9日に伊那文化会館で上演されます。
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第60回伊那まつりにむけて歴史を振り返る写真展
今年で通算60回となる伊那まつりにむけて機運を盛り上げようと伊那市役所では歴史を振り返る写真展が開かれています。 市役所1階の市民ホールには、伊那まつりの前身、勘太郎まつりから60年の歴史を振り返る写真38点が展示されています。 今年の伊那まつりは、昭和33年に始まった勘太郎まつりから数えて60回目となります。 60回を機に伝統と歴史を振り返ろうと伊那市が市民から写真を募集して初めて開かれました。 写真展は8月2日(水)まで開かれています。
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そば専用の乾燥調整施設 JA上伊那が導入へ
JA上伊那は生産量増加と安定した出荷を目的に南箕輪カントリーエレベーター内に、そば専用の乾燥調整施設を導入する計画です。 南箕輪村神子柴にあるJA上伊那の南箕輪カントリーエレベーターの敷地内に、そば専用の乾燥調製施設を設置します。 事業費は約1億円で半分は国の補助金で賄います。 上伊那全域から夏そば、秋そばを受け入れ、平成28年度は287トンだった生産量を31年度には680トンまで増やす計画です。 これまでは米の乾燥機と併用していましたが、そば専用のものを導入する事で適切な時期に収穫する事が可能となります。 JA上伊那では、近年需要が増えている夏そばの生産量拡大にも期待できるとしています。 そば専用の乾燥調整施設は早ければ今年の秋のそばが収穫される9月下旬頃からの稼働を予定しています。
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“いなまち”の今昔 写真で比較
伊那市美篶の写真愛好家・中山清子さんが撮った今の伊那市街地の写真と図書館が所蔵している昔の市街地のものが並ぶ「いなまちの写真展」が、伊那図書館で開かれています。 会場には、中山さんが撮影した普段のままのいなまちの写真、およそ30点と、伊那図書館に所蔵されている大正から昭和にかけての古いパネル30点が並んでいます。 こちらは、通り町商店街の北側の入口を伊那橋付近から撮影した写真です。
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伊駒アルプスロード 今年度の事業概要示す
国道153号伊駒アルプスロード整備促進期成同盟会の総会が18日伊那市役所で開かれ、今年度の事業概要が示されました。 総会では、伊那建設事務所の島崎政久整備課長が今年度の事業について説明しました。 今年度は、都市計画の決定に向けた手続きを始めることになっています。 都市計画決定に向けて、今月20日から伊那市で開かれる説明会で、これまでより明確なルート案が示されるということです。 この日の総会には、国や県、議会議員などおよそ50人が出席しました。 春に開かれた住民説明会では、資料が出されないまま説明が行われたことから、出席した人からは「細かいところまで区民は心配している。紙媒体の資料でルート案を示してほしい」といった意見が出されていました。 国道153号伊駒アルプスロードは、慢性的な渋滞の解消や広域的なネットワークの形成、災害に強い道路網の構築を目的に、駒ヶ根市の北の原から伊那市青島までのおよそ11kmを結びます。
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かんながけの技術を競う うす削り大会
大工や家具職人らが鉋(かんな)がけの技術を競う「うす削り大会」が16日、伊那市荒井のKOA㈱体育館で開かれました。 出場したのは全国の大工や家具・建具・鍛冶職人などおよそ75人です。 大会では、ヒノキやヒバなど各自が持ち込んだ長さ2メートルの木材を鉋でけずっていきます。 削りだしたものは「削り華(けずりばな)」と呼ばれ、千分の1ミリにあたる1ミクロン単位で薄さを競います。 この削り華は厚さ6ミクロンで、向こう側が透けて見えます。 うす削り大会は、技術の向上と伝承を目的に全国の木工職人らでつくる削ろう会が開いているものです。 長野県大会となる今回は長野県支部の信州鉋楽会が開きました。 県大会はこれまで松本市で開かれていましたが、2年後に伊那市での全国大会開催を目指し、今回初めて伊那で開かれました。 大会の結果、成人の部では5ミクロンで石川県の樫田憲一郎さんが、女性の部では7ミクロンで茨城県の池田智子さんが優勝しました。
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リニア開通の経済波及効果考える
リニア中央新幹線開通による経済効果について講演会が11日、伊那市の伊那商工会議所で開かれました。 講演では長野県リニア整備推進局長の水間武樹さんがリニア開業に伴う経済波及効果について説明しました。 長野県内を出発地または目的地とするリニア中央新幹線の1日平均乗降客数は推計で6,800人、また乗降客数をもとにリニアを利用して長野県を訪れる旅客数は5,300人を想定しているということです。 ほかに平成39年開業時の交流人口の消費による経済波及効果は年間336億円を見込んでいるということです。 水間さんは「JR飯田線は生活の足以外の位置付けが必要です。観光促進など地域からアイデアをいただきたい。」と話していました。 講演会は伊那商工会議所が開いたもので会社経営者など約60人が話を聞きました。
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新山小学校でドラゴン踊り練習
伊那まつりの市民おどりに参加する新山小学校の児童とその保護者は12日、合同でドラゴン踊りの練習をしました。 新山小学校の児童と保護者は毎年富県連で伊那まつりの市民おどりに参加しています。 12日はドラゴン踊りインストラクターの根橋恵さんを講師に招き約80人が振り付けを練習しました。 根橋さんは「全員の動きが揃うときれいに見えます。体全体を使って大きく動くことを心かげてください。」とアドバイスしていました。 全校児童は36人でそのうち始めて踊りに参加する1年生は11人います。 新山小学校では伊那まつりのほか運動会でもドラゴン踊りを披露するということです。 伊那まつりの市民おどりは8月5日に行われ101連、6,500人が参加する予定です。
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最高気温33.8度 暑い一日
15日の伊那地域の最高気温は、この夏最高の33.8度まで上がり、うだるような暑い一日となりました。 上伊那広域消防本部によりますと午後5時現在、熱中症とみられる症状で宮田村の40代男性1人が病院に搬送されましたが、症状は軽いということです。 伊那市民プールの今シーズンの営業が15日から始まりました。 オープン初日の15日は、無料開放され小中学生や親子連れで賑わっていました。
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市街地と登山口を結ぶジャンボタクシー運行
伊那市の中心市街地と南アルプスの登山口を結ぶジャンボタクシーの無料運行が15日から始まりました。 ジャンボタクシーは9人乗りで、JR伊那市駅前から伊那市長谷仙流荘前の南アルプス林道バス営業所まで結びます。 朝5時に伊那市駅前を出発し、仙流荘を6時5分発の南アルプス林道バスに乗り継げるようにしています。 運行初日の15日は、東京や名古屋方面から6人が乗車しました。 大都市圏の登山客のニーズに応えるとともに、前泊需要を生みだし、中心市街地と山岳観光の活性化につなげようと、山岳関係者や飲食店などでつくるアスタルプロジェクトが企画したものです。 15日は、出発式が行われ乗車した6人に記念品が贈られました。 運行期間は15日から10月8日までの土曜日と祝日前日の日曜日で、ハイシーズン中の7月31日から8月12日までは毎日運行します。 今シーズンは、団体や個人の協賛金を活用して無料で運行する計画です。 また、伊那市が去年試験運行した伊那と木曽間を結ぶバス「パノラマライナー」の運行が15日から始まりました。 パノラマライナーは、JR木曽福島駅と伊那市長谷の仙流荘を結びます。 去年、好評だったことから運行期間を23日間から51日間に拡充させた他、一日1往復だった便を2往復に増やしました。 伊那市では、中京、関西方面からの登山客の利便性向上につなげたいとしています。 南アルプスの登山道では、現在、色とりどりの高山植物が楽しめるということです。
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芝平山絵図の虫干し
伊那市無形民俗文化財に指定されている芝平山絵図の虫干し行事が、伊那市高遠町の栗田多目的集会施設で15日、行われました。 この行事は、江戸時代の山争いをきっかけに作られた絵図を1年に1回虫干しするものです。 15日は、山争いに関係していた高遠町の芝平、御堂垣外、荒町、北原、栗田、四日市場の6地区の代表などおよそ10人が集まりました。 江戸時代の1708年に高遠の6つの村と諏訪の12の村が薪や建築材として使う木材を目当てに、芝平山の境界を巡り争いがおきました。 絵図は、その争いを収めるため、幕府が境界を定め双方に渡したものです。 それ以降高遠側の6つの村は絵図を持ち回りで保管し300年以上にわたり虫干しを行っています。 参加した各地区の代表は地域で長年にわたり保管されている絵図を感慨深げに眺めていました。 行事の最期には次に絵図の保管を担当する四日市場区の代表が受け取り書にサインをしていました。
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61歳の女性 塩見岳で滑落し大ケガ
南アルプス塩見岳で15日、61歳の女性が滑落し県警ヘリで救助されました。 女性は首の骨などを折る大けがを負っています。 伊那警察署の発表によりますと大ケガを負ったのは兵庫県の片岡順子さん61歳です。 片岡さんは14日2人で山に入り15日午前8時頃、塩見岳を登山中足を滑らせ約6メートル滑落したものです。 午前10時28分に県警ヘリで救助後、伊那市内の病院に運ばれました。 片岡さんは首の骨などを折る大ケガを負っています。
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路線バスと乗用車が接触事故
15日午前9時55分頃伊那市西町の国道で路線バスと乗用車が接触する事故がありました。 この事故によるけが人はいませんでした。 伊那警察署の発表によりますと事故があったのは伊那市西町の国道153号のT字路交差点で路線バスが右折した際、信号待ちをしていた乗用車と接触したものです。 路線バスの男性運転手と乗客2人、また乗用車を運転していた男性にケガは無く、乗客は代わりのバスに乗り換えたということです。 事故の原因については伊那署で調べを進めています。
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寒ざらしそば 15日から限定販売
江戸時代、高遠藩から将軍家に献上されたとされる「寒ざらし蕎麦」が15日から限定で伊那市高遠町のそば店4店舗で提供されます 江戸時代、高遠藩から将軍家に献上されていたとされる「寒ざらし蕎麦」です。 提供店舗のひとつ「壱刻」です。 店主の山根健司さんがあすからの提供に向け、試食し今年の出来を確かめていました。 蕎麦は、30秒から40秒、ゆでて完成です。 寒ざらし蕎麦は、高遠産の蕎麦の実を、寒さの厳しい大寒に殻のついたまま清流に浸します。 これは、江戸時代にそばの実を保存するために始まったとされています。 2月4日の立春に水から引き揚げ寒風にさらして乾燥させてからそば粉にする手打ちそばで、あくが取れて甘みが増すといわれています。 寒ざらし蕎麦は、そばの実のタンパク質を取り除き、でんぷんや糖分を多く含んだ粉を使います。 山根さんは、そば粉だけの10割でうつ為、手間がかかると話します。 今年は、あすから高遠町内の、壱刻、華留運、ますや、楽座 紅葉軒の4店舗で「暑中信州寒晒蕎麦」として限定販売されます。 各店限定150食で、1人前1200円です。