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第5回商工フェア
上伊那民主商工会の第5回商工フェアが20日伊那市のいなっせ北側広場で開かれました。 会場には、数々の飲食の屋台や体験コーナーが設けられ、訪れた人たちが楽しみました。 赤土をコテで壁に塗るぬりかべ体験コーナーでは、子どもたちがコツを教わりながら職人技に挑戦していました。 商工フェアは、それぞれの商売をアピールする場として開かれていて、今年で5回目となります。 実行委員会では、「多彩な職業や青年部の活動に触れてもらうきっかけにしていきたい。」と話しています。
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伊那文こどもまつり
夏休み最後の日曜日となった20日、伊那市の伊那文化会館で伊那文こどもまつりが開かれ、多くの家族連れで賑わいました。 1階の美術展示ホールでは、現在開かれている遺跡発掘展にあわせて「縄文人になろう」と題したイベントが行われていました。 子どもたちは、本物の縄文・弥生式土器を持ち比べたり、黒曜石に触れていました。 縄文時代をイメージした衣装を着て写真を撮ることもでき、家族一緒にポーズをとっていました。 小ホールでは、「どこでも水族館」と題したイベントが行われました。 子どもたちが描いた魚の絵がデジタル技術でスクリーンに投影されるというもので、スキャンした自分の絵が現れると歓声が上がっていました。 伊那文こどもまつりは、気軽に伊那文化会館に訪れてもらう機会にしようと毎年開かれています。 大ホールでは、子ども向けのミュージカルもあり、20日は、3,000人を超す家族連れで賑わいました。
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伊澤修二没後100年を記念して講演会とミニコンサート
伊那市高遠町出身で東京芸術大学の初代校長を務めた伊澤修二が大正6年に亡くなって今年で100年となります。19日は記念の講演会とミニコンサートが伊那市のいなっせで開かれました。 没後100年の今年、伊澤修二の功績を改めて称えようと伊那市教育委員会が開いたものです。 記念講演では東京芸術大学音楽学部教授の佐野靖さんが「伊澤修二の描いた音楽教育のビジョン」と題して話しました。 佐野さんは、修二の将来を見据えた想像力のたくましさと、ビジョンを実現するための熱心な調査、研究により今の音楽教育の道筋が立てられたと話しました。 ミニコンサートでは、芸大生が歌を披露しました。
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JR飯田線80周年記念列車 運行
JR辰野駅から豊橋駅までを結ぶ飯田線の全線開通80周年を祝う記念列車が19日伊那市駅から飯田駅まで運行されました。 鉄道ファンなどがのりこみ143席が満席となった記念列車は伊那市駅を出発し、飯田駅まで向かいました。 JR飯田線は辰野駅から豊橋駅までの195キロで、1937年に全線が開通し、今年で80周年となることを記念してJR東海が運行させました。 伊那市駅では出発セレモニーが行われ、テープカットをして運行を祝いました。 JR東海の宮川信太郎営業担当部長は「地元の足、観光路線としての2つの役目を担う飯田線を盛り上げていきたい」、白鳥孝伊那市長は、「飯田線に乗ってもらいその魅力を多くの人に味わってほしい」とあいさつしました。 記念列車は20日の午後1時26分から運行しますが、すでに満席だということです。 20日午前10時からは伊那市駅で、記念の「秘境駅入場券」が300セット販売されます。
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くくりワナ捕獲状況自動送信へ 検討会初会合
ニホンジカやイノシシのくくりワナによる捕獲状況を無線通信を使い自動で知らせる「くくりワナセンサー検討会」の初会合が18日伊那市役所で開かれました。 伊那市西春近のくくりワナが設置されている場所です。 会合を前に検討会のメンバーがワナの設置環境を確認しました。 ワナは、猟友会が中心となり設置していて、有害鳥獣がかかっているか、毎日見回りをしています。 しかし、猟友会員の減少や高齢化など、この見回りが大きな負担となっています。 見回りの負担を減らそうと無線通信を使い、スマートフォンに自動で知らせるシステムの検討会が伊那市役所で開かれました。 システムのアイディアは、6月に伊那市内で開かれた、無線通信の活用アイデアを発表するコンテストで提案され、伊那市では実用化に向け開発支援を行う事にしました。 市では今年度、試作品による実証実験を行い、来年度の実用化をめざします。
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条件見直しでも継続要望
伊那市の通り町とみはらしの湯を結ぶ無料送迎バスの今後の運行について考える懇談会が18日タウンステーション伊那まちで開かれ利用者が条件を見直しても継続してもらいたいと要望しました。 無料送迎バスは平成25年に市内唯一の銭湯が廃業したことを受け利用者からの要望で週3日の運行が始まりました。 1台あたりの平均は14人で年間延べ4,300人が利用しています。 また利用者はみはらしの湯の入湯料500円に対し50円の割引券が発行されていて運行にかかる年間の経費は約180万円となっています。 懇談会にはバス利用者でつくる「いい湯だな会」とバスを運行している伊那市観光株式会社の浦野芳一総支配人ら16人が出席しました。 浦野総支配人は「利用者の減少により継続は厳しい。」と話したのに対し、いい湯だな会は「料金負担やその他の条件を見直しても継続してもらいたい。」と要望しました。 伊那市観光株式会社は、バス運行はお風呂難民救済の特別な措置で検討する余地はあるとしたうえで8月中には判断したいとしています。
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伊那市の中心商店街で2年ぶりに盆踊り
伊那市の街部で途絶えかけている盆踊りを復活させようと、15日、歩行者天国に合わせて盆踊りイベントが行われました。 イベントでは、伊那節保存会による生唄に合わせて、浴衣姿の参加者が伊那節や伊那の盆唄を踊りました。 市内の街部ではこれまで、荒井区、山寺区、中央区で盆踊りが行われていましたが、中央区が去年中断を決め実施する地区がなくなっていました。 伝統芸能を継承しようと、通り町1丁目商店会、田楽座、伊那節保存会、アスタルプロジェクトでつくる実行委員会が、中心市街地の歩行者天国に合わせてイベントを企画しました。 市街地では、2年ぶりの開催です。 生憎の雨模様にも関わらず、飛び入りの参加者も加わるなど、夏の夜のひと時を楽しんでいました。 実行委員会では、来年以降も実施していく計画です。
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伊那弥生ヶ丘高校卒業30周年で記念同窓会
1988年に伊那弥生ヶ丘高校を卒業した同窓生でつくる「弥生88会」は、卒業30周年記念の同窓会を、11日に伊那市内で開きました。 A組からG組の7クラス310人のうち90人が同窓会に参加しました。 1988年に卒業し、今年で30年目になる事から、去年9月に同窓会の実行委員会を立ち上げ準備を進めてきました。 伊那弥生ヶ丘高校の卒業生は60歳の還暦の時に同窓会を開いていますが、30周年の記念同窓会を開いた学年は、今回が初めてだということです。 会場には、5人の恩師も駆けつけ近況を報告していました。 卒業生は今年度で48歳になります。 平澤賢司実行委員長は「家庭や職場でやりがいや生きがいを感じると共に、悩みや苦難も多い年齢です。同窓生が心をひとつにし今後の人生を語る機会になる事を願います」と挨拶しました。 会場では、高校時代の写真が、当時のヒット曲と共に上映されました。 参加者は写真を眺めながら思い出話に花を咲かせていました。
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南アルプスに多くの登山客
山の日から盆休みにかけての連休に入り、南アルプスには多くの登山客が訪れています。 標高2,032メートルの北沢峠にある長衛小屋オートキャンプサイトには、多くのテントが並んでいました。 南アルプスへの登山客の入り込みは例年7月後半から盆休みまでがピークです。 山の日の11日から12日にかけては200張のテントが張られたということです。 伊那市長谷の南アルプス林道バス営業所です。 12日午前8時5分の便では、1台のバスに乗り切れず2台のバスが運行しました。 7月からきのう現在までの1日当たりのバスの利用者数の平均はおよそ430人でした。 山の日の11日は一日でおよそ千人が利用したということです。 林道バス営業所では「登山届をきちんと提出し安全に登山を楽しんでほしい」としています。
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上伊那農業高校伝統 盆花市
南箕輪村の上伊那農業高校の生徒が育てた盆花の販売が12日、伊那市内2か所で行われました。 いなっせ北側では、午前9時の販売開始前にはおよそ100人が並び、1番早い人は午前7時頃から並んだということです。 盆花は、上農高校の生徒が春先から育ててきたもので、アスターや菊、カーネーションなど7種類です。 今回で65回を数える伝統行事で、1束500円でいなっせ北側にはおよそ250束が用意され、集まった人たちが買い求めていました。
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大明化学工業 元会長 池上房男さん死去
南箕輪村の元大明化学工業会長の池上房男さんが5日に亡くなりました。104歳でした。 池上さんは、大正2年に伊那市高遠町長藤に生まれ、昭和21年に大明化学工業に入社、昭和36年に社長に就任しました。 平成3年から13年まで会長を務めました。 2009年に伊那ケーブルテレビが撮影した当時96歳の池上房男さんは、「人には長所と短所があり長所を伸ばすことが経営には大切だ」と話していました。 池上さんの葬儀は14日に東京都で予定されていて、本人の意思もあり、近親者のみで行われる予定です。
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日本精工の選手がソフトボールを指導
南信の小学生から高校生までを対象にしたソフトボール教室が11日に伊那市内で開かれ、日本女子ソフトボールリーグ1部の日本精工の選手が講師を務めました。 教室には、小学生から高校生までの11チーム108人が参加しました。 日本精工は、今年5月の公式戦で伊那市を訪れた事が縁で、11日まで市内で合宿を行っていました。 教室は長野県ソフトボール協会の依頼で開かれたもので、選手20人が指導にあたりました。 小学生は、ボールを捕球する姿勢や動きを教わっていました。 ソフトボール協会では、「トップリーグの選手に教えてもらう事で子供たちが夢を持ち、ゆくゆくは一部リーグで活躍するような選手が育って欲しい」と話していました。
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15日通り町で盆踊りイベント
伊那まちで途絶えかけている盆踊りを復活させようと、15日に開催される恒例の歩行者天国に合わせて、盆踊りイベントが行われます。 10日は、イベントの実行委員会が、通り町の商店に集まり、当日の打ち合わせを行いました。 伊那市の町部では、ここ数年、荒井区、山寺区、中央区で盆踊りが開催されていましたが、中央区が去年中断を決め、中心市街地で盆踊りを実施する地区がなくなっていました。 このままでは伝統芸能の伝承ができなくなると話が上がり、通り町1丁目商店会、田楽座、伊那節保存会、アスタルプロジェクトでつくる実行委員会が、15日に中心市街地で開かれる歩行者天国に合わせて、イベントを開催することにしました。 踊るのは、伊那節、伊那の盆唄などです。 関係者によると、伊那の盆唄は昭和初期まで伊那まちの各地で踊られていましたが、現在は、踊れる人も少ないということです。 このイベントは、賛同者からの募金で賄われていて、実行委員会では、当日も賛同者を募りたいとしています。 伊那まち盆踊りは、15日(火)午後6時45分から午後8時30分まで、伊那市の通り町交差点で開かれています。
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子どもたちがミヤマシジミ学び感じたことを歌に
絶滅危惧種の蝶・ミヤマシジミについて学び、感じたことを歌にする子ども向けの体験プログラムが、伊那市などを会場に2泊3日の日程で開かれています。 10日は、伊那市横山の鳩吹公園周辺でミヤマシジミを観察したほか、蝶の住む環境について学びました。 ミヤマシジミは、環境省の絶滅危惧種に指定されている蝶で、オスは羽を開くと鮮やかな青色をしています。 幼虫は、コマツナギというマメ科の植物のみを食べて育ちます。 横山でミヤマシジミの生息が確認されてから地元住民が鳩吹公園でコマツナギを栽培しています。 この体験プログラムは、県内の生物の保全活動に取り組む団体で作る信州生物多様性ネットきずなが初めて開きました。 信州大学農学部に在籍していた帝京科学大学専任講師の江田 慧子さんと、伊那市出身の歌手・湯澤かよこさんが講師を務めました。 子どもたちは、鳩吹公園を駆け回り、蝶を採集していました。 午後は、観察を通して学んだことや感じたことを子どもたちが言葉にして、歌詞を考えました。 湯澤さんが作った曲に子どもたちの詩をのせて、歌いました。 プログラムは11日までで、子どもたちが作詞した曲は、10月に長野市で開かれる発表会で披露される予定です。
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高遠町総合支所 市長「なるべく早く建設する」
老朽化や耐震性に課題があり高遠町保健センターへの機能移転の方針案が示されている高遠町総合支所について、伊那市の白鳥孝市長は、「場所や規模などについては検討が必要だが、なるべく早く建て替えたい」と話し、新築する考えを9日夜、高遠町で開かれた市政懇談会で明らかにしました。 9日夜は、伊那市高遠町のJA上伊那東部支所で市政懇談会が開かれ、住民80人ほどが参加しました。 その席で、白鳥市長は、「駐車場も含め現在の位置でいいのかというのは検討する必要がある。場所・規模など課題はあるがなるべく早く建て替えたい」と、移転でなく新築する考えを示しました。 住民からは、「住民感情として、現在の場所にこだわりがあるので現地建て替えをしてほしい」といった意見や、「新しい施設にお金をかけるよりも、水道料金など日々の生活に密着したことに予算を使ってほしい」といった意見も出されていました。
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長崎に原爆投下 今年で72年黙とう捧げる
72年前の9日、長崎に原爆が投下されたました。 原爆投下時刻の午前11時2分、防災無線のサイレンが鳴り、伊那市西箕輪保育園の園児たちが黙とうを捧げていました。
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みはらしにキックバイク体験コース完成
伊那市西箕輪の農業公園みはらしファーム内に小学生未満を対象にした地面を蹴って進むキックバイクの体験コースが完成しました。 9日は、オープニングセレモニーが行われ、公園近くの西箕輪南部保育園の園児がコースの走り初めをしました。 コースは、みはらしファームの体験施設やってみらっしの南側に整備されました。 全長60mの起伏のあるコースで、ペダルがなく足で地面を蹴って進むキックバイク専用です。 地域おこし協力隊の宮坂啓介さんを中心に7月から整備してきました。 うまくキックバイクに乗ることができれば最後まで足をつかずにゴール出来るということです。 宮坂さんによりますと全国的にみても起伏のあるコースは珍しいということです。 コースの体験料は1日500円でレンタルバイクは別に30分500円かかります。 コース体験料は今月いっぱい無料となっています。 伊那市では今回の体験コースをふくめ西箕輪のみはらしファーム周辺をマウンテンバイクフィールドとして整備していく計画で今回は、そのプロジェクトの第1弾となります。
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伊那市の小中学生が全国での活躍誓う
スポーツで全国大会に出場する伊那市の小中学生が9日、白鳥孝市長を表敬訪問しました。 表敬訪問したのは陸上、水泳、柔道、ソフトボールの全国大会に出場する5人と1チームです。 富県小学校6年の小牧優我君は県小学生陸上競技大会の男子走り高跳びで1m35cmを跳び優勝しました。 全国小学生陸上大会は19日に神奈川県で行われます。 東部中3年の谷口文菜さんは 県中学総合体育大会の100平泳ぎで1分13秒43を記録し優勝しました。 全国中学校水泳大会は17日から鹿児島県で行われます。 春富中3年の大前歌音さんは県中学校陸上競技大会の混成四種競技で2675点を取り、標準記録を突破しました。 全日本中学校陸上大会は19日から熊本県で行われます。 春富中3年の笠原渉君は県中学校柔道大会66キロ級で優勝しました。 また同じく春富中3年の鈴木智仁君は90キロ級で優勝しています。 全国中学生柔道大会は22日から福岡県で行われます。 東部中学校女子ソフトボール部は北信越大会で優勝しました。 全国中学校ソフトボール大会は17日から鹿児島県で行われます。 白鳥市長は「伊那市の選手が全国で活躍するのはうれしいこと」と話し選手の活躍に期待していました。
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伊那市職員万引きで懲戒処分
伊那市は今年3月東京都で万引きをした職員を停職2か月の懲戒処分にしたと8日発表しました。この職員は退職願を提出し市はこれを受理しました。 伊那市の発表によりますと懲戒処分となったのは保健福祉部の58歳の職員です。 今年3月25日に東京都台東区上野の衣料品店で衣類4点、1万7千円相当の万引きをしたものです。 市では7日付けでこの職員を2か月の懲戒処分とし退職願が出ていたことから処分後にこれを受理しました。 この件について伊那市の白鳥孝市長は「市職員としてあるまじき行為で市の信用を傷つけることとなり市民の皆様に深くお詫び申し上げます。今後、職員研修などを通じて職員意識の向上を図るとともに再発防止と信頼回復に努めてまいります。」 とのコメントを出しています。
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台風5号 伊那地域は被害なし
日本の南西沖で発生した台風5号は、8日未明に長野県南部に最接近し、日本海側へと通過しました。 伊那地域では、この台風による被害はありませんでした。 南箕輪村田畑の大和屋農園のリンゴ畑では、8月下旬に収穫期を迎える「つがる」などをメインに育てています。 今回、風による落下など、台風による被害はほとんどありませんでした。 大和屋農園の白鳥光徳さんは「このあたりは被害がなくて本当に良かったが、大きな被害を受けている地域もある。自然災害はいつ来るかわからないので本当に心配」と話していました。 台風5号は、8日未明に長野県に最接近しました。 予報よりも進路が北にずれたため、伊那市・箕輪町・南箕輪村では大きな被害はありませんでした。 伊那バスでは、中央自動車道の一部区間で通行止めがあったため、高速バスの7日午後3時台の便から、8日午前6時台の便まで運行を見合わせました。 JR東海では、愛知県・静岡県部分で倒木があり、飯田線の一部区間の運転を見合わせましたが、県内区間については平常運転となりました。 長野地方気象台では、降水量が多かった地域では、引き続き土砂災害に注意するよう呼びかけています。
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就職は地元で 県外進学の学生にPR
地元出身で県外の大学に通う学生の就職先として、地元にも目を向けてもらおうと、インターンシップイベントが8日から各地で始まりました。 伊那市西春近の知立市野外センターでは、上伊那地域の自治体などでつくる「上伊那地域若者人材確保連携協議会」が、就活準備合宿を行いました。 合宿には、来年から就職活動を行う大学3年生や短大の1年生が参加しました。 3日間の日程で行われ、初日の8日は地元企業の経営者を講師に、短時間で多くの人と自己紹介をするなど、ロールプレイング方式でコミュニケーションを学びました。 長野県内では、県外の大学に進学した学生が地元に戻る割合は3割程だということです。 地元企業や地元の魅力について知らない学生も多いことから、協議会が去年企画しました。 協議会事務局の唐木玲さんは「」と話していました。 参加した学生は「地元が好きなので、就職できればうれしいと思い参加しました●」と話していました。
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伊那ローメンズクラブ設立20周年記念事業 スタンプラリー開催
今年の3月で設立20周年を迎えた伊那ローメンズクラブは、記念事業として、8月15日からスタンプラリーを行います。 8日は、伊那市の伊那商工会館で記者会見が開かれ、事業の内容が説明されました。 伊那ローメンズクラブは、今年3月で設立20周年を迎えました。 その記念事業として、クラブ加盟店でローメンを食べてスタンプを貯める「美味し伊那ローメンスタンプラリー」を行います。 1杯につきスタンプが1回押され、集めたスタンプの数に応じてクラブ加盟店で使える食事券がプレゼントされます。 加盟店は全部で30店舗で、10店舗制覇で2,000円分、20店舗制覇で5,000円分、30店舗全て制覇すると20,000円分の食事券がプレゼントされます。 スタンプラリーの期間は、今月15日から11月30日までです。 また、15日に行われる「伊那ローメン夏まつり」についても説明がありました。 まつりでは、やきそば風ローメンが1杯500円で提供されるほか、ビンゴ大会や激辛ローメン早食い大会などが開かれます。 今年の目玉として、第1回ローメン食い’Sカップも開催され、ローメンの知識王を決めます。 ○×クイズに答えて優勝すると、トロフィーが贈られます。 伊那ローメン夏まつりは、15日午後4時~午後9時まで、セントラルパークで行われます。
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親子で食育について学ぶワークショップ
親子で食育について学ぶワークショップが、8日と9日の2日間、伊那市のかんてんぱぱガーデン健康パビリオンで開かれています。 1日目は、市内を中心に20組の親子が参加しました。 ワークショップは、食に関する知恵や技を親子で体験しながら学んでもらおうと、伊那食品工業株式会社が開いたものです。 この日は小学校低学年の子どもたちが、寒天とゼラチンの違いについて学ぶ実験をしました。 その後、旬の果物や寒天を使ってカップゼリーを作りました。 9日は、高学年の子どもたちが「寒天の固まり方の違い」について学ぶ予定です。
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広島原爆投下から72年 市民が黙とう
1945年8月6日に広島に原爆が投下されてから72年目を迎えました。 伊那市の丸山公園では、平和の塔の前で6日市民が黙とうをささげました。 原爆が投下された午前8時15分。 集まった市民有志50人ほどが平和の塔の前で黙とうをささげました。 この平和記念式典は、戦争の悲惨さを忘れずに平和について考える機会にしようと、非核平和都市宣言をさらにすすめる伊那市民の会が実施しています。 昭和62年に会が発足し、3年後の平成2年に原爆の火を灯す平和の塔が完成しました。 式典は、原爆の悲劇を後世に伝えようと、以来毎年続けられています。 参加者は、花を手向け冥福を祈っていました。
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七夕の奇祭 さんよりこより
三峰川をはさんだ伊那市美篶と富県桜井の天伯社で月遅れの七夕の奇祭「さんよりこより」が7日、行われました。 伊那市美篶の下川手・上川手の境にある川手天伯社には、七夕飾りを手にした子どもたちが集まり始めました。 天伯社では神事が行われ、ご神体が神輿の中へと移されました。 神輿の下を3回くぐると無病息災、安産のご利益があるといわれていて、集まった子どもたちがくぐっていました。 伝統行事さんよりこよりは、三峰川の氾濫を治め無病息災を祈る行事です。 応永年間の1427年、高遠の藤沢片倉にあった天伯様が大洪水で流されて、桜井に流れ着いた後、再び流されて対岸の川手につきました。 川手には大棚機姫命、桜井には瀬織津姫命と双方に天伯社が祀られたと言い伝えられています。 神輿くぐりが終わるとさんよりこよりがはじまります。 子ども達は、さんよりこよりと唱えながら3周した後合図とともに氾濫を引き起こす鬼に見立てた大人をめった打ちにし、これを3回繰り返します。 さんよりこよりが終わると降り出した雨の中、ご神体を乗せたみこしを担いで富県の桜井にある天伯社を目指します。 三峰川を天の川にみたて神輿を渡るさまは、七夕の織姫と彦星の年に一度の逢瀬になぞられています。
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台風5号 8日未明から昼にかけて最接近
台風5号は、8日の未明から昼にかけて県内に最接近する見通しです。 伊那市西箕輪の白鳥フルーツ農園では、台風に備えて極早生りんご「夏あかり」の収穫に追われていました。 夏あかりは、お盆の贈答用やお供え物として需要がありこれから収穫のピークを迎えます。 台風に備え、2~3日後に予定していた収穫を早めたということです。 長野地方気象台では、あすの未明から昼にかけて県内に最接近するとみています。 伊那市などでは、強風や大雨への備えに加え、土砂災害や低い土地の浸水・河川の増水や氾濫に注意し、危険を感じた時は早めに避難するよう呼びかけています。
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熱狂の2日間 60回記念伊那まつり
勘太郎まつりから数えて60回の記念伊那まつりが、5日と6日の2日間行われ、市内は熱気に包まれました。 伊那まつり初日は、山寺から西町までのおよそ1.5キロが歩行者天国となり、100連およそ6,500人が市民おどりに参加しました。 今年のテーマは「のぞむ」で、60年の伝統を継承しさらに魅力ある祭りへと発展させていこうという思いが込められています。 この日の最高気温は、今季最高の34.8度まで上がり暑い1日となりました。 また、夕方には一時雨が降りましたが、参加者は最後まで躍動感あふれる踊りを披露していました。
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少年の塔慰祭を前に 環境整備
満蒙開拓青少年義勇軍少年の塔慰霊祭が5日伊那市の伊那公園で行われます。 4日は慰霊祭を前に小中学校の教諭およそ50人が草刈りや木の剪定を行いました。 満蒙開拓青少年義勇軍は、昭和13年から終戦までの間、満州開拓のために国や県が奨励したものです。 上伊那からは教育会が中心となり募集をとりまとめ約600人が満州に行き、91人が命を落としたということです。 少年の塔は、戦時中、満蒙開拓青少年義勇軍として大陸に渡り望郷の念にふける少年の像で昭和36年に建立されました。 上伊那教育会では、毎年慰霊祭を行っていて、今年はより多くの人にこの歴史を知ってもらおうと一般の参加者も募っています。 慰霊祭は5日午前8時から伊那公園内にある少年の塔前で行われます。
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宮島酒店がアルプスのパノラマ写真集刊行
伊那市の造り酒屋宮島酒店は、山の日施行1周年を記念して、中央アルプス・南アルプスの山々を映したパノラマ写真集を刊行しました。 完成した3冊の写真集は中央アルプス・南アルプスを近隣の山々から見たもので、山の名前が記されています。 写真は、宮島酒店の宮島敏社長が撮影しました。小学4年生のころ父親からカメラをもらったことがきっかけで写真を始め、山登りも趣味としています。 山頂で、少しずつカメラを回しながら撮影し、パソコンのソフトで合成しました。 これまでも、山の上から見渡したパノラマ写真帳を、友人や山小屋において配ったところ、ぜひ写真集にしてくれないかとの声があったことを受けての刊行です。写真集はつなぎ合わせることもできます。 宮島酒店では、この写真集と特別純米酒をセットにして、ふるさと納税の返礼品として伊那市に提案しています。 写真集は、1冊600円(税別)で、7日の午後から宮島酒店で販売するほか、順次、市内の酒販店や山小屋などでも販売されるということです。
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ベースボール型指導法を元プロ野球選手に学ぶ
平成23年度から小中学校の体育の授業で必修となった「ベースボール型」の指導法について学ぶ研修会が、4日、伊那市高遠町のほりでいドームで開かれました。 研修会には、中日ドラゴンズのピッチャーだった遠藤 政隆さんと、千葉ロッテマリーンズのピッチャーだった長崎 伸一さんら元プロ野球選手二人を含む、4人が講師として招かれました。 ベースボール型とは、野球やソフトボールのように攻守交替するスポーツのことです。 小中学校の体育の授業で必須化したベースボール型の指導方法を研修し、野球やソフトボールに関心を持ってもらおうと伊那市教育委員会が初めて開きました。 市内を中心に教員34人が参加し、ゲームを通して指導法を学びました。 野球の経験がない子どもにも楽しんでもらえるように考案されたのがこちらのゲームです。 攻撃側は、好きな場所にボールを投げ、守備側がボールを拾い、守っている全員が外野に集まり座った時点でランナーはアウトとなります。 進塁毎に1点ずつ入る仕組みで、ホームランだと4点になります。 攻撃側は、ボールを大きく投げたり、転がしたりして一つでも多い進塁を目指していました。 講師の一人は、「ゲームを通して子どもたちが自ら考える指導をしてあげてほしい」と話していました。