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IR整備慎重に 市議会が意見書提出へ
伊那市議会最終日の16日カジノを含む統合型リゾート施設IRの整備にあたり慎重な措置を講ずることを求める意見書を提出する議員提出議案が出され賛成多数で可決されました。 議員提出議案では国民の声を十分に聴くとともに慎重な制度設計をしていくことやギャンブル依存性対策などカジノに伴う有害な影響を適切に排除するための措置を講じ国民の理解を得ることを求めています。 意見書は衆参議長、内閣総理大臣など関係機関に提出されます。 また同じく議員提出議案として出されたIRの整備推進に関する法律の廃止を求める意見書の提出については賛成少数で否決されました。 ほかには放射能汚染された廃棄物及び汚染土を持ち込まないことを求める決議や地域活性化の拠点となる高遠高校の存続と35人以下学級の導入を求める意見書の提出に関する議員提出議案が可決されました。
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峠の茶屋を民間に売却へ
伊那市は伊那市高遠町と茅野市を結ぶ国道152号、杖突峠にある峠の茶屋を民間に売却する方針です。 峠の茶屋は平成24年から来年3月31日までの契約で伊那市に事業所がある伸和コントロールズ株式会社が営業を行っています。 売却について伊那市では今後維持管理費などが増大すると予想していて民間に売却し財政のスリム化を図るとしています。 売却は一般公募とし展望施設を無料で利用できることなどを条件としています。 伊那市と茅野市の共有となっていて伊那市が2割、茅野市が8割で売却については茅野市も了承しています。 来年1月に一般公募を開始し3月中に売買契約を締結する予定です。
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区の事業を年度ごとに統一へ
伊那市は現在1月1日から12月31日までの年ごとに行っている区の事業について平成32年4月を目途に年度ごとに変更する方針です。 これは16日伊那市役所で開かれた市議会全員協議会で報告されたものです。 平成27年と28年の区長を対象に行った市のアンケート結果によりますと年度ごとに変更した方が良いと回答した人が46%、現在のままが良いが32%、どちらでも良いが22%でした。 変更した方が良い理由としては「市の年度と同じ方が役職、事業などがやりやすい」「交通安全協会、地区社会福祉協議会などとの任期がずれており自治会運営がやりにくい」などの意見が出されています。 これらアンケート結果から市では平成32年4月を目途に区の事業を年度の統一に向け取り組むとしています。
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横山産のりんごを使ったシードル完成
伊那市横山産のリンゴを使った発泡酒「シードル」の新酒がこのほど完成しました。 横山で今年からシードルの醸造をしている「カモシカシードル醸造所」では横山産の「シナノスイート」を使ったシードル2種類が完成しました。 リンゴの早生種を使った「ラ・プリミエール・セゾン」と中生種を使った「ラ・ドゥージェム・セゾン」の2種類で醸造所の他、市内の酒販店4店舗で1本1,620円で16日から販売されています。 醸造所は東京都で福祉施設を運営する有限会社グルップボエンデが経営しています。 標高が高くリンゴ農家が多い地域の特性にあったものを作ろうとシードルづくりを始めました。 中には信州大学農学部と協同で作った赤い果肉のリンゴを使ったものもあります。 醸造途中で色が抜けてしまうなど手間がかかることから今年は55本しか作れなかったということです。 赤い果肉のリンゴを使ったシードル「ロゼ」は、限定55本、1本3,240円で醸造所、市内の酒販店4店で19日から販売されるということです。
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伊那市の高遠高校生徒 中学校で書道を指導
伊那市の高遠高校の生徒は15日、春富中学校の生徒に書道を指導しました。 指導したのは高遠高校芸術コース書道専攻と書道部の生徒4人です。 春富中学校の1年生3クラスを指導しました。 高校生は、文字の配置やバランスを見ながらアドバイスしていました。 高遠高校では、地域での体験学習活動を市内全域で行う「高遠学園構想事業」を行っていて、この日もその一環です。 これまで高遠中学校、長谷中学校での指導を毎年行っていて、今年は初めて春富中学校のほか、東部中学校、西箕輪中学校でも行われています。
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クイズで特殊詐欺の被害を防止
伊那警察署などは特殊詐欺の被害防止を呼び掛けるクイズを載せたチラシを作製し、15日から啓発活動での使用を始めました。 年金支給日の15日、八十二銀行伊那支店では、伊那警察署の署員や伊那防犯協会連合会のメンバーなどがクイズが書かれたチラシを配り、特殊詐欺の被害防止を呼び掛けました。 伊那警察署によりますと、詐欺被害にあった人の9割が「自分は被害に合わない、詐欺とは無縁だ」と思っていたという事です。 伊那署管内での今年の特殊詐欺被害発生件数は7件、1,009万8,000円で、去年の同じ時期に比べ、1件、560万円減少しているという事です。 水際で被害を防ぐ事ができた事案もあり、金融機関や家族が詐欺に気づき取られるのを防いだ事案は、わかっているだけでも14件、1,200万円分あるという事です。 伊那署では、午前中のお金の電話は詐欺なので留守電にして電話にでない、身に覚えのない請求メールは無視する、コンビニで電子マネーを買ってと言われても応じないなど被害を防ぐポイントをあげています。
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伊那西小学校 多目的施設概要示す
伊那市の伊那西小学校のランチルームなどとして活用する多目的施設の概要が14日開かれた伊那市議会総務文教委員会で示されました。 伊那西小学校の給食は、来年度から伊那中学校で作る共同調理場方式となります。 これに伴い給食室を解体し、新たに会議にも使えるランチルームを備えた多目的施設が作られます。 木造平屋建てで延べ床面積はおよそ260平方メートルです。 事業費は8千7百万円で、財源はふるさと納税による基金と合併特例事業債を活用します。 来年3月末から工事を行い、来年9月に完成する予定です。 また14日の委員会では、自衛隊の駆け付け警護に反対する陳情が賛成少数で不採択、高遠高校の存続などを求める請願が全会一致で採択されました。
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伊那スキーリゾート シーズンの安全を祈願
伊那市西春近の伊那スキーリゾートで、今シーズンの無事を祈る安全祈願祭が14日行われました。 式にはスキー場や市の関係者、地元地権者など40人が出席しシーズン中の無事を祈願しました。 今年は夜の冷え込みもあり、スノーマシーンによる雪づくりが順調で、年内には全面滑走できそうだという事です。 今シーズンはゲレンデの一部を開放し、16日にプレオープンし、17日から営業を始める予定です。 地元の高校生をターゲットに伊那市駅からのシャトルバスの運行やリフト券の学割を今シーズンから行います。 伊那スキーリゾートは、中京や関西方面などから年間におよそ5万人あまりが利用しています。
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伊那市御園のラーメン大学 施設利用者にラーメン振る舞う
伊那市御園のラーメン大学伊那インター店は、市内の障害者福祉施設の利用者を招いてラーメンを振る舞いました。 14日、長谷の障害者社会就労センターさくらの家の利用者15人がラーメン大学を訪れました。 店長の小松光明さんは、普段家の外で食事をする機会の少ない人達にもラーメンを食べてもらい地域に感謝の気持ちを伝えようと25年ほど前から毎年ラーメンの無料券を贈っています。 今年も市内の障害者福祉施設の利用者、120人分を贈りました。 さくらの家の小松幸子所長は「随分前からこの日を楽しみにしていた利用者もいて、とてもありがたいです」と感謝していました。
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長谷中学校 地域住民と野沢菜漬けを体験
伊那市の長谷中学校の生徒は7日、地域住民を講師に招いて野沢菜の漬物作りを体験しました。 1年生17人が地域の農家から漬け方を教わりました。 長谷中学校では9月に野沢菜の種を撒き、11月に収穫をしました。 自分たちで育てた野沢菜で漬物を作る予定でしたが、長雨の影響で虫がつき全滅してしまったため近くに住む人からわけてもらったものを使って漬物を作る事にしました。 2センチほどに切ってつけると味が浸み込むのが早く3日ほどで食べられるという事です。 酢や醤油、砂糖を入れ均等になるようによく混ぜます。 最後に40キロほどの漬物石を置いて寝かせます。 長谷中学校では、毎月1回、地域住民を招いて交流する「長谷の縁側」を行っていて、この日もその一環で漬物作りの体験が行われました。 1月は漬けた野沢菜を使っておやきを作り味わう予定です。
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柘植晃さん 高齢者施設でウクレレ漫談披露
クラリネットやウクレレの演奏をする伊那市の柘植晃さんが6日、伊那市のデイサービスセンターふくじゅ園を訪れ、ウクレレ漫談を披露しました。 この日は、柘植さんがウクレレを弾きながら高齢者に気を付けてほしい特殊詐欺や交通安全などの漫談を披露しました。 柘植さんは元伊那市役所の職員で、現在は高齢者施設やのういきいき教室に出向いてボランティアで楽器の演奏をしています。 今回は、特殊詐欺被害や交通事故に遭わないポイントなどを呼びかけながら漫談を披露しました。 お年寄りに、昔の歌謡曲を思い出し懐かしんでもらおうと、リンゴの唄なども披露しました。 施設の利用者は、カスタネットやマラカスを持って一緒に口ずさんでいました。 柘植さんは「昔の記憶を呼び起こしてもらいこれからも元気でいてもらいたい。高齢者が関わる事故や事件も多いので漫談を思い出して気を付けてもらいたい」と話していました。
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作家・小林俊行さん デビュー作の本を伊那市に寄贈
伊那市山寺の小林俊行さんは、作家としてのデビュー作「或る定年退職者の華麗なるアルバイト」を、13日伊那市に寄贈しました。 この日は、小林さんが伊那市役所を訪れ、白鳥孝市長に本を手渡しました。 寄贈した本は、小林さんの作家としてのデビュー作品「或る定年退職者の華麗なるアルバイト」です。 ある土木技術者が、定年退職後に第2の人生の変化を求めて銀行から大金を盗むため完全犯罪を計画するというストーリーです。 小林さんは、諏訪市内の総合建設会社で土木業専門技術者として41年間務め、後半20年程は役員として経営にも携わりました。 本には小林さんが主人公として登場します。 部下を教育する上で本を読むことを勧めるうちに、自分でも小説を書くようになったということです。 伊那市には5冊寄贈し、伊那図書館や公民館図書館などに置かれる予定です。 小林さんが執筆した小説「或る定年退職者の華麗なるアルバイト」は、来年1月から全国200の書店で1冊1,500円で販売されます。
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い~なちゃんカード年末年始にポイント加算
商店主らでつくる伊那市コミュニティーカード協同組合は、創立20周年を記念して通常よりも多くポイントが加算されるイベントを行います。 13日は、伊那市の伊那商工会館で、イベントの概要を説明しました。 伊那市コミュニティーカード協同組合は平成8年から商店街などで買い物をするとポイントが貯まるい~なちゃんカードを発行しています。 加盟店での支払い108円につき1ポイントが貯まり、カードに入金しておけば現金がなくても支払いができます。 組合創立20周年を記念して15日から18日までポイント5倍セールを行います。 また来年1月2日から8日まではポイント2倍セールを行い、貯まったポイントで東京ディズニーランドのチケットなどが当たる抽選会を予定しています。 組合では、この機会に買い物をしてポイントを貯めてもらいたいと話していました。 い~なちゃんカードの加盟店は13日現在93件で会員数はおよそ8100人です。 今回は20周年を記念して、加盟店に置くのぼり旗も製作しました。 組合では、今後新規加盟店を増やし、若い人たちにもい~なちゃんカードを持ってもらえるよう力を入れていきたいとしています。
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休園中の伊那西部保育園 廃園の方針
伊那市は、平成24年度から園児数の減少で休園となっている伊那西部保育園を今年度末で廃園にする方針を13日明らかにしました。 これは13日開かれた伊那市議会社会委員会協議会で報告されたものです。 伊那市では、定員の半数30人を下回り健全育成や効率的な保育運営が困難だとして、伊那西部保育園を平成24年度から休園としています。 伊那市によりますと、休園後の入園希望者は平成25年度は0で、26年度と27年度は、それぞれ1人でした。 平成28年度と29年度は希望者はいませんでした。 平成22年に策定された伊那市保育園整備計画では、定員の半数以下である場合は当面休園とし、5年間入園希望者が半数以上にならなければ廃園にするとしています。 伊那市によりますと伊那西部保育園区の小沢、横山、平沢、ますみヶ丘、中の原の0歳から5歳までの子どもは現在およそ30人だということですが、ほとんどの子ども達が竜西や竜南保育園に通っています。 議員からは「見通しが立たなければやむをえない」といった意見が出されました。 伊那市では、廃止に関する条例案を来年の3月定例議会に提出することにしています。
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伊那市公共交通会議 来年度運行計画を承認
伊那市地域公共交通会議が12日伊那市役所で開かれ、循環バスやデマンドタクシーの来年度の運行計画が承認されました。 循環バス2路線とデマンドタクシー1路線の新たな運行経路が示され、承認されました。循環バスは「新山・桜井・貝沼線」と「三義・長谷循環バス」が、デマンドタクシーは「伊那西部地区お手軽乗合タクシー」が、一部分変更されます。 この日はこの他、今年度のこれまでの公共交通利用状況が報告されました。 10月末現在、バス・デマンドタクシーの総利用者数は、5万8,266人となっています。 今年度末までの利用者数を9万5,026人と予測していて、昨年度より2,466人、新伊那市になって今の交通体系になった平成22年度より、2万6,253人少なくなっています。 利用者が減っていることついて伊那市では、公共交通を主に利用する学生の人口減少が大きな要因と見ていて「高齢社会が進む中山間地では路線の維持がまず第一。地域ごとに関心を持ってもらえるような環境づくりをしていきたい」と話しています。
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子育てを考える集い
NPO法人山の遊び舎はらぺこは、ドキュメンタリー映像作家を招いて映画の上映と講演会を11日に伊那市内で開きました。 上映した映画は、伊勢真一監督の「風のかたち」です。 小児がん患者のために奮闘する医師と小児がんの子どもたちの10年を記録した映画です。 山の遊び舎はらぺこでは、子育てや子どもを取り巻く環境について考える場にしようと毎年子育てを考える集いを開いています。 会場には、保護者や地域住民、医療従事者など200人が訪れ、映画を鑑賞し、伊勢監督の話に耳を傾けました。 伊勢監督は、「10年間をかけて映画の素材を撮ったというよりかかわりを深めていった。子どもたちが語る夢が現実になるのを自分の目で見たことで、小児がんは治るんだと納得できた。」と話していました。 映画を見終わったある保護者は、「大人も子どももお互い支え合って生きているということをあらためて感じた。」と話していました。
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下水道料値上げ 市議会経済建設委で採択
伊那市議会・経済建設委員会が12日、市役所で開かれ、下水道料金を値上げする条例改正案が賛成多数で採択されました。 賛成5、反対1の「賛成多数」により条例改正案は採択されました。 伊那市では、来年4月1日付けで下水道料金を全体で6%値上げしたい方針です。 一般的な家庭で水を20立方メートル使った場合、3,550円だった料金は3,700円に値上がりする計算になります。 下水道料金については、市民有志が値上げに反対する署名を集めていて、12日現在1,177人分となっています。 委員会には下水道料金の値上げストップを求める請願も提出されましたが、賛成1、反対5で不採択となりました。 また委員会ではこのほか、伊那市長谷の鹿嶺高原にある山荘「雷鳥荘」について、個人の支払いだった宿泊料金を、部屋ごとの支払いとする条例改正案も出され、審議の結果採択されています。 宿泊料金は人数に関係なく1泊1部屋1万2,000円となります。 この日採択された議案については、16日の市議会で報告され、採決されることになっています。
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井月句集「Jours d'errance」 フランスで出版
江戸末期から明治にかけて伊那谷を放浪した、漂泊の俳人井上井月の句集が、この度フランスで出版されました。 フランス語版の句集は「Jouls(ジュール) d´errance(デランス)」というタイトルで、日本語訳は「漂泊の日々」です。 著者は日本人のフランス文学翻訳家の故・見目(けんもく)誠さんとフランス人の画家で俳句作家のパトリック・ブランシュさんです。 表紙には、ブランシュさんが描いた井月の顔が使われています。 中には井月の俳句、109句が解説付きで紹介されています。 12日は井上井月顕彰会顧問の宮下宣裕ろ)さんが記者会見を開き、フランスでの出版について説明しました。 今回のフランスでの出版は、映画「ほかいびと 伊那の井月」のフランス語訳を依頼した見目(けんもく)さんとブランシュさんが井月のファンだったことがきっかけです。 井月の1500近い句をすべてフランス語訳したいと意気込んでいた見目さんは2013年に事故で亡くなってしまいましたが、その遺志を継いで、ブランシュさんが句集を完成させたということです。 直訳するとただの解説文になってしまうため、訳したものをブランシュさんがフランス語版の5・7・5にして、フランスでの作品価値を高めているということです。 宮下さんは「井月のようにすべてを捨てて放浪するというのは並大抵のことではない。今の時代の中でもそんな生活を取り戻していく必要があるのでは、というひとつのメッセージがこの本に込められているのかもしれない」と話していました。 句集「Jouls d'errance」は、1冊17ユーロ、日本円でおよそ2000円でインターネットを中心に現地で販売されているということです。 日本でもインターネットでの購入は可能だということです。
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弥勒そば祭り
地元産のそば粉を使った弥勒そば祭りが11日伊那市高遠町の弥勒多目的集会施設で行われました。 昼時には会場に地域住民が訪れ、打ち立てのそばを味わっていました。 そばを打っているのは地元住民有志でつくる弥勒そばの会のメンバーおよそ20人です。 弥勒そばの会では、20年ほど前から遊休農地を利用してそばを育てていて、地域の人たちに味わってもらおうと毎年祭りを行っています。 そば祭りには毎年350人ほどが訪れていて、会では持ち帰り用も含め700食ほどを打ったということです。
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VC長野 連勝を3に伸ばす
日本バレーボールリーグの2部リーグVチャレンジリーグⅠ、VC長野トライデンツの試合結果です。 VC長野は11日、大同特殊鋼レッドスターと対戦し、セットカウント3対1で勝利しました。 また10日は、警視庁フォートファイターズと対戦し、セットカウント3対1で勝っています。 連勝を3に伸ばしたVC長野は、次回、来年1月14日にホームの伊那市民体育館で富士通カワサキレッドスピリッツと対戦します。
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ニシザワ読書感想文表彰式
株式会社ニシザワが毎年小中学生を対象に募集している読書感想文の表彰式が11日伊那市創造館で行われました。 今年は、小学生から498点、中学生から884点、合わせて1,382点の応募がありました。 小学生低学年の部では、伊那東小3年の村上創くん、高学年の部では、西春近南小6年の春日美礼さんの作品が最優秀賞に選ばれました。 中学生の部では、春富中2年の竹松和徳くんの作品が最優秀賞に選ばれました。 表彰式では、優秀賞に選ばれた小学生と中学生にも賞状と図書カードが手渡されました。 荒木康雄社長は、「本を読んで心の幅を広げ、生きるはげみにしてほしい」とあいさつ。 松田泰俊伊那市教育委員長は、「読書は心を映す鏡。皆さんの感想文からもたくさんのことを教えられた」と講評しました。 読書感想文は、13日の長野日報に掲載されます。
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月乃星綬さん パステルアート展
駒ヶ根市在住のパステルアート作家、月乃星綬さんの作品展が、伊那市のかんてんぱぱホールで開かれています。 会場には、30年以上前のものから近作までおよそ60点が並んでいます。 月乃さんは京都府出身のパステルアート作家で、今年の6月から駒ヶ根市に住んでいます。 パステルアートは、粉状の染料を指で塗る画法です。 展示してある作品は、妖精を主人公に20年以上前からストーリーが繋がっているということです。 富士山を作品の中に入れることも多く、「色合いやグラデーションを楽しんでもらいたい」と話していました。 月乃星綬さんのパステルアート展は、12日(月)まで、伊那市のかんてんぱぱホールで開かれています。
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伊那中央病院「信州型総合医育成プログラム」に認定
伊那中央病院は、高齢化が進む地域に対応できる医師を育てる長野県の「信州型総合医養成プログラム」に認定されました。 総合医は特定の臓器や疾患に限定せず全身を幅広く診療できる医師のことです。 長野県では、医師不足が依然深刻で、高齢化が進んでいることから、総合医の養成に取り組む医療機関を認定しています。 来年度開始分は、伊那中央病院を含む県内16病院が認定されました。 認定された病院では、県の奨学金制度の利用者や初期臨床研修医などに対してプログラム受講者を募り、来年4月から研修を始めます。
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南アルプスジオパーク 再認定
10月から11月にかけて行われた南アルプスジオパークの再認定審査の結果が9日発表され、南アルプスジオパークは「再認定」されました。 日本ジオパーク委員会では審査結果について、「自治会を中心とした非常に熱心な取り組みがあり、地域活動をけん引するリーダーが生まれている。また教育活動が実践され、非常に高度な解説がされている」としています。 日本ジオパーク委員会では、4年に一度、ジオパークを活用した取り組みや見どころの保全が行われているか再認定審査をしています。 南アルプスジオパークは、平成20年12月に日本ジオパークに認定されていて、今回、2回目の再認定となりました。
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「航空宇宙特区」に伊那市・箕輪町が追加指定
これから発展が期待される航空宇宙産業の育成に向けて、国が特区を指定する「アジアNO.1航空宇宙産業クラスター形成特区」に、新たに伊那市と箕輪町が追加指定されました。 特区となった自治体内の指定企業が優遇措置を受けられます。 特区の参加企業に指定された、伊那市福島の精密部品製造業株式会社テク・ミサワです。 今年から航空事業に参入し、飛行機の主翼に使われる部品を製造しています。 飛行機の部品の製造には、1000分の1ミリの非常に高い精度が必要だということです。 航空宇宙産業クラスター形成特区は、航空宇宙産業の育成を目指し国が設けたものです。 これまで県内では飯田地域の5市町村が指定されていましたが、県は区域拡大を目的に9月に追加指定の申請を行っていました。 今回、伊那市、箕輪町など上伊那、諏訪地域の10市町、23社が新たに指定されました。 伊那ケーブルテレビ放送エリア内の参加企業は伊那市では、㈱テク・ミサワ、㈱ハイデックス、箕輪町ではシキボウ(株)、有限会社伸和工作の4社です。 企業は航空宇宙関連の設備投資をする際に税金の優遇措置などが受けられます。 長野県は、「特区の拡大を通じて、県内の技術の高度化や生産拡大を加速させていきたい」としています。
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い~な雑穀フェスタで料理教室
様々なレシピを知ってもらう事で雑穀の普及につなげようと、伊那市長谷で10日「い~な雑穀フェスタ・料理教室」が開かれました。 アマランサスを良く熱したフライパンでポップさせます。タルトの上に温野菜をのせて食べる「ベジデコケーキ」のトッピングになります。 料理教室は、伊那地域アマランサス研究会や伊那市などでつくる、い~な雑穀ネットワークが、毎年この時期に行っている「雑穀フェスタ」の一環で開かれました。 この日は市内を中心に32人が参加し、雑穀クリエーターの梶川愛さんのレシピを学びました。教室では、アマランサスをトッピングするベジデコケーキのほかに、もちきびともちあわ入りの冬野菜スープ、粉状にしたしこくびえと米粉でつくるガレットの3品を作りました。 梶川さんは、炒めたり、茹でたり、粉状にするなどして食感に変化がつくようレシピを工夫したという事です。 い~な雑穀ネットワークでは、栄養価の高い雑穀のより良い取り入れ方を知ってもらい普及に繋げていきたいとしています。
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そろばんコンクール 小中学生が計算の速さ、正確さ競う
日本珠算連盟が主催するそろばんコンクールが伊那市の伊那商工会館で10日に開かれ、子どもたちが計算の速さと正確さを競いました。 伊那市、箕輪町、南箕輪村にある8つのそろばん教室に通う小学2年生から中学1年生までの72人が参加しました。 かけ算、わり算、みとり暗算、みとり算の4種目で、制限時間内にどれだけ多くの問題を正確に解いたかで合計点を競います。 これまでそろばんを使わない暗算コンクールを毎年7月に行っていましたが、参加者の減少により去年は開催できませんでした。 今年はそろばんを使って解答するコンクールに変更したところ初心者でも参加しやすくなり、例年より20人近く増えたという事です。 採点の結果、最高得点者の「そろばん伊那一」は伊那東小学校3年の藤原拓海君に決まりました。 日本珠算連盟伊那支部によりますと、脳の活性化を目的にそろばんを始めるシルバー世代も増えているという事で「楽しさを多くの人に知ってもらい普及に努めたい」と話していました。
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信大公開講座 地域の新しい産業創出を考える
地域の人材育成を目的に信州大学が行っている公開講座が10日、伊那市のいなっせで開かれ環境を活かした新しい産業の創出について受講生がディスカッションしました。 「地域戦略プロフェッショナルゼミ」と題して平成26年から行われている公開講座です。 今回のテーマは、伊那市の中心市街地の環境を活かした新しい産業の創出です。 参加者からは「空き店舗や使っていない2階部分を活用して学習スペースを作ったらどうか」「京都にあるような川床をつくって水を切り口に豊かな自然をアピールしたらどうか」などの意見が出ていました。 講座は「環境共生の未来学」について学ぶもので来年3月までの全15回となっています。
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日本酒「やまむろ」 新酒完成で奉納
伊那市高遠町の地酒「やまむろ」の新酒が8日に出来上がり、関係者が鉾持神社の酒の神様に奉納しました。 「やまむろ」は、高遠町の酒販店などでつくる「高遠旨い酒研究会」が作っている日本酒です。 農事法人山室が作った酒米「ひとごこち」を使い、高遠の酒蔵「仙醸」で仕上げた、純高遠産の地酒です。 この日は、関係者12人が鉾持神社に祀られた酒の神様に「やまむろ」を奉納しました。 今年は、秋の長雨で酒米の出来が心配されましたが、大きな影響もなく良いものが出来上がったということです。 神事ではお神酒として「やまむろ」が配られました。 北原義克会長は「本当に美味しいと自信を持って言えるものが完成した。純高遠産の日本酒を楽しんでもらいたい」と話していました。 日本酒「やまむろ」は、1瓶1300円で、高遠町内の酒販店7店舗で11日から販売されることになっています。 【販売店】◆叶屋酒店 ◆旭屋酒店 ◆高田酒店 ◆酒舗にんべん ◆桜井酒店 ◆十一屋商店 ◆萬寿屋商店
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死亡事故多発で安全運転街頭啓発
交通死亡事故の多発により、長野県交通安全運動推進上伊那地方部は9日、伊那市役所前で街頭啓発を行いました。 この日は、伊那交通安全協会のメンバーや伊那警察署の署員などが、道行くドライバーに夜間の早めの点灯や減速など、安全運転を呼びかけました。 長野県は、上伊那地域での交通死亡事故が11月の1か月間で3件発生していることから、今月7日に「交通死亡事故多発警報」を発令しました。 死亡事故の発生件数は10件となり、今年5年ぶりに二桁になりました。 伊那警察署では「暗くなるのが早い時期。早めの点灯や見えにくい場所では減速するなど十分注意して運転して欲しい」と安全運転を呼びかけています。