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高遠スポーツ公園文化体育館 今年秋から改修工事
伊那市は、21日に開かれた市議会全員協議会で、高遠スポーツ公園文化体育館の耐震補強を行うための改修工事を実施する事を報告しました。 耐震診断の結果、基準を満たしていない事がわかったという事です。 今年秋に工事を始め、来年秋の完成まで約1年間利用できなくなります。 工事費用は合併特例債を財源とした約5億円です。 伊那市では、早めに利用の再開ができるよう、来年度当初予算で工事を実施していくという事です。
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伊那市営住宅 子育て世帯の要件緩和へ
伊那市は、子育て世帯の市営住宅の入居要件を、来年度から緩和する方針です。 21日に開かれた伊那市議会臨時会で条例改正案が提出され、全会一致で可決されました。 市営住宅の入居要件は、これまで世帯の収入が月15万8千円以上ある事でした。 これが、40歳未満の夫婦または、中学生以下の子どもがいる子育て世帯に限り、12万3千円以上に引き下げられます。 また、中学生以下の子どもがいる場合の家賃は2割減額となります。 収入の額が入居要件となっている市営住宅は高遠町地区、長谷地区に159軒あるという事です。 改正された伊那市営住宅条例は4月1日から施行されます。
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赤カブに似た野菜、ビーツをスムージーに
ストレッチ体操や健康食の教室を主宰する伊那市西町の原田信子さんは、ウクライナ原産の野菜、ビーツをスムージーにした商品を開発し販売を始めました。 18日、原田さんが市役所で商品の概要を説明しました。 「生き生きするビーツスムージー」という商品名で、西箕輪の農家が有機無農薬栽培したビーツを使っています。 ビーツは赤いカブのような形をしたウクライナ原産の野菜です。 皮をむいたビーツをミキサーにかけたもので、食物繊維を摂取できるほか、疲労回復や動脈硬化予防などの効果が期待できる成分が含まれているという事です。 原田さんは伊那谷で栽培された農作物の良さを多くの人に知ってもらおうと一昨年から開発に取り組んできました。 凍らせたものをヨーグルトに混ぜたり、ドレッシングにしてもいいという事です。 「生き生きするビーツスムージー」は伊那市の酒店いたやなどで販売されているほか、市内の串正と梨麻で提供しています。 価格は200ミリリットル入り750円となっています。
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マイコンカーラリーで駒工2年の中村俊介君が全国優勝
ロボットカーの速さを競う高校生の全国大会ジャパンマイコンカーラリー2016の上級者部門で、伊那市西箕輪大萱で駒ヶ根工業高校2年の中村俊介君が優勝しました。 20日は中村君と駒ヶ根工業高校ロボット研究制作部顧問の小池伸一教諭が伊那市役所を訪れ、白鳥孝市長に優勝の報告をしました。 中村君の全国大会出場は2回目で、去年は決勝トーナメントでコースアウトしてしまいました。 今年はどんなコースにも対応できるようプログラムを組んだりギアを3週間かけて調整するなど優勝をめざしてきたということです。 10日に東京都で開かれた全国大会には、地区大会で上位となった59台が出場し、予選と決勝トーナメントが行われました。 決勝戦では1周65メートルのコースを走り、15.22秒で2位に0.15秒差をつけ優勝しました。 白鳥市長は、「来年も優勝して報告しに来てください」と話していました。
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若手作家公募個展「トライアル・ギャラリー」
長野県ゆかりの若手作家3人による公募個展「トライアル・ギャラリー2015」が21日から伊那市の伊那文化会館で始まります。 この展示会は、伊那文化会館が若手作家を支援しようと去年から開いているものです。 美術展示ホールを3つのエリアに分け、3人の作家が個展を開いています。 長野市在住の伊藤倫さんは、和紙や廃材の段ボールを使った創作書道を展示しています。 大町市在住の遠藤励さんは雪のあたたかさやぬくもりをテーマにした写真を展示しています。 駒ヶ根市在住の原口風花さんは、4号から200号までの油彩画18点を展示しています。 サイやヤギ、ゾウなどを多く描いていて、動物の持つエネルギーや力強さを表現しているということです。 赤や黄色など鮮やかな色が特徴で、東南アジアを旅行した経験がもとになっているということです。 若手作家公募個展「トライアル・ギャラリー2015」は、26日(火)まで伊那市の伊那文化会館で開かれています。 24日(日)午後1時半からは作家による作品解説が行われます。
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地区の安泰願い上戸で大文字下ろし
伊那市西箕輪上戸の小正月の伝統行事「大文字」。行事を締めくくる大文字下ろしが20日行われました。 大文字は、道祖神のある辻に柱を建て、厄除けや家内安全、五穀豊穣を願う行事です。 上戸では、約2300年前から始められたと言われ、今でも曜日にとらわれず14日に柱を建て20日に下ろしています。 朝5時半、太鼓の音が響くと大文字柱のある三ツ辻に区民が集まってきました。男衆およそ60人が、綱やサスマタを使い電線などに当たらないよう慎重に柱を下していきます。 長さ12メートル程の柱が無事下ろされると、巾着や花飾りが取り外されると集まった人たちは、気に入った物を持ち帰っていました。 持ち帰った飾りは、縁起物として今年1年間、各家庭の神棚に飾られます。 家に飾られた古い物は正月の縁起物などと一緒に23日に行われるどんど焼きで燃やされるということです。
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上伊那医療体制維持に向け公立3病院連携必要
伊那市の白鳥孝市長は20日開かれた定例記者会見で上伊那の医療体制の維持に向け、「公立3病院が連携していかないと堅持できない」との考えを改めて示しました。 伊那中央病院、昭和伊南総合病院、町立辰野病院の経営の一本化について白鳥市長は「財政面などで課題があると」答えました。 しかし、上伊那全体の医療体制の維持に向けては、相手があることとしたうえで、「産婦人科や小児科など医師確保が難しい診療科では、公立3病院で医師の応援など連携が必要」と話していました。
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伊那市職員研修 上農生が講師に
伊那市役所の職員を対象にした研修会が19日に開かれ、初めて高校生が講師を務めました。 市の理事者や職員およそ60人を前に発表をするのは上伊那農業高校の生徒です。 耕作放棄地の解消や、有害鳥獣対策など農業をとおして地域の課題解決に取り組んでいる上農生を講師に迎え、今後の取り組みの参考にしようと研修が行われました。 このうち、有害鳥獣対策で捕獲された鹿の有効活用について研究しているグループは、身近な食料資源として地産地消する仕組みを作る事が消費拡大へのカギだと説明しました。 そのためには「代表となる料理」「観光向け」「身近なレシピ」などニーズに合った調理方法の開発や、価格を抑えるために解体施設を普及させることが必要だと話していました。 19日はこのほかに、上農生が開発した鹿肉の餃子とジャーキーがふるまわれました。 白鳥孝市長は「高校生と協力し、農業を基にした地域づくりを進めていきたい」と話していました。
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杖突峠トラックスリップ 一時通行止め
国道152号杖突峠は、スリップしたトラックにより20日午前11時頃から4時間あまり通行止めとなりました。 茅野警察署によりますと、事故が起きたのは、杖突峠の頂上から約100メートル茅野市側に下った場所です。 事故を起こしたトラックは、茅野市方面に進行中スリップし道を塞ぐ状態で停止しました。 このため杖突峠は、午前11時ごろから午後3時までのおよそ4時間に渡り、通行止めとなりました。 この事故によるけが人はいませんでした。 警察では、月曜日に降った雪により、路面が滑りやすい状態となっている、運転には十分注意してほしいと呼び掛けていました。
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ガソリンスタンドの計量器に軽自動車衝突
伊那市山寺のガソリンスタンドで20日、スタンド内の計量機に軽自動車が衝突する事故がありました。 これによるケガ人はいませんでした。 伊那警察署の発表によりますと事故があったのは20日、午前8時10分ころで、上伊那郡内の66歳無職の男性が運転する軽自動車が給油のためにガソリンスタンドに入った際、計量機に衝突したものです。 計量機は反対側で給油していた男性の軽トラックに倒れかかりました。 運転していた男性と給油中の男性、従業員にけがはありませんでした。 また計量機が破損したことによる燃料漏れもないということです。 事故の原因について伊那警察署では運転操作を誤ったものとみていて危険物を取り扱う場所では細心の注意を払うよう呼びかけています。
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いな少年少女合唱団がマタイ受難曲演奏会に出演
いな少年少女合唱団は、30日に東京都で開かれるバッハ作曲の「マタイ受難曲」の演奏会に出演します。 17日は演奏会に向け、東京から指揮者を招き練習をしました。 17日は演奏会で指揮を担当する福島章恭さんを招き、伊那公民館で練習をしました。 マタイ受難曲は、聖書を題材にした曲で、バッハ最高傑作の一つとされています。 合唱、ソリスト、オーケストラが演奏する大編成の曲で、全体の演奏時間は3時間を超えます。 全体で70曲ほどで構成されていて、いな少年少女合唱団は、そのうちの2曲に出演します。 演奏会に出演する東京の合唱団の伴奏者が、いな少年少女合唱団と親交があり、出演が決まりました。 福島さんは、ドイツ語の発音や声の強弱など指導していました。 「マタイ受難曲」の演奏会は、30日(土)午後3時から、東京都のめぐろパーシモンホールで開かれます。
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新ごみ処理施設事業 落札者決定
伊那市富県に建設される新しいごみ中間処理施設の整備運営事業落札者は神戸市の㈱神鋼環境ソリューションを代表とするグループに決まりました。 落札金額は158億9千万円となっています。 19日は、上伊那広域連合で記者会見が開かれ入札結果が報告されました。 事業者は、兵庫県神戸市に本社を置く神鋼環境ソリューションを代表とし上伊那の7社が協力企業となっているグループです。 上伊那広域連合によりますと入札は総合評価一般競争入札で、2グループから提案書の提出があり総合評価の結果、技術、価格とも両面で評価されました。 落札額はおよそ158億9千万円となっています。 処理量は1日当たり118トンで処理方式を流動床式ガス化溶融炉としています。 受注実績は同じ方式で15件あるということです。 施設は、最新の排ガス処理により環境への影響を最小化しごみを燃やすエネルギーによる発電で施設の電力を賄います。 また、敷地内にマレットゴルフ場や足湯など憩いの場を整備する計画です。 事業期間は、設計・建設が平成28年度から3年間、運営、維持管理が平成31年度から15年間の合わせて18年間となっています。 2月下旬に事業仮契約を締結し広域連合議会に議案として提出することになっています。
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旧井澤家住宅で新春書画展
地元出身の芸術家の作品や骨董品、今年の干支「申」にちなんだ作品が並ぶ「新春書画展」が、伊那市西町の旧井澤家住宅で開かれています。 展示会は、伊那部宿を考える会が毎年開いていて、会場には掛け軸や美術作品などおよそ130点が展示されています。 掛け軸は、中村不折や小坂芝田など地元出身の芸術家の作品や井上井月の句が書かれたもので、そのほとんどは今回初めて展示されたものだということです。 他に、伊那市長谷の手芸グループ「美里会」は毎年干支にちなんだ木目込人形を展示しています。 地元の芸術家にも協力を呼びかけ、伊那市の漫画家橋爪まんぷさんの申にちなんだイラストや、西春近の酒井一さんの木工作品なども並びます。 新春書画展は25日まで、旧井澤家住宅で開かれています。
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イーナムービーズ動画をHPで公開
伊那市の魅力を市内外に発信するシティプロモーション映像「イーナ・ムービーズなつかしい未来」のHPが開設し一部の映像が公開されています。 18日は、総合プロデュースをする伊那市出身で人物デザイナーの柘植伊佐夫さんらが記者会見を市内で開きました。 開設したHPには、これまでに撮影した市内の自然や歴史、文化などが紹介されています。 この他、4分ほどでまとめた高遠城址公園や子育て支援センターなどを映した春編と南アルプスや伝統行事さんよりこよりなどの夏編が公開されています。 現在は冬編の撮影が行われていて柘植さんは「鹿の猟やジビエについて紹介したい」と話していました。 伊那市では、この映像を首都圏の列車内やテレビCMなどで放送するとしています。 伊那市のプロモーション映像は3月の完成を予定しています。
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伊那警察署管内の3団体が交通栄誉章を受章
伊那交通安全緑十字会など伊那警察署管内の3団体が、交通安全活動に功績があったとして交通栄誉章を受章しました。 18日、3団体の代表者が伊那警察署を訪れ受章の報告をしました。 伊那交通安全緑十字会は、自宅訪問や出前講座を通して、高齢者の交通事故防止の活動を行っています。 伊那東小学校は、地域住民と協力し、学校周辺地域での車の最高速度を時速30キロに制限する「ゾーン30」の指定に貢献しました。 南箕輪村の信英蓄電器箔株式会社は、研修会を実施するなど社員の交通安全意識向上に努めています。 交通栄誉章は交通安全活動に貢献した団体に全日本交通安全協会会長から贈られるものです。 今回全国で、団体は44団体、学校は48校、事業所は92事業所が受章しています。
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3月に合唱フェスティバル「田中眞郎とうたう仲間たち」開催
50年以上にわたり上伊那地域で合唱の指導にあたってきた田中眞郎さんの功績を称える合唱フェスティバルが3月27日に伊那文化会館で開かれます。 田中さんは飯山市生まれの78歳。 新潟大学教育学部の音楽科を卒業後、上伊那の高校で合唱クラブの育成に務めたほか現在も合唱団の指導にあたっています。 一昨年田中さんが伊那市から教育文化功労の表彰を受けたことがきっかけで、これまでに指導を受けた有志が集まり合唱フェスティバル「田中眞郎とうたう仲間たち」実行委員会を立ち上げました。 昨夜は初めての合同練習が伊那市のいなっせで行われ7つの合唱団からおよそ120人が集まりました。 合唱フェスティバルでは、各合唱団の演奏のほか有志による合同演奏、ミュージカルなどの企画ステージも予定されています。 実行委員会では「田中さんの指導を受けた人たちが一堂に会しこれからの活動の礎となる一大イベントにしていきたい」と話しています。 合唱フェスティバル「田中眞郎とうたう仲間たち」は3月27日に伊那文化会館で開かれ、入場料は500円を予定しています。
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伊那地域も大雪 生活に影響
伊那地域は18日未明から雪が降り始め朝から雪かきをする人の姿が見られました。 雪が原因による停電が発生したほか中央道が通行止めになるなど生活にも影響が出ました。 長野地方気象台は午前0時過ぎに上伊那地域に大雪警報を出し警戒を呼びかけました。 伊那地域は今シーズン初めて市街地でも雪が積もり、朝から住民が雪かきにおわれていました。
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400年の歴史 羽広の獅子舞 奉納
伊那市西箕輪羽広で400年あまりの歴史がある羽広の獅子舞が17日、仲仙寺本堂で奉納されました。 午前7時、雄獅子と雌獅子による舞が始まりました。 口を閉じているのが雄獅子、口をあけているのが雌獅子で、2頭の舞合わせが特徴です。 大きく静かに舞う「肇国の舞」や剣を使い悪魔を打ち払う「剣の舞」など、5つの舞で構成されていて、総称して「阿吽の舞」と呼ばれています。 羽広の獅子舞は市の無形民俗文化財に指定されていて、区内全戸が会員となる羽広獅子舞保存会が受け継いでいます。 獅子舞の奉納が終わると、北と南に分かれて区内の家庭を周り家内安全や五穀豊穣を願う「戸毎舞」が行われました。 家には家族や近所の人たちが集まり、舞を楽しんでいました。 今年は南北合わせて30戸を周りました。 羽広の獅子舞は一部を焼失した仲仙寺の再興を祝い舞ったのが始まりで、奉納は400年あまり続いているということです。
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小正月の行事「賽の神」地域の安泰願う
伊那市東春近中殿島に伝わる小正月の伝統行事、賽の神のどんど焼きが17日行われ地域住民が家内安全や無病息災を願いました。 17日は高さ8メートルほどの青竹から「お月さま」や「柳」と呼ばれる飾り物が外されました。 青竹は1週間前に建てられたものでこの行事は賽の神と呼ばれています。 中殿島の城上東や城上西、渡場の一部に伝わるもので今は地元の中学生が主体となって行事を引き継いでいます。 青竹に付けられていた「柳」と呼ばれる色紙で飾り付けをした竹は縁起物として地区内に配られます。 地域に古くから住んでいる人によりますと「柳」は丸めて輪にしてから屋根に投げ家内安全を願いましたが今は玄関に飾る家が多いということです。 中学生が「柳」を配っている間に大人たちが青竹を切ったものや正月飾りをどんど焼きで燃やす準備をします。 どんど焼きには20人ほどが集まり、火が付けられると正月飾りは勢いよく燃え、ダルマのはじける音が響いていました。 賽の神を行った住民有志は「地域に残る伝統行事として守っていきたい。」と話していました。
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大学入試センター試験始まる
大学入試センター試験が16日と17日の2日間の日程で、全国一斉に始まりました。 今年は、信州大学農学部の講義棟が改修工事中のため、伊那市の伊那弥生ヶ丘高校を会場に試験が実施されました。 県内では13か所で行われ、南信地域の受験生は弥生ヶ丘高校と駒ヶ根市の県看護大学で試験を受けます。 今年のセンター試験には、全国でおよそ56万人が受験していて、うち長野県は1万26人、南信地域は1,239人となっています。 初日の16日は、文系科目の試験が行われ、伊那弥生ヶ丘高校には試験開始の1時間以上前から受験生が続々と集まっていました。 校門前には各高校の担任が応援に駆け付け、受験生の緊張を和らげていました。 午後4時現在、県内の試験会場ではトラブルなどはなく順調に進められているということです。 17日は、理数科目の試験が行われることになっています。
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故・北原青雲さん遺墨展
伊那市高遠町出身の書家で、平成12年に75歳で亡くなった北原青雲さんの遺墨展が16日から伊那市のかんてんぱぱホールで始まりました。 会場には掛け軸やふすま、額装など110点が展示されています。 北原青雲さんは、大正15年伊那市高遠町生まれ。 教員となり、南箕輪中、箕輪中で校長を歴任しました。 上伊那書道協会会長などを務め、平成12年に75歳で亡くなりました。 「伊那まつり」の題字や、上伊那の企業の社名なども手掛けています。 この作品は、伊那市の歌を書いたものです。 30年ほど前に伊那ライオンズクラブの30周年記念として制作されたもので、現在でも伊那市役所の敷地内に展示されています。 遺墨展は、北原さんの17回忌を機に功績を称えようと、親交の深い7人が発起人となり実行委員会が開きました。 北原青雲遺墨展は、24日(日)まで伊那市のかんてんぱぱホールで開かれています。
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JA上伊那生活部会東部支所 いきいき女性の集い
JA上伊那の女性組織、JA上伊那生活部会東部支所の第22回いきいき女性の集いが16日伊那市のJA上伊那本所で開かれました。 16日は東部支所から120人が参加しました。 伊那地区の生活部会のメンバーでつくるグリーンコーラスの童謡や歌謡曲などを聞きました。 JA上伊那生活部会東部支所は高遠町・長谷地区の農家の女性などで作るもので、現在437人が所属しています。 体操やダンス、ハーモニカなどの教室を開き交流しています。 いきいき女性の集いは、1年に1度会員が一堂に会し親睦を深めようと行われています。 参加者は、一緒に歌を口ずさんでいました。 東部支所の伊藤とみ子部会長は「各種活動に参加することで生活部会を一層盛り上げていってほしい」と話していました。
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みはらしの湯で設備故障 臨時休業
伊那市西箕輪の日帰り温泉施設みはらしの湯で、15日濾過タンクと循環ポンプが故障し、現在臨時休業となっています。 復旧のめどはまだついていないということです。 みはらしの湯を運営する伊那市観光㈱によりますと、きのう午後4時頃から濾過タンクと循環ポンプが故障したということで、施設は現在臨時休業となっています。 復旧の見通しはたっておらず、早くても19日以降になる見込みだということです。 なお、羽広荘と温泉スタンドは通常通り営業しています。 伊那市観光㈱では「お客様にご迷惑をかけてしまい、大変申し訳ありません。早く再開できるよう準備を進めたい」と話していました。
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西春近郵便局に感謝状
伊那警察署は、架空請求詐欺を未然に防いだとして、伊那市の西春近郵便局に感謝状を贈りました。 15日は、小林敏明局長ら3人が伊那警察署を訪れ、内川政澄署長から感謝状を受け取りました。 去年12月25日、西春近郵便局に伊那市の70代の女性が訪れ、定額預金を解約し、300万円を引き出そうとしたところ、窓口を担当している宮原さちこさんがいつもと様子が違っていることに気づき、上司の西村康子さん、局長の小林さんに報告。 話の内容から特殊詐欺を疑い伊那署に通報しました。 伊那署によりますと、架空請求詐欺だったということですが、この女性は、詐欺を全く疑っていなかったということです。 去年1年間、伊那署管内の特殊詐欺被害は、8件700万円で、未然に防いだものは、コンビニや金融機関などの協力で13件1,700万円でした。 伊那署では、「金融機関で実施しているチェックシートが浸透しつつある」と話しています。
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上伊那美術教育研究会OB有志 第5回スケッチ旅行作品美術展
小中学校の元美術教諭による第5回スケッチ旅行作品美術展が、14日から伊那市のいなっせで開かれています。 会場には8人の作品、27点が展示されています。今回は作品展を始めて10年の節目となる事から大作を中心に展示しています。 ギリシャのエーゲ海やフランスのノートルダム寺院、イタリアの住宅など、これまでの力作が並んでいます。 小中学校の美術教諭でつくる上伊那教育会美術教育研究会のOB有志は毎年国内外でスケッチ旅行を行っていて2年に1度作品展を開いています。 平均年齢は80歳で、退職後の楽しみとして自由に絵を描いているという事です。 事務局の小林修一郎さんは「これからもみんな元気に、長く続けていきたい」と話していました。 上伊那美術教育研究会OB有志による第5回スケッチ旅行作品美術展は、18日(月)までいなっせ2階の展示ギャラリーで開かれています。
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JR飯田線 踏切の遮断機故障で渋滞
15日午後4時ごろから、伊那市内のJR飯田線の伊那市駅から伊那北駅までの6つの踏切の遮断機が下りたままとなり、その影響で交通渋滞が発生しました。 遮断機が下りたままとなったのはJR飯田線で北は旭町第2踏切から南は伊那市駅北側の踏切までの6つの踏切です。 JR東海によると、遮断機の故障によるものだということです。 落雷など、何らかの不具合を検知した際に下りたままになることがあるということです。 市街地の交通に影響があり、線路を横断したい車両で渋滞が発生しました。 徒歩で移動していた女性は、途方に暮れていました。 電車が通過後一時的に遮断機は上がりましたが、その後、また下りたままとなり、午後5時9分まで下りたままの状態でした。 午後5時15分現在は通行可能となっていて、原因については調査中だということです。 JR飯田線では、安全確認を行ったため、列車は午後5時15分現在、最大13分の遅れが出たということです。
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伊那西高校文芸クラブの生徒の作品が「現代百人一首」入選
伊那市の伊那西高校の文芸クラブの生徒が、東洋大学が主催する「第29回現代百人一首」に入選しました。 伊那西高校文芸クラブは、短歌や俳句、小説などの創作活動をしています。 現代百人一首は、学生ならではの視点から日常生活で感じたことなどを詠むもので、東洋大学が主催しています。 1年の加藤朱香さんは 「お小遣い貯めてようやく手に入れた ヒールの高さと大人の気分」と詠みました。 2年の小椋環さんは 「背表紙が色褪せている祖母の書を 独りでなでる祖父の手のひら」と詠みました。 3年の遠山愛実さんは 「人受けを気にしてばかりいる私 『つまらないよ』と母の一言」と詠みました。 現代百人一首には、全国から56,972点の応募があり、100点の入選作品の中に3人の作品が選ばれました。
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一堂に会し総合学習発表交流会
伊那市内すべての15の小学校が一堂に会し、総合的な学習の成果を発表する学習発表交流会が、15日伊那市の伊那文化会館で開かれました。 学習発表交流会は、学びの意欲を高め、伊那市に生きる仲間としての一体感を育てていこうと伊那市教育委員会が年に1回開いているものです。 市内15の小学校全てが参加して、日頃から取り組んでいる総合的な学習の成果を発表しました。 写真を使いながらこれまでの活動をまとめ紹介していました。 このうち伊那北小学校は、「ワクワクドキドキ里山探検隊」と題し寸劇をまじえながら身近にある里山での体験を発表しました。 そり作りを振り返る場面では、苦労したことや完成した時の達成感をいきいきと表現していました。 この総合的な学習発表会は、伊那市教育委員会が2014年から開いていて、今年で3年目となります。 この様子は、2月6日に第1部、13日に第2部をご覧のチャンネルで放送します。
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春近神社で合格祈願祭
高校入試をひかえた伊那市の春富中学校の3年生は、15日近くの春近神社で合格を祈願しました。 伊那市東春近の春近神社は、その名のとおり春が近い神社として毎年合格祈願祭をこの時期に行っています。 今年も受験をひかえた近くの春富中3年の生徒136人が2回に分かれて合格祈願をしました。 合格祈願祭は、神社の清掃奉仕などのお礼として、地域をあげて受験生を応援していこうと平成24年から毎年行われています。 花畑樹彦宮司は、「受験は試練だが、不安を克服しようと努力することで成長する。合格の便り、春は近い。合格したらぜひ報告に来てください」と生徒に呼びかけていました。 慣れない正座でしびれをきらした生徒たち。 合格祈願が終わると合格鉛筆が1人1人に配られていました。
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伊那スキーリゾートで小学校のスキー教室ピーク
伊那市西春近の伊那スキーリゾートで、小学校のスキー教室がピークとなっています。 14日は、伊那小学校の3年生と5年生、南箕輪小学校の5年生、合わせて350人ほどが訪れました。 中ア山麓スキー学校のメンバーがインストラクターをつとめ、レベルごとにグループをつくって指導しました。 伊那スキーリゾートは雪不足のため去年オープンを延期しましたが、先月30日から全面滑走が可能となりました。 14日の積雪は40センチ程になっているという事です。 小学校のスキー教室は来週末までがピークで平日は一日2、3校が訪れるという事です。 伊那市内のすべての小学校のほか、箕輪町、南箕輪村、辰野町、飯田市からも利用があり、シーズン中、3,000人の小学生を受け入れるという事です。