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伊那市消防団 上伊那大会激励
13日に飯島町で開かれる消防団ポンプ操法、ラッパ吹奏の上伊那大会に出場する伊那市消防団の3チームの激励会が8日、市役所で開かれました 8日は、朝5時30分から伊那市役所駐車場で上伊那大会に出場する3チームが、白鳥孝市長らが見守る中、操法などを披露しました。 上伊那大会に出場するのは、自動車ポンプの部が竜東分団第一部。 小型ポンプの部が美篶分団第二部末広班。 ラッパ吹奏の部には、ラッパ隊で選抜された20人が出場します。 選手たちは、きびきびとした動作でそれぞれの種目を披露していました。 白鳥市長は「伊那市の代表として立派な成績を収めることを期待する」と激励していました。 それぞれの分団長は「県大会出場をめざしチーム一丸となって頑張りたい。上伊那大会では最高のパフォーマンスをしたい」と話していました。 上伊那大会は13日に飯島町の飯島運動場で開かれることになっています。
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新宿高野へ ブルーベリー出荷作業
伊那市は、JA上伊那と協力して東京都新宿区にあるフルーツの老舗専門店新宿高野でブルーベリーフェアを18日から開催します。 それを前にフェアで使用するブルーベリーの出荷作業が伊那市高遠町で始まっています。 新宿高野で商品として使用されるのは伊那市高遠町勝間のブルーベリーです。 特別養護老人ホームさくらの里近くにある30アールの畑に6種類およそ1000本のブルーベリーが植えられています。 地元有志でつくる勝間ブルーベリー生産組合「さんベリー」が桜以外の観光資源にしようと10年前から栽培しています。 大粒で味が良いことから今回、勝間のブルーベリーが選ばれました。 8日は、メンバーたちが朝早くからびくを腰に巻いて収穫作業をしていました。 新宿高野へ出荷するのは、酸味があるブルークロップと甘味が強いブルーレイの2種類です。 今年は、色づくまえに落ちてしまった実もあるということですが、甘味が強く出来は良いということです。 朝摘んだブルーベリーは篩で選別した後、パック詰めされます。 新宿高野への出荷は7日から始まっていて8日は、12キロを発送しました。 ブルーベリーフェアは今月18日から31日まで新宿高野で開かれます。 期間中は伊那産のブルーベリーを使ったパフェが提供される他生産者が品種の特徴や食べ方を教えるフルーツ教室も開かれる予定です。
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高遠第2第3保育園 七夕流し行事
伊那市高遠町の高遠第2第3保育園で8日、七夕流しの行事が行われました。 高遠第2第3保育園では、きのうの七夕に合わせて6月中旬から保育園に飾り付けをした笹を飾っていました。 今日は、園児24人で七夕流しの行事として笹を燃やしました。 全員で「たなばたさま」を歌うと手を合わせて願いを込めていました。
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三ツ星受賞の「ときわの命水」人気
伊那市富県の有限会社いすゞが販売する天然水「ときわの命水」がこのほど国際味覚審査機構で最優秀賞にあたる三ツ星を受賞しました。 販売している、いすゞには連日この水を求める人たちが訪れています。 ときわの命水は地下水を汲み上げた天然水です。 会社は伊那市富県貝沼にあり評判を聞きつけた人たちがポリタンクを持参し訪れています。 行列ができるほどの人気で大量に買い込む人も珍しくないということです。 ときわの命水は6月に世界中の食品や飲み物の味を審査する国際味覚審査機構から最優秀賞にあたる三ツ星を受賞しています。 また生活製品の国際評価機関のモンド・セレクションでは去年と今年の2年連続で最高金賞を受賞しています。 この水はいすゞの織井常和社長が自宅の庭に井戸を掘り汲み上げたものです。 飲んだ人から「体の調子が良くなった。」など評判が評判を呼び国際機関から認められるほどになりました。 ときわの命水は伊那市富県のいすゞで購入できるほか、ペットボトルでの販売も行われています。
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第10回伊那経営フォーラム
地域のリーダー像について学ぶ伊那経営フォーラムが5日、伊那市の伊那文化会館で開かれました。 このフォーラムは伊那青年会議所などでつくる実行委員会が開いているもので、今年で10年目です。 これまでは大ホールで開催していましたが、参加者との距離を縮めようと今年は小ホールで開かれました。 パネルディスカッションでは株式会社織建の織井常昭社長など4人が「今、自分にできること」をテーマに話しました。 織井さんは、父親から経営を引き継いだときのことについて話していました。 質疑応答のコーナーでは、伊那食品工業株式会社の塚越寛会長らが参加者の質問に答えていました。 フォーラムにはおよそ400人が参加し、経営者の話に耳を傾けていました。
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ムシ採り名人がクワガタを贈る
地元でカブトムシやクワガタ採りの名人として知られる伊那市東春近の森登美男さんは7日東春近小学校の児童にクワガタをプレゼントしました。 森さんは現在75歳。 毎年孫が通う東春近の保育園や小学校に自分で捕まえたカブトムシやクワガタをプレゼントしています。 今年は6月におよそ200匹のノコギリクワガタを捕まえたということです。 森さんはクワガタを入れたケースを1、2年生の児童1人一人に配っていました。 受け取った児童らはうれしそうにのぞきこんだり、触ったりしていました。 森さんは天竜川や三峰川沿いの柳の木などたくさんいる場所を知っていて毎年この時期がくるのを楽しみにしているということです。 学校や保育園へのプレゼントは10年ほどになるということで、森さんは「子どもたちの笑顔を見るためまだまだ続けていきたい。」と話していました。
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伊那まつりの歴史学ぶ
今年の伊那まつり市民踊りに参加する伊那東小学校3年生の児童が7日、伊那まつりの歴史について学びました。 祭りの歴史を知ってもらおうと、伊那まつり実行委員会が開いたものです。 この日は、市民踊りに参加する3年生の児童96人が体育館に集まり、講師から話を聞きました。 講師は、元伊那市役所職員として伊那まつりの企画や運営に携わった柘植晃さんが務めました。 柘植さんは、昭和33年に始まった勘太郎まつりが伊那まつりの前身になると話していました。 また勘太郎祭りは昭和18年にヒットした映画「伊那の勘太郎」にちなんだ祭りだと説明していました。 最後は、ドラゴン踊りを全員で踊りました。 伊那東小学校では毎年3年生が伊那まつりの市民おどりに参加しています。 第42回伊那まつりは8月2日と3日に開かれます。
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高遠山すそコーラス演奏会
伊那市高遠町を中心に活動するコーラスグループ、山すそコーラスの演奏会が5日、信州高遠美術館で開かれました。 山すそコーラスは、上伊那の有志、33人でつくるグループです。 演奏会は、毎年開かれていて、今年で9回目になります。 会場には200人ほどが訪れ、混声合唱を中心に22曲を披露しました。 1曲ごと演奏が終わると大きな拍手がおくられていました。 また、今回の演奏会には初めて、伊那市と友好提携している、東京都新宿区の職員でつくる、新宿区職員コーラスが出演しました。 これは、山すそコーラスが、友好提携を結ぶ、新宿区に呼びかけたもので、親睦と交流を深めたいと願っていた両者の思いが今回実現したということです。 山すそコーラスの小林弘子会長は、「友情の輪を広げ、山すその町、高遠町に美しいハーモニーを響かせたい」と話していました。 新宿区職員コーラスの武井雅宏代表は、「呼んでいただけたことに感謝し、今後も交流を続けていきたい」と話していました。 最後は、出演者全員で、「夏の思い出」を合唱しました。
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音楽グループ「ネモ」コンサート
伊那市内を中心に活動する音楽グループ「ネモ」によるコンサートが6日、伊那図書館で開かれました。 市内の30代でつくる「ネモ」は、アートと音楽を融合させたイベントを開いている音楽チームです。 家族で楽しめる音楽をモットーに保育園や病院、祭りなど様々な場所でコンサートを開いていて伊那図書館では初めてです。 6日は、伊那図書館の1階ロービーでコンサートが開かれ、親子連れなどが音楽を楽しみました。 コンサートでは、子どもたちが知っているアニメソングなど6曲が披露され、訪れた子どもたちは音楽に合わせ手拍子をしたりしていました。 訪れていたある母親は「図書館で音楽を聞けるのは新鮮。子どもと楽しい時間を過ごせました」と話していました。 音楽グループ「ネモ」は、来週の13日にも伊那市新山のトンボの楽園でコンサートを開く予定です。
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一般向けのジオツアー
9月に伊那市で開かれる第5回日本ジオパーク全国大会を前に、一般向けのジオツアーが6日行われました。 これは、全国大会を前にジオパークについて市民にも関心をもってもらおうと南アルプスジオパークガイドの会が一般を対象にするものとしては初めて開きました。 南アルプスジオパーク中央構造線エリアは飯田市、伊那市、富士見町、大鹿村にまたがるエリアです。 9月の全国大会では、大会参加者向けに南アルプスジオパークエリア全体で8コースのジオツアーを実施する計画でその8コースのうち6日は市内で実施するコースのひとつを案内しました。 ジオパークツアーでは、中央構造線以外にもその地域にある旧跡なども巡ります。 6日は、市内から15人が参加し、北沢峠周辺を散策したり、国の重要文化財に指定されている熱田神社などを訪れました。 ジオパークは、地層や地形、断層などの地質現象を観察できる場所をいいます。 ツアーでは、ジオパークガイドの2人が参加者にわかりやすく解説しました。 このうち伊那市長谷の溝口露頭では総延長1000キロを超えると言われる中央構造線を見ることができます。 参加者たちは、ガイドの話に耳を傾け中央構造線の成り立ちなどについて理解を深めていました。 一般向けのジオツアーは20日と27日にも予定されていて、次回は、高遠城址公園や秋葉街道を巡るということです。
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前長50mの大流しそうめん大会
伊那市内で5日、全長50メートルの大流しそうめん大会が開かれ、訪れた親子連れで賑わいました。 合図ともに始まった大流しそうめん大会。 その長さは全長50メートル、用意したそうめんは100束25キログラムです。 これは、JA上伊那伊那支所の新築1周年を記念する夏まつりのメインイベントとして行われたもので、親子連れなどおよそ150人が訪れました。 JA上伊那伊那支所は、施設の老朽化により去年7月に建てかえられ、今年1周年を迎えます。 午前中雨が降っていた今日の伊那地域ですが昼前にはやみ、流しそうめんが始まる頃には日がさしていました。 子ども達は、流れてくるそうめんを上手に掴んで味わっていました。 それでも、50メートル先では掴み切れなかったそうめんでザルがいっぱいになっていました。 JA上伊那伊那支所では、10月18日に支所祭を予定していて、とれたて野菜の販売などを行うということです。
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伊那ローメンZUKUラブ発足
B―1グランプリへの継続的参加を目標に伊那市とローメンを市民主導でPRしていこうと、新たに伊那ローメンZUKUラブが4日発足しました。 4日は、新団体設立に関する記者会見が伊那商工会館で開かれました。 従来から活動している伊那ローメンズクラブは、伊那市内のローメン店でつくる団体で食を通じた町おこしに取り組んでいます。 平成23年からはご当地グルメによる町おこしの祭典「B―1グランプリ」に参加していて、全国にローメンの魅力を発信してきました。 しかし、B―1グランプリの主催者側から「伊那ローメンズクラブは店主の集まりであり出場資格の1つである市民主導の団体ではない」と判断され、B―1グランプリに出場できる本部加盟団体から参加資格のない支部加盟団体に今年の3月に降格しました。 この状況をなんとかしようと、ボランティア有志らが新団体発起人会を立ち上げ、市民主導の団体ローメンZUKUラブを発足させました。 会員集めは公募で行わず、スカウト制を基本とするとしています。 ZUKUラブでは、「来年のB―1グランプリへの参加を目指す」としています。
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西高祭 5日と6日の2日間
今年で30回目となる伊那西高校の文化祭「西高祭」が5日6日の2日間行われています。 今年のテーマは「Pure~西恋ガールズ★あふれる笑顔の宝石箱~」です。 純粋な心を大切にし、あふれるぐらいの輝く笑顔で素敵な時間を過ごしたい」との思いが込められています。 午後からは一般公開が行われ、家族や友人らで賑わいました。 2年1組の教室では、伊那西高校創立30周年の歴史について、写真や文章でまとめ展示しています。 3年4組は、修学旅行で北海道を訪れた際に撮影した写真を使ってモザイクアートをつくりました。 各クラスの展示の他に、クラブ活動の発表もあり、茶華道クラブはお点前を披露していました。 西高祭は6日も、午前9時30分から午後3時まで一般公開されます。
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ガールスカウト26団 英会話講座
伊那市と南箕輪村の子ども達が所属するガールスカウト26団の、英会話講座が5日伊那市の伊那公民館で開かれました。 ガールスカウト26団は、伊那市と南箕輪村に住む保育園児から高校生までの43人が所属しています。 この日は、このうち10人が参加しました。 英会話講座は、伊那ライオンズクラブの協力で毎年開かれています。 講師は、アメリカオレゴン州出身で市内を中心に英会話を教えているケイティーさんが務めました。 講座では、アルファベットのかるたや、歌に合わせて体を触る手遊びをしました。 英会話講座は月に2回開かれる予定で、歌やゲームを交えながら行っていくということです。
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伊那部宿を考える会 会員所蔵の書画展
伊那部宿を考える会の会員が所蔵している書画展が6日から、伊那市西町の旧井澤家住宅で開かれます。 会場には、伊那部宿を考える会の会員7人が所蔵している42点の作品が並んでいます。 一番多いのが掛軸で、中村不折や小坂芝田など、地元にゆかりのある作家の作品も展示されています。 また、インドネシアの代表的なおみやげの1つ、木彫りの置物などを見ることもできます。 展示会は今回で5回目で、毎年出したことのない作品を出品しているということです。 伊那部宿を考える会の会員所蔵の書画展はあすから、伊那市の旧井澤家住宅で開かれます。 なお、入館料は大人200円、子ども100円となっています。
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優秀安全運転事業所表彰 伊那警察署管内2事業所が銀賞受賞
従業員の安全運転や違反・事故防止に努めたとして、伊那警察署管内の2つの事業所が優秀安全運転事業所表彰の銀賞を受賞しました。 表彰されたのは、伊那市西箕輪の佐川急便㈱伊那営業所と、南箕輪村大芝の㈱マシンエンジニアリングです。 優秀安全運転事業所表彰は、自動車安全運転センターと長野県警が行っているもので、従業員の安全運転や違反・事故防止に努めた事業所を表彰するものです。 佐川急便㈱伊那営業所の橋立貞夫所長は「事故で悲しむ人がいない環境づくりを1人1人意識を持ってこれからも取り組んでいきたい」と話しました。 ㈱マシンエンジニアリングの伊藤忠治代表取締役は「社員の意識向上のためにやってきたことは無駄ではなかった。引き続き全社員一丸となって取り組んでいきたい」と話しました。 表彰は年に3回行われていて、今回は県内の124事業所から申請があり、このうち18の事業所が表彰されました。
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高山植物等保護対策協議会 今年度保護意識やマナー高揚
高山植物等保護対策協議会が4日、伊那市山寺の南信森林管理署で開かれ、今年度の事業として、高山植物等の保護意識やマナーの高揚を図ることなどが承認されました。 協議会には、南信地区の市町村関係者らおよそ30人が出席しました。 平成25年度の保護取締件数は、平成24年度より34件多い468件でした。 具体的な内容として「踏み荒らし」「禁止区域への侵入」が合わせて355件で、全体の76%を占めました。 増えた主な要因として「写真撮影や休憩の際の無意識な行為、知識の欠如によるものが多い」ということです。 協議会では今年度の事業として、保護パトロールを強化していくほか、関係機関や団体と協力して保護柵や保護標識の整備等を実施していくとしています。
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森林税上伊那地域会議
森林税を活用して行う施策について住民の意見を聞く上伊那地域会議が4日伊那合同庁舎で開かれました。 会議には、委員に委嘱されている関係する団体の代表など9人が出席しました。 森林税は、平成20年度から導入されていて、間伐や里山の集約化などが進められています。 25年度からは間伐した木材の搬出支援も始まりました。 税収規模は、毎年6億円ほどです。 委員からは、近年のゲリラ豪雨で山における作業道整備が崩壊をもたらす危険があるとして、県の指導強化を求める意見や森林を伐採してのメガソーラー開発を危惧する意見がありました。 会議では、市町村の申請により配分される総額1,328万円の森林づくり推進支援金の配分案が示されました。 伊那市は、松くい虫の被害木の処理などに420万円、箕輪町も松くい虫対策などに151万円、南箕輪村は、大芝高原関連などに116万円が配分される見通しです。
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上伊那の観光 じゃらんに
上伊那8市町村と鉄道やバス会社などで組織している上伊那観光連盟は、さらなる誘客をはかるため、アンケート調査を実施し、リクルートが発行している旅行専門雑誌じゃらんの無料ガイドブックを作成します。 アンケートは、消費者ニーズを把握するためGAP調査と言われる手法で行います。 上伊那地域にある観光施設や食を中心に50項目を聞きます。 調査は、インターネットで行い、関東・中京それぞれ400人ずつと県内200人の合わせて1,000人が対象です。 7月中に行い、そのアンケート結果に基づきじゃらんの無料ガイドブックを8月中をめどに作成します。 この事業は、県の元気づくり支援金を活用するもので、665万4,000円の予算案が4日の総会で承認されました。 観光連盟会長の白鳥孝伊那市長は、「伊那谷は全国に知られておらず、上手に情報発信をする必要がある。もうかる観光を目指し、広域一丸となって進めたい」とあいさつしました。 また、「具体的な目標値を掲げてとりくまなければ成果はあがらない」として、各市町村単位で将来に向けた観光消費額の目標を定めることも確認しました。 平成25年度の上伊那の観光消費額は、111億円で県内10広域中下から3番目、1人あたりの観光消費額は、1人あたり2,427円で最も低くなっています。
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新規就農者激励会 15人が出席し関係機関が激励
去年6月から上伊那で農業を始めた新規就農者の激励会が、3日、伊那市のJA上伊那本所で開かれました。 激励会には、新たに農業を始めた人など15人が出席し、 それぞれ抱負を話しました。 このうち、東日本大震災の影響で福島県から伊那市に移住している果樹農家、佐藤浩信さんの三男、佐藤孝樹さんは、「始めたばかりでわからない事ばかりだが、知識を蓄えていい果物をつくりたい」と話していました。 現在25歳の孝樹さんは、今年3月、安曇野市での農業研修を終え、4月から西箕輪でリンゴとモモの栽培をしています。 父の浩信さんとは、福島の実家の農園とどう協力していくかなどを一緒に話し合ったりしているということです。 今年4月から6月までの上伊那の新規就農者は15人で、このうち40歳未満が13人、40歳以上が2人となっています。
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池坊巡回展
いけばなの池坊巡回講座が6月29日伊那市のいなっせで開かれ、本部の教授によるデモンストレーションが披露されました。 華道家元池坊が毎年全国180か所で開いている巡回講座で、一般も含め、約400人が訪れました。 講師は、池坊中央研修学院の竹内稔晴教授がつとめ、最新のいけばな情報やテキストの解説をしました。 竹内さんは、「四季が移ろう日本の風土では、花にも季節感を反映させることを意識して欲しい」と話しました。 3種類の花をいける三種生(さんしゅいけ)は、自然・デザイン・象徴の融合美だと説明し、デモンストレーションを行いました。 いけばなが完成すると会場は、大きな拍手に包まれていました。
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ダチョウの卵でおやつ作り
伊那市の西箕輪保育園で、ダチョウの卵を使ったおやつ作りが3日、行われました。 ダチョウの卵に、マイナスドライバーと金槌を使って、慎重に穴を開けます。膜をとると、黄身が見えました。ボウルに取り出します。 3日はホットプレートで、ダチョウの卵の目玉焼きを作りました。 隣のホットプレートには、鶏の卵の目玉焼き、そしてウズラの卵の目玉焼き。ダチョウの卵は、鶏の卵の20個分に相当します。 子どもたちは興味深そうに、目玉焼きを見つめていました。 目玉焼き以外は、ホットケーキにします。 西箕輪保育園では、近くにある農業公園みはらしファームに度々散歩に訪れていて、ダチョウを目にすることがありました。 卵を食べてみたいと、園児から声があがったことから、みはらしファームに依頼したところ、今回、18個の卵が提供されました。 ホットケーキが出来上がると園児からは歓声があがっていました。 ホットケーキにはジャムを塗って食べました。 ダチョウは、たくさん生む雌でも、1年間に40個から50個しか卵を生まないため、みはらしファームでは、1個3000円で販売されています。 西箕輪保育園では、卵の殻もきれいに洗って、絵を描いたり、おもちゃにして楽しむほか、残りの卵も、だしまき玉子などにして給食で味わうということです。
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育児休業取得 母親28.8% 父親2%
伊那市が、市内在住の就学前のこどもの保護者を対象にしたアンケート調査によると、育児休業を取得した、母親は28.8%、父親は、2%であることが分かりました。 アンケート結果は、2日夜伊那市役所で開かれた子ども・子育て審議会で示されました。 伊那市では、国の子ども・子育て支援新制度が来年4月から本格的にスタートするのを前に、今年度中に子ども・子育て支援事業計画を策定します。 それに伴い、市内の子育ての実態やニーズを把握するためアンケート調査を行いました。 アンケートは市内の0歳から5歳までの就学前の子どもを持つ保護者1695人を対象に行い、72.04%の回答を得ました。 子どもが生まれたときに育児休業を取得したかとの問いに対し、母親は、51.8%が働いていなかった、28.8%が取得した、16.7%が取得していないと回答しています。 取得しなかった理由としては、「子育てに専念するため退職が45.6%」「育児休業制度がなかった」が20.6%、「育児休業をとりにくい雰囲気」が12.3%となっています。 父親は、育児休業を取得したが2.0%、取得していないが82.6%でした。 取得していない理由として、「制度を利用する必要がなかった」が40.8%、「仕事が忙しかった」が29.5%、「収入減で経済的に苦しい」が24.5%でした。 地域子育て支援拠点施設・子育て支援センターなどの子育て支援事業を利用しているかとの問いには、30.5%が利用していると回答しています。 土日・休日や、夏休みなどの長期休暇中の定期的な教育・保育事業の利用を希望するかとの問いには、77.5%が必要ない、5.2%がほぼ毎週利用したいと回答しています。 酒井茂副市長は、「少子高齢化・生産年齢人口の減少などの問題は、特に取り組むべき重要な課題。結婚や出産は、それぞれの家庭により異なるので、個別の状況を理解できる社会をつくる必要がある」と話していました。
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南ア ジオガイドが林道で講座
南アルプスジオパークの案内を行うガイドの今年度4回目の講座が、3日、南アルプス林道で行われました。 講座には、受講している一般3人、高遠高校の生徒6人、認定ガイド8人が参加しました。 林道バス営業所に集合し、バスに乗車し、北沢峠を目指しました。 バスの車内でガイドが案内をしたほか、見どころではバスを停めて、詳しい解説が行われました。 講座は貴重な地質を確認できる南アルプスジオパークの魅力を伝えられる人材を育てようと行われていて4年目です。 講師を務めるのは、これまでの養成講座を受講し、認定を受けたジオパーク認定ガイドです。 認定ガイド取得を目指す高校生たちも、花崗岩に触れるなどして理解を深めていました。 今回のガイドコースは、9月29日に開かれる日本ジオパーク全国大会でも、ジオツアーとして実施予定で、当日も、認定ガイドが案内を務めるということです。
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伊那市美篶下川手 ひまわり咲き始める
伊那市美篶下川手で、地域住民が育てているヒマワリが咲き始めていました。 見ごろは、今月20日前後になりそうだということです。
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伊那消防組合 規律訓練
伊那消防組合の規律訓練が2日伊那市の市民体育館で行われました。 訓練は、消防活動の基礎となる動作を迅速かつ的確に出来ることを目的としています。 この日は、伊那消防組合管内の署員合せて68人が参加しました。 署員らは、回れ右や整列などの基本動作や30人程で構成するグループから8人程のグループに構成し直す動作などを確認していました。 この訓練は3日も行われる事になっています。
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上伊那産「完全地産プリン」開発へ
ものづくりを通して伊那市内の製造業者が連携し、地域活性化を図る取り組みに、菓子店が加わり新たな商品「完全地産プリン」の開発が進んでいます。 上伊那産の卵や牛乳で作ったプリン。使われる原材料は、伊那の大原農園の卵や小松養蜂園のはちみつ、駒ヶ根のスズラン牛乳などです。 このプリンを作ったのは、伊那市通り町の菓子庵石川の石川信頼さんです。 2日は、伊那市のタウンステーション伊那まちで製造業ご当地お土産プロジェクトの関係者がプリンを試食しました。 プリンは全部で7種類、上伊那産の食材だけで作った物の他、砂糖や生クリームを加えた物も用意されました。 このプロジェクトではこれまで製造業が中心となり、伊那で開発・設計・製造を行い土産品などを商品化しています。 石川さんは、すべて地元で作る「完全地産」に共感し、地域食材を使ったプリンを作る事にしました。 石川さんは、コストや食材さがしなど苦労はあったが、生産者との出会いにより大きな発見があったと言います。 プリンは8月上旬の発売を予定していて、プロジェクトのメンバーが土産用パッケージの開発を行う計画です
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標識やカーブミラーをボランティア清掃
道路標識やカーブミラーなどの設置を行う事業者でつくる、長野県交通安全環境施設協会は、2日、標識などのボランティア清掃を行いました。 長野県交通安全環境施設協会は、毎年ボランティアで清掃を行っていて、今年も1日と2日の2日間行われました。 このうち、伊那建設事務所管内では2日行われ、6業者18人が参加しました。 参加者は、洗剤のついたブラシで汚れをこすり、水をかけてきれいにしていました。 この日は、管内の国道2路線と県道16路線、総延長およそ240kmを清掃しました。 標識やカーブミラーはおよそ2,300本にのぼるということです。 協会では、「清掃をすることで、悲惨な交通事故が一つでも無くなれば嬉しい」と話していました。
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長谷小学校で音楽会
伊那市長谷の長谷小学校で2日、音楽会が開かれました。 音楽会は学年ごとに合唱や、合奏が披露されました。 6年生の合奏、ベートーベンの「運命」では、下級生もリズムをとっていました。 小学校最後の音楽会となる6年生は、保護者にメッセージを送っていました。
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台湾の小学生が美篶小で交流
伊那市の美篶小学校に6月30日、台湾から音楽交流を目的とした旅行生が訪れ、児童たちと交流しました。 訪れたのは、台湾の桃園県の、長庚国民小学校の音楽団18人です。 歓迎セレモニーでは、美篶小学校の4年生が、信濃の国に合わせたダンスを披露し、2回目は台湾の子どもたちの手を引き、一緒にダンスを楽しみました。 台湾のこどもは、「日本と台湾の違いを学んだり、音楽での交流を楽しみたい」と話していました。 ダンスのあとは、4年生の教室で給食を食べました。 台湾には給食の習慣はなく、特に配膳を自分たちで行う事が珍しいということです。