-
浄円寺 新春写経会
伊那市山寺の常円寺で9日、お経を書き写す新春写経会が開かれました。
写経会は、気軽にお経に触れてもらおうと開かれたものでおよそ40人が参加しました。
参加者は集中した様子で、筆を動かし姿勢をただして、般若心経の268文字を書きうつしていました。
写経は経典を学ぶ際の修行の一環としておこなわれているもので、集中力が養われ、脳の活性化につながるといわれています。
また心の安定が図られるほか体調を整え健康維持にも役立つということです。
常円寺では月に1度、写経会を開くことにしていて、次回は、2月21日午前9時からの予定です。 -
スケート上達を目指し 教室はじまる
伊那市内の保育園児や小学生を対象にした、ちびっこスケート教室が昨夜、伊那市横山の伊那西スケート場で開かれました。
ちびっこスケート教室は、スケート人口の底辺拡大などを目的に、伊那市が昭和40年代から毎年開いているものです。
今年は、スケート場に近い、伊那西小学校の児童をはじめ、市内全域から50人が参加しました。
教室では、初心者、初級、中級、上級の4つのグループに別れ、伊那市体育協会スケート部のメンバーが指導をしました。
スケートをはじめたばかりの子どもはイスにつかまったり、親に手をひいてもらいながら、練習していました。
中級や上級のクラスになると、「姿勢を低くし、氷をしっかり蹴る」などのアドバイスを受けながら、リンク内を滑っていました。
ちびっこスケート教室は12日土曜日まで5日間開かれることになっています。 -
伊那市 「水資源保全」罰則強化へ
伊那市は、地下水やわき水などを「水資源」と位置づけ、使用についてこれまでより、届出や罰則を強化した、伊那市環境保全条例の改正案の概要を9日、示しました。
条例改正案の概要は9日市役所で開かれた環境審議会で示されました。
伊那市によりますと、外国資本等から水資源を守る為、県内19市のうち、15市で条例の制定や改正を進めているという事です。
伊那市においても一昨年の市議会に地下水に対する陳情が提出され、全会一致で採択されました。市では、採択を受け、伊那市環境保全条例の改正の検討を進めてきました。
市の示した改正案によりますと、地下水採取はこれまで、一つの井戸の取り出し口の断面積が5平方センチメートル以上で申請が必用でしたが、今後は敷地内の複数の井戸の合計が5平方センチメートル以上に変更されます。また、横井戸の掘削やわき水、伏流水の使用についても許可申請が必用となります。
罰則については、これまで市の定める特定施設だけが対象でしたが、今後は、水資源を採取する企業や個人など全てが対象となります。
この日の審議会では、罰則において、罰金や使用停止といった行政処分が必要かどうかについて議論が行われました。
委員からは、「外国資本などの土地買収など想定外の事案もある時代。条例に重みを持たす為にも必要」や「抑制力といった意味でも必要」といった意見が出さていました。
審議会では、罰則規定に罰金と使用停止を盛り込む方向でまとまりました。
伊那市では、3月定例市議会に、伊那市環境保全条例の改正案を提出し、4月1日の施行を目指しています。 -
地球温暖化防止で太陽光パネル設置
伊那市西春近の伊那スキーリゾートでは、地球温暖化防止に向けた取り組みとして太陽光発電システムを導入しました。
伊那スキーリゾートの太陽光発電システムはスキー場へ向かう途中の駐車場に設置されています。
太陽光パネルは384枚で設置費用はおよそ3,300万円。
再生可能エネルギーの固定価格買い取り制度を利用し中部電力に売電し年間500万円の収入を見込んでいます。
年間の発電量はおよそ12万キロワットアワーで年間使用電気量の3分の1にあたるということです。
伊那スキーリゾートを運営する株式会社クロスプロジェクトグループは国内11か所でスキー場を経営していて、太陽光発電システムの設置は今回が始めてです。
クロスプロジェクトグループでは、伊那スキーリゾートでの状況をみて他のスキー場での設置も検討していくとしています。 -
セジュール ニュースレター創刊
去年9月に伊那市通り町にオープンした若者参加のまちづくり拠点セジュ竏茶汲ナは、多くに人に施設を知ってもらおうとニュースレターを創刊しました。
セジュールは不登校などの悩みを抱えた若者を地域と繋げる拠点施設として去年9月16日にオープンしました。
セジュールをより多くの人たちに知ってもらおうと去年12月からニュースレターの制作が始まりました。
制作しているのは、上伊那子どもサポートセンターなど16団体で構成する若者参加のまちづくり協議会のメンバーです。
創刊号は8ページで、これまでの歩みや活動の紹介、若者支援として販売している製品の紹介などが書かれています。
県の助成金をつかっておよそ1000部つくる計画で、14日から市内の公共施設などに置かれることになっています。
今後、月1回のペースでニュースレターを発行していくということです。 -
美篶笠原で伝統行事 まゆ玉づくり
伊那市美篶笠原で8日、伝統のまゆ玉づくりが行われ、子どもたちが一足早い小正月を楽しみました。
笠原の北村地区では、地域のお年寄りが農村伝統の行事を子どもたちに伝えていこうと毎年この行事を行っています。
8日は、地区の小学生10人ほどが廣徳館に集まり、まゆ玉づくりに挑戦していました。
子どもたちは、水と、食紅を混ぜてこねあげた白とピンク、緑の3色の米の粉を手のひらでまるめてまゆの形に作り上げていきました。
中には、今年の干支、ヘビ型のまゆを作った子どももいました。
出来上がった100個以上のまゆ玉は、高さおよそ3メートルのそよぎに飾られました。
8日は、五穀豊穣を願う、もちの短冊を飾った稲穂も作りました。
カラフルに仕上がったまゆ玉は12日まで廣徳館に飾られ、13日に笠原で行われるどんど焼きで焼いて食べるということです。 -
伊那三曲協会 東春近小で演奏披露
伊那三曲協会は、伊那市の東春近小学校の始業式にあわせ演奏を披露しました。
8日は、伊那三曲協会のメンバー9人が東春近小学校を訪れました。
三曲協会では、毎年新年に東春近小で演奏を披露していて、今年で23回目です。
今回は、伊那市長谷に伝わる民話「孝行猿」の話に合わせ、琴と尺八の演奏を行いました。
孝行猿は、猟師に撃ち殺された親猿を3匹の子猿が助けようとする民話です。
今回が初披露で、この日の為に全体で3回あわせた他、個人練習を行ってきたということです。
体育館には、全校児童およそ350人が集まり、日本の伝統音楽に耳を傾けていました。
伊那三曲協会では、福祉施設などでボランティア演奏を行っているということで、「孝行猿」の話も披露していきたいと話していました。
なお、上伊那地域では8日が小中学校の始業式のピークでした。 -
太鼓で新成人の門出を祝う
伊那市高遠町地区の成人式が2日、高遠さくらホテルで開かれました。
式では、高遠太鼓による祝い太鼓が演奏され、新成人の新たな門出を祝いました。
高遠地区で今年成人を迎えたのは男性41人、女性30人の合わせて71人で、この日はそのうちの63人が出席しました。
太鼓の演奏では、高遠太鼓出身の新成人が太鼓を披露しました。
式辞で高遠公民館の原和男館長は「二十歳のみなさんの夢は無限大。厳しいこともあるだろうが、苦労をいとわず、ふるさと高遠に大きな夢のアーチをかけてもらいたい」とあいさつしました。
新成人を代表して赤羽佳二さんは「信頼される人間になれるよう、また郷土発展に貢献できるようがんばりたい」と謝辞を述べました。 -
小中学校で始業式 3学期スタート
上伊那の小中学校で7日始業式が行われ、3学期が始まりました。
伊那市の伊那東小学校では、新学期を綺麗な校舎で迎えようと児童が朝から清掃を行いました。
6年杉組の教室では、児童が冬休みの宿題を担任に提出していました。
担任の大林美智代教諭は、「夢は紙に書くと現実になる」と話し、児童らは早速今年の夢などをノートに書きだしていました。
始業式では1年生と4年生が3学期の目標を発表しました。
4年生の田中千陽さんは、「3学期は相手に届く大きな声であいさつをしたいです」と話しました。
1年生の松崎百香さんは、「きれいな漢字が書けるようがんばりたいです」と発表しました。
北原宏校長は、「それぞれの目標に向かって、学年のまとめをしっかりやってください」と話していました。
上伊那の小中学校の始業式は明日がピークです。 -
上伊那の企業 仕事始め
上伊那の企業は7日が仕事始めとなり業務がスタートしました。
このうち伊那市西箕輪に本社を置き、電解コンデンサの製造を主力とするルビコン株式会社も7日が仕事始めとなりました。
今年が年男という登内英夫会長は年頭のあいさつで「ヘビは脱皮して大きくなる。今まで良かったからこれで良いではなく、考え方を変えて仕事をしてもらいたい。」と社員に呼びかけました。
また勝山修一社長は「営業、開発、製造それぞれの部門が連携を強化することで市場を開拓しよう。」とあいさつしました。
ルビコンの今年のスローガンは「60余年の英知を結集しこの難局を乗り切ろう」となっていて、コスト削減や、クレームゼロを目指し競争力を強化していくとしています。 -
縁起物「何蛇者蛇チャリティー展」
伊那市の漫画家橋爪まんぷさんによる、何蛇者蛇チャリティー展が伊那市西箕輪のみはらしの湯で開かれています。
何蛇者蛇チャリティー展では、巳年にちなんだカレンダーの原画と縁起物のイラストが展示されています。
会場には、ダルマにヘビをあしらったイラスト23枚が並べられています。
またまんぷさんが選んだ四字熟語も添えらていて、まんぷさんは「今年の干支蛇は家の守り神ともいわれ縁起が良いとされている。何か良いことがおきますようにと願い描きました。」と話します。
原画は額付きで1枚7,000円、カレンダーは500円で販売されていて売上は伊那市社会福祉協議会に寄付されます。
橋爪まんぷさんの何蛇者蛇チャリティー展は今月31日まで、みはらしの湯で開かれています。 -
美篶地区安全祈願祭
伊那市美篶地区の今年一年の交通安全や無事を願う安全祈願祭が5日美篶きらめき館で行われました。
安全祈願祭には美篶地区の交通安全協会や消防団などからおよそ80人が出席しました。
今年一年の安全を祈願し、住民が一丸となって事故や災害の予防に取り組むものです。
地区独自で安全祈願祭を行っているのは伊那市内では美篶地区だけだということです。
美篶交通安全協会の黒河内浩会長は、「自分自身とその周りの人の安全は、生活していく上で一番の基本。地域を守っていく決意を新たにすることができた」と話していました。 -
「漸進展」8日まで
伊那市ゆかりの洋画家による作品展「漸進展」が8日まで伊那市のいなっせで開かれています。
今年で10回目を数える作品展には13人の作家が一人一点ずつ出品しています。
漸進展は中央の展覧会に出品している作家が集まりそれぞれの個性を追及していこうと毎年開かれています。
斬進展は8日まで伊那市のいなっせで開かれています。 -
スキーに挑戦 親子スキー教室
小学生とその保護者を対象にした親子スキー教室が4日伊那市の伊那スキーリゾートで開かれました。
親子スキー教室は伊那市教育委員会が開いたもので、10組21人が参加しました。
教室では伊那市体育協会スキー部のメンバー2人が、初級と中級に別れて指導にあたりました。
初級コースでは、子どもたちが板の履き方を教わったあと、なだらかな斜面で滑りを体験しました。
子どもたちはしばらくすると、慣れた様子でスキー板をハの字に広げ滑っていました。
4日はおよそ4時間にわたり指導が行われ参加した子どもたちは「楽しかったです。これからもっと上手に滑れるようになりたいです。」と話していました。 -
ゆかいなコンサート
アニメソングや童謡などを楽しむ「ゆかいなコンサート」が6日、伊那市のいなっせで開かれました。
これは、親子でコンサートを楽しんでもらおうと、市内の公立保育園の保護者会長でつくる伊那市保護者連合会が開いたものです。
6日は、全国の保育園などで活動する歌のお姉さん清野まりさんとピエロのゴッシーが歌や曲芸、バルーンショーなどを披露しました。
会場には親子合わせておよそ220人が訪れ一緒に歌を歌ったり、体を動かしたりして楽しいひと時を過ごしていました。
途中、ボールを使ったジャグリングも披露され会場からは大きな拍手が送られていました。
訪れたある母親は「子供と一緒に楽しい時間を過ごせました」と話していました。 -
石川三峰さん刻字展
伊那市高遠町の書道家、石川三峰さんの刻字展が高遠さくらホテルで開かれています。
会場には石川さんの作品およそ20点が展示されています。
石川さんは30年ほど前から刻字を始め、伊那市の宮澤梅径さんに師事しました。
石川さんは、「作品を見てもらうことで、刻字を作る仲間が増えてほしい」と話していました。
石川三峰 刻字展は30日まで高遠さくらホテルで開かれています。 -
年始の話題 カウントダウンで新年幕開け祝う
大晦日の夜、伊那市西箕輪の農業公園みはらしファームで新年を迎える、「スタートまつり」が行われ、集まった人達が、午前0時の合図ともに、2013年の幕開けを祝いました。
午前0時の合図とと共にクラッカーを鳴らし、新年の幕開けを祝いました。
新年を迎えたあと、宿泊券や入園券などみはらしファームの商品が当たる恒例の宝投げも行われ、今年最初の福をつかもうと参加者が手を伸ばしていました。
みはらしファームでは、今年初めて、職員手作りのアイスキャンドル150個が園内に設置され、訪れた人の目を楽しませていました。 -
手締めで景気付け 丸水で初市
伊那市西春近の水産物卸業者、丸水長野県水伊那営業部で5日、初市が行われ、景気付けの手締めで1年をスタートさせました。
この日は丸水長野県水伊那営業部で初市が行われ、買受人組合中部支部の赤羽たかし副組合長の拍子のもと手締めが行われました。
丸水長野県水は、全国各地から水産物を仕入れている卸業者で、毎年5日に仕事始めとなります。
地域の飲食店や個人などが早速訪れ、品定めをして購入していました。
丸水長野県水南信営業部の鮎澤英男副部長は「初市は毎年気が引き締まる。正月気分から仕事へと気持ちを入れ替えてくれる緊張感ある行事。みなさんの食生活を楽しくできるよう、今年もおいしい水産品をお届けしたい」と話していました。
水産物の仕入れは来週から本格化するということで、これからの時期はブリやカキなど旬の魚介類が並ぶということです。 -
上古田スケート場オープン
箕輪町の天然スケート場、上古田スケート場が5日オープンしました。
5日は午前7時のオープンとともに家族連れが初すべりを楽しんでいました。
上古田スケート場のコースは一周230メートルほどで、今年は氷の表面が滑らかでいい状態だということです。
子どもたちは、保護者と手をつないだり、椅子を使うなどしてすべる練習をしていました。
上古田スケート場は、入場無料で、スケート靴を無料で借りることができます。
平日は午前7時から7時40分、土日は午前7時から10時15分までで、期間は2月3日日曜日までの予定です。 -
首長が訓示 自治体で仕事始め
自治体では4日が仕事始めとなり、各市町村では業務が始まりました。
このうち伊那市の仕事始めには職員およそ270人が出席しました。
白鳥孝伊那市長は「仕事の中で、スピード感、連絡・報告・相談、現場主義の3点を徹底してもらいたい。市の財政健全化のほか、新ごみ中間処理施設の地域の不安の払拭、消防広域化、児童養護施設たかずやの里の移転新築など上伊那全体での取り組みを進める年。市民のため私と一緒に走りましょう。」と呼びかけました。 -
年始の話題 「福」を求めて長い列
伊那市のいなっせで2日、新年の初売りイベントが開かれ、多くの買い物客で賑わいました。
午前8時半のイベント開始前にはいなっせの正面玄関前におよそ300人の買い物客が集まりました。
イベントは、商店街を盛り上げようと、通り町2丁目、3丁目、いなっせの商店主らが毎年開いているものです。
例年、お宝投げとして行われているイベントですが、今年は地面が凍っていたため安全性を考慮して、商品券と餅の入った袋やお菓子1500個を手渡しで配っていました。
会場には長い列ができ、餅や商品券を受け取った買い物客らは、早速商品と交換していました。
初売り実行委員会の松沢一男委員長は「不景気が続いているが、年初めの景気付け。今年も通り町に買い物にきてもらえれば」と話していました。 -
真冬並みの寒さの中新年迎える準備
28日の伊那地域は、日中の最高気温が0度とこの冬一番の寒さとなりました。そんな中各地で新年を迎える準備が行われました。
伊那市西箕輪の農業公園みはらしファームでは、来年2013年にちなんで、2013本の〆の子が飾られました。
28日の伊那の最高気温は、0度で1年で最も寒い1月下旬から2月上旬を下回る寒い一日となりました。 -
国道361号権兵衛街道に案山子設置
交通事故が多発する国道361号権兵衛街道。
ドライバーの交通安全意識の高揚を図るため、警察官そっくりの案山子が一役買います。
高さは180センチのこの案山子。
ヘルメットなど細かいところまで警察官に似せて作られています。
伊那市西箕輪と南箕輪村南原地籍の国道361号権兵衛街道では、今年1月から29日までに17件の交通事故が起きています。
伊那署管内では、今年5件の事故で6人が亡くなっていて、うち3人がこの付近で亡くなっています。
案山子を制作したのは、伊那市高遠町の矢沢親男さんです。
矢沢さんは、ボランティア活動で道路脇に花を植えていたところ、制限速度を超えて走る車に危険を感じました。
そこで、今年10月、畑に使う案山子に警察官に似せたの衣装を着せ道路脇に立たせました。
すると効果はてき面。
スピードを出す車が減ったと矢沢さんは話します。
警察にも地域住民などから反響が寄せられていて、伊那署と伊那交通安全協会ではこの案山子を使って事故防止に役立てようと、今回矢沢さんに依頼し、事故の多いこの国道に案山子を2体設置することになりました。
伊那署では、案山子設置が交通事故抑止につながればと期待しています。 -
今日の伊那地域 この冬一番の冷え込み
27日の伊那地域の最低気温はマイナス10.4度で、この冬一番の冷え込みとなりました。
伊那市高遠町の山室川の水面には、氷がはっていました。
長野地方気象台によりますと、28日は移動性の高気圧におおわれ寒さは27日より若干緩む見込みですが、夜には再び低気圧が接近し、夕方以降、雪か雨が降ると予想しています。 -
三峰川堤防で春高伊那駅伝PR
来年3月に行われる春の高校伊那駅伝を盛り上げようという取り組みが既に始まっています。
伊那市美篶のナイスロード沿いの三峰川堤防には、「日本一の駅伝」の文字が。
堤防北側に積もった雪に文字を書いたのは、伊那市美篶青島の矢島信之さんです。
去年から、堤防を使った伊那駅伝の応援を検討していた矢島さんは、雪が降ったことを幸いと27日午前中をかけて文字を書きました。
春の高校伊那駅伝は、来年3月24日(日)に行われます。 -
重大ニュース(3) 新伊那消防署は富士塚北側
老朽化に伴う新しい伊那消防署庁舎の移転新築は、伊那市の富士塚グラウンド北側とすることが決まりました。
用地については、旧上伊那農業高校定時制グラウンド、美篶工業団地、伊那中央病院周辺、富士塚グラウンド周辺の4か所が候補地にあがっていましたが、利便性、立地性、経済性など27項目による評価で富士塚グラウンド周辺に決まりました。
敷地面積はおよそ8,000平方メートル、事業費はおよそ18億5千万円としていて、平成27年度中の供用開始を目指します。
消防本部の位置についても新しい伊那消防署と併設して設置するとの案が示されています。 -
重大ニュース(4) ごみ施設アセス準備書公告
上伊那広域連合が進めている新しいごみ中間処理施設の建設に係る、環境影響評価・環境アセスメント準備書が10月4日に公告されました。
アセス準備書の総合評価では、施設の建設と稼動が周辺に及ぼす影響は、適切な保全措置を講ずることで最小化できるとしています。
公告にあわせ、地元富県などで説明会が開かれ、アセス準備書に示されている、大気や騒音などの17項目の予測・評価した結果の概要が示されました。
広域連合は、県の技術委員会や知事意見などを踏まえて必要があれば修正し、4月下旬には評価書をまとめる予定です。 -
入野谷 今季は通常どおりに営業
経営が赤字となっている、伊那市長谷の宿泊・日帰り入浴施設入野谷。
経営が厳しい冬季間の営業について検討されましたが、今年度は通常通り営業する事が決まりました
25日は、伊那市の長谷総合支所で地域協議会が、開かれ、赤字が続いている入野谷の営業について議論しました。
入野谷を運営する伊那市観光株式会社は、冬の間は利用客が減少する事から、経費削減の為、来年1月から3月にかけ、月曜日から木曜日は、入浴施設のみ営業するとの案を示しました。
入野谷の今年1月から3月の月平均の売り上げは、およそ250万円なのに対し、経費はおよそ450万円でした。
伊那市観光が提案した、入浴施設のみの営業にすると、経費をを半分に抑える事ができるという事です。
委員からは、「もう一歩踏み込んだ営業努力をしてから、考えるべきではないか」といった意見や
「早急に事をすすめないでほしい」など、伊那市観光の提案に反対意見が多く出されました。
意見交換後の多数決では、伊那市観光の提案は、反対多数でした。
伊那市観光の伊藤俊則専務は、「協議会の結果を重く受け止め、この冬の営業は通常通り営業を行っていく」と話していました。 -
南アルプスジオパーク再認定審査
日本ジオパークとして認定されている南アルプスの再認定審査が26日から伊那市で行われています。
26日は審査を行う日本ジオパーク委員会の委員などが伊那市長谷の溝口露頭などを訪れました。
溝口露頭は、中央構造線が観察できる場所で、南アルプスジオパークガイドの会会員のガイドの様子を審査しました。
ジオパークは、地層や地形、断層など地質現象を観察できる場所で、南アルプス中央構造線エリアは平成20年に認定を受けました。
4年に一度更新が必要で、4年間の活動の成果や改善点、ガイドが養成できているかなどの審査を受けます。
審査員は「看板の図がわかりづらい。一般の人がどんな情報を知りたいか聞いてみると良い」などとアドバイスをしていました。
審査は27日まで行われ、27日は教育関係者などにヒアリングを行うことになっています。
審査結果は、来年1月以降に発表されるということです。 -
2学期しめくくり 上伊那の小中学校で終業式
上伊那各地の小中学校では2学期の終業式が26日行われました。
このうち、伊那市の伊那北小学校では、1年生と4年生が2学期にがんばったことを発表しました。
4年生の細田寛太君は、「マラソン大会で目標の順位になれず悔しかったけれど、がんばってよかった」と発表しました。
久保田之義校長は、「明日から冬休みです。夢や希望を持って新学期をスタートできるようにしてください」と話していました。
1年生の教室では、担任が小学校に入って初めての冬休みに向けての心構えを話しました。
岩村重芳教諭は「年末年始には大掃除や初詣などたくさんやることがあります。休み明けにはどんなことをしたのか先生に教えてください」と話していました。
伊那市、箕輪町、南箕輪村の小中学校の終業式は27日にピークを迎えます。