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山室川でマス釣り大会
地域の人たちに釣りを楽しんでもらおうと、伊那市高遠町の山室川でマス釣り大会が28日、開かれ家族連れで賑わいました。 このイベントは天竜川漁業協同組合の高遠町・長谷地区を管轄する支部が毎年行っているもので伊那市をはじめ、近隣市町村から130人が参加しました。 会場となった山室川には、今朝1800匹のマスの成魚が放され参加者たちは思い思いの場所で竿を下していました。 イベントはおよそ45年近くつづいていています。 幼い頃から釣りに親しんでもらおうと今年から小学生は無料にしたということで、多くの小学生が楽しむ姿がありました。 参加者たちは仕掛けの浮きをじっとにらんで当たりを待っていました。 中には40匹近く釣った人もいました。 山室川では、マス以外にもにイワナやアマゴが釣れるということです。 漁協では「毎年楽しみに来てくれる人も多い。イベントを通じて釣り人口の底辺拡大につなげたい」と話していました。
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ますみヶ丘平地林をかけぬける
伊那市のますみヶ丘平地林でトリムマラソンとクロスカントリーレースが28日行われ、370人のランナーが森林内をかけぬけました。 大会は、伊那市の鳩吹公園を発着点に行われ、トリムマラソンの部は午前9時にスタートしました。 森林内のコースを市内外にPRしようと伊那市や総合型地域スポーツクラブなどでつくるトリムマラソン大会実行委員会が開いたものです。 28日は、市内をはじめ、遠くは北海道などからおよそ370人がエントリーしました。 トリムマラソンは、スピードではなくあらかじめ申告したタイムと実際のタイムの誤差を競います。 参加者たちは、自分のペースで走ったり歩いたりしていました。 午前10時からはタイムを競う6キロと11キロのクロスカントリーレースが行われました。 ランナーたちは、息を切らしながらコースをかけぬけていました。 伊那市では、雨が降った際にコースに水がたまらないよう、7月にウッドチップを敷きなおしたということです。 上位3人は、ますみヶ丘平地林の間伐材で作られた台に乗り賞状や景品を受け取っていました。 伊那市では「ますみヶ丘平地林をウォーキングなどで市民活用してほしい」と話していました。
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伊那谷の魅力を発信 YAMAフェス
アルプスと自然に囲まれた伊那谷の魅力を発信するアウトドアイベント「YAMAフェス」が27日伊那市荒井の創造館といなっせ北側広場で開かれました。 会場には、クライミングウォールや丸太切り、乗馬などの体験コーナーが設けられ、訪れた人たちがアウトドアレジャーを楽しんでいました。 中でもツリークライミングは子どもたちに人気で、コツを教えてもらいながら懸命に登っていました。 飲食エリアには上伊那の飲食店およそ15店舗が出店し、ガレットやローメン、シードルなどを提供しました。 YAMAフェスは、アルプスや伊那谷のライフスタイルの魅力を伝えようと上伊那の若者有志で作るアスタルプロジェクト実行委員会が開いているもので、今回で3回目です。 今回は初めて夜の部を設けたほか、中心市街地との連携を深めようと、いなっせ北側を第2会場にアウトドアブランドの販売ブースが設けられました。 なお、参加団体は去年より15団体増え、51団体となりました。
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カモシカシードル醸造所 完成
伊那市横山で地元産のリンゴを使ったシードルを製造するカモシカシードル醸造所が完成し、27日内覧会が開かれました。 シードルは年内の商品化を目指しています。 27日は市の関係者や農家、酒販店などが参加し、内覧会が開かれました。 カモシカシードル醸造所は東京都で福祉施設を運営している有限会社グルップボエンデが異分野の事業展開として運営するものです。 醸造所は木造平屋の一部二階建て、延べ床面積はおよそ200平方メートルです。 試飲、販売のスペースがあるほか、工場部分には発酵タンクなどの設備があります。 横山の8軒のリンゴ農家と契約していて、さらに自社農園で20種類705本のリンゴを栽培しています。 所長の入倉(いりくら)浩(こう)平(へい)さんは、祖母が伊那市出身で、幼少期に訪れていたことから伊那に醸造所を構えることにしました。 地元のリンゴを原料に使うことで後継者不足に悩むリンゴ農家の支援や荒廃農地の防止にもつなげたいという思いがあります。 今後仕込みを始め、年内の商品化を目指します。 カモシカシードル醸造所ではは早生種、中生種、晩生種など季節ごとのリンゴで3種類作るほか、信州大学と連携し赤い果肉の「ハニールージュ」を使ったものもつくりたいとしています。
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伊那弥生ヶ丘高校の美術部 市民と折り鶴で熊本を応援
伊那弥生ヶ丘高校の美術部は、熊本地震の被災地を応援しようと折り鶴を使ったモザイク画の制作を行っています。 伊那市のベルシャイン伊那店です。 地域の人を巻き込んで被災地を応援しようと、27日、折り鶴の制作を買い物客に呼びかけました。 呼びかけたのは美術部の生徒と生徒会役員です。 この日は4千羽の折り鶴を目標にしました。 縦1メール80センチ、横2メートル70センチのボードには、熊本城と伊那市高遠町の桜が描かれています。 このボードに色別に分けた鶴を張っていきます。 生徒らは、買い物客と一緒に、折り紙で鶴を折っていました。 美術部では、これまで、地域の子ども達がデザインしたパンを文化祭で販売し、売り上げを熊本を応援する資金に充てる活動を行っています。 今回のモザイク画の制作は、広く活動を知ってもらい、市民と協力しながら被災地を応援しようと企画しました。 完成した折り鶴は、下絵の上に色別に張り付けていきました。 完成までは8千羽の折り鶴が必要だという事です。 28日も午前9時30分から午後5時までベルシャイン伊那店で制作を行う事になっていて、美術部では多くの参加を呼び掛けています。 完成した作品は年内に熊本県へ届ける予定です。
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大臣賞受賞が社員の自信に
伊那市の総合建設業、株式会社フォレストコーポレーションは日本サービス大賞で地方創世大臣賞を受賞し6月に表彰式が行われました。 日本サービス大賞はサービス産業生産性協議会が主催し国が後援している表彰制度で今回が第1回となります。 全国から853件の応募があり地方創世大臣賞は最高賞に次ぐ賞となります。 受賞理由は自ら木を選び伐採するなど家づくりに関わる体験や感動を提供していることなどをあげています。 鷲澤さんは今回の受賞が社員の自信となりさらなるサービス向上につながっていると話しています。
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Sアベニューがソフトボールで全国へ
伊那市のソフトボールチームSアベニューが全日本壮年ソフトボール長野県大会で優勝し全国大会に出場します。 22日は田畑浩昭監督と鈴木浩二キャプテンが伊那市役所を訪れ白鳥孝伊那市長に全国大会出場のあいさつをしました。 壮年ソフトボール大会は40歳以上の選手で構成されたチームの大会です。 Sアベニューは県内27チームが出場した県大会で優勝し平成26年以来2回目の全国大会出場を決めました。 発足6年目のチームで41歳から58歳までの26人が所属しています。 全国大会では県代表としてまたソフトボールの街、伊那市のチームとして健闘を誓っていました。 全国大会は9月3日から宮崎県で開かれ初戦は島根県のチームと対戦することになっています。
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高遠在来種のそばの畑に防除柵設置
幻となっている高遠在来種のそばの復刻に向けて取り組んでいる伊那そば振興会は25日、伊那市長谷浦のそばの畑にイノシシの防除柵を設置しました。 この日は、伊那そば振興会のメンバーと市の職員14人が、防除柵の設置作業を行いました。 杭を打って周囲をトタンの板で囲い、イノシシからの食害を防ぎます。 市内のそば店の店主などでつくる伊那そば振興会は、幻のそばとなっている高遠在来種の復刻に向けて取り組んでいて、先月20日に種を蒔きました。 種は、塩尻市の長野県野菜花き試験場から譲り受けた貴重なものです。 5日ほどで発芽し、今月2日には全ての芽が出ているのを確認したということです。 今、そばの花はほぼ満開で、背丈も伸びています。 会のメンバーはそばの成長を心配していましたが、ここまで順調に進みほっとした様子でした。 9月上旬には、そばが倒れないよう綱を張る作業を行い、10月上旬に刈り取りを行う予定です。
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高遠町島畑の二十二夜様
安産や良縁、学業成就などを祈願する二十二夜(にじゅうにや)様が、24日夜、伊那市高遠町島畑(しまばた)で行われました。 島畑の二十二夜塔は、天女橋のたもとの岩場にあり、飾り付けられた提灯であたりはぼんやりと照らされます。 祭壇にはろうそくが灯され、訪れた人がお賽銭を入れて手を合わせていました。 二十二夜様は、毎年旧暦の7月22日に行われる願い事に対する月待ちの行事です。 祭壇に供えられ短くなったロウソクを持ち帰り、陣痛になったら火をともすと、ロウソクが燃え尽きるまでに丈夫な子どもが生まれるといわれています。 妊婦さんや、今年子どもが生まれた家族などが訪れ、妊婦さんは、ロウソクを持ち帰っていました。 二十二夜様の本尊は如意輪観音で、その下には、守屋貞治の延命地蔵尊もあります。 この地域には、何か願い事があるときには、二十二夜様に祈願し、二十二夜の月が月蔵山(がつぞうざん)に上がるまで立ったまま待つ願掛けの風習があります。 この願掛けは一生に一度しかできないということです。
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瑞雲墨志会展 31日まで
瑞雲墨志会の教室で水墨画を学ぶ愛好者の展示会が、伊那市のかんてんぱぱホールで開かれています。 瑞雲墨志会は平成22年に亡くなった下平瑞雲さんが開いた教室です。 箕輪町から飯島町まで8か所で教室が開かれていて、40人ほどが参加しています。 この展示会は年に1回開かれていて、会員が、近作や自信作、それぞれ2点ずつを出品しました。 会員の水墨画歴は、半年から20年と幅広く、ベテランは、県展での入賞を目指して作品を制作しているということです。 現在指導にあたっている増田 絹江さんは「強調すべきところは黒を濃く、線を描くのではなくぼかしを活かして描く。それぞれが自分の表現を追求している」と話していました。 この瑞雲墨志展は、31日(水)まで伊那市のかんてんぱぱホールで開かれています。
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小黒川スマートインター起工式
来年9月末供用開始予定の、伊那市の小黒川スマートインターチェンジの工事の安全祈願祭と起工式が、25日、現地で行われました。 中央自動車道のスマートインターチェンジの設置は、県内では小黒川が初となります。 東側に名古屋方面下り線、西側に東京方面上り線のそれぞれ出入り口が設置されます。 全体の事業費は14億8千万円です。 対応車種は、ETC車載器を搭載した車両で、車の長さが12メートル以下のものです。 この日は、スマートインターが設置される小黒川パーキングエリアの下り線の付近で、安全祈願祭と起工式が行われました。 安全祈願祭では、事業主体の伊那市や、ネクスコ中日本の関係者などが神事を行いました。 伊那市ではスマートインターチェンジの設置により、大規模災害時の輸送路の確保、企業誘致の促進と雇用創出、高速道路からの観光交通の分散、リニア中央新幹線へのアクセス機能の強化などにつながるとしています。 計画交通量は、平成42年の試算で、1日当たり1600台を見込んでいます。 小黒川スマートインターチェンジの供用開始は、来年9月30日を目標としています。 なお、中央自動車道の長野県内での設置は、小黒川が初となります。
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高遠高校の生徒が小学生に溝口露頭をガイド
伊那市高遠町の高遠高校の生徒は25日、南アルプスを体験するツアーに参加した小学生に、露頭について説明しました。 この日は、高遠高校3年の文理進学コースの生徒が、「小学校ジオ・エコツアー」に参加した西春近南小学校の6年生に、溝口露頭について説明しました。 生徒達は、2年生の時に南アルプスジオパークガイドの認定を受けていて、3年生になってから小学生や学校関係者などにガイドをしています。 溝口露頭では、中央構造線を境に異なる地質や歴史について説明しました。 小学校ジオ・エコツアーは、南アルプスの魅力を小学生に再発見してもらおうと伊那市が行っているものです。 9月と10月には市内3つの小学校がツアーに参加する予定です。
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公衆無線LAN整備、オープンデータ活用検討
伊那市は、観光施設などへの公衆無線LANの増設や行政データを誰でも利用できるオープンデータの提供などを盛り込んだ、第3次伊那市地域情報化計画案を24日審議会に諮問しました。 伊那市では平成29年から5年間の計画で、情報通信技術を活用して地域の情報化を推進する第3次伊那市地域情報化計画を策定します。 24日は1回目の審議会が開かれ林俊宏副市長から委嘱書が手渡されました。 委員は、学識経験者や各種団体の代表など10人で構成し、委員長は信州大学農学部教授の萩原素之さんに決まりました。 審議会では、林副市長が萩原委員長に地域情報化計画案について諮問しました。 それによりますと、「ICTの活用で 暮らしやすく働きやすいまち 伊那市」を基本理念としています。 市民サービスの向上や情報が身近にあるまちづくりなどを目標に情報技術を活用した取り組みを進めます。 今回、新たに観光施設などへの公衆無線LANの環境整備や、外国人観光客への対応、行政データの効率的な活用などを盛り込みました。 審議会では、11月中旬を目途に計画案を市長に答申することになっています。
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難病患者のコミュニケーション支援 研修会
難病患者のコミュニケーションを支援する研修会が19日伊那市の福祉まちづくりセンターで開かれました。 研修会は、難病を抱えた人やその家族が地域で安心して暮らしていけるよう伊那保健福祉事務所が開いたものです。 講師はリハビリテーション工学が専門で日本福祉大学の渡辺崇史教授が務めました。 今回は市販されている機器の知識を深めてもらおうと、実際に相談を受ける病院や福祉事業所の関係者、およそ60人が参加しました。 渡辺教授は「相談を受けると、機器の機能を説明しがちになります。 それよりも患者に寄り添い、現在の病状と生活環境にあった物を選んでいく事が大切です」とアドバイスしていました。 県では、去年から在宅難病患者のコミュニケーションを支援する機器の貸し出しを行っていて、保健福祉事務所が問合せ窓口となっています。
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ごみ減量のアイディア募集へ
上伊那広域連合は、さらなるごみ減量につなげようと、日ごろから家庭や職場で実践しているアイディアを募集します。 24日、伊那市のいなっせで開かれた廃棄物政策審議会で募集要項案が了承されました。 ごみを出さない生活の知恵や実践しているごみ減量のアイディアを募集し広報することでさらなるごみ減量化につなげたい考えです。 募集する内容は、日ごろから家庭や職場で取り組んでいることや工夫していることで、継続的に実践しやすいアイディアです。 募集期間は、9月12日から10月28日までで、アイディアは、各種会議資料として活用されるほか、市町村などのホームページ、広報誌などで紹介されます。 上伊那のごみ排出量は、年々2%から3%の割合で減少していて、平成27年度は、42,314トンでした。 長野県はごみ減量化全国1位ですが、上伊那はその中でもトップレベルで、27年度、1人1日平均の排出量は、616.2gでした。 ただ、目標には若干とどいておらず、広域連合では、「今回のアイディア募集をさらなる減量化につなげていきたい。」と期待しています。
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川村葵山さん夫妻 尺八と琴のコンサート
東京都在住の尺八奏者、川村葵山さん夫妻の琴と尺八のコンサートが、21日、伊那市のいなっせで開かれました。 東京都在住の尺八奏者川村さんは母親が伊那市で琴の教室を開いています。自身も月に一度伊那市を訪れ尺八の教室を開いていて、いなっせでのコンサートは3年ぶり、2回目となります。 この日は、妻のあつみさんが琴を演奏し、2人で5曲を演奏しました。 会場には約200人が訪れ、川村さん夫妻の息の合った音色に耳を傾けていました。 川村さんは、「演奏を通してお世話になっている地域の人に感謝の気持ちを伝えたい」と話していました。
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ウォリアーズの選手が養護学校で交流
プロバスケットボールチーム信州ブレイブウォリアーズの選手が23日、伊那市の伊那養護学校を訪れ、バスケットボールで交流しました。 地域貢献の一環で、子どもたちにバスケットボールの楽しさを知ってもらおうとおこなわれたもので23日は、小野寺龍太郎ヘッドコーチとキャプテンの斎藤洋介選手が訪れました。 交流では、ブレーブウォリアーズの選手が普段行っているトレーニング方法などが紹介されました。 ボールの上にもう一つのボールを乗せる練習では、斎藤選手が手本を見せ、生徒たちがチャレンジしました。 最後に、高等部のバスケットボール部との試合も行われ、生徒たちは懸命にシュートをしていました。 斎藤選手のシュートが決まると会場からは大きな拍手が送られていました。 9月24日の開幕を前に、28日の午後2時から伊那市民体育館でプレシーズンゲームが行われることになっていて、東京八王子トレインズと対戦することになっています。
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処暑 アマランサス収穫作業
23日は二十四節気の1つ「処暑」です。 暦の上では暑さが峠を過ぎ穀物が実り始める頃とされています。 伊那市長谷では、雑穀アマランサスの収穫が始まっています。 23日の伊那地域の最高気温は30.4度と平年より1.5度高い真夏日となりました。 伊那市長谷で雑穀レストラン野のものを経営する吉田洋介さんの畑では、雑穀アマランサスの収穫が最盛期を迎えています。 アマランサスは、中南米原産で、鉄分やカルシウムが多いとされています。 吉田さんは野のものがオープンした平成18年から栽培をはじめ現在は長谷地区15か所1.2ヘクタールの畑でアマランサスやシコクビエなどの雑穀を栽培しています。 収穫したアマランサスは数日干し、その後脱穀します。 脱穀した実は、野のものや関東方面への出荷用として使われます。 アマランサスの収穫作業は、9月の上旬まで行われることになっていて、今年は例年並みの300キロを見込んでいます。
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あさみさん井の頭公園 再現ライブ27日
伊那市観光大使の歌手あさみちゆきさんの「井の頭公園再現ライブ」が、信州INAセミナーハウスで27日に開かれます。 あさみさんは、2001年から東京都吉祥寺の井の頭公園でストリートミュージシャンとして音楽活動を行っています。 伊那市では伊那まつりなどで10年前からコンサートを行っていて2012年には伊那市の観光大使に任命されています。 井の頭公園では、ビールケースの上で歌っています。 あさみさんの大ファンで伊那市でのコンサート実行委員会代表の金澤幸宜さんです。 今年10月に伊那文化会館で予定されているコンサートが10周年を迎えることから、これまでの市民の協力に感謝しようと無料ライブを企画しました。 会場は、井の頭公園を再現しようと、信州INAセミナーハウスのエントランスホールです。 あさみちゆきさんの井の頭公園再現ライブは27日の正午から信州INAセミナーハウスで開かれます。
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バス乗り放題デー
伊那市は、合併10周年を記念して市内の路線バスに無料で乗車できるバス乗り放題デーを15日に行いました。 公共交通の利用促進につなげようと初めて実施したものです。 伊那バスとJRバス関東の市街地循環バスと路線バスの市内10路線が対象で、15日は、お盆ということもあり多くの人が利用していました。 伊那市によりますと通常1便当たりの利用者数は5人程度で15日の1便当たりの利用者数は7.6人、利用者数は601人だったということです。 バス乗り放題デーは今年度後2回予定されていて、次回は10月23日に実施されることになっています。
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ゴンベエさんが夏休みお楽しみ会
バルーンアートのパフォーマンスで知られるゴンベエワールドこと矢野正貴さんが14日、伊那市西町の自宅隣りの畑で夏休みお楽しみ会を開きました。 夏休みお楽しみ会は親子や住民同士のふれあいの場として開かれたものでおよそ50人が集まりました。 お楽しみ会では流しそうめんが行われ子どもたちがそうめんをすくってはおいしそうに味わっていました。 矢野さんが竹の代わりに雨どいを使い消毒や組み立てなど2時間ほどかけて台を作りました。 お楽しみ会ではほかに子どもたちがスイカ割りに挑戦しました。 この日、矢野さんの畑には子どもたちやその保護者の歓声や笑い声が響いていました。 集まった人たちは「夏休みにいい思い出ができました。」と話していました。
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いなっせ墨絵愛好会 水墨画展
水墨画の教室、いなっせ墨絵愛好会の展示が伊那市の旧井澤家住宅で開かれています。 会場にはいなっせ墨絵愛好会の講師を務める木下幸安さんと生徒の作品合わせて32点が並んでいます。 作品は50号の大作を中心に風景などを墨の濃淡で表現しています。 木下さんの作品「秋保飛漠」は宮城県秋保にある滝を描いたものです。 水が流れ落ちる勢いが表現されていて平成26年の日本墨絵展で県知事賞を受賞しています。 いなっせ墨絵愛好会の展示は24日まで伊那市の旧井澤家住宅で開かれていて入館料は一般200円、高校生以下は無料となっています。
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さんコン祭り 10月8日、9日開催
男女の結婚のマッチングをするいなし出会いサポートセンターは、伊那の秋を満喫しながら出会いを求めるイベントを、10月8日、9日の2日間行います。 みはらしファームで果物狩りをする「狩りコン」、伊那の夜の街で食事を共にする「街コン」、南アルプス登山の拠点北沢峠でネイチャーゲームを行う「山コン」の3つのイベントを企画していて、「さんコン祭り」として行う予定です。 いなし出会いサポートセンターでは、去年南アルプスを会場に同様のイベントを行いましたが、より多くの人に集まってもらおうと市街地など3か所でイベントを企画しました。 開催日は、10月8日、9日の2日間で、20代から40代までの未婚の男女15人ずつを募集します。 2日間の参加は難しいという人のために、どちらか1日だけ選べるプランも設けました。 さんコン祭りは、2日間宿泊付きプランが1万5,000円、日帰りプランが3,000円からとなっています。 詳しくは いなし出会いサポートセンター 71-4071
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27の会 獲れたての鮒の甘露煮を味わう
伊那市御園の住民有志でつくる27の会は、21日、収獲した鮒の甘露煮を味わいました。 21日は、会員11人が集まり、早朝に獲った鮒22キロほどを、泥を抜いて煮つけにしました。 27の会は、平均年齢70代前半の御園の住民有志14人でつくる会で、酒の肴にするための鮒を近くの田んぼで育てています。 今年5月に100匹の鮒を田んぼに放し、今朝収獲しました。 餌の量を増やしたことにより、目標としていた18キロを4キロ上回る22キロとれました。 小学生の頃は、天竜川で魚を獲っては煮て食べていたということで、27の会は昔を思い出しながら親睦を深めようと6年前に発足しました。 メンバーらは、出来立ての甘露煮を早速味わっていました。 甘露煮は、メンバー同士分けて持ち帰る他、地域の催しなどで一般の人にも提供するということです。
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台風9号の被害報告なし
22日の上伊那地域は台風9号の影響が心配されましたが進路をそれ各自治体に被害の報告はありませんでした。 22日、午前7時42分に伊那市、箕輪町、南箕輪村に大雨洪水警報が出されました。 伊那市西箕輪羽広の果樹農家笠松悟さんは収穫作業を急いでいましたが台風の影響がなく安堵していました。 午後5時現在、JA上伊那のほか伊那市、箕輪町、南箕輪村の各自治体に被害の報告はないということです。 また警報は午後4時に解除されています。 交通機関は松本と新宿を結ぶ特急「あずさ」と「スーパーあずさ」上下線合わせて22本が運休となりましたがJR飯田線や高速バスは平常通り運行しました。 長野地方気象台では22日、正午から23日の正午までの24時間の降水量は南部の多いところで80ミリと予想していて土砂災害や河川の増水に注意するよう呼びかけています。
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北原祐一さん バラの写真展
佐久市在住の写真家北原祐一さんのバラの写真展が、伊那市野かんてんぱぱホールで開かれています。 会場には、北原さんが自宅の庭で育てたバラの写真およそ30点が展示されています。 北原さんは、2010年の第60回写真県展組写真の部で特選1席を受賞し、現在も同じタッチで作品を制作しています。 「バラの画家」と呼ばれフランスの宮廷などで活躍した画家ピエール・ジョセフ・ルドゥーテの作風に着想を得たということです。 北原さんのバラの写真展は23日(火)まで、伊那市のかんてんぱぱホールで開かれています。 会場では、オリジナルのポットやポストカードなども販売しています。
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西春近諏訪形の御柱祭 氏子総出で縄ない作業
七年に一度行われる、伊那市西春近諏訪形の御柱祭で、柱を引くための縄ない作業が、21日、氏子総出で行われました。 午前8時、諏訪神社の氏子約150人が集まり作業を始めました。 柱を引く縄は、40メートルのものを2本作ります。 去年地元で刈り取った稲を乾燥させたワラを束ね、ないやすいよう水に浸した後、木槌で打ちます。 柱につける縄の頭から見て左回りになるようによりをかけた3本の束を、ロープに巻き付けていきます。 縄ないを指導するのは80歳の酒井作衛さんです。 前回、平成22年の御柱祭で社殿の四隅に建てられた4本の柱を倒す「柱おさめ」も行われました。 建方班のメンバーが柱に切り込みを入れ、クレーンで吊りながら少しずつ柱が下ろされていきました。 諏訪形の御柱祭は、室町時代に始まったとされています。 7年に一度行われていて、今年は5月に見立ての儀が、6月に斧入れ式が行われ、今回の縄ないは、初めて氏子総出で行う作業となります。 午後11時30分、3時間ほどかけて、4本の柱が下ろされ、2本の縄も完成しました。 引きづって痛めたり汚したりしないよう、全員で縄を持ち上げ、社殿の左右に納めました。 縄は9月4日の山出しの日まで社殿に供えられ、10月1日に柱につけて里曳きを行います。
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伊那市と箕輪町でお盆成人式
お盆の帰省にあわせ、伊那市と箕輪町で成人式が行われ人生の節目を祝いました。 伊那市では高遠、長谷地区を除く伊那地区8会場で14日と15日に行われました。 このうち伊那公民館では15日、美篶・手良地区を除く東部中学校区の成人197人を対象に式が行われ134人が出席しました。 式では、白鳥孝市長からのビデオメッセージが披露され、「伊那谷に住んでいて日本を変えていく、そんな取り組みを私たちと一緒に、ぜひやっていただきたい」と呼び掛けていました。 小中学校時代の担任からは「自分の行動に責任を持ち、信頼される大人になってください」などとエールが送られました。 新成人を代表して石倉夏樹さんは「素晴らしい自然や、文化がある伊那市の出身であることを誇りに持ち、これからの長い人生を突き進みたい」と挨拶しました。 式の後、友人や恩師たちと久しぶりの再会を喜んでいました。 伊那地区では今年男性312人、女性328人の合わせて640人が成人を迎えました。
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市民と議会が子育てなどで議論
市民と議会との意見交換会が18日、伊那市高遠町総合福祉センターで開かれ子育てに関する要望などが市民から出されました。 意見交換会は議会改革を進める伊那市議会がその取り組みの一環として開いているもので今回が2回目です。 議員21人と住民およそ50人が子育て、防災、農林業の3つのテーマに別れて意見を交わしました。 このうち子育てをテーマにしたグループからは保育園の統廃合などに関する意見が出されていました。 ほかに伊那市が雑誌のアンケートで子育て世代が暮らしやすい田舎の1位となったものの実感がわかないとの声があがっていました。 議会では通園通学の足の確保や移住者の住居に関する課題など市民から出された要望を政策提言として反映させていくとしています。
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伊那で箱根駅伝目指し合宿
伊那市西箕輪与地出身の伊藤国光監督率いる専修大学陸上競技部は箱根駅伝出場を目指して伊那市内で夏の合宿を行っています。 伊藤監督は現在61歳。 上伊那農業高校陸上部で活躍し卒業後はカネボウ陸上競技部の選手となり引退後は監督も務めました。 19日は午前中、伊那市から箕輪町にかけて起伏のあるおよそ5キロのコースを選手たちが走っていました。 伊藤監督は専修大学の監督に就任して今年で5年目で平成26年以来3年ぶりの箱根駅伝出場を目指しています。 伊那市で合宿を行うのは初めてで今月5日から練習をはじめ27日までのおよそ1か月を予定しています。 伊那市で初めて練習する選手たちは「走る環境が整っている」と話し手応えを感じているようでした。 箱根駅伝の予選会は10月15日に東京で開催されます。 毎年40校ほどがエントリーし上位10校が箱根駅伝に出場することができ専修大学は上位入賞を目指しています。