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大型生ごみ処理機利用 3分の1程度に留まる
ごみの減量を目的に伊那市が西箕輪の大萱団地で試験的に導入している大型の生ごみ処理機の利用が、当初の想定の3分の一程度に留まっています。
伊那市では、大型の生ごみ処理機を地区に無料で貸し出し、住民に共同で利用してもらうモデル事業を、一昨年の12月から大萱団地で実施しています。
当初の計画では、県営団地の67世帯を対象としていて、1日あたり、およそ28キロの生ごみが集まると想定していました。
しかし、思うように利用が伸びず、去年8月には対象世帯を広げましたが、現在、1日に集まる生ごみの量は平均で10キロ程度と、当初の想定の3分の一程度の処理量となっています。
市では、こうした現状について▽当初に想定した生ごみの排出規模が大きすぎたこと▽住民の生ごみを減量しようという意識が低いこと▽対象範囲が広すぎること竏窒ネどが影響していると分析しています。
市では、この結果をもとに、今後、現在より小型で、簡易的な生ごみ処理機の導入を検討していきたいとしています。 -
音訳ボランティア養成講座開講
視覚障害者に音声で情報を届ける「音訳ボランティア」の養成講座が、9日、伊那市福祉まちづくりセンターで開講しました。
この養成講座は、毎年開かれていて、今年は伊那市などから17人が参加しました。
音訳とは、本や、新聞などの活字のほか、絵や写真、グラフなどの情報を、視覚障害者に音声で伝えるものです。
講師は、長野県社会福祉協議会の音訳ボランティアグループの小田切 真佐子さんが務めました。
小田切さんは、「朗読は詠む人が主体だが、音訳は聞く人が主体。正確な情報を分かりやすく伝えることが大切」と話していました。
参加者は、早速、テキストにしたがって、アクセントや文字の読み方などを確認していました。
この講座は、30日にもう1回予定されていて、修了した人達は、ボランティアグループなどで活動していくということです。 -
えんぎ物の展示予約
伊那市山寺の業務用食品などを扱う「モダンパック伊那店」で10日と明日の2日間、正月用のしめ飾りに使う小物の展示予約会が開かれています。
駐車場に作られた特設会場には、個人でしめ飾りを作る人などが、鯛やおかめなどのえんぎ物を求め訪れていました。
1つ2円の札紙から、200円ほどの扇子など、およそニ千点が予約できます。
訪れた男性は「種類が多くて助かる。作ることと人にあげることが楽しみで毎年来ている」と話していました。
モダンパック伊那店の堀内聡店長は「完成したものもいいが、手作りしたものには重厚感やオリジナリティーがうまれる。多くの人に足を運んでもらいたい」と話していました。
「えんぎ物展示予約会」は、11日まで、モダンパック伊那店の駐車場で開かれています。 -
天竜橋 10月19日に供用開始
5日の伊那市議会一般質問で白鳥孝市長は、伊那市福島と南箕輪村北殿に架かる新しい天竜橋について、10月19日に開通式を行い供用を開始する事を明らかにしました。
新天竜橋は、大雨により橋脚が沈下した旧天竜橋にかわり、現在は、暫定措置として、時間限定で歩行者のみ通行可能となっています。 -
料理コンテスト優勝メニューを提供
伊那青年会議所が地元の小中学生を対象におこなった料理コンテストの優勝メニューが5日伊那市の山荘ミルクで提供されました。
この日は、料理コンテスに参加した子供達が山荘ミルクでの職場体験をかねて一般のお客さんに料理を提供しました。
コンテストは、今年7月、子供達に人と関わり合う力を養ってもらおうと伊那青年会議所がおこなったもので、小学2年生から中学3年生までの5つのチームが参加しました。
優勝したメニューは、サケとチーズの春まき、ロールキャベツ、キンピラ、水菜のサラダ、グリーンピースおにぎりのセットで、コンテストでアドバイザーとして参加した山荘ミルクの向山美絵子さんがアレンジしました。
伊那青年会議所では、子供同士はもちろん知らない人ともかかわりあい、協力する事の大切さを学んで欲しいと話していました。 -
高遠・長谷地域定住対策 空き家などの改築工事を補助
伊那市は、過疎化が進む高遠・長谷地域の定住対策として、空き家などの改築工事に対し150万円を上限に工事費用を補助する方針です。
これは、5日開かれた伊那市議会一般質問で、議員の質問に対し、白鳥孝市長が答えたものです。
市では今議会に、U・Iターンや、廃屋の取り壊し、出産などに対する補助を盛り込んだ定住対策補助事業として1920万円を一般会計補正予算案に計上しています。
このうち、空き家については、45歳以下の若者が取得や増改築を行う際に150万円を上限に補助を行います。
伊那市の調査によりますと、現在高遠・長谷地域には、約500件の空き家があります。市では、今後すべての所有社に対し意向調査を行い、その結果をもとに、来年度をめどに、広く情報提供をする考えです。 -
上伊那農業高校吹奏楽部が伊那養護学校で演奏・交流
上伊那農業高校吹奏楽部の生徒は7日、伊那養護学校を訪れ演奏を披露しました。
伊那養護学校を訪れたのは、上農高校吹奏楽部の部員29人です。
上農高校では、学校の枠を超えお互いに視野を広げていこうと、10年以上前から伊那養護学校との交流を行っています。
7日は、生徒達が選曲しこの日の為に練習した曲など6曲を披露しました。
曲の間には、演奏で使っている楽器の説明もしていました。
アンコールの曲が始まると、伊那養護学校の生徒らは手拍子を送っていました。
上伊那農業高校吹奏楽部では、「今後も演奏だけでなく音楽クイズや演奏体験など、より楽しめる内容を考えていきたい」と話していました。 -
南アルプス林道バス 利用増加
伊那市長谷の戸台口から北沢峠を結ぶ市営南アルプス林道バスの利用が、8月末現在で、去年より、およそ2千200人増加したことが分かりました。
バスを運営する南アルプス林道管理室によりますと、今年8月末までの林道バス利用者の数は、2万6千590人で、去年の2万4千380人より2200人ほど増加しました。
管理室では、天候に恵まれたことが大きく影響したと見ています。
9月に入ってからは、平日の利用が落ち着いてきたものの、18日からの連休には、ETC効果で利用が増えると見込んでいます。
また、10月は紅葉を見に訪れる人がいて、すでに予約も入っているということです。
南アルプス林道バスの今シーズンの営業は、11月上旬までとなっています。 -
伊澤賢司君国体出場挨拶
今月10日から千葉県で開かれる国民体育大会の水泳競技50m自由形に出場する上伊那農業高校3年の伊澤賢司君が6日、伊那市役所を訪れ白鳥孝市長に大会での活躍を誓いました。
6日は、伊澤君と水泳部の顧問佐々木博教諭が市役所を訪れ白鳥市長に出場の挨拶をしました。
伊澤君は、7月に行われた北信越大会の50m自由形に出場し、自己ベストとなる24秒26の記録を出し4位に入賞し、初めての国体出場を果たしました。
伊澤君は「大会では23秒台を出して8位以内に入賞したい」と話していました。
白鳥市長は、「上位を目指して頑張ってください」とエールを送っていました。
伊澤君が出場する国体の水泳競技は10日から千葉県の習志野市で行われることになっています。 -
伊那市がくくりわなの特区申請へ
全国的に問題となっている有害鳥獣被害ですが、伊那市では、ニホンジカなどを捕獲する手段として用いられている「くくり罠」を、わな免許をもっていない人でも仕掛けることができるようにするための特区認定に向けて申請をします。
これは、9日に開かれた伊那市議会9月定例会の一般質問で議員の質問に対し白鳥孝市長が答えたものです。
くくり罠は、特定の免許を取得した人しか仕掛けることができません。
伊那市では、免許を持っていない人でも、罠を設置できる特区となることで、有害鳥獣駆除を進めたい考えです。
現在、伊那市内では、免許を持っている74人が、罠による捕獲を行えます。
特区の認定が下りれば、免許を持っている人が同行することを条件に、免許を持っていない人でも、くくり罠をしかけることができるようになります。
市では、10月中旬に申請を行い、今年度中の特区認定を目指します。 -
伊那市景気動向調査結果 製造業で回復の兆し
伊那市緊急経済・雇用対策本部は、7月に実施した景気動向調査の結果を発表しました。
製造業では、若干回復の兆しが見えるものの、建設業では、厳しい経営状況が続いているという結果となっています。
調査は、7月2日から23日までの間、伊那市などが事業者に対し、聞き取りを行う形で行い、製造業・建設業関係では、114事業所から回答を得ました。
それによると、製造業では、受注量について「前の年の同じ時期より増加している」と、48.8%が回答しました。
しかし、受注が増えても収益が上がらない事業所が多く、「前の年の同じ時期と変わらない」と39.8%が回答しています。
一方で、「収益が増加した」と28.9%が答えていることから、製造業では、一部で収益をあげる事業所も出てきています。
建設業では、受注量について、「前の年の同じ時期より増加」と32.1%が答えました。
しかし、「受注が下回っている」と50.1%が回答していて、市では、「経営状況の二極化が進んでいる」と分析しています。
また、収益については、「前の年の同じ時期と変わらない」と33.3%が回答しているものの、「前の年の同じ時期より低下している」と59.2%が答えていて、「厳しい経営状況にある事業所が増えていることがうかがえる」としています。 -
市商工業振興条例の改正案を12月定例会で提出へ
伊那市の白鳥孝市長は、工場新設などの補助金交付について一定期間以上の事業継続等を条件とすることなどを追加する、伊那市商工業振興条例の改正案を伊那市議会12月定例会に提出する考えを示しました。
これは7日開かれた伊那市議会一般質問で白鳥市長が明らかにしたものです。
伊那市商工業振興条例は工場新設や増設などの補助金などについて定めているものです。
伊那市は、市が誘致した企業、伊那市美篶のNECライティングが11月末で工場を閉鎖することを受け、条例にもとづいたこれまでの補助金およそ1億5900万円を返還するよう、親会社のNEC本社に口頭で求めています。
ただし今の条例には企業撤退の際、返還を求めることができるとする、明確な項目は記されていません。
議員からの「口頭ではなく、文書で求めるべきではなかったのか」という質問に対し、白鳥市長は、「法的根拠に準拠しているかどうか精査したうえでなければならないことから口頭で申し上げた。」と答えました。
また議員からの「補助金は全て税金。返還を求めるのは当然ではないか」という質問には「その方向でやっていきたい」と述べました。
他に「条例改正案の一定期間というのは企業からの税収の金額が補助金を上回るまでをいうのか」という質問には「そのことも含めたうえで提案する」と答えました。
一般質問では他にNECライティングの工場用地未購入問題についても質問が出されました。
この問題はNECライティングの工場増設のため市が、約6億7千万円をかけて整備した土地が未購入のままになっているというものです。
議員からは、NECライティングには土地購入の義務がある。市の口約束という手法も疑問だとして、今後の対応について質問が出されました。
白鳥市長は「土地購入を要請していくほか、新たな事業展開を要望していく。」と答えました。
質問した議員はこの件について住民監査請求が出される可能性も示唆しました。 -
水無山ハイキング
伊那市手良の里山を登る水無山ハイキングが5日行われました。
水無山ハイキングは、地区住民の交流や健康増進を図ろうと行われていて今回で4回目です。
水無山山頂ではかつて、手良小学校の運動会を行うなど地域に親しまれていました。
登る人がほとんどいなくなってしまったことから地区住民などが4年前から水無山に登るハイキングコースの整備を行っています。
また、信州大学農学部の演習林が手良地区にあることから毎年学生の有志が手伝っています。
5日は、地区住民を始め、信大学農学部の学生などおよそ100人が参加しました。
JA上伊那手良支所を出発し標高1200メートルの山頂を目指しました。
途中、信大生が水無山に生息する動物の問題を出したり、植物について解説をしていました。
出発してから2時間あまりで頂上につきました。
頂上では豚汁がふるまわれ、参加者は手良地区の景色を見渡しながら味わっていました。 -
富県小で富小オリンピック
伊那市の富県小学校で2日、児童会まつり「富小オリンピック」が開かれ、児童がゲームに挑戦しました。
富小オリンピックは児童会が計画したもので、全校児童が12の班に分かれてゲームをしました。
ゲームは、児童会の6つの委員会がそれぞれ考えました。
体の仕組みパズルは、完成図が人体模型の絵で、制限時間内にできたパズルのピースの数で得点を競います。児童は真剣になってパズルに挑戦していました。
空き缶積みゲームでは、空き缶を5つずつ積み上げて搭を作りました。
積み上げた缶の数によって点数が決まるため、協力して缶を積んでいました。
児童は、ゲームの部屋を次々と移動して楽しんでいました。 -
伊那谷フィルムコミッション設立
伊那市は、映画やテレビドラマなどの誘致支援活動をする「伊那谷フィルムコミッション」を市の組織の一部として6日、設立させました。
6日、白鳥孝市長や市職員で代表の伊藤隆博さん等が出席し市役所で記者会見が開かれました。
白鳥市長は「映画やドラマ、コマーシャルなどの映像を通じて、伊那谷を全国に発信していきたい」。代表の伊藤さんは「2つのアルプスを望める景色や、伊那市の持つ歴史文化をPRしていきたい」と会見で話しました。
伊那谷フィルムコミッションでは、風景や建物などといった、ロケ候補地の情報収集を行い、ホームページで公開します。
また、実際の撮影では、撮影交渉や、ボランティアスタッフ、エキストラの募集などを行います。
伊那谷フィルムコミッションでは広く一般からメンバーの募集をしています。
<問い合わせ>
伊那谷フィルムコミッション 伊藤 隆博代表
(伊那市役所総務部情報統計課調査統計係長)
電話0265-78-4111 内線2151 -
森の音楽祭イン春近郷2010
地域で活動する音楽団体の発表会、森の音楽祭イン春近郷2010が5日、伊那市東春近の殿島城址公園で開かれました。
森の音楽祭は、殿島城址公園の有効活用を図ろうと、東春近公民館分館連絡協議会などが開いたものです。
今日は12の団体が踊りやダンス、楽器演奏などを披露していました。
訪れた人たちは、森の中に響き渡る心地よい音色を楽しんでいました。 -
県公衆衛生専門学校の2年生が模擬患者実習の成果発表
伊那市にある県公衆衛生専門学校の2年生が31日、今年3月から行ってきた歯科指導実習の成果を発表しました。
この日は、2年生17人が、今年3月から取り組んできた模擬患者実習のまとめを発表しました。
模擬患者実習は、学生が家族などを患者にみたてて指導にあたり、口の中の健康状態の改善などを図るものです。
そのうち、笹川智香さんは、模擬患者にブラッシングの大切さを知ってもらい、自分で口の中の健康が維持できるようにと指導をしてきました。
笹川さんは、「指導は自分の思い通りに進まないことが多かった。実習を通して、患者さんと一緒に問題解決に取り組むことの大切さを実感した」と話しました。
また、小島ひとみさんは、歯石の改善にむけ、指導をしました。
小島さんは、「患者さんに積極的に歯科指導に取り組んでもらうには、相手の意見を尊重し、それを踏まえた指導が大切」と話していました。
2年生は今後、3カ月間の臨床実習を行い、来年3月6日に国家試験を受ける予定です。 -
伊那市西春近諏訪形諏訪神社 御柱祭山出し
7年に一度行われる、伊那市西春近諏訪形諏訪神社の御柱祭。5日は、4本の柱を区内の山から里へと出す、山出しが行われた。
山出しには、氏子やその親類などおよそ200人が参加、木やりの掛け声に合わせ柱を引いた。
今日は午前中までに3本の柱を神社まで引き着け、難所の一つ、神社前の石段では全員が力を合わせ、柱を境内へと引き上げていた。
午後からは、一番大きい一の柱の山出しが行われた。一の柱は、幹の太さがおよそ2メートルある大木で、氏子らは強い日差しが照りつける中、目的地まで柱を引いた。
一の柱は地区内を周り、今日はおよそ2.5キロ曳行され、10月2日に里曳きと建御柱が行われる事になっている。 -
5年ぶりにどんぴちゃ祭 開催
伊那市西春近の卸売市場団地で4日、5年ぶりに「どんぴちゃ祭」が行われ、多くの人で賑わいました。
どんぴちゃ祭は、西春近と東春近を結ぶ殿島橋を利用して行われていた祭りで、東西春近の交流の場となっていました。
しかし、平成18年の豪雨災害の影響で橋が使えなくなって以来、行われていませんでした。
今回、西春近商工会の50周年と新しい殿島橋の開通を記念して、5年ぶりに西春近地区単独で祭りが行われました。
地元にある丸水長野県水や丸伊伊那青果の協力を得て、サンマのつかみ取りや野菜の袋詰め放題が行われた他、地域住民が考えた様々なイベントが行われました。
原輝雄委員長は「みなさんにこんなに期待されていたとは思わなかった。多くの人たちに来てもらえてうれしい」と話していました。
会場を訪れた人たちは、5年ぶりに行われた地元の祭りを楽しんでいました。 -
9月で初の猛暑日記録
4日の伊那市の最高気温は35度を記録する猛暑日となりました。
長野地方気象台によりますと4日の伊那市の最高気温は、35度を記録する猛暑日となりました。
9月に猛暑日となるのは、伊那市での観測が始まった平成5年以来はじめてです。
伊那市では8月16日から9月4日まで20日連続で30度を超える日が続いています。
長野地方気象台によりますとこの暑さは向こう1週間ほどは続くと予想していて、熱中症など健康管理に注意するよう呼びかけています。 -
就職支援セミナー 毎週土曜に実施
去年9月に伊那市西春近に開所した「緊急求職者サポートセンター」が、4日から毎週土曜日に就職支援セミナーを開きます。
この日は、求職者や転職希望の7人が参加し、応募書類作成のポイントについて学びました。
サポートセンターの下山昌利センター長が講師を務め、採用担当者に好印象を与える効果的な書類の作り方を指導しました。
下山さんは「パソコンでの書類制作は、パソコンが使えるアピールにもなる」「志望動機は細かく具体的に」などポイントを説明していました。
緊急求職者サポートセンターは、9月で開所から1年が経ちます。
開所当時少なかった利用者の数も、現在では1日平均30人から40人になったということです。
下山さんは「利用者が増えたのは、セミナーの充実もあるが、求職者が前向きに職探しをするようになったから」と話していました。
緊急求職者サポートセンターの就職支援セミナーは、今後も毎週土曜日に行っていくということです。 -
高遠城下まつり 高遠囃子や高遠太鼓 披露
伊那市高遠町で4日、「高遠城下まつり」が行われました。
高遠城下まつりでは、歩行者天国となった本通りで訪れた人にふるまい餅が配られた他、多くのイベントが行われました。
おまつり広場で行われたイベントでは、伝統の高遠太鼓が披露されました。
4日は、高遠太鼓保存会の会員と、高遠中の生徒など合わせて26人で演奏しました。
メンバーらは力強い鉢さばきを披露していました。
他には、高遠小学校の児童でつくる「高遠小おはやしクラブ」が、高遠囃子を披露しました
児童らは、6月から週2回この日に向けて練習をしてきました。
今年そろえたというお揃いのはっぴを着て息のあった演奏を披露していました。
まつりには、旧高遠町時代から親善交流都市である福島県会津若松市などの出店が立ち並び、多くの人で賑わいました。 -
SKF出演者が出前コンサート
8月から9月にかけて松本市で開かれている音楽祭「サイトウ・キネン・フェスティバル」の出演メンバーが3日、伊那中央病院で出前コンサートを開きました。
この日は「サイトウ・キネン・フェスティバル」に出演している若手のメンバー4人が中央病院を訪れ演奏を披露しました。
出前コンサートは、会場に行く事ができない人達にも演奏を楽しんでもらおうと毎年行われているもので、伊那での開催は今回が初めてです。
この日は4人が弦楽四重奏の曲、3曲を披露しました。
演奏を聞いたある男性は「初めて聞いたが素晴らしい。病院で演奏してくれてとてもうれしい」と話していました。
サイトウ・キネン・フェスティバルは、9月9日まで松本市内の会場で公演が行われることになっています。 -
伊那東小あんず組と竜東保育園年中園児がプールで交流
伊那市の伊那東小学校の児童が3日、竜東保育園を訪れ、園児と一緒に手作りのペットボトルの舟で遊びました。
交流をしたのは、伊那東小2年あんず組の32人と竜東保育園の年中園児29人です。
あんず組は、生活科の授業で園児達との交流に取り組んでいて、これまでも音楽やプール遊びなどを通して竜東保育園と交流してきました。
今回あんず組は、園児と一緒に遊ぶために、ペットボトルを各家庭から持ち寄り、子ども30人が乗れる大きさの舟を作りました。
3日は、みんなで舟に乗ったり、水をかけあって楽しみました。 -
民主党長野県連に要望
南アルプス世界自然遺産登録推進協議会副会長の白鳥孝伊那市長が3日、長野市の民主党長野県総支部連合会事務所を訪れ、南アルプスの世界自然遺産登録に向けた活動に対し協力を求めました。
3日は白鳥市長が民主党長野県連の倉田竜彦幹事長に南アルプスの世界自然遺産登録に向けた要望書を手渡しました。
今回要望したのは3点で、一つめは、ニホンジカの食害により景観や、生態系に悪影響が出ていることから、迅速で効果的な計画の策定とその実施を求めています。
二つめは、南アルプス国立公園の区域の見直しと公園計画の再検討を要望しています。
三つめは、南アルプスのユネスコ・エコパーク登録に向けた情報収集とその提供について協力を求めました。
白鳥市長は「世界自然遺産への登録に向けては克服しなければならない、問題や解決しなければならない課題が山積している」として国や県の支援を求めました。
これに対し、倉田幹事長は「南アルプスは世界自然遺産となる可能性があると思う。要望は国へあげていきたい。」と答えました。
南アルプス世界自然遺産登録推進協議会を構成する静岡市や南アルプス市もそれぞれの県の民主党県連で要望活動を行い、国に働きかけていくということです -
伊那市でふれあい広場
福祉のお祭り、ふれあい広場が29日、伊那市の福祉まちづくりセンターで開かれました。
ふれあい広場は、世代や障害のあるなしをこえて、同じ地域で共に生活していることを共感しようと伊那市社会福祉協議会などが毎年開いています。
会場となった福祉まちづくりセンター駐車場には、福祉関係団体による各種出店が並び、屋内では作品展示が行われました。
保健センターには、昔の遊び体験コーナーが設けられ、子どもたちが高齢者クラブの会員と折り紙やあやとり、お手玉を楽しんでいました。
ステージでは、踊りや民謡、コーラスが披露され、会場を訪れた人たちは、カキ氷を食べながら発表に見入っていました。
ふれあい広場は、午前中を中心に多くの人たちで賑わいをみせていました。 -
作陶展「暮らしに活かされて」
伊那市高遠町の陶芸家、
林秋実さんによる作陶展「暮らしに活かされて」が伊那市西春近のかんてんぱぱホールで開かれています。
林さんが作陶展を開くのは今回が4回目で会場には皿やカップ、花瓶など約250点が並んでいます。
焼き物の表面に塗る釉薬は、薪ストーブで燃やした木の灰と稲ワラの灰を混ぜてからすり潰し泥状にしたもので、さえた色合いが特徴だということです。
この林秋実さんによる作陶展は
6日まで、かんてんぱぱホールで開かれています。 -
上伊那選手権水泳競技大会
上伊那選手権水泳競技大会が8月29日伊那市で開かれ、選手たちが日頃の練習の成果を発揮しました。
大会は、スイミングクラブなどでつくる上伊那水泳協会が毎年開いているもので、保育園児から一般まで約200人が参加しました。
自由形、平泳ぎ、背泳ぎ、バタフライの4種目が行われ、選手たちは、自己記録更新を目指して懸命な泳ぎをみせていました。
また今回は20回の節目という事で記念行事として親子3代でつなぐ150mリレーなどがおこなわれました。
この大会の模様は9月18日午前9時50分からご覧のチャンネルで放送します。 -
実りの秋 稲刈り始まる
実りの秋です。
上伊那では、早くも稲刈りが始まっています。
2日、伊那市手良の農家、登内里見さんの田んぼで、稲刈りが行われました。
登内さんは、田んぼ22ヘクタールで米を育てていて、先月の30日から稲刈りを始めています。
今年は例年より1週間ほど早く、稲刈りを始めたということです。
田んぼを見て回り、生育状況を見ながら刈り取りをしているということです。
登内さんは今年の作柄について、「平年並み」と話していました。
登内さんは自分の田んぼのほか、依頼を受けて刈り取りもするため、稲刈りは10月中旬まで続くということです。
JA上伊那によりますと、稲の生育状況は去年より10日ほど早く、収穫のピークは9月下旬となりそうです。 -
西箕輪保育園起工式
来年4月の開園を目指す、伊那市の仮称・西箕輪保育園の安全祈願祭・起工式が、2日行われました。
2日は、市の関係者や建設を行う業者、地区住民など40人ほどが参加し、工事の安全を祈願しました。
仮称・西箕輪保育園は、大萱保育園と西箕輪北部保育園の統合に伴い新たに建設されます。
場所は、西箕輪小学校の学校林として使用されていた市有地で、小学校・中学校と隣接しています。
敷地面積は、およそ8200平方メートルで、建物は、木造平屋建て、延床面積は1600平方メートルです。
市内の保育園としては2施設目となる太陽光発電設備が設置されるほか、ペレットボイラーも導入されます。
学校林に生えていたヒノキやカラマツも集成材として建物の柱や床などで活用される予定です。
起工式で、白鳥孝伊那市長は、「近くにある小中学校のお兄さん・お姉さんに見守られながら、自然豊かな西箕輪の地で、園児たちにすくすくと育って欲しい」と挨拶しました。
保育園建設の総事業費は、4億2000万円で、主に合併特例債が充てられます。
伊那市が平成13年に計画した保育園の統廃合は、西春近、美篶、富県と続き、西箕輪保育園をもって終了することになります。
西箕輪保育園は、来年3月下旬完成予定で、4月に開園します。
なお、保育園の名称は、地元の検討委員会などと相談し、今年中に決めるということです。