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日中最高1.5度 寒い1日
10日の伊那地域は、日中の最高気温が1.5度までしか上がらずこの冬一番の冷え込みとなりました。 最低気温もマイナス7.3度と1年で最も寒い1月下旬から2月上旬を下回る寒い一日となりました。
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春よ来い 合格祈願
伊那市東春近の春近神社で、高校受験を目前に控えた中学生を対象にした合格祈願祭が10日開かれました。 合格祈願をしたのは、神社近くの春富中学校の3年生140人です。 2回に分けて行われ、1回目は1組と3組、2回目は、2組と4組の生徒が参加しました。 中学生たちは、花畑樹彦宮司に従い神事にのっとって合格祈願をしました。 生徒の代表が玉ぐしを奉り、全員で2拝2拍手1拝をして全員志望校合格を祈りました。 春近神社での合格祈願祭は、地元有志が、受験の応援と縁起の良い地名への愛着や誇りにつなげようと学校側などに働きかけ、平成24年に初めて実現しました。 今回3回目で、関係者は今後も継続していきたいと話しています。 合格祈願を終えた生徒たちは、神社が用意した特性の鉛筆をもらい学校に帰っていきました。 今年の高校入試は、前期選抜が2月10日、後期選抜が3月11日に実施されます。 合格発表は、前期が2月18日、後期は3月20日です。
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現代絵画の作品展「第11回漸進展」
伊那市出身・在住の作家による現代絵画の作品展、「第11回漸進展」が、9日から、伊那市のいなっせ2階展示ギャラリーで始まりました。 会場には、8人の作家がこの1年で制作した近作14点が展示されています。 全員が、県展をはじめ国展などの全国規模の美術展で入賞経験があります。 作品は、油彩画、水彩画、アクリル画などジャンルも様々です。 新しく美しい造形を開拓しながら前に進んでいくとの意味をこめて「漸進」を展覧会の名前にしました。 実行委員長の小林修一郎さんは「それぞれの作品の個性と持ち味を楽しんでもらいたい」と話しています。 伊那市出身、在住作家による洋画展「第11回漸進展」は、13日(月)まで、伊那市のいなっせ2階展示ギャラリーで開かれています。
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東部中・高砂中テレビ電話で交流
タカトオコヒガンザクラを通して交流している伊那市の東部中学校と、宮城県仙台市の高砂中学校の2年生は、9日、インターネットのテレビ電話を活用して、交流しました。 9日はインターネット電話サービス「スカイプ」を活用して、交流しました。 会場となった体育館では、テレビ電話が、大画面で確認できるようになっていました。 2年生260人ほどが見守る中、お互いに、生徒会の新役員の紹介をしました。 東部中と高砂中の交流のシンボルとなるきずな宣言がかかれたボードを東部中が高砂中に贈っていて、今日、届いたとの報告がありました。 交流会では、東部中の2年生が震災復興支援ソングの「花は咲く」の3部合唱を披露していました。 東部中学校と高砂中学校は、門外不出のタカトオコヒガンザクラが縁で交流が始まりました。 高砂中学校のシンボルだった桜が東日本大震災の津波の被害で枯れてしまったことを知った東部中が、2012年に、タカトオコヒガンザクラを贈ったものです。 高砂中学校では、野外活動で取り組んだソーラン節を2年生全員で披露しました。 東部中学校では、今年開校50周年を記念して、校内にタカトオコヒガンザクラを植樹します。 高砂中に贈った桜と対応するよう「輝(ひかり)」「虹(かけはし)」と名付けた2本植えるということです。
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世界遺産新春富士50景
世界遺産に登録されている富士山をテーマにした作品展、新春特別企画「世界遺産新春富士50景」が、伊那市坂下のはら美術で開かれています。 会場には、長野県出身の作家を中心に25人の作品、およそ70点が並んでいます。 これは、富士山が世界遺産に登録される前から企画されていたもので、富士山をテーマにした作品展をはら美術で開くのは今回が初めてです。 展示されている作品は、日本画や洋画など6つの技法で描かれています。 こちらは、去年3月に日本芸術院賞を受賞した、大分県出身の洋画家、佐藤哲さんの作品です。 日本芸術院賞は、1年で1人だけに贈られる貴重な賞です。 はら美術の原真一郎さんは「富士山は、同じ場所から作品を描いても、作家1人1人の感性で全く違う作品に見える。そのおもしろさを感じてもらえたら嬉しい」と話していました。 富士山をテーマにした作品展「世界遺産新春富士50景」は13日(月・祝)まで、伊那市坂下のはら美術で開かれています。
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元気に滑走 ちびっこスケート教室
3日から今シーズの営業を開始した伊那市横山の天然リンク伊那西スケート場で7日伊那市内の保育園児や小学生を対象にしたちびっこスケート教室が開かれました。 ちびっこスケート教室は、スケート人口の底辺拡大などを目的に伊那市が昭和40年代から毎年開いていて、今年は市内全域から43人が参加しました。 教室では初心者・初級・中級・上級の4つのグループに別れ、伊那市体育協会スケート部のメンバーが指導をしました。 スケートをはじめたばかりの子どもはイスにつかまったり、親に手をひいてもらいながら、氷の感触を楽しんでいました。 中級や上級のクラスになると、「姿勢を低くし、体重移動を意識しながら氷をしっかり蹴る」などのアドバイスを受けながら滑っていました。 ちびっこスケート教室は11日土曜日まで5日間開かれることになっています。 伊那西スケート場の営業は来月9日までの予定で、利用料は一人200円です。
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高遠中学校が「中部の未来創造大賞」受賞
国土交通省などが中部地域の地域づくりの活動を表彰する「中部の未来創造大賞」で、伊那市高遠町の高遠中学校が優秀賞を受賞しました。 8日は高遠中学校生徒会山田流星生徒会長など6人が市役所を訪れ受賞の報告を白鳥孝伊那市長にしました。 中部の未来創造大賞は今年で14回で、37件の応募の中から、高遠中学校が、大賞に次ぐ優秀賞に選ばれました。 民間、行政の垣根を越えた活動を表彰し、中部地域の発展に役立てようと、国や中部5県で組織する、中部の未来創造大賞推進協議会が毎年、民間団体や企業、学校、行政機関を表彰しています。 高遠中学校は、毎年4月の観桜期に、駐車場案内、トイレ開放、生徒会売店の営業、桜茶接待など、ボランティア活動を行って来ました。 生徒によるボランティア活動の始まりは昭和五51年。ひとつの学級が城址公園の清掃を始めたことがきっかけでした。 高遠中学校では「今年で活動が14年になる。継続してきたことが認めてもらえたと思う。これからも長く続けていきたい」としています。
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美篶笠原で伝統のまゆ玉づくり
伊那市美篶笠原で8日、子どもたちがお年寄りと一緒に伝統の、まゆ玉づくりを体験しました。 これは五穀豊穣などを願うために、戦後から行われている伝統行事だということです。 美篶笠原の北村地区では、地域のお年寄りが農村伝統の行事を子どもたちに伝えていこうと毎年この行事を行っています。 8日は、地区の小学生7人が廣徳館に集まり、まゆ玉づくりに挑戦していました。 子どもたちは、水と、食紅を混ぜてこねあげた白とピンク、緑、黄の4色の米の粉を手のひらでまるめてまゆの形に作り上げていきました。 中には、今年の干支、午の顔のまゆを作った子どももいました。 出来上がった80個以上のまゆ玉は、高さおよそ3メートルのそよぎに飾られました。 カラフルに仕上がったまゆ玉は11日まで廣徳館に飾られ、12日に笠原で行われるどんど焼きで焼いて食べるということです。
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上伊那の小中学校で3学期始業式
上伊那の一部の小中学校で7日から3学期が始まりました。子どもたちは今年1年の目標をたてて学校生活をスタートさせました。 このうち伊那市の伊那北小学校では市内の小学校のトップを切って3学期が始まりました。 伊那北小学校では、12月28日から6日までの10日間冬休みでした。 6年生の教室では、冬休み中の宿題などを担任に提出していました。 児童たちは筆で今年1年間の目標を漢字一文字で表していました。 体育館には全校児童530人が集まり始業式が行われました。 代表児童が今年1年間の目標を発表していました。 久保田之義校長は「3学期は勉強のまとめや来年度の準備をする時。学年で学習していることを身に付け、自然に触れ寒さに負けない体をつくって欲しい」と児童たちに呼びかけていました。 伊那北小学校の3学期は7日から卒業式が行われる3月15日までの48日間です。 上伊那の小中学校の始業式は8日がピークとなっています。
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10年後の自分への手紙 タイムカプセル
伊那市の伊那食品工業は、社員全員が10年後の自分にあてた手紙などを6日、タイムカプセルに入れました。 これは、自分の人生や会社、地域の将来について考える機会にしようと初めて企画したものです。 6日は、今年初めての月例会が開かれ、塚越寛会長らが、社員436人が書いた10年後の自分への手紙や職場の写真などをタイムカプセルの中に入れました。 総務人事部の女性社員は「10年後も地域の人たちに愛される会社であってほしい」などと書いたと話していました。 タイムカプセルは本社に展示され、10年後の2024年1月に開封することになっています。
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伊那市高遠町地区 成人式
2日、伊那市高遠町地区の成人式が高遠さくらホテルで行われました。 式では、地元住民でつくる「高遠太鼓保存会」が祝い太鼓を披露しました。 新成人の中にも保存会のメンバーがいて、一緒に「紅神楽」という曲を演奏しました。 今年、高遠町地区で成人を迎えたのは、男性22人、女性29人の合計51人です。式には、このうち46人が出席しました。 高遠町公民館の原和男館長は「権利と義務が与えられ新しい節目を迎えた皆さんは、高遠で育った事を誇りとし、故郷に活力を与えて欲しい」と式辞を述べました。 新成人を代表して伊藤利行さんは「自分の責任を自覚して郷土の発展のため最善の努力をしていきたい」と話していました。
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長谷地区成人式
正月の帰省に合わせ、伊那市と南箕輪村で成人式が行なわれ、新成人が大人としての第一歩を踏み出しました。 1日は、伊那市の長谷公民館で長谷地区成人式が行なわれました。 今年は新成人の一人西村ひかりさんの呼びかけで、昭和43年以来46年ぶりに女性9人が着物姿で出席しました。 今年、成人を迎えたのは、平成5年4月2日から平成6年4月1日生まれの男性8人、女性9人の合計17人で、式には15人が出席しました。 長谷公民館の池上謙館長は「社会の担い手として活躍し吸収した新たな知識を故郷長谷に還元し、夢に向かい着実に歩んでほしい」と激励しました。 新成人を代表して橋爪翔平さんは「くじける事無く努力し困難な事に立ち向かう大人になりたい。広い視野を持った大人になれるようこれからもご指導お願いします。」と誓いの言葉を述べました。
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菊の湯 78年の歴史に幕
12月29日、伊那市の中心市街地の銭湯菊の湯が78年の歴史に幕を下しました。 営業最終日となったこの日、常連客が代表の唐沢寿子さんに感謝の花束を手渡しました。 人々は、「癒しの場で仕事の活力源だった」「長い間おつかれさまでした」などと声をかけていました。 菊の湯は、昭和10年に開業。 地域住民や登山者らで賑わいましたが、燃料の高騰や従業員の高齢化で廃業を余儀なくされました。 伊那市内に残る唯一の銭湯「菊の湯」は、惜しまれながら78年の歴史に幕を下ろしました。
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仕事始め トップが訓示
上伊那の多くの企業は6日が仕事始めとなり業務がスタートしました。 サン工業株式会社の川上健夫社長は仕事始め式で「サン工業のファンづくりをするにはどうすればいいのか試される1年になる」と訓示しました。 伊那市西箕輪に本社を置く、メッキ処理のサン工業株式会社。 仕事始め式には社員およそ80人が集まり川上社長が訓示しました。 川上社長は「アベノミクスの風を感じるのは我々であり、その感性を持つ会社は成長できるし時代を生きていける。サン工業のファンづくりをするにはどうすればいいのか試される1年になる。」と社員に呼びかけました。 仕事始め式ではほかに鏡割りが行われ業績アップを願いました。
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伊那市でも仕事始め 「人口増へ」
自治体でも、6日が仕事始めとなりしました。 伊那市の仕事始め式には職員およそ350人が出席しました。 白鳥孝市長は「定住人口の増加が必要。これは掛け声ではなく、確実に確保する。そうしなければ伊那谷のリーダーとしての存在が小さくなる。」 また、「リニア新幹線や中間ゴミ施設などの課題に対し、住民が安心安全に暮らせるよう職務を遂行してほしい」と職員に呼びかけていました。
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伊那スキーリゾートでスキー教室
伊那市民を対象にしたスキー教室が6日、伊那市西春近の伊那スキーリゾートで開かれました。 伊那市教育委員会が毎年開いているもので、小学生を中心におよそ20人が参加しました。 教室では伊那市体育協会スキー部のメンバー2人が、初級と中級に別れて指導にあたりました。 子どもたちは板の履き方を教わったあと、なだらかな斜面で滑りました。 しばらくすると、リフトに乗り、上からスキー板をハの字に広げ滑っていました。 この日は午前と午後にわたり指導が行われ参加した子どもたちは「楽しかった、これからもっと上手に滑れるようになりたいです」と話していました。
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親戚などが集まり餅つき
30日には、正月に向け各地で餅つきが行われました。 伊那市美篶の三澤忠光さん宅では、親戚や友人など25人が集まり、もち米60キロをつきました。 三澤さん宅では、孫が保育園で餅つきをしたことがきっかけで6年前からうすと杵で餅つきを行っています。 ついた餅はすぐに伸ばし、切り分けていきます。 子供たちも餅つきに挑戦していました。 お昼には、つきたての餅を全員で楽しみました。 30日についた餅はそれぞれ持ち帰り、正月に味わいました。
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みはらしファームで新年カウントダウン
年末年始にかけて伊那市西箕輪の農業公園みはらしファームでは、2014年の幕開けを祝ってカウントダウンが行われました。 会場には200人ほどが集まり、配られたクラッカーを鳴らして、新たな年明けを祝いました。 カウントダウンの後は恒例のお宝投げが行われました。 500人分の餅や羽広荘の宿泊券、みはらしファーム内の施設の利用券が入ったお宝が配られました。 参加者は福を求めて、手を伸ばしていました。 カウントダウンの後は、日本一早くオープンするみはらしいちご園が開園しました。 訪れた人たちは、赤く実ったいちごを次々にほおばっていました。
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マレットゴルフ新春だるま初打ち大会
市内のマレットゴルフ愛好者でつくる伊那市マレットゴルフ協会のメンバーが5日、伊那市美篶の南割マレットゴルフ場で毎年恒例の新春ダルマ初打ち大会を開きました。 この日は、会員およそ40人が、27ホールのコースを2周して打数を競いました。 年の始めの恒例の大会で、お互い声をかけ合いながら初打ちを楽しんでいました。 伊那市マレットゴルフ協会は、今年も多くの大会に出場して、楽しみながら親睦を深めたいということです。 大会の最後には、参加者にダルマが1つずつ配られました。
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無病息災願う 年の初め
1日の夕方には、無病息災を願う元旦の伝統行事「年の初め」が伊那市御園で行われました。 「年の初め」は、提灯を持った子供達が太鼓を鳴らし区内を練り歩き、無病息災を願う御園区の伝統行事です。 明治時代から始まったとされていて新年を祝い庄屋などから食べ物やお年玉をもらっていたという事です。 昭和に入り一時は途絶えましたが昭和61年のアクセス道路の開通を機に伝統行事を広く伝えていこうと、区のPTAを中心に復活しました。 今年は、区内の小学生30人が参加し、およそ2キロを歩きました。 コースの途中では、ひと目見ようと家から出てくる人や、お菓子を差し入れる姿も見られました。
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銭湯菊の湯 29日に営業終了
伊那市に唯一残る銭湯、菊の湯が29日で営業終了となります。 28日は営業終了を前に、常連客などが菊の湯を訪れました。 菊の湯は昭和10年に創業し、78年間町部の銭湯として利用されてきました。 燃料費の高騰、施設の老朽化、従業員の高齢化などにより、あすで営業を終了します。 菊の湯では、「ここまでがんばってこれたのもみなさまのお力添えがあってのこと。深く御礼申し上げます」と感謝しています。 また、菊の湯の廃業に伴い、家に風呂が無く困る人が居ることなどから、住民有志は29日、仮称「いい湯だな会」を結成します。 みはらしの湯への送迎サービスの充実や、街中に入浴施設を整備するための研究などを行います。 菊の湯の営業は29日午後9時までです。
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そば処こやぶ 年越しそば発送準備に追われる
大みそかを前に、伊那市中央の創業40年のそば処こやぶでは、年越しそばの準備に追われています。 こやぶでは、社長の伊藤祐一さんと息子の顕さんを中心に、7人が年越しそばの発送作業に追われていました。 毎年この時期は4千食以上の予約が入るということで、今年も北海道から九州まで全国各地から注文がきているということです。 そばは、他の麺類よりも切れやすいことから「年越しにそばを食べることで今年1年間の災いを断ち切る」という縁起を担いで食べられるようになったのが始まりとされています。 年越しそばの準備は、29日と30日がピークだということです。 なお、30日までは持ち帰りの予約を受け付けているということです。
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春富中学校 渡部愛美さんが税の作文コンクールで入賞
全国の中学生から58万作品が寄せられた税の作文コンクールで、伊那市の春富中学校3年の渡部愛美さんが入賞しました。 26日、渡部さんが伊那市役所を訪れ、久保村清一教育長に受賞の報告をしました。 税の作文コンクールには、全国の7,248校から58万3,142作品の応募がありました。 渡部さんは、自身の生活と税金の関りを作文にし、5つの大臣表彰と国税庁長官賞に継ぐ全国納税貯蓄組合連合会会長賞を受賞しました。 渡部さんは、「税金はお互いに助け合って生きていくためのものだと感じた」と話していました。
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高遠高校書道コースが中学生指導
伊那市の高遠高校書道コースの生徒が25日、高遠中学校を訪れ、中学生に書き初めの指導を行いました。 希望する中学校の生徒17人に高校生が書き初めの指導をしました。 指導したのは、高遠中学校出身の3人です。 高遠中学校は継続的に高遠高校と交流をしていますが、書道コースとは今回が初めてです。 生徒たちは自分の名前を行書体で書く練習を繰り返していました。 なかなかうまく書けない中学生に高校生が、書き方や字のバランスなどを丁寧に教えていました。 高遠中学校の小松民敏校長も生徒に混じって書道に取り組んでいました。
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東部中学校3年北澤健汰くん 日台国際野球大会出場
31日から台湾で開かれる第11回日台国際野球大会に、伊那東部中学校3年で伊北リトルシニア所属の北澤健汰くんが出場します。 27日は、北澤くんが伊那市役所を訪れ、酒井茂副市長に出場の報告をしました。 北澤くんは中学1年生の時から本格的に野球をはじめ、現在は上伊那の中学生を中心につくる硬式野球チーム伊北リトルシニアに所属しています。 北澤くんのポジションはショートで、攻撃も守備も得意だ ということです。 酒井副市長は「万全の状態で思いきりプレーをしてきてください」と話しました。 大会は日本と台湾から10チームずつ出場します。 北澤くんのチームは、31日に台湾のチームと対戦することになっています。
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さようなら2013 5月~8月
5月 30.3度を記録 5月9日、伊那地域の最高気温が30.3度を記録し、8月上旬並みの真夏日となりました。 5月としては、観測史上2番目の暑さでした。 7月8日から12日まで5日連続の真夏日。8月10日と11日には、2日連続して観測史上最高となる37度を記録しました。 5月 竜東保育園着工 伊那市内24の保育園のうち、7園を3園に統合する保育園整備計画に基づき、竜東保育園の建設工事が始まりました。 竜東地区では、伊那東保育園が閉園となり、竜東・伊那北の2園に統合されます。 竜東保育園の完成は来年2月の予定。さらいねん3月には伊那北保育園の建て替えが完了する計画です。 6月 16輪のサボテン咲く 伊那市長谷溝口の保科やよいさんが育てているサボテンが6月12日に16輪の花を咲かせました。 例年はひとつのサボテンに8輪ほど咲きますが、今年は倍の16輪が咲きました。 5月の日照量が多かったことがその要因と見られています。 6月 大太坊 陸前高田公演 伊那市西春近を拠点に活動する太鼓グループ「大太坊」は、6月30日に、東日本大震災の被災地、岩手県陸前高田市で公演しました。 大太坊は震災以降陸前高田市の支援を続けています。 太鼓を通じた被災地支援は、今後も続きます。 7月 南アルプス賑わう 南アルプス国立公園指定50周年を来年に控え、今年は多くの登山者で賑わいました。 南アルプス林道バスは、7月13日、戸台口から北沢峠までの上り便を利用した人は975人にのぼりました。 今シーズンの林道バス利用者は、8年ぶりに5万人を突破しました。 7月 中アで韓国人4人死亡 中央アルプスでは、檜尾岳から宝剣岳一帯に入山した韓国人登山ツアー客20人のうち4人が死亡する遭難事故がありました。 一行は、48歳から78歳の男女で、ツアーに山岳ガイドや添乗員の同行はなく、装備も軽装でした。 外国人登山客の受け入れ体制も問われる事故となりました。 8月 南中生震災被災地でボランティア 南箕輪中学校の生徒有志は、8月に、東日本大震災の被災地・宮城県南三陸町で2泊3日のボランティア活動をしました。 南箕輪中学校と南三陸町は、被災地でライブ活動などを行なっているシンガーソングライターのDジャケットに、文化祭ステージの絵が採用されたことなどが縁で交流が続いています。 8月 西駒遭難事故から100年 中箕輪尋常高等小学校の西駒ケ岳遭難100回忌法要が8月に箕輪町の明音寺で行われました。 11人が犠牲になった事故から100年。 遺族らでつくる偲岳会が行ったもので、会では、「遭難の歴史が次の世代に語り継がれるよう務めていきたい」としています。
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年賀状の仕分け ピーク
今年も残すところあとわずかとなりました。 伊那市坂下の伊那郵便局では、元旦配達に間に合わせようと、高校生アルバイトを動員しての年賀状の仕分け作業がピークを迎えています。 辰野から宮田までの伊那郵便局管内では、140人の高校生アルバイトを採用しての2014年用の年賀状の仕分け作業が27日から始まりました。 12月15日から1月7日までの期間、伊那郵便局では、受け入れ分で88万枚、配達分で66万枚を見込んでいます。 27日は、冬休みになった31人の高校生が、効率的に配達のしやすい順路別に年賀状を振り分けていました。 伊那郵便局によりますと、今年は、連休が長いことなどが影響し、遅出しの傾向にあるということで、早めの投函を呼びかけています。 仕分け作業の山場は、29日ころからで、年内いっぱい続くということです。
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伊那市美篶南割で「連鶴」教室
一枚の和紙から数羽の鶴を連続して作る「連鶴」の教室が、19日、伊那市美篶の南割集落センターで開かれました。 連鶴は、一枚の和紙に切り込みをいれて数羽の鶴を連続して作るものです。 江戸時代に三重県桑名市にある寺の住職が考え出したと伝えられ、桑名市の無形文化財に指定されています。 講師は宮田村の中城忍夫さんがつとめました。 教室は、美篶に住む伊藤慶子さんが、知人に声をかけ、今月11日に初めて開かれ、この日は2回目です。 60代から70代の7人が参加しています。 ほとんどが初心者で、この日は4羽の鶴が連なった作品に挑戦しました。 教室は今後、月に2回のペースで開く予定で、100羽の鶴がつながった「百鶴」を作る事が目標です。 伊藤さんは「手を動かすので頭の体操にもなる。みんなで楽しく作品を作っていきたい」と話していました。
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伊那市景観計画最終案まとまる
来年4月の策定を目指している伊那市景観計画の2回目の審議会が、26日に開かれ、最終案がまとまりました。 先月、白鳥孝市長から計画案について諮問があり今月16日まで市民の意見を募集してきました。 意見募集では、小学6年生8人から河川のごみを減らす事やアレチウリ駆除、水生生物の保護を計画に加えて欲しいとの意見がありました。 これに対して市は、環境、観光、住生活などそれぞれの分野での計画で進めていくとして、景観計画では明記しないと回答しています。 景観計画が策定されると、景観計画区域となる伊那市内全域では、景観に与える影響が大きい一定規模以上の建造物などの建設行為は、事前に届け出が必要となります。 また、建造物の高さは、原則として、市街地では31m以下、それ以外の場所では18m以下とするなどの制限も設けられています。 審議会は次回、来年1月27日に開かれ、審議結果を白鳥市長に答申することにしています。
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上伊那の小中学校で終業式
上伊那の小中学校で、26日、終業式が行われ、こどもたちが、年末年始の冬休みに入りました。 このうち、伊那市の美篶小学校の終業式では、6年生と1年生が学習の成果を披露しました。 1年生は、寸劇等を交えながら、今年の重大ニュースを、発表しました。 プールに潜れるようになったことや鍵盤ハーモニカがふけるようになったことなどがニュースにあがっていました。 小林 光希校長は、「休み中は、家族の一員としてしっかりお手伝いをして、元日には、一年間の目標をたてましょう」と、挨拶しました。 3年2組の教室では、担任の海野 里早教諭から、それぞれががんばったことが書かれたミニサイズの賞状と通知表が渡されました。 美篶小学校の冬休みは、来年1月8日までの13日間です。 上伊那の小中学校の終業式はあすがピークとなっています。