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箕輪町介護予防拠点施設「げんきセンター南部」開所式
箕輪町が三日町のデイサービスセンターゆとり荘南側に建設した介護予防拠点施設「げんきセンター南部」で8日、開所式があった。心肺持久力向上や筋力アップのトレーニング機器を備えた施設で、今後、一般開放による高齢者筋力向上トレーニング事業や転倒予防教室などの介護予防事業に利用していく。
06年度地域介護・福祉空間等整備事業。高齢者のための生活支援、生きがい活動支援、寝たきり予防知識の普及などを図り、高齢者の自立、生活の質を確保し介護予防を推進する。併せて高齢者の筋力向上トレーニングなどの指導普及を図る。
同施設では、みのわ健康アカデミー卒業生のボランティアが、「ウエルネスサポーター」として運動指導士の指導のもとで一般利用者をサポートする。
式で平沢豊満町長は、「大変すばらしい機能を備えた機器を配備している。健康アカデミーの成功事例をこれからも普及したい」とし、「ウエルネスサポーターが町中の皆さんの先頭に立って、町中が健康で明るく楽しく前向きに生きられるように健康づくりを進めてほしい」とあいさつした。
施設名は公募で決定。命名者の柴億一さんに感謝状の贈呈もあった。
建築面積は241・60平方メートル、鉄骨平屋建て。事業費は5287万9480円(国庫補助4914万円)。
トレーニングルーム、受付・事務室、トイレ、更衣室(男・女)、休憩スペース、倉庫があり、床暖房になっている。トレーニング用のバイク5台、トレーニングマシン6台などがあり、体組成の測定をする高度大成分分析システム機器1台も近々配備する。
施設は12日から3月31日まで無料で一般開放する。時間は午後1時縲・時。土日祝祭日は休館。対象は町内在住の20歳以上の人。事前申し込み不要。 -
箕輪町職員海外派遣研修報告会
箕輪町は6日夜、人材育成で海外派遣研修に参加した職員3人による研修報告会を町役場で開いた。職員のほか、町の女性懇話会と婦人教育推進協議会も出前講座として聴講した。
海外派遣研修は、職員が自己負担も伴いながら自発的に参加するもので、07年度は定員枠いっぱいの3人が参加した。報告会は参加職員にとってのまとめの場でもあり、聴講する職員と情報を共有しあい互いに学ぶ場として位置付けている。
研修先とテーマは▽デンマーク・スウェーデン「児童福祉・少子社会について」▽イギリス・ドイツ・フランス「欧州地域振興・地域の活性化」▽ドイツ・スイス「環境行政・環境を意識したまちづくり」-。
欧州の地域振興と活性化について研修した鈴木清次さんは、ドイツ・ローデンブルグの歴史的景観の保全が、法律による規制、住民参加による計画策定、住民の町に対する愛着精神と誇りによって進められてきたことを挙げ、「町に対する住民の帰属意識が高く、住民の一致した協力に支えられたまちづくり」と紹介。「自分たちのまちは自分たちで守るという意識を持ちたい。住民だけでは難しい。行政も意識を変えないといい方向にはいかない」と話した。 -
箕輪町特別職報酬等審議会が答申
町長5%に減額幅縮小
副町長、教育長、議員は据え置き箕輪町特別職報酬等審議会(中村昭吾会長)は7日、平沢豊満町長から白紙諮問を受けた08年度の特別職報酬等の額の改正について、町長は減額幅を縮小し現行の10%から5%に、副町長と教育長は5%減額のまま据え置き、議員報酬額についても据え置きとする答申をした。平沢豊満町長は、「額を前提に、執行にあたっては質的向上を図り、町民の皆さんに貢献できるよう努めたい」と話した。
審議会は、徹底した行財政改革による歳出の抑制など財政力指数も07年度で0・678と堅調に推移し町の財政状況が好転してきていること、近隣では執行機関の給料額の減額幅を一律にしている市町村が多いことなどから、執行機関の給料額抑制の減額幅は一律とすることが適当-とした。議員報酬は、07年度に本則の報酬月額を改正しているため現行のまま据え置くとした。
町長については、1期目は公約を尊重し最高で25%減額の抑制措置をし、2期目の07年度は審議会の答申を尊重し10%の減額をしている。08年度に答申どおりの減額抑制措置をした場合、給料月額は78万8500円になる。 -
伊那署 少年指導委員ととも立ち入り補導活動
伊那署は2日夜、同署管内の少年指導委員5人とともに管内のパチンコ店と飲食店の計4店で立ち入り補導活動を行った。少年らの健全育成に障害を及ぼす行為を防止するためで、委員らが営業者に対して適切な指導をした。
パチンコ店や飲食店で抜き打ちの立ち入り補導をした。パチンコ店では、店内外に18歳未満・高校生の入店を禁止することを示した掲示があるかなどを確認。飲食店では未成年の立ち入りがあるかなどを指導した。
少年指導委員は無報酬。非行少年などの補導、営業者、成人などによる少年の健全育成阻害行為に対する注意や助言などの協力要請などを目的に活動する。
パチンコ店で指導活動を展開する委員ら -
男の料理教室
最終回は魚に挑戦箕輪町公民館の「男の料理教室」は6日、10人が参加して町保健センターで開いた。テーマは魚料理で、サンマの三枚おろしに挑戦した。
6回講座の最終回。これまで煮物、炒め物、揚げ物などに挑戦してきた。最後は魚料理で献立は、しめサンマ、とん汁、エノキのわさび和え。町内でゆうづき食堂を営む小林浅男さんが魚のおろし方を指南した。
小林さんの手本を見たあと、参加者は1人1匹ずつサンマと格闘。「いやぁ、難しい」と話しながら、頭を落とし、腸を取り除き、中骨に沿って包丁を入れ上身と下身に切り分けた。
料理教室は各回ごとに参加者を募って開いたが、全て参加したという男性は、「家ではなかなか出来ないが、教室で皆でやると楽しい。いろいろ勉強になった」と話していた。 -
チームそよかぜ
「ベトナムの小学校に教科書を届けよう」プロジェクト
チャリティバザー(10日)に向け準備「ベトナムの小学校に教科書を届けよう」プロジェクトに取り組む箕輪町の住民を中心とした有志の組織「チームそよかぜ」(15人、戸田真理子プロジェクト長)が、資金集めのため10日に開くチャリティバザーに向け、販売品の仕分けや陳列など準備に取り組んでいる。
第1回プロジェクトは、ホーチミン市に日本人が設立した「セント・ビンソン・チャリティ小学校」に教科書を届ける。生徒130人分の教科書代8万円を目標に支援金を集め、目標額を超えた場合は、遠方から通う児童が利用する自転車(1台4千円程度)も贈りたいと考えている。
チャリティバザーではニット製品を中心に販売。このほか学生用ワイシャツ、洗剤、シャンプー、タオル、シーツ、こんにゃく、乾めん、米など個人や企業から寄付のあった品物を販売する。
支援金は16日からメンバーによる訪問団が直接ベトナムに届け、現地の子どもたちと日本の協力者との心の交流を図る。プロジェクト長の戸田さんは、「ぜひチャリティバザーに足を運んでほしい」と話している。
チャリティバザーは10日午前10時縲恁゚後5時、松島仲町の雑貨店隣り「ぷち・らぱん どぅ」。オークション、ベトナム写真展、ビデオ放映もある。当日は買い物袋持参の協力も呼びかけている。問い合わせは戸田さん(ぷち・らぱん内TEL70・8001)へ。 -
箕輪町郷土博物館「気軽に美術講座」
箕輪町郷土博物館は3日、「気軽に美術講座」を開いた。小学生から大人までの10人がろうけつ染めを楽しんだ。
染色体験を通して身近な芸術に親しみ、郷土の芸術への理解を深めてもらうねらい。箕輪町在住の現代工芸美術家協会会員で染色家の吉田冴子さんを講師に、13センチ×18センチの布にろうけつ染めを施し、飾って楽しめる額を作った。
今回は吉田さんのデザインを使い、白とほかの4色で、下図に色鉛筆で各自が好きな色を塗って色のバランスを決めた。布の白の部分にローを置き、一番薄い色を最初に塗って乾かした後、色を残したい所だけローで伏せる。2番目に薄い色を塗り同じ作業をし、4色塗り終わるまで繰り返した。
ろうけつ染め初体験という町内の太田玲子さんは、「自分の思っていたものと違う形になってきているけど、できていく過程が楽しい」と熱心に取り組んでいた。
講師の吉田さんは、「色鉛筆で塗ったものとは絶対同じにならない。色の重なりを楽しんでほしい」とし、体験を通してろうけつ染めを知り興味を持つ人が増えることに期待していた。 -
箕輪町「メール配信システム」を改修
保育園・子育て情報のメール配信追加
5日から登録受付開始箕輪町は、現在運用中のメールマガジンや緊急情報を配信する「メール配信システム」を改修し、新たに町内9つの各保育園情報と子育て情報のメール配信サービスを追加した。5日に登録受付を開始し、保護者会理事会への説明を終えた22日以降に本格的な情報発信を始める。
メール配信システムは02年度に整備し現在、緊急メール、メールマガジン、学校向けメールの3分類18項目で運用している。
保育園用メール配信は、06年度に松島保育園保護者会が、メールによる連絡網の是非などを調査し約8割が「賛成」「おおむね賛成」という結果を得て町にシステム整備を要望。町は、有効活用が期待できる-として07年度事業で取り組んだ。
県の「地域発元気づくり支援金」の事業採択を受けて整備。保育園・子育て情報の10項目を追加し、情報発信する職員側にも保育園ごとの設定や標準のフォーマットを用意し運用しやすくした。事業費は82万8450円(うち元気づくり支援金予定額82万8千円)。
配信内容は▽連絡網としての活用(行事の決行・中止の連絡、雪かきなどの作業の連絡)▽保育園での日々の出来事など▽インフルエンザなど感染症の状況や予防の注意喚起▽災害時などの登園や帰宅のお知らせ▽子育てに関する制度、手続き方法や子育てに関する情報-。情報の作成・発信は主に各保育園と保健福祉課子育て支援係で行う。
メール配信サービスは町ホームページからだれでも登録でき、すでに利用している人は登録情報の修正で選択項目を追加し利用できる。
町総務課広報係は、「保育園などで保護者に十分説明し、多くの保護者に登録していただき、有効活用したい」と話している。
今後、運用中の学校向けメール配信についても、現在の教育委員会主体から各学校で情報発信できるよう運用を拡大し、今月中に開始する予定という。 -
箕輪町自衛隊協力会特別記念事業
防衛講演会&箕輪ふれあいコンサート箕輪町自衛隊協力会(市川治実会長)は3日、特別記念事業「防衛講演会&箕輪ふれあいコンサート」を箕輪町文化センターで開いた。会場は満席で、観客は自衛隊の活動の話や音楽隊の演奏を楽しんだ。
講演は、長野地方協力本部長で一等陸佐の田上健吾さんが「防衛省の諸活動」を話した。92年からカンボジアやモザンビーク、インドなどで国際平和協力活動、国際緊急援助活動をし、自衛隊員24万人のうち3万人が海外で活動していることを紹介した。
イラク人道復興支援のエピソードでは、ご近所プロジェクトでサマワで演奏をしたり、ユーフラテス川の護岸強化という任務外の活動をしたことや、5月5日に200匹のこいのぼりを飾り、その翌日にサマワの住民が日本の自衛隊基地を守ろうとデモをしてくれたことなどを話した。
イラク人道復興支援の成果として「国際貢献することで自衛隊の活動が世界で評価され防衛に役立っている」と話し、「安全保障を考えるとき、敵を作らず世界から見捨てられないことが大事」と述べた。
演奏会は、陸上自衛隊東部方面音楽隊が、「威風堂々」「双頭の鷲の旗の下に」など10プログラムですばらしい演奏を披露した。 -
みのわ営農第1期総会
箕輪町の農事組合法人みのわ営農(市川隆男理事長)は2日、第1期総会を松島コミュニティセンターで開いた。06年12月に発足し初の通常総会で、07年度の事業報告と会計決算報告、08年度の事業計画と会計予算計画などを承認した。
07年度(1月11日縲・2月31日)の事業は、米販売、作業受託、研修・視察など。米販売はコシヒカリ、あきたこまちなどで合計61万1942キロ。箕輪町支所管内の米出荷量に対するみのわ営農の米出荷量の割合は51・8%だった。
07年12月の理事会では、11年を目途に作業受託組織(コンバイン作業班)を一本化し、コンバインなどを購入し効率的運営を図ること、農業経営基盤強化準備金の積み立てをし将来に備えることなどを決めている。
決算は、資産合計3414万8千円、負債合計108万2千円、純資産合計3306万6千円。当期末処分利益金は2902万7千円で、利益処分額は法定利益準備金300万円、農業経営基盤強化準備金550万円、従事分量配当2207万9千円。次期繰り越し利益は155万2千円のマイナスになる。
08年度事業計画は、特定農作業受託・農産物生産が水稲で135ヘクタール、受託販売数量は受託米10200俵、大豆50俵。会計予算計画は、収入は1億8807万7千円で前年比2375万2千円の増。本年度は新たに大豆販売額とナラシ対策交付金が加わる。支出は1億7540万2千円で前年比1370万円の増。 -
箕輪町交通安全祈願祭
箕輪町交通安全協会と町交通安全推進協議会は2日、交通安全祈願祭を伊那プリンスホテルで開き、約140人が神事に参列して今年1年の交通安全、交通事故撲滅を祈願した。
町安協、町、県議、町議、伊那警察署、消防団、区長会、教育委員会、学校など関係者が出席した。
町安協の小林交石会長は、「箕輪町では事故防止、死亡事故0を目指して活動してきた。昨年は死亡事故0で、今年1月26日に死亡事故『0』500日を達成し素晴らしい年になった。交通事故も負傷者も減少した」と話し、「素晴らしい結果は安協、推進協、会員一人ひとりの意識のたまもの。交通事故防止の重要性を認識し合い、会員自らが交通マナーやルールを遵守し、交通事故撲滅を誓う」と誓いの言葉を述べた。 -
ながた荘で第3回明日葉の会
箕輪町社会福祉協議会は31日、今年度最後となる「明日葉の会」を同町「ながた荘」で開いた。町内の65歳以上の一人暮しの高齢者93人が参加した。
「明日葉の会」は、一人暮しの高齢者の生きがい増進を目的としており、年3回開かれている。今年度は、6月に「木曽バスハイク」を夏には「花ずし作り」を行っている。
箕輪町社協の柴財埜会長は「みなさん、楽しみにしていただいているようで、ありがたい」と話す。
参加者たちは西箕輪公民館の城取茂美館長の講演や民生委員の余興など、途中に会食や入浴を挟みながら楽しんだ。
参加者たちは「久しぶりに会える人がいるから楽しみにしてる」「家で一人でいるよりいい」「木曽に行ったのが楽しかった」と「明日葉の会」の感想を話す。また会でしてみたいことは「会数を減らしてもいいから1泊旅行がしてみたい」「お金がかかってもいいからバスで遠出してみたい」との声もあれば、「あまり遠くに行くと体調を崩すから」と話す参加者もいた。また「カラオケが好き。歌の会のようなものがいい」との声もあった。 -
みのわ祭り検討委員会第4回
箕輪町のみのわ祭り検討委員会(唐沢修一委員長)は31日夜、第4回委員会を町役場で開き、テントの設置やイベントについて協議した。
区のテント設置についてはこれまでに賛否あり、委員会として、祭り会場のメーンストリートは露店やイベント参加の人向けにし、区のテントは別の場所への設置を検討することに決定した。
イベントは、従来通り祭りに参加する団体やサークルがやり、新たにイベント広場を設けて重複してイベントをしていくことも決めた。
第3回までの委員会では、会場はバイパス、開催時期は例年通り7月最終週とし、みのわ祭り正副会長会に提言することを決めている。運営方法は第5回でさらに協議する。
委員会の協議内容については、町の「もみじチャンネル」、文字放送、ホームページで報告することも全会一致で決めた。広報紙への掲載も予定する。 -
子育て学級で折り紙のこま作り
箕輪町公民館の子育て学級は31日、町文化センターで折り紙のこま作りをした。お母さんたちが熱心にこまを作り、子どもたちも一緒に折り紙を楽しんだ。
違う色の折り紙3枚を組み合わせて作る椿の花の形をした「椿ごま」。少し難易度が高く、お母さんたちは「難しい」と話しながら保育士の手本を見て折った。お母さんの隣りで子どもたちも挑戦。折り紙を半分に折って長方形にするなど、できるところは自分でやり、三角に折るなど難しくなってくると手伝ってもらいながら作っていた。
こまが出来上がると、すぐにこま回しが始まった。くるくると回るこまは色もきれいで、子どもたちは歓声を上げながら何回も何回も回して遊んだ。 -
文化財防火デーパトロール
文化財を火災、震災などの災害から守るため全国的に文化財防火運動に取り組む「第54回文化財防火デー」(1月26日)の一環で、箕輪町文化財保護審議会などは1月31日、町内6件の文化財をパトロールし文化財や文化財保管施設の防火対策などを確認した。
毎年、町の文化財64件のうち有形文化財32件を数カ所ずつ巡回し建物、電気配線や電気機器の漏電点検、火災報知器や消火器の点検などをすると同時に、文化財の確認もする。
今年は上古田の正全寺仁王像、北小河内の無量寺阿弥陀如来坐像、聖観音菩薩立像、地蔵菩薩立像、阿弥陀堂、北小河内の五社権現本殿が対象。審議会委員、箕輪消防署員、町教育委員会生涯学習課文化財係職員の5人が見回った。
無量寺では、国重要文化財の阿弥陀如来坐像などを安置した放光殿に入り、文化財や建物、設備の確認をした。消防署員から、「施設はしっかりしているので、『火気厳禁』など拝観者に徹底できるような表示があるとよりいい」などの指摘があった。 -
【記者室】探検で防災を考える
箕輪町のガールスカウト長野県第34団ジュニア部門が、小学生のぼうさい探検隊マップコンクールで「わがまち再発見賞」を受賞した。06年7月豪雨災害をテーマに、災害の復旧工事現場などを探検した結果をマップにまとめた▼探検は好きだから-と楽しんで活動したジュニア部門の6人。改めて災害の怖さを知り、防災について考え、「スカウトからのお願い」として、日ごろからの避難訓練参加、災害時の声の掛け合いと助け合い、地区ごとの防災マップの活用を地図に書き込んだ▼今回のように子どもたちが楽しみながら、身近な問題として防災を考えることは重要に思える。さらに、子どもの目線から見た防災について広く住民に報告できる機会があるといい。(村上裕子)
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小学生防火作品コンクール審査会
伊那防火管理協会は28日、伊那市の伊那公民館講堂で、伊那消防組合管内の小学生を対象とした「防火作品コンクール」の審査会を開いた=写真。ポスター、書道の部の各最優秀賞1点ずつなどを選んだ。
防火意識を高めるためのコンクールで、ポスター、書道、作文の部門に管内の小学4縲・年生から計459点の応募があった。この日は、協会関係者や小学校教諭ら7人が審査し、両部門の最優秀賞のほか、優秀賞(ポスター20点、書道21点)を決めた。
各部門の入賞作品の発表は後日あり、ポスターと書道の入賞作品を「春の火災予防運動」期間中(3月1縲・日)、伊那消防署などなどで展示。作文の部は2月上旬に審査し、入選作品を同期間中、有線放送で発表する予定だ。
それぞれの最優秀賞作品はポスターに作成し、管内の事業所などに配布する。 -
箕輪町水田農業推進協議会
08年産米の生産目標数量決まる箕輪町水田農業推進協議会(会長・平沢豊満町長)は29日、約50人が出席して町役場で開いた。07年度水稲生産実績を確認し、08年産米の生産目標数量は07年産数量と同規模の2714トンで取り組むことを決めた。
町の07年度水稲生産実績は、作付目標配分面積427ヘクタールに対し、作付面積は425・1ヘクタールで目標達成率は99・5%だった。基準反収は10アール当たり638キロ。
08年産米の目標面積配分は、生産数量が2714トン(主食用2581トン、加工用133トン)。生産面積は423ヘクタール(主食用402ヘクタール、加工用21ヘクタール)。基準反収は10アール当たり642キロで07年産米より4キロ増える。これにより生産面積は07年より2・1ヘクタール減少する。
町における配分ルールについては▽飯米相当面積を配分より控除する▽町に配分された「米の生産数量」を面積に置き換えて個人ごと配分する▽加工用の21ヘクタールを担い手枠とし認定農業者へ配分-などの案を了承した。 -
箕輪町が死亡事故「0」500日達成
箕輪町は26日、06年9月14日から町内の死亡事故「0」500日を達成した。
町内では06年の5、6、9月に合計3件の死亡事故が発生した。9月13日に広域農道と町道53号線の交差点で起きた事故を最後に死亡事故は発生していない。
町交通安全推進協議会と町交通安全協会は、3件の死亡事故を重く受け止め、一層の啓発活動に努めてきた。飲酒運転撲滅のためハンドルキーパー運動も推進し啓発チラシを配布したほか、シートベルト着用調査を毎月実施し、着用率も上がった。
町推進協では、「ドライバーの意識も上がってきたと思うが、500日達成で気を緩めることなく、1日でも長く死亡事故『0』を継続できるよう啓発活動に努めたい」と話している。 -
世界ジュニア・フェンシング選手権出場
箕輪町出身
日本大学1年大槻知也さん(19)フェンシング競技のジュニア部門(17歳以上20歳未満)では最上位の大会となる「08年世界ジュニア・カデ・フェンシング選手権大会」(4月7日縲・4日、イタリア・カターニャ市)に、エペ日本代表選手として出場する。日本大学文理学部の1年生でフェンシング部に所属。初の世界大会で「楽しみたい」と笑顔を見せる。
世界ジュニア選手権は、選考会を兼ねた第15回JOCジュニア・オリンピック・カップ・フェンシング大会(1月11日縲・4日、茨城県・青柳公園市民体育館)と、昨年7月の東京都ジュニア男子エペ選手権大会(会場・東京厚生年金スポーツセンター体育館)の2大会の合計ポイントで上位3人に出場権が与えられる。
7月の大会は残念ながら振るわなかったが、流れに乗って勝ち進んだJOC大会で見事準優勝し、ポイントでも2位を獲得。世界大会出場の切符を手にした。
世界ジュニア選手権の前哨戦となるジュニア・エペ・ワールドカップ(1月30日縲・月5日、スウェーデン)にも出場する。
箕輪町沢の出身。フェンシングは中学生になってから始めた。箕輪中学校入学後、友達に誘われたのがきっかけでフェンシング部に入部した。進学した伊那弥生ケ丘高校にはフェンシング部がないため、伊那北高校フェンシング部に通って練習を続け、3年生のときにはフルーレでインターハイにも出場している。
フェンシングの魅力は、「試合のときの相手との駆け引き。自分が考えているように相手を動かせることができること」だという。日大に入学後は、監督の勧めで種目をエペに絞って練習を重ね、世界大会に出場するまでになった。
ヨーロッパ行きも初めてだが、海外の選手と対戦するのも初めて。しかし、ジュニアワールドカップを目前に控えても「緊張はしていない」という。
「世界大会は初めてで勝てるか分からないけど、いい経験になると思う。その経験を生かして次につなげたい」。目指すは「ベスト16入り」だ。
スウェーデンから帰国後は大学で練習し、3月には辰野町の荒神山で日大フェンシング部の合宿をする。そして4月、世界の大舞台に挑む。(村上裕子) -
箕輪町が体系的な雨水排水計画策定へ
第1回策定委員会箕輪町は、浸水被害防止と良好な雨水排水を実現する「雨に強いまちづくり」に向け全町的、体系的な雨水排水計画を07、08年度の2カ年をかけて策定する。上伊那の他の自治体に先行した取り組み。町役場で28日、雨水排水計画策定委員会の初会議を開き、計画策定調査業務を委託した建設コンサルタントの日水コン長野事務所(本社・東京都新宿区)から各地域の現状と問題点、対策候補案などの説明を受けた。
町の下水道は汚水のみを処理し雨水は河川などに放流する分流式で、雨水を流し込むことができない。下水道事業に併せ雨水計画を策定しているが、今回、下水道事業の国庫補助事業分が08年度までにほぼ終了の見込みとなったことから、全町的な雨水排水対策に着手した。
策定委員会は町内15区の代表、伊那土地改良区や西部箕輪土地改良区、県や国などの関係者ら31人で構成。任期2年。委員長は西天竜土地改良区理事の日野和司さん、副委員長は中井筋管理組合長の日野源美さん。地元要望などを確認しながら策定に向け協議する。
昨年9月に基礎調査を始めた委託業者の日水コンによると、町の実態は▽天竜川沿いの平坦な市街地で浸水しやすく、鉄道横断など交通網施設が排水を阻害▽排水先河川の能力不足で雨水排水が困難▽宅地や道路整備に伴う雨水流出量の増大-などとなっている。
計画検討は、地形や河川整備状況、他事業との連携を踏まえた雨水整備手法の策定と、住民ニーズの視点に立った段階的な整備計画の立案を進める方針。
町内を5ブロックに分け、現状・問題点と対策候補案を示し、桑沢川周辺地域では、広域農道下を利用した貯留管設置や深沢川へのバイパス管設置などの対策案を挙げた。
今後は、現地調査や現況分析、地元要望確認などを進め計画を策定。09年2月までに国交省の補助申請をし、09年度から事業を開始したい考え。
平沢豊満町長は、事業規模は10年、20年とかかり、完了までの事業費は200億円から300億円との見通しを示し、「雨水被害が出ているところを先行させていただくかもしれないが、町全域が快適に暮らせるようにしたい」と話した。 -
無量寺で節分の福升準備
箕輪町北小河内の西光山・無量寺で26日、中川弘道住職(74)が節分行事の福豆まきで使う福升に「福」「寿」の文字を書き入れ、準備をした。
無量寺は、2月3日に節分星祭り厄除護摩祈とう会と年男福豆まき行事をする。
ヒノキの福升は60個用意。一つの升に幸せと長寿を願う「福」と「寿」の文字を丁寧に書き、仏の名前を梵(ぼん)字で書いた朱印を押した。
中川住職は、「経済的にも精神的にも不安定なとき。真剣に自分を見失わないようにしないと大変な世の中になっている。自分の気持ちだけでも方向を定めていけるような力を護摩祈とうによって皆さんに持っていただきたい」と話した。
当日の護摩祈とうは午後1時半から。アトラクションのキングレコード専属歌手・大木綾子歌謡ショーは2時半から。福豆まきは3時半から。年男・年女会費は1万2千円、星除祈願千円、厄除祈願3千円、交通安全お守り700円。31日まで祈とう申し込みを受け付けている。問い合わせは無量寺(TEL・FAX79・3014)へ。 -
油絵を描く
箕輪町下古田
朝倉将至さん「生きた絵を求めて」をテーマに、自己流で油絵を描き続け37年になる。「音楽は寂しい音や楽しい音が聞こえる。季節も聞こえる。それを絵でどう表現するか。うれしい、楽しい、悲しいなど内面的なものを相手に伝える、何かを訴える。仲間には、そんなの描けないよと笑われてるけど」。難しいテーマにあえて挑戦している。
主に風景画で、スケッチをしたり、記憶をたどって描いたり。
「1枚だけ描くと壁にぶつかるから」と、何枚ものキャンバスを置いて制作に取り組む。1枚目で筆が止まったら2枚目を描く。描けると思うと1枚目に戻る。「だから、壁にぶち当たったことがない。逃げ方が上手いんだな」と笑う。
今は抽象画も描く。筆だけでなくカッターナイフ、くしなども絵を描く道具として試した。最近は筆で塗った後にゴムで掘り起こす方法で、「何ができるか分からない偶然性」を楽しんでいる。
「抽象画はでたらめ描いてあるからいいのかな」と冗談めいて笑うが、「訴えるものを取り込めるのが魅力。内面を込めて描くので、一人でもいいという人がいればそれで成功だと思う。人は皆別だからね」。これまでに、作品を見て涙を流してくれた人もいたという。
絵を始めたのは就職してからだった。小学生のころは絵が展覧会に出てほめられ、中学の校内写生会は3年間、最優秀賞や優秀賞を受賞。絵描きを志したが親の反対で、高校時代は絵とは無縁の生活を送った。卒業後、東京で就職。人間関係などからノイローゼになり朝まで眠れない日々を過ごした。「このままでは病院行きになってしまう。どうせ眠れないなら絵を描こう」と絵筆を握った。
運送業から料理の世界に入り、板橋の中国料理の店「一品香」で4年間修行。のれんわけしてもらい74年、出身地の松本市に戻って「中国料理 一品香」をオープンした。89年に養子で朝倉姓から小平姓になり、16年間腕をふるった店を閉じて箕輪町に移った後は、定年を迎えるまで会社勤めをした。
仕事も住む場所も変わったが、ずっと続けてきたのが油絵だった。店をやっていたころは、自分の絵を店に飾った。上高地の帝国ホテルを描いた絵を売ってほしいと、3カ月間毎日通ってきた客に根負けして、「やるから持っていってくれ」とあげたこともある。中央展に出品し、個展も3回開いた。年鑑に名前も載っており、各地に絵の仲間がいる。周囲に知られているため、絵を描くときは朝倉姓を名乗り続けている。
「絵描きに転向も考えたけど、踏み切れないでいる。ずっとやってるのは好きなだけだね」
箕輪町長田の日帰り温泉施設ながたの湯ロビーで作品展示する「MAながた会」を01年に立ち上げ、毎年新作を発表している。(村上裕子) -
いきいき塾で交通安全・防犯教室
箕輪町の75歳以上の住民を対象にした「いきいき塾」は、町交通安全協会と町防犯協会による交通安全・防犯教室を開いている。25日は松島地区1班が対象で、いきいきセンターに集まった14人が、道路の横断方法など交通安全の注意事項を確認した。
いきいき塾では年1回交通安全教室を開いているが、町安協に講師を依頼したのは本年度が初めて。
ビデオ「林家木久蔵交通安全物語」を見て交通ルールを学んだ後、町安協の小林交石会長が、「夜間は出歩かないほうがいい。どうしてもというときは反射材を着ける」「横断は特に気を付けて。自分の左から来る車が見えたら横断しない」などと話した。
町防犯協会は、「オレオレ詐欺が増えている」と注意を促し、最近の詐欺は、携帯電話を落として番号が変わったと、まず相手が先に電話番号を伝えてくる手口を紹介。「詐欺かなと思ったら警察に電話して相談していい」「家族に必ず連絡して確認して」と呼びかけた。
いきいき塾は7地区であり、2月1日までに全地区で教室を開く。 -
箕輪町スポーツ功労表彰
箕輪中部ヤンキース監督・後藤袈裟之さんを表彰箕輪町は、町スポーツ功労表彰で、少年野球チーム「箕輪中部ヤンキース」の監督を務める後藤袈裟之さん(64)=松島=を表彰する。2月9日、箕輪中部ヤンキース創部30周年の記念式典で表彰状を贈る。
後藤さんは1980年4月にコーチ就任。86年4月から監督を務める。常に「大きな声であいさつのできる選手」を信条として献身的な指導に徹してきた。創部以来、毎年上伊那地区をはじめ県内外の数多くの大会に参加し輝かしい成績を収め、保護者や関係者をはじめ地域住民から、よき指導者として絶大な信頼と期待が寄せられている。
今回、多年にわたり少年野球の指導を通じて青少年健全育成に尽くした功績が認められた。
チームの主な成績は、長野県学童軟式野球選手権大会「ろうきん杯」で優勝3回、準優勝1回、「ミズノ杯」で優勝2回、準優勝2回、「中日旗争奪」で優勝2回、準優勝1回。春季全日本学童軟式野球兼長野県学童軟式野球選手権大会の上伊那大会で優勝4回、準優勝3回、県大会で準優勝1回。秋季長野県学童軟式野球選手権大会の上伊那大会で優勝6回、準優勝2回、県大会で優勝2回、準優勝3回。 -
箕輪町警部交番連絡協議会新年会
07年箕輪町内は犯罪・交通事故共に減少箕輪町警部交番連絡協議会は21日夜、運営報告・新年会を町内で開いた。会員や署員ら34人が出席し、交番所長が町の治安情勢などを報告した。
倉田千明所長は、07年の箕輪町の治安情勢は、犯罪、交通事故共に06年より減少したと報告。また、1月に入って脱衣場狙いや車上狙い、工場荒らしなどの盗難被害が連続発生しているため、物品管理や施錠の徹底を呼びかけた。
協議会の小林紀玄会長は、「交通事故が減少傾向にあり犯罪発生も少なく、安心して暮らせるのは交番の皆さんと会員のご協力のたまものと感謝申し上げる。安全安心で住みよい町づくりのため、署員のさらなるご活躍をお願いする」とあいさつした。
07年の町の治安情勢は、犯罪の届出件数は154件で前年比49件(21・1%)の減少。凶悪犯が1件増の3件、粗暴犯が2件増の6件となったが、侵入盗や自転車盗、車上狙いなどは減少した。地域別発生状況は、従来発生件数の多かった中心市街地や幹線道路沿いの松島、沢、大出、木下などはやや減少したが、中曽根、三日町、福与、北小河内の周辺で増加傾向にある。
交通事故発生状況は、人身事故件数は103件(前年比23件減)。死者は0人(3人減)、傷者は141人(26人減)。物損事故件数は526件(47件減)だった。
伊那署管内の人身事故件数は526件(4件減)。死者3人(5人減)、傷者670人(6人増)。物損事故件数は2822件(147件減)。 -
【記者室】心温まった朝
廃油石けん作りに挑戦した小学3年生。一斗缶の中で米の研ぎ汁に苛性ソーダを溶かそうとしたとき、匂いと煙にびっくり。屋外でマスクもしていたのだが、「くさーい」の合唱となった▼匂いも煙も納まり、廃油を加えて長い棒でひたすらかき混ぜ始めたが、缶を囲むように並ぶ児童の中で一人見ているだけの子がいた。刺激臭に驚いたのか缶に近づかない様子。友達に「大丈夫だよ」「もう臭くないよ」と誘われ、恐る恐る棒を握ると、一緒に棒を持って混ぜてあげる児童がいた▼「出来たね」という教諭の言葉と共に皆の大きな拍手。児童はしばらくすると列に並んでいた。ぐっと冷え込んだ寒い朝だったが、友達を思う心とさりげない優しさに、心が温かくなった。(村上裕子)
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ガールスカウト長野県第34団
小学生のぼうさい探検隊マップコンクール入賞報告第4回小学生のぼうさい探検隊マップコンクール(日本損害保険協会など主催)で「わがまち再発見賞」を受賞した、箕輪町のガールスカウト長野県第34団(金沢妙子団委員長)のジュニア部門団員は22日、町役場を訪れ平沢豊満町長に喜びの報告をした。
ジュニア部門は「もみじっ子防災探検隊」を組織。メンバーはリーダーの北小6年・田中琴美さん、南小6年・田中悠佳さん、中部小6年・小池佑果さん、中部小5年・橋本瑶子さん、東小5年・吉沢楓さん、北小5年・吉田みつきさん。
06年7月豪雨災害をテーマに、夏休みに天竜川堤防決壊場所や土石流被害のあった北小河内の復旧工事現場を探検し聞き取り調査をした。10月、地図上に探検の写真や調査結果、新聞記事、スカウトからのお願いなどをまとめ、「みのわ防災マップ」を作った。応募前には、町民に避難所・避難地を再確認してもらうため町文化祭で展示もした。
応募総数1374点の中、7つの賞の一つを受賞。19日に東京で表彰式があった。
報告を受けた平沢町長は「いい勉強になったと思う。いろいろな面で探検して町がよくなるようにお願いします」と話した。
団員は「初めて出品して賞がとれてびっくりした。うれしかった」「マップを作り、改めて防災について考えることができた」などと話した。 -
上伊那建労組箕輪分会が箕輪中2年生に技術指導
箕輪町立箕輪中学校で21日、上伊那建設労働組合箕輪分会が2年生の技術の授業で、のこぎりやかんなの使い方を指導した。生徒は地元の職人の技を間近に見て学んだ。
1996年に箕輪分会がボランティアで訪れたのが始まりで、毎年続いている。2年生は昨年10月からテーブル作りの学習をしており、各クラスが2回ずつ組合員から技術を学ぶ。
この日は2年3組の1回目の授業。組合員4人が訪れた。学習はのこぎりびき、かんながけ。のこぎりびきでは、「真上から見てまっすぐ切る」「一番最初に刃を入れるところが肝心」とアドバイスを受けた。
かんながけでは、「小口は刃の調整をできるだけ小さくする」などと教わり、生徒は刃の微妙な調整具合を組合員に教わりながら何度もかんなをかけた。男子生徒は「かんなの刃は調節が難しい。勉強になった」と話していた。
箕輪中は本年度、町教育委員会が取り組む「ものづくり教育プログラム」を受け、技術の授業に「ユーザー視点のものづくり」学習を取り入れている。今回のテーブル作りでは、製作前にユーザーの意識調査として家族の意見を聞くなどの学習をしている。 -
伊那署管内の事業所に伝達表彰
第18回ヤングドライバークラブ(YDC)交通事故防止コンクールの伝達表彰が21日、伊那署であった。優秀クラブなどに選ばれた同署管内の3事業所の代表者が訪れ、小嶋惣逸署長らから表彰状を受け取り、一層の交通安全意識を高めた。
管内の優秀クラブはタカノYDC伊那(伊那市)、大明化学工業YDC(南箕輪村)の2事業所。このほか入賞したのは、メッセージの部優秀のタカノYDC伊那の池田香さん、ポスターの部優秀の信英蓄電器箔YDC(南箕輪村)の北原美香さん、同佳作の大明化学工業YDCの伊藤学さん。
コンクールは、交通事故防止に取り組む各クラブの活動結果で、県内の351クラブから最優秀3クラブ、優秀37クラブを決定。メッセージの部は応募165点から最優秀1点、優秀3点、佳作5点、ポスターの部は応募30点から最優秀1点、優秀3点、佳作3点を選んだ。
タカノYDC伊那の会長、池田拓馬さん(25)=箕輪町=は「長期休みの前など年2、3回、社内で講習会を開くなどして交通安全を呼びかけてきた。これからも活動を通じ、歩行者への気配りや飲酒運転根絶に努めたい」と話していた。
ヤングドラ竏茶oーコンクールの各部門で入選した事業所の皆さん