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村ふるさと大使で元宝塚の但馬さんが合唱指導
南箕輪小学校と南箕輪南部小学校は2月16日の南箕輪村の日、制定記念式典で歌を披露することになっています。 南箕輪村は、去年の6月定例議会で2月18日を南箕輪村の日と定めました。 2月16日(日)に制定記念式典が行れます。 式には地元小学校2校の合唱クラブが招待されていて合同で、「春の小川」、「ふるさと」、「南箕輪村民の歌」の3曲を披露します。 29日は南箕輪小学校で練習が行われ、村ふるさと大使で元宝塚歌劇団の但馬久美さんが合唱指導にあたっていました。 指導にあたった但馬さんは「歌う姿勢で声の大きさも変わる。足を前後にさせましょう」と児童に説明していました。 練習は放課後学校ごと行われますが、合同練習はなく、式典当日に初めて合わせます。 南箕輪小学校の宮澤ミチル教諭は「当日は南部小と一緒に歌うことになっているので、うまく合わせられるかがポイント」と話していました。 式典では、南箕輪小、南箕輪南部小と一緒に、但馬さんも歌うことになっています。
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劇団歩 朗読劇「そこはかに ただ ただただ そこはかに」稽古
箕輪町文化センター付属、劇団歩は、来月2日に朗読劇「そこはかに ただ ただただ そこはかに」を上演します。 本番を目前に控え稽古にも熱が入っています。 この日は、歩のメンバーを中心に出演する10人が、箕輪町商工会で声を出していました。 朗読劇の主人公は全く別の環境で生活する男女2人です。 主人公を中心に2人を取り巻く周囲の人との関わりを声だけで表現します。 主人公以外は、多い人で1人10役以上やるということです。 この作品の原作は、箕輪町の飯島宗之さんが書き、父で劇団歩の演出を務める飯島岱さんが脚色・演出しました。 劇団歩は2003年に団員12人でスタートし、去年4月に創立10周年を迎えました。 劇団歩の朗読劇「そこはかに ただ ただただ そこはかに」は、 2月2日午後1時と午後4時から、箕輪町文化センターホールで開かれます。 チケットは、一般が1,000円、高校生以下は500円となっています。
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劉鉄鋼さん 伊那公民館で二胡コンサート
中国出身で諏訪市在住の二胡演奏者、劉鉄鋼さんの新春二胡コンサートが28日、伊那市の伊那公民館で開かれました。 これは、伊那公民館おやじの会が主催したものです。 この日は、劉さんが開いている二胡の伊那教室に通う生徒と一緒に演奏しました。 アニメソングや歌謡曲など、多くの人が知っている曲を中心に演奏しました。 会場にはおよそ150人が訪れ、二胡の音色に浸っていました。 アンコールでふるさとが演奏されると、会場にいた人たちは一緒に口ずさんでいました。 ある人は、「二胡の音色が好きで、素敵な演奏が聴けて良かったです」と話していました。 コンサートの後には、訪れた人達が二胡に触れ、音を出していました。
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「富県と井月」 竹入弘元さんが講演
井上井月顕彰会・副会長の竹入 弘元さんによる、富県と井月のかかわりについての講演会が、きょう、伊那市の富県ふるさと館で開かれました。 講演会は、富県公民館よろず講座の一環で開かれ、会場には15人ほどが参加しました。 井上井月は、幕末から明治にかけての30年間ほどを伊那谷で放浪しながら過ごした俳人です。 富県にもゆかりが深い人物だとして、今回の講座が企画されました。 井月は、新潟県長岡市の生まれといわれていて、20代後半で長野県に入り、30代後半で伊那に落ち着くようになりました。 竹入さんは、「富県の多くの家に、井月の作品が残されている。井月と富県とは格別に濃密な交流があった」と話しました。 また、井月が富県に残した作品を中心に解説が行われました。 竹入さんは、「晩年になればなるほど、動作も不自由になり、井月は苦労し、切ない思いをしたような気がする。特別に豊かだったとは思えない伊那の人たちは、井月に対し、親切であり立派だった」と話していました。
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みすゞ俳句会 新年総会
伊那地域をはじめ県内外の俳句愛好者でつくる「みすゞ俳句会」の新年総会が19日伊那市内で開かれました。 総会には上伊那を中心に110人余りが出席しました。 みすゞ俳句会は伊那谷に新しい俳句文化を定着させようと終戦直後に発足しました。昭和21年からは俳句雑誌みすゞを発行していて、今月までに767号となっています。 会を主宰する城取信平さんは「800号という目標が見えてきた。会員同士、競い合いいい俳句を作っていきたい。」とあいさつしました。 総会ではこの他に、昨年度、優れた俳句を作った人などの表彰が行われ、最高賞のみすゞ賞には伊那市の「みついよしこ」さんが選ばれました。 みついさんは「この賞をはげみに、さらにステップアップしていきたい」と話していました。 みすずでは今年俳句雑誌を毎月発行する他各地区で俳句会などを開催する予定です。
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西箕輪上戸で塞の神
無病息災や五穀豊穣を願う火祭り行事、塞の神が25日、伊那市西箕輪上戸で行われました。 25日は、朝から子ども達が各家をまわり、大文字で持ち帰った花飾りや巾着の他、門松などのお正月飾りなどを集めていました。 塞の神は、せいの神やどんど焼きとも呼ばれています。 上戸では、毎年1月20日の大文字下ろしの後の最初の土日を使って行っています。 近くの田んぼには、木や竹を使って高さ8メートルほどの櫓が組まれていて、そこに針金やビニールを外した正月飾りを運んでいました。 火がつけられると、勢いよく燃えていました。 この火の中に、習字を投げ込んで高く舞い上がると字が上手くなると言われていることから、子ども達は火に近づいて投げ入れていました。 ある保護者は、「子ども達が大人になった時に自分達の子どもに地域の文化や歴史を伝えていってほしい」と話していました。 おきになると、餅やマシュマロ、竹輪などを焼いて味わっていました。
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節分を前に恵方巻きづくり
2月3日の節分を前に、恵方巻き作りが25日、箕輪町の松島コミュニティセンターで行われました。 25日は、松島区の親子30人ほどが参加し、アニメのキャラクターの巻きずしと恵方巻きを作りました。 松島分館が開いたもので、年に2、3回季節の行事や郷土料理作りなどを行っています。 講師を務めたのは、箕輪お花ずしの会代表の原美代子さんです。 恵方巻きは、大阪を中心に関西地方に伝わる風習で、節分に恵方に向かって巻きずしを無言で食べると願い事が叶うとされています。 参加者は、目や口、鼻などパーツごとに作っておいたものを最後に合わせて巻いていました。 松島分館では、「今日は練習です。節分にまた各家庭で作ってください」と呼びかけていました。 なお、今年の恵方は東北東となっています。
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伊那西高校 合唱コンクール
伊那西高校の合唱コンクールが24日に開かれ、3年5組が優勝しました。 コンクールでは、伊那西高校の全クラス15クラスが、これまで練習してきた歌を披露しました。 審査の結果、「海の匂い」を歌った3年5組が優勝しました。 伊那西高校の合唱コンクールの模様は、2月15日(土)から、ご覧のチャンネルで放送します。
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伊那市観光協会が保科正之公の漫画贈る
伊那市観光協会は、郷土ゆかりの旧高遠藩主、保科正之の漫画冊子を伊那西小学校の5年生に贈りました。 24日は伊那市観光協会の宮澤正巳事務局長が伊那西小学校を訪れ、5年生8人、一人ひとりに冊子を手渡しました。 伊那市の漫画家橋爪まんぷさんが手がけたこの冊子は、伊那市観光協会が郷土ゆかりの歴史上の人物を子どもたちにわかりやすく知ってもらおうと、平成21年に制作したものです。 冊子には保科正之の高遠での活躍が紹介されています。 小学校への配布は、今年で4年目で市内15校の小学5年生およそ690人に届けられました。 伊那西小学校5年の田畑ゆき美教諭は、「6年生になると歴史の授業が始まるので、冊子を使いながら郷土の偉人の活躍を勉強したい」と話していました。
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南部小オリンピック
南箕輪村の南部小学校で、全校児童がゲームなどを楽しむ南部小オリンピックが、23日に開かれました。 南部小オリンピックは、年に1回、冬の寒い時期のレクリエーションとして毎年開かれています。 191人の児童が28の縦割り班に分かれ、校内各所に設置されたブースでゲームを楽しみました。 児童会の運動委員会が主体となり行っていて、趣向を凝らした7つのゲームが用意されました。
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上伊那書道協会 新春役員展
上伊那書道協会の役員による新春書道展が、23日から伊那市のいなっせで始まりました。 会場には、上伊那書道協会の役員26人の作品、約30点が展示されています。 役員は、それぞれ教室をもち生徒を指導しています。 会派がそれぞれ異なり、行書、楷書、仮名など書体の異なる作品が並んでいます。 新春にふさわしい言葉や漢字を題材に選んで制作したということです。 今年の干支、午を書いた合同作品も展示されました。 上伊那書道協会では、「それぞれの表現方法を見比べて楽しんでほしい」と話していました。 上伊那書道協会新春役員展は、26日(日)まで、伊那市のいなっせ2階展示ギャラリーで開かれています。
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フォトグラファー滋澤雅人さん 伊那市の縄文土器を撮影
東京都在住のフォトグラファー滋澤雅人さんは、4月から伊那市創造館で開く縄文土器の写真展に向けて、伊那市で出土した土器の撮影を行っています。 伊那市創造館の一室をスタジオにして機材を持ち込み、22日から撮影を開始しました。 滋澤さんは、2004年から、縄文土器を撮影し全国各地の博物館で写真展を開いています。 伊那市創造館での開催は18か所目になり、長野県内での開催は、4か所目になります。 23日は、伊那市小沢の月見松遺跡から出土した市の有形文化財、顔面把手付大深鉢の撮影を行っていました。 滋澤さんによりますと、南信地域は5千年前の縄文中期、人口が多く栄えていて、商業や文化のレベルも高かったことが出土品からわかるということです。 伊那市を含め全国の土器の写真45点が展示される滋澤雅人さんの「写真展 縄文の夜神楽」は、伊那市創造館の第13回企画展として4月5日(土)から6月16日(月)まで開かれます。
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西箕輪南部保育園「ふゆのあったかまつり」
伊那市の西箕輪南部保育園は、保護者や地域の人たちを招いて「ふゆのあったかまつり」を21日、開きました。 あったかまつりは5年前から保育園の活動を知ってもらおうと毎年開かれています。 この日は園児59人と保護者や地域の人たち100人ほどが集まりました。 会場では、年長園児による「わらべうた」が披露され、訪れた人たちも一緒に楽しみました。 年長のたんぽぽ組では去年栽培した、トウモロコシを使ったポップコーンを来場者に無料で配られた引き換え券と交換していました。 年中のすみれ組では近くの森で拾ったマツボックリを使ったマツボックリツリーを交換していました。 年少のさくら組では保育士が干しイモを配っていました。 交換したポップコーンや干しイモは家族で味わっていました。 西箕輪南部保育園の有賀みどり園長は「寒い季節ですが、園児が練習してきたわらべうたと、ポップコーンなどで、ほっこりしてもらえたら嬉しい」と話していました。
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長野県溶接技術コンクール開催
10月に秋田県で開かれる溶接技術全国大会の代表選考を兼ねた、第53回長野県溶接技術コンクールが22日、南箕輪村の伊那技術専門校で開かれました。 伊那市の中村鉄工所の中村定夫さんが選手宣誓を行い、競技が始まりました。 コンクールは、溶接技術を向上させようと、開かれているもので、県内で溶接業務に従事している32人が参加しました。 伊那ケーブルテレビ放送エリア内からは、伊那市の中村鉄工所と箕輪町の赤羽鉄工株式会社から合わせて5人が出場しています。 競技は、手作業で行う部門と機械を使う部門の2部門あります。 課題はいずれも鉄の板2枚を溶接して1枚の板にするもので、制限時間55分の中で、厚さ4.5ミリと9ミリの板の2種類を溶接しました。 審査結果の発表は3月中旬、表彰は4月23日に行われる予定です。 各部門の最優秀賞受賞者は、今年10月に秋田県で開かれる全国溶接技術競技会に長野県代表として出場することになっています。
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高遠小学校4年生 2分の1成人式
10歳の節目を祝う、2分の1成人式が16日、伊那市高遠町の高遠小学校で開かれました。 式には、今年度10歳になる4年生33人と保護者などが出席しました。 2分の1成人式は、10年間の自分を振り返り、今まで支えてくれた家族や周りの人に感謝の気持ちを伝える会で、毎年開かれています。 式では、1人ずつ20歳になった自分に向けて、「夢は叶っていますか」「なりたかった仕事をしていますか」などと手紙を読みました。 サクラの木で作った感謝のメダルと花を保護者に渡し、児童全員で「いのちの歌」を合唱しました。 児童が歌い終わると、保護者からサプライズの手紙が手渡されました。 1年生から3年生まで東組の担任を務めた下島弘子教員は「道をよく間違える人が一番道を覚えます。迷うことや苦しいことがあっても、間違いを恐れないで勇気を出して踏みだして下さい」と話しました。 児童代表の樋口晴斗くんは「夢に向かって一生懸命頑張る姿をずっと見守ってください」と話しました。 ある保護者は「10年間のことを色々思い出して感動した。これからも夢を応援していきたいです」と話していました。
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高遠高校芸術コース 卒業制作展
伊那市高遠町の高遠高校芸術コースの3年生による卒業制作展が18日から、信州高遠美術館で始まりました。 会場には、芸術コースの美術専攻と書道専攻の生徒9人の作品、30点ほどが並んでいます。 卒業制作展は、芸術コースの集大成の場として毎年開かれています。 美術専攻は、油彩や水彩、ペン画、スプレー画など大小様々な作品を展示しています。 書道専攻は、古典を書き写した臨書の他、刻字などを展示しています。 作品の1つひとつには、制作した生徒の思いが添えられています。 高遠高校芸術コース卒業制作展は、来月2日日曜日まで信州高遠美術館で開かれています。 26日日曜日には、音楽専攻の生徒による演奏会も開かれます。
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上戸で大文字下ろし
伊那市西箕輪上戸の小正月の伝統行事、でえもんじの柱が20日、下ろされました。 午前5時過ぎ。 でえもんじ下ろしが始まる太鼓が鳴らされ地区住民が柱が立つ三つ辻に集まりました。 さすまたで支えながら固定していた縄を少しづつゆるめ柱がゆっくりと下ろされました。 柱が下りると飾られていた酒樽や花の飾り、巾着などが取り外され縁起物として住民が持ち帰ります。 各家では神棚に巾着を供えていて新しい物と交換します。 去年の巾着は25日に予定されている上戸のどんど焼きで燃やされるということです。
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漆戸常会 大文字下ろし
箕輪町北小河内の漆戸常会で19日小正月の伝統行事、大文字下ろしが行われました 朝8時に、漆戸常会の住民が地区内の辻に集まりました。 大文字は、五穀豊穣、家内安全などを願うもので、江戸時代から続く小正月の伝統行事です。 この日は12日に建てた高さ12メートルの柱を下ろす作業を行いました。 大文字に付けられた、花飾りは家の玄関に飾ると厄除けになるとされています。住民らは、荷台に広げられた飾りを手にとり、気に入った物を選び持ち帰っていました。
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競技かるたデモンストレーション
伊那市の高遠町図書館で19日、競技かるたのデモンストレーションが行われ訪れた人達は、公式戦さながらのスピードに見入っていました。 デモンストレーションは、競技かるたのスピードやテクニックを知ってもらおうと、図書館恒例の新春百人一首大会に合わせ初めて開かれました。 この日は駒ヶ根市や飯田市の愛好者8人が会場に招かれました。 最初に、公式戦のルールなどを説明し、代表の2人が実戦形式で札を取り合いました。解説をした愛好者は「上の句の何文字かを聞いて、反応する事が必要。実戦では、相手との駆け引き、心理戦の要素が大きい」と説明していました。 ある小学生は「真剣な表情にびっくりしました。すこしでも、近づけるよう挑戦してみたいです」と話していました。
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上伊那教育会 南ア実施調査の結果報告
上伊那教育会の研究発表会が18日、市内2か所で開かれ、今年度から始めた南アルプスに関する実地調査の結果が報告されました。 18日は、自然の部と人文の部の発表が、伊那市のいなっせと創造館で行われました。 このうち、いなっせで行われた自然の部の発表には、教育関係者などおよそ70人が集まりました。 上伊那教育会では、地域の歴史や自然についてまとめた上伊那誌自然編が、発刊から50年以上経ち、現状とそぐわない内容がでてきていることなどから、平成29年度に改訂増補版を刊行するとしています。 自然の部では、増補版の刊行に合わせ今年度から南アルプスの実地調査を始めていて、18日はその結果に関する発表がありました。 仙丈ヶ岳周辺の植物について調査した富県小学校の西村新介教諭は、標高2500メートル付近で「鹿による食害が見受けられた」と話しました。 他に、野鳥について調査した松崎善幸教諭は「中央アルプスと南アルプスで生息する鳥の種類の割合がほぼ同じだった。今後は仙丈ヶ岳山頂方面の追加調査の他、ライチョウの目撃情報を整理し資料化していきたい」と話していました。 上伊那教育会では、南アルプスに関する調査を平成27年度まで行い、平成29年度には改訂増補版を刊行したいとしています。
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大学入試センター試験 始まる
大学入試センター試験が18日から、全国一斉に始まりました。 県内では、13か所で行われ、南信地域の受験生は南箕輪村の信州大学農学部と、 駒ヶ根市の県看護大学で受験することになっています。 このうち、信大農学部では試験開始の1時間以上前から続々と受験生が集まってきました。 今年のセンター試験には、全国でおよそ56万人が、県内では去年とほぼ同じ1万人ほどが志願しています。 このうち、信大農学部では、およそ900人が試験を受けました。 会場の入り口では、高校の担任らが生徒を激励していました。 初日の18日は、地理や歴史など4教科16科目の試験が行われました。 19日は、理科と数学の13科目が行われることになっています。
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ネクスト:信州新世代のアーティスト展
長野県にゆかりがある若手芸術家をとりあげた「ネクスト:信州新世代のアーティスト展」が18日から伊那文化会館で始まります。 県が若手芸術家支援事業として、2010年から開いているもので、4回目となる今回は、長野市在住でアニメーションの榊原澄人さん、駒ヶ根市在住で現代美術の下平千夏さん、長野市在住でグラフィックデザインの轟理歩さんの作品が並びます。 このうち駒ヶ根市在住の下平千夏さんは、場所や空間を作品にするインスタレーションと呼ばれる表現手法を用いています。 下平さんは、箕輪中学校から伊那北高校に進み、武蔵野美術大学、東京芸術大学大学院で学びました。 現在は、駒ヶ根市在住で東京や神奈川で個展を開催するなどの活動をしています。 作品は、3.5メートル四方の廃材に20万個の輪ゴムを結び、横9メートルほどの空間を生み出しています。 5メートルほどに結んだ直線状のもの320本を廃材に固定し、両側で引っ張りあっています。 中央部分で交差していて、眺める角度で違った風景と質感を感じることができます。 地元が生んだ新しい世代の美術を感じることができる「ネクスト:信州新世代のアーティスト展」は、18日から2月2日まで、伊那文化会館美術展示ホールで開かれます。 入場は無料です。
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伊那市の総合学習 一堂に
伊那市内の15の小学校が一堂に会して、総合的な学習の成果を発表し学びあう発表交流会が17日伊那文化会館で開かれました。 この総合的な学習発表交流会は、他の学校の取り組みを知り、自分たちのこれからの活動に役立ててもらおうと、伊那市教育委員会が初めて開いたものです。 市内15の小学校全てが参加して、日頃から取り組んでいる総合的な学習の成果を発表しました。 音楽劇を披露したり、地域の課題や校内での取り組みをまとめ写真で紹介していました。 このうち伊那小学校の6年正組は、4年生の頃から取り組んでいる中心商店街の活性化について寸劇をまじえながら発表しました。 正組の児童の1人佐藤凛さんは、「街の人たちが声をかけてくれてうれしかった」と活動を振り返っています。 担任の北沢優子教諭は、「子どもたちなりに関わりながら愛着をもっている姿を見ていると良い活動になったと思う。地域の力を感じることができた。」と話していました。 富県小学校の6年虹組は、5年生の時から続けている東日本大震災の被災地支援活動をまとめました。 岩手県大船渡市の吉浜中学校との交流を20人全員で振り返りました。 伊那市の久保村清一教育長は、「今回の発表交流会で、仲間の絆をさらに深めてほしい」と児童に呼びかけていました。
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上伊那美術教育研究会OB スケッチ旅行展
美術教諭でつくる上伊那美術教育研究会のOB有志によるスケッチ旅行作品美術展が、16日から、伊那市のいなっせ2階展示ギャラリーで始まりました。 会場には、9人による作品40点が展示されています。 今回は、去年5月下旬に2泊3日で福島県の会津若松・磐梯山にスケッチ旅行に行きました。 上伊那美術研究会は長年にわたり、スケッチ旅行をしています。 退職しても、OB有志で旅行し、スケッチ作品を発表しようと展示会を2年に1度開いていて今回で4回目です。 会場には、油絵や水彩画で描かれた福島の風景が飾られています。 上伊那美術教育研究会OB有志によるスケッチ旅行作品美術展は、21日(火)まで、伊那市のいなっせ2階展示ギャラリーで開かれています。
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西春近北小学校 天然リンクでスケート
伊那市の西春近北小学校の児童は、学校の敷地内に作られた天然リンクでスケートを楽しんでいます。 16日は2年生の児童18人が、1時間目の体育の授業で滑りました。 スケートの授業は昨日から始まっていて、今日が2回目です。 天然のスケートリンクは、校舎北側の日影のスペースに毎年作られていて、幅8メートル、長さ15メートルあります。 今シーズンは、PTAと教員が去年11月に作りました。 児童は、転んだり尻もちをつきながら楽しんでいました。 鈴木孝敏校長は、「寒さの中で運動することを学んで、成長してもこの経験を忘れないでほしい」と話していました。 天然リンクを使ったスケートの授業は、2月いっぱい行う予定です。
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蟹澤雪人さん 自宅にほんだれ様
伊那市手良野口の蟹澤 雪人さん(86)の自宅に、小正月の風習・ほんだれ様が飾り付けられています。 住宅の玄関前に、3メートルほどのほんだれ様が飾り付けられています。 ほんだれ様は穂・垂れる・様と書きます。 穂がたれる様子を表現する五穀豊穣を願う小正月の伝統行事です。 ミズブサの木に挿されたヌルデは、アワやヒエの穂に見立てて下半分は皮を削ってあります。 手良地区では昔、養蚕が盛んだったということで、榊の木の先には、まゆ玉が挿されています。 終戦後、昭和30年から40年までは、この辺りのどのうちでも小正月に飾っていました。 しかし、蚕を育てる家が少なくなり、若者が働きに出るようになってから、ほんだれ様を飾る家もなくなったということです。 伝統がなくなっては寂しいと、蟹澤さんは数年前から、飾りを作っているということです。 材料を手に入れることや、重い土台を組み立てることは重労働で、作業はまる一日かかったということです。 ほんだれ様は、本来は20日まで飾るということですが、蟹澤さんは、2~3日後に、解体する予定です。
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園児が大泉の伝統行事「ホッポンヤ」行う
箕輪村の西部保育園で15日地域のお年寄りが小正月伝統の鳥追いの行事「ホッポンヤ」を園児と一緒に行いました。 ホッポンヤは、田畑を荒らす有害鳥獣から作物を守ろうと祈願する南箕輪村大泉に伝わる伝統行事です。 ホッポンヤという呼び名は大泉だけに伝わるもので一般的には「鳥追や猪(しし)追い」といわれています。 手で持つところだけ残して皮をはぎ、縄を巻き炭で模様をつけた柳の棒をたたきながら歩きます。 この日は園児およそ100人が地域のお年寄りと一緒に、「ホッポンヤ」と掛け声をかけながら列になり、保育園の駐車場や園庭を歩きました。 このホッポンヤは70年ほど前までは、大泉地域の各家で子どもたちが行っていたという事です。
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旧井澤家住宅で新春書画展
伊那市西町の旧井澤家住宅で、今年の干支「午」にちなんだ日本画や地元芸術家の作品が並ぶ新春書画展が開かれています。 展示は、伊那部宿を考える会が毎年開いているもので掛け軸や額装など約400点が並んでいます。 書画のスペースには、干支の午を描いた水墨画や富士山を描いた作品など22点が並んでいます。 地元芸術家にも協力を呼びかけ、漫画家の橋爪まんぷさんの一茶の俳句で描く「馬句異句(うまくいく)」まんが絵馬展や、伊那市内で絵手紙を指導している倉科照子さんの年賀状なども展示されています。 会場ではこの他に15日から高遠焼きの展示即売会も開かれています。 これらの作品は、陶芸家 唐木米之助さんと孫の浦野真吾さんが作った物で去年の12月に窯出しした皿やお椀、壺など200点余りが並んでいます。 新春書画展と高遠焼きの窯出し展示即売会は19日まで、旧井澤家住宅で開かれています。
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伊那西高校 ソチ五輪に向け小平選手へ応援旗制作
伊那西高校生徒会は、来月開かれるソチ冬季オリンピック スケート競技に出場する小平奈緒選手に全校生徒が寄せ書きした国旗を贈る計画です。 小平選手は伊那西高校の卒業生です。15日は昼休みの時間を利用して3年生がメッセージを書き込みました。 生徒達は、「ファイト」「頑張って下さい」などと小平選手へのメッセージを書いていました。 国旗は、縦およそ1.5メートル、横2メートルのもので、15日から3日かけて全校生徒462人が寄せ書きをします。 伊那西高校生徒会では、学校での応援の気運を高めようと生徒会役員が中心となり去年の5月にプロジェクトを立ち上げ、生徒玄関前に毎月壁新聞を作ってきました。 応援旗の制作もその一環で、全校生徒の気持ちを伝え、少しでも競技への力にしてもらうと行われました。 小平選手は茅野市出身で平成17年に伊那西高校を卒業しています。 冬季オリンピックへの出場は、2010年のバンクーバーに続き、2大会連続となります。 応援旗は19日に長野市で生徒代表が小平選手に手渡すということです。
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伊那西小学校スケート教室
伊那市の伊那西小学校は学校近くの伊那西スケート場で、スケート教室を14日から16日までの3日間開いています。 15日は全校児童70人ほどが集まり、学年やレベルに応じて練習をしました。 伊那西小学校のスケート教室は身近にある施設を利用し、体力向上につなげようと毎年行われているものです。 教員らは「腰を低くして、腕をしっかり振るように」と指導していました。 中には18日に開かれる伊那市民体育祭に向け練習しているグループもあり、スタートの合図にあわせ勢いよく滑っていました。 伊那西小学校のスケート教室は16日も開かれます。