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伊那の農林資源活用で事業展開
伊那市の農林資源を活用し新しい事業を行う伊那農林アクセラレータープログラムの初会合が14日伊那市創造館で開かれました。
初会合では公募により伊那市から採択された企業など6団体が企画した新しい事業内容について発表しました。
このうち東京都の電子部品製造会社ティエスビー株式会社は副業として、伊那地域の農産物を使い電子レンジで温めるだけで食べることが出来る食品を開発し全国の社員食堂で販売する事業を発表しました。
伊那市長谷でマウンテンバイクのツアーを行っている株式会社トレイルカッターはコースを拡大し伊那市を世界的なマウンテンバイクの観光地にしていきたい、と構想を語っていました。
伊那農林アクセラレータープログラムは地域づくりの専門組織で東京を拠点に活動している「インスパイア」と伊那市が協力して行っているものです。
プログラムでは各企業などが、発表した事業を実践し3月に成果を報告する計画です。
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みはらし いちご狩りスタート
伊那市西箕輪の農業公園みはらしファームのいちご園で、いちご狩りが2日にスタートしました。
初日の2日には、親子連れなどがいちご園を訪れ、赤く実ったいちごを楽しんでいました。
いちご狩りは、50分間の食べ放題です。
燃料や資材の高騰などから、今年から200円値上がりし、大人は1900円から2100円に、小学生未満は1200円から1400円になりました。
みはらしいちご園には17のハウスがあり、一つ10アールのハウスに3種類1万株が植えられています。
新型コロナの影響で、人数を例年の2/3ほどに制限して開場していて、年始は予約でいっぱいになったということです。
しかし、コロナ前は、年間7万人訪れていたという来場者は、昨シーズンで半分ほどに落ち込んでいます。
みはらしいちご生産組合では、「天候にも恵まれ、おいしく甘いいちごに育っている。昨シーズン以上に多くの人に訪れてほしい」と話していました。
いちごは花を咲かせてから赤くなるまで1か月ほどかかるということで、ピークは春休みごろだということです。
みはらしいちご園のいちご狩りは5月31日まで行われます。
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伊那市地域おこし協力隊 佃さん委嘱
伊那市の地域おこし協力隊の委嘱式が4日市役所で行われ、新たに1人が任命されました。
新たに任命されたのは千葉県出身の佃夏子さん37歳です。
この日は、白鳥孝市長から委嘱書が手渡されました。
佃さんは、早稲田大学を卒業後、東京の保険会社に就職しました。
伊那市が主催する農業のオンラインスクールに参加した事がきっかけとなり、応募したということです。
協力隊では伊那谷の農林産物を使った商品開発や宣伝、ブランド化などを行うという事です。
佃さんは「地域の人たちと繋がりをつくり、伊那谷の農産物の魅力を発信していきたい」と話していました。
佃さんの任期は1日から最長3年となっています。
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伊那市都市計画審議会 下水道事業の変更案について答申
伊那市都市計画審議会は、農業集落排水処理区の美篶東部エリアを公共下水道に統合することなどについて、「異議なし」との検討結果を白鳥孝市長に15日、答申しました。
この日は、伊那市都市計画審議会の岡野哲郎会長が市役所を訪れ、白鳥市長に答申書を手渡しました。
白鳥市長は、この日開かれた審議会に公共下水道の排水区域の変更について諮問していました。
変更案は、美篶東部の農業集落排水処理区を公共下水道に統合するものです。
伊那市では、平成元年から公共下水道化を進めていて、未統合の美篶東部と福地地区のうち、低額にできることなどから、美篶東部を優先するとしています。
ほかに、新たに宅地化がすすむ西町城南町の一部を計画区域に編入し、下水道整備を進めることなどをあげています。
審議会では、この案に「異議なし」と答申しました。
伊那市では今後、変更案の申請手続きをし、来年3月の正式決定を目指すとしています。
なお、昨年度末の行政人口に対する生活排水水洗化率は94.2%となっています。
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山紫プレミアム 21日発売
伊那市と信州大学農学部が開発したやまぶどうを使い長期熟成させたワイン「山紫プレミアム」が完成し、21日から販売されます。
市役所で開かれた記者会見で、伊那ワイン工房の村田純社長と、やまぶどう生産者の城倉友幸さんが完成したワインについて説明しました。
去年収穫したやまぶどうを14か月間熟成させたプレミアムワインです。
720ミリリットル入りが税込み4,000円、375ミリリットル入りが税込み2,300円で、それぞれ100本の販売です。
山紫プレミアムは、市内の酒販店などで購入できます。
このほか、やまぶどうを使って作られた「山紫ジャム」が140g入り518円、「山紫ジュース」が500ミリリットル入り1,080円で販売されています。
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上伊那 米の生産数量目安値2万6,314トン
来年の上伊那の米の生産数量目安値は2万6,314トンと、今年に比べて543トン減少しました。
6日は、伊那合同庁舎で長野県農業再生協議会が開かれ、来年の米の生産の目安値が決まりました。
上伊那の来年の生産数量目安値は2万6,314トンで、今年から543トン減りました。
依然として国、県ともにコロナ禍前と比べ多くの在庫を抱えていることなどから算定したということです。
伊那ケーブルテレビ放送エリア内の市町村別では、伊那市が1万1,249トン、箕輪町が2,147トン、南箕輪村が1,425トンとなっています。
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おもてなし牛乳のパッケージをリニューアル
上伊那地域酪農協議会が企画・開発した「酪農家のおもてなし牛乳」のパッケージがこのほどリニューアルされました。
新パッケージには、伊那市の伊那食品工業が販売する「牛乳寒天の素」の広告が掲載されています。
今回リニューアルしたのは、1リットル入りパックです。
上伊那地域酪農協議会と伊那食品工業が協力することで、牛乳は飲むだけではなく、加工し食べることもできることをPRし消費拡大を目指します。 -
羽広菜まつり 収穫し量り売り
伊那市西箕輪中条の畑で羽広菜まつりが26日と27日の2日間行われています。
西箕輪の畑では、訪れた人たちが羽広菜かぶを収穫していました。
羽広菜かぶは、信州の伝統野菜に選定されています。
みはらしファームでは羽広菜かぶを多くの人に知ってもらおうと毎年まつりを開いています。
まつりではほかに野沢菜の収穫もでき、羽広菜かぶは1キロ110円、野沢菜は1キロ60円で購入できます。
みはらしファームの羽広菜まつりは27日も行われます。
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信大生 小黒川PAで伊那谷の野菜PR
南箕輪村の信州大学農学部の学生は、伊那谷の野菜をPRするイベント「伊那谷を食べよう!」を26日中央自動車道の小黒川パーキングエリアで開催しました。
26日は信大農学部の学生が調理したガレットを訪れた人たちに振る舞いました。
ガレットはリンゴと野菜の2種類で、生地に使用するそば粉や具材のリンゴ、カボチャなどは地元産を使用しています。
信大農学部とネクスコ中日本では、小黒川パーキングにある農産物直売所「やさい村」の活性化について4年前から共同研究を行っています。
イベントは研究の一環でニーズに関するアンケート調査を行うと共に、伊那谷の野菜を食べてもらおうとガレットにして提供しました。
このイベントは27日も午前11時から午後2時まで、中央道の名古屋方面に向かう下りの小黒川パーキングで開かれる予定です。
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JA上伊那独自の支援策発表
JA上伊那は、肥料や飼料などの価格高騰を受け、厳しい経営環境に置かれている農業者の負担軽減を図るため、独自の支援策を24日発表しました。
24日は、伊那市のJA上伊那本所で記者会見が開かれ、西村篝組合長らが概要を説明しました。
肥料や飼料などを購入した金額の5%をJA上伊那が支援します。
対象者は、JA上伊那組合員です。
対象商品は、JA上伊那資材部門と上伊那管内のコメリ店で購入した肥料・飼料・マルチ等の一般資材、段ボールや紙袋などの出荷資材です。
対象期間は、今年1月1日から12月31日までで、期間内に代金を決算した対象商品の購入額に対し5%を支援します。
コメリ店で購入した商品の金額が確認できるレシート等の提出期限は来年1月末まで。
JA資材店で購入した対象商品については書類などの提出は不要だということです。
支援金の入金については、来年3月下旬に組合員の口座へ入金する予定です。
支援総額はおよそ1億3千万円を見込んでいます。
また、特別支援に合わせJA上伊那畜産部会員に対して飼養頭羽数に応じた支援を行います。
支援総額は、およそ550万円を予定しています。
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農福連携で野沢菜収穫作業
伊那市西春近の有限会社ぱぱな農園の圃場では、「農福連携」の一環で障害者就労施設の利用者が野沢菜の収穫作業を行っています。
22日は、伊那市や箕輪町の就労施設の利用者と職員あわせて16人が、およそ10アールの畑で作業を行いました。
野沢菜を収穫したあと根の部分を切り、葉を選別していました。
農福連携は、人手不足が課題となっている農業を福祉施設の利用者が手伝うことで、働く場所の確保や工賃アップを目指すものです。
就労施設の支援を行う、長野県セルプセンター協議会がコーディネーター役となり、農家や農業法人と施設を結び付けています。
ぱぱな農園では、上伊那の施設と連携し野沢菜収穫を行っていて、今年で3年目です。
今年は上伊那の8施設が作業を行い、ぱぱな農園で収穫される24トンのうち、およそ半分を農福連携で収穫することになっています。
収穫した野沢菜は、来年1月中旬から、全国のかんてんぱぱショップで野沢菜漬けとして販売されるということです。
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信大農学部 シクラメン販売始まる
南箕輪村の信州大学農学部の学生が栽培したシクラメンの販売が15日から始まりました。
農学部のキャンパス内にある生産品販売所では、赤や白、ピンクのシクラメンが並んでいます。
シクラメンは、農学部の植物資源科学コースの2年生が授業で育てたものです。
今年は、15種類、1,500鉢を用意し、価格は1鉢税込み1,500円です。
去年は、1,800鉢用意し、2週間ほどで完売したということで、信州大学では、早めの購入を呼び掛けています。
シクラメンは、毎週水曜日と木曜日に、生産品販売所で販売され、なくなり次第終了となります。
なお、23日(水)は祝日のため、22日(火)に販売が行われます。
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長野県農村生活マイスター協会 30周年記念式典
女性の立場から農業振興を図る、長野県農村生活マイスター協会の30周年記念式典が、伊那市の伊那文化会館で10日に行われました。
式典には、会員などあわせて400人が出席しました。
長野県農村生活マイスターは、女性の社会参画を推進するため、小中学校での食育活動や地元農産物の普及など農業振興を行う女性のことで、県知事が認定します。
協会は、平成5年に設立され、今年で30周年を迎えました。
これまでに1,144人が認定され、現在は780人が活動しています。
式典では、上伊那農業高校の農業クラブが、畜産班が取り組む鹿肉の活用方法についての活動を発表しました。
畜産班では、10年ほど前から鹿肉の普及に向けた活動を行っていて、今年5月には、解体から加工・販売ができる食肉処理施設が完成しました。
生徒たちは、「捕獲された鹿を食肉として活用することは、農作物などを守るのと同時に食材の地産地消につながる」と発表していました。
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森とたき火を楽しむイベント 第5回森JOY
伊那市ミドリナ委員会が主催する、森を楽しむイベント「森JOY」が、伊那市の市民の森で6日に行われました。
イベントでは、ワークショップや薪割り体験が行われ、家族連れなどでにぎわっていました。
「たき火と森を楽しむ日」がテーマの今回は、13か所のたき火スポットが設けられ、火を囲んでイベントを楽しんでしました。
イベントではほかにコンサートも行われ、伊那市出身のピアニスト、平澤真希さんの演奏にあわせ、オペラ歌手の髙橋正典さんが歌声を響かせました。
森JOYは、伊那市が次世代に自然環境や農林業を引き継いでいこうと進めている「50年の森林ビジョン」を民間の立場からサポートする、伊那市ミドリナ委員会が開いたもので、今年で5回目です。
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箕輪西小 みどりの少年活動で間伐作業
箕輪町の箕輪西小学校4年生はみどりの少年団活動の一環で、地域住民らと一緒に間伐作業などを27日に行いました。
この日は、学校近くにある上古田の区有林で作業を行いました。
児童たちは、不要な木を伐採する、間伐と枝打ちの作業をしました。
上伊那森林組合の職員から教わりながら、木や枝を切っていました。
また、鹿などの食害から守るための薬剤を、児童達が5月に植樹したヒノキに塗りました。
葉の表面に塗った薬の匂いで、鹿などを寄せ付けない効果があるということです。
箕輪西小のみどりの少年団の活動は、森に親しみ環境への理解を深めてもらおうと、毎年4年生が行っています。
一緒に作業をした地域住民有志で作る西山会のメンバーのひとりは、「作業を通して、山の大切さを知ってもらいたい」と話していました。
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無農薬の米で収穫祭
無農薬・無化学肥料で米づくりを体験する「長谷みらい米づくりプロジェクト」の収穫祭が23日伊那市長谷の溝友館で開かれました。
収穫祭には農業振興に取り組む「長谷さんさん協議会」や移住定住を促進する団体「溝口未来プロジェクト」のメンバーのほか伊那市に移住し米づくりを体験した家族など15人ほどが集まりました。
自分たちで作った米のほか鹿肉などが用意され参加した人たちが味わっていました。
このプロジェクトは農業に関心のある人たちに無農薬・無化学肥料での米づくりを体験したもらおうと企画されたもので9月に収穫作業が行われました。
プロジェクトを企画したメンバーは「無農薬・無化学肥料の米は、ニーズがあるので続けていきたい。
そのためにも共に活動してくれる人の輪を広げていきたい。」と話していました。 -
信大農学部で今年の新米販売
南箕輪村の信州大学農学部の学生が低農薬栽培で育てたコシヒカリの販売が、19日から始まりました。
販売が始まったのは、信州大学農学部の植物資源科学コースと動物資源生命科学コースの2年生が実習の一環で栽培したコシヒカリの新米です。
低農薬で栽培されていて、価格は10キロで3,900円です。
この他、天日干しで自然乾燥した、はざかけ米は10キロ4,500円、玄米は30キロで1万円です。
米は大学が所有する南箕輪村神子柴のおよそ2・5ヘクタールの田んぼで作られ、今年はおよそ13トンを収獲しました。
今年は天候に恵まれ、例年より1トン以上多いということです。
米は、信大農学部内にある生産品販売所で購入できます。
全国発送も行っているということです。
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県農業経営者協会上伊那支部と県議会議員の懇談会
長野県農業経営者協会上伊那支部と、長野県議会議員との懇談会が9月26日にJA上伊那本所で開かれました。
懇談会では県農業経営者協会上伊那支部の7人が、地元選出の県議会議員4人と意見を交わしました。
農業経営者協会からは「新しい担い手の確保が難しい」という課題や「地産地消の輪を広げる取り組みとして、東京都内などで農産物のPRをしていきたい」といった提案がありました。
駒ヶ根市選出の佐々木祥二県議は「上伊那の農業が発展していくように一つでも実現できるように努力をしていきたい」と話しました。
この懇談会は地域農業を発展させようと、毎年開かれています。 -
JA上伊那南箕輪支所 りんご収穫体験
JA上伊那南箕輪支所は、りんご収穫体験を、南箕輪村の田中りんご農園で15日に行いました。
この日は、村内の親子など25人が参加しました。
収穫したのは、シナノスイートと秋映で、参加者は自分の好きなりんごを選んでいました。
この体験は、りんごの収穫を通して農業への理解を深め、地域全体で農業を行っていることを実感してもらおうと開かれました。
JA上伊那では、「りんごだけでなく地元でとれる農産物を食べて、地元農家を応援してほしい」話していました。
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伊那谷有機農業塾 「土づくり」
伊那市が8月から開いている「伊那谷有機農業塾」の第2回の講義が9月14日、伊那市の産業と若者が息づく拠点施設alllaで行われました。
講義は、会場とオンラインの両方で行われました。
この日は、宮崎県綾町で人参やレタスを有機栽培していて、綾町有機農業研究会の会長を務める北野将秀さんが、「自然の力を生かした栽培と土づくり」をテーマに話をしました。
綾町では、およそ40年前から地域全体で有機農業を行っているということで、「バランスの良い土づくりが有機栽培の鍵になる」と話していました。
伊那谷有機農業塾は、伊那谷で有機農家を目指す人を対象に、その優位性について理解を深めてもらおうと、伊那市が8月から開いているものです。
来年2月まで、あと3回開かれる予定です。 -
森の座 薪づくりイベント開催
伊那市のNPO法人森の座は、薪づくりのイベントを箕輪町富田の山林で12日から始めました。
森の座では民有地の森林整備を行っていて、イベントは間伐で出た木を放置することなく有効に活用しようと企画されました。
会場にはスギやカラマツ、クヌギなどの丸太などが並んでいて、参加者はチェンソーで適当な長さに切ると、機械を使い木を割っていました。
ある参加者は、「やりがいのある作業。冬にこの薪をストーブで使うのが楽しみです」と話していました
薪づくりイベントは16日までで、参加には事前の予約が必要です。
参加費は軽トラック1台分で3,500円となっています。
申し込み
FAX 0265-98-0933(氏名・住所・電話番号・Eメール・参加日・予定台数など)
http://www.morinoza.org
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南福地ファーム バイオ炭活用で二酸化炭素削減へ
伊那市の農事組合法人南福地ファームは、二酸化炭素の削減に向けた取り組みの一環として、もみ殻を使った「バイオ炭」で麦を栽培する実証試験を始めました。
12日は南福地ファームの圃場でバイオ炭の散布が行われました。
バイオ炭は木や竹、もみ殻など生物由来の資源で作る炭です。
もみ殻を350度で熱し炭にする事で、炭素を封じ込め二酸化炭素の排出量を抑える効果が期待できるという事です。
実証試験は、JA長野中央会などによる「バイオ炭による二酸化炭素削減プロジェクト」の一環で行われたもので上伊那の農事組合法人で参加するのは南福地ファームだけだという事です。
今年度は、およそ300アールの圃場にバイオ炭を散布し小麦と大麦を栽培する計画です。
南福地ファームでは、土壌分析や農産物の生育を見ながらバイオ炭の活用を検討していくという事です。
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上伊那の主力品目 白ねぎの出荷最盛期
上伊那の野菜の主力品目の一つ、白ねぎの出荷が最盛期を迎えています。
11日は、伊那市西春近で、農事組合法人ゆいにしはるの組合員が収穫作業をしていました。
ゆいにしはるでは、150アールの畑で白ねぎを栽培していて、今が収穫の最盛期です。
JA上伊那によりますと、白ねぎは上伊那の野菜の主力品目の一つで、生産量は、松本に次いで県内2位です。
今年の販売額は5億3,000万円を見込んでいるということです。
ビニールハウスでは出荷のための作業が行われていました。
不要な葉を取り除き、57センチの長さに切りそろえていきます。
今年は生育は順調で、長さ、太さともに良い状態だということです。
白ねぎは主に中京、関西方面に出荷され、作業は11月いっぱい続くということです。
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南信森林管理署と市町村長が情報共有
南信森林管理署が南信地区の国有林野事業について関係する市町村長と情報を共有する、協議会の総会が5日に、伊那市の防災コミュニティセンターで開かれました。
総会では、南信森林管理署の国有林での取り組みや説明などが行われました。
南信森林管理署の開藤直樹署長は「豊かな森林を守るためには、資源の循環利用を行いつつ、適切に森林を管理することが重要」と話していました。
総会には、県の関係者や南信地区の市町村長などが出席しました。
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長谷みらい米づくりプロジェクト
農ある暮らしに関心のある人たちが無農薬・無化学肥料での米づくりを1年間通して体験する「長谷みらい米づくりプロジェクト」の稲刈りが25日行われました。
25日は、県外から伊那市に移住した2家族が参加し、稲刈りをしました。
長谷で農業振興に取り組む「長谷さんさん協議会」と移住定住を促進する「溝口未来プロジェクト」は、希望者に無農薬・無化学肥料の米作りを1年間通して体験してもらう「長谷みらい米づくりプロジェクト」を行っていて、今年で2年目です。
今年は4家族と市内2つの企業が参加しました。
参加者は5月に田植えを行い、5回の草取りを行ってきました。
25日参加した家族は、米作りは初めてだということで、地域の人に教わりながら稲刈りをしていました。
収穫した米は来月行う収穫祭で味わったり、参加者に配られるほか、インターネット上での販売も計画しています。
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高遠在来とうがらしで農福連携
信州伝統野菜に選定されている、伊那市高遠町の高遠在来とうがらしを軸にして、農業と福祉が連携して行う「農福連携」が進んでいます。
28日は、伊那市長谷非持の障害者多機能型事業所さくらの家で、高遠とうがらしのひとつ、芝平なんばんを天日干しするための作業を行われていました。
さくらの家では、農福連携の一環として高遠在来とうがらし保存会から依頼を受け、天日干し用の赤く熟した芝平なんばんを紐に付ける作業を行っています。
「農福連携」は、働き手不足が課題となっている農業分野と、賃金の安さや働く場所の確保などが課題となっている福祉分野が連携して行うものです。
高遠町内の生産者や飲食店でつくる高遠在来とうがらし保存会では、地域の中で農福連携を広めていこうと、今年1月からさくらの家に仕事を依頼しています。
さくらの家で紐に付けた芝平なんばんは高遠町の環屋で天日干しして乾燥させます。
その後、再びさくらの家で種を取り出す作業を行うということです。
種は来年の栽培用に、ほかの部分は七味などに加工して販売します。
高遠在来とうがらし保存会では「とうがらしの復興が地域活性化につながり、福祉分野にも役立てば嬉しい」と話していました。
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価格高騰 汚泥肥料に注目
ウクライナ情勢などの影響で化学肥料の価格が高騰する中、伊那市の伊那中央衛生センターの汚泥で作った肥料バチルエースが注目を集めそうです。
伊那中央衛生センターでは、し尿処理した後の汚泥を20日間かけて発酵熟成させた肥料バチルエースを1998年から販売しています。
価格は、1袋20㎏入り200円です。
一般で販売されている肥料の半額ほどで、低価格の肥料として経費削減や化学肥料の使用量の低減にもつながると期待されています。
また、肥料には窒素やリンが豊富に含まれている他、商品名にもなっているバチルス菌は、タンパク質などの分解能力が高く、土壌改良や連作障害防止の効果に期待できるということです。
伊那中央衛生センターでは他に、活性汚泥を脱水させた「脱水汚泥いな」の無料提供や無料散布も行っています。
バチルエースは、年間およそ3300袋を製造していて、昨年度は2500袋を販売したということです。
バチルエースは、伊那中央衛生センターで購入できます。
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横山維者舎 酒米の稲刈り
伊那市横山の住民有志でつくる、「横山維者舎」は、オリジナルの日本酒「維者舎」の原料となる酒米の稲刈りを10日に、行いました。
10日は、維者舎のメンバー8人が集まり、稲刈りが行われました。
米の品種は美山錦で、今年は
2.4tが収獲できたということです。
横山維者舎は3年前から地域活性化をめざし、市内の酒蔵「宮島酒店」と協力しオリジナルの日本酒造りに取り組んでいます。
維者舎では「今年のお米も、例年通りいいものが出来た」と話していました。
日本酒「維者舎」の新酒は、12月中旬の発売を予定しています。 -
トルコギキョウの出荷がピーク
長野県が生産量全国1位で、上伊那が県内2位の花、トルコギキョウの出荷が現在ピークを迎え、花卉農家では出荷作業に追われています。
このうち伊那市東春近で花の生産を行っている、株式会社フロムシードでは、年間およそ50万本のトルコギキョウを栽培しています。
トルコギキョウはアルストロメリアと同様、上伊那の花の主力品種の一つで、フロムシードでは毎年6月下旬から10月末まで出荷をしています。
この時期は秋の彼岸を前にピークを迎えていて、およそ25人が作業を行っています。
7日の1日で6,000本の収穫とサイズや品質別に分ける選花作業を行いました。
フロムシードでは15種類のトルコギキョウを栽培していて、ほとんどがオリジナル品種だということです。
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台風に備え果樹農家が収穫
大型で強い台風11号は午後4時半現在日本海を北東へ進んでいます。
伊那地域では果樹農家が対応に追われていました。
6日は伊那市西箕輪の果樹農家笠松悟さんが、りんごの収穫に追われていました。
品種は今が収穫時期のつがるです。
リンゴ狩りの受け入れを行っているため残していましたが、台風に備え収穫をしていました。
長野地方気象台によりますと、伊那地域では午後1時24分に最大瞬間風速17.4mを記録しました。
長野地方気象台によりますと、県南部では、夜には風は収まるということです。