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記憶を後世に 西駒ケ岳遭難から100年
中箕輪尋常高等小学校の西駒ケ岳遭難100回忌法要が25日、箕輪町の明音寺で行われました。 遭難事故は大正2年1913年8月26日に行われた西駒ケ岳登山で中箕輪尋常高等小学校の生徒らが暴風雨にあい、11人が犠牲になったものです。 法要は遭難犠牲者の遺族らでつくる偲岳会が行ったもので、会員のほか、町や学校関係者などおよそ50人が出席しました。 偲岳会では、毎年、慰霊祭や慰霊登山を行い遭難の記憶を風化させないための活動を行っています。 今年は百周年記念事業として会員や関係者がその記憶や思いを書いた記念誌が発行されました。 偲岳会の唐澤義雄会長は「発行された記念誌を読んでいると百年の歴史の重みを感じる。犠牲者の無言の教訓を肝に命じて生きていきたい。」と話していました。 偲岳会では会員の高齢化が進む中遭難の歴史が次の世代に語り継がれるよう務めていくとしています。
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どろんこフナ掴み大会
箕輪町公民館松島分館による、「どろんこ天国フナ掴み取り大会」が24日、箕輪町松島の田んぼで開かれました。 どろんこ天国は、自然体験活動として箕輪町公民館松島分館が10年前から毎年開いているもので、24日は松島区の園児や小学生、その保護者およそ70人が集まりました。 春先から育ててきたフナは4センチほどに成長していて、子ども達がどろだらけになって捕まえていました。 中には15センチ程のフナや鯉を掴む子どもがいて、大人たちから大きな歓声が上がっていました。 松島分館では、地区の子ども達の交流の場や親子が触れ合う機会として続けていきたいと話していました。
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大芝高原まつり多くの人で賑わう
伊那谷の夏を締めくくる南箕輪村の大芝高原まつりが24日行われ、出店や様々なイベントに会場は多くの人で賑わいました。 伊那地域は昨日の夕方から今朝までに46ミリの雨が降り祭りの開催が危ぶまれましたが、午前中には雨が上がり会場は多くの人で賑わいました。 「人と人とのつながりを求めて」をキャッチフレーズに始まった大芝高原まつりは、今年で28回目を数えます。 祭りでは、地元の各種団体による露店や、村のキャラクターまっくんにちなんだ商品を販売するブースなど、29店舗が並びました。 大芝湖では恒例のたらいレースが行われ、地元の中学や大学、一般などおよそ60人が参加しました。 たらいレースは、1チーム3人で一人ずつたらいに乗り順位を競います。 中にはなれないレースに悪戦苦闘する参加者もいました。 決勝戦は、去年優勝した伊那市のソフトボールチームと、信州大学の学生との一騎打ちとなりました。 他に、おまつりパレードには村内外からおよそ1200人が参加し、2006年にできた大芝高原音頭ニューバージョンを踊りました。 踊りには、村のイメージキャラクターまっくんも参加し祭りを盛り上げていました。 午後7時半からの花火大会では、58番組およそ800発が打ち上げられました。
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「あさみちゆき」コンサートの実行委員会 たかずやの里に寄付
今月10日に伊那市内で開かれた「あさみちゆき」コンサートの実行委員会は23日、伊那市富県の児童養護施設たかずやの里の移転、新築費用に役立ててもらおうと、13万円を寄付しました。 コンサート実行委員会の金澤幸宣代表がたかずやの里を訪れ、たかずや福祉会埋橋良和理事長にコンサートチケットの売上金の一部と、会場で募った募金、併せておよそ13万円を手渡しました。 埋橋理事長は、「子ども達の為に使わせていただきます。あさみさんにも是非一度、施設に遊びに来て欲しい」と話していました。
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卒業20年記念 春富中学校同窓会有志がたかずやの里へ寄付
平成4年度に伊那市の春富中学校を卒業した同窓会有志は、児童養護施設たかずやの里の移転・新築に役立ててもらおうと10万円を寄付しました。 22日、同窓会実行委員長の鹿児島洋一さんと、副実行委員長の倉田美穂さんがたかずやの里を訪れ、菅雄峰施設長に10万円を手渡しました。 今年卒業20周年を迎えた平成4年度の春富中卒業生は、記念の同窓会を今月11日に開きました。 節目の年に、地元のために何かしたいとの思いからたかずやの里への寄付を決め会場に募金箱を設置しました。 当日は100人が参加し、参加できなかったメンバーも含めて、10万円が集まったということです。 菅施設長は、「施設の子どもたちは春富中学校に通っているので、先輩の皆さんに思ってもらえる事がうれしい」と話していました。
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ちぎり絵作品展が開かれる
伊那市御園の中村早恵子さんが開く、中村早恵子御園教室のちぎり絵の作品展が、22日から伊那市西町の旧井澤家住宅で開かれています。 会場には四季折々の風景画を中心に、11人の近作44点が展示されています。 ちぎり絵に使われる和紙は、何層にも重ねられていて、様々なあじわいを出せるところが特長です。 作品は和紙をちぎったり、剥いだりして貼り合わせていくことで、色の濃淡や奥行のあるちぎり絵が出来るということです。 中村さんは「淡く、優しい、作者それぞれの味わいを感じて欲しい」と、話していました。 中村早恵子御園教室の作品展は、26日(土)まで伊那市西町の旧井澤家住宅で開かれています。
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17日連続30度以上
22日の伊那地域は、最高気温35.9度の猛暑日となりました。 7日から16日連続して30度以上の暑い日が続いていますが、長野地方気象台によると、明日あさっては前線が近づくため、まとまった雨が降り涼しくなるということです。
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ご当地スマートボールお披露目
伊那市のますみヶ丘の間伐材を使って製作したご当地スマートボールが14日、地元住民にお披露目されました。 スマートボールを製作したのは、ますみヶ丘の建築士と木工職人でつくる地域環境デザインMOCです。 子どもたちにますみヶ丘の自然や山林整備の必要性を知ってもらおうと製作したもので、地元の夏祭りで披露されました。 ボールを弾いて得点のスペースに入れて遊ぶもので、公民館やスケート場、神社などますみヶ丘の地図を再現しました。 材料は、ますみヶ丘のマレットゴルフ場で間伐したアカマツやカラマツなどが使用されています。 この日は、子どもや大人たちが実際に触れてスマートボールを楽しんでいました。 地域環境デザインMOCでは、「こうした遊具に地域の特徴を盛り込むことで子供や大人に楽しみながら地元への愛着を感じてもらいたい」と話していました。
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リニア 開業初年度利用者数重要
伊那市の白鳥孝市長は、リニア中央新幹線の開業を見据え、「県内の中間駅について、利用者を確保する事が、停車本数を決める。開業初年度の利用者数が重要」との考えを示しました。 これは、21日、市役所で開かれた定例記者会見の中で、考えを示したものです。 白鳥市長は「JR東海は東京、名古屋、大阪といった大都市を結ぶ事が本音。下伊那にできる駅を中心に地域振興を考え、開業最初度から利用者を確保し、停車本数を減らされないように利用する環境をつくることが大切」と話していました。 リニア中央新幹線は、JR東海が、14年後の2027年に、東京と名古屋間で開業を目指しています。この秋にも、具体的な駅の位置やルート、環境影響評価の結果案を示した準備書が公表される予定です。 白鳥市長は、「今から、地元の利用者、都市圏からの利用者を分析し、山梨や岐阜の中間駅とも結びつけ戦略を立てる事が必要」と話していました。
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箕輪町南小河内伝統「おさんやり」
箕輪町南小河内に伝わる伝統行事で、町の無形民俗文化財に指定されている「おさんやり」が16日に行われました。 午後4時半、40人の担ぎ手がお舟を持ち上げ、地区内およそ2キロを練り歩きました。 おさんやりは、区内流れる用水路「大堰(おおせぎ)」が天竜川とは逆に流れることが疫病の原因と考えられたため、その厄を払おうと始まったとされています。 途中、4か所の辻で民謡「ヨイソレ」を披露しました。 日が沈み、暗くなると堂(どう)の前(まえ)と呼ばれる広場に立てられた木のまわりを3周し、お舟を壊しました。 お舟の破片は、厄除けになるといわれ、各戸の玄関に1年間飾られます。 訪れた住民は、破片を拾い集めていました。
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上伊那の小中学校で2学期スタート
長い夏休みも終わり、上伊那の小中学校では20日から2学期が始まりました。 伊那市の西箕輪小学校でも20日から2学期がスタートしました。 教室では児童たちが夏休み中の宿題や日記、工作などを提出していました。 3年生の教室では、夏休み中の思い出などを発表していました。 始業式では全校児童389人が日焼けした顔で体育館に集まりました。 式の中で、3年生と5年生の代表児童が2学期に頑張りたいことを発表しました。 小木曽勝俊校長は「毎日あたり前の事を大切に授業や清掃などを頑張ってください」と児童に呼びかけていました。 上伊那の小中学校の始業式は21日にピークを迎えます。
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お盆成人式 旧伊那市地区707人が節目
伊那市の旧伊那市地区成人式が、14日と15日、公民館単位の8会場で行われ該当する707人が成人を迎えました。 このうち、JA上伊那本所では、美篶・手良地区を除く東部中学校区の成人197人を対象に式が行われ138人が出席しました。 主催する伊那公民館の館長の挨拶のほか、白鳥孝伊那市長からのビデオメッセージが披露されました。 小中学校時代の担任からは、「現在は、自分の能力に限界を感じ始めている頃だと思うが、限界を知り、与えられた仕事に満足し、精一杯の努力することが大切」などとエールが送られました。 成人を代表して、登内理紗さんは「大人としての自覚を持ち、責任ある行動をする決意を誓いたい。社会の一員として、地域や国、世界に目を向けていきたい」と挨拶しました。 旧伊那市地区では、今年、男性339人、女性368人の合わせて707人が成人を迎えました。 なお、伊那市では、旧高遠町・長谷地区では、正月に成人式が行われています。成人式のあり方について、従来どおり中学校単位が良いのか、市全体で行った方がいいのか現在、検討が行われています。
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箕輪町成人式 297人節目祝う
箕輪町成人式が15日、文化センターで行われ297人が人生の節目を祝いました。 今年、箕輪町で成人を迎えたのは、男性158人、女性139人、合わせて297人です。式には、対象者の7割となる、205人が出席しました。 オープニングでは、みのわ太鼓による祝い太鼓が打ち鳴らされ、新成人の門出を祝いました。 平澤豊満町長は「成人として出発する今、社会の一員として義務を重視し、積極的な姿勢で悔いの無い人生を歩んでほしい」と式辞を述べました。 新成人を代表して浅井恵里佳さんは「家族や友人、地域の人達の支えがあり成人を迎える事ができた。この感謝の気持ちを忘れず、人の気持ちに応えられる大人となり社会に貢献していきたい」と話しました。 また、市川和馬さんは「大学進学により、地元を離れてみて、故郷の素晴らしさを改めて感じた。卒業後は箕輪町に戻り、社会を築く原動力となり、町を盛り上げていきたい」と決意を述べました。 式では、中学校時代の恩師が「成長した姿が見られてうれしい」、「充実した人生を歩んでほしい」などと、新成人に対し、祝いの言葉を贈りました。
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子どもたちが和楽器演奏
伊那三曲協会による邦楽子どものつどいが18日、伊那市のいなっせで開かれ、子供たちが筝など伝統的な和楽器を演奏しました。 邦楽子どもの集いは伊那三曲協会で筝などを習う子供たちの発表の場として毎年開かれていて今年で14回目となります。 つどいでは保育園児から高校生まで23人が1人ずつステージにあがり演奏しました。 このうち園児は童謡を筝で弾き練習の成果を披露していました。 会場には保護者などおよそ100人が集まり筝の音色に聞き入っていました。 最後は合奏が行われ、息の合った演奏が会場に響いていました。 伊那三曲協会では「邦楽を継承していくため子供のうちから育てて行く必要がある。大きくなってから日本の伝統音楽を守る力になってもらいたい。」と話していました。
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田畑区に伝わる奇習「盆正月」
南箕輪村田畑の伝統行事「盆正月」が16日の深夜に行われました。 夜10時30分、小学校PTAを中心とする田畑区の伝統行事を守る会の会員が田畑神社に集まり正月飾りの準備をしていました。 盆正月は、地区役員の家を封鎖し、盆休みの延長を訴える田畑区の伝統行事です。 準備が終わると、正月飾りや野菜を軽トラックに載せ、区長宅に移動しました。 会員らは物置からはしごや熊手などを持ち出し、次々と玄関先に置いていました。 最後に玄関先に「お正月」という文字を書くと、会員らは次の家へ向かっていきました。
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伊那市西箕輪大萱伝統の「百八灯」
伊那市西箕輪大萱の伝統行事「百八灯」が16日に大萱グラウンドで行われました。 大萱グラウンドの周りにつるされた108つの布製の玉に火がつけられました。 百八灯は盆に迎えた霊を送り返す大萱の伝統行事です。 108つの火の玉には煩悩を絶つという意味も込められているということです。 江戸時代から伝わるとされていて、この日は地区在住の中学生が次々に火を灯していました。 会場では、訪れた人たちが火の玉に見入っていました。
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伊那市坂下で精霊流し
天竜川に灯ろうを流して先祖の霊を供養する精霊流し大法要が16日伊那市の坂下駐車場で行われました。 この日は新盆を迎えた家族を中心におよそ300人が集まり、150基の灯篭を流しました。 精霊流しは、伊那仏教会と坂下商工会が毎年行っているもので、今年で60回目です。 戦後に戦没者の霊を慰めようと行われたのが始まりだということです。 参列者は天竜川を下っていく灯ろうを見つめていました。 60回の節目を迎え、法要も一区切りがついたとして、伊那仏教会と坂下商工会が主催する精霊流しは今年で終了するということです。
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山寺区盆踊り大会
伊那市の中心市街地が歩行者天国となった15日、山寺区の盆踊り大会が開かれました。 これは、伊那節を継承し、広げていきたいと、山寺区が去年から開いているものです。 盆踊り大会では、伊那節振興協会の生唄に合わせて、区民が丸くなり伊那節と勘太郎月夜唄を踊りました。 歩行者天国に訪れた人が入り混じって踊る姿も見られました。 今年は、区民が伊那節の生唄にも挑戦しました。 今年4月から有志16人が毎月1回練習を重ねてきたということです。 祭り責任者の小坂 恭央さんは、「踊りを通して区民が一体になれる場。伊那節の継承にもつながれば」と話していました。
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南箕輪村大泉で先祖の霊を迎える振りまんど
南箕輪村の大泉で13日、先祖の霊を迎える、振りまんどが行われました。 この日は、大泉川の堤防に地域の住民が集まり、先祖の霊を迎える振りまんどが行われました。 大泉では、去年、大麦のワラが手に入らず振りまんどができませんでした。 地元の有志でつくる大泉まんどの会や、PTAが伝統行事を残していこうと大麦の栽培を行い、今年は2年ぶりに振りまんどが復活しました。 250mの堤防の13箇所に、90束のまんどを用意し、小学生が回します。 大泉川の堤防には、パチパチと大麦が燃える音が響いていました。
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田楽座で盆踊りNight
伊那市富県の歌舞劇団田楽座の盆踊りナイトが14日に田楽座の稽古場で開かれ、訪れた人たちは全国各地の盆踊りを楽しみました。 このイベントは、若い人達に盆踊りを楽しんでもらおうと開かれたもので、今年で3年目です。 稽古場にはやぐらに提灯がつるされムードを盛り上げます。 イベントには、県内を始め遠くは福岡県からも参加していました。 参加者は生唄、生演奏に合わせて踊っていました。 参加した男性は「なかなか踊る機会がないので良い経験になりました」と話していました。 この盆踊りナイトは、24日にも開かれることになっていて、田楽座では「お盆に踊れなかった人は是非参加してほしい」と話していました。
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最高気温35.9度 3日連続猛暑日
12日の伊那地域は最高気温35.9度を記録し3日連続の猛暑日となりました。 12日は伊那市役所横のせせらぎ水路に親子連れが訪れ暑さをしのいでいました。 伊那地域は最高気温35.9度を記録し3日連続の猛暑日となりました。 長野地方気象台によりますと猛暑日が3日以上続いたのは、去年の7月26日から28日と8月2日から5日、一昨年の7月15日から17日で今回が、観測がはじまってから4回目だということです。 伊那消防署によりますと12日午後3時現在、管内で熱中症による搬送はなかったということです。 長野地方気象台では、13日から1週間、最高最低気温ともに平年より高くなる日が多くなることから熱中症予防など健康管理に注意するよう呼びかけています。
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中央区商店会が初の朝市
地元産の果物や野菜を販売する伊那市中央区の朝市が11日、中央区本通りで開かれました。 朝市は地域活性化や住民の交流の場として中央区商店会が初めて開いたもので、国の地域商店街活性化事業に認定されています。 会場には地元生産者が持ち込んだ野菜や果物などが並び、訪れた人たちが買い求めていました。 朝市では、東日本大震災の復興支援として岩手県普代村の特産品「すき昆布」も販売されました。 普代村は過去の津波の経験により高さ15.5メートルの水門を設置していたことから住宅への浸水はありませんでしたが、漁業施設に大きな被害が出たということです。 中央区商店会では16日に盆踊りを開くことにしていて住民同士が触れ合える場にしたいと話していました。
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上農高伝統の盆花市に行列
上伊那農業高校伝統の盆花市が12日、伊那市のいなっせ前などで開かれ、会場は行列ができる賑わいとなりました。 今年は去年より販売開始時間を30分早め、午前9時としましたがすでに100人ほどが列を作っていました。 上農の盆花市は今回で61回目を数える伝統行事です。 いなっせ前と伊那北駅前の2か所で開かれ両会場合わせて生徒およそ20人が販売にあたりました。 花は上農高校の畑で育てたもので、アスターやオミナエシ、小菊などが1束500円と安価で物がよいことから毎年人気となっています。 会場に用意した花はすぐに足りなくなり追加分はトラックで運ばれました。 1人2束まで購入することができますが、最後は足りなくなり1人1束での販売となりました。 盆花市は昭和20年代から始まり当時はリヤカーに花を乗せ売って歩いたということです。 販売開始からおよそ20分で用意された460束の盆花は売り切れとなりました。 上農高校では「肥料を改善したり、草取りをマメにすることで去年を160束ほど上回る花を用意できた。今後は並んでくれた人全員の要望に添えるような盆花市にしていきたい。」と話していました。
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箕輪北小学校3年の増澤理久斗くんが将棋で全国3位
箕輪北小学校3年の増澤理久斗くんが、7月に岡山県で開かれた将棋の全国大会で3位入賞しました。 7日は、箕輪町役場を訪れ、平澤豊満町長に受賞の報告をしました。 増澤くんが出場した7月27日の第12回全国小学生倉敷王将戦低学年の部には、全国から64人の小学生が出場しました。 予選を3回勝ち抜き、準決勝で敗れましたが3位に入賞しました。 理久斗くんは、今回は落ち着いて一手一手よく考えながら駒を打つことが出来たと話していました。 平澤町長は「将棋も学校の授業も頑張ってください」と話しました。
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男性の料理教室
伊那市食生活改善推進協議会による、「男性の料理教室」が6日、伊那市保健センターで開かれました。 伊那市食生活改善推進協議会では、4年前から男性の料理教室を開いていて6日は16人が参加していました。 作ったものは稲荷寿司など5品で全て塩分控えめになっています。 参加者は慣れない手付きで料理をしていました。 食改では夕飯の支度など夫婦で協力して欲しいと話していました。
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親子で太陽光エネルギー実験
11日の伊那地域は最高気温37度を記録し2日連続の猛暑日となりました。 暑い日差しが照りつける中、南箕輪村の大泉所ダムでは夏休み中の親子を対象にした太陽光エネルギーの実験が行われました。 この実験は伊那市の西箕輪公民館が行ったもので親子18人が参加しました。 講師は西箕輪小学校理科教諭の野口輝雄さんが務め手作りの反射鏡を使って実験をしました。 子どもたちは反射鏡の光がフライパンにあたることで肉が焼ける様子を興味深そうに見ながら太陽光エネルギーについて理解を深めていました。 11日の伊那地域の最高気温37度で2日連続の猛暑日となりました。 長野地方気象台では12日もこの暑さは続くと予想しています。
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演劇「焼け跡から」上演
第二次世界大戦後の信州を舞台にした演劇「焼け跡から」の上演が6日、伊那市のいなっせで行われました。 演劇は、東京都に拠点を置き全国各地で公演を行っている劇団「希望舞台」が行ったものです。 物語は、第二次世界大戦後の信州を舞台に、東京大空襲で家族を失った子ども達と一緒に荒れた寺を復興させようと奮起する新米和尚の話です。 焼け跡からを観る会実行委員会では「戦争は絶対にやってはいけないということを再認識してほしい」と話していました。 6日は、昼と夜の2回公演が行われ、昼の部では満員となるおよそ300人が訪れ真剣な眼差しで劇に見入っていました。
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観測史上最も暑い1日
10日の伊那地域の最高気温は、37度まであがり、平成5年の統計開始以降、最も暑い1日となりました。 10日の伊那地域は、午後2時26分に観測史上最高となる37度を記録しました。 35度以上の猛暑日となったのも、今シーズン初めてです。 伊那消防組合管内では、今朝8時半から午後3時までに3人が熱中症とみられる症状で病院に搬送されたということです。 長野地方気象台では、今朝5時に高温注意情報を発表しました。 外出時や屋外での作業時、また高齢者や乳幼児などは特に水分をこまめに補給し、冷房を適切に利用するなど熱中症への対策をとるよう呼び掛けています。 伊那地域は11日も10日と同様に気温が高くなるということです。
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大泉まんどの会 育てた麦わらでまんどづくり
お盆の伝統行事「振りまんど」を残していこうと活動している南箕輪村の大泉まんどの会は自分たちで育てた麦わらを使って10日まんどを作りました。 10日は大和泉(おいずみ)神社(じんじゃ)に児童やPTA、まんどの会の会員など40人ほどが集まり60本を作りました。 大泉区では、去年大麦のワラが手に入りにくいなどの理由から実施を見送りました。 まんどの会では伝統行事を残していこうと、去年10月に近くの畑に種をまき、大麦を育ててきました。 6月には刈り入れを行い、トラック7台分のワラが収穫できたということです。 10日は子どもが大人に作り方を教わり、自分たちがまわすまんどを作りました。 大泉の振りまんどは迎え盆の13日に大泉川で行われます。
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伊那市民プールなどで「足入れ型浮き輪」使用禁止
伊那市の伊那市民プールと高遠スポーツ公園プールは9日から「足入れ型浮き輪」の使用を禁止しています。 禁止となったのは、幼児用の「足入れ型浮き輪」です。 1日に茅野市営プールで足入れ型浮き輪を使っていた幼児が横転し、おぼれて意識不明の重体となった事故を受け、伊那市教育委員会が使用を禁止したものです。 足入れ型浮き輪は、横転すると水面下に体が隠れ、周囲から姿が見えなくなり、自力で脱出することが難しいことから救助が遅れ、事故につながる危険性があるということです。 足入れ型浮き輪の使用が禁止となっているのは、伊那市民プールと、高遠スポーツ公園プールの二か所です。