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伊那市手良で早くも稲刈り
JA上伊那管内で、今年最初の稲刈りが行われました。
9日に管内で最初に稲刈りをおこなったのは、伊那市手良の株式会社中坪ノーサンです。
9日は、およそ15アールの田んぼで、コシヒカリよりも早く収穫できる早生品種「五百川」を登内美穂社長がコンバインで刈り取っていました。
五百川は、粘りと甘みが特徴とされています。
中坪ノーサンでは、伊那市手良のおよそ32ヘクタールの田んぼで米を栽培していて、今年は暑い日が続いたものの、水の管理を徹底したことで、大きな病気もなく順調に育ったということです。
中坪ノーサンでは「地域のみなさんから新米を楽しみにしているという声を多くいただいている。全国的に米不足が懸念される中、無事に収穫が始まりました。」と話していました。
中坪ノーサンでは、10月中旬まで稲刈りを行う予定です。
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親子が珍しい生き物に触れる
伊那市の伊那図書館で、珍しい生き物とふれあえる夏休み恒例の人気イベントが9日に開かれました。
会場には、ヘビやタカ、サンショウウオなど普段なかなか見ることのできない生き物が勢ぞろいしました。
これらを育てているのは、伊那図書館の館長、埋橋俊道さんです。
埋橋さんは、子どもの頃から生き物が好きで、現在は自宅で6種類7匹の生き物を飼育しています。
イベントでは、アフリカウシガエルやニシキヘビの一種「ウォーターパイソン」などをケースから取り出し、それぞれの生態や特徴を埋橋館長が解説しました。
なかでも、アフリカに生息する「ボールパイソン」はおとなしく、子どもたちが実際に触れたり、首に巻いてみたりと、貴重な体験を楽しんでいました。
イベントは午前と午後の2回行われ、午前の回には親子連れなどおよそ70人が参加し、珍しい生き物たちとのふれあいを楽しんでいました。 -
ひまわり迷路完成
伊那市西箕輪の西箕輪南部保育園の東側にある畑に、今年も大きなひまわりの迷路が完成し、園児たちが駆け回りました。
8日は、西箕輪南部保育園の園児およそ30人が訪れ、高さ2メートルほどに育ったひまわりの間を走り回りながら、ゴールを目指して迷路を楽しんでいました。
このひまわり迷路は、地元の子どもたちに農業の楽しさや自然とのふれあいを体験してもらおうと、JA上伊那青壮年部西箕輪支部が毎年取り組んでいるもので、今年で11年目です。
13アールの遊休荒廃地に、およそ1万本のひまわりが咲いています。
園児と支部のメンバーが今年6月に種をまき、花が咲きそろうと一部を刈り取って迷路が作られました。
JA上伊那青壮年部西箕輪支部の唐澤和幸支部長です。
このひまわり迷路は、お盆過ぎまで楽しむことができ、自由に入れるということです。 -
笠原区社協の花壇が見ごろ
伊那市美篶の笠原区社会福祉協議会のふれあい花だんが現在見頃となっています。
ふれあい花だんには、マリーゴールドやブルーサルビア、ジニアが植えられていて現在見頃となっています。
花は、笠原区社協の20人で管理をしているということです。
社協では「きれいに咲いているのでぜひ見に来てください」と話していました。
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立秋 20日ぶりの夏日
7日は二十四節気のひとつ立秋です。
暦の上では秋となりました。
この日、日中の最高気温は28.7度で、20日ぶりに30度を下回り夏日となりました。
伊那市のJA上伊那伊那支所では、七夕イベントとして職員が浴衣や甚平でお出迎えをしていました。 -
夏の保存食の作り方教わる ワークショップ
農家民泊を行っている人から、夏の保存食の作り方を教わるワークショップが7日に伊那市富県新山の農家民泊「ふだん着」で開かれました。
ワークショップには、民泊に興味のある人や最近民泊を始めた人など、市内の4人が参加しました。
今回は、きゅうりを使った夏の保存食2品を作りました。
参加者は、農家民泊「ふだん着」の北原綾子さんに作り方を教わっていました。
このワークショップは、伊那市地域おこし協力隊で農家民泊プランナーとして活動する佐藤純子さんが、民泊に興味を持ってもらおうと企画したものです。
今後は、農家民泊に興味のある人が宿泊体験をするイベントなども企画していきたいということです。
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広島原爆から80年 平和祈念式典
1945年、昭和20年8月6日に広島に原爆が投下されてから、6日で80年となりました。
伊那市内では核兵器廃絶を訴える平和祈念式典が行われました。
伊那市山寺の丸山公園では、原爆投下時刻の午前8時15分にサイレンが鳴らされると、平和の塔の前で参列者およそ70人が黙祷を捧げました。
平和祈念式典は「非核平和都市宣言をさらにすすめる伊那市民の会」が毎年行っています。
6日は会の建石繁明運営委員長も出席しましたが、代表委員で常円寺の角田泰隆住職が代理で挨拶をしました。
伊那市民の会は1987年に発足しました。
3年後の1990年には、丸山公園に平和の塔を建てました。
式典の中で、伊那小学校1年生の中﨑環さんが広島の原爆の悲惨さを描いた絵本「ひろしまのピカ」を読んでの感想を発表しました。
最後に参列者は平和の塔に花を手向け、手を合わせて世界平和を祈っていました。
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ニシザワの弁当 健康な食事として認証
伊那市に本社を置く総合小売業、株式会社ニシザワのさばの味噌煮弁当が健康な食事、スマートミールとして認証されました。
6日は市役所で試食会が開かれ、白鳥孝市長や株式会社ニシザワの荒木康雄社長らが味わっていました。
弁当はメインの味噌煮のほか、里芋の煮っころがしやほうれん草のお浸し、ひじき煮が入っています。
ニシザワでは去年11月から伊那市の管理栄養士と協力し、半年かけて弁当の開発を進めてきました。
食塩相当量は基準値3.5g未満のところ2.7gに抑えたということです。
この弁当は一般社団法人健康な食事・食環境コンソーシアムの第9回健康な食事・食環境認証制度で認証を受けました。
スマートミールは、健康づくりに役立つ栄養バランスがとれ、食塩の摂り過ぎにも配慮した食事のことです。
上伊那で認証を受けた事業所はニシザワが初だということです。
さばの味噌煮弁当は上伊那の全11店舗で646円で販売されています。 -
伊那市出身動物写真家 大島淳之さん写真展
伊那市美原出身の動物写真家、大島淳之さんの写真展「猿と猫と」が伊那市のかんてんぱぱホールで開かれています。
会場には、大島さんが全国各地で撮影したニホンザルや自宅で飼っている猫の写真41点が展示されています。
美原出身の大島さんは現在、京都府在住で動物写真家として活動しています。
様々な動物を撮影していますが、今回は猿と猫に焦点をあてています。
現在43歳の大島さんは、2023年に世界最高峰の野生生物写真コンテスト、Wildlife Photographer of the Yearに入賞を果たしたことをきっかけに本格的に動物写真家として活動を始めました。
写真展「猿と猫と」は、かんてんぱぱホールで17日(日)まで開かれています。 -
箕輪町ふるさと大使 委嘱
箕輪町は、町の知名度の向上とイメージアップを図ることを目的に、新たにふるさと大使に2人を委嘱しました。
25日は、役場で委嘱式が行われました。
委嘱されたのは、沢出身で東京都の桜美林学園理事長の大槻達也さんと静岡県の「NPO法人プラット庄内」理事長の井上誠さんです。
大槻さんは1981年に文部省に入省し、文部科学省大臣官房総括審議官などを歴任し、去年4月から学校法人桜美林学園の理事長を務めています。
井上さんは静岡県浜松市の庄内地区・箕輪町交流協会の会員で2019年から1年間、交流協会会長を務めました。
今年4月からは特定非営利活動法人プラット庄内の理事長を務めています。
大槻さんは、「育ててもらったふるさとのために少しでもお手伝いしたい」、井上さんは「これからも体力が続く限りパイプ役として頑張りたい」と話していました。
白鳥町長は「町のPRうぃ皆さんの力でお願いしたい」と協力を求めました。
箕輪町では町外で活躍する町出身者やゆかりのある人を対象にふるさと大使として委嘱していて、今回の2人を含め13人となりました。
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SALAの利用者が伊那ケーブルテレビを見学
伊那市高遠町下山田の障がい者支援事業所SALAの利用者が社会見学の一環で伊那ケーブルテレビジョンを5日に訪れました。
5日は利用者約20人が伊那ケーブルテレビを訪れ、アナウンスや番組編集を体験しました。
NPO法人SALAは、高遠町と北海道で、放課後等デイサービスや訪問介護といった障がい者支援事業を行っています。
夏休み期間には社会見学として地域の公共施設や企業を訪れています。
利用者はカメラの前で挨拶をしたり、編集作業を体験していました。
SALA高遠事業所の赤沼弘美所長は「利用者が様々なことを知り、体験する機会を作っていきたい」と話していました。
SALAではこの夏に4か所の企業や施設を見学するということです。
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伊那中央RC 被爆アオギリ2世に黙とう
伊那中央ロータリークラブは、伊那市山寺の高尾公園にある被爆したアオギリ2世の前で5日黙とうを捧げました。
5日は会員13人が、アオギリの前で黙とうを捧げました。
元となったアオギリの木は、広島の爆心地から1.3キロ離れたところに生えていたものです。
2013年に開かれたロータリー世界平和フォーラムで、その種から発芽したアオギリ2世が全国に苗分けされました。
伊那中央ロータリークラブでも2013年に苗を取りよせ植樹しました。
アオギリは2013年当時の会長が管理していて、伊那中央RCでは今後も守っていきたいと話していました。
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杉浦太陽さんトークショー
箕輪町のこども計画策定を記念して俳優でタレントの杉浦太陽さんのトークショーが3日に町文化センターで開かれました。
トークショーでは4児の父で、今年の夏頃に第5子が誕生予定の杉浦さんが、「パパもママも自分らしく」をテーマに子育てについて話しました。
杉浦さんは「以前はイクメンという言葉が流行したが、今は共に家事をする時代です。手伝うのではなくともにやることが家族の笑顔の秘訣です」と話していました。
このトークショーは子育てを地域全体で支える「こども計画」の策定と箕輪町発足70周年を記念して開かれたもので、およそ260人が集まりました。 -
第68回伊那まつり 熱気に包まれる
第68回伊那まつりが2日に、伊那市の中心市街地で行われました。
今年の祭りは、「笑顔で躍進」をテーマに行われました。
市民おどりには、49連およそ2,100人が参加し、通り町交差点から西町の田村食堂付近までを練り歩きました。
午後5時からの2時間、ダンシング・オン・ザ・ロードを10回、伊那節と勘太郎月夜唄をそれぞれ4回、休憩をとりながら繰り返し踊りました。
開会式では、与地伊那節保存会と伊那北高校ダンス部がパフォーマンスを披露しました。
このうち、伊那北ダンス部は、「現代版与地の伊那節」を初めて披露しました。
歌と編曲は東京芸術大学声楽科卒業の美和さん、振り付けはダンス部が考案したものです。
会場周辺の5か所にはお祭り広場が設けられ、各広場それぞれの色を出した出店や体験ブースが並びました。
市民おどり終了後には、天竜川三峰川合流点でおよそ400発の花火が打ち上げられ、伊那の夜空を彩りました。 -
伊那市内で高校生対象「グローカルキャンプ」
全国各地から集まる高校生が、伊那の地域資源から学びを得る中で自分の将来を考えるきっかけをつくる「グローカルキャンプ」が、1日から4日までの4日間、市内各地で行われました。
3日は、伊那市美篶のたんぽぽカフェで、地域の郷土食を知ってもらおうと、五平餅作りを体験しました。
グローカルキャンプは、グローバルとローカルの視点を組み合わせたサマーキャンプです。
海外の大学に通う日本人学生や卒業生、教員らでつくるNPO法人留学フェローシップが開いたものです。
参加者は、もち米を潰して丸めたり、くるみや山椒を入れた味噌を作っていました。
参加者からは「米どころでは、昔から色々な食べ方をして食を楽しんでいたと思う」といった意見が出ていました。
講師を務めた郷土料理伝承家の酒井さつきさんは「昔は、近所で集まって五平餅を作って食べていた。1つのコミュニケーションになってご近所付き合いが出来ていた。」と話していました。
最終日の4日は、4日間のまとめを行いました。
高校生らは、体験を通じて自分が深めたいと思った内容、起こしてみたいアクションを紙に書き、それに対して他の人が付箋にコメントを書いて貼り付けていました。
イベントを共催した伊那市では、地元高校生の郷土愛醸成に繋がればうれしいと話していました。 -
熱中症 2人搬送
上伊那広域消防本部によりますと午後4時半現在、熱中症とみられる症状で2人が搬送されました。
伊那市で90代女性が中等症軽症、90代男性が中等症ということです。
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若手作家展覧会 ふうけいのまにまに
伊那市高遠町の信州高遠美術館で県内の若手アーティスト展「ふうけいのまにまに」が開かれています。
会場には県内で活動する作家4人の油彩や立体彫刻などの作品およそ130点が並んでいます。
津田翔一さんの作品「往路」「復路」は生まれ育った地元長野市の「道」をイメージしているということです。
松本市在住の蛭田香菜子さんは彫刻の世界でミクロの質感を表現しています。通常の彫刻では排除される産毛などが作品では強調されています。
星野郁馬さんは高遠町在住で題名のない油彩画や、拾ってきた流木に顔を掘った彫刻を展示しています。予定調和ではなく素材から立ち現れるものを表現しているということです。
茅野市出身で仙台市在住の細萱航平さんは高遠石と桜をモチーフにしていて、「石葩散る」は薄く削った高遠石で制作しています。美術館のガラスに花びらが散る様子を表現しています。
信州高遠美術館では2015年から地元で活動する若手作家の応援事業として若手アーティスト展を開いていて、今回で8回目です。
若手アーティスト展ふうけいのまにまには10月5日まで、信州高遠美術館で開かれています。
入館料は一般500円、高校生以下・18歳未満は無料です。
10月4日、5日は作家・細萱航平さんによるワークショップが予定されています。 -
最高気温36.6度 7日連続の猛暑日
3日の伊那地域は午後2時3分に最高気温36.6度と7日連続の猛暑日となりました。
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2日 第68回伊那まつり開催
第68回伊那まつりが、2日に伊那市の坂下入舟交差点から春日公園下交差点までを会場に開催されます。
1日は本番を前に、会場周辺では準備が進められていました。
いなっせ北側広場では、伊那商工会議所青年部のメンバーが会場設営をしていました。
今年の市民おどりには49連およそ2,100人が参加する予定です。
伊那ケーブルテレビでは、まつりの様子をあすの午後3時45分から121チャンネルで生中継します。
また、伊那谷FM86.7MHzでも祭りの様子を放送します。
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陸軍伊那飛行場 特別展
伊那市上の原の旧陸軍伊那飛行場に関する特別展「陸軍伊那飛行場とその時代2」が伊那市創造館で開かれています。
会場には戦闘機の部品や、新たに見つかった飛行場所長が所有していた写真が展示されています。
陸軍伊那飛行場は太平洋戦争中に上の原に整備され、1944年から1945年にかけて使われました。
赤とんぼは陸軍飛行学校で広く使われた練習機で、伊那飛行場でも使われていました。
プロペラは高遠町の伊那市民俗資料館の蔵で今年発見されました。
特別展「陸軍伊那飛行場とその時代2」は12月26日まで伊那市創造館で開かれています。 -
第44回日本現代工芸美術長野会展
県内の工芸作家の作品展 第44回 日本現代工芸美術長野会展が1日から、伊那市のかんてんぱぱホールで始まりました。
会場には、21人の作家の陶磁、染織などの作品38点が並べられています。
作品は今年4月に東京都で開催された美術展に出品されたものです。
長野会展は、工芸美術作品の美しさや素晴らしさを身近に感じてもらうため県内を巡回して毎年開かれています。
かんてんぱぱホールで開催するのは18年ぶりです。
第44回 日本現代工芸美術長野会展は7日(木)まで、かんてんぱぱホールで開かれています。
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暑さ続く 伊那地域4日連続猛暑日
31日の伊那地域は最高気温35.5度と、4日連続の猛暑日となりました。
県内には、4日連続で熱中症警戒アラートが発表されました。
伊那市民プールでは、涼を求めて多くの人が訪れていました。
伊那ケーブルテレビ放送エリア内の多くの小学校では、暑さの影響で夏休み中のプール開放を行っていないということで、子どもの姿が多く見られました。
31日の伊那地域は、午後2時56分に35.5度と、4日連続の猛暑日となりました。
市民プールでは、1時間ごとに15分の休憩時間を設けています。
屋根のある場所やパラソルの下での休憩を呼びかけ、熱中症対策を取っています。
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グリーンカーテンで夏を涼しく
伊那市山寺の内山寿さんは夏を涼しく過ごそうと朝顔でグリーンカーテンを作りました。
グリーンカーテンは高さ約3メートル、幅3.5メートルです。
6月にネットを張り、今は一面、アサガオの葉で覆われています。
内山さんは「グリーンカーテンは見ためが涼しげなので毎年作っています」と話していました。
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悲惨さ伝える「原爆と人間展」
広島、長崎への原爆投下の悲惨さを伝える「原爆と人間展」が31日から箕輪町文化センターで始まりました。
会場には原爆投下後の写真や絵などのパネル約40点が展示されています。
展示は原爆の恐ろしさを伝え核兵器廃絶を訴えようと箕輪町教育委員会が毎年この時期に開いています。
パネルは箕輪町が日本原水爆被害者団体協議会から購入したもので写真には撮影者の言葉や被爆者の証言も添えられています。
日本被団協は原爆が投下された昭和20年、1945年から11年後の1956年、昭和31年に結成されました。
核兵器の非人道性を語り継ぎ、核廃絶を唱え続け去年、ノーベル平和賞を受賞しました。
箕輪町教育委員会では「今年は原爆投下から80年となる。
唯一の戦争被爆国として平和の尊さについて考える機会にしてもらいたい。」としています。
原爆と人間展は来月10日まで箕輪町文化センターで開かれています。
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伊那LC演劇部 入野谷そばと戦争テーマに演劇
伊那ライオンズクラブ演劇部は高遠町や長谷地区の在来種のそば、入野谷そばと戦争をテーマにしたオリジナルの演劇を伊那市高遠町の高遠閣で披露しました。
演劇は伊那ライオンズクラブ演劇部が行ったもので演題は「入野谷郵便」です。
演劇は、夏休みの子どもを対象にした進徳館夏の学校の最終日に合わせ行われ、一般も含め80人が鑑賞しました。
物語は太平洋戦争末期、入野谷そばを栽培していた家族に国から収量が多い他のそばを栽培するよう命令が下されます。
そんな中、一家の大黒柱である千春に赤紙が届きました。
千春は家族に入野谷そばを栽培し続けてほしいと言い残し戦地へと渡りました。
家族は密かにそばの栽培を続けます。
千春から家族に軍事郵便が届きます。
劇中で読まれた手紙は、長谷から戦地へ行った人の手紙を参考にしたものです。
この劇は、ライオンズクラブの会員が脚本を書きました。
演劇部が夏の学校で披露するのは去年に引き続き2度目となりました。 -
伊那まつりポスター原画展 8月13日まで市役所で展示
伊那市内の中学2年生が描いた今年の伊那まつりのポスターの原画展が伊那市役所で開かれています。
会場には、市内の中学校6校の2年生が描いたポスターの原画96点が展示されています。
作品は伊那まつりの題字を加えてラミネート加工されています。
この展示は、ポスターの原画を多くの人に見てもらい、伊那まつりを盛り上げようと毎年行われています。
伊那まつりの開会式で、最優秀賞と優秀賞に選ばれた生徒の表彰式が行われます。
展示は8月13日(水)まで伊那市役所1階市民ホールで開かれています。
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箕輪町郷土博物館 トキワ荘の玄関再現
箕輪町郷土博物館に、昭和を代表する漫画家が暮らしていたトキワ荘の玄関が再現されています。
郷土博物館のエントランスに、トキワ荘の玄関がダンボールで再現されています。
東京都豊島区の住民で作る協議会がトキワ荘を再現しようと製作したもので、大きさはほぼ実寸大だということです。
今回は、箕輪町発足70周年を記念して、交流都市の豊島区から借りています。
トキワ荘は、東京都豊島区にあった木造二階建てのアパートで、手塚治虫をはじめ、藤子不二雄や赤塚不二夫など昭和を代表する漫画家が暮らしていました。
玄関のライトも再現され、段ボールには、トキワ荘にゆかりのある漫画家や編集者のサインも書かれています。
図書・講座室には、トキワ荘の一室をイメージできる空間を作り、トキワ荘ゆかりの漫画家の作品を読むことができます。
8月11日にはミニトキワ荘を作ることができるペーパークラフトづくりが予定されています。
参加費は500円、定員は24人、事前申込制です。
箕輪町郷土博物館、電話79-4860にお申し込みください。
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最高気温36.2度
29日の伊那地域の最高気温は36.2度で今シーズン最も暑い日となりました。
この日は午後2時51分に最高気温36.2度を記録し猛暑日となりました。
伊那市小沢のかき氷店「エール堂」ではこの日から平日の営業が始まり、涼しさを求める人で賑わっていました。※月曜日休業
エール堂では16種類のかき氷を9月末まで提供します。
長野地方気象台によりますと、この先一週間は高気圧に覆われて晴れ、猛暑日が続くということです。 -
仁愛病院祭 新設棟をお披露目
伊那市西町の仁愛病院で20日に、利用者や地域に感謝する病院祭が行われました。
6月に増築された新しい棟に新設されたリハビリテーション室では、骨密度や筋力測定などが行われました。
こちらも新設された心臓の治療を行うことができる「カテーテル室」も一般公開されました。 -
無量寺 1日こぼうず修行体験
夏休みに合わせ、小学生を対象にした1日こぼうず修行体験が箕輪町の無量寺で28日に行われました。
体験には町内の小学2年生から6年生までの児童23人が参加しました。
はじめに本堂で入門式が行われ児童たちは、中川清健住職に続けてお経をとなえました。
入門式が終わると本堂や境内の掃除に取り掛かりました。
児童たちは畳の目に沿って雑巾がけをしたり隅々まで掃除を行いました。
掃除は心を清める修行と位置付けられています。
掃除の後には、写経や写仏などの体験をしました。
5・6年年生は262文字の般若心経を書き写す写経を行いました。
3・4年生は、仏の絵を半紙に描きうつす写仏をしました。
2年生は、仏の絵が描かれた紙に自由に色を塗っていきました。
児童たちは、無言で取り組んでいました。
無量寺では普段の生活では体験しない寺での修行を通して生命の尊さや思いやりの心を養ってほしいと毎年行っています。
児童たちは、ほかに境内の見学や座禅を行いました。