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振り込め詐欺警戒
伊那警察署は15日、振り込め詐欺を防ごうと市内の銀行などで訪れた人たちに注意を呼びかけた。
2ヶ月に一度、偶数月の15日は年金支給日で、高齢者が詐欺に狙われやすい日とされている。
警察ではこの日をATM集中警戒日に指定していて、県下の銀行などで一斉に振り込め詐欺の注意を呼びかけた。
伊那警察署の署員も銀行前で詐欺の手口などを書いたチラシを配り警戒にあたっていた。
伊那警察署のまとめによると、今年1月から9月末までの管内の振り込め詐欺の被害は7件で金額は800万円にのぼるという。
また手口も巧妙になっていることから、伊那署では急な振り込みを要求する電話がかかってきた場合は家族に一度相談するなど、落ち着いて行動してもらいたい竏窒ニ呼びかけている。
【伊那ケーブルテレビジョン】 -
日本犬ミニサミット開催
伊那市で北海道犬の訓練をしている元北海道大学助教授、鈴木延夫さんの呼びかけで12日と13日に日本犬ミニサミットが開かれた。
日本犬の専門雑誌に鈴木さんが紹介されたことがきっかけで問い合わせが相次ぎ、全国から日本犬の愛好者が集った。
12日は、伊那市高遠町鍛冶村にある北海道犬訓練センターで、北海道犬のほか、紀州犬や四国犬など中型の日本犬とその飼い主が対面した。
鈴木さんは、「日本犬の本来持っている性格や能力が消滅してきつつある。日本犬の過去、現在、未来を考えていかねばならない」と話していた。 -
高遠第2・3保育園でマツタケ狩り
伊那市の高遠第2第3保育園の園児は15日、地域のお年寄りと一緒にマツタケ狩りをした。
園児29人が、地区のお年寄りの案内で区の所有するマツタケ山に入った。
保育園とお年寄りは、2カ月に1回のペースで交流している。今回は、園児達にきのこ狩りを体験してもらい、とれたてを味わってもらおうと、お年寄りから呼びかけがあった。
園児達はキノコを見つけると、おじいちゃん、おばあちゃんに嬉しそうに見せ、食べられるものかどうか聞いていた。
一日で、松茸のほかにアミタケやコムソウ茸などさまざまな種類のキノコがとれた。
松茸は近いうちにおにぎりにしてみんなで味わい、ほかのキノコは家に持ち帰って家族で楽しむという。 -
竹林間伐し楽器作り
竹を材料に楽器や炭作りを体験しようと12日、伊那市西春近で竹林の間伐作業が行われた。
舞台芸術を通じて子どもの健全育成を図ろうと30の団体が加盟しているNPO法人が、全国各地で展開している活動で、県内では初めての開催。
この日は、県内外から集まった100人の親子が、伊那市西春近の竹林で間伐作業をした。
関係者によると、護岸整備を目的に竹林が増えたが、手の入らない個所が多いということで、国がこうした活動を補助して竹林の整備を促している。
この日間伐した竹は、1メートルほどに切って炭にしたり、竹の木琴などの楽器にして楽しんだ。
NPOでは、「尺八などの材料となっている竹と音楽の関係を楽しみながら知ってもらえたら」と話していた。 -
南箕輪村新エネルギーアンケート
住民8割が環境問題に関心新エネルギーについて南箕輪の住民を対象にしたアンケートが行われ、およそ8割が環境問題について関心があるとの結果がまとまった。
アンケート結果は15日、南箕輪村役場で開かれた新エネルギービジョン策定委員会で示された。
このアンケートは村がCO2の削減などを目指す環境基本計画の取組みの一環として行ったもので、村民1000人にアンケート用紙を配りそのうち728人から回答があった。
環境問題については「関心がある」との回答がおよそ8割で、内容については地球温暖化が最も多かった。
一方、太陽光発電やペレットストーブ、クリーンエネルギー自動車など各家庭での新エネルギーの導入については、「考えたことがない」がおよそ5割。「検討したが導入しなかった」という人が2割ほどで、維持費や、メンテナンスなどの問題から各家庭での新エネルギーの普及は簡単ではない竏窒ニの結果が出た。
委員会ではアンケートの結果を参考に住民の環境意識を高めるための方策を検討していくことにしている。 -
殿村八幡宮奉納相撲大会
南箕輪村南殿の殿村八幡宮例大祭恒例の奉納相撲大会が12日に開かれ、豆力士たちの力強い取組みが披露された。
本殿脇に設けられた土俵では、学年別に力の入った取組みが行なわれていた。
殿村八幡宮の奉納相撲大会は、大正時代最も盛んだったという。
その後第2次世界大戦などで中止となっていたが、1988年に復活し、現在は奉納相撲奉賛会が運営している。
近年はイベントも多く参加する小学生も減少傾向という。
この日は、50人ほどが参加し、高学年の取組みでは、両者一歩もひかない熱戦が繰り広げられていた。 -
振り込め詐欺防止で警戒
伊那警察署は15日、振り込め詐欺を防ごうと、市内の銀行などで訪れた人たちに注意を呼びかけた。
2ヶ月に一度、偶数月の15日は年金支給日で、高齢者が詐欺に狙われやすい日とされている。
警察ではこの日に合わせ金融機関で一斉に振り込め詐欺の注意を呼びかけた。
伊那警察署の署員も銀行前で詐欺の手口などを書いたチラシを配り警戒にあたっていた。
伊那警察署のまとめによると、今年1月から9月末までの管内の振り込め詐欺の被害は7件で金額は800万円にのぼるという。
また手口も巧妙になっていることから、伊那署では急な振り込みを要求する電話がかかってきた場合は家族に一度相談するなど、落ち着いて行動してもらいたい竏窒ニ呼びかけている。 -
医療シンポジウム
医療の実態考える医師不足などの上伊那の医療問題や実態について考えるシンポジウムが13日、伊那市で開かれた。
シンポジウムは、医療を提供する医師と受ける側の住民が医師不足などの問題の背景や実態について共に考える機会にしようと上伊那広域連合などが開いた。
最初に、埼玉県済生会栗橋病院副院長の本田宏さんが「地域の医療を守るための処方箋」と題し講演した。
本田さんは、「日本の医師数は26万人と言われているが、80代90代も含んでおり65歳以下だと22万人。医師の養成には10年から20年の歳月が必要で団塊世代に医療が必要となる時期に備え今が手を打つ最後のチャンス」と話した。
パネルディスカッションでは、上伊那地域の医療や医師不足について意見交換が行われた。
伊那中央病院の小川秋實院長は、「医師の病院勤務の過剰労働を少しでも減らさなければならない。休日・夜間の1次医療は開業医や診療所で看てもらいたい」と述べた。
また、昭和伊南総合病院の長崎正明院長は、「上伊那地域の住民の生命・健康を守るには公立3病院の連携・機能分担を病院間で検討していく必要がある」と話した。
また、これからの上伊那の医療について、渡辺庸子衛生部長は、「病院の機能を保ち、3病院がお互いに協力していく方向が望ましい」。安心して安全な出産が出来る環境を考える会代表の須田秀枝さんは、「医療を守るにはみんなでこの地域の病院を大切にして上手に利用しなければならない。上伊那全体の医療のあるべき姿を考えることが必要」と話していた。
コーディネーターを務めた伊那保健所長の山崎宗廣さんは、「病院・行政・住民が問題意識を共有することが、この地域の医療について冷静で新しい話し合いスタートの第一歩になる」とまとめた。
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伊那市民安全大会
暴力や交通事故のない平和で安全な住みよい社会を築いていこうと、暴力追放・交通安全伊那市民安全大会が12日、伊那市で開かれた。
大会には、関係する団体約700人が参加して、暴力追放や交通事故防止の推進を誓う大会宣言を採択した。
伊那市民会館で開かれた大会で小坂樫男市長は、「平和で安全な伊那市実現のため、市民をあげて暴力追放と交通安全につとめなければならない」とあいさつした。
大会では、伊那市防犯協会女性部が、最近問題になっている振り込め詐欺についての寸劇を披露。詐欺にあわないため▽本人に確認すること▽金融機関が歯止めになること竏窒ネどが寸劇を通して紹介されていた。
大会終了後は、参加者が市内中心部をパレードし、安全で平和な社会づくりをアピールした。
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諏訪社奉納花火大会
伊那市美篶青島区で11日、地区内の神社への奉納花火大会が開かれた。三峰川沿いの田んぼから、およそ40発の花火が打ち上げられた。
花火大会は、始めは夏の納涼大会で市販の花火を使っていたが、地区内に花火師がいることなどから、10年ほど前に神社に奉納するというかたちになった。
花火は、孫の誕生や結婚を祝うもの、企業の発展を願うものなどさまざま。
この日は、少し寒い秋の夜空を色とりどりの花火が彩っていた。
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無量寺の仏像県宝に
箕輪町北小河内の無量寺にある仏像2体を県の宝・県宝に指定することが14日に開いた県教育委員会定例会で決定した。
指定が決まった仏像は、木造観音菩薩立像と木造地蔵菩薩立像の2体。
無量寺の中川弘道住職によると、これらの仏像は、阿弥陀如来坐像の両脇にあり、そこから推測して、平安末期に作られたものではないかという。
中川住職は、「地区の皆さんに守られて、火事などもなく、無事にきたことがうれしい。これからも多くの人に見てもらい、少しでも心が和らいでもらえれば」と話していた。
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南アルプスふるさと祭り
伊那市長谷地区の秋祭り、南アルプスふるさと祭りが12日、長谷総合グラウンドで行われた。
この祭りは、旧長谷村のころから開いているもので、今年で25回目になる。
グラウンドでは、子ども神輿の練り歩きなどさまざまイベントが行なわれた。
毎年恒例のお宝投げには多くの人が集まり、景品を当てようとカラーボールやお菓子を拾っていた。
また、長谷に伝わる民謡・ざんざ節のニューバージョン「ダンシング・ニュー・ザンザ」のダンス発表もあり、地元長谷小学校や伊那市内の女性など4チームが踊りを披露した。
ステージの前では、たくさんの人が踊りに見入っていた。
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新山保育園で松茸味わう
伊那市の新山保育園の園児が14日、秋の味覚松茸を味わった。
松茸は、園児のおじいさんが保育園にプレゼントした。
この日は祖父母参観が行われ、お年寄りたちと松茸ごはんにして味わった。
松茸がふんだんに入ったご飯をラップで巻いて53個のおにぎりを作り、子どもたちは松茸ご飯を口いっぱいに入れ秋の味覚を楽しんでいた。
新山保育園では、今月30日にも自分たちで育てたサツマイモを収穫してスイートポテトを作る計画という。
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子育て講座がやきいも楽しむ
伊那市富県公民館の子育て講座「トムキャロット」の親子が15日、秋の味覚焼きいもを味わった。
およそ20組の親子が集まり、サツマイモを持ち寄った。
今年は一斗缶を使った石ヤキイモと、お米のもみ殻で焼き上げるもみ殻焼きに挑戦することにした。
公民館の職員が親子が持参したサツマイモを火の中に投入し、およそ1時間かけてじっくりと焼き上げた。
親子は焼き上ったばかりの焼きいもを早速口に運び、「甘いね」「おいしいね」と笑顔を見せていた。 -
みのわ食の発見フェスティバル開催
食について考える「みのわ食の発見フェスティバル」が11日、箕輪中学校で開かれた。
幅広い世代の人たちに食の大切さについて考えてもらおうと、箕輪町が初めて企画した。
町内の6年生が考えた給食を食べることができるコーナーでは、165人の応募の中から最優秀賞に選ばれた箕輪南小の毛利佳奈さんが考えた献立が振る舞われた。子どもからお年寄りまで多くの人が列を作ってにぎわい、用意した180食の給食はわずか1時間でなくなった。
また、一般から応募のあったアイディアレシピや、これまで町で出してきた年代別の給食などが展示され、訪れた人たちが、さまざまな角度から食の大切さを学んでいた。
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秋の呑みあるき
酒蔵自慢の酒を味わいながら商店街を歩くイベントが10日、伊那市通り町で行われた。
このイベントは、商店街をゆっくり歩きながら酒を味わってもらおうというもので、今年の春に初めて開催したところ好評だったため、再び企画された。
会場は、いなっせから入舟交差点までで、南信の12の酒蔵が出店した。
参加者は、千円で道中手形とお猪口を買い、各ブースで試飲していく。
それぞれのブースでは、おいしい飲み方やおすすめ品などを聞き、参加者はいろいろな種類を呑み比べていた。
初めて参加したという人は、「前回の噂を聞いて参加した。酒好きとしては、全部を回って帰りたい」と話していた。
関係者は、「春先は作りたてを、秋には熟成した酒を味わってもらいたい。今後は春・秋2回のペースで続けていきたい」と話していた。
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横山タカ子出版記念イベント
長野市在住の料理研究家・横山タカ子さんが新しく出版した料理本の記念イベントが、伊那市のベルシャイン伊那店で開かれている。
横山さんは、長野県内各地を取材し、信州の漬物や保存食などについての料理本を出版している。
今回出版した「食べて元気になる漢方ごはん」は、目の疲れ・ストレスなど、それぞれの症状ごとに効果があるとされる漢方を取り入れたレシピ集。
会場には、横山さんが訪れた、伊那市長谷や東春近での取材の様子を写した写真などが並んでいる。
イベントは14日まで開かれていて、12日にはスペシャルイベントが、また13日と14日にはサイン会が行われる。
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仲仙寺仁王門落慶式
伊那市西箕輪羽広の仲仙寺、仁王門の完成を祝う落慶式が10日行われた。
新築された仁王門は、楼門形式で、ひさしが長く屋根は銅板ぶき、総工費は4000万円。
前の仁王門は、1888年に建てられたもので、雨漏りなどの老朽化が進んでいた。
内部には、室町時代の作で、県の宝に指定された木造の仁王像2対が左右に安置されている。
落慶式では、地元羽広の獅子舞が奉納され、新しい仁王門の完成に花を沿えた。
師田香雪住職は、「文化財をこうして守っていくことで地域の精神文化の発展に努めていきたい」と話していた。
また、鈴木伸一郎建設委員長は、「簡素なものから楼門形式の立派なものになった」と式辞を述べた。
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上伊那地域栄養士研修会
食の面から災害対策を考えようと10日、上伊那地区の栄養士を対象とした研修会が伊那市の伊那合同庁舎で開かれた。
研修会は毎年1回、福祉施設や学校、病院などの栄養士を対象に伊那保健所が開いているもので、この日はおよそ80人が集まった。
最初の講演では、昨年7月に発生した新潟県中越沖地震で災害対応に当たった管理栄養士、磯部澄枝さんが、災害時の食生活支援と事前対策について話した。
磯部さんは実際に当時被災した福祉施設の様子を例に、災害が発生すると普段はスムーズに対応できることができなくなること、災害対応が数日間続くと職員にも疲れが出てくることなどを話した。
一方で「災害時に必要な弱者の栄養指導は栄養士が担わなければならないと思う」と話し、対策をスムーズに進めるには防災本部と連携した食料供給体制の確立の必要性を指摘した。
その後のワークショップでは、参加者から「災害時はスタッフ自身が被災者となる可能性も高い。非常食の置き場を職員全員で把握しておく必要がある」といった意見が出されていた。
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お年玉付年賀はがき到着
来年、平成21年用のお年玉付年賀はがきが10日、日本郵便伊那支店に到着した。
午前9時前に福島県郡山市の印刷業者から伊那支店分の239万6千枚の年賀はがきが到着した。
トラックが到着すると、早速1箱4000枚入ったダンボールの積み下ろし作業が行なわれていた。
239万6千枚のうち65パーセントにあたる156万8千枚はパソコン印刷向けのインクジェットに対応したはがきで、年々増えているという。
この日到着したのは、辰野町から宮田村までをカバーするもので、民営化に伴い伊那支店が管理する。
お年玉付年賀はがきの販売は10月30日から、受付は12月15日から。
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JCが環境基本計画に提言
伊那市が現在策定している環境基本計画に反映してほしいと伊那青年会議所が9日、小坂樫男市長に提言書を提出した。
唐沢幸利理事長ら5人が市役所を訪れ提言の内容を説明した。
伊那青年会議所では、委員会の一つとして「まちの未来創造会議」(竹松慎一議長)を設置し、1年間かけて地球温暖化対策について検討してきました。
提言のテーマは、「市民と行政のパートナーシップによる農地と農産物、森林資源を生かした低炭素社会」の構築。
伊那地域の独自性として農地、農産物、森林資源に重点を置いたという。
提言書では、環境問題に広く対応するため、市役所内に環境政策課の新設を提言している。
また、行政の取り組みとして間伐材の利用促進や地元食材の流通整備、市民参加として家庭ごみの再利用などを挙げている。
小坂市長は、「若い皆さんの貴重な提言をいただいた。参考にさせていただきたい」と話した。
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信州麺街道フェスタ08実行委員会
伊那市を信州そば発祥の地としてPRするイベント、パノラマ信州麺街道フェスタが来月、伊那市高遠町の高遠城址公園で開かれる。
9日、伊那公民館で第1回実行委員会が開かれ、そば店経営者ら11人が意見を交わした。
イベントでは、保科正之公の縁でそばが伝わったとされる会津若松など各地のそばを楽しめる。
また、そばのブランド化と地域経済について話し合うシンポジウムや、そば打ち講習会なども予定している。
伊那市内のそば屋をPRする「そばマップ」を作り、会場で配るという。
実行委員会の飯島進委員長は、「これまではそば屋同士の連携も少なく、PR活動が少なかった。このイベントを地域の活性化につなげていきたい」と話していた。
パノラマ信州麺街道フェスタは、来月15、16日に高遠城址公園で開かれる予定。
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西山神社に園児が参拝
伊那市西箕輪上戸の西山神社の例祭が行われ、園児も参加して参拝した。
西山神社は、上戸・中条・梨の木の地区で管理している神社。
毎年10月の9のつく日に例祭をしていて、今年は祭り本番に園児が招かれた。
参加したのは西箕輪の南部と北部の2つの保育園の園児65人。
例祭では、伝統的な神事が行われ、神楽が奉納される。
園児も、神主の呼びかけに答えて丁寧にお辞儀していた。
日本古来の太鼓や笛の演奏が始まると、園児も神妙な顔をしていた。
神楽は、鈴と扇・剣の3種類が奉納された。
鳥山昭一宮司は、「地域を守ってきたお宮の行事に触れ、由緒あるお祭りについて知ってもらいたい」と話していた。
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舜鳳会日本画展
伊那・箕輪・辰野の日本画愛好者のグループ舜鳳会の展示会が、伊那市のいなっせ2階ギャラリーで開かれている。
舜鳳会は、池上秀畝の流れを組む日本画のグループで、伊那・箕輪・辰野の教室が合同で毎年作品展を開いていて、35回目になる。
今回は、26人が近作1、2点を持ち寄り、35点が会場に並んでいる。
本来の日本画の良さを大切に作品作りをしているということで、花鳥風月や山水などがある。
会場には、水墨画や彩色画など様々なジャンルの日本画が並んでいた。
舜鳳会を指導している辰野町の三堀舜業さんは、「日本画古来のスタイルを守り、作品を表現している。興味のある人は、教室をのぞいてみてほしい」と話し、来場を呼びかけていた。
この作品展は13日(月)まで。
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手良で第1回鬼灯祭り
漂泊の俳人井上井月の碑が去年建立された伊那市手良で、井月や俳句に親しむ「鬼灯祭り」が5日、行われた。
手良の下手良公民館には、井月が詠んだ句が刻まれた句碑が、去年建立され。
井月が愛し、たびたび訪れたという手良地区で、俳句や井月に親しんでもらおうと初めてお祭りが企画された。
鬼灯祭りの名も、井月の詠んだ句にちなんでいる。
祭りにあわせ、区民から俳句を募集したところ、一般26人から46句、手良小学校の全校児童158人から234句が寄せられた。
祭りでは、入賞者へ賞状や賞品が贈られた。
一般の最優秀賞には、高橋正行さんの「ウォーキング 逆光線の秋桜」、小学生の部の最優秀賞には、てらさわまどかさんの「さくらんぼふたつつながりたのしいな」が選ばれた。
これらの作品は、手良公民館の談話室に24日まで展示されるという。
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高遠町高齢者慰安会
伊那市高遠町地区の高齢者慰安会が9日、高遠町文化体育館で開かれた。
高遠町地区の全地域から75歳以上のお年寄り370人が参加した。
この慰安会は、高齢者の長寿を祝い、高齢者同士の交流の場にしようと毎年行われている。
地区の合唱団や舞踊クラブ12団体が、歌や踊りを披露した。
高遠町オリジナルの健康体操を行っているグループ・いきいきサポーターの発表では、一緒に運動するお年寄りの姿が見られた。
また今年は、高遠町内3つの保育園の園児が、ダンスを発表した。
園児たちのダンスに、会場からはたくさんのおひねりが飛んでいた。
あるお年よりは、「本当にかわいらしい。自分達にもあんなころがあったと懐かしく感じる」と話していた。
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伊那まつり実行委員会反省会
今年の伊那まつりを振り返る反省会が8日、伊那市役所で開かれた。実行委員会の各専門委員会の代表が集まり、それぞれ事業報告をした。
反省としては、今回のまつりではTシャツの売り上げが伸びたことで収入が増加したことから、「収入増になる仕組みづくりを考えていくべき」とする意見が出された。
また、「市民おどりは踊る場所を含め、まつりの方向性を考える時期」「ごみ処理の方法は検討が必要」との反省もあった。
一方、今年から始めた市役所と春日公園駐車場を結ぶ無料のシャトルバスについては「好評だったため来年も運行したい」とする意見が出た。
また、ローメン、酒蔵横丁は来年も同じ場所で実施する方針。
全体の決算見込み額は収入が1千500万円、支出が1千350万円で、差引残高は150万円となる見込み。
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誕生日会でマジックショー
伊那市の美篶西部保育園で8日、誕生日会にあわせてマジックショーが開かれた。
マジックショーは園児の思い出に残る誕生日会にしようと企画された。
伊那マジッククラブの伊藤権司会長が保育園を訪れ、ユーモアたっぷりにマジックを披露した。
伊藤さんは趣味でマジックを始めて20年近くなるということで、冗談を交えながら園児らに披露していた。
子どもたちは伊藤さんの楽しいマジックに手をたたいて喜び、楽しいひとときを過ごしていた。
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七宝焼作家・向山伊保江さんが作品寄贈
岡谷市の七宝焼作家・向山伊保江さんが8日、伊那市に作品を寄贈した。伊那市役所を訪れ、小坂樫男市長に作品を贈った。
向山さんは大学生のころに七宝焼を始め、今年で30年目になる。
先月、伊那市西春近のかんてんぱぱホールで、伊那谷では初めての個展を開いた記念に作品を寄贈することにした。
作品のタイトルは、「真夏の夜の夢物語」。縦横130センチの大作で、ドーム型の空間の中に、大地や月、空が描かれている。この作品は、去年の県展で60周年記念賞を受賞し、日展でも入選している。
向山さんの母は駒ケ根市出身、夫は高遠出身ということで、「縁のある伊那市に作品を飾って頂けるのでとてもうれしい。若い人にも、七宝の良さを知ってもらいたい」と話していた。
伊那市ではこの作品を庁舎1階のロビーに展示するという。
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高遠さくらホテルで松茸料理
地元伊那の松茸を使ったコース料理が、伊那市高遠町の高遠さくらホテルに登場した。
松茸づくしのコースは、毎年この時期に企画しているが、今年は伊那で採れた松茸のみを使っていて、さくらホテルによると、質・量ともにグレードアップしたという。
コースは、江戸時代に高遠藩の松茸が幕府に献上されていたことにちなんで、高遠の殿様コースと、大名コースの2種類ある。
高遠の殿様コースでは、焼き松茸、しゃぶしゃぶのほか、釜めし、土瓶蒸しなど10品。
1つのコースには、松茸およそ150グラム、本数にすると2本から3本ほどが使われている。
このコースの提供はすでに始まっていて、予約も多いという。
提供は今月20日までの予定だが、松茸の採れ具合によって期間を延長する可能性もあるという。
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