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マツタケ大豊作 山の手入れ方法学ぶ
伊那市新山のマツタケ博士藤原儀兵衛さんから山の手入れ方法を学ぶマツタケ教室が、29日、開かれました。 藤原さんによると、今年は数十年ぶりの大豊作ということです。 伊那市新山の藤原さんが管理する山です。 斜面にはマツタケが群生していて、マツタケの香りが漂います。 29日は、山の手入れ方法を学ぶマツタケ教室が開かれ、近隣住民などおよそ40人が集まりました。 マツタケで生計をたてて半世紀という藤原さんは、自らの山の一部に人工的な「しろ」をつくっています。 「しろ」は、マツタケの菌糸とアカマツの根が一緒になった固まりです。 教室は、マツタケの生産技術向上と地域活性化を目的に年に2回開かれていますが、シーズン中の開催は初めてです。 参加者は、自分の握りこぶしと比べて大きさを確認したり、写真をとったりしていました。 藤原さんは、「荒れた山を整備してもらいやがては富県の山が大生産地になればうれしい」と話します。
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アサギマダラにマーキング
伊那市長谷の宿泊施設仙流荘では南方から移動する蝶、アサギマダラを見ることができます。 海を超え長距離を飛ぶことからマーキングと呼ばれる移動調査が行われています。 アサギマダラは羽を広げると10センチほどになる大きな蝶でエサとなる蜜があるフジバカマのある場所に飛来します。 特徴として海を渡り長距離を飛ぶことで知られています。 28日は元信州大学農学部教授の建石繁明さんがアサギマダラの渡りについて調べようと仙流荘を訪れました。 渡りを調べるマーキングは羽にフェルトペンで見つけた場所や名前、連絡先を書き込むものです。 羽は丈夫で人が触っても羽を傷つけなければ再び飛ぶことができます。 興味のある人が見つけると連絡をとりあいどこまで飛んできたかという情報をやりとりするということです。 これまでに長野と書かれたアサギマダラが沖縄で見つかったこともあるということで建石さんは「どこまで飛ぶのか楽しみです」と話していました。
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伊那谷アウトドアフェス賑わう
山と自然を活用して地域活性化を目指すイベント「アルプス伊那谷アウトドアフェス」が27日、伊那市創造館で開かれました。 イベントは、南アルプス、中央アルプスの2つのアルプスに囲まれた伊那谷の、山と自然の魅力を発信し、地域振興につなげようと開かれたもので、今年で2年目です。 伊那市を中心とした20代から40代前半の若者でつくるアスタルプロジェクト実行委員会が企画したものです。 会場には、ロープを使わずに登るボルタリングやベルト状のラインを利用したスポーツスラッグラインを体験できるコーナーが設けられていました。 中でも、ロープを使い高さ6mまで登るツリークライミングは子供たちに人気でした。 この他、伊那市内の飲食店などのブースでは、地元の食材を使った料理が販売され昼時には多くの人で賑わっていました。 実行委員会によると今年は去年より13多い、36のブースが出展したということです。 実行委員会によりますと、去年よりおよそ1300人多い2500人が訪れたということで、今後も継続してイベントを計画していきたいとしています。
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富県の子供たちが蜂追い体験
伊那市富県の子ども達が伊那谷の秋の伝統文化「蜂追い」を今日、体験しました。 蜂追いを体験したのは富県公民館が開いている、いきもの探検隊の子ども達です。 子ども達に外で遊ぶ楽しさや伝統文化を伝えようと開かれました。 27日は伊那市地蜂愛好会のメンバーに協力してもらい、美篶笠原で地蜂の巣をとる蜂追いを体験しました。 地蜂と呼ばれるクロスズメバチを餌の生イカでおびき寄せ目印をつけて再び山に放ち後を追いかけます。 27日の、午前中は気温が低かったことから蜂の数が少なく思うようにはいきませんでした。 蜂追いを初めて1時間、地面の中に作られた巣の場所を探し出しました。 愛好会のメンバーが蜂を眠らせるため煙幕を入れて巣を取り出しました。 およそ、1.3キロの巣を取ることが出来ました。 取ってきた蜂の子は、甘露煮とご飯にして全員で味わいました。 子ども達からは美味しいと好評でした。 中には、なかなか箸が進まない子供の姿も見られました。 富県公民館では「取る楽しさ取ったものを食べた時の美味しさを知ってもらいたい」と話していました。
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翁長希羽ちゃんの心臓移植の費用を 募金呼びかけ
重い心臓病のため移植が必要な沖縄県の翁長希羽ちゃんの手術費用を集めようと、箕輪町の林麻希さんはチャリティーダンス教室を25日と26日の2日間、町文化センターで開きました。 25日は、子どもを対象にした教室が開かれ、園児から小学生までのおよそ30人とその保護者が集まりました。 沖縄県の翁長希羽ちゃん1歳は、生後間もなく心臓に異常が見つかり、心臓移植が必要な「拡張型心筋症」と診断されました。 国内での移植はほとんど行われていないため海外で手術を受ける必要がありますが、渡航費などを含め3億2,000万円もの費用がかかることから、現在沖縄県を中心に募金活動が行われています。 沖縄県出身の林さんは、希羽ちゃんの父親と親交があり、上伊那でも募金活動を行おうと今回チャリティーダンス教室を企画しました。 人工心臓装置をつけている希羽ちゃんは、脳梗塞や感染症の恐れがあるため一刻も早い移植が必要ということで、林さんは「支援の輪を広げていきたい」と話します。 林さんの呼びかけで箕輪町役場や町内外のドラッグストアーなど15か所に募金箱が設置されている他、今後もチャリティーイベントを企画していくということです。 080-1741-7196(林さん)
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十五夜を前におからこ作り
27日の十五夜を前に、上伊那地域に伝わる十五夜のお供え餅「おからこ」づくりの体験が26日、南箕輪村公民館で行われました。 26日は村内の親子21人が参加しました。 指導したのは、村内の女性農家でつくる南箕輪村輪の会の会員です。 おからこは、もち米とうるち米を合わせて水につけたものを、すり鉢ですって作ります。 十五夜には収穫された野菜と一緒にお供えします。 この時期は収穫で忙しく餅をついている暇がなかったことから生まれた風習だといわれています。 翌日には、野菜と一緒に煮て「おからこ汁」にして味わいます。 26日はおからこを小さく丸めて鍋に入れ、輪の会が育てた野菜と一緒に煮込みました。 出来上がると、手作りのおはぎと一緒に味わいました。 ある小学生は、「初めて作った。家でも作ってみたい」と話していました。
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赤そば花まつり 27日も開催
赤そばが見ごろとなっている箕輪町上古田で26日と27日の2日間、打ち立てのそばが味わえる赤そば花まつりが行われています。 会場となっている上古田公民館は、昼前から家族連れなどで賑わっていました。 赤そば花まつりは、花が見ごろとなる毎年この時期に、上古田区が行っているものです。 普通のそばが500円、赤そばが900円で提供されていて、花を見に来た人達が味わっていました。 上古田区の住民有志がそばを打つ班や茹でる班などに別れ、次々と舞い込んでくる注文をさばいていました。 現在花は見ごろとなっていて、多くの人で賑わっていました。 打ち立てのそばが味わえる赤そば花まつりは、27日も午前10時から行われ、900食のそばを用意するということです。
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箕輪陶芸研究会 作品展
箕輪陶芸研究会の会員による作品展が、26日と27日の2日間、松島コミュニティセンターで開かれています。 会場には、会員18人の作品80点が並んでいます。 作品は、花器や食器などの日用品から芸術的なオブジェなど様々です。 箕輪陶芸研究会は、箕輪町を中心に30代から90代までの25人の会員がいて、月に2回程度情報交換や作品を見せ合うなどしています。 向山智充会長は、「様々な個性あふれる作品が並んでいるので是非見に来てほしい」と来場を呼び掛けています。 作品展は、27日まで箕輪町の松島コミュニティセンターで開かれています。
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南信工科短大開校前にシンポジウム
来年4月の県南信工科短期大学校の開校を前に、ものづくり産業の振興と魅力を発信するシンポジウムが、26日、伊那市のいなっせで開かれました。 シンポジウムは、未来を担う若い世代に科学技術やものづくりについて興味を持ってもらおうと、上下伊那の130以上の企業でつくる南信工科短大振興会が開いたものです。 元男子バレーボール日本代表監督の植田辰哉さんによる特別講演が行われ、結果を出すために大切なことなど自身の経験を交えながら話しをしました。 他に、ロボット技術を用いた電動車いすの制作や、宇宙研究など、南信地域の3つの工業系高校の生徒が研究の成果を発表しました。 このうち箕輪進修高校の生徒は、3Dプリンターを使った立体設計図の制作について話しました。 南信工科短大は、来年4月開校予定で、定員は機械生産と電気制御技術科のそれぞれ20人ずつとなっています。 推薦入学試験は、11月5日から始まります。
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亜細亜大学生が伊那の地域性を学ぶ
東京の亜細亜大学の学生が13日伊那市美篶青島の矢島信之さんの案内で伊那の歴史や食文化に触れました。 伊那を訪れたのは亜細亜大学の夏目重美教授のゼミを受けている37人です。 夏目教授が井月俳句大会に俳句を投稿したことが縁で井上井月顕彰会の矢島さんと知り合いになりました。 伊那市高遠町でゼミの合宿が行われその中で矢島さんの話を聞くことになりました。 矢島さんは川の氾濫による被害を少なくするための霞堤防などについて話をしました。 また伊那の食文化を知ってもらおうと用意したイナゴやサナギなどを学生に振る舞いました。 学生は地元の人から直接話を聞くことでこの地域について理解を深めていました。
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東部中学校吹奏楽部定期演奏会
伊那市の東部中学校吹奏楽部の定期演奏会が24日伊那文化会館で開かれました。 演奏会には、1年生から3年生までの部員83人の他、OBやOGも出演しました。 東部中学校吹奏楽部では、練習の成果の発表の場として、年に一度定期演奏会を開いています。 今年は中部日本吹奏楽コンクールの県大会で金賞を受賞し、来月開かれる本大会に長野県代表として出場します。 演奏会では、コンクールの課題曲の他、JPOPやアニメソングなどを披露しました。 演出も生徒が考えたということで、一年生が踊って会場を盛り上げる場面もありました。 3年生は今回の演奏会で引退になるということで、「3年間の想いをこめて演奏をしたい」と話していました。
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今年は5週連続そば三昧
信州そば発祥の地をPRしようと、毎年秋に、毎週にそばイベントを開催してきた伊那市ですが、今年は5週連続のそばイベントを開催します。 伊那市ではこれまで、4週連続でそばイベントを開催してきましたが、今年は5週連続にするとしています。 これまでの、内の萱の行者そば祭り、農業公園みはらしファームの信州伊那新そばまつり、高遠城址公園の山麓一の面会同フェスタ、高遠そば新そば祭りに加え、今年は伊那スキーリゾートのきのこ王国とコラボした西春近新そば&きのこ祭を行うとしています。 白鳥市長は、信州3大そばの産地の一つとされる長谷・入野谷の原種のそばを復活させる取り組みを紹介し、「数年かかるが、江戸時代に食べられていたものが味わえるようになると思う。」と今後に期待していました。
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きのこ中毒予防月間で鑑別
キノコ狩りのシーズンです。 長野県の中毒予防月間に合わせて、きのこの鑑別が伊那保健福祉事務所で行われています。 24日は、県から委嘱されたきのこ衛生指導員が、持ち込まれたきのこの鑑別にあたっていました。 連休明けということもあり、次々ときのこが持ち込まれていました。 今年は、雨が多くきのこの当たり年だということです。 持ち込んだ男性は食べられるきのことわかり、喜んでいました。 今年県内では、これまでに食中毒の報告はないということですが、厚生労働省のまとめによりますと、全国では、ここ数年の平均で件数にして47件、患者数140人ほどの事故が1年間に発生しています。 特に間違えやすい3大毒きのこの、クサウラベニタケ、カキシメジ、ツキヨタケです。 伊那地域では、そのうちカキシメジを食べる習慣があるということですが、塩漬けにしたり、煮たりしても毒は抜けないので、決して食べないでほしい」と、関係者は呼びかけていました。 きのこ鑑別相談は、祝日以外の月・水・金の日程で10月下旬まで、伊那保健福祉事務所で開かれています。
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敬老の日 松島区長寿者慰安会
敬老の日の21日、松島区長寿者慰安会が、箕輪町の町民体育館で開かれました。 慰安会には、松島の70歳以上のお年寄りおよそ200人が参加しました。 松島区長寿者慰安会は、松島地区社協が地域のお年寄りに楽しんでもらおうと毎年開いているものです。 松島区の人口はおよそ6,300人で、そのうち65歳以上の高齢者はおよそ1,500人います。 会では、松島保育園の年長園児が踊りを披露しました。 松島地区社協では、「これからも元気で長生きをしていただき、区のためご指導をお願いしたい」と話していました
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旧井澤家住宅で野点の茶会
伊那市西町の旧井澤家住宅で20日、野点の茶会が開かれました。 茶会は、日本の文化に触れてもらおうと、旧井澤家住宅を管理する伊那部宿を考える会が開いたものです。 伊那市山寺の福澤登美子さんが指導する表千家の教室の会員らが、抹茶と和菓子を振舞いました。 また抹茶茶碗は、20日まで旧井澤家住宅で展示を行っていた浦野真吾さんの高遠焼を使用しました。 伊那部宿を考える会の中村國義会長は、「天気にも恵まれ最高の雰囲気の中で行えてよかった」と話していました。
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赤そばの里オープン 連休中の家族連れなどで賑わう
高嶺ルビーと呼ばれる赤そばが一面に広がる箕輪町上古田の赤そばの里が、19日オープンし、連休中の家族連れなどで賑わいました。 19日は、オープニングイベントが現地で行われ、花火の合図と共に鳩が放たれた他、地元の太鼓グループ箕輪太鼓ジュニアの演奏で祭りの開始を祝いました。 赤そば「高嶺ルビー」は、宮田村のタカノ株式会社と信州大学が共同で開発したものです。 上古田区では、赤そばを使って地区の活性化につなげていこうと、平成18年に「古田の里赤そばの会」を立ち上げ、今年で10年目になります。 広さ4.2ヘクタールの畑一面に広がる赤そばと南アルプスを眺めることができ、シーズン中は県内外から多くの観光客が訪れます。 今年は先月8日に種を蒔き、現在は五分咲きとなっています。 今年は雨の影響で成長が遅れているということですが、それでも大型連休初日の今日は家族連れやアマチュア写真家が景色を楽しんでいました。 ある会員は、「全国放送のテレビで取り上げられるなど、有名な観光地となりつつある。今後は付加価値をつけて、さらに広域的な観光に繋げていきたい」と話していました。 花の最盛期は、今月末から来月上旬ごろということです。 26日と27日には、赤そば花まつりが上古田公民館で行われる他、来月11日までの期間中は敷地内で打ち立てのそばが味わえます。
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伊那谷住宅建築展
伊那市などに住む建築士による住宅建築展が19日から伊那市の伊那図書館で始まりました。 会場には、伊那谷の建築士の仕事を紹介したパネルや模型などが展示されています。 「逆手に取る」がテーマで、「土地が狭い」「日当たりが悪い」「予算が少ない」などといった悪条件をうまく活用した建築のアイデアをパネルで紹介しています。 建築士の仕事を多くの人に知ってもらおうと開かれているもので、伊那市などの建築士11人が参加しました。 会場内には、高さ3メートルのグリーンウォールも展示されています。 間伐した際に出た不要なスギの葉を利用して制作されました。 20日は午後1時半から酒屋に飾られ新酒ができたことを知らせる「杉玉」を作るワークショップが行われます。 伊那谷住宅建築展は27日(日)まで、伊那市の伊那図書館で開かれています。
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日本山岳写真協会南信支部 第21回写真展
山岳写真愛好家でつくる日本山岳写真協会南信支部の写真展「貌(かたち)・季節の中で」が、伊那市の伊那文化会館で開かれています。 会場には、南信支部の会員15人の作品57点が並んでいます。 日本山岳写真協会は全国に7つの支部があり、プロアマ問わずおよそ400人が所属しています。 南信支部では年に数回県内各地で写真展を開いていて今回で21回目です。 1年間を通して県内外や国外に足を運び撮影した写真が並んでいます。 日本山岳写真協会南信支部の写真展「貌・季節の中で」は、23日(水)まで伊那文化会館で開かれています。
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秋の全国交通安全運動はじまる
21日から始まる秋の全国交通安全運動に合わせて、ドライバーに安全運転を呼びかける啓発活動が18日、伊那市役所前で行われました。 啓発活動には、伊那交通安全協会や伊那市交通指導員、自動車販売協会の会員など70人が参加し、ドライバーに安全運転を呼びかけました。 運動の基本は「子供と高齢者の交通事故防止」で、「信濃路は ゆとりの笑顔と ゆずりあい」をスローガンに掲げています。 今年に入って伊那警察署管内では17日現在で323件の交通事故が発生していて、3人が死亡しています。 亡くなった3人はいずれも65歳以上の高齢者だということです。 秋の全国交通安全運動は、21日から30日まで行われます。
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南箕輪村の長寿者訪問 唐木村長が長寿を祝う
敬老の日を前に、南箕輪村の長寿者訪問が17日から始まり、唐木一直村長らが高齢者宅を訪問して長寿を祝いました。 このうち、北殿の西澤悌次郎さん宅には唐木村長が訪れ、祝い金を贈りました。 西澤さんは、昭和2年生まれの88歳。 広島県江田島市にあった海軍兵学校に19歳で入学し、いよいよ特攻という直前に終戦を迎えました。 戦後は小学校の音楽教諭をつとめ、退職後は消防団のラッパ指導にあたりました。 現在は、喉を傷めて耳鼻科に通院していますが、他に悪いところはなく健康だという事です。 教員時代に東京に通って芸大の教授からピアノや作曲、指揮の指導を12年間受けていた西澤さんは、「機会があればこれからもその技術を活かしていきたい」と話していました。 南箕輪村の長寿者訪問は、88歳以上の高齢者を対象に行われていて、村の理事者が、あすまでに336軒を訪問する事になっています。
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歯の衛生に関する図画・ポスターコンクール
歯の衛生に関する図画・ポスターコンクールの審査会が16日、伊那市西町の上伊那歯科医師会館で開かれ、西箕輪中学校1年の宮下いのりさんの作品がポスターに採用されることが決まりました。 ポスターに採用されることが決まった西箕輪中学校1年の宮下いのりさんの作品です。 「仕上げが美しく、毎日コツコツ歯を磨くことの大事さをかわいらしく表現している」と評価されました。 16日は上伊那歯科医師会館で審査会が行われました。 コンクールには、上伊那の小中学校から665点の応募がありました。 ポスターは250枚用意され、上伊那の小中学校や市町村などに配布されるということです。
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写真展「信州に生きる野鳥たち」
県内の野鳥の写真展「信州に生きる野鳥たち」が南箕輪村の日帰り温泉施設大芝の湯で開かれています。 会場には、県内で撮影された野鳥の写真40点が展示されています。 伊那市境の戸谷省吾さんが撮影したもので、「郷土に生きる野生の鳥の姿を多くの人に見てもらいたい」と展示会を開きました。 写真展「信州に生きる野鳥たち」は、28日(月)まで南箕輪村の大芝の湯で開かれています。
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地価公表 住宅地19年・商業地23年連続下落
長野県は7月1日現在の県内の地価を公表しました。 全体では住宅地が平均で19年連続、商業地は23年連続の下落となりましたが、下落幅は前年より縮小しました。 県内77市町村399か所で調査が実施され、林地を除く390地点のうち、前年より上昇したのは21地点、横ばいが24地点、下落が345地点でした。 指標となる価格を提供し適正な土地取引が行われるよう調査が行われています。 伊那ケーブルテレビ放送エリア内市町村の平均変動率は、伊那市がマイナス1.4%、箕輪町がマイナス2.5%、南箕輪村がマイナス0.5%で、それぞれ前年より下落しましたが、下落幅は縮小しました。 地価は1平方メートル辺りの標準価格です。 放送エリアの商業地で下落幅が大きかった地点は、伊那市山寺駐車場付近が、去年の4万7400円より3.2%下落し4万5900円、箕輪町の伊那松島駅前付近で、去年の3万3000円から3.9%下落し3万1700円、南箕輪村神子柴のクスリのサンロード南箕輪店付近が、去年の2万7300円から3.7%下落し、2万6300円となっています。 県内の商業地のうち、軽井沢の2地点では、平成20年以来7ぶりに上昇しました。
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藤原さんマツタケ豊作に期待
伊那市富県新山のマツタケ名人の藤原儀兵衛さんの山では収穫が始まっています。 「今年も豊作の年になりそう」と藤原さんは期待しています。 藤原さんはこの道50年以上の大ベテランです。 収穫は9月のはじめから始まっていて15日も、近くにある山で汗を流していました。 藤原さんは、贈答用などの注文を受け自分の山からマツタケを採って出荷しています。 今年は、猛暑日が続き地面の温度が高かったため平年より一週間ほど遅いということです。 これから気温が下がって空気が乾くと品質の良いものが収穫できると藤原さんは話します。 マツタケの収穫は10月いっぱいまで続くということです。 一方、マツタケ料理を提供している伊那市高遠町の竹松旅館です。 ずらりとマツタケが並びます。 寿司にすき焼き土瓶蒸しなどマツタケ三昧の料理が味わえるということで地元をはじめ県内外からも訪れます。 15日も予約の電話が鳴っていました。 お昼には、松本市から訪れた人たちがコース料理を味わっていました。 竹松旅館では、「今年は良いものが揃って入ってくる。豊作の年になると思う」と話していました。
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北澤ユウジさん果実大使に任命
JA上伊那は、きのこ大使に任命されている北澤ユウジさんを15日、新たに果実大使に任命しました。 15日は、北澤さんに任命書と法被が贈られました。 JA上伊那では、ユウジさんに知名度があるとして今年3月にきのこ大使として任命しています。 イベントなどで好評だったことから果実大使として任命することになりました。 任期は来年の3月31日までで、各地で行う消費宣伝会や農協祭などで上伊那産の果実をPRしていくことになっています。
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「直江津遭難の日」に慰霊
1942年昭和17年に当時の中箕輪国民学校の児童が犠牲になった「直江津遭難の日」の13日、同級生が慰霊碑に集まり冥福を祈りました。 13日は同級生16人が箕輪町の箕輪中部小学校にある慰霊碑に集まりました。 直江津遭難は修学旅行で新潟県直江津を訪れていた児童5人が高波にさらわれ命を落としたものです。 同級生が恩師の名前と亡くなった5人と自分を加える意味の「搏美六人力会」をつくりました。 会では校庭に碑を建立し毎年事故があった9月13日に慰霊していいて今年で73年目となります。 会員が高齢化したことからここ数年は有志が集まり活動しています。 原和男代表は「亡くなった同級生の分まで力強く生き、世のため人のために尽くしたい。」と話し友の冥福を祈っていました。
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第39回上伊那花卉品評会
カーネーションやアルストロメリアなど上伊那の主力となっている花を集めて審査を行う「第39回上伊那花卉品評会」が11日、伊那市役所で開かれました。 品評会には、上伊那花卉生産者会議の会員37人から219点が出品されました。 会場には、上伊那が県下有数の産地となっているカーネーションやアルストロメリア、トルコギキョウなどが並びました。 最優秀賞にあたる「長野県知事賞」には、飯島町の竹澤孝生(たけざわ たかお)さんのカーネーションが選ばれました。 全体的なバランスやまっすぐ伸びた茎などが評価されたということです。 審査会の後は、消費者に関心を高めてもらおうと予約販売も行われ、多くの人が訪れていました。
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J1残留へ山雅応援 サポーターが旗づくり
松本山雅FCのサポーターグループ「南信ペーニャ」は、J1残留に向け選手たちを後押ししようと、個人用の応援旗を作りました。 13日は、伊那市民体育館で南信ペーニャのメンバーや一般など合わせて50人が作業を行いました。 松本山雅は、今シーズンJ1で戦っていますが、年間総合順位は13日現在16位とJ2降格圏内となっています。 山雅のサポーターは、J1残留に向け選手達が気持ち良く試合が行えるよう、観客の一人一人が旗を振り応援しようと今回の企画を計画しました。 伊那地区会場となった伊那市民体育館には、50センチ四方の緑色の旗に、それぞれが思い思いのメッセージを書き込んでいました。 南信ペーニャによりますと、この日作った旗は、およそ50本で、20日と23日のホームゲームで振り、応援するという事です。
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イーゼル会・クレパス会 合同女性作品展
伊那市の女性絵画サークル、イーゼル会とクレパス会の合同作品展がコミュニティカフェセジュールで開かれています。 会場には、会員と講師の作品12点が展示されています。 イーゼル会とクレパス会は、市内の絵画教室で学んだ人たちでつくる絵画サークルです。 会では、「色の美しさや、女性ならではのやわらかな雰囲気を感じてほしい」と話していました。 この展示は、10月3日まで伊那市荒井のコミュニティカフェセジュールで開かれています。
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市長訪問 宮原さんの長寿を祝う
21日の敬老の日を前に伊那市の白鳥孝市長は、今年100歳を迎えた手良の宮原きくゑさん宅を訪れ長寿を祝いました。 13日は白鳥市長が、伊那市手良の宮原さん宅を訪れ、祝い金や肖像画を贈りました。 宮原さんは大正4年生まれの100歳です。 平成15年に亡くなった夫と共に稲作や養蚕、果樹栽培など農業を営みながら子供4人を育てました。 今でも畑の草取りをするのが日課となっています。 95歳の時には、体調を崩し入院しましたが、10日程で退院し翌日から畑に出る程、畑仕事を欠かさないという事です。 現在は息子夫婦と孫夫婦と同居していて、一緒に暮らすひ孫については「みんないい子に育ってうれしい」と話していました。 伊那市で今年100歳となる人は男女合わせて20人で、市内最高齢は男性が105歳、女性が108歳です。