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マツタケの収穫量 今年は不作
秋の味覚マツタケの収穫が最盛期を迎えています。
今年は、去年に比べ収穫量は少ないということです。
マツタケを生産しておよそ50年の伊那市富県の藤原儀兵衛さん73歳。
藤原さんは、贈答用などの注文を受け自分の山からマツタケを採って出荷しています。
藤原さんは8月の下旬から山へ入りマツタケを収穫していて今が最盛期を迎えています。
去年は大豊作でしたが今年はマツタケの大きさや収量もいまひとつのようです。
藤原さんは「今年の夏の気温差の影響で80%の菌が死んでしまった」と話していました。
マツタケの収穫作業は11月中旬頃まで行うということです。 -
上古田保育園の園児が栗拾い
箕輪町の上古田保育園の園児は11日、保育園近くの栗園で栗拾いを楽しみました。
栗拾いをしたのは、上古田保育園の未満児から年長までの園児およそ50人です。
箕輪町木下で大根などを栽培しているわかば農園が、子ども達に喜んでもらおうと無料で開放しました。
広さ30アールの園内には栗の木が70本以上あり、園児らはいがの中に入っている栗を上手に取り出していました。
栗園を管理する下平洋八さんは「園児たちの姿を見て元気をもらった。喜んでもらえてうれしいです」と話していました。
拾った栗は、家に持ち帰る他、給食で栗ごはんにして食べるということです。
園児達は、ビニール袋いっぱいになった栗をリュックサックにつめていました。 -
まほらいな市民大学入学式
まほらいな市民大学の入学式が4日、伊那市のいなっせで行われ14期生66人が入学しました。
まほらいな市民大学は生涯学習の場として市が開いているものです。
入学生は40代から70代までの66人で平均年齢は66.6歳です。
学長の白鳥孝伊那市長は「健康に留意して歴史や芸術文化などを学んで欲しい」と挨拶しました。
入学生を代表して伊藤正光さんは「新たに出会った仲間と絆を深め精進していきたい」と話していました。
まほらいな市民大学は、健康や芸術など2年間でおよそ50の講座が予定されていて10単位以上を取得すると修了証が贈られます。 -
秋のローズガーデンで愛誓う
伊那市高遠町の、しんわの丘ローズガーデンで8日、結婚式が行われ、新しく夫婦になった2人が永遠の愛を誓いました。
しんわの丘ローズガーデンでの結婚式は、伊那市観光株式会社がローズガーデンをPRしようと平成21年から始まりました。
例年バラが見ごろとなる6月に行っていますが今年は、2度咲きのバラが咲き始めたことから、始めて秋の挙式を計画しました。
式を挙げたのは、宮田村出身の新朗、久保田祐貴さんと、埼玉県出身の新婦、光恵さんです。
2人は東京で知り合い、今年4月に入籍。
光恵さんがあこがれていた「ガーデン挙式」が高遠町のローズガーデンで行われていることを知り、式を挙げることを決めました。
2人は家族や友人に見守られ永久の愛を誓っていました。
しんわの丘ローズガーデンでは、23日にも結婚式が予定されています。 -
暴力追放・地域安全伊那市民大会
暴力を追放し、安全で明るく平和な住みよい伊那市を築こうと、伊那市などが暴力追放・地域安全伊那市民大会を8日、いなっせで開きました。
大会には関係団体からおよそ400人が参加しました。
伊那市防犯協会女性部が、強引に貴金属を買いたたく押し買いについての寸劇を発表しました。
寸劇は、東日本大震災の影響で貴金属が必要だと偽り家に訪れた暴力団員に、主婦が宝石を売ってしまうという話です。
劇の中で、押し買いに対して毅然と断る、一人で対応しない、相手を確認するなど注意を呼び掛けていました。
大会の最後には、暴力追放と地域の安全についての大会宣言を採択し、参加者全員で「がんばろう」を三唱していました。 -
南アルプスふるさと祭り
伊那市長谷の南アルプスふるさと祭りが9日、美和湖公園で行われました。
オープニング式典では、西村篝ふるさと祭り実行委員長の開会宣言が行われ祭りがスタートしました。
ふるさと祭りは、長谷地区の祭りとして毎年開かれていて今年で28回目です。
地元でとれた猪の肉を使った恒例の振舞い鍋のブースには、多くの人が並んでいました。
今年は、1杯100円の寄付を募り東日本大震災と長野県北部地震の被災地に義援金として送ります。
被災地の特産品を販売するブースも設けられ、訪れた人は足を止めて買い求めていました。
この他にも、長谷の6つの地域の子ども神輿が会場を練り歩き、祭りを盛り上げていました。 -
北福地区民が地域の川について学ぶ
伊那市富県北福地で8日、大沢川の文化をさぐるイベントが開かれ、住民が地域を流れる川について理解を深めました。
8日は地区住民およそ150人が参加して、大沢川に関連する場所を見てまわりました。
これは、住民有志でつくる「北福地の環境をよくする会」が開いたものです。
会では、川の特徴や歴史をまとめた冊子やDVDを作るなど、大沢川について理解を深めてもらおうと活動しています。
大沢川周辺の散策では、住民らが農業集落排水処理施設福地浄化センターを訪れ、伊那市の職員から説明を受けながら見学していました。
浄化センターでは、南福地を含む富県南部の2千人以上の汚水を処理し、浄化した後大沢川に排出しています。
北福地集落センターで行われた全体会では、子ども達が水質調査の感想を発表したほか、制作したDVDが上映されました。
田畑和一会長は「大沢川には地区住民のほとんどが関わっている。地域を流れる川について理解を深め、豊かな自然環境を守っていきたい」と話していました。
会では、制作した冊子を北福地の全戸に配布した他、今後イベントなどでDVDを上映し、地域の自然への理解を深めていきたい考えです。 -
旧井澤家住宅で木彫教室作品展
箕輪町在住の木彫作家、中澤達彦さんの木彫教室に通う生徒の作品展が9日から伊那市西町の旧井澤家住宅で始まります。
作品展は、旧井澤家住宅を管理する伊那部宿を考える会のメンバーが、古い木造建築と木彫が合うのではないかと中澤さんに話を持ちかけて実現したものです。
会場には中澤さんの伊那地区の教室に通う20人と中澤さんの作品、90点が並んでいます。
教室では生徒が創作で思い思いの作品作りをしていて、会場には仏像やレリーフなど様々な作品が展示されています。
中澤さんは「古い木造住宅と木彫で物によってはミスマッチなものもあるけど、逆にそこが良い。作品と住宅の融和した雰囲気を見てもらいたい」と話していました。
作品展は9日から16日まで旧井澤家住宅で開かれています。 -
すこやかライフへ 健康まつり
健康に対する意識を高めようと伊那市などが、恒例の健康まつりを伊那市保健センターで2日行いました。
「あなたの未来をかえる すこやかライフ」をテーマに、保健、医療、福祉の関係団体が検診や体験のコーナーを設けました。
運動エリアでは、健康維持のお手伝いとして、体操が紹介されました。
板のような細長い形のバランススティックを使った体操では、訪れた人たちが、スティックの上に立ってバランスを保ちながら踊る、歩く、ジャンプするなどの体操に挑戦していました。
細菌などを学ぶエリアでは、正しく手洗いができているか確認するため、実際に手を洗い、手にライトを当てて汚れを確認していました。
また、ヨーグルトなどの細菌を顕微鏡で観察していました。
会場を訪れた人たちは、それぞれのエリアを回り、健康について考えていました。 -
高遠書道会 作品展
高遠書道会による、作品展が伊那市高遠町の高遠さくらホテルで開かれています。
作品展には、掛け軸や、額装のほかタペストリーなど16点が出品されています。
作品は会員が自分で作った短歌のほか古今和歌集などが草書や楷書で書かれています。
高遠書道会は、伊那市の書家、池上信子さんが指導にあたっていて、池上さんの作品も展示されています。
高遠書道会はおよそ30年の歴史があり、現在、高遠町の主婦を中心に13人が指導を受けています。
これまで地域の文化祭に出品したことはありましたが、より多くの人に作品を見てもらおうと、今回初めて作品展を開きました。
高遠書道会では、「会員の力作を出品しました。それぞれの個性を感じてもらいたいです。」と話しています。
この作品展は高遠さくらホテルで30日まで開かれています。 -
南箕輪村でビジネスマナー講習会
南箕輪村で5日、ビジネスマナー講習会が開かれ、参加者が社内で必要とされるコミュニケーションについて学びました。
およそ50人の参加者が6人のグループに分かれ、社内で必要とされるコミュニケーションについてゲームを通して学びました。
ゲームは5人の部下役に、黄色や緑、青など色のついたカードが配られ、上司役のメンバーから指示された通り長方形や正方形などの図形を作るものです。
ゲーム中の会話は隣の人とメモのみで行う、上司は部下の一人としかメモを交換できないなど、コミュニケーションに制約が加えられています。
部下役のメンバーは、図形を作るのに必要なカードを、メモを交換しながら集めて図形を完成させていました。
この講習会は、南箕輪村と村商工会が年に2回行っているもので、この日は、財団法人長野経済研究所の小賀坂知実さんが講師を努めました。
ゲームを終えて部下役のメンバーは、「自分への指示がうまく伝わってこなかった」と話し、上司役のメンバーは「場面ごと必要な指示が変わってくるので、必要な指示を順を追って出すべきだった」と話していました。
このゲームでは、コミュニケーションや相手の立場になって考える事の大切さに気付くことができるという事です。
小賀坂さんは、「今日学んだ事を社内で活かしてほしい」と話していました。 -
伊那中央病院で助産師外来始まる
伊那市の伊那中央病院で、妊婦健診を助産師が担当する助産師外来が6日、始まりました。
助産師外来は、妊婦が安心して楽しく妊娠、出産、育児が出来るように、助産師が健診と保健指導を行うものです。
初日は、妊婦一人が健診を受けていました。
助産師外来開設の目的は、妊婦への適切な定期健診と保健指導の実施、外来から入院・出産への継続看護の実践、助産師のスキルアップ、医師の業務軽減です。
近隣では信州大学医学部付属病院や諏訪赤十字病院、飯田市立病院などですでに行われています。
受診の対象は、妊娠34週から36週で妊娠経過に異常がなく医師が許可した妊婦で、全員が1回受診します。
担当する助産師は経験4年目以上の6人で、超音波検査や保健指導、妊娠・出産についての確認や相談などを行います。
予約制で1日6人の健診を行う計画ですが、当面は1日2人程度ということです。
健診を受けた伊那市の32歳の女性は、「話ができる機会があるのはうれしい。不安なことが聞けてよかった」と話していました。
伊那中央病院では、来年度には担当助産師の数を増やして対応していきたいとしています。 -
青島老人クラブ交通事故対策の勉強会
伊那市美篶の青島老人クラブは、青島地区の住民を対象にした交通事故対策の勉強会を4日、青島交流センターで開きました。
会場には、住民およそ30人が集まりました。
この勉強会は、伊那署管内での交通死亡事故が多発していることをうけ、住民の交通安全への意識を高めようと青島老人クラブが行ったものです。
美篶駐在所の宮下義史主任が講師を務め、事故の傾向や運転する時の注意点などを話しました。
宮下さんは「シートベルトをしないと、時速40キロでぶつかっても車外に投げ出されてしまう。最後に命を守るのはシートベルトなのでしっかり着用してください」と話しました。
他に「高齢者の事故の多くは、自宅から1キロメートル以内の身近なところで起きている。少しの運転でも油断しないよう注意して下さい」と話していました。 -
富県に伝わる民話、保育士が手作り紙芝居で伝承
伊那市の富県保育園で、保育士が大型紙芝居を手作りし、子供達に地域に伝わる民話を伝えていこうという取り組みが行われています。
4日夜、保育士11人が集まり、1回目の作業が行われました。
紙芝居の作り方を指導したのは、長谷で切り絵紙芝居による民話の伝承を行っている「糸ぐるま」の久保田文子さんです。
富県保育園では、地域に伝わる民話を、手作りの紙芝居で子供達に伝えたいと保育士から提案があり、糸ぐるまの久保田さんに協力を依頼しました。
紙芝居の題材は、富県の東光寺に伝わる民話「真菰が池のおしどり」です。つがいのおしどりを弓矢で射ぬき殺してしまった桜井重久という武士の話を通して命の大切さを伝える民話です。
切り絵は、最初に黒い紙を切り抜き全体の輪郭を作ります。
作業開始から2時間ほどかけてようやく1枚が完成しました。
切りぬき作業が終われば、次は、色のついた紙をあてる色づけ作業があります。
富県保育園では今後、定期的に作業の時間をもうけ全部で12枚の紙芝居を完成させ、12月には、園児に披露したいという事です。 -
臓器移植に理解を
臓器移植への理解を深めてもらおうと2日、伊那市で街頭キャンペーンが行われました。
街頭キャンペーンは臓器移植普及推進月間に合わせて、長野県肝臓病患者連絡協議会などが行ったものです。
伊那市の大型店前では協議会の会員などおよそ10人が啓発パンフレットを買い物客に配っていました。
臓器移植は病気や事故によって臓器が機能しなくなった人に、脳死状態の人の臓器を移植するものです。
肝臓病患者連絡協議会によりますと、日本で臓器の移植希望登録をしている人はおよそ1万3千人いますが、提供者が少なく多くの人が移植を待ちながら亡くなっているのが現状だということです。
協議会では「住民に臓器移植を定着させ提供者の拡大につなげたい。」と話していました。 -
伊那ライオンズクラブが奉仕活動
伊那ライオンズクラブは2日奉仕活動の一環で伊那市のアクセス道路の清掃活動を行いました。
アクセス道路の清掃は、奉仕活動の一環として行われたもので、メンバーおよそ50人が参加しました。
参加者は、ゴミを拾い集めたり、歩道に広がった砂をはくなどしていました。
伊那ライオンズクラブは「地域に根ざすライオンズ」をモットーに地域貢献活動に取り組んでいるほか、フィリピンの貧しい子どもたちへの支援なども行っています。
クラブでは、地域で必要とされるライオンズでありたいとして、地域に根ざした活動を実践し継続していくとしています。 -
上農吹奏楽部が定演で応援歌復活
上伊那農業高校吹奏楽部の定期演奏会が1日、伊那文化会館で開かれ、演奏会に向けて復活させた応援歌などを披露しました。
上農高校の応援歌は、かつて運動部の激励として歌われていました。
しかしいつの頃からか歌われなくなっていたものを、吹奏楽部が今回の演奏会で復活させました。
部員らは、応援歌らしいテンポの良いリズムを力強く演奏していました。
上農高校には昭和初期、生徒が住みこみで農業学習を行うための寮があり、演奏会では、そこで歌われていた寮歌も披露されました。
演奏会では16曲が披露され、息のあった音色が会場に響きわたっていました。 -
来年用の年賀はがきが到着
伊那市坂下の日本郵便伊那支店に4日、来年用の年賀はがきが到着し、社員らが搬入作業に追われていました。
4日は、社員およそ10人が、伊那支店に到着した512箱204万8,000枚の年賀はがきの搬入作業をしました。
はがきは、無地や色つき、絵入りのものなど11種類です。
到着した年賀はがきは、伊那支店エリア内の28局に振り分けられます。
到着した年賀はがきのうち伊那支店で販売するのは、ほぼ平年並みの64万3,000枚です。
家庭でのパソコンやプリンターの普及により、印刷ができるインクジェット紙のハガキが6割以上だということです。
年賀はがきの販売は、11月1日火曜日から始まります。
投函の受付けは、12月15日木曜日からとなっています。 -
権兵衛トンネルで防災訓練
万が一の事故に備え、伊那と木曽を結ぶ国道361号伊那木曽連絡道路 権兵衛トンネルで4日、防災訓練が行われました。
防災訓練は、トンネル内での自動車事故や車両火災に備えうと開通した平成18年から毎年行われていて、今年で7回目です。
乗用車が対向車線にはみ出し、対向車線を走ってきたトラックと衝突して火災が発生したとの想定です。
訓練には、伊那・木曽両地域の消防や警察など85人が参加しました。
訓練は、一般車両の通行を規制して権兵衛トンネルの木曽側入り口からおよそ350メートル中に入った所で行われました。
救急救助訓練では、両地域の消防組合が車両に閉じ込められたけが人を救助していました。
また、消火訓練も行われトンネル内の消火栓からホースを取り出し放水していました。
トンネルを管理する木曽建設事務所によると8月末現在、開通からの交通量の累計は、およそ780万台、1日平均およそ3800台となっています。
尚、これまでトンネル内で大きな事故はおきていないということです。 -
交通安全優良運転者らを表彰
交通安全に尽力した個人や団体に対する表彰の伝達式が29日、伊那警察署で行われました。
関東管区警察局長と関東交通安全協会連合会会長の連名表彰など伊那警察署管内の受賞者に表彰が伝達されました。
連盟表彰では、運転者の模範となり安全運転に功績のある優良運転者として、伊那交通安全協会副会長の野口啓士さんと、元高遠地区交通安全協会藤沢支部女性部長の一ノ羽勝江さんが表彰を受けました。
交通栄誉章緑十字銅章の伝達では、交通安全功労者など14人が表彰されました。
受賞者を代表して野口啓士さんは「地域の安全安心を守るため、受賞を契機に一生懸命、交通安全に携わっていきたい」と謝辞を述べました。 -
大芝高原でイルミネーションフェスティバル開幕
色とりどりの電飾が並ぶイルミネーションフェスティバルが1日から南箕輪村の大芝高原で始まりました。
村内有志でつくる実行委員会が開催するイルミネーションフェスティバルは今年で6回目となります。
大芝高原には趣向を凝らした作品およそ330基が並び幻想的な夜を演出しています。
大芝高原のイルミネーションフェスティバルは、22日まで開かれています。 -
「アポロは本当に月へ行ったのか?」
「アポロは本当に月へ行ったのか?」をテーマにした展示が、伊那市創造館で開かれています。
2日はそれに合わせてトークショーも行われました。
創造館では、国内や世界の一部で「アポロの月面着陸はアメリカの特撮による、でっちあげではないか」との声があるなかで、着陸が真実だったことを証明しようと、展示を企画しました。
会場には、宇宙服のレプリカのほか、宇宙船のミニチュアなどが展示され子どもから、大人まで楽しみながら宇宙開発の歴史を知ることができるようになっています。
展示ではほかに、アメリカの宇宙飛行船アポロが月に到着した際、写された写真やビデオについてその疑問に答えるパネルも並んでいます。
空気がないはずの月でなぜ星条旗がはためいているのかとの疑問に対しては、旗が垂れないように、旗の上の部分に芯棒を入れていたとの回答が、映像とともに、紹介されています。
また2日は、「アポロは本当に月へ行ったのか?」をテーマにしたトークショーが開かれ超常現象に詳しい皆神龍太郎さんと、元JAXA広報担当の寺薗淳也さんが話をし、司会は宇宙科学に詳しい、秋の『』(あきの)さんが務めました。
皆神さんは、「アポロ疑惑はロマンではなくアポロが月に行ったことがロマンだ。」と話していました。
また寺薗さんは、「宇宙には強い放射線があり、人が行くことは不可能という意見があるが、高速で飛ぶ頑丈な宇宙船に守られているので大丈夫」と話していました。
創造館の展示は、11月20日まで入場無料で開かれています。 -
春日神社例大祭で浦安の舞奉納
伊那市西町の春日神社で、五穀豊穣を願う秋の例大祭が1、2日の2日間、行われました。
本祭りの2日は、春日神社の本殿前で、西町の小学5、6年生の女の子による浦安の舞が奉納されました。
浦安の舞は、扇を使った舞と鈴を使った舞があり、小学生9人が2か月前から練習してきたということです。
小学生は、巫女の衣装を身に着け、厳かな雰囲気の中、舞を奉納していました。
1日は宵祭りが行われ、子ども神輿が西町区内を練り歩きました。
小学生およそ100人が2班に分かれ、それぞれ4キロの道のりを巡行しました。
途中、地域の人からご祝儀を渡されると、掛け声とともに神輿を動かしてお礼をしていました。 -
ざんざ亭 初めての交流イベント
今年8月にリニューアルオープンした伊那市長谷杉島のざんざ亭で23日、初めての交流イベントが開かれました。
イベントは、ざんざ亭を拠点として地域を盛りあげていこうと初めて企画されたものです。
昨夜は、市内から10人ほどが集まり、囲炉裏を囲んでざんざ節保存会による民謡を楽しみました。
ざんざ節ときんにょんにょは、長谷に伝わる盆踊りで、平成10年に発足した保存会が伝承に努めています。
ざんざ亭では、11月に、日本酒を楽しむイベントを計画していて、今後も、ざんざ亭を拠点とした地域振興を進めていきたいとしています。 -
まっくんバス 2台体制で運行開始
南箕輪村の巡回バス「まっくんバス」が1日から2台体制で運行を開始しました。
この日は新しく導入されたバスの出発式が行われ、唐木一直村長や南箕輪北部保育園の親子らがバスに乗り込みました。
まっくんバスは、これまで1台体制で運行してきましたが、利用者の利便性向上を目的に、2台体制での運行を始めました。
新しいバスの導入により、箕輪町の商業地区などへ向かうコースが追加されたほか、これまで4回だった巡回数が5回に増えました。
また、希望した場所で下車することができるフリー降車や、障害者の乗車料半額のサービスなどを新たに導入しています。
バスに乗り込んだ園児の保護者は「バスは子どもも喜ぶので、これをきっかけに利用してみたい」と話していました。
唐木村長は「希望のあった神子柴下段地区へのバスの乗り入れなど、新たなコースやサービスが加わり利便性が上がった。ぜひ多くの人に利用してもらいたい」と話していました。
南箕輪村では、さらなる利便性の向上を目指し、これまで行っていなかった土日・祝日の運行を10月・11月にかけて試験的に実施することにしています。 -
信大連続防災講演会
地域と一緒に防災について考える信州大学連続防災講演会が1日、伊那市役所で開かれました。
講演会は、東日本大震災などを受け、信州大学が持つ防災のノウハウを地域に生かそうと初めて開かれました。
大学のキャンパスがある県内4地区で順番に開かれ、最終回の伊那会場にはおよそ60人が集まりました。
信大の教授や助教が講演し、このうち農学部の平松晋也教授は、「地震や降雨による土砂災害からの回避策」について話しました。
平松教授は土砂が移動する現象には崩壊、土石流、地滑りの3つがあることを説明しました。
崩壊の前兆として、山の斜面に亀裂が入る、斜面からの湧水が急に止まるなどの現象を挙げました。
土石流の前兆としては、急に沢の水が濁る、雨が降っているのに沢の水が急に減るなどの現象を挙げていました。
平松教授は、「常日頃から自分の周りの自然の正常な状態を知り、いつもと違うと察知したら避難してください」と話しました。
さらに、「砂防や法面の対策があるからといって絶対に安心しないで下さい」と強調していました。 -
上古田赤そば花まつり
箕輪町上古田地区で栽培されている赤そばの見ごろに合わせて1日から「赤そば花まつり」が上古田公民館で始まりました。
会場には朝から多くの人たちが訪れ、打ちたてのそばを味わっていました。
これは、地域で獲れたそばの味を楽しんでもらおうと、上古田区が毎年開いているものです。
赤そばは普通のそばに比べて収量が3分の1程度と少ないため毎年普通のそばを提供していますが、今年は初めて先着100人に限り赤そばのそばが提供されました。
埼玉県から訪れたという男性は「打ちたてのそばが食べたくて毎年来ている。こしがあっておいしい」と話していました。
赤そば花まつり実行委員会の唐沢幸道委員長は「地区のそば打ち職人が一生懸命そばを打っているのでぜひきてもらいたい」と話していました。
赤そば花まつりは2日にも上古田公民館で行われる予定で、時間は午前10時から午後3時までとなっています。 -
まほら伊那市民大学
まほらいな市民大学の修了式が9月27日、伊那市のいなっせで行われ、2年間の課程を学んだ61人に修了証書が贈られました。
まほらいな市民大学は、生涯学習の場として市が開講しているもので、2年間に10単位を取得した受講生に修了証書が贈られます。
27日は、第12期生61人が、学長の白鳥孝市長から修了証書を受け取りました。
白鳥市長は「一緒に学んだ人達との繋がりを大切に生涯現役として市の発展にご尽力いただきたい」と式辞を述べました。
修了生を代表して竹中茂二さんは「大勢の仲間と学んだ事を活かし、伊那市発展のために役立てたい」と話していました。
すべての講座に参加した皆勤者が1人、欠席が3回以内の精勤者が7人で、1講座当たりの受講率は69.4%だったということです。
最後は全員で伊那市の歌を歌って市民大学の修了を祝っていました。 -
男と女活き活きセミナー開講
男女共同参画社会について理解を深める男(ひと)と女(ひと)いきいきセミナーの開講式が26日、伊那市役所で行われました。
今年度で9回目となるセミナーには、85人が受講を申し込んでいます。
開講式で、白鳥孝伊那市長は「男女共同参画できるよう、人権を尊重し、家庭や地域づくりを目指してほしい」と挨拶しました。
開講式のあと講義が開かれ、岡谷市にある、長野県男女共同参画センターの小口幸子所長が「じぶんらしく 暮らせるために」と題して話をしました。
小口さんは「人は、一人では生きられない。お互いを認め合う事が必要。家庭でもとことん話し合い、お互いが納得する暮らしを見つける事が大切」と話していました。
セミナーは、来年2月までに全6回開かれる予定です。 -
前宮崎県知事の東国原英夫さんの講演会
タレントで前宮崎県知事の東国原英夫さんの講演会が30日、伊那市高遠町の総合福祉センターで開かれました。
東国原さんが登場すると、集まった観客およそ400人から大きな拍手が送られました。
講演会は、伊那市商工会が発足5周年を記念して開いたもので、実績のある人の話を聞いてこれからの町づくりに役立てようというものです。
東国原さんは、2007年に宮崎県知事に就任すると、独自の感性を政治に活かし宮崎県の行政改革を行いました。
公演で東国原さんは、「小学校の卒業文集に将来お笑い芸人と政治家になりたい」と書いたところ、担任から理由を聞かれ「両方とも人々を幸せにする仕事だから」と答えたという自身のエピソードを紹介しました。
他に「県知事になって1番驚いたことは、民間と行政の間に大きな隔たりがあったこと。それをなくすことが目標だった」と話しました。
この講演会を開いた伊那市商工会では「疲弊する地域を元気にするためにがんばっていきたい」と話しました。