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土砂災害危険箇所を点検
県や自治体、地域住民による土砂災害危険箇所パトロールが23日、箕輪町などで行われました。 パトロールは土砂災害の危険がある場所を知りその対策について考えようと伊那建設事務所などが行ったものです。 このうち箕輪町では県や町の職員のほか地域住民が沢の桑沢川などをパトロールしました。 桑沢川では上流の一部が土砂崩落していて大水がでたとき崩落が拡大する恐れがあることが確認されていました。 県では8月を目途に町内で土砂災害の危険がある地域を警戒区域に指定することにしていて住民に災害に備えてもらうよう呼びかけていくということです。
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エコドライブで二酸化炭素削減
二酸化炭素排出削減について検討する伊那市地球温暖化対策地域エコリーダー協議会が23日市役所で開かれエコドライブの啓発に努めていくことなどが確認されました。 今年度初めての地域エコリーダー協議会には委員など10人が出席しました。 今年度は二酸化炭素排出削減対策としてアイドリングストップなどエコドライブの啓発、推進に取り組むとしています。 エコドライブステッカー2千枚を事業所に配り、エコドライブに関する意識向上につなげていくとしています。 他には薪ストーブ、ペレットストーブの設置者に上限20万円の補助を行うほか、太陽熱利用システム、生ごみ処理容器購入者に上限3万円を補助するとしています。 協議会ではこれら取り組みにより今年度2万1千トンの二酸化炭素排出を削減するとしています。
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「南箕輪村の日」制定記念式典
南箕輪村は、2月18日を南箕輪村の日として制定した事を記念して、初めての式典を、22日、村民センターで行いました。 南箕輪村は、今年、村を築きあげてきた先人達に感謝し、郷土への理解と関心を深めてもらおうと2月18日を「南箕輪村の日」として制定しました。 当初は2月に記念式典を予定していましたが、大雪のため6月22日に延期となりました。 唐木一直村長は「2月18日が将来に渡り広く村民に親しまれるよう努力していきたいと」と式辞を述べました。 南箕輪村は、約140年前の明治8年、1875年2月18日に、久保村、大泉村、北殿村など6つの村が合併し誕生しました。発足当時は419戸人口2,333人の村でしたが、去年9月、村の人口は1万5千人を突破しました。発足した明治8年以降は、他の自治体と合併する事なく今日に至っています。 記念式典には、村関係者や村民など250人が出席し、村の日制定を祝っていました。
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国は県の求め最大限反映を
20日閉会した伊那市議会6月定例会の挨拶で、白鳥孝市長は、国はリニア中央新幹線建設に関して県が求めた環境負荷軽減などを最大限反映させてほしいとする考えを示しました。 阿部知事は、今月16日に国土交通省の鉄道局長に対し、リニア建設に際して、工事用車両の通行に伴う生活環境への影響の軽減、着工にかかわる環境負荷の軽減などを国土交通大臣の意見に盛り込むよう要望しています。 白鳥市長は、閉会の挨拶で「私たちは、雄大な山岳や伊那谷の自然環境を次の世代に引き継ぐ責任があり、国においては、JR東海に対し、知事からの要望を最大限に反映させた意見をのべていただきたい」と述べました。 伊那市議会6月定例会は、市側から提出された8議案を原案通り可決し閉会しました。
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伊那市議会 人口増推進特別委設置
伊那市議会の人口増推進特別委員会が、20日に設置されました。 人口増推進特別委員会は、人口の減少が進む中、少子高齢化対策や定住促進策について検討する市議会の組織です。 所属する議員は6人で、委員長には、前田久子さん、副委員長には、柳川広美さんが決まりました。 伊藤泰雄議長は、「市の人口増推進室と連携し、人口増加策を検討し進めていきたい」と話しています。
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集団的自衛権行使容認 慎重審議を
伊那市議会は、集団的自衛権の行使容認に関して慎重な検討を政府機関に求める意見書の提出を20日賛成多数で可決しました。 可決された意見書は、日本の安全保障をめぐる環境が変化する中で、議論することは否定しないとした上で、集団的自衛権の行使容認に関して、国会での十分な審議と慎重な検討を政府機関に要請する内容です。 一方、集団的自衛権の行使については、その時々の政府の判断で解釈を変更するような性格のものでなく、憲法上ゆるされないとする政府見解の堅持を求める意見書は、賛成少数で否決されました。
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新図書館建設について町民アンケート実施へ
箕輪町は、15歳以上の町民1,500人を対象に新図書館建設に関する町民アンケートを実施します。 箕輪町議会全員協議会が17日役場で開かれ、アンケートの概要について説明しました。 アンケートは、新図書館建設の必要性についてと、事業費や候補地など町が示した基本構想についての2点です。 この2点について賛成、反対、どちらとも言えないの3つから選択します。 町は、新図書館の建設候補地として、上伊那農業協同組合箕輪町支所がある場所を中心とし、事業費は用地取得を含め10億円ほどを見込んでいます。 調査対象は、町内に住む満15歳以上で、1,500人を無作為で抽出します。 アンケートは、来月上旬に送付し、8月に集計、9月の全員協議会で結果を報告するとしています。 また、17日の会議では再生可能エネルギーの利用施設建設について、ガイドラインを設けることを明らかにしました。 対象となる施設は、発電容量が10キロワット以上で、太陽光、小水力、風力発電です。 事業者に対し、町に計画書を提出することや住民説明会を開き計画の概要を明らかにすることなどが盛り込まれています。 このガイドラインは、来月1日に施行され、町では、新聞や広報を通じて周知させたいとしています。
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伊那市 緊急速報メール配信訓練
伊那市は携帯電話に避難情報などを一斉に配信する緊急速報メールの訓練を18日実施しました。 午後0時半、市の担当者が避難準備を呼び掛けるテストメールを配信しました。配信配信から1分~2分で市役所内にいる職員の携帯電話にもメールが届きました。 西春近のかんてんぱぱガーデンを訪れていた観光客の携帯にもメールが届いていました。 緊急速報メールは、市内にある携帯電話すべてに市が発信する避難情報が一斉に配信されるシステムです。 市ではこのシステムを使い災害時に避難地域や避難場所などの情報を発信していくとしています。 これまでの安心安全メールと違い、登録の必要が無く出張や観光で訪れた人達も避難情報を得る事ができます。 また、携帯各社の専用のシステムを使うため、災害時にメールが繋がりにくくなることが無いという事です。 18日の訓練では、NTTドコモとKDDIの携帯に対して予定していたシステムでは送れず手動での配信となりました。 市では原因を究明し対策をとっていきたいとしています。
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集団的自衛権憲法解釈変更反対 趣旨採択
伊那市議会総務委員会は集団的自衛権に関する憲法解釈変更を反対する意見書提出を求める請願や陳情4件を趣旨採択しました。 18日は市役所で市議会総務委員会が開かれ委員会に付託された議案や請願・陳情の審査が行われました。 請願・陳情では、集団的自衛に関する憲法解釈を変更しない事やこれまでの政府見解を堅持するよう求める意見書の提出について4件それぞれに審査が行われました。 議員からは、「集団的自衛権について早急な結論を出すことには疑問。慎重な審議を求める意見書を添付し、趣旨採択とするべき」、「現在の憲法の解釈を変えるべきではないので、採択すべき」といった意見が出されました。 採決の結果、憲法解釈を変更することに反対といった内容の請願・陳情3件は、趣旨採択5、採択1で趣旨採択に。 慎重な審議を求める内容の1件の陳情は、全会一致で趣旨採択に決まりました 総務委員会の裁決を受け市議会最終日には「国に慎重な審議を求める意見書案」が議員提出議案として出される見通しです。
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伊那市 戸籍や住民票等の入力業務民間委託
伊那市は、経費削減のため10月1日から戸籍や住民基本台帳などの入力業務を、民間の業者に委託します。 これは、17日伊那市役所で開かれた伊那市議会社会委員会協議会で報告されたものです。 伊那市では、10月1日から戸籍や住民基本台帳等の入力業務を、民間の業者に委託します。 請け負うのは、行政サービスの事務処理等を行っている名古屋市の会社です。 業者が行うのは入力業務で、届け出の受付と内容の審査は職員が行います。 契約期間は、平成32年3月31日までの5年6か月で、契約金額はおよそ4千200万円です。 市では、これにより年間960万円の経費削減を見込んでいます。 市民課での入力業務を民間の業者に委託するのは、県内では飯田市に次いで2例目ということです。
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産業用地の売却見通し
伊那市土地開発公社が所有していた産業用地が伊那市に引き継がれてから始めて、売却される見通しであることがわかりました。 これは16日、伊那市役所で開かれた市議会経済建設委員会協議会で報告されたものです。 それによりますと、売却される見通しの用地は西箕輪の産業団地で、 価格は2千万円以上、広さは5千平方メートルを超えているということです。 市によりますと用地取得を希望する企業との間でほぼ合意が得られたということで、売却が成立すれば伊那市が土地開発公社から引き継いで初めてとなります。 用地売却については7月に臨時議会が開かれ可決されたのち正式な契約が結ばれる見通しとなっています。
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生産年齢人口増へ
伊那市の白鳥孝市長は、若者の雇用の確保や雇用の創出を目的とした雇用奨励金制度を創設する考えを示しました。 13日の一般質問で、議員の質問に答えたものです。 白鳥市長は、「生産年齢人口を増やすには、地元の商工業の活性化が不可欠。雇用奨励金制度の創設を検討したい」と答弁しました。 市によりますと、雇用奨励金は、若者を継続的に正規雇用し、育成した企業に対し支援を行うもので、これから検討を進め、早ければ来年度からの事業化を目指します。
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集団的自衛権 憲法解釈変更はNO
南箕輪村議会は、集団的自衛権に関する憲法解釈を変更しないことを衆議院議長などに求める意見書の提出を13日賛成多数で可決しました。 意見書では、「集団的自衛権の行使については、その時々の政府の判断で解釈を変更する性格のものではない。政府見解を変更することは、憲法のみならず、歴代の国会答弁をも形骸化させるものと言わざるを得ない。」などとして、集団的自衛権に関するこれまでの政府見解を堅持し、集団的自衛権の行使につながる憲法解釈の変更を行わないよう要望しています。 採決の結果、この意見書の衆議院議長などへの提出は、賛成7、反対2の賛成多数で可決されました。
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大型太陽光発電施設設置 条例制定提言
南箕輪村議会は、大型の太陽光発電施設設置に関して、村の自然環境や景観を守るため設置事業者や地権者の責務などを規定したガイドラインや条例制定を求める提言を13日村に提言しました。 13日、南箕輪村役場で、原悟郎議長が唐木一直村長に提言書を手渡しました。 このところ村内では、大芝の優良農地への大規模な発電施設の設置の動きや森林を伐採しての施設整備が進められています。 提言によりますと「法的には設置可能ではあるが、バランスのとれた開発を行うため、子孫に残すべき良好な環境は何かを住民にも考慮いただきながら、村内の貴重な自然環境や景観を守っていかなくてはいけない。」として設置事業者や地権者の責務等を含んだガイドライン、条例制定を求めています。 唐木村長は、「もっともな提言。担当課にガイドラインづくりを指示している。」 と提言を尊重する姿勢です。
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いなか暮らしモデル地域 新山地区指定へ
伊那市は、人口増に向けた移住定住施策として実施するいなか暮らしモデル地域に富県の新山地域を指定する考えです。 13日の市議会一般質問で、人口減少問題についての議員の質問に白鳥孝市長が答えました。 いなか暮らしモデル地域は、竜西・竜東・高遠・長谷地域の市内4か所からそれぞれひとつの地域を指定します。 指定された地域は、市が財政支援するとともに民間や地域が一体となって移住定住に取り組めるようコーディネートします。 都会などから移住を希望する家族などに対して地域ぐるみで多面的に支援します。 地域材を活用し、自由に設計できる比較的安価な住宅、キットハウスも活用します。 白鳥市長は、モデル地域の皮切りとして、竜東エリアから新山地区を指定する考えを示しました。 新山地区は、保育園再開に向け、住民組織が核となり活動するなど、モデル地域としての受け皿が確立されている点などが指定の対象となりました。 今年度中に指定し、体制づくりを進め、来年度から事業をスタートさせる考えです。 モデル地域は、1年に1か所のペースで指定する方針です。 伊那市の人口は、今年6月1日に初めて7万人を割り込み、2040年には、5万5,400人になるとの試算が報告されています。
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村スポーツ推進基本計画策定
南箕輪村教育委員会はスポーツに親しむ環境を整えるため、村スポーツ推進基本計画を策定しました。 計画はこれまで10年間の基本計画を見直したもので総合型地域スポーツクラブの育成・定着や高齢化社会に対応した活動の促進などを重点方策としてあげています。 また去年村民を対象に行ったスポーツに関する意識調査の結果も掲載されています。 それによりますとスポーツを行っていない人は30代から50代が比較的多いほか、10代から20代の女性のスポーツ離れが進んでいるとしています。 またスポーツをしていない理由としては「時間がない」が多数を占めています。 スポーツをしていない人もその必要性は認識していることから村教育委員会ではライフスタイルに応じたスポーツ活動を推進していくとしています。
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「しかるべき時期に態度を表明」
箕輪町の平澤豊満町長は任期満了に伴い11月に予定されている箕輪町長選挙について「後援会などと相談しながら、しかるべき時期に態度表明する」との考えを示しました。 これは9日箕輪町役場で開かれた町議会一般質問で議員の質問に答えたものです。 平澤町長は答弁で「任期を半年間くらい残しているのであまり早く責任逃れをするのは問題だと思う。この間も町長としての職務を務めていくことを前提に、私の次の対応は諸般の状況を勘案しながら後援会であるとか支持してくれている皆さんと相談しながら、しかるべき時期に態度を表明したいと思っている。今はまだその時期ではないと理解している。」と述べました。 平澤町長は現在3期目で任期は11月28日までです。 箕輪町長選挙は11月11日告示16日投開票となっています。
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春富バイパス整備促進を 決議
国道153号春富バイパス整備促進期成同盟会の総会が、5日伊那市役所で開かれ、春富バイパスの整備促進などを決議しました。 総会には、伊那市内の関係する区や土地改良区などから、50人ほどが出席しました。 期成同盟会は、国道153号バイパスの美篶青島から西春近までの区間の整備促進を図るため組織されています。 総会では、伊那バイパス工事の事業促進や、伊駒アルプスロードの早期事業化、道路財源の確保などを決議しました。 期成同盟会会長の白鳥孝伊那市長は、「153号が整備されていなければ、13年後にリニア中央新幹線が伊那谷を通っても、効果が及ばない。早期整備が行われるよう地元が立ち上がり、うねりを起こすことが大切」と挨拶しました。 決議文は、地元選出の国会議員や県議会議員などに手渡されました。
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Jアラート訓練 防災行政無線に不具合なし、メール配信連動せず
Jアラートを使った緊急地震速報の訓練が、5日、全国一斉に行われました。 伊那市では、Jアラートと連動した防災行政無線の放送に問題はありませんでしたが、安心安全メールが連動せず、職員が手動で配信するという不具合がありました。 午前10時15分、伊那市役所内に設置されているJアラートが緊急地震速報を受信しました。 伊那市では、Jアラートと連動して、防災行政無線、安心安全メールが自動的に流れるシステムになっています。 Jアラートが、信号を受信すると、約30秒後に防災行政無線が市内に放送されました。 しかし、安心安全メールは自動配信されず、8分後の午前10時23分に職員が手動で配信しました。 メールが配信されると、これと連動して、伊那ケーブルテレビのL字放送が流れました。 伊那市が防災情報などを個人の携帯電話などに配信する安心安全メールは、6月5日現在、1万8,374人が登録しています。 市では、今回の不具合の原因を調査し、万一の事態に備えたいとしています。 なお、箕輪町と南箕輪村では、Jアラートと連動したメール配信は行っていませんが、5日の訓練で防災行政無線の放送に不具合はなかったということです。
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箕輪町で地域おこし協力隊任命
千葉県出身の関口悠子さんが、箕輪町の地域おこし協力隊として採用され2日町役場で任命式が行われました。 関口さんは現在29歳。 千葉大学と大学院で園芸療法や森林セラピーなどの「緑の癒し」と人とのかかわりについて学んできたということです。 他に学芸員の資格を取得しているほか英語も堪能だということです。 大学院を出てからは花の種の会社に勤め海外からの輸入業務などに携わりました。 会社勤めのときに箕輪町を知りその自然や農産物などにあこがれ地域おこし協力隊に応募しました。 地域おこし協力隊は町の魅力を発信し地域活性化に取り組む人を町が募集したもので関口さんで2人目です。 関口さんは箕輪に移住していて契約は1年ごと更新で最長3年間となっています。
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伊那市、箕輪町、南箕輪村で議会開会
伊那市議会、箕輪町議会、南箕輪村議会が2日開会しました。 伊那市議会では市から一般会計補正予算案など7議案が提出されました。 補正予算案は14億5千万円を追加するものです。 一般質問は11日から13日。20日に委員長報告、採決が行われます。 箕輪町議会では町から一般会計補正予算案など12議案が提出されました。 補正予算案は4千万円を追加するものです。 一般質問は9日、10日。17日に委員長報告、採決が行われます。 南箕輪村議会では村から一般会計補正予算案など8議案が提出されました。 補正予算案は1千万円を追加するものです。 一般質問は11日、12日。13日に委員長報告、採決が行われます。
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伊那市人口増推進室 辞令交付
伊那市が新設した人口増推進室の辞令交付式が2日、伊那市役所で行われました。 人口増推進室は人口減少に歯止めをかける専門部署で5人で構成されるもので総務部企画情報課の飯島智課長が室長を兼務します。 市では昨年、人口増加対策として「移住・定住促進プログラム」を策定していて人口増推進室ではプログラムを具体的な事業化に結びつけていく計画です。
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交流人口増へみはらしファーム整備
伊那市は都市部の住民との交流人口増加を目的に伊那市羽広の農業公園みはらしファームを整備する計画です。 整備内容は200人規模が利用可能な多目的施設の建設。 収穫した農作物をその場で調理し味わえる簡易施設の建設。 大型バスが駐車可能な駐車場の整備で事業費は1億5千万円となっていて整備実施は今年度から平成29年度までを予定しています。 市によりますとみはらしファームは平成25年度でおよそ56万人が訪れたということで今回の整備により平成29年度の目標を63万人としています。
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箕輪町 平成26年度各課による目標管理発表会
箕輪町の各課が、今年度の重点施策と取り組みについて発表する「目標管理発表会」が30日、役場で開かれました。 この日は、15の課から発表があり、職員や住民などおよそ30人が集まりました。 発表会は、それぞれの課の情報を職員全体で共有し、町民の意見も反映させながら町全体のさらなるレベルアップを図ろうと開かれています。 総務課は、庁舎の維持管理経費の削減のため、エアコンの温度設定や電気代の削減を徹底して、3カ月に1回のペースでデータを全職員に公表するとしています。 また、町教育委員会は昨年度に引き続き、教員の研修を行ったりタブレット端末を導入するなど、さらなる学びの質の向上を目指すとしています。
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黒河内線・戸台線で土砂崩落
土砂崩落で通行止めとなっている伊那市長谷の市道・黒河内線の迂回路となっている市道戸台線で、29日朝、土砂崩落がありました。 復旧には時間が必要で2つの道路は、現在通行止めとなっています。 土砂崩落があったのは、市道戸台線の橋本山荘付近です。 土砂崩落を予防していたネットやコンクリート塀も崩れ、道路を塞いでいます。 21日に、市道黒河内線の戸台大橋から発電所手前で土砂崩落があり、通行止めになっています。 黒河内線は、現在は、土砂が除去されていますが、更に崩落する危険があります。 その迂回路として使用されていた戸台線ですが、29日未明、土砂崩落があったことが伊那市に報告されました。 現場では、地元の建設業者が、現場の確認作業を行っていました。 通行止めに関係するのは戸台集落の1戸1人です。 伊那市では、31日までには、通行できるよう作業を行いたいとしています。
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上伊那広域連合が要望書提出
上伊那広域連合は医療問題など上伊那地域が抱える課題をまとめた要望書を28日、県議会の県民文化健康福祉委員長に提出しました。 この日は、県議会の県民文化健康福祉委員会の現地調査が伊那合同庁舎で行われました。 広域連合長の白鳥孝伊那市長をはじめとする、上伊那8市町村長らが出席し、要望書を提出しました。 伊那市や箕輪町などは、安心して子どもを産める体制整備の支援を求めました。 出産体制については、上伊那地域の医師数が県の平均を大きく下回っていて、産科医、小児科医の不足で連携の構築に支障が出ているとして、産科医と小児科医の確保に向けた支援を要望しました。 南箕輪村は、人工透析の通院支援について要望しました。
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伊那市肉付け予算 14億5800万円
伊那市は27日、市長選に伴う平成26年度の肉付け予算となる補正予算案を発表しました。 一般会計補正予算案の総額は14億5800万円となっています。 伊那市では、4月に市長選挙が行われたため、当初予算は骨格予算でした。 このため、肉付けとなる新規事業を盛り込んだ一般会計補正予算案を27日、白鳥孝市長が発表しました。 主な新規事業では、学校給食の整備事業に670万円となっていて、現状の施設単位を基本に老朽化した学校給食施設整備を行うとしています。 この他小中学生が農業体験をしながら作物を育てる食育事業に129万円。 中心商店街の空き店舗で起業する人の店舗改修費補助に300万円。 南アルプスの三峰川上流に生息するヤマトイワナの原種保護事業に40万円、市民大学卒業生が専門コースで学ぶ市民大学大学院の設置に12万円などとなっています。 一般会計補正予算案は6月2日に開会する6月定例会に提出されることになっています。
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上古田で土砂災害想定の訓練
県から土砂災害警戒区域に指定される予定の箕輪町上古田で26日、大雨による土砂災害を想定した訓練が行われました。 箕輪町上古田の箕輪西小学校では町から避難勧告が発令されたとの校内放送が流れ児童が防災頭巾をかぶり、避難場所の上古田公民館に向かいました。 訓練は大雨の影響で地区内に土石流発生の危険があるとの想定で行われました。 土砂災害全国統一防災訓練として伊那建設事務所と町が行ったもので、地区住民などおよそ250人が参加しました。 災害対策本部長の平澤豊満町長も現地本部の上古田公民館に入り各部署から現場の様子や住民の避難状況などについて報告を受けていました。 上古田は今年度、土砂災害防止法に基づき県から土砂災害警戒区域に指定されることになっています。 上古田の島﨑明区長は「災害は同時多発的におこるものなので行政機関に頼るのではなく住民が主体となって自分たちを守る必要がある。」と話していました。 伊那建設事務所によりますと警戒区域では避難体制の整備が図られるということで、町の新たな地域防災マップを作成するなど住民の防災意識の高揚に努めていくとしています。
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西駒山荘で使う木材荷揚げ
伊那市が建て替えを進めている中央アルプス西駒山荘で使う木材のヘリコプターによる荷揚げ作業が25日行われました。 木材は伊那市の鳩吹公園から、標高およそ2690メートルの中央アルプス将棊頭山頂上直下にある西駒山荘まで運ばれました。 新しい西駒山荘は2階建てで延床面積はおよそ110平方メートルです。 1階は食堂や厨房などで2階に客室が設けられます。 歴史的価値が高い石室は残し木造部分の建て替えを進めます。 西駒山荘は1913年、大正2年に起きた中箕輪尋常高等小学校の遭難を教訓に、その2年後の1915年、大正4年に建設されました。 建設から100年ほど経過し老朽化していることから建て替えが行われるもので、木材の加工などは終えています。 今後は建設業者が泊まり込みで作業を行い、完成は7月末を予定しています。
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平澤豊満町長 8月頃進退明らかに
任期満了に伴い11月に予定されている箕輪町長選挙の出馬について、平澤豊満町長は「8月頃には進退を明らかにする」との考えを表明しました。 平澤町長は、23日に開かれた報道機関との定例懇談会、11月の町長選への出馬について「8月頃には進退を明らかにしたい」と話しました。 任期満了に伴い実施される箕輪町長選挙は、11月11日告示、16日投開票です。 5月1日現在の有権者数は、男性9,787人、女性9,989人となっています。