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パン粘土の花展 約100作品展示
伊那市狐島のパン粘土の花教室、プチフルールの作品展「パン粘土の花展」が、伊那市のかんてんぱぱホールで、25日から開かれています。
会場には、プチフルールの代表、佐藤峰子さんと生徒の作品およそ100点が展示されています。
精巧に作られていて、本物の花と同じように花瓶やバスケットに飾られています。
パン粘土は、小麦粉などを原料とする粘土です。作品は樹脂粘土で製作したものが多く並びます。ほかに、光を通すシースルークレイ、様々な香りが付いた石鹸粘土の作品があります。
小さなものでも乾燥から色付けまで一か月以上かかるということです。
プチフルールの佐藤さんは「白くて四角い粘土が色鮮やかな花々になる面白さを感じてほしい」と話していました。
プチフルールは伊那市狐島で月2回教室を開いています。
作品展は29日(火)までかんてんぱぱホールで開かれています。
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みのわアタッカーズ 北信越大会出場
箕輪町の小学生バレーボールチーム、みのわアタッカーズの男子が第45回全日本バレーボール小学生大会、北信越大会に出場します。
18日は、みのわアタッカーズの12人が役場を訪れ白鳥政徳町長に出場を報告しました。
みのわアタッカーズには現在、箕輪中部小、東小、伊那市の西箕輪小の18人が所属しています。
先月開かれた県大会で5位に入り、北信越大会出場を勝ち取りました。
白鳥町長は、「まずは1勝を目標に、さらに上を目指してください」と激励しました。
北信越大会は来月2日から長野市のホワイトリングで開かれます。
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電設ボランティア 公園の外灯を清掃
伊那市電設業協会と、上伊那電気工事協力会伊那地区は、市内の公園にある外灯の清掃ボランティアを15日に行いました。
伊那市の電気工事会社11社から20人が参加し、清掃を行いました。この日は春日公園、伊那公園、高遠ほりでいパークで清掃作業が行われました。
はしごや高所作業車を使って、外灯を清掃しました。
ほうきやブラシを使い、クモの巣やゴミを取り除いていました。
清掃ボランティアは、伊那市電設業協会と、上伊那電気工事協力会伊那地区が毎年行っていて、今回で25回目です。
清掃を行った作業員は、「外灯の汚れは事故につながることもあるので、しっかりキレイにしたい。」と話していました。
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26日・27日スイートコーン販売へ
伊那市の富県小学校の6年生は、自分たちで育てたスイートコーンを26日と27日に販売します。
富県小学校の6年生19人は、農業について学ぼうと、学校近くにある畑を借り、スイートコーンの栽培に取り組んできました。
この活動は、地域住民でつくる貝沼の自然環境を守る会の協力で、今年4月に種をまき、草取りなどの管理も児童たちが行ってきました。
18日は、販売をPRするためのポスター作りに取り組みました。
児童たちは、折り紙で作ったスイートコーンを貼りつけるなど、一目で内容が伝わるよう工夫しながら制作していました。
販売は、26日、27日の2日間、富県小学校の玄関前で午前9時から11時30分まで行われます。
2日間でおよそ1800本を販売する計画で、1セット3本200円です。
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26日 みのわ祭り
2025みのわ祭りが26日、箕輪町の松島仲町商店街を主会場に行われます。
25日は、祭りに向け準備が行われていました。
松島の作業場では、実行委員会のメンバーが準備を進めていました。
町発足70周年を記念して企画したイベント運舟で参加者がメインストリートで引っ張る舟の飾りを作っていました。
伊那ケーブルテレビでは、まつりの様子を26日の午後2時50分からご覧のチャンネルで生中継します。
また、伊那谷FMでも祭りの様子を放送します。
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町記念事業 写真でモザイクアート作成
箕輪町は、町発足70周年記念事業として、町内で撮影した写真を募集しデジタルフォトモザイクアートを作成します。
25日は役場で定例記者懇談会が開かれ、担当職員が概要を説明しました。
町発足70周年記念事業の一環で、もみじ湖をバックに70周年のロゴ等を描くデジタルフォトモザイクアートを作成します。
アートに使う町内で撮影した写真を募集していて、広報みのわ8月号に掲載されているQRコードから専用サイトにアクセスし写真を投稿することができます。
ひとり何枚でも投稿可能ということです。
スマートフォンやインターネットが使えない人は、役場へ写真の持参を呼びかけています。
募集期間は、25日から来月24日で、だれでも投稿可能ということです。
完成品は9月20日(土)の箕輪町発足70周年記念式典で披露されます。
規定枚数1,000枚に達し次第受付終了です。
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進徳館夏の学校
伊那市高遠町の高遠藩の藩校「進徳館」で、夏休み中の小学生が対象のイベント「進徳館夏の学校」が行われています。
進徳館夏の学校には高遠小と高遠北小の児童およそ60人が参加しました。
素読の時間には古代中国の思想家・孔子像の前で、高遠町公民館の矢澤淳館長に合わせて論語を読みあげました。
期間中、高校生や中学生が学習のサポートを行います。
進徳館は江戸時代の終わりに開校した高遠藩の藩校で、当時の建物が活用されています。
イベントは25日から30日まで、4日間あり夏休みの宿題や、論語の素読、体験学習を行います。
体験学習の時間には、高遠町歴史博物館を学芸員の福澤浩之さんの案内で見学しました。
福澤さんは「地域で大事にされてきた歴史に関心を寄せてほしいです」と話していました。
体験学習は日替わりで、石磨きや化石のレプリカ作りを行う他、30日には地元グループによる軍事郵便を題材にした劇「入野谷郵便」を観覧します。
この劇は午後0時15分から高遠閣で行われ、一般の人も観覧できるということです。 -
第19回瑞雲墨志会展
上伊那の水墨画愛好者でつくる瑞雲墨志会の作品展が、伊那市のかんてんぱぱホールで開かれています。
会場には、会員33人の作品、46点が並んでいます。
テーマは設けず、風景や人物など、自由に描いた作品が展示されています。
上伊那の水墨画愛好者でつくる瑞雲墨志会は、現在5つの教室に分かれ活動しています。
作品展は、日頃の成果を発表する場として毎年開いていて、水墨画歴1年の初心者から25年以上のベテランまで、幅広く出品しています。
会では「墨の濃淡だけで表現する水墨画を楽しんでほしい」と話していました。
第19回瑞雲墨志会展は、30日(水)まで、かんてんぱぱホールで開かれています。
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「ざざ虫漁」文化財指定 結論出ず
伊那市文化財審議委員会の会合が24日市役所で開かれ「ざざ虫漁とその食習慣」の伊那市民俗文化財指定について審議しました。
文化財指定について結論は出ず、審議が継続されることになりました。
伊那市教育委員会から6月の審議会で文化財指定について諮問があり今回初めて審議が行われました。
委員からは「どれくらいの人が食文化としてざざ虫を食べていたのかデータをとる必要があるのではないか」「漁で使う道具についてもサイズなどを示してもらいたい」などの意見が出されていました。
ざざ虫漁は鍬で石を掘り返し、足を使って石の裏側についているざざ虫をはがし四つ手網と呼ばれる網に流し入れます。
ざざ虫はトビケラやカワゲラ、ヘビトンボなど水中昆虫の幼虫の総称です。
伊那市教育委員会は「地域の文化をなくさないためにも指定していきたい」と話していました。
答申時期については未定です。
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荒井区民がマレットで親睦
伊那市荒井区のマレットゴルフ大会が21日小黒川渓谷にある内の萱マレットゴルフ場で開かれました。
大会は荒井区などが開いたもので50代から80代の男女41人が参加しました。
内の萱マレットゴルフ場は全18ホールで小黒川渓谷キャンプ場に隣接しています。
標高約1,000メートルにあり木陰が多いことから夏でもプレーがしやすいコースだということです。
荒井区マレットゴルフ大会は、内の萱の自然に親しみ区民の親睦を深めようと毎年開かれていて今年で35回目となります。
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映像で振り返る駒ヶ岳遭難
中箕輪尋常高等小学校の駒ヶ岳遭難に関する映像講座が21日、箕輪町郷土博物館で開かれました。
映像講座では箕輪町郷土博物館が平成24年、2012年に開いた中箕輪尋常高等小学校の駒ヶ岳遭難に関する展示会の様子が上映されました。
駒ヶ岳遭難は大正2年、駒ヶ岳に向かった中箕輪尋常高等小学校、今の箕輪中学校の生徒と教師37人が暴風雨にあい11人が犠牲となったものです。
講師を務めた学芸員の井澤はずきさんは「つらい記憶だが同じ悲劇を二度と繰り返さないためにも忘れてはならない事件だ」と話していました。
映像講座は地域の歴史を知ってもらおうと開かれたもので会場の箕輪町郷土博物館には10人が集まり話を聞いていました。
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園児がカボチャの苗移植
伊那市の新山保育園の園児はハロウィンで使うカボチャの苗を畑へ移植する作業を3日行いました。
保育園近くの畑に園児とJA上伊那青壮年部富県支部のメンバーが集まりました。
先月、園児らが育苗ポットにカボチャの種をまき、水やりをして育ててきました。
1か月ほどたち苗が大きくなったため畑に移植しました。
カボチャは鑑賞用で新山保育園では10月に収穫しハロウィンで飾るということです。
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伊那市上下水道事業運営審議会 下水道従量料金値上げを諮問
伊那市は下水道の使用料金について、2027年度から従量料金を平均11.4%値上げしたい考えを示しました。
伊那市上下水道事業運営審議会が22日に市役所で開かれ、白鳥孝市長が、来年度から2028年度までの上下水道の利用料金について審議会に諮問しました。
水道料金については現行のまま、一カ月あたり平均3,210円で据え置きとしています。
下水道使用料については、基本料金は据え置きとし、使用水量によって金額が変わる従量料金は、2027年度から平均11.4%増額するとしています。
原材料費等の価格高騰による市民の家計負担を軽減するため、来年度は一般会計からの補助を行い、値上げを一年先送りしています。
上水道は現行の料金体系でも原価を回収できる見込みですが、下水道は今後純損失が拡大し、財源が枯渇する試算が出ているため、従量料金の値上げを行うとしています。
審議会は8月下旬にも開かれ、9月中に答申する予定です。
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伊那市内60代の女性 電話でお金詐欺被害
伊那市内の60代の女性が、およそ50万円をだまし取られる、電話でお金詐欺被害が発生しました。
伊那警察署の発表によりますと、被害にあったのは、伊那市内に住む60代の女性です。
今月18日に、女性の家に年金機構職員を名乗る男から電話があり「先月通知文を送っているのですが、まだ回答がありません」
「8月以降の年金が出なくなってしまいます」「この後、担当の金融機関から電話があります」などと言われました。
さらに金融機関の職員を名乗る男から電話があり「ATMで手続きを行えば、8月分の年金を振り込むようにします」などと言われ、女性は金融機関を名乗る男と電話で話しながら指示通りにATMを操作し、49万9,000円を振り込みました。
その後、家族に相談したところ、知らない口座に振り込んでいたことが分かり、被害に気付いたものです。
伊那署では、知らない電話番号や非通知の電話には出ない、還付金等の名目でATMを操作させるものはすべて詐欺であり、応じないなど、被害防止を呼びかけています。
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田楽座 10月の公演に小学生60人を招待
伊那市のまつり芸能集団「田楽座」は、10月にニシザワいなっせホールで行う公演に、小学生60人を招待します。
24日は田楽座の中山洋介座長とたちかわねむかさんが市役所を訪れ、白鳥孝市長に報告を行いました。
田楽座は去年、創立60周年を迎え、記念企画「感謝カンレキあめあられ」などを行ってきました。
今回は60周年記念のファイナル企画として10月26日に公演を行い、伊那市内の小学校に通う小学生、60人を無料招待します。
創立60周年記念ファイナル企画「感謝カンレキあめあられ田楽座伊那公演」は10月26日(日)にニシザワいなっせホールで行われます。
一般のチケットや招待は、チラシのQRコードから申し込みください。
チケットは、一般3,500円、小学生から25歳までが2,500円、グッズ付きで優待席のあなたの推しチケットは1万円です。
申し込みは7月27日(日)から始まります。
小学生の招待は無くなり次第終了です。
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伊那市内30代男性 176万円の電話でお金詐欺被害
伊那市内の30代の男性が、176万円をだまし取られる電話でお金詐欺被害があったことが分かりました。
伊那警察署の発表によりますと、被害にあったのは、伊那市内に住む30代の男性です。
今月4日に被害者の携帯電話に警察を名乗る男から電話があり、「あなた名義のキャッシュカードが拾われました」「カードのDNAを調べたところ、逮捕した詐欺の犯人のものと一致しました」「あなたも犯人の疑いがあり、口座に入っている紙幣のシリアル番号を調べさせてもらう」などと言われ、指定された口座に合計176万円を振り込みました。
男性はその後、相手と連絡が取れなくなり、被害に気付いたものです。
伊那署では、知らない電話番号や非通知の電話には出ない、身に覚えのない犯罪への関与を疑われたら地元の警察署に相談するなど、被害防止を呼びかけています。
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自転車と普通乗用車 衝突事故
22日午後6時30分頃、伊那市前原の交差点で自転車と普通乗用車が衝突する事故がありました。
この事故で自転車を運転していた80代の男性が肋骨を折る大けがを負いました。
伊那警察署の発表によりますと事故があったのは伊那市前原の若宮団地交差点です。
伊那市の無職、萩原猛さん81歳が運転する自転車と伊那市の会社役員、唐澤芳子さん74歳が運転する普通乗用車が衝突したものです。
この事故で自転車を運転していた萩原さんが肋骨などを折る大けがをしました。
唐澤さんにけがは無いということです。
伊那署では事故の原因について調べを進めています。 -
第7回伊那VALLEY映画祭 25日から
第7回伊那VALLEY映画祭が伊那市のかんてんぱぱ西ホールで25日から3日間開かれます。
23日は伊那VALLEY映画祭実行委員の矢島信之さん宅で記者向けに概要が発表されました。
今回は戦後80年に合わせ、戦争を題材にした映画を中心に上映されます。
上映後には、制作者や出演者のトークショーも行われます。
26日には伊那ケーブルテレビが制作した「731部隊 最後の証言」も上映されます。
今年は一般財団法人長野県文化振興事業団信州アーツカウンシルの助成を受けています。
また、高校生ボランティアが運営をサポートするということです。
第7回伊那VALLEY映画祭はかんてんぱぱ西ホールで開かれ、3日間とも入場は無料です。
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伊予銀行ヴェールズ表敬訪問
伊那市で合宿を行っている日本女子ソフトボール ニトリJDリーグに加盟する愛媛県の「伊予銀行ヴェールズ」の選手と監督が23日伊那市役所を訪れました。
23日は愛媛県松山市の伊予銀行ヴェールズの石村寛監督や安川裕美キャプテン、辻井美波副キャプテンの3人が市役所を訪れ白鳥孝市長に挨拶しました。
伊予銀行の伊那での合宿は去年に続いて2回目です。
選手・監督・スタッフ合わせて23人が、21日から30日まで伊那ニッパツスタジアムなどで練習を行います。
ニトリJDリーグは前半戦が6月に終わり、伊予銀行は8勝10敗・西地区の8チーム中5位です。
9月からの後半戦に向け、合宿では機動力のアップを目指すという事です。
白鳥市長は「実りある合宿にして、良い成績を残して下さい」と話し、差し入れのブルーベリー30パックとお米30キロを監督と選手に手渡しました。
合宿中の30日には、伊那ニッパツ野球場で小中高校生を対象にしたソフトボール教室が予定されています。
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箕輪写友会 展示会
箕輪町の写真愛好家で作る箕輪写友会の展示会が町文化センターで開かれています。
展示会のテーマは「四季彩々」で、県内外の風景写真19点が展示されています。
箕輪写友会は町内の5人が所属していて、月に1回例会を開き情報交換をしています。
写真展は1年間の成果の発表の場として毎年この時期に開いています。
会長の鳥山國臣さんは「それぞれの個性を味わい、撮影した人の思いを想像してほしい」と話していました。
箕輪写友会の写真展は25日(金)まで町文化センターで開かれています。
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伊東初絵さん一人芝居 旧満州の女性描く「花いちもんめ」
演劇活動に取り組む伊那市の伊東初絵さんは、太平洋戦争中に旧満州に渡った女性を描いた一人芝居「花いちもんめ」を27日に飯島町で上演します。
伊那市境の伊東初絵さんです。
21日は、本番に向け駒ヶ根市で稽古が行われました。
花いちもんめは、遍路姿の女性が、満蒙開拓団として旧満州に渡った自身の半生を振り返る一人芝居で、全国各地で上演されています。
ソ連軍からの逃亡の途中、チフスにかかった息子の治療費を得るために娘を中国人に売ったことを独白します。
伊東さんがこの演目を演じるのは今回が5回目です。
2020年から上伊那各地で上演し、去年は阿智村の満蒙開拓平和記念館でも演じました。
今回は、戦後80年の節目にいいじま文化サロンの要望を受け公演が行われます。
伊東初絵一人芝居「花いちもんめ」は、27日(日)午後2時から、飯島町文化館で上演されます。
料金は、一般2,000円、高校生以下500円です。
(いいじま文化サロン0265-86-3111)
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伊那市議会議員 研修会
伊那市議会議員が必要な知識を身につけ倫理観の向上を図る研修会が14日伊那市役所で開かれました。
研修会では市議会副議長で行政書士・心理カウンセラーの二瓶裕史さんが話をしました。
二瓶さんは「議員は日常的に市民からの相談を受け課題解決に奔走している」としたうえで「相手のあるがままを受け入れ信頼関係を構築していかなければならない。そのためには相談者に寄り添った対応をとる必要がある」と話していました。
研修会は議員がその職責を効果的に行うための知識を身につけようと開かれたもので16人が話を聞きました。
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伊駒アルプスロード早期完成要望を決議
国道153号伊駒アルプスロード整備促進期成同盟会の総会が30日伊那市役所で開かれ、早期事業完成などの要望を決議しました。
総会には伊那市、駒ヶ根市、宮田村などから約50人が出席しました。
伊駒アルプスロードは駒ヶ根市赤穂から伊那市美篶までの11.6キロを結ぶものです。
総会では早期事業の完成にむけた要望決議案が承認され国会議員などに要望書が手渡されました。
また、30日は国道153号伊那バイパス促進期成同盟会の総会が開かれました。
総会には伊那市、箕輪町、南箕輪村から約50人が出席しました。
伊那バイパスは伊那市美篶から箕輪町木下までの7.6キロを結ぶものです。
総会では事業推進に向けた要望決議案が承認され、要望書が手渡されました。 -
ゼロカーボンについて意見交換会
若い世代にゼロカーボンについて考えてもらう意見交換会が南箕輪村の信州大学農学部で9日に開かれました。
9日に信州大学農学部や長野県南信工科短期大学校、上伊那の企業からおよそ20人が参加しました。
意見交換は「脱炭素に関して将来を担う若者は何をすべきか」をテーマに行われました。
県は、2030年度までに温室効果ガス正味排出量の6割減を目指す長野県ゼロカーボン戦略を進めています。
2021年度から2030年度までの10年間で計画は進められ今年度中に政策の中間見直しが行われます。
今後も県内各地で意見交換会を開いていくということです。
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西春近遺族会 平和語り部授業
伊那市の西春近遺族会は西春近公民館で開かれている夏休みおいで塾で平和語り部授業を22日に行いました。
授業では西春近遺族会の野溝弘文会長が西春近地区の小学校高学年の子ども達に太平洋戦争について語りました。
野溝さんは83歳で、太平洋戦争で父親が亡くなっています。
野溝さんは「今の日本の平和は戦争で亡くなった人々の犠牲によって成り立っています。感謝の気持ちを持ちましょう」と話しました。
授業の後は公民館から100mほど離れた場所にある忠魂碑に児童が献花しました。
忠魂碑には太平洋戦争で命を落とした西春近の人たち207人の名前が刻まれています。
西春近遺族会の語り部授業は去年に続き2回目です。
遺族会には太平洋戦争で家族を亡くした30人程が在籍していて10月に追悼式を行うということです。 -
南箕輪村 戦没者慰霊祭
日清日露戦争から太平洋戦争で亡くなった人の霊を慰める南箕輪村戦没者慰霊祭が22日は村公民館で行われました。
慰霊祭には遺族会の会員や藤城栄文村長、村議会議員などおよそ40人が参加し、戦没者に黙とうを捧げ、花を手向けました。
慰霊祭は、南箕輪村と村社会福祉協議会が毎年行っています。
去年まではコロナの影響で慰霊碑の前で行っていましたが、今年から室内に戻して行われました。
南箕輪村では、日清日露戦争から太平洋戦争までに、およそ170人が亡くなったということです。
藤城村長は「戦後80年に改めて、尊い犠牲の数々を忘れてはならない」と話していました。
村遺族会の会員は、現在30人です。
村遺族会では「戦争を知らない世代へと移行していく遺族会として、不戦への誓いを忘れずに活動していきたい」としています。
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伊那盆唄や伊那節学ぶ 伝統文化なつまつり
子どもたちに盆踊りや太鼓などの日本の伝統文化に親しんでもらうイベント、「伝統文化なつまつり」が13日、伊那市の防災コミュニティセンターで開かれました。
会場には子どもと保護者、合わせて35人が訪れました。
伊那節保存会と伊那節振興協会の会員が、伊那盆唄と伊那節の振り付けを子どもたちに教えました。
イベントは、まつり芸能集団 田楽座などで作るNPO法人、ふるさと芸能研究所が開いたもので、今回で3回目です。
最後は参加者全員でやぐらを囲んで、保存会と振興協会による生演奏で、伊那節を踊りました。
ワークショップでは、和太鼓、獅子舞、南京玉すだれを、田楽座の座員の指導のもと体験しました。
ふるさと芸能研究所は今後、市内の小学校などで伊那節や伊那盆唄を広めるイベントを行っていくということです。
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二十四節気「大暑」
22日は二十四節気の一つ、大暑です。1年で最も暑さが厳しくなる頃とされています。
伊那市役所南側のせせらぎ水路では、家族連れや夏休み中の小学生が水遊びをしていました。
この日の伊那地域の最高気温は午後1時2分に34.6度と真夏日となりました。
上伊那広域消防本部によりますと、午後4時半現在、熱中症で搬送された人はいないということです。
長野地方気象台によりますと、この暑さは、少なくとも2週間程度続くと予想しています。
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熱中症の疑いで80代男性搬送
上伊那広域消防本部によりますと、20日午後4時半現在、辰野町で80代の男性が熱中症とみられる症状で搬送されたということです。
症状の程度は中等症です。 -
上伊那ママさんバレー交流大会
上伊那ママさんバレーボール連盟が主催する上伊那年代別交流大会が20日に箕輪町の社会体育館で開かれました。
20日は、45歳以下の2チームと45歳以上の3チーム、60歳以上の3チームの合わせて8チームが参加しました。
各年代別にリーグ戦を行い、1試合2セットの得失点で勝敗を決めていきました。
バレーボールを生涯スポーツとして、上伊那地区のチーム同士の交流を図るため、毎年開催されています。
上伊那ママさんバレーボール連盟では「選手が楽しくプレーする姿が見られてよかった」と話していました。