-
珍料理でおもてなし 箕輪町消防団 赤魚会
箕輪町消防団正副分団長会が、行政や区の関係者などを招き、珍味でもてなす町消防団消防懇談会・通称「赤魚会」が、29日、役場駐車場で開かれました。
来賓として、白鳥政徳町長や、町議会議員、区長などが招かれました。
各分団長から、料理の紹介がありました。
ナマズのからあげ、ウサギ肉のバンバンジー、シカ肉の焼肉などの料理が並びました。
ナマズは、団員が釣り上げたという体長70センチほどのものを調理しました。
来賓・団員合わせて80人ほどが、趣向をこらした料理に舌鼓を打っていました。
赤魚会は、戦後から続く箕輪町消防団独自の伝統行事です。
天竜川の河原で赤魚を提供し開かれたことから、その名がついたということです。
参加者は酒を酌み交わして交流を深めていました。
赤魚会は、今年4月に役場北側に設置されたソーラーカーポートの下で開かれました。
-
柴さん宅 ハンゲショウが見頃
伊那市山寺の柴満喜夫さん宅のハンゲショウが現在見頃となっています。
柴さん宅の敷地内には、ハンゲショウが咲いていて、現在見頃となっています。
ハンゲショウは、ドクダミ科の多年草で、花は小さく、連なるように咲き、近くの葉が白く変色するのが特徴です。
柴さんは、10年ほど前に裏庭に咲いていたハンゲショウを正門前の敷地に移したところ、自然に増えていったということです。
ここ数日の急な大雨などで葉が少し傷んでしまったということですが、あと2~3日楽しめるということです。
-
高遠城址公園付近で倒木 県道芝平高遠線が一時通行止め
2日、伊那市高遠町の高遠城址公園付近で倒木が発生し、現場付近の県道芝平高遠線が、3日の正午まで通行止めになりました。
倒木が発生したのは、伊那市高遠町の高遠城址公園付近の県道芝平高遠線沿いの斜面です。
道路を管理する伊那建設事務所によりますと、木が4本倒れ、道をふさいでいたため、2日の正午から現場付近を全面通行止めとしました。
3日の午前8時から倒れた木の撤去をはじめ、正午に通行止めを解除しました。
倒木で、ガードレールが破損しましたが、けが人はいないということです。
倒木の原因について伊那建設事務所では、1日からの雨の影響もあるとみています。
-
中塚さん中学硬式野球日本代表に選出
伊那市の中学硬式野球チーム伊那リトルシニア所属の中塚遼さんがフランスで開催される2025ヨーロッパ選手権プレ大会の日本代表メンバーに選ばれました。
2日に中塚さんと小澤健監督、中塚さんの両親の4人が市役所を訪れ、白鳥孝市長に日本代表のメンバー入りを報告しました。
中塚さんは春富中学校の3年生です。
伊那リトルシニアの主将で守備は主にピッチャー、打撃では中軸を任されています。
どの方向にも打つことが出来る強打が持ち味で伊那リトルシニアが日本リトルシニア中学硬式野球協会に推薦し審査の結果、全国で18人の代表メンバーの一人に選ばれました。
2025ヨーロッパ選手権プレ大会は23日から27日までフランスで開催されます。
-
熱中症の疑いで1人搬送
上伊那広域消防本部によりますと、3日午後4時半現在、辰野町で80代の女性が熱中症とみられる症状で搬送されたということです。
症状の程度は中等症です。 -
河川愛護モニター委嘱
日常生活の範囲内で気付いた天竜川に関する情報を報告する河川愛護モニターの委嘱式が3日駒ヶ根市の天竜川上流河川事務所で行われました。
委嘱式では天竜川上流河川事務所の吉田桂治所長から河川愛護モニターとなった7人のうち出席した5人に委嘱書が手渡されました。
河川愛護モニターは川や堤防に不法投棄がされていないか、油の流出や魚の大量死がないかなど気付いたことを天竜川上流河川事務所に報告するものです。
上下伊那の天竜川を7区域に分けて担当するもので伊那市在住が3人で箕輪町、駒ケ根市、飯田市、喬木村が各1人となっています。
委嘱式で吉田所長は「より良い河川環境が守られるよう力をお借りしたい」とあいさつしました。
河川愛護モニターは巡回の回数に規定はありませんが、河川の情報を月に1回、報告することになっていて任期は来年6月30日までです。
-
伊那地域 前夜の大雨で土砂・浸水被害
1日の伊那地域は多いところで1時間に50ミリ以上の雨量を観測しました。
この大雨の影響で、土砂による被害などが出ています。
このうち、箕輪町木下の住宅では、雨による床下浸水が発生しました。
この影響で、蔵に保管していた米と野菜に被害が出たということです。
住民によりますと床下10センチまで水がきたということです。
箕輪町では、ほかに三日町保育園近くの竜東線で、斜面の土が道路に流れ込みました。
撤去作業は午後3時半現在も行われ、片側通行となっています。
伊那市では、山寺や上の原の住宅の敷地内に水が流れ込む被害があったということです。
また雷により市内のおよそ1,000戸で停電が発生しました。
現在は、全て復旧しているということです。
伊那市のまとめでは雨量はきのう午後7時から10時までに多いところで手良で85ミリ、長谷溝口で76ミリ、仙流荘付近で68ミリとなっています。
南箕輪村の南殿では、雨の影響で水路に土砂や流木がつまる被害が出ました。
重機を使って土砂などを撤去する作業が行われました。
長野地方気象台によりますと、南部では大気が不安定な状況が続くことから3日にかけ、多いところで1時間に40ミリの雨が降ると予想しています。
-
1年生に五平餅をプレゼント
伊那市西春近で五平餅を製造・販売する株式会社鈴平とJA上伊那は、上伊那地域の小学1年生に五平餅をプレゼントしました。
2日は伊那市の西箕輪小学校の1年生43人が給食で五平餅を味わいました。
鈴平は2008年、伊那市の小学1年生を対象に入学祝いとして五平餅の提供を始めました。
2012年からはJA上伊那と協力し上伊那全域の小学校で行っています。
原料のコシヒカリはJA上伊那が提供した地元産です。
今年度は上伊那8市町村の32校で、1,066人の1年生に五平餅が提供されたということです。
JA上伊那が提供したコメ90キロが使用されました。
-
陸軍登戸研究所の研究成果まとめた企画展
太平洋戦争末期に、神奈川川崎市から宮田村や駒ヶ根市などに疎開した陸軍登戸研究所についての研究成果をまとめた企画展が、駒ヶ根市立博物館で開かれています。
開催初日となった1日は、オープニングセレモニーが開かれ、展示会を企画した登戸研究所調査研究会の会員が、成果を発表しました。
陸軍登戸研究所は、化学兵器の開発、偽札づくり、風船爆弾などの秘密戦を強化するための謀略機関でした。
研究会では、その実態を明らかにしようと調査を進めています。
今回の企画展では、本部となっていた宮田村の真慶寺に残されていた書籍38冊も初公開されました。 陸軍登戸研究所の印が押されています。
医学や農学、爆弾の製造方法から、アジアの地理まで幅広い書籍が並びます。
一風変わった形の机は飯島町で発見されたもので、何に使用されていたか解明されていませんでした。
残留していた物質を調べたところ、塩化アルミニウムであると考えられ、生物兵器を使用した際、自軍を守るワクチン製造のための研究の残骸である可能性があるということです。
この企画展は、8月17日(日)まで駒ヶ根市立博物館で開かれていて、最終日には、記念講演会が、午後1時30分~、駒ヶ根市文化会館大ホールで予定されています。
また、研究会では、登戸研究所に関する情報提供を求めています。
(駒ヶ根市立博物館 電話0265-83-1135)
-
信大農学部でキャンドルナイト
環境にやさしいミツロウで作られた、ろうそくの明かりを楽しむキャンドルナイトが1日、南箕輪村の信州大学農学部で行われました。
キャンドルナイトでは、生協前広場のテーブルに置かれたおよそ150個のろうそくに火が灯されました。
ろうそくは、環境にやさしいミツバチの巣のロウから作られています。
灯されたろうそくは、伊那市のオーガニック雑貨店、ワイルドツリーが扱っているキャンドルを購入しています。
ステージ発表では、信州大学の伊那軽音楽部とJAZZ研究会が演奏を行いました。
楽器や機材の電源には、太陽光エネルギーが活用されているということです。
飲食ブースも設けられ、訪れた人たちは、ろうそくが灯されたテーブルで鹿肉を使ったジビエカレーなどを味わっていました。
イベントは、参加者が環境問題について考える機会をつくろうと信大農学部の環境学生委員会が2011年から開いているものです。
-
写真集団アルプ 作品展
伊那谷を中心とする山岳写真愛好家でつくる写真集団アルプの作品展「山からのメッセージ」が2日から伊那市のかんてんぱぱホールで開かれています。
会場には40代から80代の会員13人の作品55点が並んでいます。
会員は1年を通して、県内の山を中心に足を運び季節ごとに撮影しているということです。
写真集団アルプは2011年に発足し、作品展は今回で23回目となります。
作品展は8日(火)まで伊那市のかんてんぱぱホールで開かれています。
-
新型コロナ週報 上伊那5人感染
2日発表の新型コロナウイルス感染症の6月23日から29日の週報です。
上伊那は5人、全県は57人でした。
全県の患者届け出数は定点当たり0.70人で減少しています。
-
無量寺で書を楽しむワークショップ
書を筆で書く楽しさや墨の奥深さを知るワークショップが、6月28日に箕輪町北小河内の無量寺で開かれました。
ワークショップには初心者から経験者まで、およそ10人が参加しました。
指導したのは箕輪町在住の書家、山本琇華さんです。
山本さんは書のほか季節の絵も墨を使い描いているということです。
参加者は見本を参考にしながら、作品づくりをしていました。
6月28日は無量寺の中川清健住職も参加していました。
ワークショップは中川住職と山本さんが以前から知り合いだったことから初めて開催されたものです。
-
伊那中央病院 手術室を増設
伊那中央病院は、増加する手術件数に対応するため、手術室を2室増設しました。
6月30日は増設された2室が報道向けに公開されました。
こちらの手術室は、広さ93平方メートルと院内で一番広く、手術に応じて大型の医療機器を持ち込むことができます。
もう1室は、外部より気圧を低い状態にすることができ、感染症の患者に対応できます。
今回の増設で、中央病院の手術室は合計で8室になりました。
中央病院の昨年度の手術件数は前の年度より68件多い3,867件で過去最多となっています。
今回の増室で最大400件対応件数を増やすことができるということです。
高齢者人口の拡大でニーズが増加する中、緊急手術に柔軟に対応できる体制構築のため今回増設しました。
総事業費は院内設備の移設などを含め約6億円となっています。
新しい手術室は30日から運用が始まり、30日はこの2室で緊急の2件を含む3件の手術を行ったということです。
-
高校野球CM 地元の高校生が協力
5日に夏の全国高校野球長野大会が開幕します。
県内ケーブルテレビ局で放送するCMに地元の高校生が協力してくれました。
撮影は31日に伊那市の伊那北高校と伊那弥生ケ丘高校で行いました。
県内各局で放送するCMは近年、伊那ケーブルテレビが制作を担当していて、今年は伊那市のダンス教室「MWMI」に通う高校生に出演を依頼しました。
30秒のCMで振り付けを担当したのは、伊那北高校1年の熊崎花望さんです。
今年の大会テーマ曲にあわせて、野球の動きを取り入れたオリジナルのダンスを考案しました。
高校生の協力で完成したこの高校野球CMは、1日から県内のケーブルテレビ各局で放送が始まります。
伊那ケーブルテレビでは、1日のニュースからCMをお送りします。
-
ひらめき写真クラブ 活動5年目で初の写真展
伊那市で活動している、ひらめき写真クラブの写真展が、1日から伊那図書館で開かれています。
会場には、クラブ員が撮影した写真30点が展示されています。
ひらめき写真クラブは上伊那地域の7人が所属していて、
月に1回いなっせで活動しています。
講師を務めているのは、飯田市在住の写真家、小山光弘さんです。
小山さんが講師を務めた、伊那芸術文化協会の写真教室の参加者の中で、閉講後も引き続き教わりたいという人が集まってクラブが発足しました。
今年で発足5年を迎えていて、今回の写真展は、活動の集大成を披露するために初めて開かれたものです。
クラブ員が5年で撮りためたものの中から、自信のある作品を展示しています。
自由展示でクラブ員が好きな写真も展示されています。
写真展は8日(火)まで開かれています。
-
箕輪町の小中学校将来像を検討
箕輪町の小中学校の将来像について審議する、将来像検討審議会が6月30日に地域交流センターみのわで開かれました。
この日は、第1回の審議会が開かれました。
委員には、高校生やPTA、教職員など20人が委嘱されました。
委員長には元箕輪町教育長の唐澤義雄さんが選ばれました。
審議会では教育委員会の小林久道教育長が唐澤委員長に小中学校の将来像について諮問しました。
「箕輪町の小中学校の教育方針と教育内容」「地域の拠点となる学校のあり方について」「小中学校の教育環境、学校施設環境について」を話し合い、今年度中に答申します。
グループワークでは、委員がそれぞれの意見を出していました。
審議会はあと数回開かれ、今年度中に答申が行われます。
答申内容を踏まえ、教育委員会が小中学校の将来像を策定します。
-
JA上伊那 金芽ロウカット玄米販売
JA上伊那は、白米に比べ栄養価が高く、カロリーも低い金芽ロウカット玄米を7日から店頭販売します。
金芽ロウカット玄米は、玄米の一番外側にある膜「ロウ層」を取り除いたものです。
取り除くことにより、水がしみこみやすくなり、白米のようなふっくらとした食感で通常の玄米よりも食べやすいということです。
栄養価も白米と比べ食物繊維がおよそ8倍、糖質はおよそ32%オフだということです。
1日はJA上伊那本所で職員対象の試食会が開かれました。
米は、上伊那産のコシヒカリが100%使われています。
健康志向が高まる中、上伊那産の米の良さを生かす方法として採用したもので、和歌山県の米の卸売り会社、東洋ライス株式会社に精米を委託し販売します。
店頭販売は7日(月)から始まり、価格は2キロで税込み2,500円です。
上伊那管内のA・コープやファミリーマートJA、直売所で購入することができます。
JA全農が運営する通販サイト「JAタウン」では、1日から販売が始まっています。
-
路線価 2年ぶり下落
相続税や贈与税の算定基準となる路線価が、1日に公表されました。
伊那税務署管内の最高路線価は、2年ぶりの下落となりました。
路線価は、主に道路に面した土地の1平方メートルあたりの標準価格で、相続税や贈与税の算定基準となります。
関東信越国税局によりますと、今回公表された伊那税務署管内の最高路線価は、伊那市荒井のいなっせ前で、去年の3万6,000円より1,000円下落し、3万5,000円でした。
管内の最高路線価は、28年連続で下落し、去年横ばいとなりましたが、今年は再び下落に転じました。
県内10地区ある税務署管内の最高路線価のうち、大町・佐久・長野が上昇、松本・上田・中野が横ばい、飯田・諏訪・木曽が下落となっています。 -
高遠町総合支所 新庁舎完成
老朽化により移転新築工事が進められていた伊那市高遠町の高遠町総合支所新庁舎が完成し、開庁式が30日に行われました。
30日は、白鳥孝市長らがテープカットで新庁舎の完成を祝いました。
建物は、高遠町文化センター駐車場に移転新築されました。
鉄骨造2階建てで、延床面積はおよそ940㎡です。
外観は、城下町の雰囲気に合うデザインとなっています。 -
ご神体を仮殿へ 春近神社で遷座祭
伊那市東春近の春近神社で、本殿の改修工事に伴い、ご神体を仮殿に移す「仮殿遷座祭」が、29日夜に行われました。
午後8時過ぎ。白い布で覆われたご神体が、本殿を出発しました。
神職や祭典委員などが、ゆっくりと参道を歩き、仮殿へと向かいました。
遷座祭は、夜間に行われる風習で、松明と提灯、ろうそくの明かりだけでご神体を運びます。
春近神社の本殿は、宝暦10年、1760年に建立され、伊那市の有形文化財に指定されています。
また、現存する入母屋造りの社殿としては、県内で最も古いもののひとつだということです。
しかし、去年2月、白アリの被害が見つかり、調査をしたところ本殿だけでなく、拝殿の床下まで広がっていたため、改修工事をすることになりました。
前回の遷座祭は、昭和34年1959年に行われ、66年ぶりとなりました。
ご神体は、およそ1時間かけて、無事仮殿に移されました。
春近神社では、7月から改修工事を行い、10月5日に、ご神体を本殿に戻す「本殿遷座祭」を行います。
-
やり投げ倉田さんが日本選手権出場へ
伊那北高校出身で慶応義塾大学3年の倉田紗優加さんは来月東京都の国立競技場で開かれる第109回日本陸上競技選手権大会の女子やり投げに出場します。
30日は倉田さんと伊那北高校陸上部OB会薫友会の堀正秋会長が南箕輪村役場を訪れ藤城栄文村長に大会出場のあいさつをしました。
倉田さんは伊那北高校時代、インターハイ女子やり投げで優勝し、大学に進んでからは関東学生選手権で学生歴代5位の60メートル57を記録し2連覇を果たしたほか今月開かれた日本学生選手権で優勝しています。
関東学生選手権で標準記録を突破したことから来月の日本選手権出場が決まったもので今回が3度目の出場となります。
藤城村長と堀会長から激励金が渡されました。
第109回日本陸上競技選手権大会は来月4日から6日まで国立競技場で開かれます。 -
妊産婦健診専用車両 愛称募集
伊那市は、今年10月に導入を予定しているモバイルクリニックの妊産婦健診専用車両の愛称の募集を7月1日から始めます。
30日は、定例記者会見が市役所で開かれ、白鳥孝市長が概要を説明しました。
伊那市では、移動診療車モバイルクリニックを2019年度から運用しています。
妊産婦健診での需要が特に高まっていることから専用車両を今年10月に導入することにしていて、今回その車両の愛称を募集するものです。
桜の花びらをあしらったピンク色を基調としたデザインを予定していて、募集テーマは「未来をはぐくむ、柔らかいぬくもりのある愛称」としています。
伊那市に在住または勤務・通学している中学生以上なら誰でも応募できます。
募集期間は、7月1日から8月1日までです。
採用者には、高遠さくらホテルのペア宿泊券が送られます。
詳細は、伊那市のホームページをご確認ください。 -
伊那市長谷で茶の苗木を植樹
伊那市を抹茶の産地にしようと、野底の日本茶専門店お茶屋いちえとWakkaAgriは、お茶の苗木を30日に植樹しました。
Nきょうは、伊那市長谷中尾の茶畑でお茶屋いちえの井口裕太さんとWakkaAgriの高橋隆文さんが植樹をしました。
一昨年と去年に長谷中学校と長谷小学校の子ども達が植えた苗木は、寒さの影響で成長しませんでした。
成長しなかった苗木およそ100本を井口さんが店の敷地の苗場で2年間育てました。
30日は、そのうち30センチ~40センチほどに成長したおよそ30本を植えていきました。
この活動は、信州抹茶プロジェクトとして伊那市を抹茶の産地にしようと井口さんとWakkaAgriが2年前から共同で進めています。
井口さんは「5年後には茶摘みが出来るように寒さに気を付けながら育てていきたい」と話していました。
-
伊那地域35.0度今季初の猛暑日
30日の伊那地域は、午後2時15分に最高気温35.0度を記録し、今年初の猛暑日となりました。
6月の最高気温としては過去3番目の記録となりました。
長野地方気象台とよりますと、今後一週間は真夏日並みの暑さが続くということです。
また、上伊那広域消防本部によりますと、今日午後3時半現在、熱中症とみられる症状で搬送された人はいないということです。
-
伊那まちバラジャズストリート 商店街に音楽響く
先月から伊那市通り町商店街で開かれていた、伊那まちバラぶらりの最終日の21日に、伊那まちバラジャズストリートが開かれました。
通り町商店街周辺の9会場で演奏が行われ、訪れた観客が音楽を楽しんでいました。
バラジャズストリートには県内外からおよそ40組が出演しました。
午後3時からは、セントラルパークからいなっせ前までが歩行者天国になりました。
いなっせ前エントランスでは、南信で活動しているツインアルプスビッグバンドと、伊那市の、k-kidsダンススタジオが共演しました。
ビッグバンドの演奏に合わせ、ジャズダンスを披露しました。
バラジャズストリートでのダンスパフォーマンスは今回が初めてです。
いなっせ近くにはキッチンカーや屋台も出店し、飲食を楽しむこともできました。
中川賢司副実行委員長は、「親子連れや高齢者など、去年よりも多く来場いただき、老若男女が楽しめるイベントになった。来年以降も伊那の街を音楽で盛り上げていきたい。」と話していました。
-
伊那市公共交通の利用状況報告
伊那市の地域公共交通会議と地域公共交通協議会の合同会議が26日、市役所で開かれ路線バスやぐるっとタクシーなどの利用状況が報告されました。
会議には伊那市のほか、バスやタクシーの事業者など約20人が出席しました。
会議では昨年度の路線バスなどの利用状況が報告されました。
市街地循環バスなど路線バスの利用者は14万7,346人で前の年度より39人減少しました。
ぐるっとタクシーは2万9,240人で245人減少しました。
ほかに市街地デジタルタクシーは2万4,480人で3433人増加しました。
伊那市では今年度の公共交通の利用促進事業として運転免許証自主返納者への運賃割引制度の継続や保育園児へのバス育の実施などを計画しています。 -
俳人 月野ぽぽなさん講演
伊那北高校の卒業生で俳人の月野ぽぽなさんの講演会が21日、伊那市の伊那文化会館で開かれました。
月野さんは伊那北高校を卒業後、信州大学教育学部に進み教員となりました。
国際的に活動しているピアニストの夫とともにアメリカに渡り、ニューヨークを拠点に活動しています。
アメリカで俳句結社に入会し、これまでに数々の賞を受賞しています。
講演会では「自分と繋がり自分を生きる」をテーマに俳句の魅力を紹介しました。
月野さんは「俳句をつくることは、自分と語り合い、自分の感覚を受け入れることです。それにより自己肯定による自愛が生まれ自分と繋がる幸福感を得ることができます。」と話していました。
講演会は同窓会やPTAなどでつくる薫ヶ丘クロスペンアカデミーが開いたもので会場には在校生や一般など約800人が集まりました。
-
箕輪南宮神社 茅の輪くぐり
箕輪町木下の箕輪南宮神社で半年間の穢れを祓う夏越大祓が29日に行われました。
境内の鳥居には直径およそ3メートルの茅の輪が設置されています。
大祓の神事には神主や総代会などおよそ20人が参加しました。
茅の輪を左回り、右回り、左回りと3回8の字にくぐることで半年間の穢れを清め、残り半年を無病息災で過ごせるとされています。
またこの日は人形のお焚き上げも行われました。
人の形をした紙に名前と数え年を書いて燃やすもので、罪や穢れを人形に写し取って焚き上げるということです。
総代会では「これからの半年を平穏無事に過ごしたい」と話していました。
茅の輪は来月13日の例大祭まで設置されています。 -
大芝高原プール跡地 ランバイクやマウンテンバイク体験会
南箕輪村の大芝高原のプール跡地で園児と小学生を対象にしたランバイクやマウンテンバイクの体験イベントが29日、行われました。
29日は、村内外からおよそ30人が参加しました。
大芝高原のプール跡地に設置されたコースを子どもたちはペダルの無いランバイクやマウンテンバイクで走っていました。
パンプトラックというコブが連続したコースでは苦戦しながら操作していました。
イベントは、大芝高原のプール跡地をスケートボードパークとして整備し、アクションスポーツの普及を目指すNPO法人sprocketが行っています。
ランバイクやヘルメットの貸し出しも行いました。
イベントは、来月27日と8月23日にも行われるということです。