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箕輪町二十歳のつどい 184人が出席
箕輪町では、15日に町文化センターで式が行われ、対象者は321人中184人が出席しました。
白鳥政徳町長は「若さ溢れるエネルギーと柔軟な発想力を発揮し、新しい時代を切り拓いてください」と挨拶しました。
対象者有志でつくる実行委員会の藤田眞宙実行委員長は、コロナ禍などを振り返りながら挨拶をしました。
式では、みのわ太鼓保存会が祝い太鼓を披露しました。
出席者の中には保存会のメンバーもいて、一緒に演奏をして二十歳を祝いました。
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大出区戦没者慰霊祭
日清・日露戦争、太平洋戦争で亡くなった人の霊を慰める、箕輪町大出区の戦没者慰霊祭が、17日に大永寺で行われました。
慰霊祭には、遺族会や地区の役員など40人が参列し、慰霊碑の前で焼香をして手を合わせていました。
大出区では、日清・日露戦争、太平洋戦争で33人が命を落としました。
戦没者慰霊祭は、大出区社会福祉協議会が行っていて、これまでは3年に1度でしたが、今年から毎年実施することにしました。
大出区社協の田村良信会長は「次世代に平和の大切さを伝えていくことが私たち大人の使命です。」と話していました。
大出区遺族会の北川喜一代表は「高齢化で会員は減少しているが、悲惨な戦争を二度と起こしてはいけないということを伝えていきたい」と話しました。
遺族会の会員は現在23人となっています。
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親方と力士が指導 相撲教室
元関脇の親方や現役力士から指導してもらう伊那市少年相撲教室が、伊那市の伊那東小学校で16日に開かれました。
上伊那を中心に小学生16人が参加しました。
指導に訪れたのは元関脇 魁聖の友綱親方と幕下の魁勝、三段目の魁新丸の3人です。
子どもたちは、まわしの付け方を教わると、四股の踏み方や、すり足などの基本動作を学んでいました。
「すり足は、しっかりと腰をおとしてください」などと力士からアドバイスを受けていました。
昼食には、ちゃんこ鍋が用意され、親方や力士からよそってもらっていました。
伊那東小学校では恒例行事として年一回、学校で相撲大会を開いていましたが、新型コロナの影響もあり現在は中止となっています。
この相撲教室は、日本相撲協会に応募して当選し実現したもので、上伊那では初めての開催だということです。
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熱中症の疑いで80代男性搬送
上伊那広域消防本部によりますと午後4時半現在、伊那市で80代の男性が熱中症とみられる症状で搬送されたということです。
症状の程度は軽症です。 -
南箕輪村大泉でまんど振り
先祖の霊を迎えるまんど振りが、南箕輪村大泉で13日に行われました。
まんど振りは、大麦のわらを束ねたものに火をつけて回し、先祖の霊を迎えるお盆の伝統行事です。
この日は大泉川近くで、小学生らおよそ60人が参加し、170個のまんどを回しました。
大泉のまんどはおよそ200年続くとされていて、大泉まんどの会、大泉田園景観保全会とPTAが協力し行っています。
大泉まんどの会の唐澤俊男会長は「伝統行事を通じて地区の結びつきが生まれている。子どもたちの思い出づくりにつなげていきたい」と話していました。
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盆休みの1日延長を求めて 盆正月
南箕輪村田畑で、盆休みの延長を求めて区長などの家をバリケートで封鎖する伝統行事、盆正月が16日の夜から17日にかけて行われました。
今年は区長の家ではなく、公民館が封鎖されました。
17日の午前8時頃、田畑区長の松澤良行さんが公民館の様子を見に来ていました。
16日の夜に地区のPTAや子ども20人で門松や子どもみこし並べ、公民館の入口を封鎖しました。
公民館の様子を見た松澤区長は、地区役員に盆休みの1日延長を伝える電話をしました。
バリケードは、1時間ほどかけて役員で片づけたということです。
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ドラ盆おどりフェス 交差点にやぐらを設置
伊那市の中心市街地で15日に、「ドラ盆おどりフェス」が行われました。
ドラ盆おどりフェスは、人口減少や新型コロナの影響などにより消えつつある盆踊りを復活させようと行われたもので、去年に続き2回目です。
今年はさらに一体感のあるイベントにしようと、メイン会場のセントラルパーク前の交差点にやぐらが設置されました。
伊那節振興協会の生唄・生演奏で、伝統の伊那節や勘太郎月夜唄、軽快なリズムが特徴の八木節などおよそ10曲を踊りました。
フェスは、商店主やまつり芸能集団田楽座、高校生などでつくる実行委員会が企画したものです。
実行委員長でさくら国際高校2年の池上太一さんです。
会場には、キッチンカーなども出店し、親子連れなどで賑わいました。 -
伊那中学校女子バスケ部 4年連続全国大会出場へ
4年連続で全国大会出場を決めた伊那市の伊那中学校女子バスケットボール部は、21日から始まる大会に向けて練習に励んでいます。
夏休み中の18日は、伊那中学校の体育館で練習が行われていました。
女子バスケ部は、主将の富嶋妃茉里さんを中心に3年生10人、2年生8人、1年生6人の24人です。
スタメン5人の平均身長は163cmほどと高くはありませんが、スピードと持久力を活かしたプレーが持ち味です。
県大会1位で臨んだ北信越大会でも順調に勝ち進み、決勝戦は強豪新潟清心女子中学校と対戦しました。
第2クウォーター終了時点で16対24とリードを許しますが、逆転で3年連続の優勝を果たしました。
全国大会出場は4年連続、6回目です。
中心選手の1人、3年でゲームキャプテンの藤野珠乃愛さんは、北信越大会で最優秀選手に選ばれました。
全国大会のこれまでの最高成績はベスト8で、記録を更新し優勝を狙います。
全国中学校バスケットボール大会は、21日から24日まで、鹿児島県で開かれます。
伊那中は、九州2位と関東4位のチームと予選リーグを戦い、決勝トーナメント進出を目指します。 -
学生が地元企業から話聞く 就活イベント
上伊那地域で就職を希望する学生が地元企業の人事担当者や若手社員から話を聞く就活イベントが、18日と19日の2日間行われています。
イベントは伊那市のJA上伊那本所で行われています。
来年度以降に卒業予定の学生が対象で上伊那地域出身で県内外の大学や専門学校に通うおよそ40人が参加しました。
企業側は地元の製造業やサービス業など45社が参加しました。
就活イベント「かみいな就活ラボス イッチON!」は、本格的な就職活動が始まる前に地元の企業を知ってもらおうと企業や行政でつくる若者人材確保事業実行員会が行ったものです。
各テーブルでは面接対策になるようにと学生が自分の強みや弱みなどの自己分析を発表し、それに対し企業の人事担当者は「何を伝えたいか事前準備が大事」「自己アピールの場所にしてほしい」といったアドバイスを伝えていました。
18日は、ほかに若手社員から就活の経験談などを聞きました。
19日は会社見学が予定されていて、学生は6つのグループに分かれて25社のうち希望する4~5社を見学します。 -
南小河内の伝統行事おさんやり
箕輪町南小河内に伝わるお盆の伝統行事おさんやりが16日に行われました。
16日はおよそ40人がカラマツとナラで組み立てたおよそ400キロのお舟を担いで区内1.3キロのコースを巡航しました。
途中からは車輪を付けて、担ぎ手の負担軽減を図っていました。
おさんやりは南小河内地区で200年ほど前からお盆に行われている厄払いの行事で、箕輪町の無形民俗文化財に指定されています。
巡航では、おさんやりについて学んでいる地元の箕輪東小4年生がミニお舟を引っ張りました。
巡航の途中では、担ぎ手たちが輪になって唄う、よいそれ節が披露されました。
午後8時にお舟がナラの木の周りを3周し、最後に勢いをつけてゆすり、お舟を壊しました。
お舟の破片は、区民が持ち帰り、1年間厄除けとして玄関などに飾られるということです。
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信大 加藤さん 町役場で古着回収
信州大学農学部2年の加藤葵さんらが、箕輪町役場で12日から古着の回収を行っています。
この日は回収ボックスを設置するために加藤さんが役場を訪れました。
加藤さんは、今年6月に古着を回収するプロジェクト「古着屋Odoru」を立ち上げました。
回収した古着は10月18日の信大の学部祭「落葉松祭」で販売します。
農学部内で募ったメンバー4人とともに、学部祭に向けて既に回収した古着を現在リメイクしているということです。
売り上げの一部は大学へ寄付され、生理用品の購入に充てられるということです。
箕輪町ではゼロカーボン推進やSDGsにつながることから回収ボックス設置に協力しました。
回収しているものは、衣類・かばん・帽子などです。
下着や靴は回収していません。
回収ボックスは伊那市荒井のすまいテラスいなにも設置されています。 -
伊那北生の4人組バンド「No‐maj」全国へ
伊那市の伊那北高校2年生4人組のバンドグループ「No‐maj」が、18日から埼玉県で開かれる全国高等学校軽音楽コンテストに出場します。
12日は4人が伊那北高校で練習をしていました。
No-majは、ボーカルで箕輪町の小平瞬輝さん、ギターで伊那市の小林春斗さん、ベースで飯島町の北澤凛大さん、ドラムで辰野町の福島旬太朗さんの4人組バンドです。
結成したのは去年の夏で、様々なジャンルが合わさった「ミクスチャー・ロック」バンドです。
No-majは、今月1日に開かれた高校の軽音楽系クラブの合同演奏会「パワーライブ」の県大会で2位となり、全国大会出場を決めました。
演奏するのはオリジナル曲「泣くな」です。
No-majが出場する第12回全国高等学校軽音楽コンテストは18日から埼玉県で開かれます。
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毎年恒例 南箕輪村で盆花販売
毎年恒例の盆花の販売が12日に南箕輪村役場の駐車場で行われました。
この日は午前9時から販売が始まりました。
販売は、南箕輪村の農家でつくる村農業経営者協議会が毎年行っています。
使用されているアスターと菊は、協議会が育てているものです。
今年は天候に恵まれ、花の育ちが良かったということです。
およそ1,200束を用意し、そのうち例年並みのおよそ800束の予約がありました。
予約は一束500円、当日購入は600円で販売され、多くの人が買い求めていました。
村役場駐車場での販売はきょうだけですが、ファーマーズあじ~なや、大芝高原味工房で購入できるということです。
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6年ぶりの日影区納涼祭に笑顔
伊那市日影区の納涼祭が6年ぶりに日影公民館で10日に開催され、多くの人で賑わいました。
10日はあいにくの雨となりましたが、会場にはゲームや飲食などの出店がならび、訪れた人たちが楽しんでいました。
日影区の納涼祭は、新型コロナウイルスの影響で2020年から中止となっていました。
新型コロナも治まり、区民の交流を深めようと6年ぶりに開催されました。
公民館の広間では、地区の有志でつくる青友会のメンバーが獅子舞を披露しました。
この日は、五穀豊穣や区の安泰を願う舞を行いました。
池上盛正区長は「6年ぶりに開催できて本当にうれしい。多くの人が顔を合わせる事で、地域の絆作りにつなげていきたい」と話していました。
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ジュニア和楽器講座 開講
子どもたちに和楽器に親しんでもらうための今年度の「ジュニア和楽器講座」が、3日から伊那市のいなっせで始まりました。
今年度の講座には、尺八に2人、三味線に1人、箏に19人の合わせて22人が参加しました。
文化庁伝統文化親子教室事業の助成を受けて伊那市が行っている講座で、今年で7年目です。
7年前に伊那市に和楽器が寄付されたことから、それを活用しようと始まりました。
8月に始まり月に1度講座を受講し来年1月に発表会を開きます。
毎年参加している子どもたちも多く、今日の箏のクラスでは早速、本番で演奏する曲に取り組んでいました。
三味線のクラスは、3年ほど前からこの講座にかよう高校生1人が受講し、できるだけ前を向いて演奏することなどのアドバイスを受けていました。
尺八のクラスでは、初めて挑戦する子どももいて、音を出すのに苦労していました。
ジュニア和楽器講座では、随時参加者を募集しているということです。(伊那市生涯学習センター 電話78-5801)
発表会は、来年1月25日に伊那市のニシザワいなっせホールで開かれる予定です。
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県内若手作家3人の公募個展
長野県内の若手作家3人の公募個展ステップ2025が伊那市の伊那文化会館で開かれています。
若手作家公募個展は40代までの県内ゆかりの若手を支援しようと伊那文化会館が毎年開いています。
今回は県内出身の作家11人の応募があり選ばれた3人が油彩画や写真などを展示しています。
川上村出身の油井祥子さんは、油彩画を出品しています。
テーマは「だれかのいつか」で、山や空を題材にした作品が並べられています。
こちらの作品は会場の伊那文化会館にちなみ伊那市内から見た南アルプスを描いたものです。
松本市出身の篠田優さんは写真などを出品しています。
テーマは「Fragments of the place2017-2019」で2017年に解体が始まった信濃美術館とその周辺で撮影した写真などが並べられています。
作品は美術館としての役目を終えた解体中の建物の一部を切り取っています。
諏訪市出身の齋藤春佳さんは、空間全体を作品とするインスタレーションを展示しています。
「影の形が山」をテーマに天秤などのオブジェと映像を組み合わせた作品となっています。
若手作家公募個展ステップ2025は24日(日)まで伊那文化会館で開かれていて入場は無料です。
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伊那市美篶 上島さん少年警察ボランティア表彰
伊那市美篶の上島輝一さんは少年の健全育成に貢献したとして、長野県少年警察ボランティア協会特別功労者表彰を受賞しました。
7月30日は伊那市の伊那警察署で伝達式が行われ駒津一治署長から表彰状が手渡されました。
表彰は長野県警察本部長と長野県少年警察ボランティア協会会長が連名で少年の非行防止や健全育成活動に貢献した個人や団体に対して行っています。
伊那少年警察ボランティア協会伊那第2ブロックのブロック長を務めている上島さんは、市内の大型店舗でパトロールや下校中の児童、生徒に対して声掛けなどを行ってきました。
功労者表彰は今年度、上島さんを含めて県内24人が受賞しました。
30日はほかに、辰野町在住で伊那少年警察ボランティア協会辰野ブロックの赤羽博ブロック長に長野県防犯協会連合会から防犯功労者表彰が伝達されました。 -
五輪選手が指導 フェンシング練習会
去年のパリオリンピックで金メダルを獲得した飯村一輝選手と箕輪町出身で東京オリンピックに出場した西藤俊哉選手が指導するフェンシングの練習会が10日箕輪町の箕輪進修高校で開かれました。
練習会には、町内を中心に全国各地の小中学生およそ50人が参加し日本代表の飯村選手と西藤選手から指導を受けました。
フットワークの練習では、「体幹や体の軸がぶれないよう意識し、膝から下は力を抜き、素早く前後に動く事が大切です」と教えていました。
練習会は長野県フェンシング協会が競技の普及や、2028年の国民スポーツ大会に向けた選手育成を目的に開いたもので去年に続き2回目です。
飯村選手は、慶応大学の4年生で、去年のパリオリンピックでは、男子フルーレ団体に出場し、金メダルを獲得しました。
西藤選手は、箕輪町出身で東京オリンピックに出場しました。
練習会は11日も箕輪進修高校で開かれる予定です。
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うたごえサークルざざむし 平和音楽会
上伊那の合唱愛好者でつくる「うたごえサークルざざむし」の第11回平和音楽会が、ニシザワいなっせホールで10日に開かれました。
音楽会には、うたごえサークルざざむしのメンバーなどおよそ50人が参加し、11曲を披露しました。
音楽会では、戦後80年の節目として、上伊那の小学生でつくる合唱団とざざむしが、戦時中の動物園を題材にした「ぞうれっしゃよはしれ」を歌いました。
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ぽかぽかひだまりの家 オープン1周年
伊那市西町で月に1回開催している子どもの居場所「ぽかぽかひだまりの家」が、オープン1周年を迎えました。
ひだまりの家は、月に1回、西町の沢地域交流センターで開催している子どもの居場所です。
大道芸人として活動してきたゴンベエワールドこと、矢野正貴さんが中心となり開催していて、
「おとぎの国のような 秘密基地のような」をテーマに、おもちゃで遊んだり、輪投げなどで遊べます。
10日は、1周年を記念してフランクフルトとポップコーンも振る舞われました。
ひだまりの家は、毎月第2日曜日の、午前10時から午後3時まで、伊那市西町の沢地域交流センターで開かれています。
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伊東由香バレエスクール 発表会
南箕輪村田畑のバレエ教室伊東由香バレエスクールの発表会が9日伊那文化会館で開かれました。
発表会では、バレエの古典作品「眠れる森の美女」などを披露しました。
発表会に出演したのは保育園児から大人までの72人です。
伊東由香バレエスクールでは2年に一度発表会を開いていて、今回で13回目となります。
代表の伊東さんは「自身のひとつ上のレベルを目指しレッスンに励み、一人ひとりが自分の魅力を再発見する機会となった」と話していました。
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伊那市手良で早くも稲刈り
JA上伊那管内で、今年最初の稲刈りが行われました。
9日に管内で最初に稲刈りをおこなったのは、伊那市手良の株式会社中坪ノーサンです。
9日は、およそ15アールの田んぼで、コシヒカリよりも早く収穫できる早生品種「五百川」を登内美穂社長がコンバインで刈り取っていました。
五百川は、粘りと甘みが特徴とされています。
中坪ノーサンでは、伊那市手良のおよそ32ヘクタールの田んぼで米を栽培していて、今年は暑い日が続いたものの、水の管理を徹底したことで、大きな病気もなく順調に育ったということです。
中坪ノーサンでは「地域のみなさんから新米を楽しみにしているという声を多くいただいている。全国的に米不足が懸念される中、無事に収穫が始まりました。」と話していました。
中坪ノーサンでは、10月中旬まで稲刈りを行う予定です。
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親子が珍しい生き物に触れる
伊那市の伊那図書館で、珍しい生き物とふれあえる夏休み恒例の人気イベントが9日に開かれました。
会場には、ヘビやタカ、サンショウウオなど普段なかなか見ることのできない生き物が勢ぞろいしました。
これらを育てているのは、伊那図書館の館長、埋橋俊道さんです。
埋橋さんは、子どもの頃から生き物が好きで、現在は自宅で6種類7匹の生き物を飼育しています。
イベントでは、アフリカウシガエルやニシキヘビの一種「ウォーターパイソン」などをケースから取り出し、それぞれの生態や特徴を埋橋館長が解説しました。
なかでも、アフリカに生息する「ボールパイソン」はおとなしく、子どもたちが実際に触れたり、首に巻いてみたりと、貴重な体験を楽しんでいました。
イベントは午前と午後の2回行われ、午前の回には親子連れなどおよそ70人が参加し、珍しい生き物たちとのふれあいを楽しんでいました。 -
伊那谷の所蔵品~旧上伊那図書館の書庫~
伊那ケーブルテレビ放送エリア内の文化施設で展示されている所蔵品を紹介するコーナー、伊那谷の所蔵品。
8日は、伊那市創造館です。
「旧上伊那図書館の書庫」 -
ひまわり迷路完成
伊那市西箕輪の西箕輪南部保育園の東側にある畑に、今年も大きなひまわりの迷路が完成し、園児たちが駆け回りました。
8日は、西箕輪南部保育園の園児およそ30人が訪れ、高さ2メートルほどに育ったひまわりの間を走り回りながら、ゴールを目指して迷路を楽しんでいました。
このひまわり迷路は、地元の子どもたちに農業の楽しさや自然とのふれあいを体験してもらおうと、JA上伊那青壮年部西箕輪支部が毎年取り組んでいるもので、今年で11年目です。
13アールの遊休荒廃地に、およそ1万本のひまわりが咲いています。
園児と支部のメンバーが今年6月に種をまき、花が咲きそろうと一部を刈り取って迷路が作られました。
JA上伊那青壮年部西箕輪支部の唐澤和幸支部長です。
このひまわり迷路は、お盆過ぎまで楽しむことができ、自由に入れるということです。 -
ジオパークをPR 伊那市内でイベント
伊那市内で、謎解きイベントや企画展など、南アルプスエコ・ジオパークをPRするイベントが行われています。
謎解きイベント「構造君・ジオ博士と行く!謎解き調査団!!」は、謎を解き、景品をもらうことができるイベントで、高遠町と長谷の2つからコースを選ぶことができます。
長谷をまわるコースでは、南アルプスエコ・ジオパークにまつわる4つの問題が出題されています。
南アルプスむら長谷にあるビジターセンターを出発し、外にある看板で1問目を解きます。
そのあと、車などで移動して中央構造線が見える溝口露頭、神田橋、熱田神社で問題を解きます。
謎解きは、伊那市地域おこし協力隊が企画しました。
11月9日まで実施していて、ビジターセンターや高遠町観光案内所で謎解きシートをもらい誰でも参加することができます。
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南箕輪中3年加藤さん 砲丸投げで全国へ
南箕輪村の南箕輪中学校3年の加藤杏さんは、17日から沖縄県で開かれる陸上競技の全国大会に、砲丸投げで出場します。
7日は、加藤さんと母親の真理子さんが役場を訪れ、藤城栄文村長に全国大会出場を報告しました。
加藤さんは、7月に開かれた、県の通信陸上大会で標準記録の12m50を突破し、自己ベストの12m98で全国大会出場を決めました。
中学女子の砲丸の重さは2.721キロで、学校や競技場での練習のほか、家で体幹トレーニングに取り組んでいるということです。
全国大会は、17日から20日まで沖縄県で開かれます。
加藤さんが出場する女子砲丸投げは、20日に試合が行われます。 -
UTパレットで23日 大学生と中高生などが語り合うイベント
上伊那出身で、帰省中の大学生と、地元の中高生や大人が語りあうイベントが、箕輪町のJR木ノ下駅前にあるUTパレットで23日に開かれます。
7日はUTパレットで、イベントを企画した大学生たちが打ち合わせを行っていました。
今回のイベントは、高校生の時にUTパレットの活動に関わっていた大学1年生6人が企画しました。信州大学、立教大学などに通っていて、現在帰省中です。
イベントでは、グループに分かれて、自分の経験や今気になっていること、興味のあることについて話をします。
交流を深めるために、一緒にカレー作りも行います。
交流イベント「わくわくミートアップ!」は、23日土曜日の午前11時半から開かれます。
参加費は無料で、まだ申し込み可能だということです。
チラシ掲載のQRコードから申し込むことが出来ます。
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笠原区社協の花壇が見ごろ
伊那市美篶の笠原区社会福祉協議会のふれあい花だんが現在見頃となっています。
ふれあい花だんには、マリーゴールドやブルーサルビア、ジニアが植えられていて現在見頃となっています。
花は、笠原区社協の20人で管理をしているということです。
社協では「きれいに咲いているのでぜひ見に来てください」と話していました。
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いなまち探究 KOAの2人が講演
伊那市の産業と若者が息づく拠点施設アルラで「いなまち探究」が7月18日に開かれ、箕輪町に本社があるKOA株式会社のエンジニア2人が、文部科学大臣表彰を受賞した研究について講演しました。
この日は、今年4月に文部科学大臣表彰を受賞した、KOA株式会社の平沢浩一さんと有賀義紀さんが話をしました。
平沢さんらは、車に搭載する電子基板の抵抗器の放熱設計の見直しを行いました。
その中で、当時常識とされていた「抵抗器の周囲の空気の温度」ではなく「基板の温度」を基準とした設計を提案し、国際規格が改定されました。
平沢さんは「国際規格改訂までには20年の歳月が必要だった。今後は研究成果を活かしKOAの抵抗器を業界NO.1にしていきたい」と話していました。
有賀さんは、国際規格改定に向け、同業他社と協力したことなどを紹介し「普段は競合しているが、チーム日本としての提案を世界に発信することができた」と話していました。
講演会には製造業や教育関係者など約20人が参加しました。
アルラでは、月に1度「いなまち探究」を開いていて、今回は社会人向けに伊那谷の優れた技術や文化を学ぶ場として講演会が開かれました。