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ウサギの譲渡会 緊急開催へ
長野県伊那保健福祉事務所は管内で引き取ったウサギの譲渡会を今月から来月にかけて開催します。
体長およそ30センチの白色のウサギです。
保健所では動物愛護法により犬・猫のみ引き取りを行っています。
今回は多頭繁殖で適切な飼育がされていなかったため特例で48匹を引き取ったということです。
このような飼育状況だったため、ウサギの年齢は不明です。
伊那保健福祉事務所では新しい飼い主を探すため、緊急で譲渡会を開催します。
初回の譲渡会はすでに申し込みが終了していて、15組ほどの申し込みがあったということです。
次回以降は10月25日、11月1日、22日、いずれも土曜日の午前11時から午後0時半まで行います。
開催場所は伊那合同庁舎です。
譲渡の条件として、県内に住んでいること、家族全員から飼育の合意が得られていること、販売・繁殖を行わないことなどを挙げています。
譲渡会は事前予約制です。
参加申し込みは伊那保健福祉事務所食品・生活衛生課、電話0265-76-6839で前日まで受け付けています。
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富県郵便局で強盗訓練
伊那市の富県郵便局で、強盗犯が押し入ったことを想定した訓練が9月24日に行われました。
伊那警察署員が扮する強盗が、刃物を手に郵便局に押し入りました。
女性客を人質に取り、金を要求しました。
金を奪うと、犯人は外に逃走しました。
通報を受け警察官が駆け付けると、職員が犯人の特徴を伝えていました。
伊那署では、犯人の特徴を複数人で記録することや犯人が触ったものや足跡など証拠の保存を行うようアドバイスしていました。
この日は、電話でお金詐欺被害防止の声掛け訓練も行われました。
警察官から300万円を用意しないと逮捕すると電話を受けた男性が窓口に来たという想定で行われました。
対応した局員は、詐欺を疑い事情を聞きながら男性を落ち着かせていました。
伊那署によりますと、今年に入り偽警察官からの電話による詐欺被害が増えてきているということです。
訓練は、上伊那の郵便局で毎年行われています。
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中原知得さん米寿記念 水墨画と盆栽展示会
上伊那の水墨画愛好者でつくる、瑞雲墨志会の前の会長の、中原知得さんの米寿を記念した、水墨画と盆栽の合同展が、伊那市のかんてんぱぱホールで開かれています。
会場には中原さんが手掛けた水墨画と盆栽合わせておよそ110点が展示されています。
中原さんは駒ヶ根市在住で、2月に88歳の米寿を迎えました。
水墨画は、定年退職した60歳のころにはじめ、中原さんが訪れた全国各地の風景などが描かれています。
盆栽は20代のころから行っていて、手掛けてから60年、樹齢およそ100年になる盆栽も展示されています。
展示会は、7日火曜日までかんてんぱぱホールで開かれています。
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元信濃グランセローズ山田夢大さん 母校高遠高校で講演
伊那市高遠町の高遠高校でPTA講演会が2日に開かれ、卒業生で、元信濃グランセローズの山田夢大さんが、後輩たちへメッセージを送りました。
山田さんは現在24歳です。
高遠高校出身で、日本福祉大学を経て去年、信濃グランセローズに投手として入団しました。
去年は開幕投手も務め、 今シーズンは24試合に登板して6勝6敗5ホールドの成績でしたが、先月末にチームを退団しました。
山田さんは、自身の少年時代から現在までを振り返りながら、夢を持ち続けることの大切さを話しました。
質問コーナーでは生徒から、「練習中に意識していることは何か?」と質問が出ました。
山田さんは「答えを先にもとめるのではなく、自分で考えて取り組むことが大切です」と答えました。
山田さんは今後、社会人野球からNPB入りを目指すということです。
講演会は、高遠高校100周年に合わせ、先輩から後輩へメッセージをつなぐことを目的に開かれました。
会には高遠高校の全校生徒とPTA役員など、およそ250人が参加しました。
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50代男性1,155万円相当詐欺被害
伊那市内に住む50代の男性が仮想通貨約1,155万円分をだまし取られる詐欺被害が発生しました。
伊那警察署の発表によりますと男性は7月中旬、SNSを通じて知り合った女を名乗る相手から「投資のスペシャリストの知り合いがいる。この人の指示に従って暗号資産イーサリアムで外貨取引をすれば必ず儲かる」など投資を勧めるメッセージを受信しました。
男性は複数回に渡り、暗号資産イーサリアムを購入して相手から指定された送金先に、合計1,155万円分を送りました。
その後投資分の金を出すことができず知人に相談し、被害に気付いたということです。
伊那署では、SNSやインターネットでの投資話は詐欺を疑うなど、被害防止を呼び掛けています。
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南箕輪村広島平和学習 報告会
8月に広島県で平和学習を行った南箕輪村の小中学生による研修報告会が、1日の夜に村民センターで開かれました。
報告会では、平和学習に参加した小中学生12人が学習のまとめを発表しました。
子どもたちは、8月5日と6日に広島県を訪れ、平和記念公園や原爆ドームの見学、平和記念式典への出席で、戦争と平和について学びました。
村では、戦後80年にあわせ、小中学生とその保護者の広島平和学習を初めて行いました。
報告会では、パワーポイントなどを使って、分かったことや感じたことを発表しました。
報告会にはおよそ20人が訪れ、発表を聞いていました。
なお、同じ日程で広島平和学習を行った箕輪町でも、1日に報告会が開かれました。
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秋の味覚マツタケ ようやくお目見え
暑さの影響で遅れていた秋の味覚、マツタケの時期がようやく到来しました。
伊那市ますみヶ丘の直売所では、9月27日から売り場を開設し、マツタケを販売しています。
今年は暑さや雨が少なかった影響で、2週間ほどシーズンが遅れました。
現在は、1日10キロほど入荷していますが、小ぶりなものが多いということです。
2日は多くの人が訪れ、マツタケを買い求めていました。
この店舗では、サイズや質にもよりますが、1パック3,000円から1万5,000円で販売しています。
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秋映と南水 出荷作業ピーク
箕輪町のJA上伊那果実選果場では、りんごの秋映と梨の南水の出荷がピークを迎えています。
10月1日はJA上伊那の職員とアルバイトのあわせて60人が出荷作業を行いました。
秋映の出荷作業は9月下旬から始まり、現在ピークを迎えています。
秋映は、酸味があり味が濃いのが特徴です。
JA上伊那によりますと、主要品目ではないものの栽培しやすい品種ということもあり生産する農家が年々増えてきているということです。
去年は120トンを出荷し、今年は130トンを見込んでいます。
出荷作業は10日頃までを予定しています。
また、農家が選果場に収穫した南水を持ち込んでいました。
今年は水不足や気温が高い日が続いた影響で大きさにばらつきがありますが、味は良いということです。
去年は370トンを出荷し、今年は360トンを見込んでいます。
南水は冷蔵貯蔵できることから長期的に出荷できる品種で作業は12月頃までを予定しています。
秋映と南水はいずれも東京や名古屋、大阪などへ出荷されるということです。
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南箕輪村の教育長に尾形さん就任
任期満了に伴う南箕輪村の新しい教育長に、田畑の尾形浩さんが10月1日付けで就任しました。
10月1日は役場で就任式が行われ、藤城栄文村長から尾形さんに人事通知書が手渡されました。
尾形さんは、昭和35年生まれの64歳で、筑波大学第一学群自然学類を卒業後、県内中学校の教諭として勤務し箕輪中学校校長などを務めました。
新教育長の任命は清水閣成教育長の任期満了に伴うものです。
尾形教育長の任期は10月1日から3年間です。
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伊那西高校 衣替え
10月に入り衣替えの季節となりました。
伊那市の伊那西高校では、冬服を着て登校する生徒の姿が見られました。
伊那西高校では、9月30日から10月14日まで移行期間としてその日の気温に応じて夏服か冬服を選ぶことができます。
けさは、1年を通して着ることができるカーディガンを羽織る生徒が多くみられました。
そんななか冬服を着て登校した3年生のある生徒は「この冬服も自分たちの代で最後なので思い出をたくさんつくっていきたい」と話していました。
伊那西高校では昨年度、制服を新しくしたため、今の3年生が着用している旧デザインの制服は今年度で最後となります。
1日朝の伊那地域の最低気温は午前5時19分に平年並みの16.3度となりました。
長野地方気象台では、2日朝は、最低気温が12度になると予想しています。
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第18回進修祭 「ありがとうプロジェクト」で海外支援
箕輪町の箕輪進修高校生徒会は、今月行われる第18回進修祭で、家庭の不用品、リサイクル品を回収し、海外の困っている人に届ける「ありがとうプロジェクト」を行います。
9月25日に、箕輪進修高校3年で生徒会長の藤沢・カウエ・勇志さんと、2年で、次期生徒会長の小池天さんが役場を訪れ、くらしの安全安心課の職員に、プロジェクトの広報を依頼しました。
職員は依頼を快諾し、受け取ったチラシやポスターは町の施設に掲示されています。
プロジェクトでは、家庭の不用品、リサイクル品を回収し、伊那市西春近の一般社団法人ありがとうプロジェクトを通じて海外に送ります。
箕輪進修高校生徒会は多様性を尊重する活動を目指していて、海外にルーツのある生徒や住民にも参加してほしいという思いから、チラシを日本語だけでなく、英語、ポルトガル語でも作成しました。
第18回進修祭は17日と18日の2日間開催されます。
不用品、リサイクル品の回収は、一般公開日の18日土曜日の午前9時から午後2時まで、生徒玄関で行われます。
回収できる物品は二次元コードから確認することが出来ます。
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子どもの権利について考える
子どもの権利について考える講演会がきょう、伊那市の伊那公民館で開かれました。
講演会では元教員で、子どもの権利条例をすすめる市民の会共同代表の宮下与兵衛さんが話をしました。
宮下さんは「子どもを、将来仕事に就いたり、市民として社会に参加するまでの未熟な存在だという考え方はおかしい。子どものときから社会の一員であり、その権利が尊重されなければならない」と話していました。
講演会は住民有志でつくる、子どもの権利条例をすすめる市民の会が開いたもので会場にはおよそ40人が集まりました。
会では「子どもの権利に関する条例を制定することに意味があるのではなく考え方を地域に広めていくことが大事だ」と話していました。
上伊那では箕輪町が子どもの権利に関する条例を制定しているほか、伊那市は2027年4月の制定を目指しています。
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赤そばの里 高嶺ルビー見ごろ
箕輪町上古田の赤そばの里で、ピンクに色づく「高嶺ルビー」の花が見頃を迎えました。
広さ4.2ヘクタールの畑には、高嶺ルビーの花がピンクに色づいています。
高嶺ルビーはヒマラヤ原産のそばで、気温が低くなると花が色づきます。
管理する古田の里赤そばの会によりますと、今年は残暑を考慮して例年より1週間遅く種をまき、色づきを調整したということです。
30日は平日にもかかわらず、県内外から多くの人が訪れていました。
赤そばまつりでは、地元の農産物が並ぶ直売所があります。
この日は近くで採れたという松茸がありました。
赤そばが味わえるそば処にも多くの人が訪れていました。
古田の里赤そばの会は今年、発足20周年を迎えます。
記念事業として、10月4日(土)にアルプホルンと大正琴のコンサートを開きます。
また、上古田野点の会による抹茶のふるまいも行われます。
赤そばまつりは10月12日(日)まで開かれています。
高嶺ルビーの見ごろは、10月上旬までだということです。
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おたっしゃ教室 活動発表会・交流会
高齢者が健康体操を行うおたっしゃ教室の活動発表会・交流会の20周年記念大会が、伊那市高遠町の総合福祉センターやますそで30日に開かれました。
発表会・交流会には、高遠町と長谷地区の8つのおたっしゃ教室と、伊那市内で教室のサポートをしている「いきいきサポーター」合わせておよそ180人が参加しました。
参加者は、歌謡曲やポップスに合わせ体操を披露していました。
今回は20周年記念大会として、伊那市出身のシンガーソングライター湯澤かよこさんを招きました。
湯澤さんの歌に合わせ参加者全員で「信濃の国」の体操を行いました。
おたっしゃ教室は高齢者の介護予防として2005年度から始まり、現在高遠・長谷に12の教室があります。
2006年度からは毎年各教室の参加者が集まり発表会と交流会を開いています。
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手良小学校 伊那能体験
11月に開かれる伊那能の公演に合わせ、伊那市の手良小学校高学年の児童が能楽を30日に校内で体験しました。
この日は高学年が体験し6年生の児童は能の台詞や、動きについて教わりました。
講師を務めたのは西箕輪の能楽師・中家美千代さんです。
児童らは面や着物を身に着ける体験を行いました。
中家さんは「面をつけると視界が狭くなるので、柱を目印に動いています。能では曲に合わせて感情を動きで表現しています」と話していました。
体験は公演に合わせて能を身近に感じてもらおうと伊那能実行委員会が行ったものです。
伊那能の公演は11月16日に伊那文化会館で行われます。 -
高校演劇 弥生が県大会へ
上伊那地区高校演劇合同発表会が伊那市の伊那文化会館で21日に開かれ、伊那弥生ケ丘高校が県大会出場を決めました。
発表会には、伊那弥生ケ丘、伊那北、赤穂、伊那西の4校が出場しました。
審査の結果、オリジナルの脚本「ビッグボンバーン」を演じた伊那弥生ケ丘高校が県大会出場を決めました。
この作品は、感情を動力にした宇宙船に乗った4人の高校生が、互いに気持ちをぶつけ合い成長していくというストーリーです。
伊那弥生ケ丘高校は11月に上田市で開かれる県大会に出場します。
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ミニバスCATV杯 男子春富 女子伊那DTが優勝
第23回ケーブルテレビ杯争奪ミニバスケットボール選手権大会が、27日に伊那市のエレコム・ロジテックアリーナで開かれ、男子は春富バスケットボールクラブが4年ぶりの優勝、女子は伊那ダイヤモンドツインズが4連覇を果たしました。
大会には上伊那から男子6リーム、女子8チームが出場しました。
男子は赤のユニフォーム伊那市の春富バスケットボールクラブと白のユニフォーム駒ヶ根市スポーツ少年団の対戦となりました。
序盤は春富がリードしますが、駒ヶ根も3ポイントで点差を縮めます。
最終第4Q、43対40の3点差。
残り5秒で決めたら同点のスリー。
惜しくも決まらず、春富が接戦を制し4年ぶりに優勝しました。
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信大マルシェ ぶどう狩り復活
南箕輪村の信州大学農学部で、学生たちが育てた農産物を販売する信大マルシェが20日に行われました。
会場では、野菜や果物、花などの農産物が販売され、訪れた人たちが買い求めていました。
今年は信州大学農学部80周年を記念し、コロナ禍で中止となっていたぶどう狩りが復活しました。
普段はこの果樹園で学生が実習を行っていて、ナイアガラとレッドナイアガラが植えられています。
食べ放題は無料、持ち帰りは1キロ400円で、訪れた人たちが楽しんでいました。
また、生協の販売ブースでは80周年を記念して、長野市の八幡屋磯五郎とコラボした七味唐辛子が1個900円で販売されました。
信大農学部と共同開発した唐辛子「信八」が使われています。
マルシェでは、信大卒業生による出店や、いちごの摘果体験などがあり、訪れた人たちでにぎわっていました。
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JC 地元の魅力発見イベント
伊那青年会議所は、伊那谷の魅力を発見する小学生対象のイベントを10月に行います。
29日は伊那商工会館でメンバーが記者会見を開きました。
イベントは10月26日に行われます。
伊那市横山のバイクパークGLOP Ante.や箕輪町郷土博物館、南箕輪村の大芝高原などを巡り、魅力を再発見します。
まとめとして、A3サイズの新聞を作る予定です。
参加費は2千円で対象は伊那市、辰野町、箕輪町、南箕輪村の小学4年生から6年生の30人です。
伊那青年会議所では現在参加者を募集しています。
詳しくは、電話78-2328までお問い合わせください。
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高遠燈籠祭で子ども神輿
伊那市高遠町で高遠燈籠祭の本祭りが23日に行われました。
この日は町内の子ども神輿7連が、鉾持神社前を起点に商店街を練り歩きました。
燈籠祭は豊作と無病息災を祈願する鉾持神社の例祭です。
イベントは例祭に合わせて伊那市商工会や伊那市観光協会が行っているものです。
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南小3年3組 誰もが遊べる遊具を学ぶ
南箕輪村の南箕輪小学校3年3組の児童は、障害の有無にかかわらず誰もが遊べる遊具について学んでいます。
22日は、南箕輪小学校の3年3組の児童29人が大芝高原内にある森の学び舎で自分たちが考えた遊具の発表会を行いました。
児童たちは、南箕輪村で推進しているユニバーサルツーリズムについて理解を深めようと総合学習で、2学期からインクルーシブ遊具のデザインを班ごと考えてきました。
インクルーシブ遊具とは障害の有無にかかわらず誰もが一緒に遊べる遊具です。
児童たちは車いすでも楽しめる滑り台や回転する遊具などのデザインを発表していました。
講師を務めたのは、長野市在住の寺田ユースケさんです。
寺田さんは先天性の脳性麻痺により、首から下に麻痺があるため車いすを使い生活をしています。
児童たちは発表後に寺田さんから講評を受けていました。
3年3組では、今後もユニバーサルツーリズムについて理解を深める活動をしていきたいということです。
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ざざ虫漁 市無形民俗文化財に指定へ 答申
「ざざ虫漁とその食習慣」を伊那市無形民俗文化財に指定するかについて協議してきた文化財審議委員会は、ざざ虫漁のみを指定するよう、29日に答申しました。
29日は、市文化財審議委員会の北原紀孝委員長が市役所を訪れ、福與雅寿教育長に答申書を手渡しました。
「ざざ虫漁とその食習慣」の文化財指定については、6月の審議委員会で市教委から諮問されていました。
前回7月の初めての協議の場では、委員から「食習慣というほど食べているのか」「聞き取り調査を複数の人にするべきだ」などの意見がだされ、継続審議となっていました。
これを受け市教委では、8月に漁の従事者4人から聞き取り調査を行い、新たに調査報告書をまとめました。
審議委員会では、全国でもまれな水生昆虫を目的とした漁であること、地域住民によって確立された漁法であることから、「地域的特色を示す文化財である」と答申しました。
なお、食習慣については、国レベルでも食文化を文化財に指定した事例がほとんどないことなどから「継続審議とする」に留めました。
市指定無形民俗文化財は9件目で、民俗技術としては初めてです。
10月に開かれる教育委員会の定例会で指定される見込みです。 -
「手話は言語」 箕輪町役場ブルーライトアップ
9月23日の手話言語の国際デー、手話の日に合わせ、箕輪町役場のブルーライトアップが、27日の夜、行われました。
27日の夜、箕輪町役場の正面玄関が青色の光で照らされました。
世界平和を象徴する青色の光で、手話が言語であることの認識を広げるため、23日に県内各地でブルーライトアップが行われました。
23日は、手話言語の国際デーです。
国連総会で手話言語は音声言語と対等であり、ろう者の人権が完全に保障されるよう決議されています。
また、国内でも、今年6月25日に手話施策推進法が成立し、23日は手話の日に制定されています。
上伊那の自治体と聴覚障害者との懇談会の中で、ブルーライトアップについて話があったことから、箕輪町が今回初めて行いました。上伊那では初の取り組みとなります。
ブルーライトアップは、27日のみ行われました。
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元料亭の「松喜」改装オープン
取り壊しの危機にあった伊那市の元料亭「松喜」が飲食店や日用品を扱う店などが入る施設として生まれ変わり28日オープンしました。
松喜は伊那市荒井にある元料亭で1905年、明治38年に建てられました。
木造3階建てで和室など大小合わせて14部屋あります。
平成初期まで営業していましたが、
その後空き家となり解体されることになっていました。
それを知った伊那市の雑貨店店主、平賀裕子さんは歴史ある建物を残そうと、「松喜改装プロジェクト」を立ち上げリフォームしました。
飲食の提供のほかチャレンジスペースとして部屋を貸し出します。
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ザ・シワクチャーズ伊那 演奏会に向け練習
上伊那の60歳以上の女性で構成する合唱団、ザ・シワクチャ―ズ伊那は来月13日におよそ10年ぶりとなる単独の演奏会を開きます。
29日は伊那市のいなっせでメンバーおよそ30人が練習を行いました。
ザ・シワクチャーズ伊那は10月13日にニシザワいなっせホールで約10年ぶりとなる単独の演奏会を開きます。
「伊那市の歌」など手がけ、伊那市の名誉市民で2006年に亡くなった作曲家、高木東六さんが作曲した曲や合唱曲など14曲を披露します。
およそ10年ぶりとなる単独演奏会「それいけ!!ザ・シワクチャーズ伊那」は10月13日(月)にニシザワいなっせホールで開かれます。
入場は無料ですが整理券が必要です。
詳しくは、伊那市生涯学習センター、電話78‐5801までお問い合わせください。
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伊那谷の所蔵品「台湾総督府」
伊那ケーブルテレビ放送エリア内の文化施設で展示されている所蔵品を紹介するコーナー、伊那谷の所蔵品。
19日は、信州高遠美術館所蔵作品、木版画「台湾総督府」です。
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第1回みのわまちあそび
箕輪町商工会は町発足70周年記念事業として松島の中心市街地を会場に第1回みのわまちあそびを20日に開きました。
そのうち、みのわBASEでは、箕輪進修高校のロボット部による競技用ロボットの実演や大抽選会などが行われました。
みのわBASE近くの山岸ビル、センターパークまつしまでは飲食の出店も行われました。
また、19日に姉妹都市協定を締結した愛知県幸田町の職員による出店もあり、特産品の筆柿などの販売をしていました。
商店街を回るスタンプラリ―も行われました。
このイベントは箕輪町商工会が商店街の活性化や町民の交流の場にしようと初めて開きました。
商工会では、長く続くイベントにしていきたいと話していました。 -
第19回 森の音楽祭in春近郷
地域で活動している音楽団体などが集まる森の音楽祭in春近郷が28日、伊那市の殿島城址公園で行われました。
東春近暁野区にある殿島城址公園で毎年行われていて、今年で19回目となります。
音楽祭は東春近公民館分館連絡協議会などが開いたもので合唱や合奏のグループなど9団体が出演しました。
訪れた人たちは森の中に響く歌声や楽器の音色を楽しんでいました。
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伝統文化 スガレ追い体験会
クロスズメバチ、通称地蜂を追って巣を探す、伊那谷の伝統文化、スガレ追いの体験会が、伊那市高遠町の国立信州高遠青少年自然の家で28日に開かれました。
イカの切り身に寄ってきた地蜂に、目印をつけて離します。
スガレ追いは、エサを巣に持ち帰る地蜂の習性を利用したものです。
体験会には、市内外から35人の親子が参加しました。
地蜂に目印をつけ、追いかけて巣を探します。
地蜂が地面に降りたところに巣がありました。
見つけた巣に煙幕をたいて、蜂を気絶させてから掘り出していました。
体験会は手良公民館が主催したもので、伊那市地蜂愛好会の会員が講師を務めました。
この日は2つの巣を見つけました。
重さは、あわせて1.5キロほどだということです。
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グラセロ杯兼村長杯 南小ドラゴンズ優勝
第17回信濃グランセローズ杯兼第28回南箕輪村長杯少年野球大会の決勝戦が28日、大芝高原野球場で開かれ、南小ドラゴンズが優勝しました。
大会は上伊那8チームによるトーナメント方式で27日と28日の2日間行われました。
決勝戦は青のユニフォーム南小ドラゴンズと、白のユニフォーム箕輪フェニックスAの顔合わせとなりました。
初回に先制した南小ドラゴンズは2回にもタイムリーヒットで1点を追加します。
その後も点を取り続け、10対0とリードします。
箕輪フェニックスAは最終回の攻撃、ヒットやエラーなどで2点を取り、なおも2アウト満塁のチャンス。
最後はセンターのファインプレーで試合終了。
南小ドラゴンズが2年振りの優勝を果たしました。
準優勝は箕輪フェニックスA、3位は辰野オールスターズでした。